JPH0135665Y2 - - Google Patents
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- JPH0135665Y2 JPH0135665Y2 JP10787882U JP10787882U JPH0135665Y2 JP H0135665 Y2 JPH0135665 Y2 JP H0135665Y2 JP 10787882 U JP10787882 U JP 10787882U JP 10787882 U JP10787882 U JP 10787882U JP H0135665 Y2 JPH0135665 Y2 JP H0135665Y2
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- steel
- livestock
- corrosion
- livestock housing
- facilities
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Description
本考案は鉄骨構造の畜舎及び鋼製畜舎施設に使
用する防錆、防蝕処理鋼材に関するものである。 畜舎及び畜舎内施設における使用材料として
は、古くより木材が広く採用されてきているが、
近年、安価で品質、特性の優れている鋼材の使用
が普及してきている。しかしながら鉄にとつて最
大の問題である腐蝕が他の用途以上に畜舎内では
激しく、鋼材の使用をためらう農家や施工業者が
多く、鋼材に対する評価が低いのが実状である。 畜舎及び畜舎内施設用鋼材における腐蝕は表−
1に示す原因が考えられ、畜舎内では牛舎の例で
表−2に示すように腐蝕の程度によりA,B,
C,Dの4区分に分かれていることが観察されて
いる。これを畜舎内側面の断面で見れば第1図の
ようになつている。此の図は標準的な鉄骨造りの
牛舎側面断面図で、図中1は柱、2は梁、3は屋
根、4は内柵、5は柱立上り部コンクリート、6
は糞尿溝蓋、7は飼槽、8はウオーターカツプ、
9は牛、10は床である。 また、従来から行われている防蝕対策としては
表−3に示すような対策がとられている。
用する防錆、防蝕処理鋼材に関するものである。 畜舎及び畜舎内施設における使用材料として
は、古くより木材が広く採用されてきているが、
近年、安価で品質、特性の優れている鋼材の使用
が普及してきている。しかしながら鉄にとつて最
大の問題である腐蝕が他の用途以上に畜舎内では
激しく、鋼材の使用をためらう農家や施工業者が
多く、鋼材に対する評価が低いのが実状である。 畜舎及び畜舎内施設用鋼材における腐蝕は表−
1に示す原因が考えられ、畜舎内では牛舎の例で
表−2に示すように腐蝕の程度によりA,B,
C,Dの4区分に分かれていることが観察されて
いる。これを畜舎内側面の断面で見れば第1図の
ようになつている。此の図は標準的な鉄骨造りの
牛舎側面断面図で、図中1は柱、2は梁、3は屋
根、4は内柵、5は柱立上り部コンクリート、6
は糞尿溝蓋、7は飼槽、8はウオーターカツプ、
9は牛、10は床である。 また、従来から行われている防蝕対策としては
表−3に示すような対策がとられている。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
これらの対策のうちで現状の畜産農家で一般的
には、畜舎建設時の構造面では、標準設計技術資
料が広く流布されていることから、充分対策が取
られているが、部材の選択に当つては、経済性の
点で、比較的安価な油性塗装を全体に行なつた塗
装鋼材か、もしくは、亜鉛系のメツキ鋼材を使用
し、補修作業を2〜3年おきに行なつて、部分的
に腐食の激しい所に対策を施しているというのが
実状である。鉄骨造畜舎の耐用年数は約15〜20年
であるが、その内部の鋼製施設類は、4〜5年程
度で取替えが必要なものが多く、極めて短期間で
減価償却を要したり、補修に費用と労働を多く費
す、など生産コストの上昇を余儀なくされてい
る。 本考案は、前記従来の欠点を除去することを目
的として、畜舎及び畜舎内施設に使用される鋼材
の腐食環境要因に対応して、それぞれの部分毎に
最適な防食処理をその構成部材自体に、畜舎建家
耐用年数と同じ期間、ほとんど補修に費用と労力
を要することなく、維持・使用できる程度の最少
限施した部分防食処理鋼材の考案であり、以下そ
の構成を実施例に示す図面について説明する。 第2図及び第3図は角形鋼管を母材として防蝕
構造の畜舎柱材とした一実施例の使用状態及び部
分断面を示すもので、角形鋼管11の黒皮をシヨ
ツトブラストで前処理し、前記第1図及び表−2
に示された如く畜舎柱材1として使用される角形
鋼管11の地中埋設部を含む床10から約150mm
迄の高さの範囲Aに相当する部分(1−a)及び
床10から約150〜500mm迄の高さの範囲Bに相当
する部分(1−b)の表面にはジンクリツチペイ
ント塗膜12を形成し、これら塗膜12の上並び
に床10から約500〜1500mmの高さ範囲Cに相当す
る部分(1−c)の前処理された表面にわたり、
エポキシ樹脂系粉体塗装塗膜13を形成して被覆
し、更に処理部分(1−a)(1−b)及び(1
−c)のエポキシ樹脂系粉体塗装塗膜13の上面
と、床10より約1500mm以上の高さの範囲Dに相
当する黒皮をシヨツトブラストで前処理した部分
(1−d)の表面とにわたり、アクリル樹脂系、
エポキシ樹脂系、ポリウレタン樹脂系又はポリエ
ステル樹脂系のうちの、何れか1種類、例えばア
クリル樹脂系の焼付塗装塗膜14を形成して積層
被覆し、角形鋼管11の焼付塗装塗膜14を施し
た下部埋込部を含む床10上Aの範囲にのみビニ
ル被覆体15を設け、また、角形鋼管11の鋼管
内部17の地中埋設部及び床10より約500mmの
高さまでの範囲A,Bに相当する鋼管内部(1−
d)には注入発泡により硬質ポリウレタンフオー
ム16を密着充填し内有させてなる部分防蝕鋼材
の畜舎柱材11の構造である。 このように構成することによつて、腐蝕の程度
が非常に激しい地中埋設部及び床上高さ約150mm
の範囲Aの部分は、中空の場合充塞された硬質ポ
リウレタンフオームの為に内部からの腐蝕が防止
されると共に、鋼材の黒皮を処理した表面はジン
クリツチペイント塗膜→エポキシ樹脂粉体塗装塗
膜→アクリル樹脂系焼付塗装塗膜→ビニル被覆の
4層に、次いで腐蝕のひどい範囲Bはジンクリツ
チペイント塗膜→エポキシ樹脂粉体塗装塗膜→ア
クリル樹脂系焼付塗装塗膜の3層被覆に、次いで
これより腐蝕度合が軽い床上約500〜1500mmの範
囲Cの部分はエポキシ樹脂粉体塗装塗膜→アクリ
ル樹脂系焼付塗装塗膜の2層に、更に床上高さが
1500mm以上となる範囲Dに相当する部分はアクリ
ル樹脂系焼付塗装塗膜のみ、の順で腐蝕の度合に
応じた耐水性、耐酸性、耐アルカリ性等の耐蝕性
が付与された畜舎柱材となつて、耐久性に優れた
鋼材となる。尚、鋼材の黒皮の除去は酸洗いでも
可能である。 又、第4図、第5図はこの考案を畜舎内柵に適
用した他の実施例を示すもので、亜鉛メツキ鋼管
21を溶接して地下埋設部を含み床10上約1500
mm位迄の高さに構成した畜舎内柵4は、その鋼管
21の各溶接部表面にジンクリツチペイント塗膜
12を形成し、その塗膜12及び全体の亜鉛メツ
キ層18の表面をエポキシ樹脂系粉体塗装塗膜1
3で被覆し、更に該塗装塗膜13の表面全体にア
クリル樹脂系、ポリウレタン樹脂系、エポキシ樹
脂系又はポリエステル樹脂系のうち、何れか1種
類の樹脂焼付塗装塗膜14を形成して積層被覆
し、前記地中埋設部を含む床10より約150mmま
での高さの範囲Aに相当する部分の外面にはビニ
ル被覆体15を、また鋼管内部(4−β)には注
入発泡により硬質ポリウレタンフオーム16を密
着充填し内有してなる内柵の構造で、この内柵4
の地中埋設部を含む床10上約150mm迄の範囲A
に相当する部分(4−a)、同じく床上約150〜
500mmの範囲Bに相当する部分(4−b)、及び床
上約500〜1500mm迄の高さの範囲Cに相当する部
分(4−c)の各部分は亜鉛メツキ鋼管21の表
面の亜鉛メツキ層18及び溶接部のジンクリツチ
ペイント塗膜12の上にエポキシ樹脂系粉体塗装
塗膜が、更にその上面は前記の如く樹脂焼付塗装
塗膜で鋼管母材が複数層に被覆され、又下部まわ
りの内、外面に設けた充填材及びビニル被覆体と
相俟つて、前記表−2に示された腐蝕に対し充分
保護された丈夫な、且つ耐蝕性、耐久性に優れた
畜舎用内柵が得られるものである。 これら防食処理の組み合わせは、特に腐食の激
しい下部については耐水性、耐酸性、耐アルカリ
性等の耐腐食性能が非常に優れているエポキシ樹
脂系の粉体塗装を施し、その上面及び上部には、
設置される畜舎の周囲環境や、その使用用途に応
じて耐候性、耐摩耗性、耐衝撃性、さらに母材と
の密着性及び塗料間の親和性などを充分に考慮し
て、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ポリウレ
タン樹脂系又はポリエステル樹脂系のうちどれか
1種類の焼付け塗装が施される。また処理コスト
や処理作業性も充分念頭において選択するのは、
当然のことである。 表−4に本考案実施例等の暴露試験結果を示
す。暴露試験場所は、非常に腐食が激しい条件に
ある牛舎糞尿溝で実施し、試験材は、一部糞尿に
浸漬した状態にある。
には、畜舎建設時の構造面では、標準設計技術資
料が広く流布されていることから、充分対策が取
られているが、部材の選択に当つては、経済性の
点で、比較的安価な油性塗装を全体に行なつた塗
装鋼材か、もしくは、亜鉛系のメツキ鋼材を使用
し、補修作業を2〜3年おきに行なつて、部分的
に腐食の激しい所に対策を施しているというのが
実状である。鉄骨造畜舎の耐用年数は約15〜20年
であるが、その内部の鋼製施設類は、4〜5年程
度で取替えが必要なものが多く、極めて短期間で
減価償却を要したり、補修に費用と労働を多く費
す、など生産コストの上昇を余儀なくされてい
る。 本考案は、前記従来の欠点を除去することを目
的として、畜舎及び畜舎内施設に使用される鋼材
の腐食環境要因に対応して、それぞれの部分毎に
最適な防食処理をその構成部材自体に、畜舎建家
耐用年数と同じ期間、ほとんど補修に費用と労力
を要することなく、維持・使用できる程度の最少
限施した部分防食処理鋼材の考案であり、以下そ
の構成を実施例に示す図面について説明する。 第2図及び第3図は角形鋼管を母材として防蝕
構造の畜舎柱材とした一実施例の使用状態及び部
分断面を示すもので、角形鋼管11の黒皮をシヨ
ツトブラストで前処理し、前記第1図及び表−2
に示された如く畜舎柱材1として使用される角形
鋼管11の地中埋設部を含む床10から約150mm
迄の高さの範囲Aに相当する部分(1−a)及び
床10から約150〜500mm迄の高さの範囲Bに相当
する部分(1−b)の表面にはジンクリツチペイ
ント塗膜12を形成し、これら塗膜12の上並び
に床10から約500〜1500mmの高さ範囲Cに相当す
る部分(1−c)の前処理された表面にわたり、
エポキシ樹脂系粉体塗装塗膜13を形成して被覆
し、更に処理部分(1−a)(1−b)及び(1
−c)のエポキシ樹脂系粉体塗装塗膜13の上面
と、床10より約1500mm以上の高さの範囲Dに相
当する黒皮をシヨツトブラストで前処理した部分
(1−d)の表面とにわたり、アクリル樹脂系、
エポキシ樹脂系、ポリウレタン樹脂系又はポリエ
ステル樹脂系のうちの、何れか1種類、例えばア
クリル樹脂系の焼付塗装塗膜14を形成して積層
被覆し、角形鋼管11の焼付塗装塗膜14を施し
た下部埋込部を含む床10上Aの範囲にのみビニ
ル被覆体15を設け、また、角形鋼管11の鋼管
内部17の地中埋設部及び床10より約500mmの
高さまでの範囲A,Bに相当する鋼管内部(1−
d)には注入発泡により硬質ポリウレタンフオー
ム16を密着充填し内有させてなる部分防蝕鋼材
の畜舎柱材11の構造である。 このように構成することによつて、腐蝕の程度
が非常に激しい地中埋設部及び床上高さ約150mm
の範囲Aの部分は、中空の場合充塞された硬質ポ
リウレタンフオームの為に内部からの腐蝕が防止
されると共に、鋼材の黒皮を処理した表面はジン
クリツチペイント塗膜→エポキシ樹脂粉体塗装塗
膜→アクリル樹脂系焼付塗装塗膜→ビニル被覆の
4層に、次いで腐蝕のひどい範囲Bはジンクリツ
チペイント塗膜→エポキシ樹脂粉体塗装塗膜→ア
クリル樹脂系焼付塗装塗膜の3層被覆に、次いで
これより腐蝕度合が軽い床上約500〜1500mmの範
囲Cの部分はエポキシ樹脂粉体塗装塗膜→アクリ
ル樹脂系焼付塗装塗膜の2層に、更に床上高さが
1500mm以上となる範囲Dに相当する部分はアクリ
ル樹脂系焼付塗装塗膜のみ、の順で腐蝕の度合に
応じた耐水性、耐酸性、耐アルカリ性等の耐蝕性
が付与された畜舎柱材となつて、耐久性に優れた
鋼材となる。尚、鋼材の黒皮の除去は酸洗いでも
可能である。 又、第4図、第5図はこの考案を畜舎内柵に適
用した他の実施例を示すもので、亜鉛メツキ鋼管
21を溶接して地下埋設部を含み床10上約1500
mm位迄の高さに構成した畜舎内柵4は、その鋼管
21の各溶接部表面にジンクリツチペイント塗膜
12を形成し、その塗膜12及び全体の亜鉛メツ
キ層18の表面をエポキシ樹脂系粉体塗装塗膜1
3で被覆し、更に該塗装塗膜13の表面全体にア
クリル樹脂系、ポリウレタン樹脂系、エポキシ樹
脂系又はポリエステル樹脂系のうち、何れか1種
類の樹脂焼付塗装塗膜14を形成して積層被覆
し、前記地中埋設部を含む床10より約150mmま
での高さの範囲Aに相当する部分の外面にはビニ
ル被覆体15を、また鋼管内部(4−β)には注
入発泡により硬質ポリウレタンフオーム16を密
着充填し内有してなる内柵の構造で、この内柵4
の地中埋設部を含む床10上約150mm迄の範囲A
に相当する部分(4−a)、同じく床上約150〜
500mmの範囲Bに相当する部分(4−b)、及び床
上約500〜1500mm迄の高さの範囲Cに相当する部
分(4−c)の各部分は亜鉛メツキ鋼管21の表
面の亜鉛メツキ層18及び溶接部のジンクリツチ
ペイント塗膜12の上にエポキシ樹脂系粉体塗装
塗膜が、更にその上面は前記の如く樹脂焼付塗装
塗膜で鋼管母材が複数層に被覆され、又下部まわ
りの内、外面に設けた充填材及びビニル被覆体と
相俟つて、前記表−2に示された腐蝕に対し充分
保護された丈夫な、且つ耐蝕性、耐久性に優れた
畜舎用内柵が得られるものである。 これら防食処理の組み合わせは、特に腐食の激
しい下部については耐水性、耐酸性、耐アルカリ
性等の耐腐食性能が非常に優れているエポキシ樹
脂系の粉体塗装を施し、その上面及び上部には、
設置される畜舎の周囲環境や、その使用用途に応
じて耐候性、耐摩耗性、耐衝撃性、さらに母材と
の密着性及び塗料間の親和性などを充分に考慮し
て、アクリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ポリウレ
タン樹脂系又はポリエステル樹脂系のうちどれか
1種類の焼付け塗装が施される。また処理コスト
や処理作業性も充分念頭において選択するのは、
当然のことである。 表−4に本考案実施例等の暴露試験結果を示
す。暴露試験場所は、非常に腐食が激しい条件に
ある牛舎糞尿溝で実施し、試験材は、一部糞尿に
浸漬した状態にある。
【表】
【表】
表−4の結果から明らかなように、本案実施例
の防食性能の優秀性が認められた。 以上説明したように、この考案によれば畜舎及
び畜舎内施設に使用される鋼材において使用部材
自体にあらかじめその腐食原因と部位による腐食
の形態や度合に応じて、最適の防食処理を最適の
部位にそれぞれ最少限施した部材とし使用するこ
とによつて、総合的にみて、比較的安価で万全に
防食処理を行なうことができ、畜舎建家耐用年数
と同じ期間、殆んど柱、柵等鋼材の取替や補修の
費用と労力を要することなく維持できるので畜産
農家における省力化が図れ、ひいては、生産コス
トの低減が可能となる。
の防食性能の優秀性が認められた。 以上説明したように、この考案によれば畜舎及
び畜舎内施設に使用される鋼材において使用部材
自体にあらかじめその腐食原因と部位による腐食
の形態や度合に応じて、最適の防食処理を最適の
部位にそれぞれ最少限施した部材とし使用するこ
とによつて、総合的にみて、比較的安価で万全に
防食処理を行なうことができ、畜舎建家耐用年数
と同じ期間、殆んど柱、柵等鋼材の取替や補修の
費用と労力を要することなく維持できるので畜産
農家における省力化が図れ、ひいては、生産コス
トの低減が可能となる。
第1図は標準的な鉄骨造の牛舎縦断側面図、第
2図はこの考案の角形鋼管を母材とした柱材の使
用状態を示す一部の斜面図、第3図は第2図の部
分拡大断面図、第4図はこの考案による亜鉛メツ
キ鋼管を母材とした畜舎内柵の使用状態を示す正
面図、第5図は第4図の部分拡大断面図である。 10……畜舎の床、11及び21……鋼管母
材、12……ジンクリツチペイント塗膜、13…
…エポキシ樹脂系粉体塗装塗膜、14……アクリ
ル樹脂系塗装塗膜、15……ビニル被覆体、16
……硬質ポリウレタンフオーム、17……鋼管内
部、A,B,C,D……畜舎の床面からの高さに
よる腐蝕度合の区分。
2図はこの考案の角形鋼管を母材とした柱材の使
用状態を示す一部の斜面図、第3図は第2図の部
分拡大断面図、第4図はこの考案による亜鉛メツ
キ鋼管を母材とした畜舎内柵の使用状態を示す正
面図、第5図は第4図の部分拡大断面図である。 10……畜舎の床、11及び21……鋼管母
材、12……ジンクリツチペイント塗膜、13…
…エポキシ樹脂系粉体塗装塗膜、14……アクリ
ル樹脂系塗装塗膜、15……ビニル被覆体、16
……硬質ポリウレタンフオーム、17……鋼管内
部、A,B,C,D……畜舎の床面からの高さに
よる腐蝕度合の区分。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 畜舎及び畜舎内施設に使用する形鋼、鋼管等
の鋼材において、鋼材の畜舎内設置位置が飼養
床より高さ約1500mm以下の部分には鋼材の黒皮
をシヨツトブラストで前処理した表面にエポキ
シ樹脂系粉体塗装塗膜を形成し、その上面にア
クリル樹脂系、エポキシ樹脂系、ポリウレタン
樹脂系又はポリエステル樹脂系のうち、何れか
一種類の焼付塗装塗膜を形成し、高さ約1500mm
を越える鋼材部分には前記黒皮処理表面にアク
リル樹脂系又はポリエステル樹脂系の焼付塗装
塗膜のみ形成し被覆してなる部分防蝕処理した
畜舎及び畜舎内施設用鋼材。 2 畜舎及び畜舎内施設に使用する鋼管におい
て、畜舎内設置位置が地中埋設部及び飼養床よ
り高さ500mm以下の部分には鋼管内部に硬質ポ
リウレタンフオームを密嵌状に内有せしめ、鋼
材内部よりの腐蝕をも防止することを特徴とす
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の畜舎及
び畜舎内施設用鋼材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10787882U JPS5912315U (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 畜舎及び畜舎内施設用鋼材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10787882U JPS5912315U (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 畜舎及び畜舎内施設用鋼材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912315U JPS5912315U (ja) | 1984-01-25 |
JPH0135665Y2 true JPH0135665Y2 (ja) | 1989-10-31 |
Family
ID=30251896
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10787882U Granted JPS5912315U (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 畜舎及び畜舎内施設用鋼材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912315U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7388714B2 (ja) * | 2020-10-22 | 2023-11-29 | 株式会社アクト | 柱体及びこれを用いた畜舎 |
-
1982
- 1982-07-15 JP JP10787882U patent/JPS5912315U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5912315U (ja) | 1984-01-25 |
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