JPH0136901Y2 - - Google Patents

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JPH0136901Y2
JPH0136901Y2 JP10308485U JP10308485U JPH0136901Y2 JP H0136901 Y2 JPH0136901 Y2 JP H0136901Y2 JP 10308485 U JP10308485 U JP 10308485U JP 10308485 U JP10308485 U JP 10308485U JP H0136901 Y2 JPH0136901 Y2 JP H0136901Y2
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rod
socket
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drifter
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【考案の詳細な説明】 〈考案の目的〉 産業上の利用分野 本考案は出銑口開孔用ロツド繋合装置に係り、
詳しくは、開孔用ドリフタの先端部に固設される
ソケツト中に挿入される開孔用の各種ロツドをコ
ツタを差込んでソケツトに繋合させる繋合装置に
係る。
なお、以下においては高炉出銑口の開孔作業に
用いられる開孔機の例を中心として説明するが、
本考案はこれ以外に限らず、鉱山、土木その他の
掘削や開孔等の作業に供せられる開孔機やさく岩
機等にも広く適用できる。
従来の技術 高炉出銑口の開孔作業には出銑口開孔機が使用
され、この開孔機には開孔用ロツドが装着され、
上記開孔作業が行なわれている。
まず、先端に錐がついた錐付ロツドを装着し、
これの回転切削により深度が2m程度まで掘削を
行なつてから、金棒(丸棒)の先端を尖らした打
込金棒に取替えて約2m程度を打撃、回転切削し
て開孔が行なわれる。この開孔作業は出銑口閉塞
用マツド材の焼成状況、炉内状況等の条件下で開
孔の難易があるが、一般的に錐はロツド1本、打
込金棒2本程度を使用するが、開孔が困難な場合
には打込金棒を5本程度も使用することがある。
この打込金棒は炉内の熱影響を受け、更には、開
孔機の掘削力を受け先端が溶損したり、曲がつた
りして寿命に至るものでその都度新品に交換する
必要がある。
このように出銑口開孔作業は粉塵、高熱等の悪
環境下での錐付ロツドおよび打込金棒の交換作業
を伴ない、交換する錐付ロツドおよび打込金棒は
5m〜6mの長尺ものでかつ重量50Kg程度もあ
り、この交換作業は重筋作業でまた使用済の錐付
ロツドおよび打込金棒は熱影響を受けており、交
換時の火傷事故の発生も考えられる危険作業であ
る。
この開孔用の錐付ロツドならびに打込金棒と開
孔機本体とは一般的には第9図に示す如く繋合さ
れており、ソケツト1は第11図の如く構成さ
れ、このソケツト1は開孔機ドリフタシヤンクロ
ツド3に固設されている。
この錐付ロツドまたは打込金棒2の端部には切
欠き2aが形成されていると共に、ソケツト1に
は係止孔1aが形成され、切欠き2aを係止孔1
aとが一致した状態で第12図に示す構造のコツ
タ4を差込むと、錐付ロツドまたは打込金棒2と
開孔機ドリフタとは結合され繋止でき、取外しの
際には、この作業順序を逆にして行なわれてい
る。しかしながら、上記の如く着脱する場合、作
業者への負担が大きく作業改善が望まれている。
なかでも、鉄鋼業界では錐付ロツドまたは打込金
棒の着脱作業を機械化し省力化する手段は永年の
要望であつた。
このところから、先に実開昭58−27341号に示
す如き開孔用ロツド繋合装置が考案され、この装
置について、ロツドの自動着脱が可能とされた。
しかし、この繋合装置はロツド着脱の自動化とい
う所期の目的が達成できるが、構造的にやや複雑
であつて、その自動着脱機構にやや無理があり、
かじり等のトラブルが発生し、耐久性の点でやや
劣るところに欠点がある。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上記欠点を解決することを目的とし、
具体的には、構造的にコンパクトであつて機構的
にも無理がなくロツドが繋合でき、耐久性もきわ
めて高いロツド繋合装置を提案することを目的と
する。
〈考案の構成〉 問題点を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本考案は開孔機ドリフタ先端部に固
設されるソケツト中の開孔用各種ロツドの係止用
切欠きに対してこのソケツトの係止孔を介してコ
ツタを差込んでこのコツタを前記ソケツトに装着
する出銑口開孔用ロツド繋合装置において、前記
ソケツトの外周にソケツト軸方向に移動可能にス
リーブを設ける一方、一端に斜面を設けた前記コ
ツタを前記ソケツト軸直角方向に移動可能に設
け、前記スリーブの一端に前記斜面と当接するよ
う配設されたガイドと前記斜面とによつて一対の
カムを形成させ、このカム機構によりスリーブの
移動をコツタの移動に変換し、前記コツタをロツ
ドの係止用切欠きに差込み係合させることを特徴
とする。
そこで、これら構成につき図面によつて更に詳
しく説明すると、次の通りである。
なお、第1図は本考案の一つの実施例に係る繋
合装置が取付けられた開孔機の側面図であり、第
2図は第1図のA部分の拡大図であり、第3図は
第2図の矢視B−B線上の断面図であり、第4図
は本考案の一つの実施例に係る繋合装置の錐付ロ
ツドまたは打込金棒の繋合状態を示す断面図であ
り、第5図は第4図の矢視C−C方向からの断面
図であり、第6図は第4図の矢視D−D方向から
の断面図である。第7図、第8図は実施例におけ
る繋合状態、第5図、第6図に対する繋合解除状
態を示す断面図である。
まず、第1図、第2図ならびに第3図において
符号5はガイドチヤンネルを示し、このガイドチ
ヤンネル5にはローラ8を介して開孔機のドリフ
タは吊下げられ、開孔作業時にはローラ8を転動
させ開孔機は前進し、終了時には開孔機は後退す
る。開孔機の上部ならびにガイドチヤンネル5の
一部にはそれぞれ突起10ならびにストツパ11
を取付け、開孔機を後退させるときに、突起10
とストツパ11とが係合されるまで後退できるよ
う構成されている。
この構成の開孔機において開孔用のロツド2は
すでに説明した如くソケツト6に挿入され、第4
図に示す如く、コツタ12がロツド2の係止用切
欠き2aに差込まれてロツド2は開口機に装着さ
れる。
すなわち、錐付ロツドおよび打込金棒等の各種
ロツド2の端部は第9図に示すように係止用とし
て切欠き2aが形成されており、この切欠き2a
にコツタ12を噛み合わせることでドリフタ3か
らの回転力および引抜力が伝達できる。この場
合、本考案においてはコツタ12の噛み込みや、
その取外し等の各動作を第5図、第7図に示す如
くコツタ12に溝12aを設け、コツタ12をソ
ケツト6内に設けたガイド孔6a内を移動させ
て、溝12aがソケツト6の孔に一致するか否か
により、噛み込み若しくは取外しを行なう。ま
た、コツタ12を自動的に移動させるため、コツ
タ12の端部には斜面12bを設け、コツタ12
の他端と、ソケツト6内のガイド孔6aの延長上
に設けたバネ収納溝18の間にバネ17を内装さ
せる。なお、コツタ12の斜面12b側端面には
切欠きを設け、バネ17の反力を受けてもソケツ
ト6に設けたストツパ16により止められ脱落防
止されている。ソケツト6のドリフタシヤンクロ
ツド3側の外周には移動可能なスリーブ13を設
け、スリーブ13の突起金物19よりガイド15
を設け、ガイド15とコツタ12端部の斜面12
bとは一対のカムを構成する。スリーブ13が軸
方向ロツド2側に移動することによりガイド1
5、斜面12bの当接でコツタ12は移動して第
5図の状態から第7図の状態となつて、噛み込み
解除の状態となる。また、スリーブ13を第6図
の状態にもどせば、バネ17の反力によりコツタ
12は第7図の状態から、第5図の状態になり噛
み込み状態となる。
また、スリーブ13を自動的に移動させるため
に、スリーブ13とソケツト6との間にバネ14
を介在させる。従つて、第6図に示す如く、コツ
タ12のセツト状態ではソケツト6の外周にハメ
込まれたバネ14の反力でスリーブ13がドリフ
タシヤンクロツド3側へ引張られ、この状態で
は、ロツド2とソケツト6とは繋合状態となつて
いる。繋合を解除するにはスリーブ13の突起金
物19を突設し、この突起金物19を別途開孔機
ドリフタ支持兼ガイドレール用のガイドチヤンネ
ル5に懸架された解除金物7に当接させ、スリー
ブ13を強制的に反ドリフタ3側へ移動すること
で、コツタ12はガイド15、斜面12bが構成
されるカムによつて、バネ収納溝18側に移動
し、第7図に示す如く繋合は解除される。解除金
物7はガイドチヤンネル5にローラ8を介して懸
架されており、ドリフタ側と同様な構造で懸架さ
れている。ドリフタ側と解除金物はバネ9を介し
接続されており、ドリフタの移動とともに移動す
る。解除金物7の上部には突起10を設けさらに
ガイドチヤンネル側にもストツパ11を設けるこ
とで、この両者が接した後もドリフタを後退させ
れば、ドリフタシヤンクロツド3側に固設された
ソケツト6は後退するが解除金物7は移動せず、
スリーブ13と当りソケツト6との相対変位を起
こす。この解除金物7とドリフタ側の懸架装置も
相対的にスキマを生じ、バネ9の圧縮変位で吸収
させる。
実施例 そこで、上記構成の繋合装置の使用態様を説明
すると、次の通りである。
錐付ロツドや打込金棒等を装着する場合には、
まず、開孔機ドリフタを後退させ、解除金物7と
スリーブ13を当接させ、コツタ12をソケツト
6のバネ収納溝18側によせておき、コツタ12
の溝12aとソケツト6の孔とは一致させて、ロ
ツド2がソケツト6に装着可能な状態とする。
そこで、開孔機下へ錐付ロツドまたは打込金棒
を持上げ、これらロツドはセンタリング装置20
で把まれソケツト6へ装入される。ドリフタ3の
退避状態を緩めることで、スリーブ13内に内装
されたバネ14の反力により、スリーブ13がソ
ケツト6と相対変位をし、バネ17の反力によつ
て、コツタ12はガイド15の方へ移動する。
ドリフタシヤンクロツド3を寸動回転させるこ
とで錐付ロツド2または打込金棒2の切欠き2a
にコツタ12がはまり込む。この寸動回転はコツ
タ12とロツド2または打込金棒2の面合わせを
目的とするものである。ドリフタシヤンクロツド
3の回転と錐付ロツド2または打込金棒2が同一
回転数となつたら装着が完了したことになり、セ
ンタリング装置20は退避し開孔作業に移る。脱
装については錐付ロツド2または打込金棒2を繋
合した状態でドリフタを後退させ、解除金物7と
スリーブ13の作用によりコツタ12を錐付ロツ
ド2または打込金棒2の切欠き2aでの繋合を解
除させ退避させる。センタリング装置20を稼動
させ、使用済の錐付ロツド2または打込金棒2を
把ませ、反ドリフタ側へ引抜く。これで脱装が完
了したことになり別手段にて使用済の錐付ロツド
2または打込金棒2をセンタリング装置20から
受けとり撤去する。
〈考案の効果〉 以上詳しく説明した通り、本考案は開孔用各種
ロツドを係止するコツタをカム機構によつてソケ
ツト軸直角方向に移動自在に構成し、コツタの移
動位置によつて、ソケツトとロツドの繋合、繋合
解除を実現させる。しかも、ソケツトの移動によ
りコツタが移動し、各種ロツドの着脱はきわめて
容易に行なうことができる。
また、コツタとソケツトの間ならびにソケツト
とスリーブの間にはそれぞれバネを介在させ、コ
ツタの移動やスリーブのドリフタ方向への後退を
バネの反力によつて行なうため、簡単な機構によ
り着脱は全く自動化でき、しかも、その機構に全
く無理がなく、耐久性が大巾に向上する。
従つて、従来重筋作業で危険であつたロツドの
交換作業は容易に自動化され、作業改善効果は極
めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一つの実施例に係る繋合装置
が取付けられた開孔機の側面図、第2図は第1図
のA部分の拡大図、第3図は第2図の矢視B−B
線上の断面図、第4図は本考案の一つの実施例に
係る繋合装置を示す断面図、第5図は第4図の矢
視C−C方向からの断面図、第6図は第4図の矢
視D−D方向からの断面図、第7図ならびに第8
図は実施例における繋合状態第5図、第6図に対
する繋合解除状態を示す断面図、第9図は従来例
の繋合装置の縦断面図、第10図は開孔用の各種
ロツドの一例の一部の斜視図、第11図は従来例
の繋合装置のソケツトの斜視図、第12図はその
コツタの一例の斜視図である。 符号1……ソケツト、1a……係止孔、2……
ロツド、打込金棒、2a……係止用切欠き、3…
…ドリフタシヤンクロツド、4……コツタ、5…
…ガイドチヤンネル、6……ソケツト、6a……
ガイド孔、7……解除金物、8……ローラ、9…
…バネ、10……突起金物、11……ストツパ、
12……コツタ、12a……溝、12b……斜
面、13……スリーブ、14……バネ、15……
ガイド、16……ストツパ、17……バネ、18
……バネ収納溝、19……スリーブ突起金物、2
0……センタリング装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開孔機ドリフタ先端部に固設されるソケツト中
    の開孔用各種ロツドの係止用切欠きに対してこの
    ソケツトの係止孔を介してコツタを差込んでこの
    コツタを前記ソケツトに装着する出銑口開孔用ロ
    ツド繋合装置において、前記ソケツトの外周にソ
    ケツト軸方向に移動可能にスリーブを設ける一
    方、一端に斜面を設けた前記コツタを前記ソケツ
    ト軸直角方向に移動可能に設け、前記スリーブの
    一端に前記斜面と当接するよう配設されたガイド
    と前記斜面とによつて一対のカムを形成させ、こ
    のカム機構によりスリーブの移動をコツタの移動
    に変換し、前記コツタをロツドの係止用切欠きに
    差込み係合させることを特徴とする出銑口開孔用
    ロツド繋合装置。
JP10308485U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH0136901Y2 (ja)

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JPS6211152U JPS6211152U (ja) 1987-01-23
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