JPH01500552A - 色修正方法及び色修正装置 - Google Patents

色修正方法及び色修正装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 色修正方式及び方法 本出願は1984年4月9日付米国特許出願番号第598.468号の一部継続 および1986年4月14日付米国出願番号第851.164号の一部継続であ る。
発明の背景 本発明はビデオ画像信号の色修正方式および方法に関する。詳細には本発明は色 修正動作の品質及び速度を向上させる改良された方式及び方法に関する。本特許 出願は米国特許第4096523号(「レインボー」特許);同第422334 3号(「アナモルフィック」特許);同第4410908号(「ルミナンス」特 許):「局部色サンプリングを用いる色修正方式及び方法」と題する本出願人に よる米国特許出願番号第598468号;「シーン変化検出による色修正方式お よび方法」と題する同第722801号;および「編集方式及び方法」と題する 同第807815号、に示される色修正方式及び方法の改良を開示するものであ る。これら米国特許および特許出願の内容は参考のため本明細書に組入れである 。
特にフィルム−テープおよびテープ−テープ転換そして特にシーン毎の色修正に おいてビデオ画像信号の色修正の効率、速度および品質の改善に対する断え間の ない要求が存在する。例えば、色修正のための特定の対象の分離をより良くする 要求がある。更に色修正のために特定の色または色の特定の範囲の選択をより良 くする要求従って本発明の目的は上記の要求を満足しそして改善された効率、速 度および品質をもってビデオ画像信号の色修正を行うための方式および方法を提 供することである。
本発明の他の目的は特定の色または色の特定の範囲を色修正する精度を改善する 装置および方法を提供することである。
本発明の他の目的は色修正されるべき画像記録媒体内の特定のシーンに関連した 色修正をより容易に特定し呼びもどすための装置及び方法を提供することである 。
本発明の更に他の目的はビデオ画像により発生される画像の特定の領域をより正 しく分離しそしてその領域の色修正を行うための装置および方法を提供すること である。更に他の目的はこの領域の縁部と画像の残りの部分とを混合しそれらの 縁部があまり知覚しえないようにすることである。
本発明の他の目的は成るレベルを有する色信号の色を修正する能力を改善する装 置および方法を提供することである。
発明の要約 本発明は上記の要求を満足しそして無限的に可変の主色の近辺の色の予定の範囲 を選択する装置を設けることにより上記目的を達成する。この予定の色範囲に対 応するビデオ画像信号についての色修正が選択的に発生されそして次に色修正が このビデオ画像信号に加えられて色修正されたビデオ画像信号を発生する。従っ てビデオ画像内の任意の対象がその色により選択される。好適には予定の色範囲 の大きさは調整可能である。それ故この対象内の色のすべてはその対象が広範囲 の色からなるものであっても色修正のために選択出来る。しかしながら、この範 囲はオペレータが望めば非常に狭く調整出来、そしてこれは色の飽和とはほぼ無 関係に行うことが出来る。
このように本発明は特定の対象をそれらの色に基づき色修正のために選択しつる ようにするものである。主色を飽和レベルとは無関係に任意の中間色から選ぶこ とが出来る。この利点により色修正されたビデオテープの品質が改善される。更 にこの利点は時間をそしてそれ故映画フィルムおよびビデオテープの色修正の費 用を低減させるものである。
本発明の他の観点によれば、色修正装置は画像の特定の領域内のビデオ画像信号 を残りの領域を形成するビデオ画像信号から弁別するための回路を含んでいる。
色修正信号はその特定の領域の内側または外側のビデオ画像信号に加えられる。
好適にはこの領域の縁部はその領域が画像の他の領域と充分混合するように形成 される。これは例えばその領域の縁を形成するために線形溶は込みを用いること により達成出来る。
この特定の領域の大きさそしてまたは位置は新しいシーンまたはフレームの開始 時に変更出来る。従って、この領域は次々のフレームまたはシーンで特定の対象 が動くときその対象に「追従コすることになる。従って色修正について大きな対 象物の選択性が得られ、そして良好な色修正が行われる。
本発明の他の観点によれば特定のシーンについての色修正がそのシーンからのビ デオ画像により同定あるいはラベル付けされる。ビデオ画像は、好適には補助モ ニタスクリーンまたは主モニタスクリーン上でオペレータに対し表示される。オ ペレータはこの表示をその特定のシーンについての色修正を知るために使用出来 2、そしてそれらを現在のシーン用のビデオ画像信号に加える。いくつかのビデ オ画像を同一の表示で示すことが出来、そしてオペレータは行われるべき色修正 を選ぶためにスクリーン上のビデオ画像のように配置された押しボタンアレイま たはライトベンを利用することが出来る。
あるいは、この表示装置は「タッチスクリーン」を含むことが出来、オペレータ が所望の色修正を行うためそれらに関連したビデオ画像に触れるようにすること が出来る。前のシーンの修正の位置を与える数値データは好適には補助表示装置 上の画像の次に表示される。このようにしてオペレータは関連する修正値をとり 出すために夫々の画像の次に表示される数値的修正位置情報を使用することも出 来る。オペレータは映画フィルムまたはビデオテープを編集するときに変えるこ との出来る特定のシーン用のシーン番号を記憶する必要はない。本発明のこの特 徴によりオペレータは処理しようとする色修正を容易に同定し、位置ぎめしそし てとり出すことが可能である。それ故、この特徴は映画フィルムまたはビデオテ ープの色修正速度を著しく高くするものである。
本発明の他の観点によれば、色修正装置はビデオ画像信号をそれらの色レベルに もとづき弁別するための回路を含むことが出来る。特にそのような弁別回路は予 定のレベルより高い信号、予定のレベルより低い信号、または2つの予定レベル 間の信号を弁別することが出来る。
色修正はこれら弁別された信号について選択的に行われ、そして関連するビデオ 信号に加えられて色修正されたビデオ画像信号を発生する。この特徴は対象の選 択性を更に向上させそして修正プロセスを高速にする。
これら特徴の夫々は色修正プロセスの効率を向上させる。更に、2つ以上の特徴 を共に用いるときには効率がより向上し、その向上レベルはこれまで達成し得な かったものである。
図面の簡単な説明 本発明の上記および他の目的、特徴および利点はその実施例の特に添附する図面 に関連した次の説明から明らかとなるものである。
第1図は本発明による色修正方式の図式図である。
第2図は第1図に示す色修正装置の前パネルの上面図である。
第3図は第2図の前パネルの一部の拡大図である。
第4図は第2図の前パネルの他の部分の拡大図である。
第5A−5D図はベクタースコープ上の波形を示すと共に可変ベクトル制御装置 の機能を示す図である。
第6A−6C図は第1図の色修正装置用の補助モニタおよび主モニタの拡大図で ある。
第7A−7B図は本発明による色修正方式における色修正回路のブロック図であ る。
第8図は本発明による色修正方式における可変ベクトル制御回路のブロック図で ある。
第9図は第8図の可変ベクトル制御回路用の係数プロセサのブロック図である。
第10図は第8図のレベル弁別回路の概略図である。
第11A−11C図は第10図のレベル弁別回路における波形図である。
第12図は第8図の装置の動作における変数のいくつかを表わすベクトル図であ る。
第13図は第8図の装置の一要素の回路図である。
第14図は代表的な従来装置の動作特性を示す図である。
第15A−15D図は第8図の回路の動作原理を示す波形図である。
第16図および第17図は本発明の「コールやア・ピクチュア」特徴を実現する ために使用しうるコンピュータプログラムにおけるステップを示すフローチャー トである。
第1図は本発明による色修正方式10を示している。
色修正方式10は前パネル12を有する色修正装置11を含む。前パネル12の 部分を第2−4図に詳細に示す。
前パネル12は一組の可変ベクトル制御装置14と6個のベクトル制御装置16 群を有する。この6ベクトル制御装置16はレインボー特許およびルミナンス特 許に示されるように機能する。
第2図の左下部分に示すように、前パネル12は一部の色バランス制御装置18 と「ウィンドウ」制御装置20を含んでいる。「ウィンドウ」制御装置20は米 国特許出願第598468号および第722801号に詳細に示されている。前 パネル12は更にビデオ信号源制御装置22を含んでいる。ビデオ信号源制御装 置22は赤、緑および青チャンネルの夫々についてのPEC利得および負利得の ようなパラメータを調整する。更にこのビデオ信号源制御装置は例えば水平パン 、垂直パン、ズームおよび輪郭のような他のパラメータも調整する。制御装置群 14.16,18.22内の制御装置の夫々は制御ノブを含み、このノブが米国 特許出願番号第598468号および同第722801号に示されるような軸位 置エンコーダに接続する。
前パネル12の右側部分は押しボタンと表示装置を含んでいる。特に、この部分 は第4図に詳細に示す2列の押ボタン24と第3図に詳細に示す3列の押ボタン 26を含んでいる。これら押ボタンの内の多くの機能はレインボー特許とルミナ ンス特許に示されている。表示装置28(第4図)はAバッファとBバッファに 記憶された色修正用のシーン番号を示す。更に表示装置28は現在のシーンのシ ーン番号を示す。
第4図において、キーバッド30と表示装置32は特定のシーンについての色修 正を呼び返しそれらを現在のシーンに加えるために用いられる。例えばオペレー タが現在のシーンについてシーン番号1234の色修正を用いようとする場合に は、オペレータは列24の上の列の「呼び出し」押ボタンを押しそしてキーバッ ド30のボタン1. 2. 3.4をこの順序で押して所望の色修正を呼びもど すことになる。
同じく第4図には、前のシーンについての色修正信号を他の方法で呼びもどすた めに用いられる本発明の「コール・ア・ピクチュア」特徴に用いられる押ボタン アレイ34と押ボタン列36が示されている。この「コール・ア・ピクチュア」 特徴の動作を次に詳述する。第3図の前パネル12のこの部分はオッシロスコー プ(図示せず)上に表示される種々の波形を選択するための波形押ボタンおよび インジケータ38およびモニタ用に種々の信号を選択するためのモニタセレクタ 押ボタンおよびインジケータ40を有する。
第1図にもどり、方式10はコンピュータ42を有し、これが色修正装置11、 ビデオ信号源44、ビデオテープレコーダ46およびビデオメモリ48の夫々に 接続する。ビデオ信号源44はフィルムチェーンあるいはテレシネ、ビデオテー ププレーヤ等である。ビデオ信号源44は関連する画像記録媒体からビデオ信号 を発生する。
これらビデオ信号は修正のために色修正装置11に送られる。色修正装置11は オペレータとコンピュータ42の指示によりビデオ信号源44からのビデオ信号 の色修正を与えそして色修正されたビデオ信号を発生する。この色修正されたビ デオ信号は主モニタ50に送られ、そして適正な時点でビデオテープレコーダ4 6に送られる。
オペレータは主モニタ50のビデオ画像を見ることによリビデオ信号の色修正効 果を観察出来る。ビデオテープレコーダ46は、通常第1ライン中に色修正がな された後の第2ラインにおいて修正されたビデオ信号をビデオテープ54に記録 し、それにより色修正されたビデオテープをつくる。
主モニタはウィンドウW1とW2を有する。大きさそしてまたは位置の可変のウ ィンドウW1とW2の使用については次に述べる。
補助モニタ52はコンピュータ42に接続する。この補助モニタ52はビデオ画 像56a−56dのような複数のビデオ画像を表示する。モニタ52の機能につ いては「コールーア・ピクチュア」特徴の説明において説明する。
第2図において、制御装置群14,16,18.22の制御ノブの夫々の上には 「レンジファインダー」LEDと呼ぶ発光ダイオード(LED)の水平列35が 設けられている。各群35の内側の2個のLEDは緑であり、外側2個は赤であ る。関連する制御ノブが中心位置にあるときには内側の2個のLEDが発光する 。この制御ノブが右にまわると内側のLEDが発光を停止し最も右側のLEDが 発光する。それに対応して、制御ノブを左にまわすと、内側の2個のLEDが減 光し最も左側のLEDが発光する。従って、オペレータは制御ノブの任意のもの の位置をす早く決定することが出来る。
オペレータが制御装置群16,18.22の制御ノブを夫々容易に中心位置とし うるようにするためのリセットボタン64,66.68が設けである。特に、オ ペレータが1つのリセットボタンを押すと、関連する制御装置群の制御ノブのす べてがそれらに接続するカウンタをゼロとすることにより電子的に中心位置とさ れる。制御装置16,18.22は夫々活性メモリ押ボタンーインジケータ70 ,72.74を含んでいる。
第4図の下側部分において、「ノツチ」押ボタンがシーン間の境界をセットする 。すなわち「ノツチ」ボタンを押すことにより新しいシーンの第1フレームのフ レーム番号が記憶される。同じ列内の「色修正エナブル」押ボタンが色修正時に この「ノツチ」押ボタンを有効にする。「パンエナブル」押ボタンは水平パン、 垂直パン、ズームのような位置に関係した事象について「ノツチ」ボタンを有効 にする。
上列24内の「前進モード」押ボタンを押すことにより「前進モード」となる。
このモードではその時のシーンからの色修正が次のシーンに対して進められる。
すなわちオペレータが特定のシーンについて色修正を行いそのシーンと次のシー ンの間のシーン境界をセットしてしまうと、これら色修正はその特定のシーンに ついて共に記憶されそして次のシーンに加えられる。このようにオペレータはこ れら色修正を次のシーンの色修正の基本として使用出来る。
「画像ファイル」押ボタンはビデオシーン呼びもどし特徴、すなわち後述する本 発明の「コール・ア・ピクチュア」特徴に関して用いられる。「画像ファイル」 押ボタンは押ボタンアレイ34と押ボタン列36の動作を可能にする。
「溶は込み」押ボタンは与えられたシーン用の色修正とその次のシーン用色修正 との間の線形の遷移を発生するために用いられる。例えばオペレータは与えられ たシーンの色修正を行い、次にその次のシーンの色修正を行うことが出来る。し かしながらもしオペレータがシーン間の滑らかな遷移を希望するのであれば、オ ペレータは与えられたシーンの終り近くのフレームで「溶は込み」押ボタンを押 し、そして次のシーンの始め近くのフレームで再び「溶は込み」押ボタンを押す 。コンピュータはこれら2つの溶は込み点間のすべてのフレームにつき与えられ たシーンの色修正と以降のシーンの色修正との間の、例えばフレーム毎に、線形 遷移を自動的に与えるようにプログラムされている。
第3図の列26aに示す「ソース1」、「ソース2」、「ソース3」および「ソ ース4」押ボタンはオペレータが多数のビデオ信号源の内の1個を選択出来るよ うにしている。例えばオペレータは「ソース1」ボタンを押すことによりテレシ ネをビデオ信号源として選ぶことが出来、あるいは「ソース2」ボタンを押すこ とによりビデオテーププレーヤをビデオ信号源として選ぶことが出来る。
「負荷カウント」押ボタン(「ソース4」ボタンの次)が新しい動作の開始時に フレームカウンタが任意の数に始動しうるようにする。「カウントモード」押ボ タンはオペ1ノータがカウント/時、分、秒、フィルムフレーム、またはPAL ビデオフレーム、またはNTSCビデオフレームのようなフレームカウンタに対 し種々の計数モードの内の特定のものを選びうるようにする。
「外部マット」、「可変ベクトルマットオン」、「6ベクトルマツトオン」およ び「マット記憶」押ボタンについては本発明の「移動マット」特徴の説明におい て説明する。
「ディスクそう入」、「ディスク記憶」、「ディスクフォーマット」、「自動記 憶」および「ディスクテスト」押ボタンはフロッピディスクドライブまたはハー ドディスクドライブのようなコンピュータ用の外部記憶装置(図示せず)を制御 するためのものである。
可変ベクトル制御装置 第2図の左上部は可変ベクトル位置制御装置14を示す。制御装置14は可変ベ クトル位置制御装置80、デルタ制御装置82、ファクタ制御装置84、飽和制 御装置86、中間色制御装置88およびルミナンス制御装置90を含んでいる。
更に、可変ベクトル制御装置14は「セットアツプ」押ボタン92を含み、その 機能は後述する。LED94が可変ベクトル位置制御装置80の周辺に配置され ている。LED94は可変ベクトル位置制御装置80の角度を示す。可変ベクト ル位置制御装置80の角度はベクタースコープ上の色の1つに対応する。
可変ベクトル位置制御装置80は色修正用に特定の色範囲を選択するために用い られる。この色範囲内の主色は可変ベクトル位置制御装置80の角度によりきま る。
可変ベクトル位置制御装置80は関連するカウンタの精度内で任意の主色を選ぶ ために使用出来る。例えば、関連するカウンタが12ビツトカウンタであれば4 096個の異なった主色の内の1つを可変ベクトル位置制御装置80で選ぶこと が出来る。このように主色は本質的に無限の変数である。
種々の制御装置80−90の機能を第5A−5D図について説明する。第5A− 5D図の円96はベクタースコープのスクリーンを示している。波形98は色修 正装置への入力信号が色信号スペクトル、すなわち可視スペクトルにわたり変化 する色の信号を発生する装置からのものであるときの可変ベクトル制御回路のレ スポンスを示している。波形98の角度は可変ベクトル位置制御装置80の与え られた角度に対応する。第5A図は可変ベクトル位置制御装置80を回すことに よる効率を示している。例えば装置80を波形98の位置から異なった主色を選 ぶため時計方向にまわすと、ベクタースコープのレスポンスは波形98aとなる 。次に制御装置80を他の主色を選ぶため更に時計方向にまわすと、ベクタース コープのレスポンスは波形98bとなる。同様に、装置80を更に他の主色を選 ぶため反時計方向にまわすと、ベクタースコープのレスポンスは波形98cとな る。従って、制御装置80は任意の中間色を主色として選ぶためにまわすことが 出来る。
可変ベクトル制御装置は主色を中心とした予定範囲の色に対し一般に有効である 。例えば、主色の±5度の範囲の色が主色に沿って修正される色である。しかし ながら、色修正の有効性は主色からの角度が大きくなると減少する。
デルタまたは帯域制御装置82は可変ベクトル位置制御装置80により行われる 予定の色範囲の幅の調整のために設けである。第5B図はデルタ制御装置82を 回転させることによる効果を示す。この範囲の幅を広くするためにデルタ制御装 置82を時計方向に回すことも、狭くするために反時計方向にまわすことも出来 る。従って、色範囲の幅はオペレータにより装置の限界内で大きくも小さくもす ることが出来る。例えば、色範囲の幅は主色のまわりで士約2度から±90度ま での任意のところに変えることが出来る。第5B図は波形98と同一の生色につ いて増大した帯域幅「Δ2」をもつ波形100を示している。波形100はデル タ制御装置82を時計方向にまわすことにより得られたものである。第5B図は 同じく波形98と同じ主色につき減少した帯域幅「Δ3」とした波形102を示 している。波形102はデルタ制御装置82を反時計方向にまわすことにより得 られたものである。
所望の主色とそのまわりの所望の色範囲が可変ベクトル位置制御装置80とデル タまたは帯域幅制御装置82により選ばれてしまうと、飽和制御装置86、中間 色制御装置88およびルミナンス制御装置90が選ばれた色範囲に対応するビデ オ画像信号についての色修正信号を発生するために用いられる。詳細には、中間 色制御装置88は選ばれた色範囲内の色を変えそしてそれらを色スペクトル内に 移すために用いられ、飽和制御装置86は選ばれた色範囲内の色のレベルまたは 強度を変えるために用いられる。更に、ルミナンス制御装置90はこの選ばれた 色範囲内の色のルミナンスすなわち輝度を変えるために用いられる。
第5C図は中間色制御装置88をまわすことによる効果を示す。選ばれた色範囲 内の色を移すために中間色制御装置88を時計方向または反時計方向にまわす。
第5C図は波形104と106を示している。波形104は波形98が選ばれた 後で中間色制御装置88を時計方向にまわすことにより得られたものである。同 様に、波形106は波形98が選択された後に中間色制御装置88を反時計方向 にまわすことにより得られたものである。
この中間色制御装置はその限界内で所望の量だけ選ばれた色範囲内の色をシフト するものである。例えば、この中間色制御装置は一方向において主色を60度ま でシフトするように設計される。
第5D図は飽和制御装置86をまわすことによる効果を示す。飽和制御装置86 は選ばれた色範囲内の色の飽和レベルを増減するために夫々時計方向または反時 計方向に回転する。−例として波形108は波形98が選択された後に飽和制御 装置86を時計方向にまわしたときに生じるものである。波形108は波形98 の飽和レベルより高い飽和レベルを有する。波形110は波形98が選ばれた後 に飽和制御装置を反時計方向に回したときに生じるものである。波形110は波 形98の飽和レベルより低い飽和レベルを有する。
ルミナンス制御装置90は選ばれた色範囲内の色の輝度を増減するために用いら れる。勿論ルミナンス制御装置90、中間色制御装置88および飽和制御装置8 6を選ばれた色範囲内の色の関連したパラメータを変えるために一緒に使用して もよい。可変ベクトル制御ノブ80とデルタ制御ノブ82は上述のように選ばれ る色範囲をセットするために利用される。ファクタ制御装置84は選ばれた色範 囲内の、特定のレベルより上または下の飽和レベルを有する色を選択するために 用いられる。ファクタ制御装置84の機能は第10.11図の説明において詳述 する。
可変ベクトル制御装置14の一使用例として、特定のシーンの色修正を説明する 。オペレータが例えば主モニタ50上の画像内のリンゴのような特定の対象の色 修正を行おうとする場合を考える。オペレータはまず可変ベクトル制御装置14 の部分である「セットアツプ」押ボタン92を押す。これにより、可変ベクトル 位置制御装置80によりセットされる色範囲内の色を有する画像中のすべての部 分が中間灰色となる。このリンゴが灰色にならない場合にはオペレータが灰色に なるまで可変ベクトル位置制御装置80を回す。リンゴが選ばれた範囲外の色を 含むためサンゴの一部のみが灰色となる場合にはオペレータはデルタ制御装置を 回転させてリンゴ全体が灰色になるまで選ばれた範囲のデルタすなわぢ帯域を増 加する。これはオペレータの修正したい色、すなわちリンゴを形成する色が選ば れた範囲内に取り囲まれたことを意味する。ここでオペレータは再び「セットア ツプ」押ボタン92を押すと、それらの色が不変で表示される。
あるいはこの「セットアツプ」ボタンは、選択した色をもつ対象がモニタに生じ 他の色をもつ対象が灰色に生じるように接続してもよい。この特徴をもたせるに 必要な第7A図に対する変更は当業者には明白であり、従ってここでは詳述しな い。
選択された色の範囲内の色の対応するパラメータを調整するためにオペレータは 飽和制御装置86、中間色制御装置88またはルミナンス制御装置90のいずれ もあるいはすべてを回すことが出来る。例えばリンゴの色を緑がかった赤から赤 に変えるにはオペレータは中間色制御装置88を回すことが出来る。制御装置8 6.88゜90によりオペレータが色修正をつくりでしまうと、コンピュータ4 2にその色修正をオペレータが記憶させる。
色修正の記憶とその読出しについては前記レインボー特許に示されている。この 色修正はコンピュータのメモリから読出されて「動作」モード中色修正ビデオテ ープ54をつくるために用いられる。
このように、リンゴを形成するビデオ画像信号は所望の画像をつくるべく色修正 出来る。可変ベクトル制御装置によりこのリンゴを画像中の他の対象から分離し その後に色修正することが出来る。従って、可変ベクトル制御装置は色修正中の 対象物選択性をより高くし色修正処理高度を向上させる。すなわち、対象物をそ れに非常に近い中間色を有する他のもの、あるいは同一色ではあるが異なった飽 和レベルを有する対象物から分離することが出来る。選ばれた対象物の中間色は 他の同様の色をもつ対象物のそれに近くてもよ(、そしてそれでも従来の色修正 装置によるよりも効果的に分離しうる。これは色修正速度を改善するばかりでな くはじめに成る種の色修正を可能にし、それにより色修正品質を著しく改善する 。
ビデオシーン呼びもどしくコールφア・ピクチュア)特徴 第4図において、押ボタン34と36は第1図の補助モニタ52と共に本発明の ビデオシーン呼びもどしすなわち「コール・ア・ピクチュア」特徴を得るために 使用出来る。この特徴はすでに色修正されたいくつかの前のシーンの夫々からの フレームの縮小された再生をモニタ52につ(るものである。これによりオペレ ータはテレシネあるいはテーププレーヤを巻きもどすことなく、あるいは従来の 低速の方法を用いることなく呼びもどされるべき修正が行われた前のシーンを可 視的に選択出来るようにする。
図面に示す特定の実施例では補助モニタ52は第1.6図のビデオ画像56a− 56dのような12個までの異なったビデオ画像を表示する。これら12個のビ デオ画像は4欄3列のアレイとして表示される。12個のビデオ画像の夫々は第 2.4図の12個の押ボタン3401個に対応する。夫々のビデオ画像はそれを 含むシーン用の色修正と関連づけられ、そして各押ボタン34が1つのビデオ画 像と関連づけられる。特に、押ボタン34a−34dはビデオ画像56a−56 6に夫々対応する。
これら押ボタンは関連したア1/イ内のそれらの位置にもとづきビデオ画像に対 応する。
オペレータが例えばビデオ画像56bを有するシーンの色修正を呼びもどしたい ときには押ボタン34bを押しそしてそれらの色修正が呼びもどされてビデオ信 号源44の出力に加えられる。補助モニタ上にビデオ画像を発生するための情報 はビデオメモリ48に記憶される。
この情報は呼びもどされてコンピュータ42の制御のもとて補助モニタに向けら れる。ビデオメモリ48は市販の任意のビデオ画像記憶装置でよい。使用しつる そのような装置の1つはAT&T社製のモデルICBイメージキャブチュアボー ドであり、これはビデオ画像信号を記憶し読出すためのディジタル装置である。
本発明のビデオシーン呼びもどし特徴はオペレータが特定の有用な色修正を迅速 且つ容易に決定し呼びもどすことの出来るようにする。オペレータはバッファへ の内容に対応するシーンあるいはバッファBの内容に対応するシーンを記憶しな (でもよい。更にオペレータは与えられたシーンについての色修正の名称を考え そしてそれをディスクプレイにタイプしたりあるいはどこかに書込んだりする必 要がない。本発明のこの特徴はオペレータに対し特定の色修正について容易に認 識しうるラベルを与えるものである。このように、オペレータは前の色修正を呼 びもどし、利用することが出来る。その結果、ビデオテーブの色修正に必要な時 間が短縮される。このビデオシーン呼びもどし特徴は前の色修正呼びもどしのた めの「呼びもどし」押ボタンとキーボード30の使用にかわるものである。
第6A−6C図は第1図の主モニタ50と補助モニタ52の拡大図である。第6 A図は前の2つのシーンについての色修正をオペレータが同定した後の補助モニ タ52を示す。オペレータはこれら色修正の同定にビデオ画像56aと56bを 使用している。特に、オペレータは人物の顔に対応するビデオ画像を含むシーン 0081用色修正を同定しており、そして家に対応するビデオ画像を含むシーン 0097の色修正を同定している。異なったビデオ画像、すなわち現在のシーン からのビデオ画像が第6図の主モニタ50の左下隅に表示される。オペレータは 上述の、そしてレインボー特許に示されているように現在のシーンについての色 修正を決定し、そしてそれら色修正を後の使用のために同定したいと考える。
オペレータは押ボタン36の列(第4図)にある「記憶」押ボタンを押し、次に 押ボタン34cを押すだけでよい。
第6B図はオペレータがこれら押ボタンを押した後の現象を示している。主モニ タ50上の画像は押ボタン34cに対応するビデオ画像56cとして補助モニタ に表示され、そして現在のシーンの番号、すなわち0110がビデオ画像56c の下の補助表示内に表示される。その後の任意の時点でオペレータは押ボタン3 4Cを押すと、シーン0110用の色修正が呼びもどされて現在のシーンに加え られる。
オペレータは任意の特定の順序で色修正を同定するために補助モニタ52上の画 像および押ボタン34を使用する必要はない。例えば、オペレータは現在のシー ン用の色修正を同定するためにボタン34dを押すことがある。オペレータがそ うしたならば、ダンサのビデオ画像が位置56cでなく56dに表示されること になる。
第6C図は本発明のビデオシーン呼びもどし特徴の変更例を示す。オペレータが 与えられた2つのシーンについての色修正を比較しようとすれば、オペレータは 第4図の押ボタン36の列内にある「次」押ボタンを押すことが出来る。−例と してオペレータが第6B図の補助モニタ52で示されるように3つのシーンにつ いての色修正を同定しそしてシーン0097について記憶された対応する色修正 を第6図の右下部に示す現在のシーンに加えるべく押ボタン34bを押したとす る。ここでオペレータは現在のシーン、すなわちシーン0115用の色修正の効 果をシーン0097のそれと比較しようとする。
この場合、オペレータは「次」押ボタンを押せばよい。
このとき第6C図に示すように、主モニタ50の犬の画像が補助モニタ上のシー ン0097の画像の次に表示され、位置56cにある画像が自動的に位置56d に動かされる。その結果、オペレータはシーン0097用色修正と補助モニタ5 2上のシーン0115用のそれとを容易に比較出来る。オペレータがこれら2つ のシーン用色修正を拡大して検査したい場合にはオペレータは第3図に示す「主 の次」押ボタンを用いて2つのビデオ画像を主モニタ50上に同時に並置して表 示させるようにすることが出来る。
勿論、いずれのビデオ画像も主モニタ50に単独に示すことが出来る。テレシネ まはたテーププレーヤを巻もどすことなく主モニタ50上に前のシーンまたはフ レームを表示する能力はフィルムあるいはテープの疲労や破損を防ぎ、そして引 かきによる損傷を最少限にする。
他の変更例として、前のシーンのフレームの同定がビデオメモリから選択的にと り出されて補助モニタではな同定フレームのアレイがスクリー゛ンの部分に表示 され、現在のシーンがその残り部分に表示されるか、あるいはフレームの全アレ イがそれ自体所望のように表示出来る。
ビデオメモリ48は補助モニタ52上の12個のビデオ画像56に対し充分な容 量を有する。12個より多いシーンの色修正の同定が必要であればビデオメモリ 48はそれだけ余分な容量をもつことが出来る。すなわち、ビデオメモリ48は 付加的なメモリページを含むことが出来る。補助モニタ上の12個までのビデオ 画像の関連づけられた表示と共にビデオメモリの1ページから補助モニタ上の1 2個までのビデオ画像の異なる表示と共にメモリの他のページに動かすために「 ページアップ」および「ページダウン」押ボタンが用いられる。「ページアップ 」および「ページダウン」押ボタンは第4図の押ボタン36の列内にある。
第16図は本発明の「コール・ア・ピクチュア」特徴を動作させるために用いら れるコンピュータプログラムを示すフローチャートである。このルーチンは一般 に500で示しである。
まず、このルーチンは502で示すように列36(第2.4図)内の「記憶」ボ タンが押されたかどうかのチェックを行う。押されていればルーチンは次に50 4で示すようにボタンアレイ34内の1個のボタンが押されているかどうかをチ ェックする。しかしながら列36内の「記憶」ボタンが押されていなければルー チンはアレイ34(第2.4図)内の1つのボタンが作動されたかどうかを50 6で示すように問う。決定ブロック504ではじまる第16図のフローチャート の左のブランチは、ビデオ画像情報がこのモード中記憶されるから「書込」モー ドと考えることが出来る。それに対応して、決定ブロック506ではじまる第1 6図のフローチャートの右のブランチは、ビデオ画像情報がこのモード中呼びも どされるのであるから「読取」モードと考えることが出来「記憶」ボタン(第4 図)とアレイ34(第4図)内の1つのボタンが押されてしまうと、このルーチ ンは508で示すようにアレイ34内の特にどのボタンが作動されたかを決定す る。次にこのルーチンは510で示すようにビデオメモリ48(第1図)内に、 主モニタ50(第1図)に生じるビデオ画像用のビデオ信号を記憶する。次にル ーチンは512で示すように補助モニタ52(第1図)のこの作動されたアレイ 34内のボタンに対応する位置56(第1.6図)にビデオメモリ48(第18 図)からのビデオ画像を表示する。更にこのルーチンは補助モニタ52上の現在 のシーンのシーン番号を、514で示すように適正な位置56のすぐ下に数値と して記憶する。
更にこのルーチンは516で示すように、押されたアレイ34内のボタンに対応 するフラグで現在のシーン用色修正を同定する。このフラグはこれら修正にアク セスしてコンピュータ42(第1図)から呼び出すために「読取」モード中に使 用される。例えば、アレイ34内の1個のボタンが適当なサブルーチンを用いて 1つのフラグで同定出来る。当業者にはこの実現に種々′の技術を使用出来るこ とは明らかである。従ワて、そのようなステップはここでは詳述しない。
第16図のルーチンの右のブランチ、すなわち「読取」モードで使用されるステ ップをみるに、このモードは決定ブロック506で示すようにボタンアレイ34 (第2.4図)内の1つのボタンを押すだけで選択出来る。このモードに入って しまうと、518に示すようにルーチンはアレイ34内の特にどのボタンが押さ れたかを決定する。次に520に示すように押されたボタンに対応するフラグを 読取る。
次に、このルーチンは522に示すようにコンピュータ42(第1図)から関連 する色修正をとり出すためにこのフラグを使用する。例えば適当なサブルーチン を用いてコンピュータ42から前のシーン用色修正をとり出すことが出来る。当 業者にはこれは種々の技術を用いて達成しうろことは明らかであるのでここには 詳述しない。
前のシーンの色修正がコンピュータ42(第1図)からどり出された後に、それ らは524に示すようにビデオ信号源44(第1図)からの未修正ビデオ信号に 加えられて色修正されたビデオ信号を発生する。これら修正されたビデオ信号は 主モニタ50(第1図)に与えられ、そして色修正された画像を表示する。
第16図のルーチンの右ブランチにもどると、ブロック524の下のブロックは 本発明の「コール・ア・ピクチュア」特徴の他の特徴を示している。
すなわち、このルーチンはボタンアレイ36(第4図)の内の「次」ボタンが押 されたかどうかを問う。押されていなければ、そのルーチンは終了する。しかし ながら「次」ボタンが作動されていれば、528に示すように主モニタ50(第 1図)上のビデオ画像用ビデオ信号をビデオメモリ48(第1図)に記憶する。
主モニタ50上のビデオ画像は現在のシーンに対し変更しあるいは無変更で加え られた後の前のシーン用の呼び出された色修正の効果を示す。特に、ブロック5 18,520゜522.524により得られた色修正は現在のシーン用ビデオ画 像に加えられ、そしてこの色修正されたビデオ画像が528に示すようにビデオ メモリ48に記憶される。
次に、このルーチンは530で示すようにビデオメモリ48に記憶されたビデオ 画像を補助モニタ52(第1図)に表示する。この−ビデオ画像は「読取」モー ドとするために押されたアレイ34内のボタンに対応する位置56に隣接した位 置56(第1.6図)に表示される。
このルーチンはまた現在のシーン用の縮小されたビデオ画像を適正に位置づける ために必要であれば532に示すように補助モニタ52上の他のビデオ画像を再 配置する。
第16図のブロック534,536,538は本発明の「コール・ア・ピクチュ ア」特徴の他の面を示す。第16図の右下部分の決定ブロック534からはじま ってこのルーチンはボタン中列26(第3図)内の「主の次」ボタンが押された かどうかを確認する。押されていなければこのルーチンは終了する。しか1.な からもしこのボタンが作動されていれば、このルーチンは536に示すようにビ デオメモリ48(第1図)から2つのビデオ画像用の情報を読取る。すなわち、 ブロック530において記憶された画像のビデオ情報が、「読取」モードとする ために押されたアレイ34内のボタンに対応する位置56についてのビデオ画像 情報と同様にビデオメモリ48から読取られる。とり出されたビデオ画像情報は 538に示すように主モニタ50(第1図)に表示される。従ってオペレータは 現在のシーンと前のシーンの両方についての色修正効果を観察することが出来、 そして前述のようにこれら色修正は現在のシーンに用いられるときに変更するこ とが出来る。この観察はオペレータが゛拡大してこれら画像を見ることの出来る ようにするため「主の次」押ボタンを用いて主モニタ50上で行うことが出来る 。
第17図は本発明の「コール・ア・ピクチュア」特徴を動作させるに使用出来る 他のコンピュータプログラムを示すフローチャートである。このルーチンは一般 に600で示しである。
まず、このルーチンは602に示すように列36(第2.4図)内の「記憶」ボ タンが押されたかどうがをチェックする。そうであれば次に604に示すように ボタン列34(第2.4図)内の1つのボタンが作動されたかどうかのチェック を行う。そうでない場合にはこのルーチンは606に示すようにアレイ34内の 1つのボタンが作動されたかどうかをチェックする。第16図に示すように、第 17図のフローチャートの左のブランチは「書込」モード、右のブランチは「読 取」モードと考えることが出来る。
「記憶」ボタンを押し、そしてアレイ34内の1つのボタンを押すことにより「 書込」モードとなった後に、このルーチンは608に示すようにアレイ34内の どのボタンが押されたかを決定する。次に610に示すように主モニタ50(第 1図)からのビデオ画像を縮小して補助モニタ52(第1図)に表示する。この 縮小画像は作動されたアレイ34内のボタンに対応する位置に表示される。次に 612に示すようにコンピュータ42(第1図)のメモリ内の適当な位置に現在 の色修正を記憶する。特に、補助モニタ52に表示しうる縮小ビデオ画像に対し コンピュータ42内の多数のメモリ位置が割当てられている。612に示す記憶 ステップにより、現在の色修正が、今押されたアレイ34内のボタンに対応する メモリ位置に記憶される。
第17図の右のブランチ、すなわち「読取」モードに用いられるステップをみる に、このモードは決定ブロック606に示すようにアレイ34(第2.4図)内 の1つのボタンを押すことにより導入される。このモ°−ドとなってしまうと、 このルーチンは614に示すようにアレイ34内のどのボタンが押されたかを決 定する。
次に616に示すように列36(第4図)内の「次」ボタンが押されているかど うかをチェックする。押されていれば618に示すように補助モニタ52上にス プリットスクリーンを形成する。次に、このルーチンは620に示すように、い くつかのスプリットスクリーンオプションの内のどれがオペレータにより選択さ れたかをチェックし、そして補助モニタ52の表示を分割するために適正なスプ リットスクリーンオプションを使用する。例えば、補助モニタのスクリーンは左 右に2分、あるいは上下に2分しつる。更にこのスクリーンは更に、3個の部分 に分割し中央部分に1つのビデオ画像を、そして中央部分の両側の2つの部分に 他の画像を表示することが出来る。更に、スクリーンの上記2つの部分間の分割 線をオペレータの所望のように位置ぎめすることが出来る。
このルーチンは次にブロック622で示すように「次」ボタンが再び押されたか どうかのチェックを行う。押されていなければこのルーチンはブロック618と 620をくり返す。押されていればこのルーチンは624に示すように補助モニ タ52上に通常の12個の画像表示を回復する。
第17図の右のブランチにおいて、ルーチンが「読取」モードであって「主の次 」ボタンが作動されていなければ、このルーチンはボタン24(第4図)の上列 rAJボタン、またはrBJボタンまたは「画像ファイル」ボタンが押されてい るかどうかを決定ブロック626゜634.642に示すようにチェックする。
「読取」モード中rAJボタンが作動されると、このルーチンは628に示すよ うにrAJバッファに関連したポインタを変更する。すなわちこのルーチンによ りrAJバッファ用のポインタが「読取」モードにするため押されたアレイ34 内のボタンに関連したコンピュータ42内のメモリ位置に対応する値となる。次 にこのポインタを、630に示すようにコンピュータ42から適正な色修正を読 取るために用いる。次にこれら呼びもどされた色修正を632に示すようにビデ オ信号源44からの未修正ビデオ信号に加えて色修正されたビデオ信号をつくり 、これらが主モニタ50に表示される。
「読取」モード中、rAJボタンが押されない場合にはこのルーチンは634に 示すようにrBJボタンが押されたかどうかのチェックを行う。押されていれば ブロック628,630,636,638,640に示すと実質的に同じステッ プを実行する。
「読取」モード中rAJおよびrBJボタンが押されないと、このルーチンは上 のボタン列24(第4図)の「画像ファイル」ボタンが作動されているかどうか をチェックする。このステップは642で示されている。
「画像ファイル」ボタンの目的は12画像ディスプレイ内の選択された縮小ビデ オ画像を補助モニタの全面に表示させることである。従って、「画像ファイル」 ボタンが「読取」モード中に押されると、644で示すように「画像ファイル」 バッファ用ポインタを変える。ブロック644で示す機能を行うに用いるこれら ステップはブロック628と636で示す機能を実行するために用いたステップ と本質的に同じである。ポインタが変えられた後に、ルーチンはこのポインタを 、646に示すようにコンピュータ42から適正な色修正を読取るために使用す る。これらとり出された色修正は次に648に示すようにビデオ信号源44から の未修正ビデオ信号に加えらて色修正されたビデオ信号とし、これらが主モニタ 50に表示される。更に、このルーチンは「読取」モードにするため押されたア レイ34内のボタンに関連したビデオ画像を、650に示すように補助モニタ5 2の全面に表示する。云い換えると、補助モニタ52は選ばれたビデオ画像を拡 大して、すなわち主モニタ50と同じスケールで表示する。
rAJボタン、「B」ボタンおよび「画像ファイル」ボタンのいずれも「読取」 モード中押されなかった場合には652に示すように本装置が「次」モードにな るかどうかをチェックする。もしそうであればルーチンは再びいくつかのスプリ ットスクリーンオプションの内のどれがオペレータにより選択されたかをチェッ クして適正なスプリットスクリーンオプションを補助モニタ52上のディスプレ イを分割または再分割するために使用する。
このステップは620で示しである。
第17図のフローチャートに関して述べた「次」ボタンはオペレータが補助モニ タ上で同時に2つの全サイズビデオ画像を比較することの出来るようにする。こ れはスプリットスクリーンで行われる。1つのビデオ画像が前に記憶されて今呼 び出されている間の他の画像は、主モニタ上のビデオ画像と同一のものである。
しかしながら後者のビデオ画像を発生するために用いられるビデオ信号は前者の ビデオ画像を発生ずるために用いられるビデオ信号とほぼ同じ形式の信号処理を 受ける。云い換えると、主モニタ上の画像を発生するビデオ信号はまずディジタ ル信号に変換され、次にアナログ信号にもどされる。この信号処理技術により、 補助モニタ上の画像はこのディジタル化プロセスにより同じような影響を受ける 。
かくしてオペレータは前のシーンと比較して現在のシーンの色修正の効果を充分 に観察出来る。更に、2つの全サイズのビデオ画像の使用によりオペレータは現 在のシーンと前のシーンについてのテレシネ位置そしてまたは寸法調整を合致さ せることが出来る。
補助モニタ上の2つのビデオ画像間の切換えはそれらの信号がディジタル形であ る間に行うことが出来る。その結果、従来の、例えばワイパ回路のようなアナロ グスイッチング回路により生じる差動歪みが除去される。
第17図について述べたビデオ画像記憶技術、すなわちコンピュータ42内の特 定のメモリ位置が補助モニタ上の縮小ビデオ画像に関連した色修正に割当てられ るようにする技術は「ビデオスクラッチ−パッドメモリ」ど考えることが出来る 。すなわち、割当てられたメモリ位置に記憶された色修正は色修正事象に関係し ている必要はない。これら色修正はランダムアクセスが可能であり、補助モニタ 上の縮小ビデオ画像はオペレータがそれらの色修正に関係しているのは何かを思 い出させるのに有用である。この特徴はもともと一時的につくられた色修正をオ ペレータがランダムに記憶しそして呼び出すことの出来るようにする。
色修正回路のブロック図 第7A図および第7B図は色修正装置11の色修正回路のブロック図である。
第7A図の要素130−176およびそれらの相互接続は米国特許出願節807 .815号に詳述しであるのでここではくり返さない。
第7B図において、直列受信装置180とディジタルロジック回路182は上記 米国出願に述べたと同じ機能をもつが可変ベクトル制御回路184用の制御信号 および可変ベクトルマット発生装置186と6ベクトルマツト発生装置188用 制御信号を受けるように変更しである。可変ベクトル制御回路184は第8.9 図に関連して詳述する。可変ベクトルマット発生装置186と6ベクトルマツト 発生装置188用の回路は米国特許出願節598.468号および同第722. 801号に示されている。詳述すると4個のプログラマブルカウンタがマット発 生装置186と188の夫々に使用される。夫々のプログラマブルカウンタにつ いての計数情報はコンピュータ42により同軸ケーブル178を介して直列受信 装置180に供給される。この受信装置は対応する信号をマット発生回路186 と188に送る。
第7B図において、飽和マルチバンク組立体164は第2図のパネル16上の上 列のノブ内の6個の制御ノブにより操作される回路である。同様に中間色マルチ バンク組立体166は中央列内の6個のノブにより、ルミナンスマルチバンク組 立体168はパネル16の下列の6個のノブにより制御される。周知のように、 このパネルの18個のノブの夫々はベクトルスコープスクリーン上に表わされる 色サークルの固定セクタ内の色についての1つのパラメータを制御する。
米国出願節807,815号に示すように修正加算回路170はそれが受けた信 号を加算し、赤(R)、青(B)およびグリーン(G)信号についての修正信号 を発生し、一方ルミナンス加算回路172は同様にルミナンス(Y)信号用の修 正信号を発生する。これら修正信号の大きさは直列受信装置180から入る直流 信号のレベルによりきまる。同様に、可変ベクトル制御回路184はR,B、  GおよびY信号用の修正信号を与える。
可変ベクトル制御回路は直列受信装置180から直流信号を受ける。R,B、  G、 Y信号についての修正信号の大きさは関連する直流信号のレベルによりき まる。これら修正信号は第7A、7B図には+R,+B、 +G。
+Y倍信号示しである。
可変ベクトル制御回路184からの修正信号は修正加算回路170とルミナンス 加算回路172からの修正信号に点194,196,198,200で加えられ る。
加算されたこれら修正信号はコンバイナ160(第7A図)に供給され、そこで プロセサ142−148からのR,B、 G、 Y信号と合成されて色修正され たR、B。
G、Y信号をつくる。修正されたR、B、 G信号はコンバイナ160からエン コーダ176に送られ、これが色修正された合成ビデオ信号をつくる。この合成 ビデオ信号は第1図に示すように主モニタ50とビデオテープレコーダ46に送 られる。
可変ベクトル制御回路184は入力でのR,B、G信号によりきまるベクトルが 可変ベクトル制御回路によりセットされる範囲内であるときに可変ベクトル信号 を出力する。この信号はライン190を介してANDゲート192に送られる( 第7A図)。ANDゲート192の他の入力には前パネル12上の「セットアツ プ」ボタン92からの可変ベクトル「セットアツプ」信号が入る。
「セットアツプ」ボタンが押されそして可変ベクトル信号が出ると、ANDゲー ト192の出力はHとなり、スイッチング回路202を作動させる。スイッチン グ回路202はコンバイナ160からのR,B、 G出力信号をショートさせる 。従って、中間灰色がエンコーダ176の合成出力として発生される。その結果 、オペレータは主モニタ50において可変ベクトル制御回路によりセットされる 範囲内にあるのはどの色かをみることが出来る。
オペレータが修正しようとする色がこの範囲内になければ、オペ1ノータは前述 のように可変ベクトル位置制御装置80、デルタ制御装置82、そしてまたはフ ァクタ制御装置84を調整することが出来る。
これら制御ノブの夫々はその回転量を示す数値を与える回路に接続する。ノブ8 6.88.90の1つの回転量を決定するこの回路はそのセツティングの記憶後 に自動的にOにリセットする。この動作は次の修正のために、ノブをrOJにす るものである。
移動マット特徴 可変ベクトル制御回路184、修正加算回路170およびルミナンス加算回路1 72からの修正信号は通常全画像用のビデオ画像信号に与えられる。更に、本発 明の「移動マット」特徴の使用により、可変ベクトル制御回路184からの修正 信号は全画像の面積より小さい予定のビデオ画像面積内のビデオ信号に与えられ る。同様に、信号加算回路170とルミナンス加算回路172からの修正信号は 全画像より小さい、他の予定のビデオ画像面に加えられる。
オペレータが可変ベクトル制御回路184からの修正信号を画像の限られた面内 のビデオ画像信号に加えたい場合には、オペレータは前パネル12の「可変ベク トルマットオン」ボタン(第3図)を押せばよく、これがライン204(第7B 図)上に可変ベクトルマットエナブル信号を発生する。ライン204上のこの信 号はANDゲート206の一方の入力に加えられる。このゲートの他の入力には スイッチング回路208を介して可変ベクトルマット発生装置186の出力が入 る。その結果、可変ベクトルマット発生装置186の出力はANDゲート206 の出力がHかしかを決定する。ANDゲート206の出力がHであればスイッチ ング回路210内のスイッチのすべてが閉じるが、Lであればそれらスイッチは 開く。スイッチング回路210は可変ベクトル制御回路184の修正信号が、A NDゲート206の出力がHであるときのみコンバイナ160(第7A図)に入 ることの出来るようにする。可変ベクトルマット発生装置186は関連した予定 の面の内側または外側でANDゲ−)206の出力にH信号を与えるようにプロ グラム出来る。それ故、可変ベクトル制御回路184からの修正信号は特定の面 の内側または外側でビデオ画像信号に加えることが出来る。
オペレータが修正加算回路170とルミナンス加算回路172からの修正信号を 画像の限られた面内でのみ画像ビデオ信号に加えたいときにはパネル12の「6 ベクトルマツトオン」ボタン(第3図)を押してライン212(第7B図)上に 6ベクトルマツト工ナブル信号を発生する。このライン212上のエナブル信号 はANDゲート214の一方の入力に入る。他の入力には6ベクトルマツト発生 装置188の出力がスイッチング回路216を介して入る。その結果、発生装置 188の出力はANDゲート214の出力かHかしかを決定する。
ゲート214の出力がHであればスイッチング回路218のスイッチが閉じるが 、してあればそれらが開く。
スイッチング回路218は修正加算回路170とルミナンス加算回路172の修 正信号が、ANDゲート214の出力がHのときのみコンバイナ160に入りう るようにする。6ベクトルマツト発生装置188は関連する予定の面の内または 外でゲート214の入力にH信号を与えるようにプログラム出来る。このように 、修正加算回路170とルミナンス加算回路172の修正信号は特定の面の内ま たは外でビデオ画像信号に与えることが出来る。
特別な効果を発生するような外部マット発生装置を可変ベクトル制御回路184 からの修正信号用のウィンドーそしてまたは修正加算回路170とルミナンス加 算回路172からの修正信号用のウィンドーを決定するために使用することが出 来る。この外部マット発生装置は外部マット信号を発生し、これがスイッチング 回路208と216の夫々に加えられる。この外部マット信号はパネル12の「 マット外部」ボタン(第3図)によりエナブルとされる。オペ!/−夕は、この 外部マット発生装置が1つの信号をANDゲート206そしてまたは214に供 給するようにスイッチング回路208と216の状態を制御する。かくして、外 部マット発生装置は色修正されるべき画像中の限られた面を決定することが出来 る。
上述のことの一つの例として第1図は2つのウィンドー、WlとW2のアウトラ インを示す。可変ベクトル制御回路184からの修正信号はウィンドーw1の内 側または外側の画像信号に加えることが出来る。対応して、修正加算回路170 とルミナンス加算回路172からの修正信号はウィンドーW2の内または外のビ デオ画像信号に加えることが出来る。
ウィンドーW1とW2の夫々の大きさそしてまたは位置はパネル12のウィンド ー制御装置20(第2図)によりオペレータが変更しうる。この装置20は米国 特許出願第598,468号および同第722,801号に詳述しである。ウィ ンドーW1とW2は第1図のように重なることが出来る。
ウィンドーW1とW2の寸法と位置をきめる信号は色修正をきめる信号が夫々の シーンまたはフレーム毎にコンピュータ42に記憶されると同様に各フレームま たはシーン毎にコンピュータ42に記憶しうる。例えば、夫々のマット発生装置 が4個のプログラマブルカウンタを含むとすれば、夫々のカウンタの計数情報が 夫々のシーンまたはフレームについて記憶される。
オペレータはウィンド制御装置20を1つのウィンドの寸法と位置を決定するた め使用する。所望のウィンドが得られてしまうと、オペレータは「マット記憶」 ボタン(第3図)を押しそしてそのウィンドの寸法と位置を示す信号がコンピュ ータに記憶される。そのウィンドーは必要であれば新しいシーンまたはフレーム 毎に変えることが出来る。従って、1つのウィンドを1つの特定のシーンまたは フレーム内の1つの対象のまわりに置き、例えば可変ベクトル制御装置を用いて そのウィンド内で色修正を加えることが出来る。以降のシーンまたはフレームで はウィンドの寸法そしてまたは位置をその対象に追従するように変更出来る。か くして、1つのウィンドはシーンまたはフレームからシーンまたはフレームへと 対象物と「共に動かす」ことが出来る。本発明のこの特徴は対象物の選択性を高 めそして最終の色修正されたビデオテープの品質を改善する。更にこの特徴は可 変ベクトル制御装置との組合せにおいて更に対象物の選択性を高くし、最終色修 正ビデオテープの品質を向上させる。
通常1個のウィンド位置を、分離されるべき対象物の動きに拘らず多くの異なっ た連続するフレームについて使用出来る。これはウィンドの寸法と位置を夫々の フレーム中常時その対象物が含まれるようにするだけでよい。
このウィンドの境界の外で対象物の動作が生じるときは新しいウィンドを形成し てそれが生じるフレームそして次のフレーム用に記憶することが出来る。
勿論、ウィンドの境界の位置は対象物に接近していなければならないならば、新 しいウィンドは特定のフレームシーケンス中央々のフレームまたは他のフレーム 毎に構成されて記憶しうる。
本発明の他の特徴によれば、ウィンドの境界は分離される面内でなされた色修正 が出来るだけ滑らかに隣りの面と混合するように「ソフト」にされる。これによ り、比較的大きな色面の特定の部分内で色修正を行い、修正された面と未修正の 面を滑らかに混合することが可能になる。例えば人の顔の頬の中央にウィンドを 形成しそれを赤くするためそのウィンドに赤味を加えることが可能である。この 赤くなった面の縁部は頬の他の部分と滑らかに混り頬を自然の赤味とする。
ウィンドの「ソフト」縁部は2個のウィンドを、一方を他方の内側としそして予 定距離だけ離して形成し、そして2つのウィンドの境界での信号間に線形の溶は 込みを行わせることにより形成される。
コンピュータは1つのシーンにおけるウィンドと他のシーンにおけるウィンド間 の滑らかな遷移を与えるようにプログラム出来る。これは1つのシーン内の色修 正と次のシーン内の色修正との間の滑らかな遷移をつくるに「溶は込み」ボタン を用いると同様に行うことが出来る。
詳細には夫々のウィンド、の境界は1つのシーンの終り近くのフレームから次の シーンのはじめ近くのフレームまでフレーム毎に変更出来る。
この移動マット特徴により、色修正されるべき対象物の正確なアウトラインを、 選ばれた中間色にわたり色修正を生じさせるために限定する必要がなくなる。必 要なことは、マットが修正されるべき対象物を含みそして色修正の不要な対象物 を除外するように位置づけることだけである。
可変ベクトル制御回路のブロック間 第8.9図は第7図の可変ベクトル制御回路184のブロック図である。第8図 において、デコーダからの赤(R)、青(B)およびグリーン(G)信号がルミ ナンスマトリクス230に入りその出力にルミナンス信号(Y)を発生ずる。
R−Y信号は4クワドラントマルチプライア232の一方の入力となり、B−Y 信号が4クワドラントマルチプライア234の一方の入力となる。R−Yおよび B−Y信号は90@ずれている。従って、任意のベクトルがR−YとB−Y信号 の適正な部分をとることにより選択出来る。係数プロセサ(第9図に詳細を示す )からのsinθおよびcosθ信号はR−YとB−Y信号の適正部分の選択に 使用される。しかしながらI信号とQ信号のような90°ずれた他の信号も使用 出来る。sinθ信号は4クワドラントマルチプライア232の他方の入力に加 えられ、cosθ信号は4クワドラントマルチプライア234の他方の入力に加 えられる。4クワドラントマルチプライア232と234の出力信号は可変ベク トル位置制御装置によりセットされる色の範囲内の主色を決定する。
この主色のまわりの範囲はしかしながら比較的大きい。
従って、4クワドラントマルチプライア238,240゜242がこの範囲を狭 めるために使用される。R−Y信号は4クワドラントマルチプライア238の一 方の入力、B−Y信号は4クワドラントマルチプライア240の一方の入力とな る。Dcosθ信号は4クワドラントマルチプライア238の他方の入力、Ds inθ信号は4りワドラントマルチプライア240の他方の入力どなる。
Dcosθ信号はその大きさが値りにより変わる点を除きcosθ信号と同じで ある。同様にDsinθ信号はその大きさが値りにより変わる点を除きsinθ 信号と同じである。4クワドラントマルチプライア238゜240の出力信号は 4クワドラントマルチプライア232.234の出力によりきまるベクトルに対 し直角のベクトルを決定する。
4クワドラントマルチプライア238,240の出力信号によりきまるベクトル はその負部分を除くため4クワドラントマルチプライア242により自乗される 。4クワドラントマルチプライア242の出力信号と基準信号との差が4クワド ラントマルチプライア236の一方の入力となる。4クワドラントマルチプライ ア236の他方の入力は4クワドラントマルチプライア232と234の出力信 号の差である。従って、4クワドラントマルチプライア242の出力信号は4ク ワドラントマルチプライア232と234の出力信号によりきまるベクトルを変 更する。特に、4クワドラントマルチプライア242の出力信号は主色のまわり の範囲を狭くする。値りは主色のまわりの範囲の幅を決定する。値りを変えるこ とにより、4クワドラントマルチプライア242の出力信号の大きさが変わり、 4クラドラントマルチプライア236の入力において基準信号から減算される。
値りを得る方法については係数プロセサの説明において述べる。
4クワドラントマルチプライア236の出力信号はレベル弁別回路244に送ら れる。レベル弁別回路244は第10図に示してあり、詳細は後述する。簡単に 説明すると、レベル弁別回路244は第1プリセツトレベルより高い信号を低い ものから弁別し、第2プリセツトレベルより高い信号を低いものから弁別する。
第1プリセツトレベルより高い信号はライン248を介して4クワドラントマル チプライア252,254,256゜258の夫々に与えられる。更に、第2プ リセツトレベルより高い信号はライン250を介して4クワドラントマルチプラ イア252,254.256,258の夫々に与えられる。
ライン248と250の信号の差は4クワドラントマルチプライア252..2 54,256,258の夫々と一方の人力として用いられる。夫々のこれらマル チプライアの他方の入力は係数プロセサにより与えられ、4クワドラントマルチ プライア258の他方の入力は直列受信装置180(第7B図)により与えられ る。係数プロセサは06.120″、240″で示す信号を出す。これら信号は 可変ベクトル信号をR,G、B信号に対応する成分に分解する。直列受信装置か らの信号はルミナンス修正信号であり、これはパネル12の可変ベクトルルミナ ンス制御装置90(第2図)の位置に対応する。この修正信号は4クワドラント マルチプライア258の出力にルミナンス修正(+Y)を発生させる。このルミ ナンス修正はコンバイナ160(第7A図)に与えられる。
第8図は可変ベクトルウィンドを制御する回路の他の位置を示す。すなわち、ス イッチング回路246がレベル弁別回路244と4クワドラントマルチプライア 252−258の間に配置される。スイッチング回路246は、+R,+B、+ Gおよび+Y修正信号がコンバイナ160(第7A図)に加えられるかどうかを 制御する、ANDゲート206(第7B図)の出力信号のような可変ベクトルマ ット制御信号を受ける。スイッチング回路246内のスイッチが第8図の位置に あるならば、これら修正信号がコンバイナ160に送られ、他の位置にあればラ イン248と250上の弁別回路244の出力信号は接地される。従ってその場 合には4クワドラントマルチプライア252−258の出力に+R,+G。
+B、 +Y倍信号生ぜず、そのような修正信号はコンバイナ160に与えられ ない。かくして可変ベクトルマット制御信号はウィンドの境界において可変ベク トル制御回路の動作を可能にしたり不能にしたりする。
第8図の右部分は広帯域差動増幅器259を示しており、これはレベル弁別回路 244とスイッチング回路246の出力ラインに接続する。増幅器259はその 出力ライン190に可変ベクトル信号を与える。この信号は第7A、7B図の説 明においてすでに述べた。
以上から、第8図の左部分の回路は本質的に正確なビデオカラー検出器であるこ とがわかる。説明としては以上で充分であるが、それを次に更に補足する。
第12図はビデオ生産装置に用いられる周知のベクトルスコープ上での与えられ たカラービデオ信号の中間色と飽和のベクトル表示である。ベクトルの角度θは 信号の色であり、長さSは信号の飽和度または強度を表わす。
第8図のカラー検出器は検出されるべき主色として殆んど任意の中間色を選ぶこ との出来るようにベクトルSを360”回転させることを可能にする。中間色選 択制御は本質的に無限に可変である。
上記を行う方法の詳細を第13図について説明する。
第13図は第8図のマルチプライア232の拡大詳細図である。回路232は一 対の差動増幅器441゜443を含む集積回路であり、これら増幅器の出力がア ナログマルチプライア回路445に与えられ、これが増幅器447にその2つの 入力信号XとZの積に比例する信号を与える。増幅器447は出力ライン451 に積(X)CZ’)に比例する増幅された信号を出し他の出力ライン449に積 (X)(Z)に比例する反転された信号を出す。これに適した集積回路チップは モトローラ製のMC1595Lマルチプライアである。このように入力信号(R −Y)は差動増幅器441により形成され、その(R)がその(+)入力端子に 、(Y)がその(=)端子に与えられる。
第8図の夫々のマルチプライア回路、すなわち、マルチプライア232,234 ,236,238,240゜242.252,254,256および258の夫 々は第13図のマルチプライア232と同じ構造を有する。
第8図にもどると、同様に(B−Y)信号は4クワドラントマルチプライア23 4の一方の入力として形成される。第12図に示すように(R−Y)および(B −Y)信号は直角である。第12図のベクルトSは(R−Y)と(B−Y)ベク トル信号の和である。ベクトルSの角度θはビデオ信号の中間色の度合である。
第8図のカラー検出器により検出されるべき中間色に対応する角度θは06から 360’までの任意の値に選択できる。これは、実際にはθに対応する選ばれた 中間色のまわりの成る通過帯域内にある信号以外のすべての信号を排除する可変 、再選択通過帯域フィルタ回路を用いて行われる。このように信号(sjnθ) はマルチプライア232の第2人力に、そして信号(COSθ)はマルチプライ ア234の第2人力となる。マルチプライア232の出力は(R−Y)sinθ に比例し、マルチプライア234のそれは(B−Y)cosθに比例する。
マルチプライア232,234の出力は入力信号((R−Y)sinθ−(B− Y)cosθ〕をつくるようにマルチプライア236の(+)および(−)入力 端子に夫々加えられる。
検出される結果としてのカラーベクトルはθを変えることにより360”以上回 転させうるが、カラー検出器としてのこの回路の動作は、それが認識する中間色 の範囲が非常に広く主色と全く異なる色を認識する傾向があるから不満足なもの である。
この問題は第14図に示しており、第12図において、曲線412は中間色と、 入力信号のみによる、すなわちマルチプライア236の下側の端子対に加えられ る信号を考慮しないときのマルチプライア236の出力との関係を示す。曲線4 12は比較的ブロードであり、2点すなわちθから90°進んだ点と90’遅れ た点でO軸に交わる。すなわぢ曲線412は180’の色スペクトル範囲をカバ ーする。第2の曲線は416であり、これは角度θのθ′へのシフトによる。
従来のカラー検出器ではレベル検出回路がプリセットレベル414より小さいす べての信号に対する弁別に用いられる。これにより、この回路により検出される 中間色の範囲は点AとBの間の面に狭められ、これら点でプリセットレベル41 4が検出器自体の帯域に影響せずに曲線412と交わる。曲線412の形は非常 にブロードなままであるから、一般に点A、8間の中間色の範囲も比較的広い。
更に曲線412のこの形は検出回路を中間色でなく飽和レベルに大きく依存させ るものである。
本発明の有用な特徴によれば、中間色選択回路自体の通過帯域が第8図の検出回 路の使用により狭められる。
この特徴により、通過帯域は入力信号の飽和とは実質的に無関係に2°程に狭く 且つ中心すなわち主色のいずれの側において90″程度に広くすることが出来る 。
マルチプライア238はその上側端子に(R−Y)信号を出す。信号(Dcos θ)は、cosθ信号と「デルタ」ファクタrDJの乗算を行う第9図の回路に よりその下側の端子に発生する。同様に(B−Y)および(Dsinθ)信号は マルチプライア240の入力端子に発生する。
マルチプライア238と240の出力は上述のように自乗器として用いられるマ ルチグライア242内の入力差動増幅器により互いに減算される。このように、 量(R−Y)(Dcosθ) −(B−Y) (Ds i nθ)が回路242 の夫々の入力差動増幅器(第13図の441と443)の出力に形成される。こ れら信号は互いに乗算(第13図のマルチプライア445)されてその量を自乗 し、信号Nを自乗器242の出力に発生する。
N−((R−Y)(Dc o sθ)−(B−Y)(Dsinθ)〕2 この信号Nはマルチプライア236の下側の負入力端子に送られ基準信号「基準 」から減算される。その結果の信号(1−N)はM −[(R−Y) s i  nθ−(B−Y)cosθ〕乗されて、結果がレベル弁別回路244に送られる 。
この信号処理の効果を第15A−15D図に示してあり、これらは本回路装置の 動作を示すものである。角度θまたは中間色は、大きさは同じであるが特定の中 心中間色θがこの回路の通過帯域に選ばれているとき可視スペクトルにわたり中 間色の変化する多数の信号を次々に受けるとによる直流出力電圧に対し水平にプ ロットされている。
第15A図はマルチプライア236の一方の入力に生じる信号M −((R−Y ) s t nθ−(B−Y)cosθ〕の変化を示す。これは正のビークθに 選択された中間色をもつ360”の色ベクトルサークルを表わす同期をもつ正弦 波である。
第15B図は自乗器242の出力である。これは第15A図の波形から90°位 相がずれている。自乗器242の入力波形の自乗はすべてのピークを正にするた めである。m15B図は基本的にはstnθ2形の正のループからなっている。
第15C図は基準信号から第15B図の信号Nを減算した結果を示す。基準信号 はN−0のとき乗数1を発生するように選ぶとよい直流レベルである。第15C 図の波形はこの減算プロセスにより形成される反転5ineル一プ間の尖頭によ り形成される立上りスパイク408を有する。
大きなデルタ因子りおよび中間のそして小さいデルタ因子の波形に及ぼす効果が 第15C図に点線410、実線409および点線407で夫々示されている。
信号M(第15A図)と第15C図の信号の乗算による波形を第1.5D図に実 線で示しである。第1および第3半サイクル間の波形の立下り部分はレベル弁別 回路244における負信号クリップにより除去される。
第15D図の波形は可変中間色入力信号についての伝達特性を更に示している。
すなわち、所望の中間色を限定する選ばれた角度θに等しい位相角をもつ信号は 最大値をもって伝達され、他の信号はデルタrDJ因子およびその信号のθから の距離である度数によりきまる伝達曲線の形によりきまる程度に減衰される。
第15D図において、因子rDJが増加すると、回路の通過帯域λ1は減少する ことがわかる。Dが大きいと帯域λ1は比較的小さい。θはこの帯域のすべての 中心周波数すなわち中間色である。中程度のD因子を用いて形成される通過帯域 λ2は広く、θての中心中間色のまわりで広範囲の中間色の検出を可能にする。
最後に、小さいrDJ因子によりつくられる通過帯域λ3は非常に広く、殆んど 180’である。
第15A、15Bおよび15D図は選ばれた中間色のθからθ′への変化による 波形を示す。θの波形は図面の簡略化のため第15C図に示しておらず、第15 D図のθ′の波形は誇張してθの波形から離されている。
選ばれた中間色のθからθ′への変化は第15A−15D図において波形を右に ずらせるだけであることがわかる。これは赤に近い色からマゼンタに近い中間色 へ選ばれた中間色を変化させる。ノブ80(第2図)をθからθ′への変化を行 うためにまわしだ量と同じ量だけ反対の方向に回し、ベクトルSを基準のバース ト軸(第12図)から反時計方向にシフトすると、これら波形はグリーンとシア ンの間の1つの色を選ぶべく対応する量だけ左にシフトする。角度θは非常に小 きざみに変えることが出来るから中間色の選択は実質的に無限に変化させうる。
レベル弁別回路244に伝達される信号の大きさは検出されている色の飽和に比 例する。レベル弁別器244は第15D図の右部に示すレベル411と413の ようなプリセットレベルより上または下の飽和をもつすべての信号を排除するこ とが出来る。
あるレベルより下の飽和をもつ信号のみを通すように弁別回路244をセットす ることにより、回路244は同じ中間色の内の高飽和信号から低飽和信号を検出 して差をとる。
明らかなように低飽和色はカラー検出における選択性を劣化させることなく検出 出来る。必要であれば高飽和色も色修正用に検出することが出来るのであり、そ して、飽和選択プロセスは同一の中間色であるが低飽和の信号の検出に応じて検 出信号を出すことがないようにする。
位相角と幅の両方で通過帯域を可変とすることにより、検出回路は任意の中間色 、多数の異なった飽和レベルの内の任意のレベル、そして通過帯域を選択するよ うに調整して変化する条件を補償し従来のカラー検出装置のもつ前述の問題の多 くをなくすように検出器を調整することが出来る。
第9図は係数プロセサのブロック図である。デルタ制御信号、可変ベクトル飽和 制御信号、可変ベクトル中間色制御信号および可変ベクトル位置制御信号は直列 受信装置180により係数プロセサに加えられる。夫々の信号は前パネル12上 の関連した制御装置の位置またはコンピュータのメモリからの関連した信号に対 応する。詳細には可変ベクトル制御信号は可変ベクトル位置制御装置80の位置 に対応し、デルタ制御信号はデルタ制御装置82の位置に対応し、可変ベクトル 飽和制御信号は飽和制御装置86の位置に対応し、可変ベクトル中間色制御信号 は中間色制御装置88の位置に対応する。これら信号は第9図の回路と共に使用 されて係数プロセサからのsfnθ、COSθ、Dcosθ、Dsinθ、0° 5120@および240’直流出力信号を発生する。
この係数プロセサは方形波発生器260を含み、これが2MHz方形波信号を発 生する。この2MHz方形波信号は4分割回路262に送られる。4分割回路2 62の出力は他の4分割回路264と基準周波フィルタ266に送られる。4分 割回路264の出力は斜波発生器270をトリガーするワンショット回路268 に与えられる。フィルタ266の出力は500KHz正弦波であり、斜波発生器 の出力は斜波である。この斜波は500KHz正弦波の4サイクルにわたってい る。
sinθおよびCO8θ信号を発生するために、可変ベクトル位置制御信号がコ ンパレータ272と274において2つの異なる基準信号と比較される。可変ベ クトル位置制御信号はコンパレータ272と274の夫々の(−)入力に加えら れる。これらコンパレータの(+)入力には加算回路276と278の出力が夫 々入る。加算回路276は斜波信号を基準信号に加算し、加算回路278は斜波 信号を別の基準信号に加算する。これら基準信号は500KHz正弦波に沿って 90°の差に対応するように選ばれる。従ってコンパレータ272と274の出 力は基本周波フィルタ266によりつくられる正弦波に沿って90″はなれた点 で正から負に変化する。
コンパレータ272と274の出力信号は夫々ワンシヨツト回路280と282 をトリガーする。ワンショット回路280と282は夫々サンプルホールド回路 284と286をトリガーする。サンプルホールド回路284と286は基本周 波フィルタ266からの500KHz正弦波をサンプリングする。加算回路27 6と278の基準信号は90°のずれに対応するようにセットされるから、これ らサンプルホールド回路284と286は90″離れた点で500KHz正弦波 をサンプリングする。その結果、サンプルホールド回路284と286は90″ 位相のずれた信号を出し、これら信号がsinθとcosθとなる。
可変ベクトル位置制御信号はコンパレータ272と274の出力が正から負に変 化するときを決定する。その結果、可変位置制御信号がsinθおよびcosθ 信号を決定し、それにより主色を可変ベクトル制御装置により選ばれた色の範囲 内にセットする。
サンプルホールド回路288と290は回路284と286と同様に動作してD sinθとDcosθ信号を決定する。しかしながら、サンプルホールド回路2 88と290は基本周波フィルタ266の出力からの500KHz正弦波をサン プリングせずにマルチプライア292の出力信号をサンプリングする。マルチプ ライア292の一方の入力は基本周波フィルタ266からの500KHz正弦波 であり、他方の入力はデルタ制御信号である。従って、マルチプライア292の 出力はデルタ制御信号により変更された振幅をもつ500KHz正弦波となる。
ワンショット回路280と282がサンプルホールド回路284と286をトリ ガーするとき、ワンショット回路280と282は同時にサンプルホールド回路 288と290をトリガーする。このように、サンプルホールド回路288と2 90は夫々DcosθとDsinθ信号をつくるためデルタ制御信号により変更 された振幅をもつ500KHz正弦波をサンプリングする。それ故、デルタ制御 信号は値りを決定するのであり、これが主色のまわりの色の範囲の幅をセットす る。
コンパレータ294−298、加算回路30〇−304、ワンショット回路30 6−310、サンプルホールド回路312−316は上記の回路と同様に動作し てOL、120″、240″出力信号をつくる。しかしながらサンプルホールド 回路312−316は基本周波フィルタ266の出力である500KHz正弦波 ではなく、同じ< 500KHzの正弦波であるマルチプライア318の出力を サンプリングする。このマルチプライア318の500KHz正弦波出力は基本 周波フィルタ266の500KHz正弦波出力からとり出される。マルチプライ ア318の一方の入力は基本周波フィルタ266からの500KHz正弦波であ り、他方の入力は補償された飽和制御信号である。この補償された飽和制御信号 は基本周波フィルタ266からの500KHz正弦波の振幅を変更してマルチグ ライア318用の出力信号を出す。
補償された飽和制御信号は加算回路320の出力に生じる。加算回路320の一 方の入力はポテンショメータ322により与えられるのであり、これは可変ベク トル飽和制御信号の一部を加算回路320に与えるものである。加算回路320 の他方の入力をつくるために、可変ベクトル中間色制御信号の一部がポテンショ メータ324から自乗回路326に与えられる。自乗回路326はこの人力信号 の自乗し、その出力を加算回路320に与える。加算回路320の出力は飽和制 御信号であり、これは中間色制御信号内の変化に対し修正されている。それ故、 可変ベクトルの中間色は可変ベクトルの飽和を変えることなく変えることが出来 る。
サンプルホールド回路312−316は上述のように補償された飽和制御信号に より振幅の変更された500KHz正弦波をサンプリングする。ワンショット回 路306−310は夫々サンプルホールド回路312−316をトリガーし、そ してワンショット回路306−310はコンパレータ294−298の出力が負 から正に変わるときトリガーされる。コンパレータ294−298の正入力は加 算回路300−304から夫々供給される。加算回路300−304の夫々の一 方の人力は斜波発生器270の出力であり、他方の入力は基準信号である。加算 回路300−304の基準信号はサンプルホールド回路312−316が関連す る正弦波に沿って120”はなれた点でマルチプライア318の出力をサンプリ ングするようにセットされる。コンパレータ294−298の負入力は補償され た中間色制御信号である。
補償された中間色制御信号は加算回路328の出力に生じる。加算回路328の 一方の入力は可変ベクトル位置制御信号であり他方の入力はマルチプライア33 0の出力である。可変ベクトル飽和制御信号の一部がポテンショメータ332に よりコンパレータ334の負入力に加えられる。その正入力には基準信号が加え られる。基準信号と可変ベクトル飽和制御信号との差がマルチプライア330の 一方の入力となる。可変ベクトル中間色制御信号はマルチプライア330の他の 入力に入る。従ってマルチプライア330は出力として飽和制御信号の変化に対 し修正されている中間色制御信号を出す。このように、可変ベクトルの飽和は可 変ベクトルの中間色を変えることなく変更出来る。
マルチプライア330の出力は加算回路328の一方の入力に入る。加算回路3 28はこの信号を可変ベクトル位置制御信号に加え、その出力をコンパレータ2 94−298の負入力に与える。そめ結果、加算回路300−304の出力の斜 波+基準信号が補償された中間色制御信号と比較される。補償された中間色制御 信号は中間色の修正された可変ベク!・ルの位置に対応する。これら斜波+基準 信号は中間色の修正された可変ベクトル信号をそのR,G、B成分に分解するた めに用いられる。
斜波+基準信号は加算回路300−304、コンパレータ294−298、ワン ショット回路306−310およびサンプルホールド回路312−316と共に 0″、120°1240°信号を互いに120’はなさせるのであり、すなわち 基準信号が適正にセットされるからである。従って中間色の修正された可変ベク トル信号はそのR,G、B成分に分解される。補償された飽和制御信号は回路3 12−314によりサンプリングされた正弦波の振幅を変更する。かくして補償 された飽和制御信号は0°、120°、240″信号の振幅を変えて可変ベクト ル信号の飽和レベルの修正を行う。
レベル弁別回路 第10図は第8図のレベル弁別回路244の回路図である。4クワドラントマル チプライア236の出力信号がライン340を介してレベル弁別回路244に入 る。
この信号は抵抗R26からトランジスタQ1のエミッタにそして抵抗R25から !・ランジスタQ2のエミッタに入る。トランジスタQ1のベースはポテンショ メータR16と抵抗R1,7,R19,R21,R23によりバイアスされて弁 別制御信号が0または正のときすべての信号がエミッタからコレクタに入るのを 防止する。トランジスタQ2のベースはポテンショメータR15と抵抗R18, R,20,R22,R24によりバイアスされて弁別制御信号がOのときすべて の信号をエミッタからコレクタに通すようになっている。ダイオードCRIはト ランジスタQ2のバアイスが負の弁別制御信号のとき弁別制御信号により変化し ないようにする。
トランジスタQ1のバイアスは一つの弁別レベルをつくり、トランジスタQ2の バイアスが他の弁別レベルをつくる。トランジスタQ1のバイアス回路によりセ ットされるレベルはトランジスタQ2のバイアス回路によりセットされるレベル より高い。関連する弁別レベルより低い信号は出力に通らないようにされ、上の 信号は通されるようにされる。
弁別制御信号が0であれば、トランジスタQ1はその弁別レベルが比較的高いた め信号を通さない。一方、トランジスタQ2はそのレベルが0であるからすべて の正の信号を通す。従って、ライン248の信号からライン250の信号を減算 したものの波形は、色修正回路への入力信号がカラー信号スペクトルを発生する 装置により与えられるときの第11A図に示すものと同じになる。
弁別制御信号がOから正になると、トランジスタQ1とQ2に関連した弁別レベ ルは上昇する。トランジスタQ1はそのレベルが0弁別制御信号についてのそれ より高いから信号を通さない。トランジスタQ2は関連した弁別1ノベルより上 の信号のみを通す。従って、ライン248の信号からライン250の信号を引い たものの波形は第11B図に示すものとなる。トランジスタQ2の弁別レベルは 抵抗R20を介してl・ランジスタQ2のバイアスに影響する弁別制御信号によ りきまる。
弁別制御信号がOから負になると、トランジスタQ1に関連した弁別レベルは低 下するが、トランジスタQ2に関連した弁別レベルはダイオードCRIにより0 のままである。トランジスタQ1は関連する弁別レベルより上の信号のみを通す 。トランジスタQ2はすべての正の信号を通す。その結果、ライン248の信号 からライン250の信号を引いたものの波形は第11C図に示すようになる。ト ランジスタQ1の弁別レベルは抵抗R19を介してトランジスタQ1のバイアス に影響する弁別制御信号によりきまる。
弁別制御信号の符号と大きさは色修正装置11のパネル12のファクタ制御装置 84(第2図)によりオペレータが調整出来る。例えば、制御装置84の時計方 向の回転は正の弁別制御信号に対応し、反時計方向の回転は負の弁別制御信号に 対応する。回転量は弁別制御信号の大きさをきめる。
制御装置84とレベル弁別制御回路244はオペレータに特定の対象の色修正に ついてより高い選択性を与える。例えば、ビデオ画像内の2つの対象がほぼ同じ 色であるが一方の飽和レベルが他方より高い場合には、オペレータは一方の対象 の色修正を行うようにファクタ制御装置84を適正に調整することにより選ぶこ とが出来る。
他方の対象のビデオ画像信号は色修正を受けない。詳細にはオペレータは2つの 対象が同一の中間色であってもファクタ制御装置84により暗青色のシャツから 明青色の空を区別することが出来る。そして選んだ対象に対し色修正を行うこと が出来る。この能力により、色修正されたビデオテープの全体としての品質は、 オペレータがこれまで不可能であった色修正をつくりうるために、改善される。
他の変更例 色修正装置11を一群の可変ベクトル制御装置と共に示したが、この色修正装置 は2群あるいはそれ以上の可変ベクトル制御装置を備えることが出来る。従って 2以上の主色、すなわち可変ベクトル制御装置群に1つづつの主色を選ぶことが 出来る。実際に、1つの色修正装置が6ベクトル制御装置16(第2図)を削除 しうるようにするに充分なものの可変ベクトル制御装置をもつようにしてもよい 。しかしながら、1つの色修正装置における6ベクトル制御装置と可変ベクトル 制御装置の組合せは特に有利である。6ベクトル制御装置は一般に多くの色修正 作業にとって有利な色修正の分離を与える。6ベクトル制御装置のノブの使用は 高速で行えるから、画形式の制御装置を用いる装置の動作速度は高速且つ高品質 とすることが出来る。
レベル弁別回路を可変ベクトル制御回路に関連して述べたが、赤、緑、青、マゼ ンタ、黄、およびシアン用の1以上の色修正回路をそのようなレベル弁別回路で つくることが出来る。
係数プロセサはアナログ信号処理回路として述べたが、適当にプログラムされた 汎用コンピュータまたはマイクロプロセサをそれに代えて用いることが出来る。
更に、ディジタル回路を可変ベクトル制御回路内の他の要素に用いてもよい。
本発明の特定の実施例を図面について説明したが、本発明はそれら実施例に限定 されるものではない。種々の変化および変更が添付する請求範囲に限定する本発 明の精神または範囲から脱することなく当業者によりなしうるちのである。
FIG、5A FIo 5B FIG、5CFIG、5D 手続判−ロf書(方式) 1.事件の表示 PCT/US 87100821 、発明の名称 色修正方式及び方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 コーホレート、コミュニケーションズ、コンサルタンツ、インコーホレーテッド 4、代 理 人 (郵便番号1on) 国際調査報告 lnmMliO−^”””””’ PCT/US87100821

Claims (66)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.任意の中間色から選択可能な主色につき色の予定の範囲を選択するための手 段; 上記予定の色の範囲に対応するビデオ画像信号についての色修正を選択的に発生 する色修正手段;上記色修正信号を記憶するための記憶手段画像記録媒体に記録 された複数のシーンの夫々のはじめの画像の位置を表わす位置信号を発生するた めのシーン位置手段; 上記位置信号を上記記憶手段に記憶する手段;上記記憶手段から上記色修正信号 と上記位置信号を読出すための読取手段;および 上記記憶手段から読取られた上記位置信号に応答して上記記憶手段から読取られ た色修正信号を上記ビデオ画像信号を選択的に組合せるための組合せ手段、から 成る、上記画像記録媒体に記憶されビデオ画像としてディスプレイ手段に表示さ れる画像を表わすビデオ画像信号の色を修正するための色修正方式。
  2. 2.前記予定の色範囲に対応するビデオ画像信号から予定値より低い飽和レベル を有するビデオ画像信号を弁別するための手段を更に含み、前記色修正手段が弁 別された信号の色修正信号を発生するごとくなった請求の範囲第1項記載の方式 。
  3. 3.前記予定値は可変である請求の範囲第2項記載の方式。
  4. 4.前記予定の色範囲に対応するビデオ画像信号から予定値より高い飽和レベル を有するビデオ画像信号を弁別する手段を更に含み、前記色修正手段が弁別され た信号の色修正信号を発生するごとくなった請求の範囲第1項記載の方式。
  5. 5.前記予定値は可変である請求の範囲第4項記載の方式。
  6. 6.前記選択手段は任意の中間色から選択可能な第1主色の第1の予定の色範囲 を選択する手段と任意の中間色から選択可能な第2主色の第2予定色範囲を選択 する手段を含み、前記修正信号発生手段は上記第1予定色範囲に対応するビデオ 画像信号の第1色修正を発生する手段と上記第2予定色範囲に対応する第2色修 正信号を発生する手段を含むごとくなった請求の範囲第1項記載の方式。
  7. 7.赤、緑、青、マゼンタ、黄およびシアンに対応するビデオ画像信号の付加的 色修正を発生する付加色修正手段を更に含み、前記記憶手段が上記付加色修正信 号を記憶するごとくなった請求の範囲第1項記載の方式。
  8. 8.特定のシーン内のビデオ画像の1とその特定のシーンの色修正信号を選択的 に同定する手段を更に含み、前記読取手段がこの手段に応答するごとなくった請 求の範囲第1項記載の方式。
  9. 9.色スペクトル内のほぼ全色範囲にわたり色を修正するための少なくとも1個 の制御素子を含む手段と、上記制御素子により色の修正されたスペクトルの部分 を比較的小さい帯域に制限する制限手段と、からなり、上記制限手段が上記スペ クトル内の上記帯域の実質的に無限の位置に電気的色フィルタ手段を含むごとく なったビデオ画像信号の色を修正するための装置。
  10. 10.前記帯域の幅を変更する手段を含む請求の範囲第9項記載の装置。
  11. 11.前記電気的色フィルタ手段は直交する第1および第2信号を発生する手段 と、上記第1信号の符号と大きさを特定の角度の正弦に対応する信号に応じて変 更する第1変更手段と、上記第2信号の符号と大きさを上記特定の角度の余弦に 対応する信号に応じて変更する第2変更手段と、前記帯域を得るため上記第1の 変更された信号と第2の変更された信号を合成するための合成手段とから成るご とくなった請求の範囲第9項記載の装置。
  12. 12.前記信号の中間色、飽和およびルミナンスの制御手段から選ばれた複数の 前記制御素子を含む請求の範囲第9項記載の装置。
  13. 13.直交する第1信号および第2信号を発生する手段; 特定の角度の正弦に対応する第1信号に応答して上記第1象限信号の符号と大き さを変更する第1変更手段;上記特定の角度の余弦に対応する第1信号に応じて 上記第2象限信号の符号と大きさを変更する第2変更手段;および特定の色範囲 を得るために上記第1の変更された象限信号と第2の変更された象限信号を合成 するための合成手段、 から成る主色のまわりの上記特定の色範囲に対応するビデオ画像信号を選択する ための装置。
  14. 14.前記特定の角度の余弦に対応する第2信号に応じて前記第1象限信号の符 号と大きさを変更する第3変更手段; 上記特定の角度の正弦に対応する第2信号に応じて上記第2象限信号の符号と大 きさを変更する第4変更手段;を更に含み、前記合成手段が上記第3の変更され た象限信号と第4の変更された象限信号の差の自乗に応答するごとくなった請求 の範囲第13項記載の装置。
  15. 15.前記第1変更手段がsinθ信号に応答し、前記第2変更手段がcosθ 信号に応答し、前記第3変更手段がDcosθ信号に応答し、前記第4変更手段 がDsinθ信号に応答し、前記合成手段が、Aを前記第1象限信号、Bを第2 象限信号として積〔A*sinθ−B*cosθ〕*〔1−(A*Dcosθ− B*Dsinθ)2〕を形成するごとくなった請求の範囲第14項記載の装置。
  16. 16.可変の予定位相角に対し予定の通過帯域内の位相角を有するビデオ信号の みを伝達するためのフィルタ手段を含む、色情報を有するビデオ信号の中間色を 表わす色位相角を検出する検出手段からなるビデオカラー検出装置と、上記予定 の位相角を予め選択する中間色選択手段と、上記伝達される信号の飽和とは無関 係に上記帯域の幅を変更するための通過帯域幅制御手段と、上記伝達される信号 を選択的に色修正するための手段と、から成るビデオ画像信号の色修正装置。
  17. 17.前記中間色選択手段は実質的に無限の範囲で前記中間色を選択するごとく なった請求の範囲第16項記載の装置。
  18. 18.前記ビデオ信号の大きさが色の飽和を表わし更に予定範囲とは異なる飽和 を有する信号に対する弁別を行うためのレベル検出手段を含むごとくなった請求 の範囲第16項記載の装置。
  19. 19.前記信号から形成されるビデオ画像内で可変位置のウインドを形成するた めの少なくとも1つの境界を発生しそして上記ウインドーを形成する境界の一方 の側においてビデオ信号を検出するとき前記検出器を動作不能にする手段を含む 請求の範囲第16項記載の装置。
  20. 20.前記ビデオ信号は赤(R)、緑(G)および青(B)成分信号およびルミ ナンス(Y)信号を含み、更に信号(R−Y)および(B−Y)を形成する手段 と、θを前記予定の位相角としてこの(R−Y)信号をsinθに対応する信号 で変調しそして信号(B−Y)をcosθに対応する信号で変調し、前者の変調 結果から後者の変調結果を減算し、Dを帯域幅因子としてD(R−Y)cosθ とD(B−Y)sinθに比例する信号を形成し、両信号を加算しその結果を整 流し、基準信号からこの整流された結果を減算し、そしてその結果と上記2つの 変調結果の差を乗算する手段と、を含み、前記通過帯域幅制御手段がDの値を変 更する手段からなることくなった請求の範囲第16項記載の装置。
  21. 21.前記中間色選択手段は角度θを予め選択する手段からなる請求の範囲第2 0項記載の装置。
  22. 22.前記ウインドの寸法を変更する手段を更に含む請求の範囲第19項記載の 装置。
  23. 23.下記段階からなる画像記録媒体に記憶され、ディスプレイ装置にビデオ画 像として表示される画像を表わすビデオ画像信号を色修正する方法。 任意の中間色から選択可能な主色の予定の色範囲を選ぶ段階; この予定の色範囲に対応するビデオ画像信号の色修正信号を選択的に発生する段 階; 記憶手段に上記色修正信号を記憶する段階;上記画像記録媒体に記録された複数 のシーンの夫々の初期画像の位置を表わす位置信号を発生する段階;この位置信 号を上記記憶手段に記憶させる段階;上記記憶手段から上記色修正信号と位置信 号を読取る段階;および 上記記憶手段から読取られた色修正信号と上記ビデオ画像信号を選択的に合成す る段階。
  24. 24.前記予定の色範囲に対応するビデオ画像信号から、予定の値より下の飽和 レベルを有するビデオ画像信号を弁別する段階を更に含み、前記発生段階が弁別 された信号の色修正信号を発生することを含む請求の範囲第23項記載の方法。
  25. 25.前記予定の値を調整する段階を更に含む請求の範囲第24項記載の方法。
  26. 26.前記予定の色範囲に対応するビデオ画像信号から予定の値より高い飽和レ ベルを有するビデオ画像信号を弁別する段階を更に含み、前記発生段階がこの弁 別された信号の色修正信号を発生することを含むごとくなった請求の範囲第23 項記載の方法。
  27. 27.前記予定の値を調整する段階を更に含む請求の範囲第26項記載の方法。
  28. 28.前記選択段階が任意の中間色から選択可能な第1主色の第1予定色範囲を 選択しそして任意の中間色から選択可能な第2主色の第2予定色範囲を選択する ことを含み、前記発生段階が上記第1予定色範囲に対応するビデオ画像信号の第 1色修正信号を発生しそして第2予定色範囲に対応するビデオ画像信号の第2色 修正信号を発生することを含む、請求の範囲第26項記載の方法。
  29. 29.下記要件からなる、画像記録媒体に記憶されディスプレイ手段にビデオ画 像として表示される画像を表わすビデオ信号を色修正するための色修正方式。 弁別信号に応答し、画像の面より小さい画像の第1面内のビデオ面像信号をその 画像の残部を形成し、第1面と共に画像全体を形成する第2面のビデオ画像信号 から弁別するための弁別手段; 上記ビデオ画像信号の色修正を選択的に発生する色修正手段; 上記色修正信号と弁別信号を記憶する記憶手段;上記画像記録媒体に記録された 画像の内の特定の画像の位置を表わす位置信号を発生する位置手段;この位置信 号を記憶手段に記憶する手段;この記憶手段から色修正信号、弁別信号、および 位置信号を読取る読取手段;および 上記記憶手段から読取られた位置信号と弁別信号に応答して上記記憶手段から読 取られる色修正信号を上記第1および第2面の一方においてビデオ画像信号と選 択的に合成する合成手段。
  30. 30.前記弁別手段は画像の全体より小さい第3面を画像の残りを形成し第3面 と共に画像全体を形成する第4面から弁別するための手段を更に含む請求の範囲 第29項記載の方式。
  31. 31.前記色修正手段は無限的に選択しうる主色の予定の色範囲に対応するビデ オ画像信号の色修正を発生するごとくなった請求の範囲第29項記載の方式。
  32. 32.前記弁別信号は予め形成された境界をもつ面を限定し、この境界がユニッ トとして前記位置信号に応じて変更されるごとくなった請求の範囲第29項記載 の方式。
  33. 33.ルミナンスとは無関係に前記ビデオ画像信号の中間色を検出する色検出手 段を含み、前記色修正手段が色スペクトルの複数の帯域の異なったものにおける 中間色を別々に修正するようになった請求の範囲第29項記載の方式。
  34. 34.前記帯域の夫々が前記スペクトル内に固定位置を有するごとくなった請求 の範囲第33項記載の方式。
  35. 35.前記帯域は赤、緑、青、マゼンタ、シアンおよび黄の6個の1次および2 次色について中心づけられ、そしてこれら帯域の夫々についての中間色、飽和お よびルミナンスの別々の制御装置を有するごとくなった請求の範囲第34項記載 の方式。
  36. 36.前記スペクトル内の前記帯域の夫々の位置が実質的に無限的に可変である 請求の範囲第33項記載の方式。
  37. 37.下記段階からなる画像記録媒体に記憶された画像を表わすビデオ画像信号 の色修正方法。 画像記録媒体に記憶された画像の夫々を表わすビデオ画像信号を発生する段階; 画像記録媒体に記憶された画像の夫々に対応する画像を表示する段階; 弁別信号に応じて画像の全体より小さい第1面内のビデオ画像信号を第1面と共 に全画像を形成する画像の残部を形成する第2面のビデオ画像信号から弁別する 段階;上記ビデオ画像信号の色修正信号を選択的に発生する段階; これら色修正信号と弁別信号を記憶する段階;画像記録媒体に記録された画像の 特定のものの位置を表わす位置信号を発生する段階; これら位置信号を記憶する段階; 上記色修正信号、弁別信号および位置信号を読取る段階;および 位置信号と弁別信号に応じて色修正信号と上記第1および第2面の一方のビデオ 画像信号を選択的に合成する段階。
  38. 38.前記弁別段階は画像全体より小さい画像の第3面内のビデオ画像信号を第 3面と共に画像全体をつくる第4面内のビデオ画像信号から弁別する段階を含む 、請求の範囲第37項記載の方法
  39. 39.前記発生段階は無限的に選択可能な主色の予定の色範囲に対応するビデオ 画像信号の色修正を発生する段階を含む、請求の範囲第37項記載の方法。
  40. 40.前記弁別信号は予め形成された境界を限定し、前記合成段階が前記位置信 号に応じてユニットとして前記予め形成された境界を変更する段階を含む、請求 の範囲第37項記載の方法。
  41. 41.画像の残部から選ばれた部分を分離する電気的アウトラインを形成する手 段、このアウトラインの寸法と位置を変更する手段、上記アウトラインの一方の 側のビデオ信号の1以上の色を選択的に変更する変更手段、および上記アウトラ インの幅を横切り色を序々に変化させる手段、からなるビデオ画像を形成するビ デオ信号の色を変更する装置。
  42. 42.前記アウトラインは比較的広く、且つ更にこのアウトラインにまたがり線 形溶け込みを行わせる手段を含む請求の範囲第41項記載の装置。
  43. 43.前記アウトラインは2個の離れたラインにより形成されるごとくなった請 求の範囲第42項記載の装置。
  44. 44.前記アウトラインは矩形のウインドであり、前記変更がこのウインドの内 側でのみ行われるごとくなった請求の範囲第41項記載の装置。
  45. 45.ビデオ画像の残り部分から選択された部分を分離する電子アウトラインを 形成する手段とこの画像内の上記アウトラインの大きさと位置を変えるための手 段と上記アウトラインの一方の側のみのビデオ信号の1以上の色を選択的に変え るための変更手段と上記アウトラインの幅を横切り、色を序々に変化させる手段 とを設ける段階、このアウトラインを用いてビデオ画像の内の色変更を必要とす る一つの面を他から分離する段階、およびその一つの面内のその色を変更する段 階から成るビデオ画像を形成するビデオ信号の色を変更する方法。
  46. 46.下記要件からなる、画像記録媒体に記憶された第1表示手段にビデオ画像 として表示される画像を表わすビデオ画像信号の色修正を行うための色修正方式 。 上記記録媒体に記憶された複数のシーンの夫々の少なくとも1個の選ばれたフレ ームの色修正信号を選択的に発生する色修正手段; 上記色修正信号を記憶する記憶手段; 夫々上記選ばれたフレームの1つのビデオ画像信号に対応する複数の画像を表示 する第2表示手段;および上記記憶手段から上記第2表示手段に表示されるべき 上記フレームの内の選ばれた1個の色修正信号を呼びもどすための呼びもどし手 段。
  47. 47.前記第1表示手段に同時に選択されたフレームに対応する画像を選択的に 表示するための手段を更に含む請求の範囲第46項記載の方式。
  48. 48.第1の選択されたフレームの画像と第2の選択されたフレームの画像が前 記第2表示手段に前後して選択的に表示され、これら2つの画像の比較が容易に 行えるようになった請求の範囲第46項記載の方式。
  49. 49.前記呼びもどし手段はタッチスクリーン、ライトペン、カーソル、または 夫々前記第2表示手段上の画像の特定の1個に割当てられた複数のスイッチであ る、請求の範囲第46項記載の方式。
  50. 50.前記第2表示手段は複数の領域に分割され、1個のスイッチが夫々の領域 に関連づけられ、前記呼びもどし手段が選択された1個のスイッチに応じてこの スイッチに関連した領域内の画像に対応する色修正信号を呼びもどすごとくなっ た請求の範囲第46項記載の方式。
  51. 51.下記要件を更に含む請求の範囲第46項記載の方式。 複数のビデオ画像を再生するための情報を記憶するビデオ画像記憶手段;および このビデオ画像記憶手段からビデオ画像情報を呼びもどす手段。
  52. 52.与えられたシーンからの色修正されたビデオ画像の情報が、新しいシーン がつくられるとき前記ビデオ画像記憶手段に自動的に記憶されるごとくなった請 求の範囲第51項記載の方式。
  53. 53.前記ビデオ画像記憶手段と呼びもどし手段は選択的に動作可能となった請 求の範囲第51項記載の方式。
  54. 54.前記ビデオ画像記憶手段から呼びもどされたビデオ画像情報は前記第1表 示手段に表示されるごとくなった請求の範囲第51項記載の方式。
  55. 55.下記段階からなる、画像記録媒体に記憶された画像を表わすビデオ画像信 号の色修正方法。 上記画像記録媒体に記憶された夫々の画像を表わすビデオ画像信号を発生する段 階; 第1表示手段に上記画像記録媒体に記憶された夫々の画像に対応する画像を表示 する段階; 上記画像記録媒体に記録された複数のシーンの夫々の少なくとも1個の選択され たフレームの色修正信号を選択的に発生する段階; この色修正信号を記憶する段階; 夫々上記選択されたフレームの1個のビデオ画像信号に対応する複数の画像を第 2表示手段に表示する段階;および 上記第2表示手段に表示された上記選ばれたフレームの内の選ばれた1個の色修 正信号を記憶手段から呼びもどす段階。
  56. 56.前記第1表示手段に選択されたフレームに対応する画像を選択的に同時に 表示する段階を更に含む請求の範囲第55項記載の方法。
  57. 57.第1の選ばれたフレームの画像と第2の選ばれたフレームの画像を前後し て前記第2表示手段に選択的に表示する段階を更に含む、請求の範囲第55項記 載の方法。
  58. 58.前記呼びもどし段階はタッチスクリーン、ライトペン、カーソル、または 夫々前記第2表示手段上の画像の特定の1個に割当てられた複数のスイッチであ る装置からの信号を用いて前記色修正信号を呼びもどすことから成る請求の範囲 第55項に記載する方法。
  59. 59.前記第2表示手段を複数の領域に分割し、1個の領域に1個のスイッチを 関連させる段階を更に含み前記呼びもどし段階が選ばれた1個のスイッチからの 信号に応じて行われるごとくなった請求の範囲第55項記載の方法。
  60. 60.下記要件からなるビデオ画像信号の色修正装置。 主色のまわりの予定の色範囲を選択する手段;予定の飽和レベルをもつビデオ画 像信号を上記予定の色範囲に対応するビデオ画像信号から弁別する手段;および 弁別された信号の色修正信号を選択的に発生するための色修正手段。
  61. 61.前記選択手段は前記主色を任意の中間色から選択する手段を含む請求の範 囲第60項記載の装置。
  62. 62.前記弁別手段は第1弁別信号を得るために第1のプリセットレベルより高 い飽和レベルをもつビデオ画像信号を弁別する手段と、第2弁別信号を得るため に第2のプリセットレベルより高い飽和レベルをもつビデオ画像信号を弁別する 手段と、上記第2弁別信号から第1弁別信号を減算する手段を含むごとくなった 請求の範囲第60項記載の装置。
  63. 63.下記段階からなるビデオ画像信号の色修正方法。 主色のまわりの予定の色範囲を選択する段階;上記予定の色範囲に対応するビデ オ画像信号から予定の飽和レベルをもつビデオ画像信号を弁別する段階;および 弁別された信号の色修正信号を選択的に発生する段階。
  64. 64.任意の中間色から前記主色を選択する段階を更に含む、請求の範囲第63 項記載の方法。
  65. 65.前記弁別段階は第1弁別信号を得るために第1のプリセットレベルより高 い飽和レベルをもつビデオ画像信号を弁別する段階と、第2弁別信号を得るため に第2のプリセットレベルより高い飽和レベルをもつビデオ画像信号を弁別する 段階と上記第2弁別信号から第1弁別信号を減算する段階を含む、請求の範囲第 63項記載の方法。
  66. 66.ビデオ源からのビデオ信号の色修正を発出する手段を含む色修正コンピュ ータと、この色修正信号およびビデオプログラムシーケンス内の他の画像に対す る修正された画像の位置を示す位置信号とに対応する信号を記憶すると共に複数 の上記修正された画像の夫々を表わす信号を記憶するメモリ手段と、上記修正さ れた画像の夫々を表示する表示手段と、このメモリ手段から上記修正された画像 の内の選ばれた1個の色修正信号に対応する信号を呼びもどして他の画像に加え るための手段と、からなるビデオ信号の色修正装置。
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