JPH0141866B2 - - Google Patents

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JPH0141866B2
JPH0141866B2 JP60140105A JP14010585A JPH0141866B2 JP H0141866 B2 JPH0141866 B2 JP H0141866B2 JP 60140105 A JP60140105 A JP 60140105A JP 14010585 A JP14010585 A JP 14010585A JP H0141866 B2 JPH0141866 B2 JP H0141866B2
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JP
Japan
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seal
valve body
hermetic seal
cavity
annular
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JP60140105A
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JPS61248967A (ja
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Supure Robeeru
Suteeru Jan
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Saint Gobain PAM SA
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Saint Gobain PAM SA
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Publication date
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Publication of JPH0141866B2 publication Critical patent/JPH0141866B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/16Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members
    • F16K1/18Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps
    • F16K1/22Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps with axis of rotation crossing the valve member, e.g. butterfly valves
    • F16K1/226Shaping or arrangements of the sealing
    • F16K1/2263Shaping or arrangements of the sealing the sealing being arranged on the valve seat
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • F16K1/16Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members
    • F16K1/18Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps
    • F16K1/22Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces with pivoted closure-members with pivoted discs or flaps with axis of rotation crossing the valve member, e.g. butterfly valves
    • F16K1/226Shaping or arrangements of the sealing
    • F16K1/228Movable sealing bodies
    • F16K1/2285Movable sealing bodies the movement being caused by the flowing medium

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は弁の密閉シール及びその製法に関す
る。更に詳しくは耐高熱及び耐高圧であつて、回
転弁体を有する弁に使用する密閉シールに関す
る。
通常、例えば人造ゴム材料の弾性シールを蛇口
本体及び回転弁体間の密閉性を確保するのに用い
る。この型のシールは蛇口を通過する流体温度が
120℃を超えず、流体圧が約20バール以下で、流
体がシールを構成する物質を劣化させない場合に
はこの機能を正しく果す。
しかし、使用条件が、移動する流体の温度、よ
り高い圧力及び激しい作用によつてより厳しくな
る場合には、人造ゴム材料製の密閉シールでは役
に立たず、他の材料、例えば弗素化炭化水素重合
体のうちでは最もよく知られるポリテトラフルオ
ロエチレン(P.T.F.E.)の如き材料を用いること
が必要であり、これらの材料は数多くの液体に対
して不活性であつて、人造ゴム材料が耐えるより
も高い圧力にも温度にも耐えることが出来る。し
かしながら、これらの弗素化炭化水素重合体には
以下の欠点がある、すなわち、前記重合体に変形
が加わると、初期形状の回復が極めて遅いこと、
及び、圧縮又は引張による長時間の変形が与えら
れると、ほとんど永久的に変形してしまう。この
現象はクリープの呼称でよく知られることであ
る。結果として、密閉シールは、蛇口本体と弁体
との間で、長期間圧縮されていると、次第に変形
してゆき、正しい密閉性が解保されなくなる。か
かる現象を避けるために、密閉シールを一個また
は数個の弾性環で包囲することが知られておりこ
の弾性環によつて半径方向に密閉シールが変形す
るのを防ぐ。このような金属性のたがを嵌めたシ
ールは満足出来る密閉状態を提供する。しかし蛇
口を通過する液体が卑金属に対する侵蝕性を有す
る場合には、密閉シールに金属性のたがを嵌めて
いる一個または複数個の弾性環を、耐腐食性貴金
属で作られなければならなくなり、これではシー
ル製造に費用が嵩む。
かかる欠点を取除くための解決策として、密閉
シール材料中に一つまたは複数個の弾性環を、例
えば後成形(surmoulage)により埋設する。こ
の公知技術に於いて密閉シールを人造ゴム材料で
製作する場合、人造ゴムは成形され易いので密閉
シールの製造が容易である。これに反して、シー
ルの材料が純粋なポリテトラフルオロエチレン
(P.T.F.E.)またはカーボン粉末またはステンレ
ス鋼の粉末のような充填物を混合したP.T.F.E.の
場合にはこの技術を利用することが出来ない。即
ち、P.T.F.E.製の加工品を製造するには鋳型の中
に入れた粉末を高圧下で圧縮し、圧縮した粉末の
粒子を溶融して結合させながら型入れした加工品
を焼成する焼結法を応用する。密閉シールの内部
に弾性環を後成形することがほとんど克服不能な
程難しいのはP.T.F.E.製の加工品を製造するに必
要な特殊技術に起因する。何故なら、粉末の圧縮
時、前記弾性環が移動して前記弾性環の位置が不
確定となり、その上、焼成時には、弾性環を備え
た密閉シールは、P.T.F.E.の膨張係数が前記環を
構成する材料の膨張係数より約10倍も高いことか
ら、制御不能なほど変形する。
出願人は自らに問題を課し、低温でのシールの
歪を阻止し、また、加熱流体を通すのに用いても
シールにすぐれた機械特性を与える弾性環を備え
た弗素化炭化水素重合体製の密閉シールを作り出
した。
本発明は回転弁体を内蔵する軸方向の流路を形
成する弁本体からなる弁の密閉シールに関する。
前記シールは弗素化炭化水素重合体の如き焼結で
しか製作できない材料から成る。シールは、円環
の形状をしたブロツク部分と軸方向環状カラーと
から成つており、このシールを、一部が弁本体中
及び一部が弁本体と同心円の環状リテイナーブツ
シユ中に機械加工により設けられた凹所に取り付
ける。前記凹所は弁本体の軸方向流路に向け開口
する巾の広い部分と、シールの環状カラーを挾持
する巾の狭い部分とを有しており、前記シールの
ブロツク部分は、内部に前記弁の弁体にブロツク
部分を押圧する弾性環を含んでいる。前記弾性環
を密閉シールのブロツク部分に作られた閉鎖空所
内に嵌合する。
本発明はまた上述した密閉シールの製法に係り
下記の工程より成る。すなわち、 −充填物を含むまたは含まない弗素化炭化水素重
合体製であつて軸方向空所を備えるブロツク部
分と二個の舌状部材からなる環状ブツシユを準
備する; −弾性環を軸方向に並行移動して環状ブツシユの
空所に導入する; −舌状部材の一つを他の舌状部材に近づけ、双方
の舌状部材を接触させる; 本発明の他の特徴及び利点は下記の記載及び非
限定実施例として示す添付図面より明らかとなろ
う。
第1図に示すバタフライ・バルブ1は軸線X−
Xを有する軸方向流路3を設けたバルブ本体2か
ら成り、前記軸方向流路はバルブ本体2の直径方
向に対峙する二ケ所の中ぐり6,7に支承された
回転軸5に固定された弁体4によつて閉鎖されて
おり、前記バルブ本体2は互いに平行な2つの環
状平坦面8で終結しており、配管の隣合う二つの
セクシヨンの相対する二つのフランジ(図示せ
ず)間にバルブが固定出来る。流体は軸方向流路
3の中を一方向または他方向に流れることができ
る。本発明による弾性密閉シール9を、一部がバ
ルブ本体2、及び一部がバルブ本体2に皿ネジ1
2で固定された環状リテイナー・ブツシユ11に
機械加工により設けられた第2図の凹所10内に
配置する。前記凹所10は軸方向流路3に向つて
開口する巾の広い部分10aとバルブの外側に向
つて半径方向に延びる巾のより狭い端部10bと
から成つている。凹所10の巾の広い部分10a
は流路3に開口する処に張り出した二つのシヨル
ダー13,14を備えている。
シヨルダー14は流路3に隣接の半径方向の面
10dと凹所10の巾の広い部分10aの半径方
向の側面の一方との結合によつて形成され、一方
シヨルダー13は回転軸X−Xを有する流路3に
隣接の円錐面10cと凹所10の巾の広い部分1
0aの半径方向の側面の他方との結合によつて形
成される。
第3図に示す弾性密閉シール9は円環形状のブ
ロツク部分15で構成され、前記ブロツク部分1
5の外側縁は環状カラー16となつて包囲してい
る。
密閉シールのブロツク部分15の両端面は、半
径方向の面17aと凹所10の円錐状の側面10
cに等しいテーパを有する円錐面18aとにシヨ
ルダー21,22を介して夫々つながる半径方向
の互いに平行な2つの径方向面17,18から形
成され、径方向外側面は面17,18に垂直な軸
方向の面19から形成され、径方向内側面は回転
軸X−Xをもつ円錐面20から形成されている。
軸方向流路3を閉鎖する位置に於いて、弁体4は
前記円錐状の面20で密閉シールと接触してい
る。シヨルダー21,22は凹所10の巾の広い
部分10aから突出して対応するシヨルダー1
3,14に当接する。凹所10の巾の狭い部分1
0bに挟持されているカラー16を含む。通常の
リテイナー手段なしでも、前記シヨルダーは凹所
10の中の密閉シール9を当着する。
ブロツク部分15の内側には、密閉シール9の
外側面19に平行な二つの軸方向の面24,25
と前記の面24,25に直交する二つの平行な面
26,27とによつて閉鎖空所23が形成されて
いる。前記二つの面24,25の長さは密閉シー
ルと弁体との間にできる接触面20の軸方向突出
部の長さLに少くとも等しい。空所23の中に
は、弾性環28が配置され、弾性環は空所23が
有する全体積をこの弾性環が〓間なく専有するよ
うな大きさを有している。
第3図に見られるように、密閉シールと弁体と
の間の接触面20の全面を、たがの役目を果す弾
性環28が包囲している。前記弾性環は適切な弾
性係数を有する金属か、または複合材料、例えば
ガラス繊維または炭素繊維で強化した重合体樹脂
によつて製作される。
半径方向の環状カラー16は密閉シールのブロ
ツク部分15の面19を包囲している。前記カラ
ーは二つの舌状部材29,30を結合して形成
し、前記カラーの一方29はブロツク部分15の
半径方向の面18を延ばしており、他方30は同
ブロツク部分の軸方向面19に垂直である。
密閉シール9は下記のように作用する。第4図
に示す如く、密閉シール9を凹所10の中に取り
付ける。凹所10の巾の狭い部分に配置したカラ
ー16を弁本体2とリテイナー・ブツシユと間に
挟持して、凹所10の中に密閉シール9を固定す
る。軸方向の遊〓J1及びJ2と半径方向遊〓J3とを
密閉シールのブロツク部分15と凹所10の巾の
広い部分10aの間に形成する。第5図に示すよ
うに、弁体4が軸方向流路3を閉鎖し、矢印P1
の方向に沿つて弁体の上流側に流体圧がかかる
と、流体は軸方向遊〓J1から弁本体2とシールの
ブロツク部分15との間に流れ込み、面17をリ
テイナー・ブツシユ11から成る対応支承面に押
圧し、矢印P1の方向に弁体4を変形しようとす
る。この変形によつて、密閉シールのブロツク部
分15が弁体4と弾性環28との間で圧縮され
る。こうすることによつてブロツク部分15の変
形を防ぐ。こうしてシールと弁体との間にすぐれ
た密閉状態が得られる。
第6図に示すように、矢印P2の方向に沿つ
て、弁体の下流側に流体圧がかかると、流体は、
軸方向遊〓J2及び半径方向遊〓J3から、リテイナ
ー・ブツシユ11とシールのブロツク部分15と
の間に流れ込む。結果として、前記ブロツク部分
15はバルブ本体2によつて構成される対応支承
面を半径方向面18に押圧する軸方向押力と弁体
4をブロツク部分の面20に押し当てる半径方向
の押力を受ける。この場合、シールのブロツク部
分は弁体4と弾性環28との間で圧縮される。こ
うすることによつてブロツク部分の変形を防ぐ。
注目すべき点は、この後者の場合、シールのブロ
ツク部分15の面19とリテイナー・ブツシユ1
1との間に流れ込んでいる流体の作用によつて、
弁体4に対するブロツク部分15の面20での押
圧力が増大する。
密閉シールの製作に係る種々の変形例が考えら
れる。
第7図に示す変形例に於いては半径方向の環状
カラー16をシールのブロツク部分15に対して
偏心させず、同心に配置する。
第8図に示す変形例に於いては、環状カラー1
6を半径方向に配置せず、シールのブロツク部分
の外側面19を軸方向に伸長させている。
第9図に示す変形例に於いては、カラー16を
構成している舌状部材29,30の一つに前記舌
状部材に対して直角方向の突出部31を備えるこ
とにより弁本体2に対してシール9をよりよい状
態で接触させることが出来る。
第10図に示す変形例に於いては、密閉シール
のブロツク部分15の内側に形成された空所23
の半径方向の巾が前記空所内に配置された弾性環
28の厚より大きい。結果として、弾性環28の
外側面と空所23の外側面との間に遊隙J4が生じ
る。
第11図に示すように、矢印P2の方向に沿つ
て弁体の下流側に流体圧がかゝると、上述したよ
うに、流体のシールのブロツク部分15に対する
軸方向の押圧と、半径方向の押圧との作用を同時
に生じる。弾性環28を空所23との間に出来る
遊隙J4によつて、ブロツク部分15は、流体圧の
作用で、回動することができ、シールの円錐状の
面18aを凹所10の対応する面10cと接触さ
せるべく弾性環28のまわりに回動運動を起こ
す。その結果、シール対弁体の接触圧が増加し、
密閉性が増大することになる。
上述の第7,8及び10図に示す変形例に於い
ても、場合によつては接触突起31を備えること
もあり得る。
次に上述した密閉シール及びその変形例による
シールの製法について述べる。
第12から14図では、本発明の密閉シールの
製法の異なる工程が示されている。
ステンレス鋼の粉末または炭素粉末を充填して
いるかまたはしていないP.T.F.E.の環に於いて、
子午線断面を第12図に示す環状ブツシユ32を
製作する。前記ブツシユ32はシヨルダー21を
備えるブロツク部分15と、軸方向凹所23と、
軸方向舌状部材29と半径方向舌状部材30とか
ら成る。次いで、体積が凹所23の体積よりもわ
ずかに小さい弾性環28を、第13図に示すよう
に凹所23の中に挿入する。最後に、軸方向舌状
部材29を第14図に示すように、矢印Fの方向
に折り曲げ、前記舌状部材29が半径方向舌状部
材30に当接するようにし、二つの舌状部材2
9,30を結合することによつて、環状カラー1
6を形成する。下記の方法によつて前記舌状部材
を折り曲げる。
弾性環28を挿入したブツシユ32を第15図
に示すように、ブツシユの外形にぴつたり合つた
環状加熱プレート33上に配置する。加熱パネル
34を前記プレート33に押し当て、被加工ブツ
シユ32の内側に配置する。前記プレート33と
パネル34は中空となつていて、これらを加熱す
るのは加熱流体を循環させるか、電気抵抗によつ
て可能となる。前記プレート33とパネル34を
250゜から300℃の間で加熱するが、その適温はブ
ツシユ32を構成する材料の特性によつて選ばれ
る。すなわち、炭素粉末またはステンレス鋼粉末
を混合した、または混合しない純粋な弗素化炭化
水素重合体のいずれかから成る材料次第で選択さ
れる。ブツシユ32を、このブツシユを支えてい
るプレート33及びパネル34からの熱伝導によ
つて加熱する。工具35は、円錐台状の回転体で
あり、ブツシユ32と同心であり、前記プレート
33とパネル34と同温に加熱し、軸方向舌状部
材30によつて形成される円筒の内部に係合さ
せ、矢印Dで示す方向の軸線X−Xによる並行移
動をさせる。工具35を押圧することにより、軸
方向舌状部材29は外方に向つて折れ曲り、第1
6図に示すように中間位置を取るに至る。この位
置に於いて、舌状部材29は水平方向に対して約
40゜傾き、工具35の円錐部分と、その全長にわ
たつて接触する。前記工具35を引き出し、第2
の平らな工具36と取り替える。前記第2の工具
36も加熱されており、矢印Dの方向の軸線X−
Xに沿う移動運転中に第17図に示すように、傾
斜した舌状部材30に対し軸方向舌状部材29を
折り曲げ、かかる工程によつて、密閉シールにそ
の最終形状を与える。プレート33、パネル34
及び工具36を次に冷却し、密閉シール9をプレ
ート33及びパネル34から抜き出す。
第7図に示す密閉シールの環状カラー16はシ
ールのブロツク部分と心合せして配置されてい
る。この変形例の異なる製作工程が第18から第
21図に示されている。
ブロツク部分15(第18図)の半径方向の面
17cのほぼ延長線に半径方向カラー30を持つ
環状ブツシユから出発して上述した工具を使用し
て、環18(第19図)を空所23の中に挿入し
てから、舌状部材29,30が並行であるが、ま
だ互に接触していない(第20図)中間形態に至
らしめる。円形環形状の加熱した第3の工具37
によつて固定状態の舌状部材30(第21図)に
対して舌状部材29を押圧することが出来る。
第8図に示す密閉シールのカラー16が軸方向
にある変形例を得るために、軸方向舌状部材2
9,30を平行にし、弾性環28を挿入する凹所
を形成する。例えば第22図に示す如き環状ブツ
シユから出発する。前記弾性環28を挿入して、
外側の舌状部材30を、円形冠38の形状をした
加熱工具によつて固定維持された内側舌状部材に
押圧して、軸方向のカラー(第23図)を形成す
る。
本発明の密閉シールは下記利点を提供する。
−この密閉シールは、このシールを構成する材料
によつて化学的不活性及び耐熱性を有しまたシ
ールの中に弾性環が埋設されているので弾力性
を併せ持つ。
−このシールは弁体の上流側または下流側に流体
圧がかかつて、自動シールを行う。
−弾性環は、シールのブロツク部分の閉鎖空所の
中に配置され、バルブの中を流れる流体と接触
しない。これにより、この流体に侵蝕性がある
場合には非常に有利である。その結果、耐蝕性
の高価な金属を使用することなく、弾性環を製
作することが出来る。
−本製法によつて、厳密な意味に於いて正確な、
その上経済的なシールを得ることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による密閉シールを備えるバタ
フライ・バルブの直径方向断面図;第2図は本発
明による密閉シールを受容する弁の凹所の環状部
拡大一部断面図;第3図は弁体に押圧した、本発
明による密閉シールの半径方向拡大断面図;第4
図は凹所に取り付けた、本発明による密閉シール
の半径方向拡大断面図;第5図は弁体の上流側に
流体圧がかかる場合の凹所内のシールの位置を示
す半径方向拡大断面図;第6図は弁体の下流側に
流体圧がかかる場合の凹所内のシールの位置を示
す半径方向拡大断面図;第7図は密閉シールを製
作する第1変形例の半径方向拡大断面図;第8図
は密閉シール製作の第2変形例の半径方向拡大断
面図;第9図は密閉シールを製作する第3変形例
の半径方向拡大断面図;第10図は密閉シールを
製作する第4変形例の半径方向拡大断面図;第1
1図は弁体の下流側に流体圧がかかる場合の凹所
内にある第10図に示す密閉シールの位置を示す
半径方向拡大断面図;第12,13及び14図は
本発明による密閉シールの製法を略図で表わした
半径方向断面図;第15,16及び17図は密閉
シールの製造及び使用する工具を表わす半径方向
断面図;第18,19,20及び21図は第7図
に示す密閉シールの変形例による製法を略図で表
わす半径方向断面図;第22及び23図は第8図
の変形例による製法を略図で表わす半径方向断面
図。 1……弁、2……弁本体、3……軸方向の流
路、4……弁体、9……密閉シール、10……凹
所、11……リテイナー・ブツシユ、15……ブ
ロツク部分、16……環状カラー、23……空
所、28……弾性環。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転弁体を内蔵する軸線X−Xの軸方向の流
    路を仕切つている本体から成る弁の密閉シールで
    あつて、前記シールは弗素化炭化水素重合体の如
    き、焼結によつてのみ製作可能な物質から成り、
    軸線X−Xを有する円環形状のブロツク部分と同
    心円環状カラーとを有しており、前記シールが、
    弁本体の一部と前記弁本体と同心の円環状リテイ
    ナー・ブツシユの一部とに機械加工により形成し
    た凹所に取り付けられるべく構成されており、前
    記凹所が弁本体の軸方向流路の中に開口する巾の
    広い部分と、前記シールの環状カラーを挟持する
    巾の狭い部分とを有しており、前記シールのブロ
    ツク部分は、内部に前記弁の弁体にブロツク部分
    を押圧する弾性環を含んでおり、軸線X−Xを有
    する弾性環はブロツク部分に設けられた閉鎖空所
    内に嵌合され前記空所は軸線X−Xに平行な2つ
    の面と前記2つの面に垂直で互いに平行な2つの
    面とによつて形成されていることを特徴とする密
    閉シール。 2 弾性環の寸法は前記空所が提供する全体積を
    占めるように選択されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の密閉シール。 3 弾性環の厚さが空所の半径方向の幅よりも薄
    く、したがつて弾性環の外側面と前記空所の外側
    面との間に半径方向の遊隙が存在することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の密閉シー
    ル。 4 弾性環の軸方向長さは回転弁体と密閉シール
    との間の接触面の軸方向突出部分の長さと少なく
    とも等しいことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項から第3項のいずれかに記載の密閉シール。 5 弾性環は金属製であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の密閉シール。 6 弾性環は複合材料、例えばガラス繊維または
    炭素繊維で強化した重合樹脂製であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の密閉シー
    ル。 7 環状カラーは、半径方向にあつて密閉シール
    のブロツク部分の外側面を包囲することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の密閉シール。 8 環状カラーは、軸方向にあつて密閉シールの
    ブロツク部分の半径方向側面の1つを包囲するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の密
    閉シール。 9 回転弁体を内蔵する軸線X−Xの軸方向の流
    路を仕切つている本体から成る弁の密閉シールで
    あつて、前記シールは弗素化炭化水素重合体の如
    き、焼結によつてのみ製作可能な物質から成り、
    軸線X−Xを有する円環形状のブロツク部分と同
    心円環状カラーとを有しており、前記シールが、
    弁本体の一部と前記弁本体と同心の円環状リテイ
    ナー・ブツシユの一部とに機械加工により形成し
    た凹所に取り付けられるべく構成されており、前
    記凹所が弁本体の軸方向流路の中に開口する巾の
    広い部分と、前記シールの環状カラーを挾持する
    巾の狭い部分とを有しており、前記シールのブロ
    ツク部分は、内部に前記弁の弁体にブロツク部分
    を押圧する弾性環を含んでおり、軸線X−Xを有
    する弾性環はブロツク部分に設けられた閉鎖空所
    内に嵌合され前記空所は軸線X−Xに平行な2つ
    の面と前記2つの面に垂直で互いに平行な2つの
    面とによつて形成されている密閉シールの製法で
    あつて、軸方向空所を備えるブロツク部分と2つ
    の舌状部材とより成り、充填物を含みあるいは含
    まない弗素化炭化水素重合体製の環状ブツシユを
    準備し、弾性環を軸方向に並行移動させて環状ブ
    ツシユの空所に導入し、二個の舌状部材のうち一
    方を折り曲げて他方に近づけ双方の舌状部材を接
    触状態とする段階を含むことを特徴とする密閉シ
    ールの製法。 10 前記舌状部材の一方を押圧して他方に近づ
    け双方の舌状部材を接触状態とすることを特徴と
    する特許請求の範囲第9項に記載の密閉シールの
    製法。
JP60140105A 1984-06-27 1985-06-26 回転弁体を有する弁の密閉シ−ル及びその製法 Granted JPS61248967A (ja)

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