JPH0136848Y2 - - Google Patents

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JPH0136848Y2
JPH0136848Y2 JP11303784U JP11303784U JPH0136848Y2 JP H0136848 Y2 JPH0136848 Y2 JP H0136848Y2 JP 11303784 U JP11303784 U JP 11303784U JP 11303784 U JP11303784 U JP 11303784U JP H0136848 Y2 JPH0136848 Y2 JP H0136848Y2
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rotation
shaft
spindle shaft
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sensor
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JP11303784U
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JPS6128764U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、多層巻巻線機における巻線数制御
装置の改良に関する。
この考案の目的は、多種類の線材を様々な巻数
に巻線する多層巻巻線作業を一台の巻線機により
行なう場合に、作業者の記憶に頼つては巻線数を
間違えて不良品を出すことも屡々発生し、他方、
巻線機の巻線数制御を高額なコンピユータにより
行なう場合には製品コストが高くなる欠点があ
る。本考案はこのような欠点を解消し、実用性の
高い巻線機における巻線数制制御装置を工夫した
もので、装置の構成を頗る簡単にし低廉化を図る
と共に、巻線数設定切換操作も迅速且つ、容易で
誤操作作が少なく高能率化を図れるように成して
いる。
上記目的を達成すべく工夫せる本考案は、被巻
線体を比較的高速回転すべく脱着可能に軸着する
スピンドル軸5と比較的低速回転する検知軸6と
を所定の減速比をもつて連動構成し、前記検知軸
6には制御回転数設定円盤9を該軸6と一体的に
回転すべく着脱可能に装着し、該制御回転数設定
円盤9には所定の始動地点9a1,9b1,9c1,9
d1から所望する前記スピンドル軸5の回転数にに
比例する前記検知軸6の回転角終点にそれぞれ回
転終点指標9a2,9b2,9c2,9d2を印示し、他
方、機体1には該制御回転数設定円盤9の回転終
点指標9a2,9b2,9c2の通過を順次検知するセ
ンサー11を非回転装着し、該センサー11の回
転終点指標9a2,9b2,9c2の通過検知により前
記スピンドル軸5の回転を停止すべく成し、而し
て前記制御回転数設定円盤9に印示せる回転終点
指標9a2,9b2,9c2の位置を前記センサー11
により感知しスピンドル軸5の回転を停止させて
巻数を多段に制御すべく構成してあることを特徴
とするものである。
本考案の構成に就いてさらに詳述すれば、1は
本考案を実施せる巻線機Aの機体で、2は前記機
体1の下方に装設せる電動機で、3は該電動機の
慣性回転制動用のクラツチブレーキで、4はウオ
ーム減速機である。
図面の実施例装置においては、前記電動機2の
出力軸が被巻線体を脱着可能に軸着するスピンド
ル軸5とする。6はウオーム軸を延長せる検知軸
である。該検知軸6と前記スピンドル軸5は伝導
帯7,8及びクラツチブレーキ3、減速機4から
なる動力伝達機構を介して所定の減速比(実施例
装置においてはスピンドル軸の1回転に対し検知
軸6が60分の1回転)をもつて連動すべく構成す
る。
9は制御回転数設定円盤である。該制御回転数
設定円盤9は前記検知軸6に該軸6と一体的に回
転すべく袋ナツト10により螺着する。該制御回
転数設定円盤9には該円盤9の回転中心から半径
方向に適宜の間隔を置いた多数の円心円9a,9
b,9c,9d上に、所望する前記スピンドル軸
5の回転数に比例する前記検知軸9の回転角終点
にそれぞれ回転終点指標(実施例装置においては
透光穴)9a2,9b2,9c2,9d2を印示(穿設)
する。そして、実施例装置においては、第1行程
始動地点9a1は最も内方にある円9aの△印地点
9a1を任意に設定し、これより135゜右回りした該
円9aの位置に回転終点指標(透光穴)9a2を印
示(穿設)した。これによつてスピンドル軸5は
前記検知軸6の回転角度135゜を360゜で除した値に
60(減速比)を乗じた値、即ち、22.5回転すべく
設定したことになる。次に第2行程は、該指標
9a2の放射延長線とさらに外方にある円(仮想)
9bとの交点を始動地点9b1とし、これより180゜
右回りした該円9bの位置に回転終点指標(透光
穴)9b2を印示(穿設)し、これは前記と同様の
計算によりスピンドル軸5を次回には30回転すべ
く設定したことになる。このような方法により9
c2,9d2をさらに設定する。この実施例において
は四段階の回転数を設定している。
他方、機体1には該制御回転数設定円盤9の回
転終点指標9a2,9b2,9c2,9d2の各位置を外
方に順次検知し前記スピンドル軸5の駆動用電動
機1の動力を遮断すべく成すセンサー11,1
1,11,11を装着する。実施例装置において
は、上下の投光器11aと受光器11bからなる
センサー11を各4個別々に設けているが、1個
のセンサーを外方に向け移行するように構成して
も良い。そして該センサー11の検知による駆動
用電動機1の動力を遮断する方法に就いて、実施
例装置においては駆動用電動機1への電気を遮断
する方法を採用しているが、他の方法、例えば機
械断続器を作動させるなど適宜に選択採用して勿
論良い。又、制御回転数設定円盤9への始動地点
と回転終点指標の設定による回転角設定に際して
は動力遮断後のスピンドル軸5の制止回転角を考
慮する必要がある。
尚、実施例装置において、回転終点指標9a2
9b2…の検知による回転停止状態を再び回転始動
させる場合には図示していないが、手動の始動用
押ボタンスイツチなどを作動させて順次始動させ
る。又該当するセンサー11,11…の選択は内
方より外方へ順次行なうに成す。
そして、本考案装置を用いる場合に先ず予め巻
線工程における所望段数と各段数毎の所望巻数
(スピンドル軸5の回転数)を前述の如く設定せ
る制御回転数設定円盤9を始動地点を位置合せし
て前記検知軸6に装着する。次に作業者は被巻線
体を前記スピンドル軸5に装着し、巻線を被巻線
体に軽く巻き付ける。この時にセンサー11は第
1工程(最も内円9aの回転終点指標9a2)の設
定回転数を感知し得るものが感知可能状態にある
ことを確認する。この確認後、作業者は始動用押
ボタンスイツチを押釦し駆動用電動機1を回転さ
せ、被巻線体に巻線が行なわれる。この時駆動用
電動機1に連動せる検知軸6も60分の1の減速比
をもつて減速回転する。そして該検知軸6の回転
角が所定値に達したことをセンサー11が感知す
ると前記駆動用電動機1はその回転角の60倍分回
転し動力遮断される。この動力遮断と共にクラツ
チブレーキ3が制動作用し瞬時にスピンドル軸5
の慣性回転を阻止し停止される。この時同様に検
知軸6の回転も停止する。次に作業者は第2工程
に用いる別種の巻線を巻線体に巻き付ける。そし
て、適宜の電気制御装置により第2工程感知用の
センサー11を感知可能状態にする。次に作業者
は始動用押ボタンスイツチを押釦し前工程と同様
に巻線作業を行なう。こうした作業を第3工程、
第4工程でも繰り返す。
而して、前記制御回転数設定円盤9の回転終点
指標9a2,9b2,9c2,9d2相互間の回転角を前
記センサー11の感知により前記スピンドル軸5
の回転数を多段(多工程)に亘つて制御すべく構
成する。
本考案における前記制御回転数設定円盤9を多
数種揃えることにより、多様な巻線工程における
巻線工程数と各工程における巻数を自在に制御出
来る。
以上の如き本考案によれば、多種多様な巻線作
業(巻線の種別による工程数の相違、巻線数の相
違)を多種類の制御回転数設定円盤9の交換とい
う単純な作業により所望の巻線数得られ、ロツド
換えに伴なう作業の迅速さ及び軽便さに富み、作
業能率の向上、切換作業に伴なう過誤の発生が殆
んどなく正確さに富み不良発生を著しく減少させ
得る。
又、制御回転数設定円盤9の製作コストは極め
て低く、電子計算機などによる制御に比べて設備
費が極めて少なく、巻線作業コストも低減でき経
済的であるなど、その実用的効果は甚大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の一実施例を示したもので、
第1図は巻線機の正断面図、第2図は制御回転数
設定用円盤の斜視図である。 図面の主な符号の説明、1……巻線機の機体、
5……スピンドル軸、6……検知軸、9……制御
回転数設定円盤、9a2,9b2,9c2,9d2……回
転終点指標。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被巻線体を比較的高速回転すべく脱着可能に軸
    着するスピンドル軸5と比較的低速回転する検知
    軸6とを所定の減速比をもつて連動構成し、前記
    検知軸6には制御回転数設定盤9を該軸6と一体
    的に回転すべく着脱可能に装着し、該制御回転数
    設定盤9には所定の始動地点9a1,9b1,9c1
    9d1から所望する前記スピンドル軸5の回転数に
    比例する前記検知軸6の回転角終点にそれぞれ回
    転終点指標9a2,9b2,9c2,9d2を印示し、他
    方、機体1には該制御回転数設定盤9の回転終点
    指標9a2,9b2,9c2の通過を順次検知するセン
    サー11を非回転装着し、該センサー11の回転
    終点指標9a2,9b2,9c2の通過検知により前記
    スピンドル軸5の回転を停止すべく成し、而し
    て、前記制御回転数設定盤9に印示せる回転終点
    指標9a2,9b2,9c2の位置を前記センサー11
    により感知しスピンドル軸5の回転を停止させて
    巻数を多段に制御すべく構成してあることを特徴
    とする多層巻巻線機における巻線数制御装置。
JP11303784U 1984-07-24 1984-07-24 多層巻巻線機における巻線数制御装置 Granted JPS6128764U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11303784U JPS6128764U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 多層巻巻線機における巻線数制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11303784U JPS6128764U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 多層巻巻線機における巻線数制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6128764U JPS6128764U (ja) 1986-02-20
JPH0136848Y2 true JPH0136848Y2 (ja) 1989-11-08

Family

ID=30672074

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11303784U Granted JPS6128764U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 多層巻巻線機における巻線数制御装置

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JP (1) JPS6128764U (ja)

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JPS6128764U (ja) 1986-02-20

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