JPH0142058Y2 - - Google Patents

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JPH0142058Y2
JPH0142058Y2 JP1983138815U JP13881583U JPH0142058Y2 JP H0142058 Y2 JPH0142058 Y2 JP H0142058Y2 JP 1983138815 U JP1983138815 U JP 1983138815U JP 13881583 U JP13881583 U JP 13881583U JP H0142058 Y2 JPH0142058 Y2 JP H0142058Y2
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measurement
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JP1983138815U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は測定距離間で往復する射出光と反射光
との位相関係により距離測定を行うようにした光
波測長器に関する。
数mから数十mの物体の長さ、距離を測るには
一般に巻尺が用いられる。巻尺による測定は簡便
であるが、高精度の測定値を得ることはできな
い。一方、数十mから数Kmの距離、水平高さ等を
測定する測量機として光波距離計が用いられてい
る。この光波距離計は目標地点に置かれた反射器
に光を送出し、その反射光と送出光との位相差を
測定して距離を計るものであつて、極めて精度の
高い測定値が即時に得られる。ところがこの光波
距離計は精密な機器であつて、その取扱いも精度
に行う必要があり、巻尺ほどの簡便さは期待でき
ない。
本考案はこの問題にかんがみ、即時に精度のよ
い距離値が得られる光波距離計の持つ特徴と、巻
尺のような簡便さとを併せ持つた計測手段を提供
することを目的とする。
本考案の光波測長器は、射出光と測定目標から
の反射光との位相関係により測定目標までの距離
を測定する光波測長器であつて、特に床上又は机
上直置形の短距離測長器として用いられるもので
ある。
本考案の光波測長器は、測長器を載置する床面
等と接し且つ上記射出光及び反射光が導かれる測
定光路と平行な基準面と、上記基準面に連なり且
つ上記測定目標方向に向けられる前端面Aと、上
記基準面に連らなり且つ上記前端面と平行な後端
面Cとを備える。なお好ましくは、上記基準面が
平行度の調整要素を備えるのがよい。
更に、上記前端面Aと後端面Cとの一方を測定
起点として選択し且つ測長値に対し測定原点から
上記前端面及び後端面までの固定オフセツト分を
測長器内部で補正させるために設けられた切換え
手段とを具備する。
この構成によると、床面、机面、壁面等を基準
面として測長することができ、また測長器の前端
面Aを鋼材等の長尺物の端部に当てて端部を測定
起点とする使い方と、後端面Cを壁面等に当てて
壁面を測定起点とする使い方の二者を選択するこ
とができ、測定対象や測定場所に応じた幅の広い
使い勝手が得られる。また測定原点に対する前端
面及び後端面のずれが測定値に対し自動補正され
るから、操作が複雑にならずに簡便に使うことが
できる。
本考案の光波測長器は鋼材の長尺物等を測る際
に巻尺の代わりに簡便に使うことができ、また巻
尺よりも十分な精度が得られる。また見通しがき
く範囲なら、巻尺では測長が行えない所でも測定
可能である。前述の目的、要求を達成するために
本考案の実施例の光波測長器は、視準作業が簡便
であり、片手で持ち運び且つ測長時に片手で支持
できるように工夫され、また小型軽量に構成され
ている。
以下本考案を一実施例に基づいて説明する。
第1図及び第2図に示すように、本例による光
波距離計は、片手で持ち運びできるようなハンデ
イタイプに構成されていて、その本体1の上部に
取つ手2が設けられている。本体1の前面には対
物レンズ7が設けられており、この対物レンズ7
を通して、距離測定用の光が発光及び受光され
る。なお図示省略したが、本体1の内部には、従
来周知の如く、発光ダイオード又はレーザーダイ
オード等の発光手段、光電変換素子からなる受光
手段及び上記発光手段を駆動しかつ上記受光手段
からの検出信号を処理するための演算回路等が内
蔵されている。
本体1の底部は台部11に構成されており、こ
の台部11の前縁下部に脚部12が一体に設けら
れている。一方、台部11の後縁部には、そのほ
ぼ中央部に高さ調整ねじ6が取りつけられてい
る。本体1を床等の基準面に載置する場合、本体
1は、台部11の脚部12と高さ調整ねじ6の先
端とから成る本体基準面により位置決めされる。
従つて、高さ調節ねじ6のじ込む量を調節するこ
とにより、基準面に対する本体1の角度を適当に
調整することができる。
本体1の上部前側には凹部13が形成されてお
り、上述した取つ手2は、本体1の上部後側に設
けられた膨出部14からこの凹部13へ突き出す
ように取りつけられている。この取つ手2の下側
空間には視準光路9が測定光路8と平行に延びて
いる。取つ手2を手で握つたときにこの視準光路
9が妨害されないように、取つ手2と光路9との
間に十分な距離が設けられている。
視準光路9は、本体1内においてコーナーキユ
ーブプリズム、ミラー等により直角に折り曲げら
れ、取つ手2の根元部に設けられた照準窓10に
導出されている。このため通常の光波測長器のよ
うに本体の後面に設けられり照準窓をぞき込んで
視準作業を行うような面倒な作業を行わずに、単
に上部から照準窓10を注視するという楽な作業
で視準を行うことができる。視準作業は、第4図
の照準窓の平面図に示すように、視準光路9の先
端側にある照星4と照準窓10の照門3と測定点
に置かれたターゲツト19の目印20の3者が一
点に揃うように本体1の高さ調節ねじ6を調整し
て行う。
測定点におかれるターゲツト19は、第3図に
示すようにミラー18を備える直角板で構成さ
れ、このミラー18と目印20との間隔は、本体
1における測定光路8と視準光路9との間隔と同
一である。またターゲツト19の底面からミラー
18までの高さ及び本体1の脚部12の底面から
測定光路8までの高さも同一である。従つて第4
図のように視準された状態では、対物レンズ7か
らの射出光は測定光路8を通つてミラー18に正
しく導出され、反射光は同じく測定光路8を通つ
て対物レンズ7から本体1の受光部に導入され
る。
測定はほぼ水平な面上で行われる。例えば鋼材
や木材の長さを測るときには、被測定材の一端X
にターゲツト19を接して置き、また他端に本体
1の前端面Aを接する。これにより測定が可能と
なり、測定スタートスイツチを押せば、測定値が
表示部5にデイジタル表示される。測定面が平坦
でない場合には、既述のように高さ調整ねじ6を
調整して視準合わせを行えば、測定が可能とな
る。壁面からの距離を測る場合には、本体1の後
端面Cを用いることができる。また或る点又は線
を基準にして測るときには台部11に記された基
準線Bを用いることもできる。
A,B,Cの何れを基準にするかは、本体に設
けられた切り換え釦15,16,17で選択する
ことができ、選択に応じて装置内部の演算回路が
動作し、測定結果に対して点A,B,Cの各オフ
セツト分の補正が行われるようになつている。
本体1は極めて軽量に作られていてまた上部に
取つ手2が設けられているので、片手で本体1を
押さえ、照準窓10を見ながら空いた手で調整ね
じ6を操作することができ、作業は極めて簡便で
ある。また第5図の側面図又は第6図の正面図に
示すように斜面での使用も容易にできる。
本考案は上述の如く、床面直置式の光波測長器
であつて、本体の前端面A及び後端面Cを測定起
点として選択することができ、且つ選択に応じて
測定原点からの各面のオフセツト分を測定値に対
し自動補正する構成であるから、鋼材等の長尺物
の端を測定基準としたり、或いは壁面を測定基準
とするような測定対象、場所等による制限を受け
ない幅の広い使い勝手が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す光波測長器の
平面図、第2図は側面図、第3図はターゲツトの
正面図、第4図は照準窓の平面図、第5図及び第
6図は使用の態様を示す側面図及び正面図であ
る。 なお、図面に用いられた符号において、1……
本体、2……取つ手、3……照門、4……照星、
5……表示部、6……高さ調整ねじ、7……対物
レンズ、8……測定光路、9……視準光路、10
……照準窓、11……台部、12……脚部、13
……凹部、14……膨出部、18……ミラー、1
9……ターゲツト、20……目印、A……基準
面、B……基準線、C……基準面である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 射出光と測定目標からの反射光との位相関係に
    より測定目標までの距離を測定する光波測長器で
    あつて、 測長器を載置する床面等と接し且つ上記射出光
    及び反射光が導かれる測定光路と平行な基準面
    と、 上記基準面に連なり且つ上記測定目標方向に向
    けられる前端面と、 上記基準面に連らなり且つ上記前端面と平行な
    後端面と、 上記前端面と後端面との一方を測定起点として
    選択し且つ測長値に対し測定原点から上記前端面
    及び後端面までの固定オフセツト分を測長器内部
    で補正させるために設けられた切換え手段とを具
    備する光波測長器。
JP13881583U 1983-09-07 1983-09-07 光波測長器 Granted JPS6046081U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13881583U JPS6046081U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 光波測長器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13881583U JPS6046081U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 光波測長器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6046081U JPS6046081U (ja) 1985-04-01
JPH0142058Y2 true JPH0142058Y2 (ja) 1989-12-11

Family

ID=30311345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13881583U Granted JPS6046081U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 光波測長器

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JP (1) JPS6046081U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5329745A (en) * 1976-08-31 1978-03-20 Hughes Aircraft Co Telescope

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5329745A (en) * 1976-08-31 1978-03-20 Hughes Aircraft Co Telescope

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Publication number Publication date
JPS6046081U (ja) 1985-04-01

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