JPH0143006Y2 - - Google Patents

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JPH0143006Y2
JPH0143006Y2 JP1984022497U JP2249784U JPH0143006Y2 JP H0143006 Y2 JPH0143006 Y2 JP H0143006Y2 JP 1984022497 U JP1984022497 U JP 1984022497U JP 2249784 U JP2249784 U JP 2249784U JP H0143006 Y2 JPH0143006 Y2 JP H0143006Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
cultivation
water supply
water
pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984022497U
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English (en)
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JPS60136663U (ja
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Publication date
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    • Y02P60/216

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  • Hydroponics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動的に水耕栽培を行う装置に関する
ものである。
従来の農業は耕地に野菜や果実等の作物を植
え、肥料を施して農作業を行つている。しかるに
屋外で農作業を行うと天候に左右され作物の収穫
が安定せず、又、品質が不揃いであつたりする欠
点があつた。その上、毎年同じ耕地で連作を行う
と、経年的に土地がやせて収穫量が減少する欠点
があつた。
本考案はかかる従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、天候に左右されることなく自動的に水耕農
業を行えるようにしたもので、その構成は複数の
栽培槽と、この栽培槽より下方に位置させたタン
クとからなり、この栽培槽内の底部に水位調整可
能なオーバーフロー管と送排水弁とを設け、この
オーバーフロー管の他端をタンクに連結し、該送
排水弁とタンクに連通する排水パイプと送水パイ
プとを切換弁を介して連結し、この送水ポンプと
タンクとを連結したことを特徴とするものである
から、必要な時送水ポンプを作動させれば送液
し、この送水ポンプを停止すれば自動的に栽培槽
内から排水することができるので根腐れを防止で
きる。
本考案の実施例を図面により説明すると、複数
の台1の上部に、それぞれ内部に肥料を溶かす水
溶液を収容する複数の栽培槽2,3をそれぞれ裁
置し、この台1の下方には前記水溶液を貯留する
タンク4を設置する。それぞれの栽培槽2,2,
3,3を第1連結パイプ5,6でそれぞれ連結
し、更に栽培槽2,3を第2連結パイプ7で連結
する。8はそれぞれ栽培槽2,3の底部に取付け
た送排水弁で、各送排水弁8,8を連結する第3
連結パイプ9と切換弁10の第2取付部11とを
連結する。この切換弁10の第1取付部12に連
結した排水パイプ15の他端は分岐し、それぞれ
各栽培槽2,3の上部に連結し、切換弁10の第
3取付部14,14を送液パイプ16で連結し、
前記第2連結パイプ7との間に送液用のポンプ1
7を連結してある。20はオーバーフロー管で、
上部の回動管21を回動させることにより高さを
調節して栽培槽2内に送液した水溶液の水位を一
定に保つものである。送排水弁8の第1実施例を
第7図により説明すると、栽培槽2の底部に外方
から送排水パイプ9の一端を挿入し、この送排水
パイプ9の上端に全体壁面に複数の小さな通孔2
5を設けた本体26を取付けてある。このように
本体26に設けた複数の通孔25から栽培槽2内
への水溶液の送液又は排水を行うものである。特
に、排水の場合、生物の根や毛根が送排水パイプ
9内に侵入するのを防止している。
送排水弁の第2実施例を第8図により説明する
と、30は酸素注入弁を兼ねた送排水弁で、複数
の給水口31と排水口32を有した筒体33の外
側に、上面に半径方向外側に斜状に向けて多数の
小孔34を同一円周上に設けた溜室35を、給水
口31で筒体33内に連通し、この筒体の上部に
は前記小孔34から噴出する水流を衝突させる邪
魔板35とこの筒体内に上下動可能に収容した切
換弁体36の上方への動きを規制する係止部37
を設けてあり、この筒体33に軸支させた軸杆3
8に切換弁体36の下部に設けた上下方向のガイ
ド溝39を収容して、この切換弁体36の回転を
防止している。この切換弁体が上昇した時給水口
31と連通する第1孔40と、下降した時排水口
32と連通する第2孔41とを該切換弁体に設け
る。
次に、本実施例の作用について説明すると、栽
培槽2,3上にそれぞれ各種野菜や果実の種を植
えた鉢をそれぞれ一定又は任意間隔ごとに装着
し、肥料を水に溶かした液肥を含む水溶液をタン
ク4内に収容し、ポンプ17を作動させると水圧
により切換弁10内の弁体18が上昇して切り換
わつた切換弁10を介し、更に送排水パイプ9を
通つて送排水弁8から栽培槽2,3内に水溶液を
送液する。この場合、栽培槽2,3内にはそれぞ
れオーバーフロー管20を取付けてあるので、一
定の水位以上、水面が上昇しない。次いで一定時
間経過後にポンプ17が停止すると、自重により
弁体18が切り換つて栽培槽2,3内の水溶液は
切換弁10、排水パイプ15を通つてタンク4に
送られる。この場合、タンク4は栽培槽2,3の
位置に比べて下方に位置しているので十分なる落
差があり、この栽培槽2,3内の水溶液を全て自
動的に排水することが出来る。それによつて根や
毛根の根腐れを生ずることはなく、且つ空気中の
酸素を十分に根等に供給できる。
ポンプ17の作動時間はタイマー等でセツトす
ることにより自動的に作動させることが出来る。
又、本実施例は栽培槽が4つの場合について説
明したが、工業的に大規模に行うため、容量の大
きなポンプを使用してそれぞれ配管すれば、1台
のポンプで数百個の栽培槽を管理することも出来
るものである。
以上の如く、本考案はそれぞれ野菜や果実を植
えた多数の鉢にいちいち水や肥料をやつたりする
手間を不要にし、その上、温室内や屋内に設置す
ることにより天候に左右されることなく、全て自
動的に肥料を施すことが出来るため、生物や果実
を均一に生育することが出来るし、ポンプを停止
することによつて自動的に排水して、根や毛根を
乾燥させることが出来るので、根腐れを防止し、
且つ空気中の酸素を供給できるので、毎年連作し
ても何ら収穫高が減ずることはない。更に又、軽
作業であるから老人や障害者でも容易に管理でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は全体の平面図、第2図は同左側面図、第3図は
平面から見た配管図、第4図は同正面図、第5図
は切換弁の断面図、第6図はオーバーフロー管の
断面図、第7図は送排水弁の断面図、第8図は他
の実施例に於ける送排水弁の断面図である。 2,3は栽培槽、4はタンク、8は送排水弁、
10は切換弁、15は排水パイプ、16は送液パ
イプ、17は送液ポンプ、20はオーバーフロー
管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の栽培槽と、この栽培槽より下方に位置さ
    せたタンクとからなり、この栽培槽内の底部に水
    位調整可能なオーバーフロー管と送排水弁とを設
    け、このオーバーフロー管の他端をタンクに連結
    し、該送排水弁とタンクに連通する排水パイプと
    送液ポンプとを切換弁を介して連結し、この送水
    ポンプとタンクとを連結して成る自動水耕栽培装
    置。
JP1984022497U 1984-02-21 1984-02-21 自動水耕栽培装置 Granted JPS60136663U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984022497U JPS60136663U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 自動水耕栽培装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984022497U JPS60136663U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 自動水耕栽培装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60136663U JPS60136663U (ja) 1985-09-10
JPH0143006Y2 true JPH0143006Y2 (ja) 1989-12-14

Family

ID=30514842

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JP1984022497U Granted JPS60136663U (ja) 1984-02-21 1984-02-21 自動水耕栽培装置

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JPS60136663U (ja) 1985-09-10

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