JPH0143533Y2 - - Google Patents

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JPH0143533Y2
JPH0143533Y2 JP1982146475U JP14647582U JPH0143533Y2 JP H0143533 Y2 JPH0143533 Y2 JP H0143533Y2 JP 1982146475 U JP1982146475 U JP 1982146475U JP 14647582 U JP14647582 U JP 14647582U JP H0143533 Y2 JPH0143533 Y2 JP H0143533Y2
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JP
Japan
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screw
necked
panel
hole
threaded
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JP1982146475U
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JPS5951209U (ja
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は、首付ねじがパネルなどから脱落しな
いように保持させる首付ねじ装着構造の改良に係
る。
(b) 技術の背景 取付け、取外しの比較的多い取付部材、たとえ
ば筐体のパネルなどでは、パネルを取外した場合
にねじがパネルに懸吊されているようにすること
で、ねじを紛失するおそれがなく、また螺着作業
が容易であるので、総ねじを有する普通の小ねじ
を使用せず、首付ねじを使用することが望まし
い。
(c) 従来技術と問題点 第1図は従来の首付ねじ装着構造を示す断面図
である。
同図において、4は箱形の筐体でパネル1を取
付ける開口側の縁部は端面、即ち内側に折曲げら
れてフランジ部4aが形成され、首付ねじ3が遊
嵌する孔4bが設けられている。筐体4の内部側
面に孔4bと同軸上となるねじ孔5aが螺刻され
たL形の螺着部材5がスポツト溶接により固着さ
れており、孔4bとねじ孔5aとの距離はほぼ首
付ねじ3の首部の長さに等しいように定められて
いる。
筐体4の孔4bに対向するパネル1には、首付
ねじ3のねじ部の外径よりも大径の孔1aが穿設
され、この孔1aに首付ねじ3が挿通され内側に
ねじ孔2aを有する装着部材2が首付ねじ3の首
部に螺通嵌入されている。
上述の如くに構成されたパネル1をフランジ部
4aに当接して、首付ねじ3を孔4aを通してね
じ孔5aに螺着することにより筐体4に結合す
る。首付ねじ3はねじ孔5aから緩めた状態で
は、装着部材2のねじ孔2aとの係合を螺回解除
しない限りパネル1に懸吊された状態に装着され
ている。
上記従来の構造では、筐体4内にL形の螺着部
材5を設けることが必要で、このため、筐体内の
装置占有面積が減少されるという問題点と、螺着
部材を設けるといつた面倒な点がある。
また、パネル1を結合する際に重力によつて首
付ねじがパネル面に対して大きく傾いており、ね
じ部先端が孔4bに嵌るように案内してやること
が必要であり、さもないと傾いた状態でフランジ
部4aの面に衝合し傷付けることになる。ねじが
複数個所に設けられていると、ことに面倒であ
る。ねじ頭部の座面でパネル1の表面を回接締め
付けることによる傷も生じるといつた種々の不都
合がある。
(d) 考案の目的 本考案の目的は、上記従来の問題をすべて除去
した首付ねじ装着構造の提供をすることにある。
(e) 考案の構成 上記目的を達成するための本考案の構成は、首
付ねじにより結合される筐体とパネルの端面に
は、筐体側にねじ孔と、パネル側がU形に形成さ
れかつ該パネルのU形部の正面側に首付ねじの頭
部座と端面側にはねじ部を挿通し得る貫通孔とを
具え、上記U形部の内側に首付ねじの先端ねじ部
と螺合するねじ孔と該先端ねじ部を収容する凹部
とを直列に有しかつ該U形部の内幅にほぼ等しい
長さの間隔駒が面方向移動可能に介装されてな
り、上記首付ねじの弛緩状態で該首付ねじはパネ
ル面にほぼ垂直となるよう間隔駒に支持され、結
合状態で首付ねじの頭部座が間隔駒の面を押圧す
るようにしたことにある。
(f) 考案の実施例 以下、図示実施例を参照して具体的に本考案を
詳細説明する。
第2図は本考案の一実施例の断面図である。
同図において、14は一面が開口した鉄板材で
なる箱形の筐体で、開口側の端面即ちねじ孔15
aを有するフランジ部15が内側に向けて形成さ
れている。
鉄板材よりなるパネル6には端面即ちU形部7
が折曲げ形成され、正面板側には首付ねじ9の頭
部座が遊嵌し得る挿通孔6aとU形部7である端
面側にはねじ部13が遊嵌し得る大径の挿通孔7
aがそれぞれねじ孔15aと同一軸上となるよう
に穿設されている。
首付ねじ9は先端ねじ部13と大径の頭部10
との間にねじ部13よりも細径の首部12およ
び、頭部10とねじ部13との中間径である頭部
座11とからなる。
間隔駒8は角柱形の中心に首付ねじ9のねじ部
13が螺合通過し首部12が遊嵌し得るねじ部8
bと、ねじ部13を収容し得る深さの凹部8aが
直列に形成されており、全長はパネル6のU形部
7の内幅にほぼ等しく、U形部7に介装されて面
方向移動自在に遊嵌状態か移動可能な係止状態に
係合する長さに定められている。
以上の構成で、間隔駒8をU形部7に介装し、
パネル6の正面板側より首付ねじ9をねじ孔8b
に螺合してねじ部13を通過させることにより、
ねじ部13を筐体14のねじ孔15aに螺合させ
結合することができる。ねじ頭部10は正面板の
表面と接することなく、頭部座11が挿通孔6a
に遊嵌状態で、その端面が間隔駒8の端面を圧接
することにより、U形部7の端面と筐体14のフ
ランジ15端面とを結合する。
首付ねじ9を緩めねじ孔15aから抜いた弛緩
状態では先端ねじ部13が間隔駒8の凹部8aに
収容され、首部12がねじ孔8bと係合すること
により首付ねじ9は脱落することなく間隔駒9に
同軸上に保持される。間隔駒9はU形部7の内面
にその両端面が接して係合していることから、そ
の軸心はパネル6面に直交状態に支持される。即
ち首付ねじ9はパネル6が開放されてもパネル面
にほぼ垂直となるように支持されていることにな
る。
従つて再度パネル6を筐体14と結合するため
に当接させると、首付ねじ9のねじ部13はねじ
孔15aに対応した位置にあり、螺着作業がきわ
めて容易に行える。またねじ部13は凹部8aに
収容されかつ垂直状態に保持されていることか
ら、筐体のフランジ面15をねじ部13で傷付け
ることなく上記作業を容易としている。
間隔駒8はU形部7内を面方向に移動可能なこ
とから首付ねじ9の軸心とねじ孔15aの軸心が
偏位している場合にも修正一致させることが容易
に可能である。挿通孔6a,7aの大きさはこの
ようなことに応じ得るよう十分な直径に定められ
ている。
首付ねじ9の頭部座11が間隔駒8の端面を直
接押圧することにより、パネル6の正面板を損傷
することがなく、間隔駒8によりパネル6と筐体
14の両端面が圧接されるからパネル6の表面板
に変形を及ぼすこともない。
なお本考案は、筐体内に螺着部材などを固着す
る必要がないので、筐体内の容積を広く使用する
ことができ、また図示実施例とは異なり筐体がた
とえばL形鋼などの骨組構造であつても適用する
ことができるものである。またパネルが筐体に冠
着する箱形構造であつても、筐体のねじ孔に対応
する部分のみU形に折曲げることによつて、容易
に適用することができる。
また、首付ねじについても頭部座を特別に設け
ることなく、該座と同径の頭部径とすることでも
可能なことである。
(g) 考案の効果 以上説明したように、本考案はパネル側のみ所
望の形状とすることで、構成が簡易で首付ねじの
螺着が容易、かつパネルを損傷するおそれがない
などといつた、実用上ですぐれた効果のある首付
ねじ装着構造である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の首付ねじ装着構造の断面図、第
2図は本考案の一実施例の断面部である。 図中、1,6はパネル、2は固着部材、3,9
は首付ねじ、4,14は筐体、5はら着部材、2
a,5a,8b,15aはねじ孔、1a,4b,
6a,7aは挿通孔、7はU形部、8は間隔駒、
8aは凹部、11は頭部座、12は首部、13は
ねじ部、を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 首付ねじにより結合される筐体とパネルの端面
    には、筐体側にねじ孔と、パネル側がU形に形成
    されかつ該パネルのU形部の正面側に首付ねじの
    頭部座と端面側にはねじ部を挿通し得る貫通孔と
    を具え、上記U形部の内側に首付ねじの先端ねじ
    部と螺合するねじ孔と該先端ねじ部を収容する凹
    部とを直列に有しかつ該U形部の内幅にほぼ等し
    い長さの間隔駒が面方向移動可能に介装されてな
    り、上記首付ねじの弛緩状態で該首付ねじはパネ
    ル面にほぼ垂直となるよう間隔駒に支持され、結
    合状態で首付ねじの頭部座が間隔駒の面を押圧す
    るようにしたことを特徴とする首付ねじ装着構
    造。
JP14647582U 1982-09-28 1982-09-28 首付ねじ装着構造 Granted JPS5951209U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14647582U JPS5951209U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 首付ねじ装着構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP14647582U JPS5951209U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 首付ねじ装着構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5951209U JPS5951209U (ja) 1984-04-04
JPH0143533Y2 true JPH0143533Y2 (ja) 1989-12-18

Family

ID=30326024

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14647582U Granted JPS5951209U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 首付ねじ装着構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336672B2 (ja) * 1974-09-13 1978-10-04

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336672U (ja) * 1976-09-03 1978-03-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336672B2 (ja) * 1974-09-13 1978-10-04

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JPS5951209U (ja) 1984-04-04

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