JPH0142753Y2 - - Google Patents

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JPH0142753Y2
JPH0142753Y2 JP15357384U JP15357384U JPH0142753Y2 JP H0142753 Y2 JPH0142753 Y2 JP H0142753Y2 JP 15357384 U JP15357384 U JP 15357384U JP 15357384 U JP15357384 U JP 15357384U JP H0142753 Y2 JPH0142753 Y2 JP H0142753Y2
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water
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、蒸気と水とを混合して温水を製造す
る気水混合弁に関する。
〈従来の技術〉 上記気水混合弁としては、ハウジングに、水と
蒸気とを混合して外部に放出する混合室と、蒸気
供給管から蒸気流入口を介して蒸気が供給される
蒸気室とを、隔壁を介して連設し、隔壁に、蒸気
室から混合室に蒸気を噴射するノズル口を形成
し、ハウジングに、水供給管からの水を混合室に
供給する水流入口を形成し、ハウジングに、各流
入口を開閉する弁体を備えたものがある。
ところで、従来においては、ノズル口が軸心方
向全長にわたつて一定径とされていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記従来の気水混合弁では、ノズル口が軸心方
向全長にわたつて一定径とされていたため、蒸気
室からの混合室内の水に、高温、高圧の蒸気が高
速で噴射されることとなり、このため、騒音、振
動が甚だしいと云う問題があつた。
本考案は、温水製造時の騒音、振動を低減でき
る気水混合弁を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本考案の特徴とす
る処は、ノズル口35の出口を入口よりも大きく
した点にある。
〈作用〉 本考案によれば、弁体17の操作により、水流
入口31と蒸気流入口40とを開放すると、水供
給管から水流入口31を介して混合室22内に水
が供給される。
又、蒸気供給管からは蒸気流入口40を介して
蒸気室23内に蒸気が供給され、この蒸気が、圧
力、流速が低下せしめられて、ノズル口35から
混合室22内に噴射せしめられる。
そして、混合室22内で水と蒸気とが混合せし
められて、温水が製造され、外部に放出される。
〈実施例〉 以下、本考案の第1実施例を第1図乃至第6図
の図面に基き説明すれば、第2図及び第3図にお
いて、気水混合弁1は、取付装置2を介して、取
付部3等に着脱自在に取付けられている。
取付装置2は、ブラケツト5と、取付軸6と、
ロツクナツト7とから成る。
ブラケツト5は、内面に雌螺子が刻設された筒
部8と、筒部8の一端部に連設された円盤状フラ
ンジ部9とから成る。フランジ部9は取付部3に
周方向に等配された木螺子10により着脱自在に
取付けられている。
取付軸6は、比較的長い第1雄螺子部11と、
円柱部12と、第1雄螺子部11より短い第2雄
螺子部13とを軸心方向に連設することで、構成
されている。
第1雄螺子部11は筒部8に螺挿されてロツク
ナツト7により締結固定され、第2雄螺子部13
は、気水混合弁1のハウジング15における筒部
16に螺結されている。円柱部12には、取付軸
6を回動させるための工具挿入孔14が貫通形成
されている。
ところで、第3図に示すように、ロツクナツト
7を緩めた状態で、第1雄螺子部11をブラケツ
ト5の筒部8の奥深くまで螺挿した場合には、第
2雄螺子部13と、取付位置にある気水混合弁1
のハウジング15における筒部16との間には隙
間ができるようにされている。
従つて、取付装置2により気水混合弁1を取付
部3に取付ける場合には、予じめ、取付装置2を
第3図に示す状態で取付部3に備えておく。そし
て、気水混合弁1を取付位置に保持しておき、こ
の状態で、取付軸6を回動させて、第1雄螺子部
11を筒部8から抜出していくと共に、第2雄螺
子部13を筒部16内に螺挿していき、第2雄螺
子部13が筒部16に螺結された状態で、ロツク
ナツト7により第1雄螺子部11を筒部8に固定
すれば、気水混合弁1を回動させたりすることな
く、気水混合弁1を容易且つ確実に固定できる。
それ故、気水混合弁1に水供給管や蒸気供給管
を接続して、配管作業を終了した後でも、気水混
合弁1を取付装置2を介して取付部3に固定でき
る。
第1図、第4図乃至第6図に示すように、気水
混合弁1は、ハウジング15と、弁体17とから
主構成されている。
ハウジング15は、円筒形状で、軸心方向一端
部が開口して、同開口を閉塞する蓋体19がハウ
ジング15に螺挿されている。ハウジング15の
軸心方向他端部は閉塞せしめられている。
ハウジング15内部には、軸心方向一端部から
他端部に向つて、水貯留室20、水室21、混合
室22、蒸気室23、蒸気貯留室24とが、各室
20〜24間に位置する隔壁26〜29を介して
連設されている。
水貯留室20は、ハウジング15から上方に突
出する接続口30と連通せしめられ、接続口30
には、水供給管が着脱自在に接続される。水貯留
室20は水室21と、隔壁26の径方向中央部に
形成された水流入口31を介して連通せしめられ
ている。
水室21と混合室22を区画する隔壁27の外
周部には、ノズル口32が周方向等間隔に配設さ
れ、水室21の水がノズル口32から混合室22
内に噴射される。隔壁29の径方向中央部には弁
体挿通口33が形成されている。
混合室22は蒸気と水とを混合して温水を製造
する室で、ハウジング15から下方に突出する接
続口34と連通している。接続口34には放出管
が着脱自在に接続される。
混合室22と蒸気室23とを区画する隔壁28
の外周部にはノズル口35が周方向等間隔に配設
されている。ノズル口35は、蒸気室23内の蒸
気を混合室22内に噴射するもので、入口側の小
径部36と、小径部36より大径とされた出口側
の大径部37とから成る段付状とされ、ノズル口
35の出口が入口よりも大きくされている。隔壁
28の径方向中央部には弁体挿通口38が形成さ
れている。
蒸気貯留室24は、ハウジング15から上方に
突出する接続口39とを連通している。接続口3
9には蒸気供給管が着脱自在に接続される。蒸気
貯留室24は、蒸気室23と、隔壁29の径方向
中央部に形成された蒸気流入口40を介して連通
している。
弁体17は、第1・第2作動体42,43と、
ナツト体44と、弾機45等から成る。
第1作動体42は弁体17の基部側にあつて、
蓋体19に進退自在に螺挿され、その基端部には
ハンドル46が固設されている。第1作動体42
の基部にはナツト47が外嵌され、蓋体19に螺
結されている。第1作動体43の先端部側は、基
部側より大径で前方に開口する中空部48とさ
れ、中空部48の開口縁部外周には、テフロンか
ら成るリング状弁部49が外嵌されている。中空
部48にはナツト体44が着脱自在に螺挿され、
ナツト体44の基部により弁部49が押圧固定さ
れている。弁部49は、弁体17の軸心方向への
移動により、水流入口31を開閉する。
第2作動体43は弁体17の先端部側にあつ
て、その基部が、第1作動体42の中空部48に
軸心方向に移動自在に挿入されている。第2作業
体43の基部には後方に開口する中空部51が形
成されると共に中空部51の開口縁部の周方向全
長にわたる部分からは、ストツパ部52が径方向
外方に突設され、ナツト体44の先端との接当に
より、第2作動体43の中空部48からの抜止め
がなされている。第2作動体43は弁体挿通口3
3,38に軸心方向に摺動自在に挿通されると共
に、その先端部外周には、テフロンから成る弁部
53が木螺子54により固定され、第2作動体4
3の軸心方向への移動により、蒸気流入口40を
開閉する。
弾機45としては圧縮コイルバネが使用され、
両中空部48,51の底面間に弾発状に介装され
て、水貯留室20内に位置し、第2作動体43を
前方側に付勢している。これにより、第1作動体
42がハンドル46の操作によつて水流入口31
の閉鎖位置から所定距離後方に移動して、第2作
動体43先端に作用する蒸気の圧力が弾機45の
弾発力に打勝つて、第2作動体43を後方に移動
させた際、又は、ナツト体44先端とストツパ部
52との接当とにより、第2作動体43が第1作
動体42と共に後方に移動した際のみ、蒸気流入
口40が開放せしめられる。尚、弾機45は水貯
留室20内にあつて、蒸気が通る通路内にはない
ので、高温疲労による折損の惧れはない。
55,56はシール材である。
上記のように構成した実施例によれば、気水混
合弁1に水供給管、蒸気供給管、放出管を夫々接
続して、放出管に気水混合弁1から水、温水を放
出させる場合には次のような操作を行う。
即ち、ハンドル46の操作により、第1作動体
42を少し後退させると、まず、第4図に示すよ
うに、水流入口31が開放せしめられるが、弾機
45の弾発力によつて、第2作動体43は後退を
阻止せらめたままで、蒸気流入口40は閉鎖され
ている。従つて、水供給管から、水貯留室20、
水流入口31、水室21、ノズル口32を介し
て、混合室22内に水のみが噴射され、この水が
放出管に放出される。
そして、更に第1作動体42を所定距離後退さ
せると、第5図に示すように、第2作動体43先
端に作用する蒸気の圧力が弾機45の弾発力に打
勝つて第2作動体43を後方に移動させるか、又
は、ナツト体44先端とストツパ部52との接当
により、第2作動体43が第1作動体42と同行
して後方に移動して、蒸気流入口40が開放せし
められる。これにより、蒸気供給管から蒸気貯留
室24、蒸気室23、ノズル口35を介して、蒸
気が混合室22内に噴射せしめられて、水と混合
される。この混合によつて、温水が製造されて、
放出管から放出される。
上記の場合において、蒸気を噴射するノズル口
35を、入口側の小径部36と、出口側の大径部
37とから構成して、ノズル口35の出口を入口
よりも大きくし、蒸気の圧力、流速を低下させて
から、蒸気を混合室22内に噴射させるようにし
たので、気水混合弁1による温水製造時の騒音、
振動を低減できる。
第7図乃至第9は本考案の第2実施例を示すも
ので、ハウジング15は、蓋体19が備えられる
端部とは反対側端部でも開口せしめられ、同開口
を閉塞する蓋体58がハウジング15に螺挿され
ている。蓋体52には、ハウジング15内部側に
開口する案内孔59が軸心方向に形成されてい
る。60はシール材である。又、ハウジング15
における蒸気室23と蒸気貯留室24間には、中
間蒸気室62が介設され、隔壁63により蒸気室
23と軸心方向に関して区画されている。隔壁6
2外周部には、蒸気を蒸気室23に噴射するため
のノズル口64が周方向等間隔に形成されてい
る。又、隔壁63の径方向中央部には弁体挿通口
65が形成されている。
弁体17には、第1実施例の構成部材に加え
て、更にサーモスタツト57、案内孔68、弾機
69が備えられている。
弁体17のナツト体44は軸心方向に長く形成
されて、隔壁27,28の弁体挿通口33,38
に軸心方向に摺動自在に挿通されている。
第2作動体43は、基部側にあつて中空部51
とストツパ部52を有する第1分割体71と、先
端部側の第2分割体72とから成る。
第1分割体71は、先端部側が基部側より小径
の挿入部73とされ、挿入部73と、基部側との
境目には段付面74が形成されている。
第2分割体72の基部側には、後方に開口する
中空部76が形成され、中空部76の開口部側内
部に、第1分割体71の挿入部73が軸心方向に
摺動自在に挿入され、中空部76の開口縁に、第
1分割体71の段付面74が接当している。第2
分割体72は弁体挿通口65に軸心方向に摺動自
在に挿通されている。
サーモスタツト67は両分割体71,72間に
介装されるもので、ケース78と、ケース78に
備えられたガイド79と、ガイド79に軸心方向
に摺動自在に備えられた作動軸80等を有する。
ケース78は第2分割体72の中空部76の底部
側内に挿入されて、混合室22内に位置し、混合
室22内の温度が所定の高温度になつた際に、ケ
ース78内の流動体が膨張して、サーモスタツト
67が伸長し、これにより、第2作動体43を伸
長させて、蒸気流入口40を閉鎖させる。ガイド
79と作動軸80は第2分割体72の挿入部73
内に挿入されている。
案内軸68は、第2分割体72先端部に螺挿さ
れて、蓋体58の案内孔59に軸心方向に摺動自
在に挿入されて、案内作用を行う。
弾機69は、案内孔59底部と、案内軸68先
端間に弾発状に介装されて、両分割体71,72
が軸心方向に分離するのを防止している。
上記のように構成した実施例によれば、気水混
合弁1の操作時において、通常は、弾機69の弾
発力により、第2作動体43における両分割体7
1,72は一体となつて作動し、気水混合弁1の
作動は第1実施例と同様である。
然し乍ら、第8図に示すように、水流入口31
と蒸気流入口40の両者を開放した状態で、水供
給管により供給される水の圧力が低下したり、断
水があつたりして、混合室22内に供給される蒸
気量が増大し、混合室22内の温度が所定の高温
度になつて際には、第9図に示すように、サーモ
スタツト67が伸長して、第2作動体43の第2
分割体72を弾機69に抗して前進させ、その弁
部53により、蒸気流入口40を閉鎖する。
これにより、気水混合弁1から放出管への熱湯
の流出、蒸気の噴出が防止され、安全性が確保さ
れている。
第10図は本考案の第3実施例を示すもので、
ノズル口35の小径部36と大径部37との連結
部分の角部に丸みが付けられている。
第11図は本考案の第4実施例を示すもので、
ノズル口35が、小径部36と、先端に向うに従
つて断面が漸次大となるテーパー部82とから構
成されている。
〈考案の効果〉 以上詳述したように、本考案は、ノズル口の出
口を入口よりも大きくして、蒸気の圧力、流速を
低下させてから、蒸気を混合室内に噴射させるよ
うにしたので、気水混合弁による温水製造時の騒
音、振動を低減できる。本考案は上記利点を有
し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は気水混合弁の縦側断面図、第2図は
気水混合弁と取付装置の一部断面平面図、第3図
は取付装置による取付前の状態を示す一部断面平
面図、第4図及び第5図の各図は気水混合弁の第
1図とは異なる作動状態を示す縦側断面図、第6
図は第1図のA−A線矢視断面図、第7図乃至第
9図の各図は本考案の第2実施例における気水混
合弁の相異なる作動状態を示す縦側断面図、第1
0図及び第11図の各図は本考案の第3、第4各
実施例を示す要部の縦側断面図である。 1……気水混合弁、15……ハウジング、17
……弁体、21……水室、22……混合室、23
……蒸気室、28……隔壁、31……水流入口、
35……ノズル口、40……蒸気流入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング15に、水と蒸気とを混合して外部
    に放出する混合室22と、蒸気供給管から蒸気流
    入口40を介して蒸気が供給される蒸気室23と
    を、隔壁28を介して連設し、隔壁28に、蒸気
    室23から混合室22に蒸気を噴射するノズル口
    35を形成し、ハウジング15に、水供給管から
    の水を混合室22に供給する水流入口31を形成
    し、ハウジング15に、各流入口31,40を開
    閉する弁体17を備えた気水混合弁において、ノ
    ズル口35の出口を入口よりも大きくしたことを
    特徴とする気水混合弁。
JP15357384U 1984-10-09 1984-10-09 Expired JPH0142753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15357384U JPH0142753Y2 (ja) 1984-10-09 1984-10-09

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JP15357384U JPH0142753Y2 (ja) 1984-10-09 1984-10-09

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Publication Number Publication Date
JPS61124832U JPS61124832U (ja) 1986-08-06
JPH0142753Y2 true JPH0142753Y2 (ja) 1989-12-13

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ID=30711587

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JP15357384U Expired JPH0142753Y2 (ja) 1984-10-09 1984-10-09

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