JPH0137639Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137639Y2 JPH0137639Y2 JP5271881U JP5271881U JPH0137639Y2 JP H0137639 Y2 JPH0137639 Y2 JP H0137639Y2 JP 5271881 U JP5271881 U JP 5271881U JP 5271881 U JP5271881 U JP 5271881U JP H0137639 Y2 JPH0137639 Y2 JP H0137639Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conduit
- tube
- urine
- auxiliary
- main
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000013060 biological fluid Substances 0.000 claims description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 210000002700 urine Anatomy 0.000 description 25
- 230000002485 urinary effect Effects 0.000 description 10
- 210000000626 ureter Anatomy 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 206010003445 Ascites Diseases 0.000 description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 208000015181 infectious disease Diseases 0.000 description 2
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Landscapes
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエアーブロツクを防止出来る生体液等
の排出用導管に関するものである。
の排出用導管に関するものである。
本考案は尿、腹水等の生体液やその他の比較的
小量の液体を排出する際の導管に適用されるもの
であるが、以下主として導尿管について本考案を
説明する。
小量の液体を排出する際の導管に適用されるもの
であるが、以下主として導尿管について本考案を
説明する。
尿を膀胱内カテーテル等を通じて導尿する際
に、患者の体調を把握する目的で、カテーテルに
導管を接続し、尿バツグ、尿量計等に導尿し、尿
量を正確に測定する手法が多用されている。
に、患者の体調を把握する目的で、カテーテルに
導管を接続し、尿バツグ、尿量計等に導尿し、尿
量を正確に測定する手法が多用されている。
特に昨今尿路感染を防止するため、外気の空気
を無菌的に導入したり、尿量計内の空気を無菌的
に排出する為エアーフイルターを用いた閉鎖系の
尿量計が多く用いられるようになつている。
を無菌的に導入したり、尿量計内の空気を無菌的
に排出する為エアーフイルターを用いた閉鎖系の
尿量計が多く用いられるようになつている。
腎臓の機能は体調を知るうえで非常によいバロ
メーターであり、時間当りの尿量の急激な変化は
その後の心臓等の不調に直接結びついている。
メーターであり、時間当りの尿量の急激な変化は
その後の心臓等の不調に直接結びついている。
一般に時間尿が30c.c.以下になると病状は急激に
悪化することが知られており、少量の尿を正確に
測定することが不可欠である。患者はベツドに伏
した状態で、尿は自重によりベツド下部に置いた
尿量計に落ちる。
悪化することが知られており、少量の尿を正確に
測定することが不可欠である。患者はベツドに伏
した状態で、尿は自重によりベツド下部に置いた
尿量計に落ちる。
カテーテルと尿量計の接続には、1〜1.5mの
チユーブが導尿管として使われるが、管に空気の
交換がない限り、尿は空気を含んだいわゆるエア
ーブロツク現象をおこして流れにくくなり、正確
な尿量の測定を防げる。
チユーブが導尿管として使われるが、管に空気の
交換がない限り、尿は空気を含んだいわゆるエア
ーブロツク現象をおこして流れにくくなり、正確
な尿量の測定を防げる。
このため、看護者はチユーブを上下して尿量計
内の空気と尿とを置換する作業を余儀なくされる
が、手間を要するばかりでなく尿量の正確な測定
がむずかしい。
内の空気と尿とを置換する作業を余儀なくされる
が、手間を要するばかりでなく尿量の正確な測定
がむずかしい。
エアーブロツクを防止するために、導尿管の内
径を10mm以上にするか、カテーテルとの接続部の
近くに開口部を設け、フイルターを装着して清浄
空気を取り入れる方式が開発されている。
径を10mm以上にするか、カテーテルとの接続部の
近くに開口部を設け、フイルターを装着して清浄
空気を取り入れる方式が開発されている。
しかしながら径の太い導尿管は取扱いに不便で
あり、フイルターを装着した場合は尿によりフイ
ルターが漏れることがあり、空気の流通が遮断さ
れ、さらには細菌の透過が起こり感染の可能性が
ある。
あり、フイルターを装着した場合は尿によりフイ
ルターが漏れることがあり、空気の流通が遮断さ
れ、さらには細菌の透過が起こり感染の可能性が
ある。
本考案はかかる欠点を改良し、かつ、外部空気
による汚染の危険性の無い導管を提供せんとする
ものである。
による汚染の危険性の無い導管を提供せんとする
ものである。
即ち、本考案は生体液等の排出用導管であつ
て、主導管とそれより小さい内径を有する補助管
を一体もしくは別々に有し、該補助管は上部で閉
鎖し、排出用導管の上部近傍の位置で補助管と主
導管が連通管により流体連結的に連通するととも
に、下方では主導管及び補助管が開放されている
ことを特徴とするエアーブロツクを防止出来る排
出用導管である。
て、主導管とそれより小さい内径を有する補助管
を一体もしくは別々に有し、該補助管は上部で閉
鎖し、排出用導管の上部近傍の位置で補助管と主
導管が連通管により流体連結的に連通するととも
に、下方では主導管及び補助管が開放されている
ことを特徴とするエアーブロツクを防止出来る排
出用導管である。
以下導尿管について、その実施例を図面に従に
更に詳細に説明する。
更に詳細に説明する。
体内に留置したカテーテル1と尿量計7とを連
結するのが本考案の導尿管3であり、カテーテル
1との間は接続コネクター2によつて接続するの
が取扱い上好ましい。
結するのが本考案の導尿管3であり、カテーテル
1との間は接続コネクター2によつて接続するの
が取扱い上好ましい。
導尿管3は主導管4と補助管5の二つの管より
構成され、両者は第2図に示すように一つの管に
一体に構成されていてもよいし、又は別々の二つ
の管より構成されてもよいが、軟質プラスチツ
ク、ゴム類等のチユーブに第2図に示されている
ように一体に構成されている方が取扱い上、組立
て上も簡便であり、精度も向上する。
構成され、両者は第2図に示すように一つの管に
一体に構成されていてもよいし、又は別々の二つ
の管より構成されてもよいが、軟質プラスチツ
ク、ゴム類等のチユーブに第2図に示されている
ように一体に構成されている方が取扱い上、組立
て上も簡便であり、精度も向上する。
補助管5の内径は尿の侵入を防ぐために小さい
方が好ましく、主導管4の内径より小さく、例え
ば0.5〜2.0mm程度が望ましい。
方が好ましく、主導管4の内径より小さく、例え
ば0.5〜2.0mm程度が望ましい。
補助管5の上部は閉鎖されており、導尿管3の
上部近傍の位置で主導管4と補助管5は流体連結
的に連通している。
上部近傍の位置で主導管4と補助管5は流体連結
的に連通している。
連通させる方法としては、第1図及び第3図に
示す様に細管6を用いて連通する方法や、主導管
4と補助管5が一つのチユーブに一体的に構成さ
れている場合には、両者の隔壁に単に細孔を設け
る方法等がある。上述の補助管5の上部閉鎖個所
はこの両管の連通個所と兼ねていてもよい。
示す様に細管6を用いて連通する方法や、主導管
4と補助管5が一つのチユーブに一体的に構成さ
れている場合には、両者の隔壁に単に細孔を設け
る方法等がある。上述の補助管5の上部閉鎖個所
はこの両管の連通個所と兼ねていてもよい。
主導管4と補助管5の下部は開放されており、
尿導管の場合には尿量計7の内部に挿入されて開
放されていれば、補助管5を通して主導管4に流
入する空気は尿量計7内部の無菌的空気であり、
体内への細菌の侵入、感染の恐れがない。
尿導管の場合には尿量計7の内部に挿入されて開
放されていれば、補助管5を通して主導管4に流
入する空気は尿量計7内部の無菌的空気であり、
体内への細菌の侵入、感染の恐れがない。
補助管5の下部開放端10は主導管4の下部開
放端9よりも上方に位置させれば、排出された尿
が補助管5へ流入することがより防止出来好まし
い。
放端9よりも上方に位置させれば、排出された尿
が補助管5へ流入することがより防止出来好まし
い。
本考案の導尿管3を用いて導尿を行うと、主導
管4内の尿の落下に伴ない、尿量計7内部の空気
は一部は尿量計のフイルター11を通じ外部へ、
一部が補助管5を通じて主導管4に流入し、いわ
ゆるエアーブロツクを生じている主導管4内の尿
は速やかに流出するため、常に正確な尿量の把握
が可能である。
管4内の尿の落下に伴ない、尿量計7内部の空気
は一部は尿量計のフイルター11を通じ外部へ、
一部が補助管5を通じて主導管4に流入し、いわ
ゆるエアーブロツクを生じている主導管4内の尿
は速やかに流出するため、常に正確な尿量の把握
が可能である。
本考案の排出用導管は尿導管のみならず、腹水
等の生体液やその他の比較的小量の液体を排出す
る時の導管に用いることが出来る。
等の生体液やその他の比較的小量の液体を排出す
る時の導管に用いることが出来る。
第1図は本考案による排出用導管の使用例の一
例で、本考案の導尿管とカテーテル及び尿量計を
接続した概略図、第2図は本考案の排出用導管の
一例の断面図、第3図は細管接続部及び下部開放
端を示した概略図である。
例で、本考案の導尿管とカテーテル及び尿量計を
接続した概略図、第2図は本考案の排出用導管の
一例の断面図、第3図は細管接続部及び下部開放
端を示した概略図である。
Claims (1)
- 生体液等の排出用導管であつて、主導管とそれ
より小さい内径を有する補助管を一体もしくは
別々に有し、該補助管は上部で閉鎖し、排出用導
管の上部近傍の位置で補助管と主導管が連通管に
より連通するとともに、下方では主導管及び補助
管が開放されていることを特徴とするエアーブロ
ツクを防止出来る排出用導管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5271881U JPH0137639Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5271881U JPH0137639Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57165141U JPS57165141U (ja) | 1982-10-18 |
JPH0137639Y2 true JPH0137639Y2 (ja) | 1989-11-13 |
Family
ID=29849390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5271881U Expired JPH0137639Y2 (ja) | 1981-04-14 | 1981-04-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0137639Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-14 JP JP5271881U patent/JPH0137639Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57165141U (ja) | 1982-10-18 |
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