JPH0140628B2 - - Google Patents

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JPH0140628B2
JPH0140628B2 JP55128521A JP12852180A JPH0140628B2 JP H0140628 B2 JPH0140628 B2 JP H0140628B2 JP 55128521 A JP55128521 A JP 55128521A JP 12852180 A JP12852180 A JP 12852180A JP H0140628 B2 JPH0140628 B2 JP H0140628B2
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JP
Japan
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solution
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ray contrast
antithrombotic
molding
Prior art date
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Application number
JP55128521A
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English (en)
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JPS5755152A (en
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Zenji Yamazaki
Ryozo Terada
Tetsuya Kikuchi
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はX線造影性を付与した抗血栓性に優れ
た高分子材料からなる医療用成型物に関するもの
である。
高分子材料は近年医療用機材として広く利用さ
れつつあるが、血液と接触する機会の多い機材で
は、いわゆる抗血栓性材料が強く望まれ、また一
方体内に挿入し、使用される機材ではX線造影性
が要請されている。本発明はこの両要求特性を同
時に満足させるための種々の検討を行ない、これ
を解決したものである。
さて、体内に挿入する医療用機材は多岐に亘る
が、例えばカテーテル類、人工血管類あるいは埋
込型人工臓器類などがあげられ、いずれも優れた
抗血栓性に加え、体内挿入時および/あるいは挿
入後の状態を体外から監視するためのX線造影性
が必要とされる。
これらの用途に適した抗血栓に優れた材料とし
ては、近年ポリウレタン系材料、ヘパリン化高分
子材料等の種々の材料が開発されている。
一方、X線造影性を付与するためには、硫酸バ
リウムやタングステンなどのX線造影性付与物質
を塩化ビニール樹脂やシリコーンゴムに添加する
ことが試みられている。しかし、一般に優れた抗
血栓性材料にこれらX線造影性付与物質をX線造
影性を得る程の量を添加すると抗血栓性材料本来
の特性をそこなう傾向にあり、また、機材の表面
に分散し存在しているX線造影性付与物質が長期
使用中に体内に脱落する問題をかかえている。本
発明者は、このような障害をさける方法を検討し
た結果、効果の顕著な本発明に到達した。
即ち、本発明の構成は少くとも血液との接触部
分が抗血栓性高分子材料から構成される医療用成
型物において、X線造影性付与物質が成型物の内
部層に含有していることを特徴とするX線造影性
を付与した医療用成型物である。
本発明の抗血栓性高分子材料としては、従来抗
血性を有する材料として知られているものであれ
ばいずれでも使用できる。たとえばよく知られた
ポリウレタン系材料、殊にポリエーテル型ポリウ
レタンや“Avcothane”(Avco−Everett社製)
などが挙げられる。好ましくはヘパリン、ウロキ
ナーゼ等の生理活性物質を材料表面に局在化させ
た材料、特にヘパリン化親水性材料などが有用で
あるが、これらに限定されるものではない。
ヘパリン化親水性材料は特公昭54−18317およ
び54−18518などに開示されている技術により得
られる材料が特に有用である。
また、X線造影性付与物質としては、タングス
テンやバリウムあるいはこれらの化合物など質量
吸収係数の高い物質、とくにタングステンおよび
硫酸バリウムあるいはこれらの混合物が好ましく
用いられる。
本発明で云う内部層とは、血液との接触部分を
構成する抗血栓性高分子材料にはさまれた、ある
いは抗血栓性高分子材料で被覆された内層部分を
意味するが、具体的には以下にいわゆるソルベン
トキヤスト法による成型を例に説明する。
抗血栓性高分子材料の溶液をソルベントキヤス
ト法で成型するに適した溶液粘度範囲に溶剤で稀
釈し、成型原液を調成した。成型用金型を該成型
原液中に浸漬し、取り出した後に熱風をあてて溶
剤を除去することにより、金型周辺に抗血栓性高
分子材料の皮膜層を形成させる。この操作を所要
回数くり返すことにより積層した所期層厚の成型
物をえることが出来る。
次で、成型用原液をタングステン粉末等を分散
させた成型原液と交換し、同様な操作を行なうこ
とにより、X線造影性を有する内部層を成型す
る。引続き再びタングステン粉末等を含まない成
型原液を用いて成型をすすめることにより、内部
層にX線造影層を有した成型物をえる。
この際、タングステン粉末等を含有させた成型
原液としては、上記抗血栓性高分子材料と異なる
組成を有する原液を用いることも好ましい実施態
様の一つである。例えば、成型過程の第一段階に
用いる成型原液として、親水性抗血栓性材料を用
いる場合には、内部層を形成するための第二段階
のタングステンを分散させた原液として、親水性
の低い、あるいは疎水性材料を使用することによ
つて、成型物の形態保持性や機械的特性の改良さ
れた成型物を造ることが可能となる。
このような材料としては、抗血栓性に優れた材
料との共通溶媒をもつものを選択でき、例えばポ
リウレタン、ポリ塩化ビニール、天然ゴムなど、
およびこれらの材料に被覆すべき抗血栓性材料を
混和し、相互の層間接着性を向上させることも良
好な結果をえる方法である。
内部層を形成する成形原液へのタングステン粉
末等の添加量は、内部層の厚さにも依存する。成
型物の諸特性や形態からみて内部層が十分な厚さ
をとれる場合には添加量は少なく、他方、内部層
を厚く出来ない成型物では添加量を多くし、各々
成型物の諸特性と照合して適宜決定する必要があ
る。
一般的には製品にX線造影性を与えるためのタ
ングステン粉末を含有する内部層におけるタング
ステン濃度C(ポリマ単位重量当りのタングステ
ン重量g/g)は、内部層の厚さをW(μ)とし
たとき、ほぼ 200/W≦C≦800/W の範囲にあることが望ましい。
また、ここで用いるX線造影性を与えるための
物質がタングステン粉末以外であれば、その物質
の質量吸収係数とタングステンのそれとの比を係
数としてタングステン添加量に係数を乗じた値を
添加量と設定することが出来る。
このようにして得られた成型物は、タングステ
ンなどのX線造影性付物質を含んだ層を内部層と
した3層構造をもつている。同様な3層構造物を
える他の実施態様として、予めタングステン粉末
等を含有させ、X線造影性を付与した成型物の表
面に抗血栓性材料をコーテイングすることも可能
である。
本発明の医療用成型物としては、カテーテルな
どのチユーブ類や人工心臓弁などの体内に挿入す
る医療用機材を挙げることができる。
以下に実施例によつて、本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれによつて限定されるもので
はない。
実施例 1 エチレン/酢酸ビニール/塩化ビニール共重合
体にメトキシポリエチレングリコールメタクリレ
ートおよびジメチルアミノエチルメタクリレート
をグラフト重合した後、臭化エチルを用いて四級
塩とし、カチオン性共重合体溶液(ヘパリン化可
能な親水性高分子溶液)をえた。成型用原液とし
て粘度を調整した後、外径1mmのステンレス針金
を芯線としてソルベントキヤスト法により約50μ
mの積層皮膜を形成させた。
次に、ポリウレタン溶液と上記カチオン性共重
合体溶液を少量混合したポリウレタン溶液にポリ
マ量に対し3倍量のタングステン粉末を添加した
ものを成型原液とし、約150μmの積層皮膜を形
成させ、再度カチオン性共重合体の成型原液に交
換し、約100μmの表層を形成させた。
このようにして成型を完了した円筒状成型物か
ら膨潤状態で芯線を引き抜きチユーブを取り出
す。得られたチユーブ中の残存モノマ等を湯水で
抽出した後、ヘパリン溶液中に浸漬することによ
り、ヘパリン化親水性高分子材料を内層および外
層にもち、内部にタングステン粉末分散層を有す
るチユーブが得られた。
このものは血管内留置カテーテルとして臨床的
に評価した結果、血管内挿入状況を追跡するに十
分なX線造影性を示し、タングステンを含有する
ことによる機械的性質の低下も殆んど認められな
かつた。
これらチユーブの抗血栓性評価は、チユーブを
成犬の右大腿静脈の切開部から下大静脈の右心房
流入部近傍まで挿入し、2週間留置後下大静脈を
開きチユーブの内外表面および血管壁における血
栓の付着状況を観察した。その結果、血栓形成は
全く認められなかつた。
比較実施例 実施例1と同じ組成のカチオン性共重合体溶液
にもタングステンを分散させた成型原液を用い、
同様な成型を試みた。
得られたチユーブの機械的性質は実施例1でえ
たチユーブにくらべ劣つていた。
また、実施例1と併行して実施した抗血栓性の
評価結果によると、チユーブ挿入部から腎静脈流
入部に至るチユーブ表面に血栓の付着が認めら
れ、殊にタングステンが表面に露出している部位
に多発する傾向が認められた。
実施例 2 メトキシポリエチレングリコールメタクリレー
ト、ジメチルアミノエチルメタクリレートおよび
グリシジルメタクリレートをN、N−ジメチルア
セトアミドに溶解し、アゾビスイソブチロニトリ
ルを添加し重合させ、さらに臭化エチルを添加す
ることにより4級化された架橋性親水性のカチオ
ン性共重合体溶液を得た。これをコーテイング用
原液とする。
タングステン粉末をポリマ量に対し、1、2倍
量分散させた原液による500μm厚さの内部層を
もつポリウレタンチユーブを作製し、上記コーテ
イング用原液中に浸漬、乾燥することにより架橋
性親水性のカチオン性共重合体皮膜を形成させ
る。次に、100℃前後で加熱することによりコー
テイング層を架橋不溶化する。以後の処理は実施
例1と同様に行ない、ヘパリン化抗血栓性成型物
をえた。
このチユーブのX線造影性は十分有効であつ
た。
実施例 3 ポリウレタンのN、N−ジメチルアセトアミド
溶液を成型原液とし、外径1.5mmのステンレス針
金を芯線として、いわゆるソルベントキヤスト法
によつて約70μmの積層皮膜を形成した後、引続
きポリウレタン溶液のポリマ量に対し2.5倍量の
タングステン粉末を均一に分散させた溶液を用い
約170μmの積層皮膜を形成させ、再度前記のタ
ングステン粉末を含まないポリウレタン溶液によ
り約150μmの積層皮膜を形成させた。
このようにして成型したチユーブを実施例1と
同様に動物実験により抗血栓性を評価し良好な結
果をえ、またタングステン粉末を含有することに
よる引張り強力値の低下も殆んどなかつた。
さらに、X線造影性も実施例1で得られたチユ
ーブと比較し同等であつた。
実施例 4 ポリ塩化ビニルのジメチルホルムアミド溶液に
ジエチルジオカルバミン酸ナトリウム塩を添加
し、60℃、3時間反応させ、メタノールで沈澱さ
せることによつて、光グラフト活性化ポリ塩化ビ
ニルを得た。このポリマをテトラヒドロフランに
溶解し、メトキシポリエチレングライコールモノ
メタクリル酸エステルとメタクリル酸ジメチルア
ミノエチルを添加し、高圧水銀灯でグラフト重合
させた。
予じめX線造影性を付与した軟質塩化ビニル製
及びポリウレタン製チユーブを上記グラフト共重
合体溶液中に浸漬後、乾燥することによつて約
20μmの厚さにグラフト共重合体を塗布した。
これらのチユーブを60℃の水/メタノール混合
媒体で抽出後、2重量%のヘパリン水溶液に浸漬
し、ヘパリン化した。
このチユーブを実施例1と同様な方法で血栓形
成の状況を観察した。その結果、軟質塩化ビニー
ル製チユーブ及びポリウレタン製チユーブ共血栓
は殆んど認められなかつた。
また、このもののX線造影性は満足できるもの
であつた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少くとも血液との接触部分が抗血栓性高分子
    材料から構成される医療用成型物において、X線
    造影性付与物質が成型物の内部層に含有している
    ことを特徴とするX線造影性を付与した医療用成
    型物。
JP55128521A 1980-09-18 1980-09-18 Therapeutic molded object provided with x-ray contrasting property Granted JPS5755152A (en)

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