JPH0834602B2 - 色修正方法及び色修正装置 - Google Patents

色修正方法及び色修正装置

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JPH0834602B2
JPH0834602B2 JP62502677A JP50267787A JPH0834602B2 JP H0834602 B2 JPH0834602 B2 JP H0834602B2 JP 62502677 A JP62502677 A JP 62502677A JP 50267787 A JP50267787 A JP 50267787A JP H0834602 B2 JPH0834602 B2 JP H0834602B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本出願は1984年4月9日付米国特許出願番号第598,46
8号の一部継続および1986年4月14日付米国出願番号第8
51,164号の一部継続である。
発明の背景 本発明はビデオ画像信号の色修正方式および方法に関
する。詳細には本発明は色修正動作の品質及び速度を向
上させる改良された方式及び方法に関する。本特許出願
は米国特許第4096523号(「レインボー」特許);同第4
223343号(「アナモルフィック」特許);同第4410908
号(「ルミナンス」特許);「局部色サンプリングを用
いる色修正方式及び方法」と題する本出願人による米国
特許出願番号第598468号;「シーン変化検出による色修
正方式および方法」と題する同第722801号;および「編
集方式及び方法」と題する同第807815号、に示される色
修正方式及び方法の改良を開示するものである。これら
米国特許および特許出願の内容は参考のため本明細書に
組入れてある。
特にフィルム−テープおよびテープ−テープ転換そし
て特にシーン毎の色修正においてビデオ画像信号の色修
正の効率、速度および品質の改善に対する断え間のない
要求が存在する。例えば、色修正のための特定の対象の
分離をより良くする要求がある。更に色修正のために特
定の色または色の特定の範囲の選択をより良くする要求
がある。
発明の目的 従って本発明の目的は上記の要求を満足しそして改善
された効率、速度および品質をもってビデオ画像信号の
色修正を行うための方式および方法を提供することであ
る。
本発明の他の目的は特定の色または色の特定の範囲を
色修正する精度を改善する装置および方法を提供するこ
とである。
本発明の他の目的は色修正されるべき画像記録媒体内
の特定のシーンに関連した色修正をより容易に特定し呼
びもどすための装置及び方法を提供することである。
本発明の更に他の目的はビデオ画像により発生される
画像の特定の領域をより正しく分離しそしてその領域の
色修正を行うための装置および方法を提供することであ
る。更に他の目的はこの領域の縁部と画像の残りの部分
とを混合しそれらの縁部があまり知覚しえないようにす
ることである。
本発明の他の目的は或るレベルを有する色信号の色を
修正する能力を改善する装置および方法を提供すること
である。
発明の要約 本発明は上記の要求を満足しそして無限的に可変の主
色の近辺の色の予定の範囲を選択する装置を設けること
により上記目的を達成する。この予定の色範囲に対応す
るビデオ画像信号についての色修正が選択的に発生され
そして次に色修正がこのビデオ画像信号に加えられて色
修正されたビデオ画像信号を発生する。従ってビデオ画
像内の任意の対象がその色により選択される。好適には
予定の色範囲の大きさは調整可能である。それ故この対
象内の色のすべてはその対象が広範囲の色からなるもの
であっても色修正のために選択出来る。しかしながら、
この範囲はオペレータが望めば非常に狭く調整出来、そ
してこれは色の飽和とはほぼ無関係に行うことが出来
る。このように本発明は特定の対象をそれらの色に基づ
き色修正のために選択しうるようにするものである。主
色を飽和レベルとは無関係に任意の中間色から選ぶこと
が出来る。この利点により色修正されたビデオテープの
品質が改善される。更にこの利点は時間をそしてそれ故
映画フィルムおよびビデオテープの色修正の費用を低減
させるものである。
本発明の他の観点によれば、色修正装置は画像の特定
の領域内のビデオ画像信号を残りの領域を形成するビデ
オ画像信号から弁別するための回路を含んでいる。色修
正信号はその特定の領域の内側または外側のビデオ画像
信号に加えられる。
好適にはこの領域の縁部はその領域が画像の他の領域
と充分混合するように形成される。これは例えばその領
域の縁を形成するために線形溶け込みを用いることによ
り達成出来る。
この特定の領域の大きさそしてまたは位置は新しいシ
ーンまたはフレームの開始時に変更出来る。従って、こ
の領域は次々のフレームまたはシーンで特定の対象が動
くときその対象に「追従」することになる。従って色修
正について大きな対象物の選択性が得られ、そして良好
な色修正が行われる。
本発明の他の観点によれば特定のシーンについての色
修正がそのシーンからのビデオ画像により同定あるいは
ラベル付けされる。ビデオ画像は、好適には補助モニタ
スクリーンまたは主モニタスクリーン上でオペレータに
対し表示される。オペレータはこの表示をその特定のシ
ーンについての色修正を知るために使用出来、そしてそ
れらを現在のシーン用のビデオ画像信号に加える。いく
つかのビデオ画像を同一の表示で示すことが出来、そし
てオペレータは行われるべき色修正を選ぶためにスクリ
ーン上のビデオ画像のように配置された押しボタンアレ
イまたはライトペンを利用することが出来る。
あるいは、この表示装置「タッチスクリーン」を含む
ことが出来、オペレータが所望の色修正を行うためそれ
らに関連したビデオ画像に触れるようにすることが出来
る。前のシーンの修正の位置を与える数値データは好適
には補助表示装置上の画像の次に表示される。このよう
にしてオペレータは関連する修正値をとり出すために夫
々の画像の次に表示される数値的修正位置情報を使用す
ることも出来る。オペレータは映画フィルムまたはビデ
オテープを編集するときに変えることの出来る特定のシ
ーン用のシーン番号を記憶する必要はない。本発明のこ
の特徴によりオペレータは処理しようとする色修正を容
易に同定し、位置ぎめしそしてとり出すことが可能であ
る。それ故、この特徴は映画フィルムまたはビデオテー
プの色修正速度を著しく高くするものである。
本発明の他の観点によれば、色修正装置はビデオ画像
信号をそれらの色レベルにもとづき弁別するための回路
を含むことが出来る。特にそのような弁別回路は予定の
レベルより高い信号、予定のレベルより低い信号、また
は2つの予定レベル間の信号を弁別することが出来る。
色修正はこれら弁別された信号について選択的に行わ
れ、そして関連するビデオ信号に加えられて色修正され
たビデオ画像信号を発生する。この特徴は対象の選択性
を更に向上させそして修正プロセスを高速にする。
これら特徴の夫々は色修正プロセスの効率を向上させ
る。更に、2つ以上の特徴を共に用いるときには効率が
より向上し、その向上レベルはこれまで達成し得なかっ
たものである。
図面の簡単な説明 本発明の上記および他の目的、特徴および利点はその
実施例の特に添附する図面に関連した次の説明から明ら
かとなるものである。
第1図は本発明による色修正方式の図式図である。
第2図は第1図に示す色修正装置の前パネルの上面図
である。
第3図は第2図の前パネルの一部の拡大図である。
第4図は第2図の前パネルの他の部分の拡大図であ
る。
第5A-5D図はベクタースコープ上の波形を示すと共に
可変ベクトル制御装置の機能を示す図である。
第6A-6C図は第1図の色修正装置用の補助モニタおよ
び主モニタの拡大図である。
第7A-7B図は本発明による色修正方式における色修正
回路のブロック図である。
第8図は本発明による色修正方式における可変ベクト
ル制御回路のブロック図である。
第9図は第8図の可変ベクトル制御回路用の係数プロ
セサのブロック図である。
第10図は第8図のレベル弁別回路の概略図である。
第11A-11C図は第10図のレベル弁別回路における波形
図である。
第12図は第8図の装置の動作における変数のいくつか
を表わすベクトル図である。
第13図は第8図の装置の一要素の回路図である。
第14図は代表的な従来装置の動作特性を示す図であ
る。
第15A-15D図は第8図の回路の動作原理を示す波形図
である。
第16図および第17図は本発明の「コール・ア・ピクチ
ュア」特徴を実現するために使用しうるコンピュータプ
ログラムにおけるステップを示すフローチャートであ
る。
好適な実施例の詳細な説明 概論 第1図は本発明による色修正方式10を示している。色
修正方式10は前パネル12を有する色修正装置11を含む。
前パネル12の部分を第2−4図に詳細に示す。前パネル
12は一組の可変ベクトル制御装置14と6個のベクトル制
御装置16群を有する。この6ベクトル制御装置16はレイ
ンボー特許およびルミナンス特許に示されるように機能
する。
第2図の左下部分に示すように、前パネル12は一群の
色バランス制御装置18と「ウィンドウ」制御装置20を含
んでいる。「ウィンドウ」制御装置20は米国特許出願第
598468号および第722801号に詳細に示されている。前パ
ネル12は更にビデオ信号源制御装置22を含んでいる。ビ
デオ信号源制御装置22は赤、緑および青チャンネルの夫
々についてのPEC利得および負利得のようなパラメータ
を調整する。更にこのビデオ信号源制御装置は例えば水
平パン、垂直パン、ズームおよび輪郭のような他のパラ
メータも調整する。制御装置群14,16,18,22内の制御装
置の夫々は制御ノブを含み、このノブが米国特許出願番
号第598468号および同第722801号に示されるような軸位
置エンコーダに接続する。
前パネル12の右側部分は押しボタンと表示装置を含ん
でいる。特に、この部分は第4図に詳細に示す2列の押
ボタン24と第3図に詳細に示す3列の押ボタン26を含ん
でいる。これら押ボタンの内の多くの機能はレインボー
特許とルミナンス特許に示されている。表示装置28(第
4図)はAバッファとBバッファに記憶された色修正用
のシーン番号を示す。更に表示装置28は現在のシーンの
シーン番号を示す。
第4図において、キーパッド30と表示装置32は特定の
シーンについての色修正を呼び返しそれらを現在のシー
ンに加えるために用いられる。例えばオペレータが現在
のシーンについてシーン番号1234の色修正を用いようと
する場合には、オペレータは列24の上の列の「呼び出
し」押ボタンを押しそしてキーパッド30のボタン1,2,3,
4をこの順序で押して所望の色修正を呼びもどすことに
なる。
同じく第4図には、前のシーンについての色修正信号
を他の方法で呼びもどすために用いられる本発明の「コ
ール・ア・ピクチュア」特徴に用いられる押ボタンアレ
イ34と押ボタン列36が示されている。この「コール・ア
・ピクチュア」特徴の動作を次に詳述する。第3図の前
パネル12のこの部分はオッシロスコープ(図示せず)上
に表示される種々の波形を選択するための波形押ボタン
およびインジケータ38およびモニタ用に種々の信号を選
択するためのモニタセレクタ押ボタンおよびインジケー
タ40を有する。
第1図にもどり、方式10はコンピュータ42を有し、こ
れが色修正装置11、ビデオ信号源44、ビデオテープレコ
ーダ46およびビデオメモリ48の夫々に接続する。ビデオ
信号源44はフィルムチェーンあるいはテレシネ、ビデオ
テーププレーヤ等である。ビデオ信号源44は関連する画
像記録媒体からビデオ信号を発生する。これらビデオ信
号は修正のために色修正装置11に送られる。色修正装置
11はオペレータとコンピュータ42の指示によりビデオ信
号源44からのビデオ信号の色修正を与えそして色修正さ
れたビデオ信号を発生する。この色修正されたビデオ信
号は主モニタ50に送られ、そして適正な時点でビデオテ
ープレコーダ46に送られる。オペレータは主モニタ50の
ビデオ画像を見ることによりビデオ信号の色修正効果を
観察出来る。ビデオテープレコーダ46は、通常第1ライ
ン中に色修正がなされた後の第2ラインにおいて修正さ
れたビデオ信号をビデオテープ54に記録し、それにより
色修正されたビデオテープをつくる。
主モニタはウィンドウW1とW2を有する。大きさそして
または位置の可変のウィンドウW1とW2の使用については
次に述べる。
補助モニタ52はコンピュータ42に接続する。この補助
モニタ52はビデオ画像56a-56dのような複数のビデオ画
像を表示する。モニタ52の機能については「コール・ア
・ピクチュア」特徴の説明において説明する。
第2図において、制御装置群14,16,18,22の制御ノブ
の夫々の上には「レンジファインダー」LEDと呼ぶ発光
ダイオード(LED)の水平列35が設けられている。各群3
5の内側の2個のLEDは緑であり、外側2個は赤である。
関連する制御ノブが中心位置にあるときには内側の2個
のLEDが発光する。この制御ノブが右にまわると内側のL
EDが発光を停止し最も右側のLEDが発光する。それに対
応して、制御ノブを左にまわすと、内側の2個のLEDが
滅光し最も左側のLEDが発光する。従って、オペレータ
は制御ノブの任意のものの位置をす早く決定することが
出来る。
オペレータが制御装置群16,18,22の制御ノブを夫々容
易に中心位置としうるようにするためのリセットボタン
64,66,68が設けてある。特に、オペレータが1つのリセ
ットボタンを押すと、関連する制御装置群の制御ノブの
すべてがそれらに接続するカウンタをゼロとすることに
より電子的に中心位置とされる。制御装置16,18,22は夫
々活性メモリ押ボタン−インジケータ70,72,74を含んで
いる。
第4図の下側部分において、「ノッチ」押ボタンがシ
ーン間の境界をセットする。すなわち「ノッチ」ボタン
を押すことにより新しいシーンの第1フレームのフレー
ム番号が記憶される。同じ列内の「色修正エナブル」押
ボタンが色修正時にこの「ノッチ」押ボタンを有効にす
る。「パンエナブル」押ボタンは水平パン、垂直パン、
ズームのような位置に関係した事象について「ノッチ」
ボタンを有効にする。
上列24内の「前進モード」押ボタンを押すことにより
「前進モード」となる。このモードではその時のシーン
からの色修正が次のシーンに対して進められる。すなわ
ちオペレータが特定のシーンについて色修正を行いその
シーンと次のシーンの間のシーン境界をセットしてしま
うと、これら色修正はその特定のシーンについて共に記
憶されそして次のシーンに加えられる。このようにオペ
レータはこれら色修正を次のシーンの色修正の基本とし
て使用出来る。
「画像ファイル」押ボタンはビデオシーン呼びもどし
特徴、すなわち後述する本発明の「コール・ア・ピクチ
ュア」特徴に関して用いられる。「画像ファイル」押ボ
タンは押ボタンアレイ34と押ボタン列36の動作を可能に
する。
「溶け込み」押ボタンは与えられたシーン用の色修正
とその次のシーン用色修正との間の線形の遷移を発生す
るために用いられる。例えばオペレータは与えられたシ
ーンの色修正を行い、次にその次のシーンの色修正を行
うことが出来る。しかしながらもしオペレータがシーン
間の滑らかな遷移を希望するのであれば、オペレータは
与えられたシーンの終り近くのフレームで「溶け込み」
押ボタンを押し、そして次のシーンの始め近くのフレー
ムで再び「溶け込み」押ボタンを押す。コンピュータは
これら2つの溶け込み点間のすべてのフレームにつき与
えられたシーンの色修正と以降のシーンの色修正との間
の、例えばフレーム毎に、線形遷移を自動的に与えるよ
うにプログラムされている。
第3図の列26aに示す「ソース1」、「ソース2」、
「ソース3」および「ソース4」押ボタンはオペレータ
が多数のビデオ信号源の内の1個を選択出来るようにし
ている。例えばオペレータは「ソース1」ボタンを押す
ことによりテレシネをビデオ信号源として選ぶことが出
来、あるいは「ソース2」ボタンを押すことによりビデ
オテーププレーヤをビデオ信号源として選ぶことが出来
る。
「負荷カウント」押ボタン(「ソース4」ボタンの
次)が新しい動作の開始時にフレームカウンタが任意の
数に始動しうるようにする。「カウントモード」押ボタ
ンはオペレータがカウント/時、分、秒、フィルムフレ
ーム、またはPALビデオフレーム、またはNTSCビデオフ
レームのようなフレームカウンタに対し種々の計数モー
ドの内の特定のものを選びうるようにする。
「外部マット」、「可変ベクトルマットオン」、「6
ベクトルマットオン」および「マット記憶」押ボタンに
ついては本発明の「移動マット」特徴の説明において説
明する。
「ディスクそう入」、「ディスク記憶」、「ディスク
フォーマット」、「自動記憶」および「ディスクテス
ト」押ボタンはフロッピディスクドライブまたはハード
ディスクドライブのようなコンピュータ用の外部記憶装
置(図示せず)を制御するためのものである。
可変ベクトル制御装置 第2図の左上部は可変ベクトル位置制御装置14を示
す。制御装置14は可変ベクトル位置制御装置80、デルタ
制御装置82、ファクタ制御装置84、飽和制御装置86、中
間色制御装置88およびルミナンス制御装置90を含んでい
る。更に、可変ベクトル制御装置14は「セットアップ」
押ボタン92を含み、その機能は後述する。LED94が可変
ベクトル位置制御装置80の周辺に配置されている。LED9
4は可変ベクトル位置制御装置80の角度を示す。可変ベ
クトル位置制御装置80の角度はベクタースコープ上の色
の1つに対応する。
可変ベクトル位置制御装置80は色修正用に特定の色範
囲を選択するために用いられる。この色範囲内の主色は
可変ベクトル位置制御装置80の角度によりきまる。可変
ベクトル位置制御装置80は関連するカウンタの精度内で
任意の主色を選ぶために使用出来る。例えば、関連する
カウンタが12ビットカウンタであれば4096個の異なった
主色の内の1つを可変ベクトル位置制御装置80で選ぶこ
とが出来る。このように主色は本質的に無限の変数であ
る。
種々の制御装置80-90の機能を第5A-5D図について説明
する。第5A-5D図の円96はベクタースコープのスクリー
ンを示している。波形98は色修正装置への入力信号が色
信号スペクトル、すなわち可視スペクトルにわたり変化
する色の信号を発生する装置からのものであるときの可
変ベクトル制御回路のレスポンスを示している。波形98
の角度は可変ベクトル位置制御装置80の与えられた角度
に対応する。第5A図は可変ベクトル位置制御装置80を回
すことによる効率を示している。例えば装置80を波形98
の位置から異なった主色を選ぶため時計方向にまわす
と、ベクタースコープのレスポンスは波形98aとなる。
次に制御装置80を他の主色を選ぶため更に時計方向にま
わすと、ベクタースコープのレスポンスは波形98bとな
る。同様に、装置80を更に他の主色を選ぶため反時計方
向にまわすと、ベクタースコープのレスポンスは波形98
cとなる。従って、制御装置80は任意の中間色を主色と
して選ぶためにまわすことが出来る。
可変ベクトル制御装置は主色を中心とした予定範囲の
色に対し一般に有効である。例えば、主色の±5度の範
囲の色が主色に沿って修正される色である。しかしなが
ら、色修正の有効性は主色からの角度が大きくなると減
少する。
デルタまたは帯域制御装置82は可変ベクトル位置制御
装置80により行われる予定の色範囲の幅の調整のために
設けてある。第5B図はデルタ制御装置82を回転させるこ
とによる効果を示す。この範囲の幅を広くするためにデ
ルタ制御装置82を時計方向に回すことも、狭くするため
に反時計方向にまわすことも出来る。従って、色範囲の
幅はオペレータにより装置の限界内で大きくも小さくも
することが出来る。例えば、色範囲の幅は主色のまわり
で±約2度から±90度までの任意のところに変えること
が出来る。第5B図は波形98と同一の主色について増大し
た帯域幅「Δ2」をもつ波形100を示している。波形100
はデルタ制御装置82を時計方向にまわすことにより得ら
れたものである。第5B図は同じく波形98と同じ主色につ
き減少した帯域幅「Δ3」とした波形102を示してい
る。波形102はデルタ制御装置82を反時計方向にまわす
ことにより得られたものである。
所望の主色とそのまわりの所望の色範囲が可変ベクト
ル位置制御装置80とデルタまたは帯域幅制御装置82によ
り選ばれてしまうと、飽和制御装置86、中間色制御装置
88およびルミナンス制御装置90が選ばれた色範囲に対応
するビデオ画像信号についての色修正信号を発生するた
めに用いられる。詳細には、中間色制御装置88は選ばれ
た色範囲内の色を変えそしてそれらを色スペクトル内に
移すために用いられ、飽和制御装置86は選ばれた色範囲
内の色のレベルまたは強度を変えるために用いられる。
更に、ルミナンス制御装置90はこの選ばれた色範囲内の
色のルミナンスすなわち輝度を変えるために用いられ
る。
第5C図は中間色制御装置88をまわすことによる効果を
示す。選ばれた色範囲内の色を移すために中間色制御装
置88を時計方向または反時計方向にまわす。第5C図は波
形104と106を示している。波形104は波形98が選ばれた
後で中間色制御装置88を時計方向にまわすことにより得
られたものである。同様に、波形106は波形98が選択さ
れた後に中間色制御装置88を反時計方向にまわすことに
より得られたものである。この中間色制御装置はその限
界内で所望の量だけ選ばれた色範囲内の色をシフトする
ものである。例えば、この中間色制御装置は一方向にお
いて主色を60度までシフトするように設計される。
第5D図は飽和制御装置86をまわすことによる効果を示
す。飽和制御装置86は選ばれた色範囲内の色の飽和レベ
ルを増減するために夫々時計方向または反時計方向に回
転する。一例として波形108は波形98が選択された後に
飽和制御装置86を時計方向にまわしたときに生じるもの
である。波形108は波形98の飽和レベルより高い飽和レ
ベルを有する。波形110は波形98が選ばれた後に飽和制
御装置を反時計方向に回したときに生じるものである。
波形110は波形98の飽和レベルより低い飽和レベルを有
する。
ルミナンス制御装置90は選ばれた色範囲内の色の輝度
を増減するために用いられる。勿論ルミナンス制御装置
90、中間色制御装置88および飽和制御装置86を選ばれた
色範囲内の色の関連したパラメータを変えるために一緒
に使用してもよい。可変ベクトル制御ノブ80とデルタ制
御ノブ82は上述のように選ばれる色範囲をセットするた
めに利用される。ファクタ制御装置84は選ばれた色範囲
内の、特定のレベルより上または下の飽和レベルを有す
る色を選択するために用いられる。ファクタ制御装置84
の機能は第10、11図の説明において詳述する。
可変ベクトル制御装置14の一使用例として、特定のシ
ーンの色修正を説明する。オペレータが例えば主モニタ
50上の画像内のリンゴのような特定の対象の色修正を行
おうとする場合を考える。オペレータはまず可変ベクト
ル制御装置14の部分である「セットアップ」押ボタン92
を押す。これにより、可変ベクトル位置制御装置80によ
りセットされる色範囲内の色を有する画像中のすべての
部分が中間灰色となる。このリンゴが灰色にならない場
合にはオペレータが灰色になるまで可変ベクトル位置制
御装置80を回す。リンゴが選ばれた範囲外の色を含むた
めサンゴの一部のみが灰色となる場合にはオペレータは
デルタ制御装置を回転させてリンゴ全体が灰色になるま
で選ばれた範囲のデルタすなわち帯域を増加する。これ
はオペレータの修正したい色、すなわちリンゴを形成す
る色が選ばれた範囲内に取り囲まれたことを意味する。
ここでオペレータは再び「セットアップ」押ボタン92を
押すと、それらの色が不変で表示される。
あるいはこの「セットアップ」ボタンは、選択した色
をもつ対象がモニタに生じ他の色をもつ対象が灰色に生
じるように接続してもよい。この特徴をもたせるに必要
な第7A図に対する変更は当業者には明白であり、従って
ここでは詳述しない。
選択された色の範囲内の色の対応するパラメータを調
整するためにオペレータは飽和制御装置86、中間色制御
装置88またはルミナンス制御装置90のいずれもあるいは
すべてを回すことが出来る。例えばリンゴの色を緑がか
った赤から赤に変えるにはオペレータは中間色制御装置
88を回すことが出来る。制御装置86,88,90によりオペレ
ータが色修正をつくってしまうと、コンピュータ42にそ
の色修正をオペレータが記憶させる。色修正の記憶とそ
の読出しについては前記レインボー特許に示されてい
る。この色修正はコンピュータのメモリから読出されて
「動作」モード中色修正ビデオテープ54をつくるために
用いられる。
このように、リンゴを形成するビデオ画像信号は所望
の画像をつくるべく色修正出来る。可変ベクトル制御装
置によりこのリンゴを画像中の他の対象から分離しその
後に色修正することが出来る。従って、可変ベクトル制
御装置は色修正中の対象物選択性をより高くし色修正処
理高度を向上させる。すなわち、対象物をそれに非常に
近い中間色を有する他のもの、あるいは同一色ではある
が異なった飽和レベルを有する対象物から分離すること
が出来る。選ばれた対象物の中間色は他の同様の色をも
つ対象物のそれに近くてもよく、そしてそれでも従来の
色修正装置によるよりも効果的に分離しうる。これは色
修正速度を改善するばかりでなくはじめに或る種の色修
正を可能にし、それにより色修正品質を著しく改善す
る。
ビデオシーン呼びもどし(コール・ア・ピクチュア)特
徴 第4図において、押ボタン34と36は第1図の補助モニ
タ52と共に本発明のビデオシーン呼びもどしすなわち
「コール・ア・ピクチュア」特徴を得るために使用出来
る。この特徴はすでに色修正されたいくつかの前のシー
ンの夫々からのフレームの縮小された再生をモニタ52に
つくるものである。これによりオペレータはテレシネあ
るいはテーププレーヤを巻きもどすことなく、あるいは
従来の低速の方法を用いることなく呼びもどされるべき
修正が行われた前のシーンを可視的に選択出来るように
する。
図面に示す特定の実施例では補助モニタ52は第1、6
図のビデオ画像56a-56dのような12個までの異なったビ
デオ画像を表示する。これら12個のビデオ画像は4欄3
列のアレイとして表示される。12個のビデオ画像の夫々
は第2、4図の12個の押ボタン34の1個に対応する。夫
々のビデオ画像はそれを含むシーン用の色修正と関連づ
けられ、そして各押ボタン34が1つのビデオ画像と関連
づけられる。特に、押ボタン34a-34dはビデオ画像56a-5
6dに夫々対応する。これら押ボタンは関連したアレイ内
のそれらの位置にもとづきビデオ画像に対応する。
オペレータが例えばビデオ画像56bを有するシーンの
色修正を呼びもどしたいときには押ボタン34bを押しそ
してそれらの色修正が呼びもどされてビデオ信号源44の
出力に加えられる。補助モニタ上にビデオ画像を発生す
るための情報はビデオメモリ48に記憶される。この情報
は呼びもどされてコンピュータ42の制御のもとで補助モ
ニタに向けられる。ビデオメモリ48は市販の任意のビデ
オ画像記憶装置でよい。使用しうるそのような装置の1
つはAT&T社製のモデルICBイメージキャプチュアボー
ドであり、これはビデオ画像信号を記憶し読出すための
ディジタル装置である。
本発明のビデオシーン呼びもどし特徴はオペレータが
特定の有用な色修正を迅速且つ容易に決定し呼びもどす
ことの出来るようにする。オペレータはバッファAの内
容に対応するシーンあるいはバッファBの内容に対応す
るシーンを記憶しなくてもよい。更にオペレータは与え
られたシーンについての色修正の名称を考えそしてそれ
をディスクプレイにタイプしたりあるいはどこかに書込
んだりする必要がない。本発明のこの特徴はオペレータ
に対し特定の色修正について容易に認識しうるラベルを
与えるものである。このように、オペレータは前の色修
正を呼びもどし、利用することが出来る。その結果、ビ
デオテープの色修正に必要な時間が短縮される。このビ
デオシーン呼びもどし特徴は前の色修正呼びもどしのた
めの「呼びもどし」押ボタンとキーボード30の使用にか
わるものである。
第6A-6C図は第1図の主モニタ50と補助モニタ52の拡
大図である。第6A図は前の2つのシーンについての色修
正をオペレータが同定した後の補助モニタ52を示す。オ
ペレータはこれら色修正の同定にビデオ画像56aと56bを
使用している。特に、オペレータは人物の顔に対応する
ビデオ画像を含むシーン0081用色修正を同定しており、
そして家に対応するビデオ画像を含むシーン0097の色修
正を同定している。異なったビデオ画像、すなわち現在
のシーンからのビデオ画像が第6図の主モニタ50の左下
隅に表示される。オペレータは上述の、そしてレインボ
ー特許に示されているように現在のシーンについての色
修正を決定し、そしてそれら色修正を後の使用のために
同定したいと考える。オペレータは押ボタン36の列(第
4図)にある「記憶」押ボタンを押し、次に押ボタン34
cを押すだけでよい。
第6B図はオペレータがこれら押ボタンを押した後の現
象を示している。主モニタ50上の画像は押ボタン34cに
対応するビデオ画像56cとして補助モニタに表示され、
そして現在のシーンの番号、すなわち0110がビデオ画像
56cの下の補助表示内に表示される。その後の任意の時
点でオペレータは押ボタン34cを押すと、シーン0110用
の色修正が呼びもどされて現在のシーンに加えられる。
オペレータは任意の特定の順序で色修正を同定するた
めに補助モニタ52上の画像および押ボタン34を使用する
必要はない。例えば、オペレータは現在のシーン用の色
修正を同定するためにボタン34dを押すことがある。オ
ペレータがそうしたならば、ダンサのビデオ画像が位置
56cでなく56dに表示されることになる。
第6C図は本発明のビデオシーン呼びもどし特徴の変更
例を示す。オペレータが与えられた2つのシーンについ
ての色修正を比較しようとすれば、オペレータは第4図
の押ボタン36の列内にある「次」押ボタンを押すことが
出来る。一例としてオペレータが第6B図の補助モニタ52
で示されるように3つのシーンについての色修正を同定
しそしてシーン0097について記憶された対応する色修正
を第6図の右下部に示す現在のシーンに加えるべく押ボ
タン34bを押したとする。ここでオペレータは現在のシ
ーン、すなわちシーン0115用の色修正の効果をシーン00
97のそれと比較しようとする。この場合、オペレータは
「次」押ボタンを押せばよい。このとき第6C図に示すよ
うに、主モニタ50の犬の画像が補助モニタ上のシーン00
97の画像の次に表示され、位置56cにある画像が自動的
に位置56dに動かされる。その結果、オペレータはシー
ン0097用色修正と補助モニタ52上のシーン0115用のそれ
とを容易に比較出来る。オペレータがこれら2つのシー
ン用色修正を拡大して検査したい場合にはオペレータは
第3図に示す「主の次」押ボタンを用いて2つのビデオ
画像を主モニタ50上に同時に並置して表示させるように
することが出来る。
勿論、いずれのビデオ画像も主モニタ50に単独に示す
ことが出来る。テレシネまはたテーププレーヤを巻もど
すことなく主モニタ50上に前のシーンまたはフレームを
表示する能力はフィルムあるいはテープの疲労や破損を
防ぎ、そして引かきによる損傷を最少限にする。
他の変更例として、前のシーンのフレームの同定がビ
デオメモリから選択的にとり出されて補助モニタではな
く主モニタ50上に表示されるようにすることが出来る。
同定フレームのアレイがスクリーンの部分に表示され、
現在のシーンがその残り部分に表示されるか、あるいは
フレームの全アレイがそれ自体所望のように表示出来
る。
ビデオメモリ48は補助モニタ52上の12個のビデオ画像
56に対し充分な容量を有する。12個より多いシーンの色
修正の同定が必要であればビデオメモリ48はそれだけ余
分な容量をもつことが出来る。すなわち、ビデオメモリ
48は付加的なメモリページを含むことが出来る。補助モ
ニタ上の12個までのビデオ画像の関連づけられた表示と
共にビデオメモリの1ページから補助モニタ上の12個ま
でのビデオ画像の異なる表示と共にメモリの他のページ
に動かすために「ページアップ」および「ページダウ
ン」押ボタンが用いられる。「ページアップ」および
「ページダウン」押ボタンは第4図の押ボタン36の列内
にある。
第16図は本発明の「コール・ア・ピクチュア」特徴を
動作させるために用いられるコンピュータプログラムを
示すフローチャートである。このルーチンは一般に500
で示してある。
まず、このルーチンは502で示すように列36(第2、
4図)内の「記憶」ボタンが押されたかどうかのチェッ
クを行う。押されていればルーチンは次に504で示すよ
うにボタンアレイ34内の1個のボタンが押されているか
どうかをチェックする。しかしながら列36内の「記憶」
ボタンが押されていなければルーチンはアレイ34(第
2、4図)内の1つのボタンが作動されたかどうかを50
6で示すように問う。決定ブロック504ではじまる第16図
のフローチャートの左のブランチは、ビデオ画像情報が
このモード中記憶されるから「書込」モードと考えるこ
とが出来る。それに対応して、決定ブロック506ではじ
まる第16図のフローチャートの右のブランチは、ビデオ
画像情報がこのモード中呼びもどされるのであるから
「読取」モードと考えることが出来る。
「記憶」ボタン(第4図)とアレイ34(第4図)内の
1つのボタンが押されてしまうと、このルーチンは508
で示すようにアレイ34内の特にどのボタンが作動された
かを決定する。次にこのルーチンは510で示すようにビ
デオメモリ48(第1図)内に、主モニタ50(第1図)に
生じるビデオ画像用のビデオ信号を記憶する。次にルー
チンは512で示すように補助モニタ52(第1図)のこの
作動されたアレイ34内のボタンに対応する位置56(第
1、6図)にビデオメモリ48(第1図)からのビデオ画
像を表示する。更にこのルーチンは補助モニタ52上の現
在のシーンのシーン番号を、514で示すように適正な位
置56のすぐ下に数値として記憶する。
更にこのルーチンは516で示すように、押されたアレ
イ34内のボタンに対応するフラグで現在のシーン用色修
正を同定する。このフラグはこれら修正にアクセスして
コンピュータ42(第1図)から呼び出すために「読取」
モード中に使用される。例えば、アレイ34内の1個のボ
タンが適当なサブルーチンを用いて1つのフラグで同定
出来る。当業者にはこの実現に種々の技術を使用出来る
ことは明らかである。従って、そのようなステップはこ
こでは詳述しない。
第16図のルーチンの右のブランチ、すなわち「読取」
モードで使用されるステップをみるに、このモードは決
定ブロック506で示すようにボタンアレイ34(第2、4
図)内の1つのボタンを押すだけで選択出来る。このモ
ードに入ってしまうと、518に示すようにルーチンはア
レイ34内の特にどのボタンが押されたかを決定する。次
に520に示すように押されたボタンに対応するフラグを
読取る。
次に、このルーチンは522に示すようにコンピュータ4
2(第1図)から関連する色修正をとり出すためにこの
フラグを使用する。例えば適当なサブルーチンを用いて
コンピュータ42から前のシーン用色修正をとり出すこと
が出来る。当業者にはこれは種々の技術を用いて達成し
うることは明らかであるのでここには詳述しない。
前のシーンの色修正がコンピュータ42(第1図)から
とり出された後に、それらは524に示すようにビデオ信
号源44(第1図)からの未修正ビデオ信号に加えられて
色修正されたビデオ信号を発生する。これら修正された
ビデオ信号は主モニタ50(第1図)に与えられ、そして
色修正された画像を表示する。
第16図のルーチンの右ブランチにもどると、ブロック
524の下のブロックは本発明の「コール・ア・ピクチュ
ア」特徴の他の特徴を示している。
すなわち、このルーチンはボタンアレイ36(第4図)
の内の「次」ボタンが押されたかどうかを問う。押され
ていなければ、そのルーチンは終了する。しかしながら
「次」ボタンが作動されていれば、528に示すように主
モニタ50(第1図)上のビデオ画像用ビデオ信号をビデ
オメモリ48(第1図)に記憶する。主モニタ50上のビデ
オ画像は現在のシーンに対し変更しあるいは無変更で加
えられた後の前のシーン用の呼び出された色修正の効果
を示す。特に、ブロック518,520,522,524により得られ
た色修正は現在のシーン用ビデオ画像に加えられ、そし
てこの色修正されたビデオ画像が528に示すようにビデ
オメモリ48に記憶される。
次に、このルーチンは530で示すようにビデオメモリ4
8に記憶されたビデオ画像を補助モニタ52(第1図)に
表示する。このビデオ画像は「読取」モードとするため
に押されたアレイ34内のボタンに対応する位置56に隣接
した位置56(第1、6図)に表示される。このルーチン
はまた現在のシーン用の縮小されたビデオ画像を適正に
位置づけるために必要であれば532に示すように補助モ
ニタ52上の他のビデオ画像を再配置する。
第16図のブロック534,536,538は本発明の「コール・
ア・ピクチュア」特徴の他の面を示す。第16図の右下部
分の決定ブロック534からはじまってこのルーチンはボ
タン中列26(第3図)内の「主の次」ボタンが押された
かどうかを確認する。押されていなければこのルーチン
は終了する。しかしながらもしこのボタンが作動されて
いれば、このルーチンは536に示すようにビデオメモリ4
8(第1図)から2つのビデオ画像用の情報を読取る。
すなわち、ブロック530において記憶された画像のビデ
オ情報が、「読取」モードとするために押されたアレイ
34内のボタンに対応する位置56についてのビデオ画像情
報と同様にビデオメモリ48から読取られる。とり出され
たビデオ画像情報は538に示すように主モニタ50(第1
図)に表示される。従ってオペレータは現在のシーンと
前のシーンの両方についての色修正効果を観察すること
が出来、そして前述のようにこれら色修正は現在のシー
ンに用いられるときに変更することが出来る。この観察
はオペレータが拡大してこれら画像を見ることの出来る
ようにするため「主の次」押ボタンを用いて主モニタ50
上で行うことが出来る。
第17図は本発明の「コール・ア・ピクチュア」特徴を
動作させるに使用出来る他のコンピュータプログラムを
示すフローチャートである。このルーチンは一般に600
で示してある。
まず、このルーチンは602に示すように列36(第2、
4図)内の「記憶」ボタンが押されたかどうかをチェッ
クする。そうであれば次に604に示すようにボタン列34
(第2、4図)内の1つのボタンが作動されたかどうか
のチェックを行う。そうでない場合にはこのルーチンは
606に示すようにアレイ34内の1つのボタンが作動され
たかどうかをチェックする。第16図に示すように、第17
図のフローチャートの左のブランチは「書込」モード、
右のブランチは「読取」モードと考えることが出来る。
「記憶」ボタンを押し、そしてアレイ34内の1つのボ
タンを押すことにより「書込」モードとなった後に、こ
のルーチンは608に示すようにアレイ34内のどのボタン
が押されたかを決定する。次に610に示すように主モニ
タ50(第1図)からのビデオ画像を縮小して補助モニタ
52(第1図)に表示する。この縮小画像は作動されたア
レイ34内のボタンに対応する位置に表示される。次に61
2に示すようにコンピュータ42(第1図)のメモリ内の
適当な位置に現在の色修正を記憶する。特に、補助モニ
タ52に表示しうる縮小ビデオ画像に対しコンピュータ42
内の多数のメモリ位置が割当てられている。612に示す
記憶ステップにより、現在の色修正が、今押されたアレ
イ34内のボタンに対応するメモリ位置に記憶される。
第17図の右のブランチ、すなわち「読取」モードに用
いられるステップをみるに、このモードは決定ブロック
606に示すようにアレイ34(第2、4図)内の1つのボ
タンを押すことにより導入される。このモードとなって
しまうと、このルーチンは614に示すようにアレイ34内
のどのボタンが押されたかを決定する。
次に616に示すように列36(第4図)内の「次」ボタ
ンが押されているかどうかをチェックする。押されてい
れば618に示すように補助モニタ52上にスプリットスク
リーンを形成する。次に、このルーチンは620に示すよ
うに、いくつかのスプリットスクリーンオプションの内
のどれがオペレータにより選択されたかをチェックし、
そして補助モニタ52の表示を分割するために適正なスプ
リットスクリーンオプションを使用する。例えば、補助
モニタのスクリーンは左右に2分、あるいは上下に2分
しうる。更にこのスクリーンは更に、3個の部分に分割
し中央部分に1つのビデオ画像を、そして中央部分の両
側の2つの部分に他の画像を表示することが出来る。更
に、スクリーンの上記2つの部分間の分割線をオペレー
タの所望のように位置ぎめすることが出来る。
このルーチンは次にブロック622で示すように「次」
ボタンが再び押されたかどうかのチェックを行う。押さ
れていなければこのルーチンはブロック618と620をくり
返す。押されていればこのルーチンは624に示すように
補助モニタ52上に通常の12個の画像表示を回復する。
第17図の右のブランチにおいて、ルーチンが「読取」
モードであって「主の次」ボタンが作動されていなけれ
ば、このルーチンはボタン24(第4図)の上列「A」ボ
タン、または「B」ボタンまたは「画像ファイル」ボタ
ンが押されているかどうかを決定ブロック626,634,642
に示すようにチェックする。
「読取」モード中「A」ボタンが作動されると、この
ルーチンは628に示すように「A」バッファに関連した
ポインタを変更する。すなわちこのルーチンにより
「A」バッファ用のポインタが「読取」モードにするた
め押されたアレイ34内のボタンに関連したコンピュータ
42内のメモリ位置に対応する値となる。次にこのポイン
タを、630に示すようにコンピュータ42から適正な色修
正を読取るために用いる。次にこれら呼びもどされた色
修正を632に示すようにビデオ信号源44からの未修正ビ
デオ信号に加えて色修正されたビデオ信号をつくり、こ
れらが主モニタ50に表示される。
「読取」モード中、「A」ボタンが押されない場合に
はこのルーチンは634に示すように「B」ボタンが押さ
れたかどうかのチェックを行う。押されていればブロッ
ク628,630,636,638,640に示すと実質的に同じステップ
を実行する。
「読取」モード中「A」および「B」ボタンが押され
ないと、このルーチンは上のボタン列24(第4図)の
「画像ファイル」ボタンが作動されているかどうかをチ
ェックする。このステップは642で示されている。「画
像ファイル」ボタンの目的は12画像ディスプレイ内の選
択された縮小ビデオ画像を補助モニタの全面に表示させ
ることである。従って、「画像ファイル」ボタンが「読
取」モード中に押されると、644で示すように「画像フ
ァイル」バッファ用ポインタを変える。ブロック644で
示す機能を行うに用いるこれらステップはブロック628
と636で示す機能を実行するために用いたステップと本
質的に同じである。ポインタが変えられた後に、ルーチ
ンはこのポインタを、646に示すようにコンピュータ42
から適正な色修正を読取るために使用する。これらとり
出された色修正は次に648に示すようにビデオ信号源44
からの未修正ビデオ信号に加えらて色修正されたビデオ
信号とし、これらが主モニタ50に表示される。更に、こ
のルーチンは「読取」モードにするため押されたアレイ
34内のボタンに関連したビデオ画像を、650に示すよう
に補助モニタ52の全面に表示する。云い換えると、補助
モニタ52は選ばれたビデオ画像を拡大して、すなわち主
モニタ50と同じスケールで表示する。
「A」ボタン、「B」ボタンおよび「画像ファイル」
ボタンのいずれも「読取」モード中押されなかった場合
には652に示すように本装置が「次」モードになるかど
うかをチェックする。もしそうであればルーチンは再び
いくつかのスプリットスクリーンオプションの内のどれ
がオペレータにより選択されたかをチェックして適正な
スプリットスクリーンオプションを補助モニタ52上のデ
ィスプレイを分割または再分割するために使用する。こ
のステップは620で示してある。
第17図にフローチャートに関して述べた「次」ボタン
はオペレータが補助モニタ上で同時に2つの全サイズビ
デオ画像を比較することの出来るようにする。これはス
プリットスクリーンで行われる。1つのビデオ画像が前
に記憶されて今呼び出されている間の他の画像は、主モ
ニタ上のビデオ画像と同一のものである。しかしながら
後者のビデオ画像を発生するために用いられるビデオ信
号は前者のビデオ画像を発生するために用いられるビデ
オ信号とほぼ同じ形式の信号処理を受ける。云い換える
と、主モニタ上の画像を発生するビデオ信号はまずディ
ジタル信号に変換され、次にアナログ信号にもどされ
る。この信号処理技術により、補助モニタ上の画像はこ
のディジタル化プロセスにより同じような影響を受け
る。かくしてオペレータは前のシーンと比較して現在の
シーンの色修正の効果を充分に観察出来る。更に、2つ
の全サイズのビデオ画像の使用によりオペレータは現在
のシーンと前のシーンについてのテレシネ位置そしてま
たは寸法調整を合致させることが出来る。
補助モニタ上の2つのビデオ画像間の切換えはそれら
の信号がディジタル形である間に行うことが出来る。そ
の結果、従来の、例えばワイパ回路のようなアナログス
イッチング回路により生じる差動歪みが除去される。
第17図について述べたビデオ画像記憶技術、すなわち
コンピュータ42内の特定のメモリ位置が補助モニタ上の
縮小ビデオ画像に関連した色修正に割当てられるように
する技術は「ビデオスクラッチ−パッドメモリ」と考え
ることが出来る。すなわち、割当てられたメモリ位置に
記憶された色修正は色修正事象に関係している必要はな
い。これら色修正はランダムアクセスが可能であり、補
助モニタ上の縮小ビデオ画像はオペレータがそれらの色
修正に関係しているのは何かを思い出させるのに有用で
ある。この特徴はもともと一時的につくられた色修正を
オペレータがランダムに記憶しそして呼び出すことの出
来るようにする。
色修正回路のブロック図 第7A図および第7B図は色修正装置11の色修正回路のブ
ロック図である。
第7A図の要素130-176およびそれらの相互接続は米国
特許出願第807,815号に詳述してあるのでここではくり
返さない。
第7B図において、直列受信装置180とディジタルロジ
ック回路182は上記米国出願に述べたと同じ機能をもつ
が可変ベクトル制御回路184用の制御信号および可変ベ
クトルマット発生装置186と6ベクトルマット発生装置1
88用制御信号を受けるように変更してある。可変ベクト
ル制御回路184は第8、9図に関連して詳述する。可変
ベクトルマット発生装置186と6ベクトルマット発生装
置188用の回路は米国特許出願第598,468号および同第72
2,801号に示されている。詳述すると4個のプログラマ
ブルカウンタがマット発生装置186と188の夫々に使用さ
れる。夫々のプログラマブルカウンタについての計数情
報はコンピュータ42により同軸ケーブル178を介して直
列受信装置180に供給される。この受信装置は対応する
信号をマット発生回路186と188に送る。
第7B図において、飽和マルチバンク組立体164は第2
図のパネル16上の上列のノブ内の6個の制御ノブにより
操作される回路である。同様に中間色マルチバンク組立
体166は中央列内の6個のノブにより、ルミナンスマル
チバンク組立体168はパネル16の下列の6個のノブによ
り制御される。周知のように、このパネルの18個のノブ
の夫々はベクトルスコープスクリーン上に表わされる色
サークルの固定セクタ内の色についての1つのパラメー
タを制御する。
米国出願第807,815号に示すように修正加算回路170は
それが受けた信号を加算し、赤(R)、青(B)および
グリーン(G)信号についての修正信号を発生し、一方
ルミナンス加算回路172は同様にルミナンス(Y)信号
用の修正信号を発生する。これら修正信号の大きさは直
列受信装置180から入る直流信号のレベルによりきま
る。同様に、可変ベクトル制御回路184はR,B,GおよびY
信号用の修正信号を与える。可変ベクトル制御回路は直
列受信装置180から直流信号を受ける。R,B,G,Y信号につ
いての修正信号の大きさは関連する直流信号のレベルに
よりきまる。これら修正信号は第7A、7B図には+R,+B,
+G,+Y信号で示してある。
可変ベクトル制御回路184からの修正信号は修正加算
回路170とルミナンス加算回路172からの修正信号に点19
4,196,198,200で加えられる。加算されたこれら修正信
号はコンバイナ160(第7A図)に供給され、そこでプロ
セサ142-148からのR,B,G,Y信号と合成されて色修正され
たR,B,G,Y信号をつくる。修正されたR,B,G信号はコンバ
イナ160からエンコーダ176に送られ、これが色修正され
た合成ビデオ信号をつくる。この合成ビデオ信号は第1
図に示すように主モニタ50とビデオテープレコーダ46に
送られる。
可変ベクトル制御回路184は入力でのR,B,G信号により
きまるベクトルが可変ベクトル制御回路によりセットさ
れる範囲内であるときに可変ベクトル信号を出力する。
この信号はライン190を介してANDゲート192に送られる
(第7A図)。ANDゲート192の他の入力には前パネル12上
の「セットアップ」ボタン92からの可変ベクトル「セッ
トアップ」信号が入る。「セットアップ」ボタンが押さ
れそして可変ベクトル信号が出ると、ANDゲート192の出
力はHとなり、スイッチング回路202を作動させる。ス
イッチング回路202はコンバイナ160からのR,B,G出力信
号をショートさせる。従って、中間灰色がエンコーダ17
6の合成出力として発生される。その結果、オペレータ
は主モニタ50において可変ベクトル制御回路によりセッ
トされる範囲内にあるのはどの色かをみることが出来
る。オペレータが修正しようとする色がこの範囲内にな
ければ、オペレータは前述のように可変ベクトル位置制
御装置80、デルタ制御装置82、そしてまたはファクタ制
御装置84を調整することが出来る。
これら制御ノブの夫々はその回転量を示す数値を与え
る回路に接続する。ノブ86,88,90の1つの回転量を決定
するこの回路はそのセッティングの記憶後に自動的に0
にリセットする。この動作は次の修正のためにノブを
「0」にするものである。
移動マット特徴 可変ベクトル制御回路184、修正加算回路170およびル
ミナンス加算回路172からの修正信号は通常全画像用の
ビデオ画像信号に与えられる。更に、本発明の「移動マ
ット」特徴の使用により、可変ベクトル制御回路184か
らの修正信号は全画像の面積より小さい予定のビデオ画
像面積内のビデオ信号に与えられる。同様に、信号加算
回路170とルミナンス加算回路172からの修正信号は全画
像より小さい、他の予定のビデオ画像面に加えられる。
オペレータが可変ベクトル制御回路184からの修正信
号を画像の限られた面内のビデオ画像信号に加えたい場
合には、オペレータは前パネル12の「可変ベクトルマッ
トオン」ボタン(第3図)を押せばよく、これがライン
204(第7B図)上に可変ベクトルマットエナブル信号を
発生する。ライン204上のこの信号はANDゲート206の一
方の入力に加えられる。このゲートの他の入力にはスイ
ッチング回路208を介して可変ベクトルマット発生装置1
86の出力が入る。その結果、可変ベクトルマット発生装
置186の出力はANDゲート206の出力がHかLかを決定す
る。ANDゲート206の出力がHであればスイッチング回路
210内のスイッチのすべてが閉じるが、Lであればそれ
らスイッチは開く。スイッチング回路210は可変ベクト
ル制御回路184の修正信号が、ANDゲート206の出力がH
であるときのみコンバイナ160(第7A図)に入ることの
出来るようにする。可変ベクトルマット発生装置186は
関連した予定の面の内側または外側でANDゲート206の出
力にH信号を与えるようにプログラム出来る。それ故、
可変ベクトル制御回路184からの修正信号は特定の面の
内側または外側でビデオ画像信号に加えることが出来
る。
オペレータが修正加算回路170とルミナンス加算回路1
72からの修正信号を画像の限られた面内でのみ画像ビデ
オ信号に加えたいときにはパネル12の「6ベクトルマッ
トオン」ボタン(第3図)を押してライン212(第7B
図)上に6ベクトルマットエナブル信号を発生する。こ
のライン212上のエナブル信号はANDゲート214の一方の
入力に入る。他の入力には6ベクトルマット発生装置18
8の出力がスイッチング回路216を介して入る。その結
果、発生装置188の出力はANDゲート214の出力かHかL
かを決定する。ゲート214の出力がHであればスイッチ
ング回路218のスイッチが閉じるが、Lであればそれら
が開く。スイッチング回路218は修正加算回路170とルミ
ナンス加算回路172の修正信号が、ANDゲート214の出力
がHのときのみコンバイナ160に入りうるようにする。
6ベクトルマット発生装置188は関連する予定の面の内
または外でゲート214の入力にH信号を与えるようにプ
ログラム出来る。このように、修正加算回路170とルミ
ナンス加算回路172の修正信号は特定の面の内または外
でビデオ画像信号に与えることが出来る。
特別な効果を発生するような外部マット発生装置を可
変ベクトル制御回路184からの修正信号用のウインドー
そしてまたは修正加算回路170とルミナンス加算回路172
からの修正信号用のウインドーを決定するために使用す
ることが出来る。この外部マット発生装置は外部マット
信号を発生し、これがスイッチング回路208と216の夫々
に加えられる。この外部マット信号はパネル12の「マッ
ト外部」ボタン(第3図)によりエナブルとされる。オ
ペレータは、この外部マット発生装置が1つの信号をAN
Dゲート206そしてまたは214に供給するようにスイッチ
ング回路208と216の状態を制御する。かくして、外部マ
ット発生装置は色修正されるべき画像中の限られた面を
決定することが出来る。
上述のことの一つの例として第1図は2つのウインド
ー、W1とW2のアウトラインを示す。可変ベクトル制御回
路184からの修正信号はウインドーW1の内側または外側
の画像信号に加えることが出来る。対応して、修正加算
回路170とルミナンス加算回路172からの修正信号はウイ
ンドーW2の内または外のビデオ画像信号に加えることが
出来る。
ウインドーW1とW2の夫々の大きさそしてまたは位置は
パネル12のウインドー制御装置20(第2図)によりオペ
レータが変更しうる。この装置20は米国特許出願第598,
468号および同第722,801号に詳述してある。ウインドー
W1とW2は第1図のように重なることが出来る。
ウインドーW1とW2の寸法と位置をきめる信号は色修正
をきめる信号が夫々のシーンまたはフレーム毎にコンピ
ュータ42に記憶されると同様に各フレームまたはシーン
毎にコンピュータ42に記憶しうる。例えば、夫々のマッ
ト発生装置が4個のプログラマブルカウンタを含むとす
れば、夫々のカウンタの計数情報が夫々のシーンまたは
フレームについて記憶される。
オペレータはウインド制御装置20を1つのウインドの
寸法と位置を決定するため使用する。所望のウインドが
得られてしまうと、オペレータは「マット記憶」ボタン
(第3図)を押しそしてそのウインドの寸法と位置を示
す信号がコンピュータに記憶される。そのウインドーは
必要であれば新しいシーンまたはフレーム毎に変えるこ
とが出来る。従って、1つのウインドを1つの特定のシ
ーンまたはフレーム内の1つの対象のまわりに置き、例
えば可変ベクトル制御装置を用いてそのウインド内で色
修正を加えることが出来る。以降のシーンまたはフレー
ムではウインドの寸法そしてまたは位置をその対象に追
従するように変更出来る。かくして、1つのウインドは
シーンまたはフレームからシーンまたはフレームへと対
象物と「共に動かす」ことが出来る。本発明のこの特徴
は対象物の選択性を高めそして最終の色修正されたビデ
オテープの品質を改善する。更にこの特徴は可変ベクト
ル制御装置との組合せにおいて更に対象物の選択性を高
くし、最終色修正ビデオテープの品質を向上させる。
通常1個のウインド位置を、分離されるべき対象物の
動きに拘らず多くの異なった連続するフレームについて
使用出来る。これはウインドの寸法と位置を夫々のフレ
ーム中常時その対象物が含まれるようにするだけでよ
い。このウインドの境界の外で対象物の動作が生じると
きは新しいウインドを形成してそれが生じるフレームそ
して次のフレーム用に記憶することが出来る。
勿論、ウインドの境界の位置は対象物に接近していな
ければならないならば、新しいウインドは特定のフレー
ムシーケンス中夫々のフレームまたは他のフレーム毎に
構成されて記憶しうる。
本発明の他の特徴によれば、ウインドの境界は分離さ
れる面内でなされた色修正が出来るだけ滑らかに隣りの
面と混合するように「ソフト」にされる。これにより、
比較的大きな色面の特定の部分内で色修正を行い、修正
された面と未修正の面を滑らかに混合することが可能に
なる。例えば人の顔の頬の中央にウインドを形成しそれ
を赤くするためそのウインドに赤味を加えることが可能
である。この赤くなった面の縁部は頬の他の部分と滑ら
かに混り頬を自然の赤味とする。
ウインドの「ソフト」縁部は2個のウインドを、一方
を他方の内側としそして予定距離だけ離して形成し、そ
して2つのウインドの境界での信号間に縁形の溶け込み
を行わせることにより形成される。
コンピュータは1つのシーンにおけるウインドと他の
シーンにおけるウインド間の滑らかな遷移を与えるよう
にプログラム出来る。これは1つのシーン内の色修正と
次のシーン内の色修正との間の滑らかな遷移をつくるに
「溶け込み」ボタンを用いると同様に行うことが出来
る。詳細には夫々のウインドの境界は1つのシーンの終
り近くのフレームから次のシーンのはじめ近くのフレー
ムまでフレーム毎に変更出来る。
この移動マット特徴により、色修正されるべき対象物
の正確なアウトラインを、選ばれた中間色にわたり色修
正を生じさせるために限定する必要がなくなる。必要な
ことは、マットが修正されるべき対象物を含みそして色
修正の不要な対象物を除外するように位置づけることだ
けである。
可変ベクトル制御回路のブロック図 第8、9図は第7図の可変ベクトル制御回路184のブ
ロック図である。第8図において、デコーダからの赤
(R)、青(B)およびグリーン(G)信号がルミナン
スマトリクス230に入りその出力にルミナンス信号
(Y)を発生する。
R−Y信号は4クワドラントマルチプライア232の一
方の入力となり、B−Y信号が4クワドラントマルチプ
ライア234の一方の入力となる。R−YおよびB−Y信
号は90°ずれている。従って、任意のベクトルがR−Y
とB−Y信号の適正な部分をとることにより選択出来
る。係数プロセサ(第9図に詳細を示す)からのsinθ
およびcosθ信号はR−YとB−Y信号の適正部分の選
択に使用される。しかしながらI信号とQ信号のような
90°ずれた他の信号も使用出来る。sinθ信号は4クワ
ドラントマルチプライア232の他方の入力に加えられ、c
osθ信号は4クワドラントマルチプライア234の他方の
入力に加えられる。4クワドラントマルチプライア232
と234の出力信号は可変ベクトル位置制御装置によりセ
ットされる色の範囲内の主色を決定する。
この主色のまわりの範囲はしかしながら比較的大き
い。従って、4クワドラントマルチプライア238,240,24
2がこの範囲を狭めるために使用される。R−Y信号は
4クワドラントマルチプライア238の一方の入力、B−
Y信号は4クワドラントマルチプライア240の一方の入
力となる。Dcosθ信号は4クワドラントマルチプライア
238の他方の入力、Dsinθ信号は4クワドラントマルチ
プライア240の他方の入力となる。Dcosθ信号はその大
きさが値Dにより変わる点を除きcosθ信号と同じであ
る。同様にDsinθ信号はその大きさが値Dにより変わる
点を除きsinθ信号と同じである。4クワドラントマル
チプライア238,240の出力信号は4クワドラントマルチ
プライア232,234の出力によりきまるベクトルに対し直
角のベクトルを決定する。
4クワドラントマルチプライア238,240の出力信号に
よりきまるベクトルはその負部分を除くため4クワドラ
ントマルチプライア242により自乗される。4クワドラ
ントマルチプライア242の出力信号と基準信号との差が
4クワドラントマルチプライア236の一方の入力とな
る。4クワドラントマルチプライア236の他方の入力は
4クワドラントマルチプライア232と234の出力信号の差
である。従って、4クワドラントマルチプライア242の
出力信号は4クワドラントマルチプライア232と234の出
力信号によりきまるベクトルを変更する。特に、4クワ
ドラントマルチプライア242の出力信号は主色のまわり
の範囲を狭くする。値Dは主色のまわりの範囲の幅を決
定する。値Dを変えることにより、4クワドラントマル
チプライア242の出力信号の大きさが変わり、4クワド
ラントマルチプライア236の入力において基準信号から
減算される。値Dを得る方法については係数プロセサの
説明において述べる。
4クワドラントマルチプライア236の出力信号はレベ
ル弁別回路244に送られる。レベル弁別回路244は第10図
に示してあり、詳細は後述する。簡単に説明すると、レ
ベル弁別回路244は第1プリセットレベルより高い信号
を低いものから弁別し、第2プリセットレベルより高い
信号を低いものから弁別する。第1プリセットレベルよ
り高い信号はライン248を介して4クワドラントマルチ
プライア252,254,256,258の夫々に与えられる。更に、
第2プリセットレベルより高い信号はライン250を介し
て4クワドラントマルチプライア252,254,256,258の夫
々に与えられる。
ライン248と250の信号の差は4クワドラントマルチプ
ライア252,254,256,258と夫々と一方の入力として用い
られる。夫々のこれらマルチプライアの他方の入力は係
数プロセサにより与えられ、4クワドラントマルチプラ
イア258の他方の入力は直列受信装置180(第7B図)によ
り与えられる。係数プロセサは0°、120°、240°で示
す信号を出す。これら信号は可変ベクトル信号をR,G,B
信号に対応する成分に分解する。直列受信装置からの信
号はルミナンス修正信号であり、これはパネル12の可変
ベクトルルミナンス制御装置90(第2図)の位置に対応
する。この修正信号は4クワドラントマルチプライア25
8の出力にルミナンス修正(+Y)を発生させる。この
ルミナンス修正はコンバイナ160(第7A図)に与えられ
る。
第8図は可変ベクトルウインドを制御する回路の他の
位置を示す。すなわち、スイッチング回路246がレベル
弁別回路244と4クワドラントマルチプライア252-258の
間に配置される。スイッチング回路246は、+R,+B,+
Gおよび+Y修正信号がコンバイナ160(第7A図)に加
えられるかどうかを制御する、ANDゲート206(第7B図)
の出力信号のような可変ベクトルマット制御信号を受け
る。スイッチング回路246内のスイッチが第8図の位置
にあるならば、これら修正信号がコンバイナ160に送ら
れ、他の位置にあればライン248と250上の弁別回路244
の出力信号は接地される。従ってその場合には4クワド
ラントマルチプライア252-258の出力に+R,+G,+B,+
Y信号は生ぜず、そのような修正信号はコンバイナ160
に与えられない。かくして可変ベクトルマット制御信号
はウインドの境界において可変ベクトル制御回路の動作
を可能にしたり不能にしたりする。
第8図の右部分は広帯域差動増幅器259を示してお
り、これはレベル弁別回路244とスイッチング回路246の
出力ラインに接続する。増幅器259はその出力ライン190
に可変ベクトル信号を与える。この信号は第7A、7B図の
説明においてすでに述べた。
以上から、第8図の左部分の回路は本質的に正確なビ
デオカラー検出器であることがわかる。説明としては以
上で充分であるが、それを次に更に補足する。
第12図はビデオ生産装置に用いられる周知のベクトル
スコープ上での与えられたカラービデオ信号の中間色と
飽和のベクトル表示である。ベクトルの角度θは信号の
色であり、長さSは信号の飽和度または強度を表わす。
第8図のカラー検出器は検出されるべき主色として殆
んど任意の中間色を選ぶことの出来るようにベクトルS
を360°回転させることを可能にする。中間色選択制御
は本質的に無限に可変である。
上記を行う方法の詳細を第13図について説明する。
第13図は第8図のマルチプライア232の拡大詳細図で
ある。回路232は一対の差動増幅器441,443を含む集積回
路であり、これら増幅器の出力がアナログマルチプライ
ア回路445に与えられ、これが増幅器447にその2つの入
力信号XとZの積に比例する信号を与える。増幅器447
は出力ライン451に積(X)(Z)に比例する増幅され
た信号を出し他の出力ライン449に積(X)(Z)に比
例する反転された信号を出す。これに適した集積回路チ
ップはモトローラ製のMC1595Lマルチプライアである。
このように入力信号(R−Y)は差動増幅器441により
形成され、その(R)がその(+)入力端子に、(Y)
がその(−)端子に与えられる。
第8図の夫々のマルチプライア回路、すなわち、マル
チプライア232,234,236,238,240,242,252,254,256およ
び258の夫々は第13図のマルチプライア232と同じ構造を
有する。
第8図にもどると、同様に(B−Y)信号は4クワド
ラントマルチプライア234の一方の入力として形成され
る。第12図に示すように(R−Y)および(B−Y)信
号は直角である。第12図のベクトルSは(R−Y)と
(B−Y)ベクトル信号の和である。ベクトルSの角度
θはビデオ信号の中間色の度合いである。
第8図のカラー検出器により検出されるべき中間色に
対応する角度θは0°から360°までの任意の値に選択
できる。これは、実際にはθに対応する選ばれた中間色
のまわりの或る通過帯域内にある信号以外のすべての信
号を排除する可変、可選択通過帯域フィルタ回路を用い
て行われる。このように信号(sinθ)はマルチプライ
ア232の第2入力に、そして信号(cosθ)はマルチプラ
イア234の第2入力となる。マルチプライア232の出力は
(R−Y)sinθに比例し、マルチプライア234のそれは
(B−Y)cosθに比例する。
マルチプライア232,234の出力は入力信号〔(R−
Y)sinθ−(B−Y)cosθ〕をつくるようにマルチプ
ライア236の(+)および(−)入力端子に夫々加えら
れる。
検出される結果としてのカラーベクトルはθを変える
ことにより360°以上回転させうるが、カラー検出器と
してのこの回転の動作は、それが認識する中間色の範囲
が非常に広く主色と全く異なる色を認識する傾向がある
から不満足なものである。
この問題は第14図に示しており、第12図において、曲
線412は中間色と、入力信号のみによる、すなわちマル
チプライア236の下側の端子対に加えられる信号を考慮
しないときのマルチプライア236の出力との関係を示
す。曲線412は比較的ブロードであり、2点すなわちθ
から90°進んだ点と90°遅れた点でO軸に交わる。すな
わち曲線412は180°の色スペクトル範囲をカバーする。
第2の曲線は416であり、これは角度θのθ′へのシフ
トによる。
従来のカラー検出器ではレベル検出回転がプリセット
レベル414より小さいすべての信号に対する弁別に用い
られる。これにより、この回路により検出される中間色
の範囲は点AとBの間の面に狭められ、これら点でプリ
セットレベル414が検出器自体の帯域に影響せずに曲線4
12と交わる。曲線412の形は非常にブロードなままであ
るから、一般に点A,B間の中間色の範囲も比較的広い。
更に曲線412のこの形は検出回路を中間色でなく飽和レ
ベルに大きく依存させるものである。
本発明の有用な特徴によれば、中間色選択回路自体の
通過帯域が第8図の検出回路の使用により狭められる。
この特徴により、通過帯域は入力信号の飽和とは実質
的に無関係に2°程に狭く且つ中央すなわち主色のいず
れの側において90°程度に広くすることが出来る。
マルチプライア238はその上側端子に(R−Y)信号
を出す。信号(Dcosθ)は、cosθ信号と「デルタ」フ
ァクタ「D」の乗算を行う第9図の回路によりその下側
の端子に発生する。同様に(B−Y)および(Dsinθ)
信号はマルチプライア240の入力端子に発生する。
マルチプライア238と240の出力は上述のように自乗器
として用いられるマルチプライア242内の入力差動増幅
器により互いに減算される。このように、量(R−Y)
(Dcosθ)−(B−Y)(Dsinθ)が回路242の夫々の
入力差動増幅器(第13図の441と443)の出力に形成され
る。これら信号は互いに乗算(第13図のマルチプライア
445)されてその量を自乗し、信号Nを自乗器242の出力
に発生する。
N=〔(R−Y)(Dcosθ)−(B−Y) (Dsiuθ)〕2 この信号Nはマルチプライア236の下側の負入力端子
に送られ基準信号「基準」から減算される。その結果の
信号(1−N)はM=〔(R−Y)sinθ−(B−Y)c
osθ〕乗されて、結果がレベル弁別回路244に送られ
る。
この信号処理の効果を第15A-15D図に示してあり、こ
れらは本回路装置の動作を示すものである。角度θまた
は中間色は、大きさは同じであるが特定の中心中間色θ
がこの回路の通過帯域に選ばれているとき可視スペクト
ルにわたり中間色の変化する多数の信号を次々に受ける
とによる直流出力電圧に対し水平にプロットされてい
る。
第15A図はマルチプライア236の一方の入力に生じる信
号M=〔(R−Y)sinθ−(B−Y)cosθ〕の変化を
示す。これは正のピークθに選択された中間色をもつ36
0°の色ベクトルサークルを表わす同期をもつ正弦波で
ある。
第15B図は自乗器242の出力である。これは第15A図の
波形から90°位相がずれている。自乗器242の入力波形
の自乗はすべてのピークを正にするためである。第15B
図は基本的にはsinθ2形の正のループからなっている。
第15C図は基準信号から第15B図の信号Nを減算した結
果を示す。基準信号はN=0のとき乗数1を発生するよ
うに選ぶとよい直流レベルである。第15C図の波形はこ
の減算プロセスにより形成される反転sineループ間の尖
頭により形成される立上りスパイク408を有する。
大きなデルタ因子Dおよび中間のそして小さいデルタ
因子の波形に及ぼす効果が第15C図に点線410、実線409
および点数407で夫々示されている。
信号M(第15A図)と第15C図の信号の乗算による波形
を第15D図に実線で示してある。第1および第3半サイ
クル間の波形の立下り部分はレベル弁別回路244におけ
る負信号クリップにより除去される。
第15D図の波形は可変中間色入力信号についての伝達
特性を更に示している。すなわち、所望の中間色を限定
する選ばれた角度θに等しい位相角をもつ信号は最大値
をもって伝達され、他の信号はデルタ「D」因子および
その信号のθからの距離である度数によりきまる伝達曲
線の形によりきまる程度に減衰される。
第15D図において、因子「D」が増加すると、回路の
通過帯域λは減少することがわかる。Dが大きいと帯
域λは比較的小さい。θはこの帯域のすべての中心周
波数すなわち中間色である。中程度のD因子を用いて形
成される通過帯域λは広く、θでの中心中間色のまわ
りで広範囲の中間色の検出を可能にする。最後に、小さ
い「D」因子によりつくられる通過帯域λは非常に広
く、殆んど180°である。
第15A、15Bおよび15D図は選ばれた中間色のθから
θ′への変化による波形を示す。θの波形は図面の簡略
化のため第15C図に示しておらず、第15D図のθ′の波形
は誇張してθの波形から離されている。
選ばれた中間色のθからθ′への変化は第15A-15D図
において波形を右にずらせるだけであることがわかる。
これは赤に近い色からマゼンタに近い中間色へ選ばれた
中間色を変化させる。ノブ80(第2図)をθからθ′へ
の変化を行うためにまわした量と同じ量だけ反対の方向
に回し、ベクトルSを基準のバースト軸(第12図)から
反時計方向にシフトすると、これら波形はグリーンとシ
アンの間に1つの色を選ぶべく対応する量だけ左にシフ
トする。角度θは非常に小きざみに変えることが出来る
から中間色の選択は実質的に無限に変化させうる。
レベル弁別回路244に伝達される信号の大きさは検出
されている色の飽和に比例する。レベル弁別器244は第1
5D図の右部に示すレベル411と413のようなプリセットレ
ベルより上または下の飽和をもつすべての信号を排除す
ることが出来る。
あるレベルより下の飽和をもつ信号のみを通すように
弁別回路244をセットすることにより、回路244は同じ中
間色の内の高飽和信号から低飽和信号を検出して差をと
る。
明らかなように低飽和色はカラー検出における選択性
を劣化させることなく検出出来る。必要であれば高飽和
色の色修正用に検出することが出来るのであり、そし
て、飽和選択プロセスは同一の中間色であるが低飽和の
信号の検出に応じて検出信号を出すことがないようにす
る。
位相角と幅の両方で通過帯域を可変とすることによ
り、検出回路は任意の中間色、多数の異なった飽和レベ
ルの内の任意のレベル、そして通過帯域を選択するよう
に調整して変化する条件を補償し従来のカラー検出装置
のもつ前述の問題の多くをなくすうように検出器を調整
することが出来る。
第9図は係数プロセサのブロック図である。デルタ制
御信号、可変ベクトル飽和制御信号、可変ベクトル中間
色制御信号および可変ベクトル位置制御信号は直列受信
装置180により係数プロセサに加えられる。夫々の信号
は前パネル12上の関連した制御装置の位置またはコンピ
ュータのメモリからの関連した信号に対応する。詳細に
は可変ベクトル制御信号は可変ベクトル位置制御装置80
の位置に対応し、デルタ制御信号はデルタ制御装置82の
位置に対応し、可変ベクトル飽和制御信号は飽和制御装
置86の位置に対応し、可変ベクトル中間色制御信号は中
間色制御装置88の位置に対応する。これら信号は第9図
の回路と共に使用されて係数プロセサからのsinθ、cos
θ、Dcosθ、Dsinθ、0°、120°および420°直流出力
信号を発生する。
この係数プロセサは方形波発生器260を含み、これが2
MHz方形波信号を発生する。この2MHz方形波信号は4分
割回路262に送られる。4分割回路262の出力は他の4分
割回路264と基準周波フィルタ266に送られる。4分割回
路264の出力は斜波発生器270をトリガーするワンショッ
ト回路268に与えられる。フィルタ266の出力は500KHz正
弦波であり、斜波発生器の出力は斜波である。この斜波
は500KHz正弦波の4サイクルにわたっている。
sinθおよびcosθ信号を発生するために、可変ベクト
ル位置制御信号がコンパレータ272と274において2つの
異なる基準信号と比較される。可変ベクトル位置制御信
号はコンパレータ272と274の夫々の(−)入力に加えら
れる。これらコンパレータの(+)入力には加算回路27
6と278の出力が夫々入る。加算回路276は斜波信号を基
準信号に加算し、加算回路278は斜波信号を別の基準信
号に加算する。これら基準信号は500KHz正弦波に沿って
90°の差に対応するように選ばれる。従ってコンパレー
タ272と274の出力は基本周波フィルタ266によりつくら
れる正弦波に沿って90°はなれた点で正から負に変化す
る。
コンパレータ272と274の出力信号は夫々ワンショット
回路280と282をトリガーする。ワンショット回路280と2
82は夫々サンプルホールド回路284と286をトリガーす
る。サンプルホールド回路284と286は基本周波フィルタ
266からの500KHz正弦波をサンプリングする。加算回路2
76と278の基準信号は90°のずれに対応するようにセッ
トされるから、これらサンプルホールド回路284と286は
90°離れた点で500KHz正弦波をサンプリングする。その
結果、サンプルホールド回路284と286は90°位相のずれ
た信号を出し、これら信号がsinθとcosθとなる。
可変ベクトル位置制御信号はコンパレータ272と274の
出力が正から負に変化するときを決定する。その結果、
可変位置制御信号がsinθおよびcosθ信号を決定し、そ
れにより主色を可変ベクトル制御装置により選ばれた色
の範囲内にセットする。
サンプルホールド回路288と290は回路284と286と同様
に動作してDsinθとDcosθ信号を決定する。しかしなが
ら、サンプルホールド回路288と290は基本周波フィルタ
266の出力からの500KHz正弦波をサンプリングせずにマ
ルチプライア292の出力信号をサンプリングする。マル
チプライア292の一方の入力は基本周波フィルタ266から
の500KHz正弦波であり、他方の入力はデルタ制御信号で
ある。従って、マルチプライア292の出力はデルタ制御
信号により変更された振幅をもつ500KHz正弦波となる。
ワンショット回路280と282がサンプルホールド回路28
4と286をトリガーするとき、ワンショット回路280と282
は同時にサンプルホールド回路288と290をトリガーす
る。このように、サンプルホールド回路288と290は夫々
DcosθとDsinθ信号をつくるためデルタ制御信号により
変更された振幅をもつ500KHz正弦波をサンプリングす
る。それ故、デルタ制御信号は値Dを決定するのであ
り、これが主色のまわりの色の範囲の幅をセットする。
コンパレータ294-298、加算回路300-304、ワンショッ
ト回路306-310、サンプルホールド回路312-316は上記の
回路と同様に動作して0°、120°、240°出力信号をつ
くる。しかしながらサンプルホールド回路312-316は基
本周波フィルタ266の出力である500KHz正弦波でなく、
同じく500KHzの正弦波であるマルチプライア318の出力
をサンプリングする。このマルチプライア318の500KHz
正弦波出力は基本周波フィルタ266の500kHz正弦波出力
からとり出される。マルチプライア318の一方の入力は
基本周波フィルタ266からの500KHz正弦波であり、他方
の入力は補償された飽和制御信号である。この補償され
た飽和制御信号は基本周波フィルタ266からの500KHz正
弦波の振幅を変更してマルチプライア318用の出力信号
を出す。
補償された飽和制御信号は加算回路320の出力に生じ
る。加算回路320の一方の入力はポテンショメータ322に
より与えられるのであり、これは可変ベクトル飽和制御
信号の一部を加算回路320に与えるものである。加算回
路320の他方の入力をつくるために、可変ベクトル中間
色制御信号の一部がポテンショメータ324から自乗回路3
26に与えられる。自乗回路326はこの入力信号の自乗
し、その出力を加算回路320に与える。加算回路320の出
力は飽和制御信号であり、これは中間色制御信号内の変
化に対し修正されている。それ故、可変ベクトルの中間
色は可変ベクトルの飽和を変えることなく変えることが
出来る。
サンプルホールド回路312-316は上述のように補償さ
れた飽和制御信号により振幅の変更された500KHz正弦波
をサンプリングする。ワンショット回路306-310は夫々
サンプルホールド回路312-316をトリガーし、そしてワ
ンショット回路306-310はコンパレータ294-298の出力が
負から正に変わるときトリガーされる。コンパレータ29
4-298の正入力は加算回路300-304から夫々供給される。
加算回路300-304の夫々の一方の入力は斜波発生器270の
出力であり、他方の入力は基準信号である。加算回路30
0-304の基準信号はサンプルホールド回路312-316が関連
する正弦波に沿って120°はなれた点でマルチプライア3
18の出力をサンプリングするようにセットされる。コン
パレータ294-298の負入力は補償された中間色制御信号
である。
補償された中間色制御信号は加算回路328の出力に生
じる。加算回路328の一方は可変ベクトル位置制御信号
であり他方の入力はマルチプライア330の出力である。
可変ベクトル飽和制御信号の一部がポテンショメータ33
2によりコンパレータ334の負入力に加えられる。その正
入力には基準信号が加えられる。基準信号と可変ベクト
ル飽和制御信号との差がマルチプライア330の一方の入
力となる。可変ベクトル中間色制御信号はマルチプライ
ア330の他の入力に入る。従ってマルチプライア330は出
力として飽和制御信号の変化に対し修正されている中間
色制御信号を出す。このように、可変ベクトルの飽和は
可変ベクトルの中間色を変えることなく変更出来る。
マルチプライア330の出力は加算回路328の一方の入力
に入る。加算回路328はこの信号を可変ベクトル位置制
御信号に加え、その出力をコンパレータ294-298の負入
力に与える。その結果、加算回路300-304の出力は斜波
+基準信号が補償された中間色制御信号と比較される。
補償された中間色制御信号は中間色の修正された可変ベ
クトルの位置に対応する。これら斜波+基準信号は中間
色の修正された可変ベクトル信号をそのR,G,B成分に分
解するために用いられる。
斜波+基準信号は加算回路300-304、コンパレータ294
-298、ワンショット回路306-310およびサンプルホール
ド回路312-316と共に0°、120°、240°信号を互いに1
20°はなさせるのであり、すなわち基準信号が適正にセ
ットされるからである。従って中間色の修正された可変
ベクトル信号はそのR,G,B成分に分解される。補償され
た飽和制御信号は回路312-314によりサンプリングされ
た正弦波の振幅を変更する。かくして補償された飽和制
御信号は0°、120°、240°信号の振幅を変えて可変ベ
クトル信号の飽和レベルの修正を行う。
レベル弁別回路 第10図は第8図のレベル弁別回路244の回路図であ
る。4クワドラントマルチプライア236の出力信号がラ
イン340を介してレベル弁別回路244に入る。この信号は
抵抗R26からトランジスタQ1のエミッタにそして抵抗R25
からトランジスタQ2のエミッタに入る。トランジスタQ1
のベースはポテンショメータR16と抵抗R17,R19,R21,R23
によりバイアスされて弁別制御信号が0または正のとき
すべての信号がエミッタからコレクタに入るのを防止す
る。トランジスタQ2のベースはポテンショメータR15と
抵抗R18,R20,R22,R24によりバイアスされて弁別制御信
号が0のときすべての信号をエミッタからコレクタに通
すようになっている。ダイオードCR1はトランジスタQ2
のバアイスが負の弁別制御信号のとき弁別制御信号によ
り変化しないようにする。
トランジスタQ1のバイアスは一つの弁別レベルをつく
り、トランジスタQ2のバイアスが他の弁別レベルをつく
る。トランジスタQ1のバイアス回路によりセットされる
レベルはトランジスタQ2のバイアス回路によりセットさ
れるレベルより高い。関連する弁別レベルより低い信号
は出力に通らないようにされ、上の信号は通されるよう
にされる。
弁別制御信号が0であれば、トランジスタQ1はその弁
別レベルが比較的高いため信号を通さない。一方、トラ
ンジスタQ2はそのレベルが0であるからすべての正の信
号を通す。従って、ライン248の信号からライン250の信
号を減算したものの波形は、色修正回路への入力信号が
カラー信号スペクトルを発生する装置により与えられる
ときの第11A図に示すものと同じになる。
弁別制御信号が0から正になると、トランジスタQ1と
Q2に関連した弁別レベルは上昇する。トランジスタQ1は
そのレベルが0と弁別制御信号についてのそれより高い
から信号を通さない。トランジスタQ2は関連した弁別レ
ベルより上の信号のみを通す。従って、ライン248の信
号からライン250の信号を引いたものの波形は第11B図に
示すものとなる。トランジスタQ2の弁別レベルは抵抗R2
0を介してトランジスタQ2のバイアスに影響する弁別制
御信号によりきまる。
弁別制御信号が0から負になると、トランジスタQ1に
関連した弁別レベルは低下するが、トランジスタQ2に関
連した弁別レベルはダイオードCR1により0のままであ
る。トランジスタQ1は関連する弁別レベルより上の信号
のみを通す。トランジスタQ2はすべての正の信号を通
す。その結果、ライン248の信号からライン250の信号を
引いたものの波形は第11C図に示すようになる。トラン
ジスタQ1の弁別レベルは抵抗R19を介してトランジスタQ
1のバイアスに影響する弁別制御信号によりきまる。
弁別制御信号の符号と大きさは色修正装置11のパネル
12のファクタ制御装置84(第2図)によりオペレータが
調整出来る。例えば、制御装置84の時計方向の回転は正
の弁別制御信号に対応し、反時計方向の回転は負の弁別
制御信号に対応する。回転量は弁別制御信号の大きさを
きめる。
制御装置84とレベル弁別制御回転244はオペレータに
特定の対象の色修正についてより高い選択性を与える。
例えば、ビデオ画像内の2つの対象がほぼ同じ色である
が一方の飽和レベルが他方より高い場合には、オペレー
タは一方の対象の色修正を行うようにファクタ制御装置
84を適正に調整することにより選ぶことが出来る。他方
の対象のビデオ画像信号は色修正を受けない。詳細には
オペレータは2つの対象が同一の中間色であってもファ
クタ制御装置84により暗青色のシャツから明青色の空を
区別することが出来る。そして選んだ対象に対し色修正
を行うことが出来る。この能力により、色修正されたビ
デオテープの全体としての品質は、オペレータがこれま
で不可能であった色修正をつくりうるために、改善され
る。
他の変更例 色修正装置11を一群の可変ベクトル制御装置と共に示
したが、この色修正装置は2群あるいはそれ以上の可変
ベクトル制御装置を備えることが出来る。従って2以上
の主色、すなわち可変ベクトル制御装置群に1つづつの
主色を選ぶことが出来る。実際に、1つの色修正装置が
6ベクトル制御装置16(第2図)を削除しうるようにす
るに充分なものの可変ベクトル制御装置をもつようにし
てもよい。しかしながら、1つの色修正装置における6
ベクトル制御装置と可変ベクトル制御装置の組合せは特
に有利である。6ベクトル制御装置は一般に多くの色修
正作業にとって有利な色修正の分離を与える。6ベクト
ル制御装置のノブの使用は高速で行えるから、両形式の
制御装置を用いる装置の動作速度は高速且つ高品質とす
ることが出来る。
レベル弁別回路を可変ベクトル制御回路に関連して述
べたが、赤、緑、青、マゼンタ、黄色、およびシアン用
の1以上の色修正回路をそのようなレベル弁別回路でつ
くることが出来る。
係数プロセサはアナログ信号処理回路として述べた
が、適当にプログラムされた汎用コンピュータまたはマ
イクロプロセサをそれに代えて用いることが出来る。更
に、ディジタル回路を可変ベクトル制御回路内の他の要
素に用いてもよい。
本発明の特定の実施例を図面について説明したが、本
発明はそれら実施例に限定されるものではない。種々の
変化および変更が添付する請求範囲に限定する本発明の
精神または範囲から脱することなく当業者によりなしう
るものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 943298 (32)優先日 1986年12月17日 (33)優先権主張国 米国(US)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像記録媒体に記憶された夫々の画像を表
    わすビデオ画像信号を発生する段階と、 第1表示手段に上記画像記録媒体に記憶された夫々の画
    像に対応する画像を表示する段階と、 上記画像記録媒体に記録された複数のシーンの夫々の少
    なくとも1個の選択されたフレームの色修正信号を選択
    的に発生する段階と、 この色修正信号を記憶する段階と、 夫々上記選択されたフレームの1個のビデオ画像信号に
    対応する複数の画像を第2表示手段に表示する段階と、 上記第2表示手段に表示された上記選ばれたフレームの
    内の選ばれた1個の色修正信号を記憶手段から呼びもど
    す段階と、 を備えていることを特徴とする画像記録媒体に記憶され
    た画像を表わすビデオ画像信号の色修正方法。
  2. 【請求項2】前記第1表示手段に選択されたフレームに
    対応する画像を選択的に同時に表示する段階を更に含む
    ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】第1の選ばれたフレームの画像と第2の選
    ばれたフレームの画像を前後して前記第2表示手段に選
    択的に表示する段階を更に含むことを特徴とする、請求
    の範囲第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】前記呼びもどし段階はタッチスクリーン、
    ライトペン、カーソル、または夫々前記第2表示手段上
    の画像の特定の1個に割当てられた複数のスイッチであ
    る装置からの信号を用いて前記色修正信号を呼びもどす
    ことから成る請求の範囲第1項に記載する方法。
  5. 【請求項5】前記第2表示手段を複数の領域に分割し、
    1個の領域に1個のスイッチを関連させる段階を更に含
    み前記呼びもどし段階が選ばれた1個のスイッチからの
    信号に応じて行われることを特徴とする請求の範囲第1
    項記載の方法。
  6. 【請求項6】ビデオ源からのビデオ信号の色修正を発生
    する手段を含む色修正コンピュータと、この色修正信号
    およびビデオプログラムシーケンス内の他の画像に対す
    る修正された画像の位置を示す位置信号とに対応する信
    号を記憶すると共に複数の上記修正された画像の夫々を
    表わす信号を記憶するメモリ手段と、上記修正された画
    像の夫々を表示する表示手段と、このメモリ手段から上
    記修正された画像の内の選ばれた1個の色修正信号に対
    応する信号を呼びもどして他の画像に加えるための手段
    と、を備えていることを特徴とするビデオ信号の色修正
    装置。
  7. 【請求項7】2個の異なったビデオ信号から形成される
    2個の異なった画像を表示する表示手段に信号を導入す
    る手段と、ビデオ信号を記憶に適した形に変換するビデ
    オ信号処理手段と、上記両ビデオ信号を上記ビデオ信号
    処理手段に導入する手段と、この処理手段による処理後
    に上記ビデオ信号の一方を上記記憶手段に記憶する手段
    と、上記記憶手段から上記一方の信号を読取りそしてそ
    れを上記表示手段に与える読取手段と、上記ビデオ信号
    処理手段から他方のビデオ信号を上記表示手段に導入す
    る手段とを含むビデオ画像比較装置と、 少なくとも上記他方の信号の色を修正するための色修正
    手段と、 を備えていることを特徴とするビデオ信号の色修正装
    置。
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