JPH0134140Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0134140Y2 JPH0134140Y2 JP12285183U JP12285183U JPH0134140Y2 JP H0134140 Y2 JPH0134140 Y2 JP H0134140Y2 JP 12285183 U JP12285183 U JP 12285183U JP 12285183 U JP12285183 U JP 12285183U JP H0134140 Y2 JPH0134140 Y2 JP H0134140Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- coil
- coil wire
- detection
- circumferential direction
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- Expired
Links
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は1対の検出コイルを用い、電磁気的に
物体を検出する方式の物体検出装置の検出コイル
構造に関し、とくに熱処理炉内等の高温雰囲気に
おいて使用するのに適した検出コイル構造に関す
る。
物体を検出する方式の物体検出装置の検出コイル
構造に関し、とくに熱処理炉内等の高温雰囲気に
おいて使用するのに適した検出コイル構造に関す
る。
従来、物体の有無あるいは位置を非接触で検出
する装置の1つとして、送波コイルおよび受波コ
イルからなる検出コイルを用い、金属物体による
インピーダンス変化あるいは電流変化から、金属
物体の有無あるいは位置を検出する装置がある。
この装置は、水、蒸気、塵介等の影響が少なく、
耐環境性がよいということから、すでに実用され
ている。
する装置の1つとして、送波コイルおよび受波コ
イルからなる検出コイルを用い、金属物体による
インピーダンス変化あるいは電流変化から、金属
物体の有無あるいは位置を検出する装置がある。
この装置は、水、蒸気、塵介等の影響が少なく、
耐環境性がよいということから、すでに実用され
ている。
しかしながら、従来の装置では、例えば熱処理
炉内を通過する赤熱した金属を検出するというよ
うに、高温雰囲気中の金属を検出するためには、
検出コイルの水等による強制冷却を必要とし、そ
れがゆえに冷却水等の漏洩による事故の恐れ、あ
るいは検出コイルの耐久性の問題などから、検出
コイルを直接炉内に設置することが難かしく、具
体的実施例をみないのが現状である。
炉内を通過する赤熱した金属を検出するというよ
うに、高温雰囲気中の金属を検出するためには、
検出コイルの水等による強制冷却を必要とし、そ
れがゆえに冷却水等の漏洩による事故の恐れ、あ
るいは検出コイルの耐久性の問題などから、検出
コイルを直接炉内に設置することが難かしく、具
体的実施例をみないのが現状である。
本考案は、前記従来装置の欠点を解消し、熱処
理炉内等の高温雰囲気中において、特に強制冷却
手段を用いることなく、炉内にも直接設置可能な
検出コイル構造を提供するものであり、その要旨
は1対の検出コイルを用い電磁気的に物体を検出
する方式の物体検出装置において、筒状体の耐熱
材からなるボビンの周方向1個所以上に、長手方
向のスリツトを設け、該ボビンに巻回するコイル
素線の巻回し位置に対応するボビン外周面の周方
向複数個所に、コイル素線の巻回しピツチに相当
する横溝を長手方向に有するコイル素線支持部材
を設け、該コイル素線支持部材の横溝に、コイル
素線を巻回したことにある。
理炉内等の高温雰囲気中において、特に強制冷却
手段を用いることなく、炉内にも直接設置可能な
検出コイル構造を提供するものであり、その要旨
は1対の検出コイルを用い電磁気的に物体を検出
する方式の物体検出装置において、筒状体の耐熱
材からなるボビンの周方向1個所以上に、長手方
向のスリツトを設け、該ボビンに巻回するコイル
素線の巻回し位置に対応するボビン外周面の周方
向複数個所に、コイル素線の巻回しピツチに相当
する横溝を長手方向に有するコイル素線支持部材
を設け、該コイル素線支持部材の横溝に、コイル
素線を巻回したことにある。
以下、本考案を図示の実施例にもとづき詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、本考案の実施例における検出コイル
の構造を示す斜視図である。図において1はセラ
ミツクなどの耐熱、高絶縁特性を有する筒状のボ
ビンである。11aおよび11bはボビン1のコ
イル素線巻回し部に設けたスリツトで、ボビン1
の渦電流損の軽減および高温下におけるボビン1
の熱応力の吸収のために設けたものである。本実
施例では角筒形のボビンを用いたので、スリツト
は長辺側に1個ずつ設けてあるが、スリツトの数
は、1個でもあるいは3個以上でもよく、また円
筒形ボビンを用いる場合は、円周方向に任意の位
置に設けることができる。
の構造を示す斜視図である。図において1はセラ
ミツクなどの耐熱、高絶縁特性を有する筒状のボ
ビンである。11aおよび11bはボビン1のコ
イル素線巻回し部に設けたスリツトで、ボビン1
の渦電流損の軽減および高温下におけるボビン1
の熱応力の吸収のために設けたものである。本実
施例では角筒形のボビンを用いたので、スリツト
は長辺側に1個ずつ設けてあるが、スリツトの数
は、1個でもあるいは3個以上でもよく、また円
筒形ボビンを用いる場合は、円周方向に任意の位
置に設けることができる。
2はコイル素線支持部材で、ボビン1と同じ材
質であり、第2図に示すように、断面三角形の頂
点部に多数の鋸歯状溝21を設け、この溝21内
にコイル素線3を入れるようにしてある。コイル
素線支持部材2は、ボビン1の外周面の周方向複
数個所(本実施例では10個所)に設け、コイル素
線3をボビン1から離し、かつ一定の素線間距離
をとるようにしてある。コイル素線3としては、
クロメル、白金、コンスタンタン等の非磁性、耐
熱素線を用いる。
質であり、第2図に示すように、断面三角形の頂
点部に多数の鋸歯状溝21を設け、この溝21内
にコイル素線3を入れるようにしてある。コイル
素線支持部材2は、ボビン1の外周面の周方向複
数個所(本実施例では10個所)に設け、コイル素
線3をボビン1から離し、かつ一定の素線間距離
をとるようにしてある。コイル素線3としては、
クロメル、白金、コンスタンタン等の非磁性、耐
熱素線を用いる。
31a,31bは該コイルの両端のリード線を
外部に取り出すための貫通穴であり、32a,3
2bはセラミツクチユーブを被覆したリード線、
33はリード線32a,32bを炉外に取り出す
とき、リード線32a,32bを保護しかつシー
ルドをおこなうための金属パイプである。
外部に取り出すための貫通穴であり、32a,3
2bはセラミツクチユーブを被覆したリード線、
33はリード線32a,32bを炉外に取り出す
とき、リード線32a,32bを保護しかつシー
ルドをおこなうための金属パイプである。
本考案の検出コイル構造は上記のようである
が、第1図に示した実施例の検出コイルを、たと
えば熱処理炉内の被加熱鋼管の検出に用いるとき
は、ボビン1の寸法は幅30mm、長さ50mm、高さ40
mm程度の大きさで、コイル巻数は20〜30ターン、
コイル素線間距離は1.5〜2mm程度が適当である。
が、第1図に示した実施例の検出コイルを、たと
えば熱処理炉内の被加熱鋼管の検出に用いるとき
は、ボビン1の寸法は幅30mm、長さ50mm、高さ40
mm程度の大きさで、コイル巻数は20〜30ターン、
コイル素線間距離は1.5〜2mm程度が適当である。
以上述べたように本考案の検出コイルは、ボビ
ン自体の耐熱性を高めたこと、コイル素線をボビ
ンから離して巻設したこと、コイル素線同志を離
して巻回したことにより、検出コイル全体の耐熱
性および電気的な安定性が一段と向上し、高温雰
囲気において安定して使用することができる。
ン自体の耐熱性を高めたこと、コイル素線をボビ
ンから離して巻設したこと、コイル素線同志を離
して巻回したことにより、検出コイル全体の耐熱
性および電気的な安定性が一段と向上し、高温雰
囲気において安定して使用することができる。
第1図は本考案の実施例における検出コイルの
構造を示す斜視図、第2図は第1図のコイル素線
支持部材の形状の斜視図である。 1:ボビン、3:コイル素線、11a,11
b:スリツト、2:コイル素線支持部材、21:
溝。
構造を示す斜視図、第2図は第1図のコイル素線
支持部材の形状の斜視図である。 1:ボビン、3:コイル素線、11a,11
b:スリツト、2:コイル素線支持部材、21:
溝。
Claims (1)
- 1対の検出コイルを用い電磁気的に物体を検出
する方式の物体検出装置において、筒状体の耐熱
材からなるボビンの周方向1個所以上に、長手方
向のスリツトを設け、該ボビンに巻回するコイル
素線の巻回し位置に対応するボビン外周面の周方
向複数個所に、コイル素線の巻回しピツチに相当
する横溝を長手方向に有するコイル素線支持部材
を設け、該コイル素線支持部材の横溝に、コイル
素線を巻回したことを特徴とする物体検出装置の
検出コイル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12285183U JPS6031682U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 物体検出装置の検出コイル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12285183U JPS6031682U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 物体検出装置の検出コイル構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6031682U JPS6031682U (ja) | 1985-03-04 |
JPH0134140Y2 true JPH0134140Y2 (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=30280652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12285183U Granted JPS6031682U (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 物体検出装置の検出コイル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6031682U (ja) |
-
1983
- 1983-08-09 JP JP12285183U patent/JPS6031682U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6031682U (ja) | 1985-03-04 |
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