JPH0136527B2 - - Google Patents

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JPH0136527B2
JPH0136527B2 JP21786983A JP21786983A JPH0136527B2 JP H0136527 B2 JPH0136527 B2 JP H0136527B2 JP 21786983 A JP21786983 A JP 21786983A JP 21786983 A JP21786983 A JP 21786983A JP H0136527 B2 JPH0136527 B2 JP H0136527B2
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JP
Japan
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cast steel
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toughness
rare earth
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JP21786983A
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JPS60110809A (ja
Inventor
Tetsuo Sato
Takayuki Morioka
Akio Kimijima
Koji Baba
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NIPPON CASTING CO Ltd
Original Assignee
NIPPON CASTING CO Ltd
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  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、例えば橋梁のような大気腐食環境
下の構造部材に適した、高靭性および高耐候性を
有する鋳鋼の製造方法に関するものである。 一般に、JISのSC46またはSC49の規格値に相
当する安価な耐候性鋳鋼として、耐候性の付与に
もつとも効果のあるPと、CuおよびCrとを、適
量の範囲で含有させたP−Cu−Cr系鋳鋼が知ら
れている。 しかしながら、上記の含P鋳鋼には、Pのミク
ロおよびマクロ偏析に起因する脆化促進作用およ
び表層柱状晶域での方向性のために、その吸収エ
ネルギー(2mmVノツチ、0℃シヤルピー衝撃
値。以下同じ。)が2.8Kg・m以下であつて、靭性
が低い問題がある。 本発明者等は、上述した問題を解決し、高靭性
を有し且つ耐候性に優れた鋳鋼の製造方法を開発
すべく鋭意研究を重ねた。 従来のP−Cu−Cr系鋳鋼は、Pが切欠靭性を
著しく阻害する元素であるために、パーライトお
よび介在物などの第二相が、靭性に悪影響を及ぼ
し、特にパーライト量が少ない低C含P鋳鋼の場
合には、介在物の形態、分布および量などによつ
て靭性が著しく左右される。そして、Pは凝固偏
析の大きい元素であるために、介在物とPの偏析
との相互作用の影響は、特に著しいと考えられ
る。 更に、従来の上記鋳鋼は、Al脱酸処理によつ
て、硫化物がPの濃化の著しい樹枝状晶の枝の間
および結晶粒界に析出する傾向があり、しかも低
Cのために、切欠効果を持つた型硫化物が析出
する傾向を有しているので、硫化物とP偏析との
相互作用は特に大きく、靭性値を著しく低くさせ
ていた主原因であると考えられる。 そこで、本発明者等は、耐候性促進元素である
P、CuおよびCrを、従来のP−Cu−Cr系鋳鋼と
同一の範囲で含有させ、C、Si、MnおよびSの
含有量を特定の範囲に限定した成分組成となし、
且つ、脱酸剤として、特定範囲のAlと、希土類
元素およびCaの少なくとも1つとを使用して複
合脱酸を行なうことにより、高靭性を有し且つ耐
候性に優れた鋳鋼が得られることを知見した。 この発明は、上記知見に基いてなされたもので
あつて、 C:0.11〜0.16wt.%、 Si:0.25〜0.50wt.%、 Mn:0.60〜1.00wt.%、 P:0.080〜0.150wt.%、 S:0.010wt.%以下、 Cu:0.30〜0.60wt.%、 Cr:0.45〜0.85wt.%、 残り:Feおよび不可避不純物、 からなる鋳鋼を、脱酸剤として、Alを0.08〜
0.12wt.%と、希土類元素およびCaの少なくとも
1つを0.10〜0.20wt.%使用して、複合脱酸するこ
とに特徴を有するものである。 次に、この発明において、鋳鋼の成分組成範囲
を上述のように限定した理由を説明する。 (1) C Cは、耐候性には影響がないので、高靭性化
およびPの凝固偏析低減のためには含有量の低
い方が望ましく、その含有量が0.16wt.%を超
えると靭性の低下を招く。一方、Cの含有量が
0.11wt.%未満では、脱酸不良となり且つ脱硫
が行なわれにくくなる。従つて、Cの含有量
を、0.11から0.16wt.%の範囲内に限定した。 (2) Si Siは、脱酸のために必要な元素であるが、そ
の含有量が0.50wt.%を超えると、靭性の低下
を招く。一方、Siの含有量が0.25wt.%未満で
は、脱酸不良となる。従つて、Siの含有量を、
0.25から0.50wt.%の範囲内に限定した。 (3) Mn Mnは、脱酸および靭性改善のために必要な
元素であり、靭性改善効果は、Mn/C比が大
きいほど良い。しかしながら、Mnの含有量が
1.00wt.%を超えると、強度が大になり過ぎて
靭性の低下を招く。一方、Mnの含有量が
0.60wt.%未満では上述した作用に所望の効果
が得られない。従つて、Mnの含有量を、0.60
から1.00wt.%の範囲内に限定した。 (4) S Sは、吸収エネルギーを下げるので、できる
だけその含有量が少ない方が望ましい。即ち、
この発明における鋳鋼の高靭性化は、主に介在
物の制御(球状化および均一分散化)によつて
達成されるのであり、S量が少ないほど上記制
御が効果的に行なわれる。第1図は下記第1表
に示す成分組成と脱酸条件により製造された鋳
鋼の吸収エネルギーを示すグラフである。第1
図から明らかなように、Sの含有量が0.10wt.
%を超えると、吸収エネルギーは顕著に低下す
る。従つて、Sの含有量を、第1図に基き通常
の製鋼法によつて比較的安価に且つ無理なく低
減し得る0.10wt.%以下に限定した。 (5) P、Cu、Cr P、CuおよびCrは、耐候性を促進させるた
めに必要な元素である。従つて、耐候性に何ら
の影響
【表】
【表】 が生じないように、その含有量を、従来のP−
Cu−Cr系鋳鋼と同じく、Pは0.080から
0.150wt.%の範囲内、Cuは0.30から0.60wt.%の
範囲内、Crは0.45から0.80wt.%の範囲内にそ
れぞれ限定した。即ち、P、CuおよびCrの含
有量が上記各々の範囲の下限未満では耐候性が
十分ではなく、一方、P、CuおよびCrの含有
量が上記各々の範囲の上限を超えても、それ以
上添加量に見合つた耐候性は向上せず、逆に靭
性が低下する問題が生ずる。 次に、脱酸剤として、Alと、希土類元素およ
びCaの少なくとも1つとを、上述のように限定
した理由について説明する。 (a) Al Alは、脱酸および複合添加する希土類元素
およびCaの少なくとも1つによる介在物の制
御のために不可欠な元素である。しかしなが
ら、その添加量が0.08wt.%未満では、上記作
用に所望の効果が得られず、一方、その添加量
が0.12wt.%を超えると非金属介在物が多くな
る問題が生ずる。従つて、Alの添加量を、0.08
から0.12wt.%の範囲内に限定した。 (b) 希土類元素およびCa 希土類元素およびCaは、Alと複合して、介
在物を球状且つ均一分散化させ、介在物の影響
を軽減させる効果を有する。その添加は、希土
類元素およびCaの何れかでもまたは両者を複
合してもよい。第2図は下記第2表に示す成分
組成を有する鋳鋼に対し、脱酸剤としてAlを
0.10wt.%添加すると共に、希土類元素および
Caを、その量を変化させて添加したときの吸
収エネルギーを示すグラフである。
【表】 第2図において、〇印は希土類元素とCaとを
複合添加した場合(但し希土類元素は0.057wt.%
で一定)、△印はCaを添加した場合、×印は希土
類元素を添加した場合である。第2図から明らか
なように、希土類元素およびCaの少なくとも1
つの添加量を0.05wt.%以上にすると吸収エネル
ギーを増加させることができるが、その効果が不
安定であり、0.10wt.%以上の添加によつて吸収
エネルギーの増加を安定させることができる。一
方、希土類元素およびCaの少なくとも1つの添
加量が0.20wt.%を超えると、非金属介在物が多
くなる問題が生ずる。従つて、希土類元素および
Caの少なくとも1つの添加量を、0.10〜0.20wt.
%の範囲内に限定した。 上述したように、この発明においては、脱酸剤
として、所定範囲のAlと、希土類元素およびCa
の少なくとも1つとを複合添加することによつ
て、鋼中の比較的小型の介在物を球状且つ均一分
散化させることができる。従つて、介在物の影響
は軽減され、しかも、凝固組識の微細化によりP
のミクロおよびマクロ偏析が軽減されるので、前
述した硫化物とP偏析との相互作用は解消され靭
性を顕著に向上させることができる。 また、この発明方法によれば、S量の規制と複
合脱酸とによつて、遷移温度の降下作用が生ずる
ので、この作用と、前述した吸収エネルギーの増
加作用との相乗効果によつて、顕著な靭性改善効
果を挙げることができる。 次に、この発明を、実施例により更に説明す
る。 第3表は、この発明の実施例No.1〜3と、比較
例No.1〜7および従来例No.1、2の化学成分組成
と脱酸剤添加量、および、その機械的性質並びに
吸収エネルギーであり、第3図はそれぞれの引張
り強さと吸収エネルギーを示したグラフである。
第3図において、〇印はこの発明の実施例No.1〜
3を、●印は比較例No.1〜3を、△印は比較例No.
4〜6を、■印は比較例No.7を、そして、×印は
従来例No.1〜2を夫々示す。 第3表および第3図において、比較例No.1〜3
は複合脱酸を行なつているがS量が本発明の範囲
より多く、比較例No.4〜6は成分組成が本発明の
範囲内ではあるが脱酸剤としてAlのみを使用し、
そして、比較例7は複合脱酸を行なつているがC
量およびS量が本発明の範囲より多い例である。
【表】 また、従来例1および2は、C量およびS量が
本発明の範囲より多く且つ脱酸剤としてAlのみ
を使用した例である。なお、機械的性質は、950
℃で5時間焼なましした後、920℃で2時間焼な
らしし空冷した後の性質である。 第3表および第3図に示した如く、S量が本発
明の範囲より多いと、複合脱酸を行なつても吸収
エネルギーは低く、また、成分組成が本発明の範
囲内であつてもAlのみの脱酸では吸収エネルギ
ーを高めることはできなかつた。そしてC量およ
びS量が本発明の範囲より多いと、複合脱酸する
と否とにかかわらず吸収エネルギーは一段と低下
した。これに対して、成分組成を前述した本発明
の範囲内とし且つ前述した条件で複合脱酸処理を
行なつた実施例1〜3の場合は、靭性に及ぼすパ
ーライト量と介在物との相関関係によつて、吸収
エネルギーは極めて高く、靭性を顕著に改善する
ことができた。 第4表は、更に従来のP−Cu−Cr系鋳鋼およ
びCu−Cr系鋳鋼と、本発明鋳鋼の機械的性質お
【表】
【表】 び0℃シヤルピー吸収エネルギーの比較である。 第4表からも明らかなように、本発明方法によ
り製造された鋳鋼(実施例1)は、従来のP−
Cu−Cr系鋳鋼(従来例3)およびCu−Cr系鋳鋼
(従来例4)と比較してその靭性が顕著に改善さ
れた。 この発明において脱酸剤の複合添加は、前述し
た化学成分を有する鋳鋼の出鋼時に、0.08〜
0.12wt.%のAlを添加して脱酸した後、更に取鍋
中に希土類元素およびCaの少なくとも1つを0.10
〜0.20wt.%添加することにより行なつた。 以上述べたように、この発明の方法によれば、
含P鋳鋼において実用上重要な意味を持つ、Pの
ミクロおよびマクロ偏析に起因する脆化の促進お
よび表層柱状晶域での方向性が軽減され、靭性を
著しく向上させることができ、しかも、耐候性は
従来のP−Cu−Cr鋳鋼と同等またはそれ以上で、
且つ、ガス欠陥および鋳造割れを防止することが
でき、安価で容易に製造することができる等、工
業上優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はS含有量と吸収エネルギーとの関係を
示すグラフ、第2図は希土類元素およびCaの添
加量と吸収エネルギーとの関係を示すグラフ、第
3図は本発明の実施例、比較例および従来例の吸
収エネルギーと引張り強さとの関係を示すグラフ
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 C:0.11〜0.16wt.%、 Si:0.25〜0.50wt.%、 Mn:0.60〜1.00wt.%、 P:0.080〜0.150wt.%、 S:0.010wt.%以下、 Cu:0.30〜0.60wt.%、 Cr:0.45〜0.85wt.%、 残り:Feおよび不可避不純物、 からなる成分組成の鋳鋼を溶製し、その溶製過程
    において、Alを0.08〜0.12wt.%と、希土類元素
    およびCaの少なくとも1つを0.10〜0.20wt.%使
    用して複合脱酸処理を行なうことを特徴とする、
    高靭性および高耐候性を有する鋳鋼の製造方法。
JP21786983A 1983-11-21 1983-11-21 高靭性および高耐候性を有する鋳鋼の製造方法 Granted JPS60110809A (ja)

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WO1997036010A1 (fr) * 1996-03-25 1997-10-02 Kawasaki Steel Corporation Procede de production d'acier calme a l'aluminium exempt d'agglomerats

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