JPH0142950Y2 - - Google Patents

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JPH0142950Y2
JPH0142950Y2 JP7287487U JP7287487U JPH0142950Y2 JP H0142950 Y2 JPH0142950 Y2 JP H0142950Y2 JP 7287487 U JP7287487 U JP 7287487U JP 7287487 U JP7287487 U JP 7287487U JP H0142950 Y2 JPH0142950 Y2 JP H0142950Y2
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JP
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socket body
insulator
lamp
base
ground
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JP7287487U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば自動車のヘツドランプ、テー
ルランプ、ブレーキランプ等の各種ランプ(バル
ブ)を保持するためのソケツトにおいて、当該ソ
ケツト内にアース線を接続するための取付け構造
に関する。
(従来の技術) 従来のこの種のランプソケツトは、例えば第5
図および第6図のように、筒状で導電性のソケツ
ト本体1を備えており、このソケツト本体1の一
方側開口部からランプのマイナス電極である口金
4が挿入される。この口金4は前記ソケツト本体
1の内面に接触して、アース回路の一部が構成さ
れる。この口金4は前記ソケツト本体1の内面に
接触して、アース回路の一部が構成される。ま
た、前記ランプの口金4の後端には、プラス電極
8が口金4と絶縁された状態で突設されており、
このプラス電極8は、前記ソケツト本体1内で、
当該ソケツト本体の他方側の開口部から挿入され
たプラス側のリード線6の先端に取付けられた電
極端子7と当接される。なお、この電極端子7
は、前記ソケツト本体1内のインシユレータ9に
より保持されるとともに、前記ソケツト本体1か
ら絶縁される。前記インシユレータ9は、前記電
極端子7を前記プラス電極8に対して強制的に当
接させるよう、前記ソケツト本体1内で当該イン
シユレータ9と前記ソケツト本体内に配置された
コイルバネ11により、常時前記口金4側へ付勢
されている。
上記した従来のランプソケツトにおいては、前
記ソケツト本体1内のランプの口金4にマイナス
側のリード線(アース線)12を接続させてアー
ス回路を構成させるために、例えば第5図のよう
に前記ソケツト本体1の外部にアース線12の先
端に取付けたアース端子13を溶着している。
また第6図のようにアース線12の先端の露出
芯線部12aを前記ソケツト本体1の外面に当て
た状態で、当該ソケツト本体1をこれの外側の絶
縁ハウジング15内に圧入し、それにより露出芯
線部12aをソケツト本体1と絶縁ハウジング1
5との間に挟持するようにしている。
しかし、アース端子13をソケツト本体1に溶
着する場合、その作業は設備と手間を要し、生産
性を低下させ、接触不良等の品質の低下を招くお
それがある。
また、アース線12の先端の露出芯線部12a
をソケツト本体1と絶縁ハウジング15との間に
強く挟持する場合は、露出芯線部12aが擦り切
れて、接触不良となつたり、絶縁ハウジング15
が変形されて、品質が低下する等の問題が生じる
おそれがある。
特に、リード線を伝わつてソケツト本体内の活
電部分に水等が侵入して事故を起さないようにシ
ールした防水構造の場合には、プラス側のリード
線6の通口のシール材16とは別に、マイナス側
のリード線(アース線)12の通口にもシール材
を設けなければならず、狭い通口ゆえその作業が
煩雑であつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、このような従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的は、アース線の接
続作業が極めて容易であり、アース線の接触不良
や、アース線の芯線の断線に基づく品質の劣化等
を確実に防止することができると共に、プラス側
およびマイナス側の双方のリード線が同じ通口を
挿通するので防水処理が容易にできるランプソケ
ツトのアース線の取付け構造を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案の要旨は、ランプの口金が一方の開口部
に着脱可能で、挿入された口金のマイナス電極に
接続される導電性のソケツト本体と、このソケツ
ト本体の反対側の開口部へ挿通された状態のプラ
ス側およびマイナス側の各リード線と、前記ソケ
ツト本体に挿入されたランプのプラス電極に当接
される前記プラス側のリード線に取付けられる電
極端子と、該電極端子を前記ソケツト本体から絶
縁するよう保持し、前記ソケツト本体内に収納さ
れたインシユレータと、前記ソケツト本体内に設
けられたバネ受け部と前記インシユレータ間に配
置され、前記電極端子を前記プラス電極へ強制的
に当接させるよう、前記インシユレータを常時前
記ランプの口金側へ押圧する導電性のコイルバネ
とを具備し、前記マイナス側のリード線(アース
線)には前記インシユレータに係止されるアース
端子が取り付けられており、該アース端子には前
記ソケツト本体の内壁面側へ延在させて挿入され
たランプの口金のマイナス電極に圧接する電気接
続部を設けたアース線の取付け構造である。
(実施例) 以下、第1図〜第4図に示す実施例に基づいて
本考案を説明する。
第1〜2図において、本考案による取付け構造
を用いたランプソケツトは、従来と同様、筒状で
導電性のソケツト本体1を備えている。このソケ
ツト本体1の中にはこれの一方の開口部2側から
ランプ3の口金4が挿入される。また、ソケツト
本体1の反対側の開口部5からは先端に電極端子
7が取付けられたプラス側のリード線6と、先端
にアース端子13が取付けられたマイナス側のリ
ード線(アース線)12が挿入され、電極端子7
は前記ランプ3の口金4の後端に突設されている
プラス電極8と当接され、アース端子13は口金
4に当接されてランプ3へ通電を行う。
前記電極端子7は、ソケツト本体1内で当該ソ
ケツト本体1から絶縁されるよう、任意のインシ
ユレータ9により周囲を保持されている。インシ
ユレータ9は、ソケツト本体1内に収納されると
ともに、ソケツト本体1内で摺動可能となつてい
る。また、ソケツト本体1内には、インシユレー
タ9により保持された電極端子7を、ソケツト本
体1内のランプの口金4へ強制的に当接させるよ
う、インシユレータ9とソケツト本体1のバネ受
け部10との間に、コイルバネ11が配置されて
いる。コイルバネ11は導電性を有するととも
に、ソケツト本体1内でリード線6およびアース
線12の周囲を包囲する状態に配置される。
前記アース端子13は第3図のように、各把持
片がアース線12の芯線と絶縁被覆を各々カシメ
付けするようにした電線把持部17と、インシユ
レータ9に装着されるコ字状の嵌合係止部18
と、L字状で上方へ突設された湾曲状の圧接片を
ランプ3の口金4に圧接される電気接続部14と
で一体に形成されている。嵌合係止部18は、イ
ンシユレータ9の外周縁部を挟持する態様で嵌合
係止されるが、この際に重合されている嵌合係止
部18の上部片と電気接続部14の下部片は、イ
ンシユレータ19に凹設された切欠溝19(第4
図参照)内に収容され、当該インシユレータ9と
一緒にソケツト本体1の内壁面に沿つて摺動可能
である。
前記ソケツト本体1は、普通は外部の絶縁ハウ
ジング15内に圧入され、その状態で前記リード
線6およびアース線12が絶縁ハウジング15の
後端の開口から後方へ導き出され、且つ絶縁ハウ
ジング15の後端開口内に嵌着されるシール部材
16の通孔に挿通される。
以上の構成によるランプソケツトにランプ4が
装着されると、アース線12と口金4とがアース
端子13を介して導通されてアース回路を形成す
る。尚、この際にアース線12と口金4とはアー
ス端子13に圧接したコイルバネ11と、該コイ
ルバネ11に圧接するソケツト本体1を介しても
導通される。
(考案の効果) 前記した実施例では明らかなとおり、本考案の
アース線の取付け構造では、組立てに際してはア
ース端子13をインシユレータ9に係止させる簡
単な作業で取付けできると共に、使用に際しては
ソケツト本体1の内壁面に延在するアース端子の
電気接続部14が、挿入されるランプ3のマイナ
ス電極である口金4に圧接されて確実な電気接続
を行うことができる。このように、本考案ではア
ース線12の接続端子13の溶着が不要になり、
またアース線の先端の露出芯線部12aをソケツ
ト本体1と他の絶縁ハウジング15とで挟持する
必要がないので、アース線12を損傷させるおそ
れがなく、接触不良や全体の品質の低下を招くと
いう問題が確実に回避される。しかも、電極端子
7とアース端子13がソケツト本体1内に収容さ
れているので、リード線6とアース線12を伝わ
つてソケツト本体1内の活電部分に侵入しようと
する水等に対して同時に防水処理を施すことが容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るアース線の取
付け構造の分解斜視図、第2図は第1図の組立て
状態の断面図、第3図は本考案の要部をなすアー
ス線に接続されたアース端子の斜視図、第4図は
同アース端子が係止されるインシユレータの部分
斜視図、第5図および第6図は従来例によるアー
ス線の取付け構造の断面図である。 符号の説明、1……ソケツト、2……開口部、
3……ランプ、4……口金、5……開口部、6…
…リード線(プラス側の)、7……電極端子、8
……プラス電極、9……インシユレータ、10…
…バネ受け部、11……コイルバネ、12……ア
ース線(マイナス側のリード線)、13……アー
ス端子、14……電気接続部、15……絶縁ハウ
ジング、16……シール部材、17……電気把持
部、18……嵌合係止部、19……切欠溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプの口金が一方の開口部に着脱可能で、挿
    入された口金のマイナス電極に接続される導電性
    のソケツト本体と、このソケツト本体の反対側の
    開口部へ挿通された状態のプラス側およびマイナ
    ス側の各リード線と、前記ソケツト本体に挿入さ
    れたランプのプラス電極に当接される前記プラス
    側のリード線に取付けられる電極端子と、該電極
    端子を前記ソケツト本体から絶縁するよう保持
    し、前記ソケツト本体内に収納されたインシユレ
    ータと、前記ソケツト本体内に設けられたバネ受
    け部と前記インシユレータ間に配置され、前記電
    極端子を前記プラス電極へ強制的に当接させるよ
    う、前記インシユレータを常時前記ランプの口金
    側へ押圧する導電性のコイルバネとを具備し、前
    記マイナス側のリード線(アース線)には前記イ
    ンシユレータに係止されるアース端子が取り付け
    られており、該アース端子には前記ソケツト本体
    の内壁面側へ延在させて挿入させたランプの口金
    のマイナス電極に圧接する電気接続部を設けたこ
    とを特徴とするアース線の取付け構造。
JP7287487U 1987-05-18 1987-05-18 Expired JPH0142950Y2 (ja)

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JP7287487U JPH0142950Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

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JP7287487U JPH0142950Y2 (ja) 1987-05-18 1987-05-18

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JPS63182489U JPS63182489U (ja) 1988-11-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2543956Y2 (ja) * 1989-12-19 1997-08-13 有限会社 芝製作所 アース線の取付け構造

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JPS63182489U (ja) 1988-11-24

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