JPH01500710A - 周波数アドレス可能な高利得ダウンリンクビームを有する衛星通信方法および装置 - Google Patents

周波数アドレス可能な高利得ダウンリンクビームを有する衛星通信方法および装置

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JPH01500710A JP62504653A JP50465387A JPH01500710A JP H01500710 A JPH01500710 A JP H01500710A JP 62504653 A JP62504653 A JP 62504653A JP 50465387 A JP50465387 A JP 50465387A JP H01500710 A JPH01500710 A JP H01500710A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 周波数アドレス可能な高利得ダウンリンクビームを有する人工衛星通信システム 技術的分野 本発明は広く、人工衛星通信システム、特に人工衛星と地上の多数の小口径ター ミナルとの間で送受信通信を与えるように静止軌道に位置する人工衛星を用いる タイプの人工衛星通信システムに関するものである。更に、本発明は数千の狭い 高利得の周波数アドレス可能なダウンリンクアンテナビームを人工衛星の全チャ ンネル容量を減少することなく同時に供給する能力を有する通信衛星を含むもの である。
技術背景 通信衛星は過去においてはゾーンに向けられた高いアンテナ利得およびゾーンに おける周波数再使用の両方を許容する多重アンテナビームを用いていた。隣接ゾ ーンの適用範囲は、ビームの空間的分離を許容するほど充分な間隙幅が各偏波に おいて得られるように隣接ゾーン間の偏波を互い違いにすることによって達成さ れた。従って、少ない周波数再利用は1つの偏波のみを用いることを除いて各ゾ ーンにおける周波数再利用によってゾーンの隣接範囲を提供するシステムにおい て達成される。このようなシステムにおいて、第2の偏波はそれから同様に用い られ、従って周波数再利用または放送サービスを提供するというようなもう1つ の有効な目的を兼ねる。隣接ゾーンおよび単独偏波における周波数再利用を許容 し、狭い高利得周波数アドレス可能なビームによってゾーンをカバー・するシス テムが本発明の目的とするものである。
本発明の概要 本発明の人工衛星通信システムは、地上に配置された複数の地上基地を相互に結 合して通信する地球軌道人工衛星を含む。本発明の1観点に従うと、このシステ ムは各々領域の一部分のみをカバーするため、人工衛星と領域の複数のアップリ ンク基地との間に無線周波数アップリンクビームを形成するための第1の手段と 、複数の無線周波数ダウンリンクビームを形成する第2の手段を含む。ダウンリ ンクビームは人工衛星によってサービスされる領域に匹敵する比較的狭いもので あり、それ故、非常に高い利得を有する。各ダウンリンクビームはアップリンク ビームによって伝達された信号の周波数によってアドレス可能な周波数である。
結果的に、アップリンク信号のダウンリンク位置目的地はアップリンク信号の周 波数によって決定される。人工衛星によってサービスされる領域は割当てられた 周波数の同一範囲が用いられるゾーンにおいて配列されてもよく、それによって 割当てられた周波数スペクトルの多重再使用およびシステムのチャンネル容量の 対応する増加を許容する。
本発明の観点に従うと、人工衛星と領域中の複数のアップリンク基地の各々との 間にアップリンク無線周波数ビームを形成し、人工衛星と、各ダウンリンクビー ムが領域のアップリンク基地からの通信を表す周波数アドレスな可能信号を伝達 する領域の複数の各対応する部分との間に複数の個々のダウンリンクビームを形 成し、通信を受信する特定のダウンリンク基地に関連するアップリンクビーム信 号用周波数を選択することによって特定のアップリンク基地から通信を受信する ため特定のダウンリンク基地を選択し、アップリンク信号のために選択された周 波数を用いるダウンリンクビームの周波数アドレス可能な信号をアドレスする過 程を含む地球軌道通信衛星を用いて地上の領域の複数の基地を相互に結合して通 信する方法が提供される。
それ故人上衛星の全チャンネル容量を減少することなく数千の狭い、高利得の、 周波数アドレス可能なダウンリンクビームを同時に提供するための人工衛星通信 システムを提供することが本発明の根本的な目的である。
本発明の別の目的は割当てられた周波数スペクトルが再使用される地上の多重ゾ ーンをサービスするため用いられるような上述されるようなシステムを提供する ことである。
本発明のもう1つの目的は、狭い、高利得のアンテナビームを形成するため新し いネットワークを用いる上述のシステムを提供することである。
これらおよび本発明の更に別の目的は以下記述の本発明の好ましい実施例の説明 によって明確にされる、あるいは明らかとなるであろう。
図面の簡単な説明 第1図は通信衛星の斜視図であり、アンテナサブシステムを示す。
第2図は第1図に示されたアンテナサブシステムの頂部から見た図である。
第3図は第2図のライン3−3に沿って得られた断面図である。
第4図は第2図のライン4−4に沿って得られた断面図である。
第5図は合衆国の図であり、本発明の人工衛星によってカバーされる多重の隣接 する受信ゾーンを示し、適用範囲の主要領域はハツチングで示され、競合範囲の 領域は点描によって示されている。
第6図は通信衛星のための通信用電子装置のブロック図である。
第7図は入力を有するポイント−ポイント受信供給ホーンを第6図に示された通 信用電子装置へ相互結合する結合網の概略図である。
第8図はポイント−ポイントシステムのための受信ゾーンと送信ゾーンを接続す るために用いられる相互結合チャンネルの基準図である。
第9図は人工衛星によってカバーされる多重隣接送信ゾーンを示す合衆国の概略 図と、合衆国にわたる、各ゾーンのための相互結合されたチャンネルの地域配分 の概略図である。
第9A図は東西方向においてビームの中央からの距離に関してポイント−ポイン トシステムにおける各ゾーンのための送信アンテナビームの利得の変化を示すグ ラフである。
第9B図は南北方向における利得の変化を示す第9A図と同様のグラフである。
第10図はポイント−ポイントシステムにおいて用いられたフィルタ相互結合マ トリックスの詳細な概略図である。
第11図はポイント−ポイントシステムにおいて用いられたビーム形成回路網の 詳細な図である。
第12図は第11図に示されたビーム形成回路網の一部の拡大された断片図であ る。
第13図はポイント−ポイントシステムのための送信アレイの前面図であり、各 送信素子における水平スロットは図を簡潔にするため示されていない。
第14図は第13図に示されたアレイの送信素子の側図であり、素子のための集 合供給回路網を示す。
第15図は第13図の送信アレイにおいて用いられる送信素子の1つの斜視図で ある。
第16図はポイント−ポイントシステムのための受信供給ホーンの前面図である 。
第17図は送信波と、ポイント−ポイントシステムのための送信供給アレイの一 部との関係を示す概略図である。
好ましい実施例の説明 第1図乃至第4図を参照すると、地球表面上の静止軌道に位置する通信衛星10 が示されている。以下に更に詳細に説明されるが人工衛星のアンテナシステムは 典型的に、アンテナシステムが地面に関して一定の方向を維持するように地球方 向プラットホーム上に取付けられる。
人工衛星10は、特定の周波数帯域、例えば静止衛星サービスKu帯域における 2つの異なるタイプの通信サービスを与えるハイブリッド通信型人工衛星である 。以下にポイント−ポイントサービスと呼ばれるようなタイプの通信サービスは 比較的狭い帯域の音声およびデータ信号の非常に小さな口径アンテナターミナル 間で送受信通信を行う。周波数分割多重アクセス(FDMA)の使用および割当 てられた周波数スペクトルの再使用によって、致方のこのような通信チャンネル は単一の線形偏波において同時に適応される。人工衛星lOによって提供された ほかのタイプの通信サービスは放送サービスであり、それは他の線形偏波で伝達 される。放送サービスはまず、人工衛星10によって提供された地域の至る所で ビデオおよびデータの一方向の配給のため用いられる。このように、送信アンテ ナビームは全地域をカバーする。この説明において例として、ポイント−ポイン トおよび放送サービスの両方によってサービスされる地理的範囲がアメリカ合衆 国であると仮定する。従って、放送サービスは以下にC0NUS(Contln enLal United 5tate)と呼ばれる・人工衛星10のアンテナ システムは通常の無方向性アンテナ13および各々ポイント−ポイントおよびC 0NUSシステムを提供するための2つのアンテナサブシステムを含む。ポイン ト−ポイントアンテナサブシステムが送受信通信のため地上基地を相互通信する ため設けられる。C0NUSアンテナシステムはアメリカ合衆国全土をカバーす る広いパターン上で地上の1以上の特定の位置によって受信される信号を放送す るトランスポンダとして機能する。ポイント−ポイント送信信号およびC0NU S受信信号は垂直偏波される。
C0NUS送信およびポイント−ポイント受信信号は水平偏波される。このアン テナシステムは2つの反射鏡12a、 12bを有する大きな反射鏡アセンブリ 12を含む。2つの反射鏡12a、 12bは共通軸を中心に互いに回転されそ れらの中間点で交差する。反射鏡12aは水平に偏波され水平偏波された信号に よって動作するが、一方、反射鏡12bは垂直に偏波されそれ故に垂直偏波され た信号によって動作する。結果的に反射鏡12a、 !2bの各々は他方の反射 鏡12a、 12bが送信する信号を反射する。
周波数選択スクリーン18は半分に分けられた部分18a。
18bを含んでおり、スクリーンの半分18a、18bは第2図で最もよくわか るように人工衛星lOを直径方向に通過する中心線の反対側に配置されて支持体 30を取付けられている。周波数選択スクリーン18は周波数の異なる帯域を分 離するためのダイプレクサとして機能し、銅のような任意の適切な材料から形成 された分離した導電素子のアレイを含む。様々な種類の既知の周波数選択スクリ ーンがこのアンテナシステムにおいて用いられてもよい。しかしながら、シャー プな変化特性と、互いに比較的接近している2つの周波数帯域を分離する能力を 示す1つの適切な周波数選択スクリーンは米国特許出願(整理番号PD−855 12号)明細書に開示されている。
周波数選択スクリーン18はC0NUSおよびポイント−ポイントサブシステム の両方のための送信されたおよび受信された信号を効果的に分離する。スクリー ン18の2つの半分の部分18a、18bは水平および垂直偏波される個々の信 号を分離するように各々適合される。
信号ビームによって全国をサービスするC0NUSサブシステムはこの例ではそ の送信機82として高電力進行波管増幅器を各々有する8個の通常のトランスポ ンダを有する(第6図参照)。C0NUS受信アンテナは垂直偏波を用い、ポイ ント−ポイント送信システムと垂直偏波された反射鏡12bを共有する。C0N US受信信号は周波数選択スクリーンの半分の部分18bを通過し、反射鏡12 bの焦点平面28に置かれた受信供給ホーン14上に焦点を結ぶ。そのように形 成されたアンテナパターンはC0NUSをカバーするように形作られている。C 0NUS送信アンテナは水平偏波を用い、ポイント−ポイント受信システムと反 射鏡12aを共有する。送信供給ホーン24からの信号放射は水平偏波の周波数 選択スクリーン18aによってその第2のパターンがC0NUSをカバーするよ うに形作られている反射鏡12aへ反射される。
ポイント−ポイントサブシステムは広く送信アレイ20.サブ反射鏡22、およ び受信供給ホーン1σを含む。後に更に詳細に説明されるが送信アレイ20はス クリーン18のすぐ下の支持体30上に取付けられている。サブ反射鏡22は送 信アレイ20の前方でスクリーン18のわずかに下に取付けられている。送信ア レイ20から放射する信号はサブ反射鏡22によってスクリーン18の一方の半 分の部分18b上へ反射される。主反射鏡12とサブ反射鏡22とは送信アレイ 20から放出する信号のパターンを効果的に拡大し拡張する。サブ反射鏡22か ら反射された信号は順次スクリーン18の半分の部分18bによって大きな反射 鏡12b上へ反射され、それは順次ポイント−ポイント信号を地上へ反射する。
この装置によって、大きな口径の位相アレイの性能が得られる。受信供給ホーン 1Gは反射鏡12aの焦点面26に位置される。それは第16図に示されている 4個の主ホーン50.54.58.62と3個の補助ホーン52.58.60か ら成る。
次に第13図乃至第15図を参照すると、送信アレイ20は第13図に示される ように、アレイを形成するため平行関係で配置された複数の、例えば40個の送 信導波管素子106を含む。
送信導波管素子10Bの各々は垂直偏波信号を発生する複数の、例えば26個の 水平で、垂直に間隔を置かれたスロット108を含む。第14図に示されるよう に、送信アレイ20は、4つの場所1.14でアレイ素子を励振する全体を番号 110によって示された集合供給回路網によって送信信号を供給される。集合供 給回路網110の目的は送信導波管素子106に対して広帯域の整合を行うこと である。導波管開口112への信号入力は、スロット励振が南北方向における偏 平パターンを与えるように設計されるようにアレイスロット108を励振する。
水平偏波ポイント−ポイント受信システムによって供給されたほぼ方形のビーム 適用範囲が示されている第5図を参照する。この特定の例において、ポイント− ポイントシステムによってサービスされる領域はアメリカ合衆国である。ポイン ト−ポイント受信システムは4つのアップリンクゾーン32゜34、36.38 からそれぞれ人工衛星へ放射する4つのビームR1、R2,R3,R4を含み、 ビームR1乃至R4の各々は各ゾーン32.34.36.38において個々の位 置(site)から発する複数の個々のアップリンクビームから成り、その位置 から個々の信号を伝達する。個々の位置からのアップリンクビーム信号は各ゾー ンのための複数のチャンネルへ配列される。
例えば、ゾーン32はゾーン32で対応するアップリンク位置から数百の個々の ビーム信号を伝達するこのようなチャンネルの各々によって複数の、例えば16 個の27MHzチャンネルを含んでもよい。
各々符号32.34.36.および38によって示されている4つのビームパタ ーン輪郭の各々についての信号強度はそれら各ビームのピークからおよそ3dB 下である。アンテナビームはハツチング範囲39.41.43.45において周 波数スペクトルの4倍の再使用を可能にするためそれらの間で充分な分離を達成 するように設計されている。点描範囲40.42.および44において、この分 離は隣接するゾーンにおいて発する同じ周波数の信号間の識別には不十分である 。これらの範囲で発する各信号は2つのダウンリンク信号を発生(7、一方は予 定されたものでありもう一方は臨時的なものである。これらの領域において臨時 信号の発生については以下に更に詳細に論議される。
ビーム32.34.36.38によってカバーされた4つのゾーンは幅が等しく ない。ビーム32によってカバーされる東海岸ゾーンはおよそ1.2度の広がり である。ビーム34によってカバーされる中央ゾーンはおよそ1.2度の広がり である。ビームパターン36によってカバーされる西中央ゾーンはおよそ2.0 度の広がりである。ビームパターン38によってカバーされる西海岸ゾーンはお よそ2.0度の広がりである。4つの受信ゾーン32.34.36および38の 各々の幅は基地数および国の様々な範囲での人口密度によって決定される。従っ て、ビームパターン32は合衆国の東部における比較的高い人口密度に適応する ために比較的狭く、一方、ビームパターン36は山岳地帯における比較的狭い人 口密度のため比較的広い。各ゾーンが全周波数スペクトルを用いるので、ゾーン の幅は人口密度の高い地域においてはチャンネル使用についての高い要求に適応 させるため狭くされている。
第9図に示されるように、ポイント−ポイント送信システムは各々4つの送信ゾ ーン31.33.35.37をカバーする4つのビームTI、T2.T3.T4 から成り、その各ビームT1乃至T4はそれぞれ各ゾーン31.33.35.3 7の個々のダウンリンク位置について予定された複数の個々のダウンリンクビー ムからなり、個々の信号をその位置へ伝達する。個々のダウンリンク位置で受信 されるように予定されたダウンリンクビーム信号は各ゾーンのための複数のチャ ンネルへ配列される。例えば、ゾーン31は数百の個々のビーム信号をゾーン3 2の対応するダウンリンク位置へ伝達するこのようなチャンネルの各々による複 数の、例えば16個の27MHzチャンネルを含んでもよい。
幅の等しくない多重ダウンリンクゾーンおよびダウンリンクゾーンの使用は、相 互変調積の大部分が地上基地で受信されることが妨げられるように地理的に分散 されるように以下に論議される固体電力増幅器によって発生する相互変調積の生 成を助ける。真の効果は、システムが更に相互変調積を黙認できるので、増幅器 が更に効率的に動作されることである。
送信ゾーン31.13.35.37の幅が受信ゾーンR1,R2、R3,R4の それらとほぼ同じであるけれども、2つの組の小さな差はシステムの容量を最良 にするために発見された。
個々の送信ビーム29の半分の電力ビーム幅は実質的に、送信ゾーン31.33 .35.37の幅よりも狭い。このことは所望された高利得を生じ、受信ゾーン 配列を特徴とする競合範囲のゾーン40.42.44を避ける。これらの個々の ビーム29は個々の目的基地の方向でダウンリンクEIRPを最大化するためゾ ーン中に向けられなければならない。送信ポイント−ポイント周波数アドレス可 能狭帯域29は、その見掛けの大きさが主反射鏡12bおよびサブ反射鏡22を 含む2つの同じ焦点のパラボラによって拡大されるアレイ20によって生成され る。各ビーム29の東西方向は送信素子20のアレイ10Bに沿ってその信号の 位相経過によって決定される(第13図および第15図)。
この位相経過は以下に論議されるビーム形成回路網98によって確立され、信号 周波数の関数である。送信アレイ素子20の各々は後に論議される固体電力増幅 器によって駆動される。
アレイ素子106へ供給される電力は均一ではなくその代わり1: 10 d  B以上低いエツジ素子まで次第に弱くなっている。
次第に弱くなるビーム29は送信アレイ素子20の位置に従って送信利得を調節 することによって達成される。励起パターンは第9A図に示された送信の2次パ ターンの特徴を決定する。
第9図を参照すると、送信ゾーン31.33.35.37の間の最も接近した空 間がゾーン31と33の間に発生し、それはおよそ1.2度である。このことは 特定の周波数を用いるゾーン33ヘアドレスされる信号がそのビーム中心から1 .2度のサイドローブによってゾーン31において同じ周波数を用いる信号と干 渉することを意味する。しかしながら、個々の送信利得は低いサイドローブレベ ルを提供するように調節され、それによって隣接するゾーンにおける周波数再使 用を許容する。
第9A図を参照すると、ビーム中央からのこの角度でのサイドローブが更に30 dB以上小さく、そのためこのような干渉が無視してよい程度に小さいことがわ かる。ゾーン35および37における同じ周波数使用は更に角度が移動され、こ の故にこれらのゾーンにおけるサイドローブの干渉は一層小さい。
第9B図は南北方向の送信ビームパターンの説明である。
各送信導波管素子10Bの26個のスロット108はほぼ平坦な南北パターンを 形成するように励振され、南北照準方向からプラスマイナス1゜4度のカバーさ れた範囲に広がる。
ポイント−ポイントおよびC0NUSシステムの両方は同じアップリンクおよび ダウンリンク帯域を用い、ポイント−ポイントシステムはそのアップリンク偏波 のため水平偏波を用い、C0NUSシステムは先に記述されたように垂直偏波を 用いる。例えば両方のサービスは同時に、11.7GHzと12.2GHzの間 の全500MHzダウンリンク周波数帯域と、14GHzと14.5GHzの間 の全500MHzアップリンク周波数帯域とを用いる。ポイント−ポイントサー ビスを用いる受信ゾーン32.34.38.38と送信ゾーンsi。
33、35.37の各々は全周波数スペクトル(即ち500MHz)を用いる。
更に、この縁周波数スペクトルは複数のチャンネル、例えば各々が27MHzの 有効な帯域幅と30MHzの間隔を有する16のチャンネルへ分割される。次に 、16個のチャンネルの各々はおよそ800のサブチャンネルを適用してもよい 。この故に、およそ12,500 (16チヤンネル×800サブチヤンネル) の各ゾーンで32キロビット毎秒のチャンネルが任意の与えられた瞬間で適応さ れる。以下に説明されるように、ポイント−ポイントシステムの通信構成は任意 の基地が任意のその他の基地と直接通信することを許容する。従って、単一偏波 中で、合計50,000のサブチャンネルが全国的に適応される。
第1図、第2図、第6図、第7図、および第18図を特に参照すると、ポイント −ポイント受信供給アレイ1Bは7個の受信ホーン50乃至82を用いる。ホー ン50.54.58.およびB2は各々ゾーン32.34.3B、および3Bか ら信号を受信する。ホーン52.56および80は競合範囲40.42および4 4から信号を受信する。一連のハイブリッドカップラまたは電力分割器C工乃至 C9を用いて、ホーン50乃至62によって受信された信号は4つの出力B4乃 至70へ結合される。例えば、競合範囲44の領域から発し、ホーン60によっ て受信される信号はカップラC2によって分割され、分割された信号の部分はカ ップラC1およびカップラC4へ各々分割され、分割された信号はそれぞれホー ン58.82によって受信された入力信号と結合される。同様に、競合範囲42 の領域から発し、ホーン56によって受信される信号はカップラC5によって分 割される。分割された信号の一部はカップラC3によってカップラC4の信号出 力と結合され、一方、分割された信号の残りの部分はカップラC子によってホー ン54によって受信された信号と結合される。
C0NUSおよびポイント−ポイントシステムの両方のための信号の受信および 送信用の電子装置をブロック図で表す第6図が特に注目される。ポイント−ポイ ント受信信号[14−70(第7図参照)は第7図のポイント−ポイント受信供 給回路網から得られ、一方C0NUS受信信号72はC0NUS受信供給ホーン 14から得られる(第1図および第3図)。ポイント−ポイントおよびC0NU S受信信号は5つの対応する受信器と入力ライン64−72を選択的に接続する スイッチング回路網7Bへ入力され、8個のその受信器は全体を74で示される 。受信器74は通常設計のものであり、そのうちの3個は余分に備えられたもの であり、受信器の1個が故障を起こさない限り通常は用いられないものである。
故障の発生において、スイッチング回路網7Bはバックアップ受信器74を適切 な入力ライン64−72に再接続する。受信器74はフィルタ相互結合マトリッ クス90中のフィルタを駆動するように機能する。ライン64−70と接続され ている受信器74の出力は第2のスイッチング回路網78によって4つの受信ラ インR1−14を経てフィルタ相互結合マトリックス90へ結合される。以下に 論議されるように、フィルタ相互結合マトリックス(FIM)は受信ゾーン32 .34.36.38と送信ゾーン31.33.35.37との間に相互結合を提 供する。上述された500MHzにおける動作が16個の27MHzチャンネル へ分離された周波数スペクトルを割当てられるので、16個のフィルタの4組が 用いられる。16個のフィルタの各組は全部で500MHzの周波数スペクトル を使用し、各フィルタは27MHzの帯域幅を有する。後述するように、フィル タ出力T 1−74は4つの群で配列され、各群は4つの送信ゾーン31.33 .35.37の1つに予定される。
送信信号Tl−74は各々、スイッチング回路m94を経て6個の駆動増幅器9 2のうちの4個へ接続され、このような増幅器92のうちの2個は故障の発生に おいてバックアップ用に備えられているものである。増幅器92のうちの1個の 故障の発生において、バックアップ増幅器92の1個がスイッチング回路網94 によって対応する送信信号Tl−74へ再接続される。同様にスイッチング回路 網96は増幅器92の増幅された出力をビーム形成回路網98へ結合する。以下 に更に詳細に説明されるように、ビーム形成回路網98ぼ4つの遅延ラインに沿 って等しい間隔で接続された複数の伝送遅延ラインから成る。
遅延ラインのこれらの間隔および幅は所望された中央帯域ビームスキントと、サ ービスされる対応する送信ゾーン31.33゜35、37用の周波数を有するビ ーム走査速度を与えるように選択される。4つの遅延ラインから結合された送信 信号は第11図および第12図に示されるようなビーム形成回路網98において 固体電力増幅器100へ入力を供給するために合算され、それはポイント−ポイ ントシステムの送信アレイ20に埋め込まれてもよい。以下に論議された実施例 において、40個の固体電力増幅器(SSPA)100が備えられている。5S PA100の各々はビーム形成回路網98によって形成された40の信号の対応 する1つを増幅する。5SPA100は先に説明された次第に弱くなるアレイ励 振を提供するため異なる電力容量を有する。5SPA100の出力は送信アレイ 20の素子の1つの入力112(第14図)へ接続される。
ライン72上のC0NUS用受信信号はスイッチング回路網78、78によって 適切な受信器74へ接続される。C0NUS信号と接続された受信器の出力は上 述されたように8個のチャンネルのために提供された入力マルチプレクサ80へ 出力される。入力マルチプレクサ80の目的は、サブ信号が個々に増幅されるこ とができるようにサブ信号へ1つの低レベルC0NUS信号を分割することであ る。C0NUS受信信号はC0NUS送信信号が非常に小さな地上基地へ分配さ れるように高度に増幅される。入力マルチプレクサ80の出力はスイッチング回 路網84を経て12個の高電力進行波管増幅器(TWTA)82のうちの8個へ 接続され、そのうちの4個のTWTA82は故障の発生においてバックアップの ために用いられる。8個のTWTA82の出力は別のスイッチング回路網8Bを 経て、1つのC0NUS送信信号へ8つの増幅された信号を再結合する出力マル チプレクサ88へ接続される。マルチプレクサ88の出力はC0NUS送信器2 4の送信ホーンへの導波管を経て送られる(第2図および第3図)。
フィルタ相互結合マトリックスF I M2O(第6図)を詳細に示す第1O図 に注目する。先に論議されたように、FIM90は、任意の受信ゾーン32.3 4.36.38中の任意のターミナル(第5図)と任意の送信ゾーン31.33 .35.37の任意のターミナルとを効果的に相互結合する。FIM90は受信 信号R1゜R2,R3,およびR4をそれぞれ受信するための4つの導波管入力 120 、122 、124および12Bを含む。先に説明されたように、対応 する受信ゾーン32.34.36.38 (第5図)から発生する受信信号R1 乃至R4の各々は割当てられた全周波数スペクトル(例えば500MHz)を含 み、複数のチャンネル(例えば16個の27MHzチャンネル)へ分離される。
チャンネルは複数のサブチャンネルへ更に分離され、サブチャンネルの各々は対 応するアップリンク位置から信号を伝達する。FIM90は64個のフィルタを 含み、その1つが参照番号102によって示されている。各フィルタ102はチ ャンネルの1つに対応するバスバンド(例えば1403乃至1430MHz)を 有する。フィルタ102はそれぞれ各受信ゾーン32.34.38.38のため の4つの群において配列され、各群はサブグループ当り8個のフィルタの2つの バンクまたはサブグループを含む。フィルタ102の1つのサブグループは偶数 番号のチャンネルのためこれらのフィルタを含み、各群のその他のグループは奇 数番号のチャンネルのため8個のフィルタを含む。従って、たとえば、受信信号 R1用のフィルタ群は奇数チャンネル用フィルタ102のサブグループ104と 偶数チャンネル用フィルタ102のサブグループ10Bを含む。
以下の表はそれらのフィルタサブ群に対する受信信号およびゾーンに関するもの である。
フィルタサブグループ 32 R1104106 34R2108110 36R3112114 38R4116118 受信信号R1−R4がフィルタされるとき、フィルタされた出力は送信信号を形 成するため結合されるような独特な方法でフィルタはグループにされている。送 信信号T1.−74もまた割当てられた全周波数スペクトル(例えば500MH z)を用いる。説明した実施例において、送信信号TI−T4の各々は16個の 27MHz幅のチャンネルを有し、4個の受信ゾーン32−38の各々から4個 のチャンネルを含む(第5図)。
入力する受信信号R]、−R4は、50%の信号電力を各サブグループへ効果的 に向ける各関連するハイブリッドカップラ12g−134によって対応するサブ グループへ分割される。
したがっC5例えば導波管120でのR1信号入力の半分はフィルタ102のサ ブグループをサービスする送信ライン136へ導かれ、R1信号の残りの半分は フィルタ102のサブグループ10Bをサービスする送信ライン138へ導かれ る。同様の方法で、フィルタ102のサブグループ104−118の各々はライ ン136および138と同様の、対応する分配ラインによって供給される。
サブグループ104の構成について更に詳細に説明する。残りのサブグループ1 0B−118はサブグループ104と構造が同じである。送信ライン136に沿 って間隔を置いて、8個のフェライトサーキュレータ140があり、それぞれ1 つが奇数番号のチャンネルフィルタ102と関連する。サーキュレータ140の 機能は送信ライン136をロスのない方法で奇数チャンネルの各々へ接続するこ とである。従って、例えば、R1信号は第1のサーキュレータ140 aへ入り 、チャンネル1に対応する27MHzの帯域の信号をサーキュレータ142へ通 すように反時計方向にそれを循環する。全てのその他の周波数は反射される。こ れらの反射された信号はサーキュレータを経て処理が繰返される次のフィルタへ 伝播される。この処理によって、R1受信信号はR1信号に対応する16個のフ ィルタ104−108によって16個のチャンネルフィルタされる。このように 、チャンネル1の範囲の周波数を存するR1信号は第1のフェライトサーキュレ ータ140 aを通過し、グループ104のフィルタ1によってフィルタされる 。
フィルタサブグループ104−118からの出力は、十文字パターンでフィルタ 102の隣接グループからの出力を合計するフェライトサーキュレータ142の 第2の組によって選択的に結合される。例えば、グループ104のチャンネルフ ィルタl。
5.9および13の出力はフィルタグループ112のチャンネルフィルタ3,7 .11および15の出力と合計される。この合計はT1用出力端子114に現わ れる。第8図を参照すると、これらの信号は受信ゾーンR1とR3間の結合およ び送信ゾーンT1に対応する。
送信および受信信号が任意のターミナル間の送受信通信を許容するためFIM9 0によっていかにして相互結合されるかを示す第8図および第9図を注目する。
特に、第8図はいかにして受信および送信ゾーンが相互結合チャンネルによって 一緒に結合されるかを示す表を与え、一方第9図はいかにしてこれらの相互結合 チャンネルが送信ゾーン31.33.35.37にわたって地理的に分配される かを示す。第8図において、受信信号R1−R4は相互結合チャンネルの行毎に 読み出され、送信信号T 1−74は相互結合チャンネルの列毎に読み出される 。送信信号Tl−74の各々は各々4つの群に配列された16個のチャンネルか ら生成され、各群が受信信号R1−R4の1つと関連していることが第8図から 迅速に認められる。本発明の人工衛星通信システムは、パケット交換信号を経て 地上基地間の通信を調整する人工衛星ネットワーク制御センタと呼ばれる地上基 地と関連して使用される。ネットワーク制御センタは所望されるダウンリンクの 位置に基づいたアップリンク周波数をアップリンクユーザに割当て、ダウンリン ク経度が目的地のそれに最も近い有効な周波数を割当てる。周波数アドレス可能 なダウンリンク送信ビーム29は従ってアップリンク信号の周波数によってアド レスされる。
この方法はダウンリンク信号の利得を最大にする。
第9図に示されるように、アメリカ大陸は4つの基本的なゾーン31.33.8 5.37に分割される。ゾーン31は東海岸ゾーンと呼ばれ、ゾーン33は中央 ゾーンと呼ばれ、ゾーン35は山岳ゾーンと呼ばれ、ゾーン37は西海岸ゾーン である。先に説明されたように、ゾーン81.83.85.37の各々は割当て られた全周波数スペクトル(例えば500MHz)を用いる。従って、500M Hzの割当て周波数帯域の場合、ゾーン31゜33、35.37の各々に防護帯 域を加えた16個の27MHzチャンネルが存在する。
第9図のビーム29で4回繰返された番号1−16はそのように番号を付けられ たチャンネルの中心周波数に対応するビームの経度を示す。ビームの周波数感度 のため、チャンネルの最も低い周波数狭帯域信号と最も高い周波数狭帯域信号と の間の経度スパンはおよそ1チャンネル幅である。各ビームはその電力が半分に なる点の間で0.6度の幅であり、即ち、東海岸と中央ゾーンにおけるゾーン幅 の半分で、山岳ゾーンと西海岸ゾーンにおけるゾーン幅のほぼ3分の1である。
アンテナビーム29は互いに高信号密度を確立するためオーバーラツプする。即 ちビームが更にオーバーラツプすればするほど、与えられた領域のチャンネル容 量は大きくなる。従って、東海岸ゾーン31において、東海岸ゾーン31の信号 量が山岳ゾーン35のそれよりかなり大きいので山岳ゾーン35においてよりも 大きなオーバーラツプがある。
上述された相互結合スキーマについて、異なるゾーンの基地間の典型的な通信を 例として説明する。この例において、ミシガン州のデトロイトの発信者がカリフ ォルニア州のロサンジエルスの基地へ電話をしようとすると仮定する。従って、 中央ゾーンに位置するミシガン州のデトロイトはアップリンク位置であり、西海 岸ゾーン37に位置するカリフォルニア州のロサンジエルスはダウンリンク目的 地である。第9図に示されるように、アメリカ大陸における各地理的位置は特定 のゾーンなおける特定のチャンネルと関連されることができる。
従って、ロサンジェルスは送信ゾーン37のチャンネル14と15の間に位置を 定められている。
特に第5図、第8図、および第9図を同時に参照すると、受信および送信ゾーン R1とT1は東海岸ゾーン32と31に存在し、R2とT2は中央ゾーン34と 33に存在し、R3とT3は山岳ゾーン36と35に存在し、R4とT4は西海 岸ゾーン38と37に存在する。デトロイトは中央またはR2ゾーン34に存在 するので、信号が西海岸またはT4ゾーン37へ送信されることができるチャン ネルはチャンネル1,5.9および13であることがわかる。これは行R2およ び列T4の交差によって第8図の表において決定される。それ故、デトロイトか ら、アップリンクユーザはチャンネル1,5.9または13のいずれかのアップ リンクであり、これらのチャンネルのいずれもダウンリンク目的地に最も接近し ている。ロサンジエルスがチャンネル14と15との間に位置するので、ネット ワーク制御センタはチャ、ンネル13がチャンネル14に最も近いためチャンネ ル13の信号をアップリンクする。ダウンリンクビーム幅はロサンジェルスで高 利得を与えるのに充分広い。
反対に、アップリンク位置がロサンジエルスにあり、ダウンリンク目的地がデト ロイトにあるなら、第8図の行R4および列T2が考慮されなければならない。
この交差は信号がチャンネルがダウンリンク位置に最も近いことに依存してチャ ンネル1,5.9または13上に送信されることができることを表す。チャンネ ル9が、デトロイトへ最も近いチャンネル11へ最も近いので、ネットワーク制 御センタはチャンネル9上でロサンジエルスから信号をアップリンクする。
第10図を参照すると、受信信号の送信信号への転換は、アップリンク位置がデ トロイトに、ダウンリンク位置がロサンジエルスにあるという上述の例と関連し て説明される。デトロイトから送信されたアップリンク信号は受信信号R2によ って伝達されたチャンネル13に送信される。従って、R2受信信号は送信ライ ン122へ入力され、このような入力信号の一部はハイブリッドカップラ130 によってフィルタ102のサブグループ108の入力ラインへ導かれる。サブグ ループ10gは奇数チャンネル用の8個のフィルタバンクを含み、チャンネル1 3を含む。従って、入力する信号はフィルタ13によってフィルタされ、サブ群 108と116からその他の信号と一緒にライン164上で出力される。チャン ネル13のライン164上に存在する信号はハイブリッドカップラ158によっ て結合され、信号はサブグループ10Bと114から発し、出力ライン150上 にT4信号を形成する。送信信号T4はそれからロサンジエルスへダウンリンク される。
27MHz幅チャンネルが実際に多数の小さなチャンネル、例えば32KHzの 帯域幅の800のサブチャンネルから成るので、ネットワーク制御センタが27 MHz帯域幅ではなく特定のチャンネルを割当てるため、上記例はやや簡潔化さ れている。
第5図、第8図および第9図を再び参照すると、アップリンク信号が競合範囲の 領域40.42.44 (第5図)から発生する場合に、このような信号はその 所望されるダウンリンク目的地へ送信されるのみでなく、無視できない程度の信 号が他の地理的領域へ送信される。例えば、アップリンク信号が競合範囲42の 領域にあるイリノイ州のシカゴがら発生し、この信号がカリフォルニア州のロサ ンジエルスへ向けられると仮定する。競合範囲42はゾーン34および36を形 成するビームのオーバーラツプによって生成される。この故に、アップリンク信 号は受信信号R2またはR3として送信され得る。ネットワーク制御センタはア ップリンク通信が受信信号R2またはR3のいずれによって伝達されるがを決定 する。この実施例において、シカゴがゾーン3Gにより近いので、アップリンク 通信は受信信号R3上で伝達される。
先に論議されたように、ダウンリンク目的地、即ちロサンジェルスはゾーン37 に位置し、チャンネル14と15との間に存在する。第8図に示されるように、 R3の列T4との交差部分は通信が発送され得るチャンネルを生ずる。従って、 シカゴアップリンク信号はチャンネル2.6.10あるいは14のいずれか1つ で送信される。ロサンジェルスがチャンネル14へ最も近いので、チャンネル1 4はアップリンクチャンネルと(,7てネットワーク制御センタによって選択さ れる。L、かじながら、所望されない信号がまたチャンネル14上でゾーン34 がら送信されることが注目される。所望されない信号がどこにダウンリンクされ るかを決定するため、第8図の表が考慮される。第8図の表はR2ゾーン34の チャンネル14上を伝達されるアップリンク信号がT1送信ゾーン31ヘダウン リンクされることを表す。所望された信号はロサンジェルスへ送信され、所望さ れない信号(即ち無関係な信号)は東海岸(即ちゾーン31)へ送信される。ネ ットワーク制御センタは周波数割当てをするとき、これらの無関係な信号の軌跡 を維持する。これらの無関係な信号の影響はシステムの容量をわずかに減少する ことである。
第6図を再び参照すると、ビーム形成回路網98は送信信号T 1−T4を受信 し、各信号用の送信アンテナビームが形成されるようにこれらの送信信号中の個 々の通信信号の全てを一緒に結合するように機能する。割当てられた周波数スペ クトルが500MHzである1述された例において、総計およそ50,000の オーバーラツプアンテナビームは、システムが狭帯域信号によって完全に負荷さ れるときビーム形成回路網98によって形成される。各アンテナビームは、それ がシステムの特性を最良にする方向に向けられるような方向で形成される。隣接 する素子間の増加位相シフトはアンテナビームの方向を決定する。この位相シフ トが信号周波数によって決定されるので、このシステムはアドレスされた周波数 と呼ばれる。
ビーム形成回路網98の詳細を示す第11図および第12図が注目される。第1 1図で全体を符号98で示されたビーム形成回路網は一般的に弧状に配置されて おり、通常人工衛星の通信欄(図示されず)に取付けられている。ビーム形成回 路網98の弧状形状は、信号通過路が正しい長さであることを確実にし5た装置 が容易に得られるようにするものである。
じ−ム形成回路網98は第1の組の周辺に伸びている伝送遅延ラインt6g 、  170 、遅延ライン168と170から放射状に空間をとられている第2の 組の伝送遅延ライン172 、174 、および複数の放射状に伸びる導波管ア センブリ17Bを含む。説明された実施例において、40の導波管アセンブリ1 76が備えられ、送信アレイ20の素子10Gの各々に対して1個づづ設けられ ている(第13図)。導波管アセンブリ17Bは遅延ライン188−174の各 々を交差し等I7い角度間隔で配置されている。
各導波管アセンブリ17Bは放射方向の合算器を定め、遅延ライン168−17 4の各々と交差する。第12図に示されるように、交差点で、放射方向う・イン 合算器176と伝送遅延ライン168−174の間に、十字形結合器1.80が 備えられている。十字形結合器180は放射方向ライン合算器17Gと遅延ライ ン18B−174とを接続する。十字形結合器180の機能については以下に更 に詳細に論議される。
4つの遅延ライン168乃至174は4つの送信ゾーンTl−14のために各々 備えられている(第9図)、し5たがって、送信信号T1は遅延ラインL7Qの 入力へ供給され、T2は遅延ライン168の入力へ供給され、T3は遅延ライン 174の入力へ供給され、T4は遅延ライン172の入力へ供給される。
第12図に示されるように、放射方向ライン合算器間の距離は文字“L”で示さ れ、各遅延ラインの幅は文字“W”で示きれる。放射方向ライン合算器17Gは 遅延ライン168−174に沿った等しい角度間隔で位置しているけれども、遅 延ライン16g−174が互いに放射状に位置しているためそれらの間の距離は 遅延ラインから遅延ラインへと変化する。従って、放射方向ライン合算器176 によって形成される弧状形状の中心から離れるほど、それらが遅延ライン188 −174と交差する点における放射方向ライン合算器176間の距離は大きくな る。
言替えると、遅延ライン168についての放射方向ライン合算器176の間の間 隔“Loは遅延ライン174についての隣接する放射方向ライン合算器176間 の間隔より小さい。“L”と“W”の大きさについて典型的な値を以下にあげる 。
遅延ライン 信号 L2インチ W2インチ168 T2 1.66 0.64 170 Tl 1.72 0.66 172 T4 2.45 0゜74 174 T3 2.55 0.76 遅延ライン168−174の幅“W“および隣接する放射方向ライン合算器間の 距離“■4゛は、ビームボインティングが各チャンネルについて正しいように所 望された中央ビームスキントおよびビーム走査速度を与えるため選択される。こ のことは送信ゾーンT 1−T4の各々のため所望された始点および終点を生じ る。
第12図を特に参照すると、送信信号T2は第1の放射方向ライン合算器17B へ到達する点で、正確な距離で遅延ライン16gを伝播する。T2信号の一部は 、送信信号T2の送信電力の1パーセントが放射方向ライン合算器17Bの下へ 引出されるような、例えば20dBカツプラの十字形結合器180を通過する。
この引出されたエネルギは対応する固体電力増幅器100に向けて導波管17B を伝播する(第6図および第11図)。この過程は遅延ライン170を伝播する 信号T1について繰返される。十字形結合器180によって引出された信号T1 およびT2の一部は放射方向ライン合算器17B中で合計され、結合された信号 0,01 (T1+T2)は次の組の遅延ライン172 、174へ向けて放射 状に外側へ伝播する。この同じカップリング過程が遅延ライン174と172の 各々で信号T3とT4に対して繰返される。即ち、0.01の信号T3とT4は 十字形結合器180を経て放射方向ライン合算器17Bへ結合される。合成結合 信号0.01 (T1+T2+T3+T4)は送信のための伝播において増幅さ れる関連する固体状態電力増幅器100へ放射状に外方へ伝播する。
第1の放射方向ライン合算器176に遭遇した後で、信号TI−T4の残余0. 99は信号の別の1パーセントが合算器176へ引出される第2の放射方向ライ ン合算器へ伝播する。
信号Tl−74の1パーセントを引出すこの過程は放射方向ライン合算器17B の各々に対して繰返される。
放射方向ライン合算器17Bを通って5SPAに向けて伝播する信号は4つの送 信信号T 1−74の全ての混合されたものである。しかしながら、送信信号T  1−T4の各々は12.500のサブ信号を含む。結果的に、放射方向ライン 合算器176を経て伝播する40の信号は、割当てられた周波数スペクトルが5 00MHzの幅であるという上述の実施例の場合は50,000の信号全ての混 合であってもよい。それ故、5SPA100の各々は複数の導波管アセンブリ1 76の各々から発信する50,000の信号の全てを増幅する。
5SPA100の各々が国の全範囲について予定される50.000の信号の全 てを増幅するので、全ての狭い高利得ダウンリンクビームは送信器の共通プール 即ち全ての5SPA100から形成される。この装置は、全国をカバーする各ダ ウンリンクビームが全5SPA100を用いて生成されるので、電力の全国的な プールを効果的に与えると考えられる。結果的に、他のビームの信号電力を実質 的に減少することなく個々のベースで特定の不利なダウンリンクユーザを適応さ せるため、電力のこの全国的なプールの一部を転換できる。例えば、ダウンリン クユーザはビームの信号強度を減衰するダウンリンク目的地における雨によって “不利”にされる。このような雨によって不利となるユーザは対応するアップリ ンクビームの信号強度を増加することによって個々に調整される。このことは不 利なダウンリンクビームへ、全国的な送信電力のプールから電力の小さな部分( 即ち5SPAによって供給された電力の小部分)を分けて与えること1こよって 達成される。個々のアップリンクビームの電力は対応するダウンリンクビームの それに比例している。結果的に、ダウンリンクビームの電力を増加するため、ア ップリンクビームの電力を増加することが単に必要であるにすぎない。
実際、先に説明されたネットワーク制御センタは雨が降っている国のそれらの範 囲の全ての軌跡を維持し、どのアップリンクユーザが雨の影響を受ける地域にお いてダウンリンク目的地へ通信を送るかを決定する。ネットワーク制御センタは それから、パケット交換信号を用いて、雨の影響を受けた地域について予定され たそれらの信号のためそのアップリンク電力を増加するために、これらの各アッ プリンクユーザを指示する。アップリンクユーザ信号電力の増加は雨の影響を受 けた地域に対応するダウンリンクビームを生じるため、5SPA100によって これらの信号の更に集合的な増幅を生じ、それは雨の減衰を補うため充分に増加 された電力レベルを有する。典型的に、雨の影響を受けた地域について予定され た信号の数は5SPA100の総プールによって取扱われる信号の総数に比例し て小さい。従って、雨の影響を受けていないゾーンにおけるその他のダウンリン クユーザは、それらの信号において発生ずる小さな損失が丙子ものユーザに及ぶ ので実質的な信号損失を受けることはない。
5SPA100 (第8図および第11図)が、例えば人工衛星の通信欄(図示 せず)の縁に取付けられても良い。5SPA100によ7て増幅された信号は送 信アレイ2oの対応する素子10Bへ供給される(第13図および第14図)。
先に説明されたように、増加位相シフトは40の放射方向ライン合算器176に おいて結合される信号間で達成される。
したがって、ビーム形成回路網98は送信アレイ20から発するアンテナビーム (第1図、第2図および第13図)が周波数割当てによって方向を定められるこ とを許容する。増加位相シフトは周波数と同様に導波管178の間の時間遅延に 関連する。
40の送信アレイ素子10Bの4つの概略図およびそれから発する電波の波面を 示す第17図が注目され、ここでは”d”は送信アレイ素子10Bの間の間隔に 等しい。合成アンテナビームはeの角度の傾斜を有し、ここではeはビーム走査 角度として定められる。このことはeが送信ビームの中心の法線からの角度であ る。遅延ライン装置によって生じる増加位相シΔΦ−(2πd/λ) 5ine 式中、 λ−信号波長 e寓ビーム走査角度 d−アレイ素子間の間隔 従って、アンテナビームの東西方向はビーム形成回路網9Bの4つの遅延ライン 16g−174に対して異なっている増加位相シフトによって決定され、先に記 述された4つの送信ゾーンTl−T4を生じる。
以上本発明について説明されたが、当業者が技術に対するこの貢献の技術的範囲 を外れることなく本発明を説明するため選択された好ましい実施例に様々な修正 および付加がなされても良いことが認められる。従って、請求の範囲に記載され た事項および本発明の技術的範囲に含まれる全ての等偏動に対して保護がめられ ることが理解されるべきである。
−1,4”−1,2”−Ll)”、8@−6@−,4’ −2” 0 .2”  、4・、6’ 、+1” 1.0” 1.2” 1.4・ビーム中でなうeりF i度 東−6 ピ゛−ム宇句゛か5の内奏゛ 北−掬 国際調査報告 I#−^−^−#kta11−獅PCT/US 87101720 −2−AN NExτOTf4E INTERNATIONAL 5EARCHREPORT  0NINTERNAT工0NAL APPLICAτrON No、 PCτ /US 117101720 (SA 18147)eport υ5−A−431i!1562 26104/133 Non@WO−A−87 0219109104/87 EE’−A−023862130109/8フ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)地上の領域に配置された複数の地上基地間で相互通信するための人工衛星 通信システムにおいて、地球軌道人工衛星と、 前記人工衛星と、前記領域の複数のアップリンク基地との間に複数の無線周波数 アップリンクビームを形成する手段であって、前記アップリンクビームが複数の 受信信号を伝達し、前記受信信号の各々が前記領域におけるダウンリンク基地に よって受信されるように予定された通信を含む第1の手段と、第1に前記領域の 一部をそれぞれカバーする複数の無線周波数ダウンリンクビームを形成する手段 であって、前記各ダウンリンクビームが、アップリンク基地から発する通信を含 み前記領域の対応する部分でダウンリンク基地によって受信可能である送信信号 を伝達する第2の手段とを含むことを特徴とする人工衛星通信システム。
  2. (2)前記ダウンリンクビームの各々が周波数アドレス可能であり、前記アップ リンクビームによって伝達された信号が対応するアップリンクビーム信号を受信 するよう意図されたダウンリンク位置と関連する周波数を有し、ダウンリンクビ ームがアップリンクビームにより伝達される信号の周波数によってそれぞれアド レス可能であり、アップリンクビーム信号のダウンリンク基地目的地が前記アッ プリンクビーム信号の周波数によって決定される請求項1記載の人工衛星通信シ ステム。
  3. (3)各ダウンリンクビームの幅は前記領域の幅より狭い請求項1記載の人工衛 星通信システム。
  4. (4)対応するダウンリンクビーム上の通信を受信するように意図されたダウン リンクビームの数およびダウンリンク基地の数が実質的に等しい請求項1記載の 人工衛星通信システム。
  5. (5)前記アップリンクビーム信号が1組のアップリンクチャンネルを定める複 数の周波数帯域に配列され、前記ダウンリンクビーム信号が前記アップリンクチ ャンネルとそれぞれ関連するダウンリンクチャンネルを定める複数の周波数帯域 に配列され、前記システムが、前記アップリンクチャンネルの各々のアップリン クビーム信号が予め選択されたダウンリンクチャンネル上のダウンリンク基地へ 伝えられるような予め選択されたパターンにおいて前記ダウンリンクチャンネル と前記アップリンクチャンネルを相互結合するため前記人工衛星によって支持さ れた手段を含む請求項1記載の人工衛星通信システム。
  6. (6)前記相互結合手段が、 前記アップリンクビーム信号を受信するための少なくとも1つの入力と、 複数の出力と、 前記アップリンクチャンネルを分離し、前記分離された各アップリンクチャンネ ルを前記出力の予め選択されたものに導くため前記入力と前記出力との間に接続 された手段とを含む請求項5記載の人工衛星通信システム。
  7. (7)前記分離および導く手段が前記アップリンクチャンネルをそれぞれフィル タするための複数の周波数フィルタを含む請求項6記載の人工衛星通信システム 。
  8. (8)前記ダウンリンクビームが前記領域の隣接するゾーンをそれぞれカバーす る複数のグループに配列される請求項1記載の人工衛星通信システム。
  9. (9)前記アップリンクビームの各グループのためのアップリンクビーム信号が 予め選択された同じ範囲の周波数で伝達され、この予め選択された範囲の周波数 が前記ゾーンのそれぞれにおいてアップリンクビームの各グループによって再使 用される請求項8記載の人工衛星通信システム。
  10. (10)前記第1の手段が複数の実質的に隣接するゾーンにおけるアップリンク 基地と前記人工衛星との間に複数の前記アップリンクビームを形成し、前記各ゾ ーンのためのアップリンクビーム信号が予め選択された同じ範囲の周波数で伝達 され、前記予め設定された範囲の周波数がゾーンのそれぞれにおいてアップリン クビームによって再使用される請求項1記載の人工衛星通信システム。
  11. (11)前記第2の手段が、 前記送信信号をそれぞれ伝達するための第1の複数のラインと、交差点で前記第 1の複数のラインと交差する第2の複数の離れて置かれたラインとを具備し、前 記第2の複数のラインの各々は、第1の複数のラインの各々によって伝達される 送信信号の各々のエネルギの一部が前記第2の複数のラインの各々へ転送される ように前記交差点で前記第1の複数のラインの各々と結合され、前記第2の複数 のラインの各々が前記送信信号の全てを出力するための出力を有する請求項1記 載の人工衛星通信システム。
  12. (12)前記交差点の隣接するものと前記複数のラインの各々の幅との間の距離 が前記送信信号の位相における所望されたシフトを生じるように予め選択されて いる請求項11記載の装置。
  13. (13)前記第2の複数のラインが、前記第2の複数のラインが互いに離れてい るように基準点から本質的に放射状に伸びている請求項11記載の装置。
  14. (14)前記第1の複数のラインが前記基準点を中心にして円周上に伸びており 、隣接する交差点間の距離が前記基準点からの交差点の放射方向の距離を増加す ることによって増加するような前記基準点に関連して放射状に置かれている請求 項11記載の装置。
  15. (15)前記第1の複数のラインが電磁エネルギを伝えるため複数の伝送ライン を含み、前記第2の複数のラインか複数の電磁エネルギ導波管を含む請求項11 記載の装置。
  16. (16)前記伝送ラインの各々が電磁波十字形結合器によって前記導波管の各々 と結合される請求項15記載の装置。
  17. (17)少なくとも2つの前記第1の複数のラインが実質的に互いに隣接する請 求項11記載の装置。
  18. (18)少なくとも2つの前記第1の複数のラインが互いに離れている請求項1 1記載の装置。
  19. (19)地上の領域上の複数の地上基地間で相互通信するための人工衛星通信シ ステムにおいて、 地球軌道人工衛星と、 前記人工衛星と、前記領域をカバーしアップリンクビームの前記群と各々関連す る複数のゾーンとの間にアップリンク無線周波数ビームの複数のグループを形成 するための第1の手段と、 前記人工衛星と前記ゾーンとの間に周波数アドレス可能なダウンリンク無線周波 数の複数の群を形成するための第2の手段とを具備し、 信号を伝達するその各グループのアップリンクビームは、対応するゾーンのアッ プリンク基地から発し、同じあるいは他の前記ゾーンにおけるダウンリンク基地 によって受信されるように予定され、前記各アップリンクビーム信号は信号を受 信するように意図されたダウンリンク位置に関連する周波数を有し、その各グル ープにおけるアップリンクビームが、同じ範囲の周波数が前記信号を伝達するア ップリンクビームの各グループによって用いられるような第1の予め設定された 範囲の周波数で信号を伝達し、 前記ダウンリンクビームの各グループが前記ゾーンの1つをカバーし、前記ダウ ンリンクビームの各々がアップリンクビーム信号の周波数によってアドレス可能 であり、その各グループの前記ダウンリンクビームが、同じ範囲の周波数がダウ ンリンクビーム信号の全てを伝達するため、そのグループの全てにおける全ダウ ンリンクビームにって用いられるような第2の予め設定された範囲の周波数でダ ウンリンクビーム信号を伝達することを特徴とする人工衛星通信システム。
  20. (20)(A)領域における複数のアップリンク基地のそれぞれと人工衛星との 間に複数のアップリンク無線周波数ビームを形成し、信号を伝達する各アップリ ンクビームが前記アップリンクビーム信号によって表された通信を受信するよう に意図されたダウンリンク基地と関連する周波数を有するようにし、 (B)前記人工衛星と前記領域の複数のそれぞれ対応する部分との間に複数の個 々のダウンリンクビームを形成し、各ダウンリンクビームが根本的に前記領域の 対応する部分をカバーし、領域の対応する部分においてダウンリンク基地をサー ビスし、周波数アドレス可能な信号を伝達する前記ダウンリンクビームの各々は 前記領域におけるアップリンク基地からの通信を表し、 (C)前記特定のダウンリンク基地に関連する前記特定のアップリンク基地から 発生するアップリンクビーム信号用周波数を選択することによって、特定のアッ プリンク基地から通信を受信するため特定のアップリンク基地を選択し、(D) 前記過程(C)で選択された周波数を用いて前記ダウンリンクビームの周波数ア ドレス可能な信号をアドレスする過程を含む、地球軌道通信衛星を用いて地上の 領域の複数の基地間の相互通信をする方法。
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