JPH0141508B2 - - Google Patents
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- JPH0141508B2 JPH0141508B2 JP10173780A JP10173780A JPH0141508B2 JP H0141508 B2 JPH0141508 B2 JP H0141508B2 JP 10173780 A JP10173780 A JP 10173780A JP 10173780 A JP10173780 A JP 10173780A JP H0141508 B2 JPH0141508 B2 JP H0141508B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/22—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
- G03G15/32—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head
- G03G15/321—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head by charge transfer onto the recording material in accordance with the image
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は青電印刷装置に関し、更に詳しくは微
小な放電制御を可能とする記録ヘツドを有する静
電印刷装置に関する。
小な放電制御を可能とする記録ヘツドを有する静
電印刷装置に関する。
従来の静電印刷装置では、ピン電極放電による
静電潜像形成法が一般的である。この方式は、第
1図a,bに示す様に、接地した導体2の上に接
触する誘電体の表面即ち記録面3に、接触或いは
狭い間隙距離にてピン電極1を設置し、放電によ
り静電潜像を形成している。しかしこの方式にお
いて、ピン電極を非接触状態とするとき、良好な
潜像を得るためには、ピン電極と記録面とのギヤ
ツプを30μm以下で一定に保つ事が必要であり、
これは技術的に困難であり、製造価格も高くなる
という欠点を有している。これに対して、ピン電
極接触構造が実用化されている訳であるが、記録
体との摩擦により上記ピン電極の摩耗が発生する
ために、大量の印写ができないことと、更に普通
紙記録を可能とする静電転写ドラムの使用は、ピ
ン電極の接触による静電転写ドラム表面へ傷をつ
けるために実用できない。このため記録紙として
高価な静電記録紙の使用が余儀なくされ、この結
果、静電記録紙の高湿度及び低湿度において、印
写品質が低下するという欠点を免れない。
静電潜像形成法が一般的である。この方式は、第
1図a,bに示す様に、接地した導体2の上に接
触する誘電体の表面即ち記録面3に、接触或いは
狭い間隙距離にてピン電極1を設置し、放電によ
り静電潜像を形成している。しかしこの方式にお
いて、ピン電極を非接触状態とするとき、良好な
潜像を得るためには、ピン電極と記録面とのギヤ
ツプを30μm以下で一定に保つ事が必要であり、
これは技術的に困難であり、製造価格も高くなる
という欠点を有している。これに対して、ピン電
極接触構造が実用化されている訳であるが、記録
体との摩擦により上記ピン電極の摩耗が発生する
ために、大量の印写ができないことと、更に普通
紙記録を可能とする静電転写ドラムの使用は、ピ
ン電極の接触による静電転写ドラム表面へ傷をつ
けるために実用できない。このため記録紙として
高価な静電記録紙の使用が余儀なくされ、この結
果、静電記録紙の高湿度及び低湿度において、印
写品質が低下するという欠点を免れない。
従来のもう一つの例として、ピン電極方式にか
わる方式を第2図に示す。金属層1,2及び誘電
体層3からなる三層の板に直径100μm程度の穴
をあけ記録ヘツドを構成する。金属層1,2間に
電圧を印加して放電させ発生したイオンを記録ヘ
ツドから100μm程度離れて対向する、予めコロ
トロンで前帯電してある記録面4上に与えて静電
潜像を形成する。この方式は、金属層1,2の間
で放電させているため、放電量を小さく制御する
ことができず、金属電極1,2の消耗が激しく、
かつ放電で生じた大量のイオンが記録面4に達し
潜像ドツト径が過大になる欠点がある。金属電極
間の放電は短時間のうちに大量の電荷を発生せし
めるので、印加パルスの巾を短くしても放電量を
小さく制御することは困難であつた。
わる方式を第2図に示す。金属層1,2及び誘電
体層3からなる三層の板に直径100μm程度の穴
をあけ記録ヘツドを構成する。金属層1,2間に
電圧を印加して放電させ発生したイオンを記録ヘ
ツドから100μm程度離れて対向する、予めコロ
トロンで前帯電してある記録面4上に与えて静電
潜像を形成する。この方式は、金属層1,2の間
で放電させているため、放電量を小さく制御する
ことができず、金属電極1,2の消耗が激しく、
かつ放電で生じた大量のイオンが記録面4に達し
潜像ドツト径が過大になる欠点がある。金属電極
間の放電は短時間のうちに大量の電荷を発生せし
めるので、印加パルスの巾を短くしても放電量を
小さく制御することは困難であつた。
本発明はかかる欠点を克服したものであり、そ
の目的は、放電量を小さく制御する機構を内含し
て微小な潜像ドツトによる高分解能の印刷を可能
にし放電による損傷を軽減すると共に、機械的摩
耗を少なくした長寿命の高性能記録ヘツドを有す
る静電印刷装置を提供することにある。
の目的は、放電量を小さく制御する機構を内含し
て微小な潜像ドツトによる高分解能の印刷を可能
にし放電による損傷を軽減すると共に、機械的摩
耗を少なくした長寿命の高性能記録ヘツドを有す
る静電印刷装置を提供することにある。
以下本発明を実施例にもとづき詳細に説明す
る。第3図は本発明に基ずく静電印刷装置の潜像
形成部分の構成の一例を図式的に示したものであ
る。
る。第3図は本発明に基ずく静電印刷装置の潜像
形成部分の構成の一例を図式的に示したものであ
る。
絶縁耐圧が充分に高い絶縁体1をはさんで、放
電々極2と抵抗体層2を対向させる。さらにその
下に充分高い絶縁耐圧と、できるだけ小さい誘電
率を有する誘電体4をはさんで電極5を設ける。
放電々極2と抵抗体層3は記録ヘツドの端面に露
出しており(もちろん突出させてもよい)、放
電々極2に負の高圧を印加すると、放電々極2の
露出した端面と接地された抵抗体3の露出した端
面との間で放電する。放電のような急速な現象で
は抵抗体層3の露出した端面の微少部分は抵抗体
層の分布抵抗のための周辺と切り離されているも
のと考えてよい。このため放電により空間を抵抗
体層3へと輸送された負電荷の一部は抵抗体層3
の先端にしばらく蓄えられ、前記抵抗体層3の先
端と、接地された導体の電極5の間に形成される
容量を充電することになり、前記抵抗体層の先端
の電位を負に大きく引きさげ、放電々極2と抵抗
体層3の先端の間の電位差を小さくするので放電
が停止する。容易にわかるように前記容量を小さ
くすると放電量は小さくなる。従つて誘電体層4
の厚さ及び誘電率を適当に選べば放電量を小さく
保つことができる。電極5がない場合には放電遅
れが大きくなる。したがつて電極5は放電々極2
に電圧を印加した時、抵抗体層3の先端の電位を
直ちに定め放電遅れを小さくする機能も果たして
いる。放電で発生した負イオンのうち前記抵抗体
層の端面が吸収した残りは記録ヘツドの端面に沿
つてそのまま容易に下へ進み誘電体の記録面7に
到達し小さい潜像ドツトをつくる。記録面7とし
て静電記録紙を用いる場合にも静電記録紙に直接
放電しないので湿度変化による像形成への悪影響
を完全に除くことができ対環境性が良くなる。前
記電極5は、沿面放電によつて電極5と放電々極
2の間で放電路を形成することを防ぐため、端面
と下側を誘電体層6で絶縁してある。本発明によ
る静電印刷装置の記録ヘツドは第3図に示すよう
に記録面7と非接触で用いることもできるが、さ
らに潜像ドツトを小さくするために、記録面7と
接触させて用いてもよい。この際最下層の誘電体
6として、電極5の下面をたとえばテフロン加工
しておけば、記録ヘツド、記録面7相方の摩耗を
大幅に軽減できる。あるいはアルミナなどの耐摩
耗性に秀れた、なめらかな層を蒸着等により形成
しても同様の効果が得られる記録面7の下の導体
8に正の電圧を加えれば、放電々荷を効率よく吸
着できる。
電々極2と抵抗体層2を対向させる。さらにその
下に充分高い絶縁耐圧と、できるだけ小さい誘電
率を有する誘電体4をはさんで電極5を設ける。
放電々極2と抵抗体層3は記録ヘツドの端面に露
出しており(もちろん突出させてもよい)、放
電々極2に負の高圧を印加すると、放電々極2の
露出した端面と接地された抵抗体3の露出した端
面との間で放電する。放電のような急速な現象で
は抵抗体層3の露出した端面の微少部分は抵抗体
層の分布抵抗のための周辺と切り離されているも
のと考えてよい。このため放電により空間を抵抗
体層3へと輸送された負電荷の一部は抵抗体層3
の先端にしばらく蓄えられ、前記抵抗体層3の先
端と、接地された導体の電極5の間に形成される
容量を充電することになり、前記抵抗体層の先端
の電位を負に大きく引きさげ、放電々極2と抵抗
体層3の先端の間の電位差を小さくするので放電
が停止する。容易にわかるように前記容量を小さ
くすると放電量は小さくなる。従つて誘電体層4
の厚さ及び誘電率を適当に選べば放電量を小さく
保つことができる。電極5がない場合には放電遅
れが大きくなる。したがつて電極5は放電々極2
に電圧を印加した時、抵抗体層3の先端の電位を
直ちに定め放電遅れを小さくする機能も果たして
いる。放電で発生した負イオンのうち前記抵抗体
層の端面が吸収した残りは記録ヘツドの端面に沿
つてそのまま容易に下へ進み誘電体の記録面7に
到達し小さい潜像ドツトをつくる。記録面7とし
て静電記録紙を用いる場合にも静電記録紙に直接
放電しないので湿度変化による像形成への悪影響
を完全に除くことができ対環境性が良くなる。前
記電極5は、沿面放電によつて電極5と放電々極
2の間で放電路を形成することを防ぐため、端面
と下側を誘電体層6で絶縁してある。本発明によ
る静電印刷装置の記録ヘツドは第3図に示すよう
に記録面7と非接触で用いることもできるが、さ
らに潜像ドツトを小さくするために、記録面7と
接触させて用いてもよい。この際最下層の誘電体
6として、電極5の下面をたとえばテフロン加工
しておけば、記録ヘツド、記録面7相方の摩耗を
大幅に軽減できる。あるいはアルミナなどの耐摩
耗性に秀れた、なめらかな層を蒸着等により形成
しても同様の効果が得られる記録面7の下の導体
8に正の電圧を加えれば、放電々荷を効率よく吸
着できる。
第3図には図示されていないが、放電々極2は
第4図に示すように棒を多数本並べたような構造
になつており、その下にドツトを形成したい放
電々極にのみ電圧を印加する。抵抗体層3の分布
抵抗のため放電は横に広がることはない。こうし
て一ライン分の像が形成されると、記録ヘツドと
記録面が相対的に遷移し次のラインの印刷にはい
るが、この間に前記抵抗体層3の先端に捕えられ
た電荷が接地側へ逃散していないと、次の放電が
起らない。即ち、たとえば一ラインを1mSで形
成する場合には前記抵抗体層3の端面の電荷が1
ms以内で散免するよう抵抗体層3の抵抗値を選
ぶ必要がある。抵抗体層3のシート抵抗が109
Ω/□くらいより小さくなると、一度放電後1m
s以内で次の放電が可能となるが、106Ω/□程
度になると、抵抗が小さくなり過ぎて放電量が大
きくなつてしまう。抵抗体層3のシート抵抗を適
当に選ぶことによつて放電量は前記容量で微小に
抑えられ、かつ電荷が直ちに散免するため次の微
小放電が1μsくらいの短い時間で起きるようにで
きる。従つて放電々極2にたとえば10μSのパル
スを加えた時と100μsのパルスを加えた時を比較
すると、100μsの間に発生する微小放電の回数は
10μSのそれに比べ10倍だから、合計の放電量も
10倍となる。このようにパルス幅によつて潜像の
電位をコントロールして階調を細密に出すことも
容易である。
第4図に示すように棒を多数本並べたような構造
になつており、その下にドツトを形成したい放
電々極にのみ電圧を印加する。抵抗体層3の分布
抵抗のため放電は横に広がることはない。こうし
て一ライン分の像が形成されると、記録ヘツドと
記録面が相対的に遷移し次のラインの印刷にはい
るが、この間に前記抵抗体層3の先端に捕えられ
た電荷が接地側へ逃散していないと、次の放電が
起らない。即ち、たとえば一ラインを1mSで形
成する場合には前記抵抗体層3の端面の電荷が1
ms以内で散免するよう抵抗体層3の抵抗値を選
ぶ必要がある。抵抗体層3のシート抵抗が109
Ω/□くらいより小さくなると、一度放電後1m
s以内で次の放電が可能となるが、106Ω/□程
度になると、抵抗が小さくなり過ぎて放電量が大
きくなつてしまう。抵抗体層3のシート抵抗を適
当に選ぶことによつて放電量は前記容量で微小に
抑えられ、かつ電荷が直ちに散免するため次の微
小放電が1μsくらいの短い時間で起きるようにで
きる。従つて放電々極2にたとえば10μSのパル
スを加えた時と100μsのパルスを加えた時を比較
すると、100μsの間に発生する微小放電の回数は
10μSのそれに比べ10倍だから、合計の放電量も
10倍となる。このようにパルス幅によつて潜像の
電位をコントロールして階調を細密に出すことも
容易である。
本説明では放電電極2に負の高圧パルスを印加
し抵抗体層3と電極5は接地するとして説明した
が電圧の極性はどちらでもよく、放電に充分な電
位差が得られるならば、各電極にバイアスをかけ
ても本発明の効果はなんら影響をうけない。
し抵抗体層3と電極5は接地するとして説明した
が電圧の極性はどちらでもよく、放電に充分な電
位差が得られるならば、各電極にバイアスをかけ
ても本発明の効果はなんら影響をうけない。
以上説明した記録ヘツドを用い、静電転写ドラ
ムあるいは静電記録紙等に静電潜像を形成し、現
像(転写)、定着を行なう。
ムあるいは静電記録紙等に静電潜像を形成し、現
像(転写)、定着を行なう。
以下に本発明の実施例を第5図にもとづき説明
する。
する。
厚さ30μmのパーロイ板5の上下から片面に接
着剤のついた厚さ12.5μmのポリイミドシート4,
6を加熱圧着する。この上に放電々極を形成する
ために、厚さ30μmの銅箔2を積層した厚さ25μ
mのポリイミド板1を予めエツチングし、巾30μ
m、ピツチ100μmの放電リード電極を形成し、
その後に、サブミクロンのカーボン粉末或いは酸
化鉄粉末を0.05%〜10%分散した液状ポリイミド
を用いて、上記ポリイミド被覆パーマロイ板と加
熱接着する。この後、記録ヘツドの端面を切断整
形して、シート抵抗が108Ω/□の抵抗電極3を
形成する。この記録ヘツドを金属ステージ8上に
置いた静電記録紙7に磁石9で密着させ、静電記
録紙のみ送りながら一ラインづつ書き込みを行な
つた後、現像部10で現像、定着部11で定着し
た。この結果ドツト径約100μmの高品質の画像
を得ることができた。
着剤のついた厚さ12.5μmのポリイミドシート4,
6を加熱圧着する。この上に放電々極を形成する
ために、厚さ30μmの銅箔2を積層した厚さ25μ
mのポリイミド板1を予めエツチングし、巾30μ
m、ピツチ100μmの放電リード電極を形成し、
その後に、サブミクロンのカーボン粉末或いは酸
化鉄粉末を0.05%〜10%分散した液状ポリイミド
を用いて、上記ポリイミド被覆パーマロイ板と加
熱接着する。この後、記録ヘツドの端面を切断整
形して、シート抵抗が108Ω/□の抵抗電極3を
形成する。この記録ヘツドを金属ステージ8上に
置いた静電記録紙7に磁石9で密着させ、静電記
録紙のみ送りながら一ラインづつ書き込みを行な
つた後、現像部10で現像、定着部11で定着し
た。この結果ドツト径約100μmの高品質の画像
を得ることができた。
本実施例では記録ヘツドを記録面に密着させた
が、記録ヘツドの上に更に絶縁処理をして硬質の
補強材を補うなどすれば、記録面より離しても良
好な像が得られる。また静電転写ドラム等の繰返
し使用できる記録体へ静電潜像を形成した後、現
像し普通紙へ転写することもできる。
が、記録ヘツドの上に更に絶縁処理をして硬質の
補強材を補うなどすれば、記録面より離しても良
好な像が得られる。また静電転写ドラム等の繰返
し使用できる記録体へ静電潜像を形成した後、現
像し普通紙へ転写することもできる。
以上の様に本発明の静電印刷装置は
(1) 静電潜像を形成する部分において、まさつ放
電による損傷が極めて小さく寿命が長くなつ
た。
電による損傷が極めて小さく寿命が長くなつ
た。
(2) このため静電転写ドラム等と組み合わせるこ
とができ、記録紙として普通紙を用いることが
できる。
とができ、記録紙として普通紙を用いることが
できる。
(3) 放電量が小さいので潜像ドツトが広がらず小
さくなるため像の解像度が良くなつた。
さくなるため像の解像度が良くなつた。
(4) パルス幅によつて階調を容易に出せる。
(5) 静電記録紙に記録する場合、最大の問題点で
ある湿度の影響が除かれた。
ある湿度の影響が除かれた。
等の今までの静電印刷装置にはかい秀れた性能を
有するものである。
有するものである。
第1図はピン電極方式の説明図でaは接触させ
て静電潜像を形成させる方式。bは非接触の方式
である。 1はピン電極、2は導電性物質、3は誘電体か
らなる記録面。 第2図は、非接触で静電潜像を形成する方式の
説明図。 1,2は金属板、3は誘電体層、4は誘電体か
らなる記録面。 第3図、第4図は本発明による静電印刷装置の
静電潜像を形成する部分の構成の一例。第5図は
本発明による静電印刷装置の構成例。第3図、第
4図、第5図において、 1,4,6……誘電体層、2,5……導体層、
3……抵抗体層、7……誘電体からなる記録面、
8……導体、9……磁石、10……現像系、11
……定着系。
て静電潜像を形成させる方式。bは非接触の方式
である。 1はピン電極、2は導電性物質、3は誘電体か
らなる記録面。 第2図は、非接触で静電潜像を形成する方式の
説明図。 1,2は金属板、3は誘電体層、4は誘電体か
らなる記録面。 第3図、第4図は本発明による静電印刷装置の
静電潜像を形成する部分の構成の一例。第5図は
本発明による静電印刷装置の構成例。第3図、第
4図、第5図において、 1,4,6……誘電体層、2,5……導体層、
3……抵抗体層、7……誘電体からなる記録面、
8……導体、9……磁石、10……現像系、11
……定着系。
Claims (1)
- 1 二層の導体層と、前記二層の導体層にはさま
れた抵抗体層と少なくとも前記三層を互いに絶縁
する誘導体層群からなる積層構造を有する記録ヘ
ツドを、誘導体からなる記録面上に配設し、前記
積層構造の端面に露出する前記導体層の一方と前
記抵抗体層の間に放電を発生せしめるとともに、
前記導体層の他方と前記抵抗体層の間の容量によ
り放電量を調整せしめ、発生したイオンを前記記
録面上に蓄えて静電潜像を形成することを特徴と
する静電印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10173780A JPS5726867A (en) | 1980-07-24 | 1980-07-24 | Electrostatic printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10173780A JPS5726867A (en) | 1980-07-24 | 1980-07-24 | Electrostatic printer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5726867A JPS5726867A (en) | 1982-02-13 |
JPH0141508B2 true JPH0141508B2 (ja) | 1989-09-06 |
Family
ID=14308560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10173780A Granted JPS5726867A (en) | 1980-07-24 | 1980-07-24 | Electrostatic printer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5726867A (ja) |
-
1980
- 1980-07-24 JP JP10173780A patent/JPS5726867A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5726867A (en) | 1982-02-13 |
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