JPH0141006Y2 - - Google Patents

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JPH0141006Y2
JPH0141006Y2 JP1983084567U JP8456783U JPH0141006Y2 JP H0141006 Y2 JPH0141006 Y2 JP H0141006Y2 JP 1983084567 U JP1983084567 U JP 1983084567U JP 8456783 U JP8456783 U JP 8456783U JP H0141006 Y2 JPH0141006 Y2 JP H0141006Y2
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combustion
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switch
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JP1983084567U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は液体燃料特に灯油を燃焼させる式の燃
焼器における燃焼量調節装置に関する。液体燃焼
器特に液体燃料を気化させて燃焼させる式の燃焼
器は、燃料の供給量と風量とが一定の関係値を保
つた状態のとき正常燃焼し、この関係が崩れると
飛火、赤火が発生する等の不都合を生じる。
従つて燃料の供給量を2段に切換えて燃焼状態
を強弱2段に切換えるこの種液体燃焼装置にあつ
ては、燃料供給量の切換えと同時に風量も切換え
られるようにしたものは、例えば、実開昭56年
154642号公報に知られる。
しかしこのものはその構成上2段にしか燃料の
供給量を切換えることが出来ず、しかも風量を切
換える風量調節装置と操作部が離れているためこ
れを連動させる連動部材を要し、このため組付け
が面倒であると共に組付誤差を生じ、組付後に調
整を要する等の不都合があり、しかもこの種液体
燃料を燃焼させる燃焼器にあつては、組付誤差等
による空気量の調整の他の地域差特に低地と高地
等によつても該ダンパの開口度を微細に調節する
必要を生じるが、上記のものはこれに対処するこ
とも出来ない等の不都合がある。
本考案はかゝる不都合のない風量調節装置を得
ることをその目的とするもので、液体燃焼器1に
燃料の供給量を複数段に切換える切換操作子2を
設け、該切換操作子2の切換操作に連動して通気
量を調節するダンパ3の開度を切換操作する式の
ものに於いて、該操作子2を左右に往復動するも
のに構成し、該操作子2に、その移動方向に沿つ
て配設した複数個の山形カム4と、該山形カム4
にばね5で圧接されるロツク片6とからなる確動
機構7を附設し、且つ前記ダンパ3を開口面積の
異なる3個以上の開孔8を設けた開孔板9と該開
孔8と選択的に重合する開孔10を備えた摺動板
11とで構成すると共に該開孔板9に、その開口
度合をそれぞれ個々に微調整する各塞開板37を
設けて成る。
図示する実施例では、前記摺動板11の前面一
側に操作つまみ12を取付けて操作子2とし、該
摺動板11を燃焼器本体13に取付けた基板14
の受溝14aに摺動自在に支持させると共に、該
基板14の一側半部前面に標示板15を設け、該
標示板15に設けた長孔15aに前記操作つまみ
12を挿通させて該標示板15の前面に突出させ
ると共に基板14の一側半部に形成した長孔14
bを介して該摺動板11の裏面にブロツク16を
取付け、該ブロツク16の下面に前記複数の山形
カム4を列設して成り、図示するものは、消火位
置と、燃焼状態の異なる4段の燃焼切換位置とに
操作子2を停止させ得るように5個の山形カム4
を配した。
尚、該山形カム4に作用するロツク片6は基板
14に揺動自在に軸支したレバ6aと該レバ6a
の1端に支持させたコロ6bとからなり、該レバ
6aの他端と基板14との間に張設した前記ばね
5でコロ6bを山形カム4に弾着させるようにし
た。
図面で17は燃焼制御回路Aに介入させる燃焼
停止マイクロスイツチ、18は点火スイツチ、1
9a,19bは燃焼状態を多段に切換えるための
切換スイツチを示す。
而して基板14の他側は燃焼器1の燃焼用空気
供給用送風機35の吸込口35aに臨ませ、該部
に前記操作子2の停止位置即ち消火位置と、4個
の燃焼位置とに対応する5個の開口面積の異なる
開孔8を設けてこれを前記開孔板9とし、該開孔
板9の前面に摺動板11を摺動させて、該摺動板
11に設けた開孔10がそのいづれかと選択的に
重合することで、開口度合が調節されるようにし
た。
尚図示するものでは基板14に設けた開孔8と
対応させて開孔36を有する補助基板39を設
け、該開孔36の前面にそれぞれ開孔36の1部
を塞ぐ調節自在の塞閉板37を設けて各開孔36
の開孔面積を微調整させ得るようにした。
この塞閉板37は図示しないが、これに開孔3
6に対応する開孔を施し該開孔の開孔36に対す
る重合度合を調節することで開孔度合を微調整す
ることも出来る。
図面で38は該補助基板39の前面に設けたフ
イルタである。
而して前記燃焼停止用マイクロスイツチ17並
びに点火スイツチ18及び切換スイツチ19a,
19bは、摺動板14の移動につれて摺動するブ
ロツク16によつて開閉制御されるようにし、こ
れらスイツチ17,18,19a,19bを例え
ば第5図に示すような燃焼制御回路Aに介入させ
て燃焼の制御を行うもので、これを説明すると、
仝回路に於いて、R並びにTは該燃焼停止スイツ
チ17と点火スイツチ18を介して電源Eに接続
されるリレー並びにタイマー、Bは該燃焼停止ス
イツチ17と点火スイツチ18とタイマーTの第
1タイマ接点TS1を介して電源Eに接続する電磁
ポンプPの発振駆動回路を示し、該発振駆動回路
Bは、直列接続される第1、第2のインバータ2
0,21と、第2インバータ21の出力をその入
力端子に帰還させる回路に介在させたコンデンサ
22及び抵抗23と、第2インバータ21の出力
を第1インバータ20の入力端子に帰還させる回
路に介在させた抵抗24とで発振回路を構成し、
該発振回路の出力をインバータ25で波形整形し
てトランジスタ26,27に加え、該トランジス
タ26,27をオン、オフさせて即ち発振数を設
定して電源線28に接続する電磁ポンプPを駆動
させるようにすると共に、該電源線28と両イン
バータ20,21の接続回路とを抵抗29ツエナ
ダイオード30及びダイオード31を介して接続
すると共に、電源線28と第1インバータ20の
帰還回路とを該抵抗29、ツエナダイオード30
並びにダイオード32を介して接続し、かくて第
1インバータ20の出力が高レベルのとき、電源
線28、抵抗29、ツエナダイオード30、ダイ
オード31を経てコンデンサ22を充電するよう
にし、第2インバータ21の出力が高レベルのと
き、コンデンサ22の電荷が抵抗23、ダイオー
ド42及び第1インバータ20と第2インバータ
21の接続回路を経て放電するようにして、抵抗
29及びツエナダイオード30とコンデンサ22
の時定数によつて、駆動パルスのパルス幅を決定
し、また抵抗23とコンデンサ22の時定数によ
つて、駆動パルスの周波数を決定されるように構
成される。
この発振駆動回路Bの抵抗29と並列に抵抗2
3を介入した前記スイツチ19aを介入させて該
スイツチ19aのオンオフによりパルス幅を2段
に切換えると共に、抵抗23と並列に抵抗34を
介した前記スイツチを介入させて該スイツチ19
bのオンオフにより周波数を2段に切換えるよう
にし、これらの組合せで4段に電磁ポンプ9の吐
出量を切換るように構成する。
尚仝図に於いてHTはタイマTの第2タイマ接
点を介して電源Eに接続される点火トランス、M
はリレーRの第2リレー接点R2aとバーナの温度
を検出するバイメタル式のサーモスイツチTHs
を介して電源Eに接続する燃焼用空気供給用の送
風機35のモータである。
尚図面で39は操作子2を操作するときの指
掛、40は表示板の各停止位置に設けた透窓を示
し、該透窓40に摺動板11に設けたマーク41
を臨ませて摺動板11の停止位置を表示させるよ
うにした。次に本装置の作動を回路図に従つて説
明する。
切換操作子2を第2図で最も右動した状態、即
ち第4燃焼位置より更に右動した位置まで移動操
作させるとき、まずブロツク16の移動により燃
焼停止スイツチ17が閉じ、次いで点火スイツチ
18を閉じる。
このためリレーRが励磁すると共にタイマTが
動作し、リレーRの励磁により、そのリレー接点
R1a,R2aを閉じると共にタイマTのタイマ接点
TS2が直ちに閉じる。
このためモータMが回転し、送風機35並びに
該モータMの回転軸上の気化筒1aが回転すると
同時に点火トランスHTに通電される。
そして一定時間の経過後タイマTのタイマ接点
TS1が作動して電磁ポンプPの作動回路Bを作動
させる。このため気化筒1aに燃料が供給され、
該燃料は、気化筒1a内を流下して飛散間隙を介
して燃焼筒内に飛散し前記点火トランスHTの作
動により生じる火花によつて着火燃焼する。そし
てその燃焼熱により気化筒1aが加熱され、燃料
は気化筒1a内で気化し、送風機35からの送風
によつて燃焼筒1bの炎孔1cから噴出して燃焼
する。
この燃焼は、操作子2を第4燃焼位置に切換え
た状態で、即ちブロツク16に設けたカム16
a,16bによつてスイツチ19aを開くと共
に、スイツチ19bを閉じ、パルス巾が増大する
と共に周波数も増大した吐出量が最大の状態で行
われる。
そしてこの状態から第3燃焼位置に操作子2を
切換操作するときは、カム16bによりスイツチ
19bを開くため周波数が減じるがスイツチ19
aはカム16aで開状態を保つため、パルス巾は
変らず電磁ポンプPの吐出量は比較的高い状態を
保つ。次に第2燃焼位置に操作子2を切換操作す
るときは、カム16aでスイツチ19aを閉じる
と共にカム16bでスイツチ19bをも閉じる。
このため周波数は増すがパルス巾が減少するため
吐出量は比較的小さくなる。そして第1燃焼位置
に操作子2を切換えるときは、カム16aでスイ
ツチ19aを閉じた状態に保つと共に、カム16
bでスイツチ19bを開くため周波数とパルス巾
が共に減じて電磁ポンプPの吐出量は最小とな
る。
尚燃焼の後該操作子2を消火位置に位置させる
ときは、燃焼停止マイクロスイツチ17を開くた
め、電磁ポンプPの発信作動回路Bが停止すると
共にリレーRは消磁し、タイマTは始動状態にリ
セツトされる。
しかしモータMはバーナの温度を検出するバイ
メタル式のサーモスイツチTHsを介してバーナ
の温度が下るまで作動し続け、送風機35によつ
てバーナを冷却すると共にポストパージを行う。
そして所定の温度にバーナが下がつたところでモ
ーターMが停止して作業を完了する。
尚操作子2により摺動子を第4燃焼位置より更
に右動させたとき、ロツク片6は、山形カム4の
斜面4aと当接する位置とし、操作子2から手を
放すとき、該操作子2はロツク片6に押されて第
4燃焼位置に自動復帰し、スイツチ18を開く、
しかしリレーRはその自己保持接点R1−aによ
り保持されてタイマT並びにポンプPの発振駆動
回路Bは作動状態に保たれる。
本考案によるときは、操作子2を左右に往復動
するものに構成し、該操作子2に、その移動方向
に沿つて配設した複数個の山形カム4と、該山形
カム4にばね5で圧接されるロツク片6とからな
る確動機構7を附設し、且つ前記ダンパ3を開口
面積の異なる複数個の開孔8を設けた開孔板9
と、該開孔8と選択的に重合する開孔10を備え
た摺動板11とで構成し、該摺動板11を前記操
作子2とで構成したので、燃焼状態の切換えを多
段にすることが容易であり、しかも該摺動板11
を前記操作子2と一体に構成することで、組付け
に当つて操作子2とダンパ3との間に組付誤差を
生じることがなくその組付けが簡単になり、更に
該開口板9に、該開孔板9の開孔8の開孔度合を
それぞれ個々に調整する各塞閉板37を設けたの
で、ダンパ3の個々の部品を組付けるときの組付
誤差、又は地域差から来る燃焼量と空気量との微
妙な調整を行い得られるの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施の1例を示すもので、第1図
は要部の截断側面図、第2図は要部の正面図、第
3図はその分解斜面図、第4図はブロツクの正面
図、第5図は制御回路を示す。 1……液体燃焼器、2……切換操作子、3……
ダンパ、4……山形カム、6……ロツク片、7…
…確動機構、8,10……開孔、9……開孔板、
11……摺動板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液体燃焼器1に燃料の供給量を複数段に切換え
    る切換操作子2を設け、該切換操作子2の切換操
    作に連動して通気量を調節するダンパ3の開度を
    切換操作する式のものに於いて、該操作子2を左
    右に往復動するものに構成し、該操作子2に、そ
    の移動方向に沿つて配設した複数個の山形カム4
    と、該山形カム4にばね5で圧接されるロツク片
    6とからなる確動機構7を附設し、且つ前記ダン
    パ3を開孔面積の異なる3個以上の開孔8を設け
    た開孔板9と該開孔8と選択的に重合する各開孔
    10を備えた摺動板11とで構成し、該摺動板1
    1を前記操作子2と一体に構成し、該摺動板11
    を前記操作子2と一体に構成すると共に該開孔板
    9に、該開孔板9の開孔8の開孔度合をそれぞれ
    個々に調整する各塞閉板37を設けて成る液体燃
    焼器に於ける風量調節装置。
JP8456783U 1983-06-04 1983-06-04 燃焼器に於ける風量調節装置 Granted JPS602156U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8456783U JPS602156U (ja) 1983-06-04 1983-06-04 燃焼器に於ける風量調節装置

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JPS602156U JPS602156U (ja) 1985-01-09
JPH0141006Y2 true JPH0141006Y2 (ja) 1989-12-06

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JP8456783U Granted JPS602156U (ja) 1983-06-04 1983-06-04 燃焼器に於ける風量調節装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519964A (ja) * 1974-07-15 1976-01-27 Tiger Vacuum Bottle Ind Gasukonro
JPS52140034A (en) * 1976-05-18 1977-11-22 Tiger Vacuum Bottle Ind Air adjusting device for cassette gas range

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519964A (ja) * 1974-07-15 1976-01-27 Tiger Vacuum Bottle Ind Gasukonro
JPS52140034A (en) * 1976-05-18 1977-11-22 Tiger Vacuum Bottle Ind Air adjusting device for cassette gas range

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JPS602156U (ja) 1985-01-09

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