JPH0143246B2 - - Google Patents

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JPH0143246B2
JPH0143246B2 JP9451783A JP9451783A JPH0143246B2 JP H0143246 B2 JPH0143246 B2 JP H0143246B2 JP 9451783 A JP9451783 A JP 9451783A JP 9451783 A JP9451783 A JP 9451783A JP H0143246 B2 JPH0143246 B2 JP H0143246B2
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JP
Japan
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pressure
volume
sonic nozzle
measured
sealed chamber
Prior art date
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Expired
Application number
JP9451783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59218919A (ja
Inventor
Yoshio Kamioka
Isao Fujio
Kenji Hoshino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamada Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamada Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Yamada Seisakusho KK filed Critical Yamada Seisakusho KK
Priority to JP9451783A priority Critical patent/JPS59218919A/ja
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Publication of JPH0143246B2 publication Critical patent/JPH0143246B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F17/00Methods or apparatus for determining the capacity of containers or cavities, or the volume of solid bodies

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は容積の測定方法及び測定装置、特に複
雑な形状の容積を容易に且高精度に測定すること
のできる新規な測定方法及び測定装置に関する。
従来、複雑な形状の容積を測定する場合には、
一般に、容積を測定すべき空室に水等の液体を注
ぎ込んでその注入量によつて容積を求める液体置
換法が知られているが、この方法は任意の容量の
被測定物に対応できる利点はあるものの、測定に
誤差を生じ易く精密な測定が困難であり、又測定
に時間を要するため、例えば内燃機関のシリンダ
−ヘツドの燃焼室容積の測定の如き工業製品の検
査としての容積測定には適さなかつた。
又、例えば特公昭54−3739号公報に見られるよ
うに、容積が既知のマスターを用意し、あらかじ
め等圧、等容積に調整しておいた2つの気体溜り
の一方を被測定室に連通し、他方をマスターに連
通し、連通後の両者の圧力差によつてマスターと
被測定室の容積差を求める比較測定法が知られて
いる。この様な測定法は基準のマスターと比較す
るものであるから、一定の被測定物の容量検査と
しては好適であるが、被測定物が数種類ある場合
にはその各々に対応する容量のマスターを用意す
る必要があり、況んや任意の容量の被測定物の容
量を測定することは出来なかつた。又測定に際し
ては、その都度2つの気体溜りの圧力を等しく調
整し、この圧力が等しく安定した後に各々の気体
溜りをマスターと被測定室に各々連通し、混合し
た気体の圧力が平均した後の両者の圧力差を比較
するものであるから、操作が繁雑であり、又マス
ターと被測定物の温度に差があつたり、あるいは
マスターと被測定物のセツト時に各々の初期内圧
に差があると測定誤差を生じるため慎重な取扱い
が必要であつた。
本発明の目的の1つは、複雑な形状の任意の容
積を、比較マスターを用いることなく容積に且高
精度に測定することのできる容積の測定方法を提
供することにある。
又、本発明の他の目的は、工業製品の検査とし
ての容積測定を容易に、高精度に、短時間に行う
ことが出来、しかも被測定物の蓋すべき開口形状
が著しく異ならない限り多種の容量の被測定物の
容量測定がそのまま可能な汎用性の高い容量の測
定装置を提供することにある。
本発明は容積を測定すべき密閉室に音速ノズル
を介して一定体積流量の圧力気体を注入し、圧力
気体の注入時間と密閉室内の圧力変化との関係か
ら容積を求めることによつて、複雑な形状の任意
の容積を比較マスターを用いることなく容易に且
高精度に測定することを可能にしたものである。
ここで音速ノズルとは断面積変化によつて通過流
体の流速を音速まで加速することのできる先細ノ
ズル、ラバール管等を意味するが、これらの音速
ノズルはノズル前後の圧力比がノズル形状で定ま
る臨界圧力比になると通過流体がそのスロート部
において音速に達し、ノズル前後圧力比がそれ以
上大きくなつても流速はもはや変化せず一定体積
流量となり、容易に定流量状態が実現出来る。特
にスロート部の後に未広管を備えるラバール管は
僅かなノズル前後圧力比で臨界状態に達するため
好都合である。例えばラバール管の設計条件によ
つてはノズル前後圧力比が1:0.94で臨界状態に
達することが出来る。このような音速ノズルの臨
界状態における一定体積流量で容積を測定すべき
密閉室に圧力気体を注入すれば、該密閉室内の圧
力は除々に上昇するが、ノズル前後圧力比が臨界
圧力比以上に維持されている間は一定体積流量が
維持される。ノズル前面圧力を充分に高く設定し
ておくことによつて、この一定体積流量が維持さ
れる時間は充分長くすることが出来るが、僅かな
ノズル前後圧力比で臨界状態に達することの出来
る音速ノズルを選定すれば条件設定がより容易に
なる。この音速ノズルを介した一定体積流量の圧
力気体の注入過程で任意の時点T1からT2までの
注入時間をとらえれば、 T1時点の被測定密閉室内の空気量Q1及びT2
時点の同空気量Q2をノズル前面圧力下に換算
すると P1・V=P・Q1 Q1=P1・V/P P2・V=P・Q2 Q2=P2・V/P 但し、 P…ノズル前面の絶対圧力 V…被測定密閉室の容積 P1…T1時点の被測定密閉室内の絶対圧力 P2…T2時点の被測定密閉室内の絶対圧力 T1時点からT2時点までの圧力気体の注入時
間Tによる注入空気量は音速ノズルを通過した
空気量に等しいから T・K=Q2−Q1 従つて、 T・K=P2・V−P1・V/P V=K・T・P/P2−P1 P2−P1は即ちT1時点からT2時点までの被測
定密閉室内の圧力変化△Pであるから、 V=K・T・P/△P つまり求める容積Vは前式で算出することが
できる。実際の測定に際しては、あらかじめ注
入時間Tを決めておいてこの時間内における圧
力変化△Pを計測しても良いし、あるいはあら
かじめ決めておいた圧力変化△Pに至るまでの
注入時間を計測しても良い。
尚、音速ノズルの流量係数は気体の音速が温
度により変化するため、音速ノズルを通流する
気体の温度によつて僅かではあるが変化する。
通流気体が空気の場合でこの流量係数の変化は
1℃につき0.1%〜0.2%程度である。従つて、
より精密な容積を求めるためには通流気体の温
度を計測してこれにより流量係数Kを修正する
ことが望ましい。しかしながら、室温が常に一
定に維持された実験室内での計測のように通流
気体の温度が常に一定の場合、あるいは必要と
する精度によつては、この温度による流量係数
に変化を無視することができる。
このように本発明方法は、容積を測定すべき密
閉室に、流量係数が既知の音速ノズルを介してそ
の臨界状態における一定体積流量で圧力気体を注
入し、圧力気体の注入時間Tと、その時間Tにお
ける密閉室の圧力変化△Pと、音速ノズルの流量
係数Kと、音速ノズルの前面側絶対圧力Pとから
次式により容積Vを求めることを特徴とする容積
の測定方法であるから、 V=K・T・P/△P 複雑な形状の任意の容積を、比較マスターを用
いることなく容易に測定することができ、しかも
液体置換法のように測定誤差を含む要因が少なく
高精度で測定することができる。
次に図面に示す実施例に基づき本発明装置を説
明する。
図面において1は被測定物である内燃機関のシ
リンダーヘツドを示している。このシリンダーヘ
ツドはその凹部2の容積が内燃機関の性能に影響
を与えるため加工後の製品の凹部容積を検査とし
て精密に測定する必要があり、又その凹部形状は
曲線が組み合わされたものであり、さらにプラグ
3を取り付けた状態で容積を求める必要があるた
めその形状は比較的複雑なものとなる。4はこの
シリンダーヘツドの凹部2の開口部を蓋して所定
の被測定密閉室を形成する治具プレートであり、
図示されていない支持台等に着脱自在に固定され
ている。この治具プレート4に音速ノズル5と圧
力センサ6とが設けられている。この音速ノズル
5の前面側はバルブ7、フイルター8、定圧装置
9,10を介して圧力気体供給装置(図示せず)
に接続されている。この圧力気体供給装置として
はコンプレツサー等を専用に設けても良いが、工
場内に配管されている圧力エアー等を使用しても
良く、いずれにしてもこの前面側圧力は一定に維
持しておく。11は音速ノズルの前面側絶対圧力
を測定する絶対圧力センサであり、又12は音速
ノズル5に流入する気体の温度を検知する温度セ
ンサであり、これらの圧力及び温度と共に前記圧
力センサ6の検知した圧力が各々電気信号として
制御ボツクス13内の演算装置に導かれている。
又制御ボツクス13内には計時装置としてタイム
カウンターが設けられており、このタイムカウン
ターは被測定室である凹部2内の圧力が第1の圧
力P1になつたら作動し、第2の圧力P2になつた
ら停止するようになされており、これによつて凹
部2内の圧力がP2−P1即ち△P変化するのに要
する時間を計測する。演算装置13はこれらの情
報をもとに被測定密閉室である凹部2の容積を算
出し表示する。
尚、図面において14はシリンダーヘツド1を
治具プレート4に圧接保持するためのクランプ装
置、15はクランプ装置を作動させるためのシリ
ンダー装置、16は電磁弁、17はフイルター、
18は定圧装置である。
測定に際しては、先ず被測定物であるシリンダ
ーヘツド1を治具プレートの所定位置におき、ク
ランプ装置14によつて気密的に圧接する。次に
バルブ7を開いて圧力気体を導き音速ノズル5を
介して被測定室である凹部2に一定体積流量の圧
力気体を注入する。この圧力気体の注入によつて
凹部2内の圧力が第1の圧力P1になるとタイム
カウンターが作動し、次に第2の圧力P2になる
とタイムカウンターが停止し、P1からP2まで圧
力が変化するのに要した時間Tを計時する。圧力
P2とP1の差、即ち圧力変化△Pはあらかじめ定
数として演算装置に記憶されている。そして演算
装置が圧力変化△Pと圧力気体の注入時間Tと、
絶対圧力計11の計測した音速ノズルの前面側絶
対圧力Pと、音速ノズルの流量係数Kとから容積
Vを算出し表示する。又この実施例では音速ノズ
ルを通流する圧力気体の温度を温度センサ12で
検知し、この温度情報を演算装置に入力して音速
ノズルの流量係数を温度補正しているが、この温
度補正は使用条件によつては省略することが出来
る。又音速ノズルの前面側圧力を常に一定に維持
できる場合には定数として扱えるので絶対圧力セ
ンサ11と演算装置の連結は要しない。
本発明装置はこのように容積を測定をすべき空
室の開口部を蓋して所定の被測定密閉室を形成す
る治具プレートと、該治具プレートに設けられ前
記密閉室に臨む音速ノズルと、該音速ノズルを介
して前記密閉室に圧力気体を注入する圧力気体供
給装置と、この圧力気体の供給圧力を調整して前
記音速ノズルの前面側圧力を一定に維持する定圧
装置と、前記治具プレートに設けられ前記密閉室
に臨む圧力センサと、前記密閉室に圧力気体が注
入された時間を測定する計時装置と、圧力気体の
注入時間と前記密閉室内の圧力変化と音速ノズル
の流量係数と音速ノズルの前面側絶対圧力とから
容積を算出する演算装置とから成る容積の測定装
置であるから、被測定物の開口部を蓋して被測定
密閉室を形成する治具プレートに音速ノズルと圧
力センサとが設けられているので、被測定物を治
具プレートにセツトするだけで測定準備が出来、
又測定自体も定圧装置によつて一定圧力に調整さ
れた圧力気体を音速ノズルに導くバルブ等を操作
するのみで、圧力気体の注入時間を計時装置が計
測し、その注入時間に対応する密閉室内の圧力変
化を圧力センサが検知し、これらの情報から演算
装置が容積を算出するので極めて容易で、短時間
に行うことが出来、又誤差を含む要因が少なく高
精度の容積測定が可能である。又比較マスターを
用いるものでないので、任意の容積のものを測定
することが出来、被測定物の蓋すべき開口形状が
治具プレートによつて蓋し得る範囲ならば多種の
被測定物にそのまま応じることが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の一実施例を示す系統図であ
る。 符号の説明、1……シリンダーヘツド、2……
凹所、4……治具プレート、5……音速ノズル、
6……圧力センサ、7……バルブ、9,10……
定圧装置、11……絶体圧力センサ、12……温
度センサ、13……制御ボツクス、14……クラ
ンプ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 容積を測定すべき密閉室に、流量係数が既知
    の音速ノズルを介してその臨界状態における一定
    体積流量で圧力気体を注入し、圧力気体の注入時
    間Tと、その時間Tにおける密閉室の圧力変化△
    Pと、音速ノズルの流量係数Kと、音速ノズルの
    前面側絶体圧力Pとから次式により容積Vを求め
    ることを特徴とする容積の測定方法。 V=K・T・P/△P 2 容積を測定すべき空室の開口部を蓋して所定
    の被測定密閉室を形成する治具プレートと、該治
    具プレートに設けられ前記密閉室に臨む音速ノズ
    ルと、該音速ノズルを介して前記密閉室に圧力気
    体を注入する圧力気体供給装置と、この圧力気体
    の供給圧力を調整して前記音速ノズルの前面側圧
    力を一定に維持する定圧装置と、前記治具プレー
    トに設けられ前記密閉室に臨む圧力センサと、前
    記密閉室に圧力気体が注入された時間を測定する
    計時装置と、圧力気体の注入時間と前記密閉室内
    の圧力変化と音速ノズルの流量係数と音速ノズル
    の前面側絶対圧力とから容積を算出する演算装置
    とから成る容積の測定装置。
JP9451783A 1983-05-27 1983-05-27 容積の測定方法及び測定装置 Granted JPS59218919A (ja)

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JP2721783B2 (ja) * 1992-08-19 1998-03-04 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 薄膜磁気ヘッド変換器/懸架部の組合せシステム並びにその製造方法
CN112325972B (zh) * 2020-09-24 2023-11-10 塔里木大学 物体体积测量装置、生产设备和方法

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