JPH0140197B2 - - Google Patents

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JPH0140197B2
JPH0140197B2 JP55143751A JP14375180A JPH0140197B2 JP H0140197 B2 JPH0140197 B2 JP H0140197B2 JP 55143751 A JP55143751 A JP 55143751A JP 14375180 A JP14375180 A JP 14375180A JP H0140197 B2 JPH0140197 B2 JP H0140197B2
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key
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alarm
door
lock
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JPS5664071A (en
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Jeemuzu Maatein Furankurin
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Publication of JPH0140197B2 publication Critical patent/JPH0140197B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms
    • G08B13/02Mechanical actuation
    • G08B13/08Mechanical actuation by opening, e.g. of door, of window, of drawer, of shutter, of curtain, of blind
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B49/00Electric permutation locks; Circuits therefor ; Mechanical aspects of electronic locks; Mechanical keys therefor
    • E05B49/002Keys with mechanical characteristics, e.g. notches, perforations, opaque marks
    • E05B49/004Keys with mechanical characteristics, e.g. notches, perforations, opaque marks actuating mechanical switches
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B13/00Burglar, theft or intruder alarms

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は建物や自動車の扉の施錠装置に係り、
特に所定のキー以外を使用して解錠したり、不正
な行為により扉を開けると警報を発する警報装置
付施錠装置に関するものである。
[従来の技術] 従来より多種の盗難防止用警報装置付施錠装置
が提案されている。
例えばロデイスポート(Lodispoto)名義の
1935年08月20日付け米国特許第2011944号明細書
には錠と警報用スイツチとの組み合わせが示され
ており、そこでは錠本体がキーよりも幅広に形成
されたキー孔を有している。このキー孔の両側に
は溝が形成され、これらの溝がキーの長手方向に
延在する横方向リブと共同動作する。ピンがキー
孔内に延びており、不適当なキーがキー孔内に挿
入されるとピンの1本と接触する。適切なキーは
横方向リブで案内されてピンに接触しないように
なつている。
リツクス(Ricks)名義の1959年02月17日付け
米国特許第2874240号明細書にはおり、そこでは
スリーブがドアノブを覆つて配置されている。こ
のスリーブはカム面を有し、このカム面はドアノ
ブ及びスリーブの回転によつてスイツチに接触す
る。このスイツチは、扉を開けようとしたときに
順次警報機を作動させるようになつている。
ベル(Bell)名義の1972年05月02日付け米国特
許第3660624号明細書においては、イグニシヨン
装置用の電気式キーが開示されている。このベル
の装置は、所定数の点火プラグケーブル受口とそ
のデイストリビユータ接点間に取外し不能に挿入
されたアダプタを有するキーが含まれている。こ
の電気式キーは電気的にコード化されたキー要素
を有し、このキー要素が挿入されたとき電気的に
コード化されたキーアダプタと共同動作して自動
車イグニシヨン系に電気的連結を生ずるようにな
つている。
ミユツセル他(Muessel et al)名義の1974年
03月12日付米国特許第3797044号明細書において
は、ロツクタンブラシリンダ盗難警報機が開示さ
れている。ロツクタンブラシリンダ中で回転する
キープラグの前面部にシヤツタが取付けてあり、
シリンダ上の電気的スイツチはシヤツタをキー孔
の入口孔を閉じる位置に押し付けるためのばね接
触アームを有している。キー孔に向つて挿入され
るキーその他の工具はシヤツタを移動させなけれ
ばならず、これによりばね接触アームが電気回路
を閉じ、該工具がロツクタンブラのいずれか1個
に係合できる前に警報信号が発つせられる。適切
なキーを使用した場合、キープラグが回転すると
シヤツタがばね接触アームから外れて警報信号は
ごく短時間のものとなり、警報回路中の短時間の
遅延によつて警報動作が保留されるようになつて
いる。
ラツク(Lack)名義の1976年10月19日付け米
国特許第3986376号明細書においてはピン・タン
ブラ型の錠が開示されており、そこでは摺動部材
がキーを挿入する端部の反対側のシリンダ端部に
位置している。この摺動部材はバレル内のピンと
共働すると共にこの共働ピンに対して径方向の反
対側に向いた突出部を有し、この突出部は、鎖錠
状態においてはバレルの開孔内に係合している。
摺動部材は、適切なキーを挿入した場合、バレル
の開孔中に伸びている摺動部材の突出部を係合か
ら解除せしめると共に、更に摺動部材の当接部及
びこれと共働するピンをシリンダとバレル間の分
離線上に移動させて解錠するようにキーの前端部
と共同作用する形状となつている。
パパニコラフ(Pappanikolaou)名義の1977年
12月06日付け米国特許第4061004号明細書におい
ては、シリンダへのアクセス路を形成するために
開口されたキー孔を有する盗難防止用ロツクシリ
ンダ錠が開示されている。そのキー孔の遠方端に
は二つのカム面が設けられており、キー孔内に挿
入可能な関節付きキー上のコード化された枢着フ
インガーを偏向させるようになつている。キーの
フインガーは機械的ないし磁気的にコーデイング
されており、キー孔内にキーが充分に挿入された
ときに対応ピン、即ちプランジヤを付勢せしめ、
コード化フインガーがカム面によつてその作動位
置へ偏向されるようになつている。
更にアームストロング(Armstrong)による
特開昭48−62599号公報には、第1と第2の二つ
の錠のかかりを読取る警報機付きこじあけ防止式
錠が開示されている。そこでは適切なキーが挿し
込まれたときのみハウジング内で回動可能となる
錠シリンダ(バレル)に対し、キーのシヤンクの
一方のエツジのコーデイングを機械的に読み取つ
てバレルの回動を許容する第1かかり読取装置
と、キーのシヤンクの他方のエツジのコーデイン
グをスライド式のピンを介して電気的に読取る複
数のマイクロスイツチ及びこれらマイクロスイツ
チによつて作動されることによりりバレルに対す
る係合を解除するソレノイドプランジヤを含む第
2かかり読取装置とが設けられ、キーをキー孔に
挿入した直後にこれら二つのかかり読取装置でキ
ーの適否を検出し、適正な場合のみ次の解錠動作
であるバレルの回動を可能ならしめ、不適正なキ
ーの場合は第2かかり読取装置によつて警報機を
作動せしめると共にバレルの係合解除を阻止して
解錠を不能とするようにしてある。
[発明が解決しようとする課題] 従来の警報装置付き施錠装置は、キー孔に挿入
されたキーが適正か否かを検出して解錠或いは警
報機を作動制御するものばかりで、錠本体側に付
設されたキーコードの電気的な検出手段への導線
が切断された場合に警報を発することができるも
のは知られていない。また例えば前記アームスト
ロングによる特開昭48−62599号公報に示された
ものでは警報発生用を兼ねる第2かかり読取装置
が錠本体ハウジング内に複数のマイクロスイツチ
を備えるため錠本体が大型となり、特にそのマイ
クロスイツチを避けて両かかり読取装置がドリル
等で破壊されて解錠された場合には警報すら発す
ることが出来ないという欠点がある。
本発明の第1の目的は、標準的な機械錠を採用
し、この機械錠を不適切なキーや他の工具などに
より解錠しようと試みた場合が、キーの挿入なし
にバレルを回動させてこじ開けようとした場合に
警報を発生するとともに、構造が比較的簡単で扉
に装着すべき錠本体を小形に構成でき、別配置の
警報装置との間の電線が切断された場合にも確実
に警報を発することのできる警報装置付施錠装置
を提供することである。
また本発明の第2の目的は、これに加えて鎖錠
された扉を機械錠を解錠することなく開扉しよう
とする試み、例えば扉をその蝶番から取外すこと
により開扉する試みがなされたときにも警報を発
生可能とする警報装置付施錠装置を提供すること
である。
[課題を解決するための手段] 上記第1の目的を達成するために、本願第1発
明に係る警報装置付施錠装置は、 鍵本体および開鍵のために該鍵本体内に回転可
能に組込まれたキー孔付きのシリンダ装置を有す
る機械錠と、 前記キー孔中に挿入されたときに前記シリンダ
装置の回転を許容する特定形状のシヤンクに複数
個のコーデイング部分を有する特定のキーと、 前記錠本体に設けられ、施錠状態では全てが電
気的に非接地状態にあり、前記キー孔中に前記特
定のキーを挿入して前記シリンダ装置を所定角度
まで回転したときに前記特定のキーの複数のコー
デイング部分に対してほぼ同時に電気的に接触ま
たは非接触となり、接触状態では前記特定のキー
を介して前記錠本体から接地されるようになされ
た複数個のコード検出手段と、 前記錠本体と離隔して設けられ、前記コード検
出手段と前記コーデイング部分との接触・非接触
の関係を前記複数のコード検出手段から同時に並
列二進コード信号として受取り、この並列二進コ
ード信号のコード内容が、前記施錠状態における
全てが非接地の状態に対応するコード内容と、前
記特定のキーのコーデイング部分に予め付与され
たコード内容との場合を除き出力を生じるように
前記コード検出手段に入力端子が接続された複数
の論理ゲート回路要素を含むコード情報復号手段
と、 前記錠本体側に設けられ、前記コード情報復号
手段の各論理ゲート回路要素の入力端子にバイア
ス電圧を供給するバイアス電圧印加手段と、 前記バイアス電圧印加手段と論理ゲート回路手
段との間を接続する電線ケーブルと、 前記錠本体と離隔して設けられ、前記電線ケー
ブルの切断時に前記論理ゲート回路要素の入力端
子を接地電位にして前記コード情報復号手段から
出力を生じさせるために各入力端子と接地間に接
続された複数の抵抗素子と、 前記コード情報復号手段が出力を生じたときに
応動して警報を発する警報手段、 とを備えてなるものである。
また前記第2の目的を達成するための本願第2
発明に係る警報装置付施錠装置では、前記第1発
明の構成に加えて、前記錠本体が取付けられた扉
が開かれるか該扉のロツクが外されるかしたとき
に前記論理ゲート回路要素のうちの少なくとも一
つの入力端子を接地電位にして前記並列二進コー
ド信号のコード内容を変えることにより前記コー
ド情報復号手段から出力を生じさせるように前記
扉と関連付けて配設された検出スイツチ手段を更
に備えるものである。
[作用] 第1発明に係る警報装置付施錠装置は、例えば
ピンタンブラ錠のような標準的な(従つて特殊で
ない)機械錠に、論理ゲート回路による電子的な
デコーデイングシステムを含む警報装置を組み合
わせた原理を有する。標準的な機械錠を解錠する
キーには、そのシヤンクの背の部分に二進コード
法による複数の切込みが設けられている。このキ
ーが適正なものであれば錠本体のキー孔に挿し込
んで解錠のためのシリンダ(バレル)の回動が可
能である。適正なキーが挿し込まれてシリンダが
解錠位置まで回動されると、例えば複数のバネ付
勢された導電フインガなどからなるコード検出手
段の全てがキーシヤンクのコーデイング部分とほ
ぼ同時に出会い、そのコードパターンによつて導
電フインガのうちの定められた幾つかがほぼ同時
にキーと接触し、それによつて前記複数の導電フ
インガが前記特定のコードパターンでキー自体を
介して錠本体を通じて電気的に接地されることに
なる。この場合、キー自体がコード検出手段の電
気的接点の一部となり、シリンダが解錠位置に達
するのと同時に特定のコードパターンが並列二進
コード信号として現れることが重要である。
従つてキーがキー孔に挿入されたうえで回転さ
れると、適正なキーの場合は複数の導電フインガ
からなるコード検出手段から正確なコード内容の
並列二進コード信号が発生され、一方、不正確に
コーデイングされた不適正なキー或は他の工具な
どの場合は、たとえシリンダが回転されたとして
もコード検出手段から不正確な内容のコード信号
しか発生されない。
コード情報復号手段は前記錠本体と離隔した位
置に別配置されており、前記コード検出手段から
の並列二進コード信号のコード内容が予め定めら
れた二つの適正内容のものか否かを検出するため
の複数の論理ゲート回路要素を備えている。前記
二つの適正なコード内容は、施錠状態と適正な特
定キーによる解錠状態とに対応する。
これらの論理ゲート回路要素の入力端子には、
電線ケーブルを介して前記錠本体側に設けられた
バイアス電圧印加手段を介してバイアス電圧が供
給されると共に、前記錠本体と離隔した警報装置
側に設けられた複数の抵抗素子を介して接地され
ており、更にこれら論理ゲート回路要素の論理構
成は、前記コード検出手段からの並列二進コード
信号が適正コード内容のものである場合のみ出力
を低レベルとし、それ以外の場合は出力が高レベ
ルとなるように組まれている。このようなコード
情報復号手段と前記並列二進コード信号を生じる
コード検出手段との組み合わせは、前記不適切な
キーが他の工具による錠シリンダの解錠位置への
回動に対して警報手段を作動させるべき高レベル
出力を与えるだけでなく、例えばドリル等の工具
で錠本体が破壊される場合に破壊用工具が前記コ
ード検出手段に触れると錠本体を通じて接地され
るから並列二進コード信号の内容が変化し、これ
によつて同様に高レベル出力を警報手段に与える
ことができ、また前記電線ケーブルが切断された
場合も同様に並列二進コード信号の変化を生じさ
せて警報可能である。警報手段は例えば前記コー
ド情報復号手段の高レベル出力でトリガされるサ
イリスタを介して付勢され、警報を発する。
本願第2発明に係る警報装置付施錠装置では、
前記第1発明の構成に加えて、前記錠本体が取付
けられた扉が開かれるか該扉のロツクが外される
かしたときに前記論理ゲート回路要素の入力端子
を接地電位にして前記コード情報復号手段から出
力を生じさせるように前記扉と関連付けて配設さ
れた検出スイツチ手段を更に備えている。この検
出スイツチ手段もその動作によつて前記並列二進
コード信号のコード内容を変化させ、これによつ
て機械錠に対する警報装置に扉またはそのロツク
の不正な解除を警報させる機能を付加できる。
以下に図面を参照して本発明の好適な実施例を
説明する。
[実施例] 第1図ないし第6図を参照して本願第1発明及
び第2発明に共通な警報装置付施錠装置の機械的
部分について説明する。尚、ここに記載の付加手
段は、キーで操作する如何なる標準的機械錠にも
備えさせることができる。
説明の便宜上、ここでは機械錠としてピンタン
ブラ機械錠10を使用している。このピンタンブ
ラ機械錠10はハウジング12を有する標準的設
計によるもので、ハウジング12内には、その半
径方向内方にバネ付勢されている複数個のセグメ
ントピン14が摺動可能に取付けられている。ハ
ウジング12中にはバレル(シリンダ装置)16
が回転可能に取付けられ、このバレル16は、そ
の内部の半径方向に延在する前記セグメントピン
14によつて回転阻止されるようになつている。
キー(特定のキー)18はキー孔20中に挿入さ
れる。このキー18は、前縁に複数個の段付部分
22を含むシヤンクを有しており、段付部分22
はセグメントピン14と係合してこれを動かし、
各セグメントピン14の分割線部分をバレル16
の外周と周知の形式で揃わせてバレル16の回転
を可能ならしめるようになつている。
機械錠10内に組込まれているコード検出装置
は、複数個の導電フインガ24〜28を有してい
る。各導電フインガ24〜28は、第6図に示す
ようにヘツド32に取付けられたブレード部30
を有する。各ブレード部30は、例えば厚さが約
0.76mm(0.03インチ)、幅約3.18mm(0.125インチ)
程度のものである。各ブレード部30の先端は、
円弧状に形成した接触チツプ34となつており、
この接触チツプ34はバレル16とほぼ同軸に揃
えてある。各導電フインガ24〜28の後方部分
はハウジング12の外方まで延びており、そのヘ
ツド32はプラスチツクのケーシング36内に納
められている。各ヘツド32は、前記ケーシング
36内で別々のチエンバ内に収納され、ハウジン
グ12へ向けて圧縮ばね38によつて付勢されて
いる。各導電フインガ24〜28は導電性材料、
例えば銅などで製作するが、各導電フインガ24
〜28とハウジング12の間の不必要な電気的接
触をなくすために所望部分に絶縁被覆を施してお
くのは差し支えない。
各導電フインガ24〜28は、キー18のシヤ
ンク背部40に沿つて飛び飛びの各部分と協働す
る。シヤンク背部40は、二進コードをもたせる
ための符号42,44,46で示すように適切な
位置に切込みが付けられている。バレル16には
複数個の周方向溝48〜52が設けられており、
各周方向溝48〜52は導電フインガ24〜28
の各々と協働する。各周方向溝48〜52は、
各々バレルの同一の角度位置、即ち前記キー孔2
0に挿し込まれた前記キーのシヤンクの背部40
に対応する領域で前記キー孔20に達しており、
各導電フインガ24〜28がシヤンク背部40と
ほぼ同時に出会つて接触・非接触を達成可能なら
しめている。各導電フインガ24〜28の先端の
接触チツプ34は、各々に対応する前記周方向溝
に向つてバネ付勢され、キー孔20内に達してい
る。キー18がバレル16と一緒に回転される
と、シヤンク背部40の切込み42,44,46
がこれらに対応する導電フインガ25,26,2
8との間に間隙を形成するのでキー18とこれら
導電フインガ25,26,28との電気的な接続
は生じないが、シヤンク背部40の切込みのない
部分はこれに対応する導電フインガ24,27と
電気的な接触を行う。接地線54はハウジング1
2に接続され、また別々の導線56〜60は各々
に付属する圧縮ばね38を介して導電フインガ2
4〜28の各々と電気的に接続されている。
ケーシング36と導電フインガ24〜28は、
バレル16中のキー孔20の初期位置から周方向
に離れた位置にてハウジング12内に配置されて
いる。従つて、施錠状態ではキー18は導電フイ
ンガ24〜28の何れとも接触する恐れはなく、
キー孔20中に容易に挿入可能である。キー18
をキー孔20に挿入したのちバレル16と共に解
錠位置まで回転した場合のみシヤンク背部40の
固有の部分で所定の導電フインガが接触する。こ
れら接触は殆んど同時に生ずる筈である。所定の
導電フインガとの接触は、各導電フインガ24〜
28の幅及び各接触チツプ34の弧の長さを適当
に寸法取りすることによつて所望の長さに亙つて
保たれる。このようにしてシヤンク背部40との
適当な接触が保証される。
第7図には、本発明の第1実施例に係る警報装
置付施錠装置の回路図の一例が示されている。
第7図においてナンド(NAND)ゲート62
は入力端子63〜65を有し、これらは各々導電
フインガ25,26,28に接続されている。入
力端子63〜65は、各々バイアス抵抗66〜6
8を介して導線140aにより直流+5ボルトの
電源に接続されている。他方、これら入力端子6
3〜65は各々接地抵抗69〜71を介して接地
されている。ナンドゲート62は、その全ての入
力端子63〜65が各々のバイアス抵抗66〜6
8と接地抵抗69〜71によつて定まる分圧比に
応じた正電位になつているときのみ、その出力を
低レベルにし、それ以外のときは出力を高レベル
にする。
同様にして、排他的オア(Exclusive OR)ゲ
ート72は、各々導電フインガ24,27に接続
された入力端子73,74を有する。これらの入
力端子73,74は、各々バイアス抵抗75,7
6を介して導線140aにより直流+5ボルトの
電源に接続されると共に、各々接地抵抗77,7
8を介して接地されている。排他的オアゲート7
2は、いずれか一方のみの入力端子が高レベル
で、他方の入力端子が低レベルのときのみ出力を
高レベルにする。つまり、このゲート72の出力
を低レベルに保つには、その両入力端子73,7
4の双方を同時に高または低レベルにしなければ
ならない。
ナンドゲート62及び排他的オアゲート72の
出力は、各々ダイオード80,82を介して抵抗
84によりサイリスタ86のゲートに接続されて
いる。コンデンサ87と抵抗88から成る時間遅
延回路がサイリスタ86のゲートと接地の間に接
続されている。サイリスタ86のアノードは直流
+12ボルト電源に接続されている。サイリスタ8
6のカソードは集積回路タイマ89から成る警報
機付勢回路に接続されている。タイマ89の出力
は抵抗92、パワートランジスタ94,96及び
ダイオード98を介して音響警報機90のパルス
付勢を行う。
以下、警報信号の発生動作について、予想され
る状況ごとに場合分けして説明する。
[施錠状態] この状態は第7図の通りの接点状態であり、ナ
ンドゲート62は全ての入力端子63〜65が正
規の正電位にあるので出力は低レベルのままであ
り、排他的オアゲート72も両入力端子73,7
4の電位が同一のバイアス電圧に保たれているの
で出力は低レベルのままである。従つてサイリス
タ86は遮断しており、警報機90は動作しな
い。
[特定のキーで機械錠を解錠する場合] 機械錠10の解錠に際し、正しくコーデイング
されたキー(特定のキー)18が機械錠10内に
挿入され、キー18と共にバレル16が解錠位置
まで回動されると、導電フインガ24,27はほ
ぼ同時に接地され、一方、導電フインガ25,2
6,28は開路状態のままである。従つてナンド
ゲート62の全ての入力端子が所定の分圧比で定
まる正電位に保たれるので、その出力は低レベル
状態にとどまり、また排他的オアゲート72もそ
の両入力端子同志が接続されて同レベルになるの
で、その出力は低レベル状態に止まり、この結
果、サイリスタ86は遮断状態にとどまつてい
る。この場合、警報機90は作動しない。
このように特定のキー18による解錠を、以下
の説明では「正当な解錠」と称する。
[特定のキー以外の不適切なキーや工具等を用い
て機械錠の解錠を試みた場合] 若し異なるコーデイングの不適切なキーを機械
錠10に挿入のうえバレルを回転すると、恐らく
何れも開路されているべき導電フインガ25,2
6,28の少なくともいずれか一つが閉じられる
か、或いは両方同時に閉じられるべき導電フイン
ガ24,27が片方だけ閉じられるかするから、
ナンドゲート62または排他的オアゲート72或
いはこれら両者が高レベル出力を生じ、これがサ
イリスタ86を導通状態に転移させてタイマ89
及びその付設タイミング回路を介して警報機90
のパルス駆動を行う。
或いは不適切なキーに代えてバール等の工具を
用いて機械錠10に外力を加え、機械錠10をこ
じ開けようとすると、機械錠10の変形により導
電フインガ25,26,28内の1種または若干
個が接地されて警報機90を鳴らす。或は、導電
フインガ24,27のうちの一方のみが接地され
る状態が生じて警報機90を鳴らす。
同様にドリル等の工具を用いてキー孔20に穴
を開けるなどして機械錠10の破壊を試みると、
導電フインガ25,26,28の内の1個または
それ以上が工具を介して機械錠10のハウジング
12に接触し、警報機90を作動させる。或は導
電フインガ24,27の一方のみが接触される状
態が生じて警報機90を鳴らす。尚、ハウジング
12には前述の通り接地線54が接続されてい
る。
上述のような警報装置は、事実上、キーを回転
する形式の機械錠を採用している全ての施錠装置
に適用することができる。また機械錠の付勢解錠
だけでなく扉の開放やそのロツクの解除を検出す
るスイツチと組み合わせて更に効果的な警報シス
テムが構成できる。代表的な例として、建築物の
扉及び自動車のドアーに適用した場合について以
下に説明する。
第7図の実施例においては、マイクロスイツチ
(開扉検出手段)及びその検出信号に基づき警報
を発生する回路構成が組まれており、施錠された
扉を機械錠によらずに、すなわち機械錠を解錠す
ることなく開扉しようとする試みがなされた場合
にも、警報機90が作動する(鳴る)ようにして
いる。
第7図に示されたマイクロスイツチ104は、
第8図に示したような機械錠として標準的なロツ
ク機構102を有する自動車用のドアー100に
取付けられている。このマイクロスイツチ104
は、ロツク機構102がロツク位置に押込まれて
いるときには、通常開路状態にある。
第7図中の別のマイクロスイツチ106はドア
ー100の開扉を検知するためのものであり、こ
のマイクロスイツチ106としては、現代のどの
自動車にもドアーポストに取付けられた標準的な
車内灯制御スイツチ、即ちドアーの開閉に連動し
て車内灯の点滅を行うスイツチを使用できる。
このマイクロスイツチ106はドアー100が
閉止された場合には開路状態にあるものとする。
以下、このマイクロスイツチに関連した警報動
作について場合分けして説明する。
[ロツク機構によらずにドアーを開けた場合] 第8図において、ロツク機構102がかかつた
まま無理にドアー100をこじ開けたとする。こ
れは、キーによる解錠操作が行われない場合であ
るので、第7図において導電フインガ24,27
は開路状態のままとなつている。この場合、まず
マイクロスイツチ104は開路したままかも知れ
ないが、ドアーが開かれることによつてマイクロ
スイツチ106が閉路状態となる。従つて前記排
他的オアゲート72の一方の入力端子74のみが
微分回路108,110を介して接地され、抵抗
76を介してコンデンサ108へ電荷が投入され
る間だけ入力端子74のみがパルス状に低レベル
となり、これによつてゲート72の出力に高レベ
ルパルスを生じて警報機作動用のサイリスタ86
をトリガーし導通させる。サイリスタ86は手動
スイツチ36によつて導通が断たれるまで警報機
を鳴動させ続ける。
なお、この場合のゲート72の出力パルスの継
続時間は、並列抵抗110によつて電荷を放電し
てしまつているコンデンサ108へバイアス抵抗
76から電荷を投入して、コンデンサ108の端
子電圧が入力端子73側とほぼ同じ電位まで達す
る時間であり、これは、コンデンサ108の容量
Cと抵抗76の抵抗値Rとから定まる時定数CR
で決る。この時定数CRは、サイリスタ86のゲ
ート回路に接続した抵抗88とコンデンサ87か
らなる時間遅延回路の時定数よりも長く設定して
おき、サイリスタの導通に足りる例えば数mm秒の
オーダーの所望のパルス幅をもつトリガパルスが
得られるように適宜に設定しておくことは述べる
までもない。
[機械錠によらずに建築物の扉を開けた場合] 第10図及び第11図は建築物の扉に使用する
ときのマイクロスイツチ104,106の配置位
置を示す。マイクロスイツチ104は、扉118
の内部の機械錠のドアボルト112の近くに位置
せしめる。付勢用フランジ114をドアボルト1
12と一緒に動かすようにこれを取付ける。ばね
付スイツチ付勢器116はフランジ114から後
方に伸びてマイクロスイツチ104と接触するよ
うになつている。通常、マイクロスイツチ104
は施錠状態では開路しており、ばね付スイツチ付
勢器116の接触によつてのみ閉路する。即ち、
ドアボルト112を後方に押すための何かを扉1
18と扉枠120との間に押し込み、扉118を
機械錠(図示せず)の解錠なしに開扉しようと試
みると、マイクロスイツチ104は低レベル信号
を生じ、この信号は微分回路108,110を介
して排他的オアゲート72の入力端74に伝達さ
れ、前述と同様に警報機90が作動する。
一方、マイクロスイツチ106は扉118の内
部に取付けてあり、扉枠120との当接によつて
開路状態となる。即ち、扉118をその蝶番から
外すような方法で開けようとすると、マイクロス
イツチ106が付勢されて閉路状態となり、前述
と同様にして排他的オアゲート72を介して警報
機90を作動させる。
[電池電圧が低下した場合] 第7図に示したように、本発明の警報装置には
警報機を共用して電源電圧の低下を警報する回路
を組み合わせることができる。すなわち、第7図
において電圧低下検出回路122は発光ダイオー
ド124を有し、そのアノードは9ボルト補助電
池に接続され、一方カソードは12ボルト主電源に
接続されている。また、限流抵抗126が発光ダ
イオード124のカソードと接地との間に接続さ
れている。今、何らかの理由で12ボルト主電源が
故障するかその電圧が9ボルトよりも低下したと
すると、発光ダイオード124が付勢されてフオ
トトランジスタ128を導通させる。フオトトラ
ンジスタ128のエミツタからの出力は微分回路
130を介して別のサイリスタ132のゲートに
伝えられる。サイリスタ132は、ダイオード1
34を介して9ボルト補助電池によつて警報機9
0を連続的に付勢し、パルス駆動時と異なる鳴動
で電圧低下を警報する。
尚、第7図の回路においては、三回路二接点の
連動手動スイツチ136が含まれている。この手
動スイツチ136は別々の回路の三つのスイツチ
を有し、警報解除などの目的で警報機90を完全
に動作不能にするためにサイリスタ86,132
の電源切離しを行う。またこの警報解除の操作位
置においてスイツチ136は発光ダイオード13
8と抵抗141との直列回路に主電源から給電
し、警報システムが動作不能となつていることを
発光ダイオード138により可視的に表示する。
[電線ケーブルの切断時の警報] 再び第7図を参照すると、機械錠10と警報機
付勢回路とは破線で囲まれた電線ケーブル140
で接続されていることに注意すべきである。この
ケーブル140は、例えば、扉118の錠位置か
ら警報機付勢回路用の部品を含む回路盤の位置に
まで敷設されている。
このケーブル140は、前記導電フインガ24
〜28からなるコード検出装置の検出信号(並列
二進コード信号)をナンドゲート62および排他
的オアゲート72を含む警報回路側へ伝達すべき
複数の導線140a〜140fを含んでいる。
これらの導線140a〜140fにおいて、1
40aは機械錠本体側に配されたバイアス抵抗6
6,67,68,75,76と+5ボルト主電源
とを接続する導線、140b〜140dは導電フ
インガ25,26,28とナンドゲート62の各
入力端子とを接続する導線、140e,140f
は導電フインガ24,27と排他的オアゲート7
2の各入力端子とを接続する導線である。
これらの導線140a〜140fが切断された
ときに警報システムが動作不能にならないように
するために、バイアス抵抗66〜68,75,7
6、接地抵抗69〜71,77,78等が前記電
線ケーブル140を介して機械錠本体側と警報回
路側とに分けて配置されている。
即ち、バイアス抵抗66〜68,75,76は
機械錠10本体側にて各々対応する導電フインガ
に直接接続せしめ、ケーブル140中の導線14
0a〜140fの何れが切断された場合において
も、ナンドゲート62及び排他的オアゲート72
の各入力端子への正バイアス電圧が取除かれるよ
うにしてある。
同様の理由により接地抵抗69〜71,77,
78は警報回路側にてナンドゲート62及び排他
的オアゲート72の入力端子に近接して接続し、
導線140a〜140fのうち、何れが切断され
た場合においてもこれら入力端子が接地電位に落
とされるようにしてある。
このような構成により、導線140a〜140
fのうちの少なくとも何れか一本が切断されると
直ちに警報を発することが可能である。
以下、導線140a〜140fの切断につい
て、切断される導線ごとに場合分けして説明す
る。
[導線140aの切断] この場合、導線140aの切断は各論理ゲート
の全ての入力端子へのバイアス電圧の消失をもた
らし、従つてナンドゲート62の出力が直ちに高
レベルとなる。これによつてサイリスタ86を導
通させ、警報機90をパルス駆動させる。
[導線140b〜140dの切断] 導線140b〜140dの何れかが切断された
場合には、切断された導線に接続されていたナン
ドゲート62の入力端子の電位が所定のバイアス
電位から接地電位に直ちに低下し、それによつて
ナンドゲート62の出力が直ちに高レベルとな
る。これによつてサイリスタ86を導通させ、警
報機90をパルス駆動させる。
この場合、仮に接地抵抗69,70,71が存
在しなければナンドゲート62の出力は高レベル
か低レベルか不確定であるという不都合がある。
というのは、ナンドゲート62内の切断直前の入
力信号レベルが保持されている場合、切断後もこ
の保持された入力信号レベルに基いて出力レベル
が定まつてしまうためである。そこで、この保持
された入力信号レベルを接地抵抗69,70,7
1を介して接地することにより上述の不都合を解
消している。
[導線140e,140fの切断] 前述と同様に、排他的オアゲート72内に保持
される入力信号レベルを接地する目的で、排他的
オアゲート72の入力端子にも接地抵抗77,7
8が設けられている。ここで、導線140e,1
40fの一方が切断された場合、排他的オアゲー
ト72は両入力端子の電位が異なる状態となるの
で出力が高レベルとなり、その結果、警報機90
がパルス駆動される。
第9図には、本発明の第2実施例に係る警報装
置付施錠装置の回路図が示されている。
この例では、警報機90は集積回路タイマ89
及びその補助回路を除くことにより段イリスタに
よつて直接、連続的に付勢されるようになつてい
る。またコード検出装置や論理ゲート等について
は、第7図の例と同様である。
この第9図に示される回路は、回路盤146と
機械錠10の間を接続する一対の接地電線14
2,144を使用する長所を有するものである。
本発明の警報装置付施錠装置が建築物内で使用
される場合、接地として作用する金属枠がない場
合には、述べるまでもなく接地電線142を使用
することが必要となろう。自動車への利用におい
てはこのような接地電線142は不要と考えられ
る。
もう一本の接地電線144は、抵抗88から機
械錠10に取付けられた接地電線54に渡つてい
る。抵抗88から機械錠10へ接地電線を張り渡
すことにより、バイアス抵抗150を介してサイ
リスタ86のゲートへの5ボルト直流電源の接続
を行うことが可能である。そのため、電線ケーブ
ル140を切断する際に接地電線142または接
地電線144が切断されると、抵抗88は接地か
ら浮いた状態になり、サイリスタ86のゲートは
バイアス抵抗150を介して5ボルトのターンオ
ン電位に昇り、警報機90を付勢することができ
る。従つて、単に接地電線144,142を備え
ることによつて、第7図に示したものとは別の警
報発生手段を付加することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る警報装置付
施錠装置は、構造的に標準型の機械錠を用いて錠
本体側の構成を大型化することなく実現でき、不
適切なキーや他の工具により機械錠の解錠を試み
た場合や、機械錠の破壊によつて解錠を試みた場
合、およびキーの挿入なしに別の工具で機械錠の
バレルを回動させてこじ開けようとした場合のい
ずれの場合にも警報を発することが可能であり、
更に警報装置と機械錠とを接続する導線もしくは
接続ケーブルを切断した場合にも警報を発するこ
とが可能である。また同じ警報機を利用して、機
械錠を解錠することなく開扉しようとする試み対
する警報発生手段を付加することも容易であり、
機械錠と警報装置とを別置きする場合に多重の防
犯警報システムが実現できるという効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る機械錠部分の斜
視図、第2図は同じく機械錠の前面を示し、錠内
にキーが挿入された初期位置状態を示す前面図、
第3図は第2図の3―3線矢視断面図、第4図は
導電フインガに接触させるためにキーを解錠位置
に回転した状態を示す機械錠の前面図、第5図は
第4図の5―5線矢視断面図、第6図は第5図の
6―6線矢視断面図、第7図は第1実施例に係る
警報装置付施錠装置の回路図、第8図は自動車ド
アー中のマイクロスイツチの配置を示す説明図、
第9図は第2実施例に係る警報装置付施錠装置の
回路図、第10図は扉枠近くの建物扉内のマイク
ロスイツチの配置を示す説明図、第11図はドア
ーボルトによつて付勢される建物扉中のマイクロ
スイツチの配置を示す説明図である。 10…機械錠、12…ハウジング、16…バレ
ル、18…キー、20…キー孔、24,25,2
6,27,28…導電フインガ、42,44,4
6…切込み、62…ナンドゲート、72…排他的
オアゲート、90…警報機、140…ケーブル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鍵本体および開鍵のために該鍵本体内に回転
    可能に組込まれたキー孔付きのシリンダ装置を有
    する機械錠と、 前記キー孔中に挿入されたときに前記シリンダ
    装置の回転を許容する特定形状のシヤンクに複数
    個のコーデイング部分を有する特定のキーと、 前記錠本体に設けられ、施錠状態では全てが電
    気的に非接地状態にあり、前記キー孔中に前記特
    定のキーを挿入して前記シリンダ装置を所定角度
    まで回転したときに前記特定のキーの複数のコー
    デイング部分に対してほぼ同時に電気的に接触ま
    たは非接触となり、接触状態では前記特定のキー
    を介して前記錠本体を通じて接地されるようにな
    された複数個のコード検出手段と、 前記錠本体と離隔して設けられ、前記コード検
    出手段と前記コーデイング部分との接触・非接触
    の関係を前記複数のコード検出手段から同時に並
    列二進コード信号として受取り、この並列二進コ
    ード信号のコード内容が、前記施錠状態における
    全てが非接地の状態に対応するコード内容と、前
    記特定のキーのコーデイング部分に予め付与され
    たコード内容との場合を除き出力を生じるように
    前記コード検出手段に入力端子が接続された複数
    の論理ゲート回路要素を含むコード情報復号手段
    と、 前記錠本体側に設けられ、前記コード情報復号
    手段の各論理ゲート回路要素の入力端子にバイア
    ス電圧を供給するバイアス電圧印加手段と、 前記バイアス電圧印加手段と論理ゲート回路手
    段との間を接続する電線ケーブルと、 前記錠本体と離隔して設けられ、前記電線ケー
    ブルの切断時に前記論理ゲート回路要素の入力端
    子を接地電位にして前記コード情報復号手段から
    出力を生じさせるために各入力端子と接地間に接
    続された複数の抵抗素子と、 前記コード情報復号手段が出力を生じたときに
    応動して警報を発する警報手段、 とを備えたことを特徴とする警報装置付施錠装
    置。 2 前記コード検出手段が前記鍵本体内に延在す
    る導電性フインガを有し、前記コーデイング部分
    がシヤンクの背の部分に沿つて設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の警
    報装置付施錠装置。 3 前記コーデイング部分が、選択的に形成され
    た切込みによつて二進コードを形成していること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の警報
    装置付施錠装置。 4 前記シリンダ装置がその円筒形の周壁に複数
    列の周方向溝を有し、これら各周方向溝には前記
    導電性フインガの先端が夫々入り込み、各周方向
    溝が前記キーのシヤンクの背の部分に対応する領
    域で前記キー孔に直接連通されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項に記載の警報装置付
    施錠装置。 5 前記コード検出手段が、前記シリンダ装置の
    回転前の初期位置におけるキー孔と揃つた位置か
    らシリンダ装置の周方向に隔たつた位置で前記鍵
    本体に取付けられていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の警報装置付施錠装置。 6 前記警報手段が、前記論理ゲート回路要素の
    出力をゲートに受けると共に該ゲートがトリガさ
    れたときに導通して警報機を作動させるサイリス
    タを有し、該サイリスタのゲートに電源からバイ
    アス電圧を印加するバイアス抵抗が接続されると
    共に、前記ゲートが接地用抵抗と接地用電線とを
    直列に経由して前記接地帰線に接続され、前記接
    地用電線が前記機械錠と警報手段との間に敷線さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の警報装置付施錠装置。 7 鍵本体および開鍵のために該鍵本体内に回転
    可能に組込まれたキー孔付きのシリンダ装置を有
    する機械錠と、 前記キー孔中に挿入されたときに前記シリンダ
    装置の回転を許容する特定形状のシヤンクに複数
    個のコーデイング部分を有する特定のキーと、 前記錠本体に設けられ、施錠状態では全てが電
    気的に非接地状態にあり、前記キー孔中に前記特
    定のキーを挿入して前記シリンダ装置を所定角度
    まで回転したときに前記特定のキーの複数のコー
    デイング部分に対してほぼ同時に電気的に接触ま
    たは非接触となり、接触状態では前記特定のキー
    を介して前記錠本体を通じて接地帰線に接続され
    るようになされた複数個のコード検出手段と、 前記錠本体と離隔して設けられ、前記コード検
    出手段と前記コーデイング部分との接触・非接触
    の関係を前記複数のコード検出手段から同時に並
    列二進コード信号として受取り、この並列二進コ
    ード信号のコード内容が、前記施錠状態における
    全てが非接地の状態に対応する第1のコード内容
    と、前記特定のキーのコーデイング部分に予め付
    与された第2のコード内容との場合を除き出力を
    生じるように前記コード検出手段に入力端子が接
    続された複数の論理ゲート回路要素を含むコード
    情報復号手段と、 前記錠本体側に設けられ、前記コード情報復号
    手段の各論理ゲート回路要素の入力端子にバイア
    ス電圧を供給するバイアス電圧印加手段と、 前記バイアス電圧印加手段と論理ゲート回路手
    段との間を接続する電線ケーブルと、 前記錠本体と離隔して設けられ、前記電線ケー
    ブルの切断時に前記論理ゲート回路要素の入力端
    子を接地電位にして前記コード情報復号手段から
    出力を生じさせるために各入力端子と接地帰線と
    の間に接続された複数の抵抗素子と、 前記コード情報復号手段が前記第1のコード内
    容の並列二進信号を受取つている状態において、
    前記錠本体が取付けられた扉が開かれるか該扉の
    ロツクが外されるかしたときに前記論理ゲート回
    路要素のうちの少なくとも一つの入力端子を接地
    電位にして前記第1のコード内容を前記第1と第
    2のコード内容以外のコード内容に変えるように
    前記扉と関連付けて配設された検出スイツチ手段
    と、 前記コード情報復号手段が出力を生じたときに
    応動して警報を発する警報手段、 とを備えたことを特徴とする警報装置付施錠装
    置。 8 前記扉が自動車のドアーであり、前記検出ス
    イツチ手段が前記ドアーのロツクの開放を検出す
    るものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    7項に記載の警報装置付施錠装置。 9 前記扉が建物のドアーであり、前記検出スイ
    ツチ手段が前記ドアーとその取付け枠との離反を
    検出するものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第7項に記載の警報装置付施錠装置。
JP14375180A 1979-10-18 1980-10-16 Lock device with electronic alarm Granted JPS5664071A (en)

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