JPH0134115Y2 - - Google Patents

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JPH0134115Y2
JPH0134115Y2 JP12180981U JP12180981U JPH0134115Y2 JP H0134115 Y2 JPH0134115 Y2 JP H0134115Y2 JP 12180981 U JP12180981 U JP 12180981U JP 12180981 U JP12180981 U JP 12180981U JP H0134115 Y2 JPH0134115 Y2 JP H0134115Y2
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JP
Japan
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tip
sleeve
opening
permeable membrane
outer flange
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JP12180981U
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JPS5827763U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、濃度測定、たとえば液中の溶存酸素
の濃度を測定するための電極に関し、該電極を改
良して、当該電極の組み立てを容易にすると共
に、溶存酸素などの透過膜の取り付けを簡単化
し、あわせて該透過膜が損傷しにくいようにする
などを目的に、倉案されたものである。
まず、本考案を実施例にもとづいて説明する。
たとえば酸素電極を用いた時、第1図の1はカソ
ードで、このカソードは白金、金などの貴金属か
らなり、たとえば小形の円板形である。2は長手
になる電極ロツドで、このロツドは絶縁性のプラ
スチツク、ガラスなどからなり、下方の先端面に
カソード1を植設すると共に、中心軸線に沿つて
長いカソード端子3を埋設している。なお、カソ
ード端子3とカソード1とは接続されている。4
はアノードで、このアノードは、銀、鉛などから
なり、電極ロツド2の中央部から上方の後端部に
かけて、外嵌あるいは蒸着などして配設される。
5は図示省略の信号処理回路等に接続されるリ
ード線で、このリード線の一方の導電線はアノー
ド4の上方の後端に接続され、他方の導電線はカ
ソード端子3の上方の後端に接続される。
6は絶縁体からなるスリーブで、このスリーブ
は上方の後端部に外向きの外フランジ7を有する
と共に、電極ロツド2の下方の先端部、すなわち
カソード1部を、遊嵌状に挿入自在に貫通する。
8は絶縁体からなる略筒形の先端キヤツプで、
このキヤツプはスリーブ6の下方の先端筒6aを
遊嵌状に挿入自在に貫通すると共に、上方の開口
端は径大で、スリーブ6の外フランジ7を挿入自
在に収納して、当該スリーブ6を抜け止めに保持
する。
9は絶縁体からなるやや長手筒形のボデイで、
このボデイは電極ロツド2を遊嵌状に貫通すると
共に、下方の先端部は先端キヤツプ8内に螺着な
どで内嵌される。なお、ボデイ9の下方の先端面
は、Oリングなどのパツキン10を介在して、ス
リーブ6の外フランジ7を押圧する。またボデイ
9の内部に電解液槽11を形成する。
12は厚手リング形の蓋体で、この蓋体は絶縁
体からなると共に、電極ロツド2のほぼ中央、上
方の後端寄りに、アノード電極4を介在して外嵌
される。また、蓋体12の下方の外周壁は、やや
径小に形成されて、ボデイ9の上方の後端開口内
に内嵌され、ボデイ9の上方の先端面は、Oリン
グなどのパツキン13を介在して、蓋体12の段
部14を押圧する。なお、15は蓋体12の上方
端内に形成される接続室で、この接続室は、電極
ロツド2の後端部とリード線5との接続部を収納
し、適宜に図示省略の絶縁物で充てんされる。
16は絶縁物からなる筒形の後端キヤツプで、
このキヤツプは上方の開口内周壁に内向きの内フ
ランジ17を有して、蓋体12を該内フランジ1
7により抜け止めに保持し、下方の開口内にボデ
イ9の上方開口部を、螺着などにより内嵌固着す
る。
上述のような構成からなる本考案は、まず、長
手の電極ロツド2の後端部とリード線5の先端部
とを接続し、そののち厚手リング形の蓋体12を
電極ロツド2に固く外嵌して、上記の接続部を蓋
体12の接続室15内に適宜に埋設して一体的に
しておく。
つぎに第2図に示されるように、溶存酸素など
の透過膜Fでもつて、スリーブ6の方の径小な先
端筒6aを封じるように、該透過膜Fを固着し、
ついで透過膜Fで閉鎖されたスリーブ6の先端筒
6aを、先端キヤツプ8内に収納すると共に、ス
リーブ6の外フランジ7によつて、該先端キヤツ
プ8から抜け止めとなるように保持する。
パツキン10を外フランジ7上に載置すると共
に、ボデイ9の先端開口部を下方にして、先端キ
ヤツプ8の上方の径大な開口部内に、螺着などし
て固着し液密に封じ、透過膜F、スリーブ6、パ
ツキン10、ボデイ9で形成される電解液槽11
内に、電解液を注入する。
つぎに第2図の鎖線で示される如く、電極ロツ
ド2の先端、すなわちカソード1側を下方にし
て、電解液槽11内にしずかに挿入し、カソード
電極1を透過膜Fに接触すると共に、第1図の如
く、蓋体12にてボデイ9の上方開口端を封じる
と共に、該ボデイ9の開口端と、蓋体12の段部
14との間にパツキン13を介在し、そして後端
キヤツプ16にて液密に封じる。なお、透過膜F
は、たとえば、フツソ樹脂、シリコン、ポリエチ
レンなどからなる。
こののち、第2図に示される如く、溶存酸素な
どの透過膜Fの外表面に、固定化された酵素Eを
当接し、さらに該酵素を透過膜Fに接触保持する
ようにネツトNを先端キヤツプ8の径小な先筒8
aにかぶせ、該先筒にOリングR1,R2を外装し
て、当該ネツトNを固着し、つぎに濃度測定にそ
なえる。なお、OリングR1とネツトNとを、あ
らかじめ一体にしておいても良いことは勿論であ
る。
また、透過膜Fの外表面に、酵素体Eならびに
ネツトNを取り付けずに、1対のOリングR1
R2のみを先筒8aに外装固着して、つぎに濃度
測定にそなえ得ることもできる。
以上の様になる本考案は、やや長手の筒形から
なり、長手の電極ロツド2の先端部が遊嵌状に挿
入自在になると共に、内端開口部に外向きの外フ
ランジ7を有するスリーブ6と、略筒形になり、
溶存酸素等の透過膜Fを装着し、先端開口部は、
上記スリーブ6の先端開口部が遊嵌状に挿入自在
になると共に、内端開口部は上記スリーブ6の外
フランジ7が収納自在になる先端キヤツプ8と、
径大な長手の筒形からなり、先端開口部が上記先
端キヤツプ8の内端開口部に上記透過膜Fととも
に固着されて、該先端開口端面が上記スリーブ6
の外フランジ7を押圧し、かつ上記の電極ロツド
2を遊嵌状に挿入自在にするボデイ9とからなる
ことを特徴とするものであるから、溶存酸素など
の透過膜Fを、スリーブ6の先端筒6aに固着し
てその開口を封じ、この先端筒6aを先端キヤツ
プ8の先筒8aに内嵌するだけで、当該透過膜F
を簡単に取り付けることができ、加えて、薄手で
損傷しやすい透過膜Fは、先筒8aの開口を封じ
る部分のみが露出されるから、該透過膜Fの損傷
は未然に防止できる利点がある。
なお、本考案の使用状態を第2図で説明した
が、第3図のように使用することもできる。すな
わち、透過膜Fを先端筒6aに固着するかわりに
OリングR3で固着し、この先端筒6aを先筒8
a内に挿入して使用することもできる。なお、図
中の31は図示省略の測定用の液を入れる室、3
2は該室に連通される窓孔、33は該窓孔に連通
される電極Erの収納室である。
この場合、電極Erの先端部を窓孔32内に挿
入して、パツキンR1,R2を介在して液密に配置
し、そののち測定される液を室31に入れて所望
の測定を開始する。
なお、先端キヤツプ8の先筒8aは必らずしも
外径を小にする必要がないが、径小な先筒8aに
しておくと、電極Erの検出部である先端部、す
なわち透過膜Fを露出する先端部を径小にできる
ため、該先端部を挿入する窓孔32を径小にでき
る。加えて、電解液槽11を、透過膜Fの露出面
積に対して大にしておくと、電極Erの使用寿命
を延長できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す断面図、第2
図は同上の使用状態を説明する切欠断面図、第3
図は同上の他の使用状態を説明する切欠断面図で
ある。 2:電極ロツド、6:スリーブ、7:外フラン
ジ、8:先端キヤツプ、9:ボデイ、F:透過
膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. やや長手の筒形からなり、長手の電極ロツドの
    先端部が遊嵌状に挿入自在になると共に、内端開
    口部に外向きの外フランジを有するスリーブと、
    略筒形になり、溶存酸素等の透過膜を装着し、先
    端開口部は上記スリーブの先端開口部が遊嵌状に
    挿入自在になると共に、内端開口部は上記スリー
    ブの外フランジが収納自在になる先端キヤツプ
    と、径大な長手の筒形からなり、先端開口部が上
    記先端キヤツプの内端開口部に上記透過膜ととも
    に固着されて、該先端開口端面が上記スリーブの
    外フランジを押圧し、かつ上記の電極ロツドを遊
    嵌状に挿入自在にするボデイとからなることを特
    徴とした濃度測定用の電極。
JP12180981U 1981-08-19 1981-08-19 濃度測定用の電極 Granted JPS5827763U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12180981U JPS5827763U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 濃度測定用の電極

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12180981U JPS5827763U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 濃度測定用の電極

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Publication Number Publication Date
JPS5827763U JPS5827763U (ja) 1983-02-22
JPH0134115Y2 true JPH0134115Y2 (ja) 1989-10-17

Family

ID=29915748

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12180981U Granted JPS5827763U (ja) 1981-08-19 1981-08-19 濃度測定用の電極

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3620635B2 (ja) * 1998-11-13 2005-02-16 理研計器株式会社 教育用酸素センサキット

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JPS5827763U (ja) 1983-02-22

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