JPH0133999B2 - - Google Patents

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JPH0133999B2
JPH0133999B2 JP13309380A JP13309380A JPH0133999B2 JP H0133999 B2 JPH0133999 B2 JP H0133999B2 JP 13309380 A JP13309380 A JP 13309380A JP 13309380 A JP13309380 A JP 13309380A JP H0133999 B2 JPH0133999 B2 JP H0133999B2
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JP13309380A
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JPS5654190A (en
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Rehinaa Rooberuto
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPS5654190A publication Critical patent/JPS5654190A/ja
Publication of JPH0133999B2 publication Critical patent/JPH0133999B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/02Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone
    • H04M19/026Arrangements for interrupting the ringing current
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/2272Subscriber line supervision circuits, e.g. call detection circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の関連する技術分野 本発明は、心線がそれぞれ1つの給電抵抗を介
して電源の両極のうちの一方に接続されており、
それぞれの加入者接続線の局側終端部をなす加入
者接続回路中の心線の電位に依存する固定の電圧
タツプにおける電位状態を評価することにより通
信装置における加入者接続線のスイツチ状態を検
出する回路装置に関し、その際加入者接続線の動
作状態に依存して生じ得る接続線のスイツチ状態
に関してシグナリングを行なうことができるもの
に関する。
ここでいうシグナリングは、発呼、「ダイヤリ
ング」、「呼出し」、切断の場合に行なわれる。こ
こではこのようなシグナリングを加入者接続線の
スイツチ状態の表示と称する。
電話交換装置において交換装置にそれぞれの加
入者線を接続するため、加入者接続回路が必要で
あり、この接続回路が一連の機能を果たす。加入
者接続回路は、とりわけ両方向に通話信号を伝送
するためおよび呼出し信号の供給のために使わ
れ、かつ線路の終端インピーダンスを形成してい
る。さらに加入者接続回路は、加入者接続線の2
線系を交換機内部の4線制御系に変換するためハ
イブリツドコイルを含んでいる。電子スイツチ網
を有する交換装置においてそれぞれの加入者接続
回路は、電話加入者用の給電装置を有する。この
給電装置が、接続線のそれぞれの心線を電源に接
続する給電抵抗を含む場合、線路の占有状態が変
化した際にここに生じる電位変化は、この占有状
態の必要な記録のため利用できる。従つて心線に
適当に結合された評価装置によつて、加入者から
出た接続形成要求、または加入者の地気ボタン操
作によつて知らされるコールバツクまたはトラン
スフア過程開始要求が識別される。加入者が呼出
された場合、送受器のオフフツクによつて行なわ
れる線路ループの閉成を検出しなければならず、
かつ発呼加入者から生じるダイヤルパルスを評価
しなければならない。
発明が解決しようとする問題点 前記これらの評価の際、誤応答に対する十分な
安全性を保証しなければならない。その際、すで
に線路の休止状態においてかなりの漏れ電流が流
れることがあるという状況でも安全性の点でかな
りの困難が生じる。さらに入力された交流成分に
よつて妨害作用が与えられることがある。評価回
路は、このような作用に関係なく加入者接続線の
スイツチ状態を検出できるように構成されていな
ければならない。
この場合、長手方向電圧による誘導により加入
者接続線路の両方の心線に生ずる長手方向電流が
問題となる。この長手方向電流は線路が完全に対
称な場合は互いに相殺される。しかし非対称の場
合は差電流が流れ、これが障害として作用する。
十分な評価の安全性の要求と共に、特に電子交換
系において加入者接続回路に結合された加入者毎
の機能ユニツトに対する費用をできるだけわずか
に維持するという要求がある。それにより多数の
このようなユニツトを1つのブロツクにまとめる
ことができるからである。
本発明の課題は、特に電子系統部分に関する前
記の問題を最適に解決した、加入者接続線のスイ
ツチ状態を検出する装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 この課題は、冒頭に述べた形式の装置において
次のようにして解決される。即ち、評価すべきシ
グナリングの種類が、全体として2つの評価群に
分割されており、このとき第1の評価群には、低
抵抗ないし高抵抗直流給電および呼出し状態が所
属しており、また第2の評価群には地気ボタン操
作表示が所属しており、かつそれぞれの群につい
て、これら群に対応するシグナリングの場合、そ
の評価群に専用に付属した比較器の出力信号によ
つて当該シグナリングを監視識別可能であり、前
記比較器の入力側に2つの電子選択スイツチ素子
が設けられており、該電子選択スイツチ素子は
各々が多数の加入者接続線のうちの複数に対して
共通でありかつ周期的な順序で制御され、第1の
電子選択スイツチ素子を用いて各比較器の入力端
子の少なくとも1つを第1の分圧回路を介して前
記一方の電圧タツプに接続可能であり、該電圧タ
ツプの電位は、それぞれ加入者接続線の心線内に
そう入された給電抵抗の電源から離れた方の端子
から導かれており、第2の電子選択スイツチを用
いて各比較器の入力端子の少なくとも1つを、第
2の分圧回路を介して前記他方の電圧タツプに接
続可能であり、該電圧タツプの電位は、給電抵抗
の前記端子の間に高抵抗並列分路を形成する同じ
抵抗値の2つの抵抗の接続点から導かれており、
また中央制御装置によつて、第1の評価群に対応
する比較器に、設定されたそれぞれの加入者接続
回路の動作状態に応じて、比較器スイツチ状態に
付加的作用を及ぼす相応のバイアス電圧をセレク
タを介して設定印加可能であり、また両比較器の
選択スイツチ素子のそれぞれのスイツチ位置にお
いてそれぞれろ波のため使われる別個の1つのコ
ンデンサを接続可能であり、また第2の評価群に
対応するシグナリングの場合、同時に第1の評価
群に対応する比較器が加入者接続線の低抵抗給電
回路状態を示すシグナリング信号を発生している
か否かに依存して、前記第2の評価群に対応する
比較器が出力信号を発生するようにする。
両方の心線に関する電圧タツプへの接続は、マ
ルチプレクサの形をした通常市販の電子選択スイ
ツチ素子によつて行なうことができる。従つて1
つのユニツト内にまとめられる加入者接続回路の
数は、このような選択スイツチ素子が備えている
入力端子の総数に相当する。加入者接続回路の
種々の動作状態に対応させることができるシグナ
リング機能から成る第1の群に対して、両方の心
線に関する電圧タツプの電位状態は、それぞれ当
該の選択スイツチ素子を介してこの電位状態を評
価する比較器に直接供給される。この比較器に対
して、適当なインターフエースを介してそれぞれ
のユニツトの情報を受取る中央制御装置によつ
て、どのような動作状態が設定されているかに応
じて異なる閾値が与えられる。それにより評価の
動作信頼性を簡単に高めることができる。なぜな
らば例えば高抵抗の給電抵抗が作用している場合
に低抵抗の給電抵抗のときに比べて閾値を高めれ
ば、それにより比較器は、わずかな線絶縁故障に
は応答しなくなるからである。比較器は選択スイ
ツチ素子を介して電圧タツプに非対称または対称
に接続される。心線に関する電圧タツプに、入力
された長手方向電圧が生じることがあり、これら
の電圧は、対称接続の場合、比較器が電圧タツプ
の電位差を評価するものとすれば、互いに相殺さ
れる。本発明によればフイルタコンデンサの作用
接続によつて非対称接続の場合にもこのような妨
害電圧成分は作用しない。どちらの群に対応する
比較器に関しても同様にろ波コンデンサ回路が設
けられているので、例えば給電抵抗を含む装置は
非対称に構成してもよく、それにより例えば高抵
抗給電抵抗に関する表示機能に誤りが伴うことは
ない。
両方の選択スイツチ素子を介して群毎にまとめ
ることによつてこれらそれぞれの群内でそれぞれ
のシグナリング機能に対して、それぞれ単に1つ
の、例えば適当な分圧器を介して調節可能な閾値
を作用させることができる。従つて本発明によつ
て選定された総合構成により、個々の部品および
分圧抵抗の調節に対する加入者個々の費用が低減
される。それぞれの電圧タツプが、個々のシグナ
リング機能別に適当な1つの比較電圧が加わる1
つの比較器を介してこれらそれぞれの機能別にま
とめた評価素子に接続される解決策に比べて、後
続の2つだけの比較器を用いた本発明による解決
策においては損失電力がわずかになり、それによ
り同時に信頼性が増大する。個々のシグナリング
の場合を識別するためにそれぞれ電圧タツプに生
じる電位状態が直接評価されて、これらの状態が
それぞれ次の走査のための付加的な記憶素子に記
憶される解決策に比べて、本発明の解決策は費用
の低減が可能である。本発明による装置によれ
ば、大体において集積化された機能ユニツトの使
用が可能なので空間を節約した構成が行なわれ
る。
本発明の変形によれば、第1の評価群(高抵抗
または低抵抗給電回路におけるループ表示、呼出
し状態)に関して、所属の比較器の両方の入力端
子が、それぞれ一方の心線に関する電圧タツプに
接続され、かつ第2の評価群(地気ボタン操作表
示)に関して、所属の比較器の一方の入力端子だ
けが一方の電圧タツプに接続されている。この第
2の評価群に対応する比較器の他方の入力端子に
は直流電圧基準値が供給される。
従つて第1の群に対して比較器を介して対称評
価が行なわれ、かつ他方の群に対しては非対称評
価が行なわれる。両方の心線に同様に入力されて
生じる直列電圧は、第1の群の場合入力電圧の差
をとる比較器を使用すれば、同相範囲において除
外される。他方の評価群においては、すでに述べ
たように直列電圧の除去は適当なろ波によつて行
なうことができる。
本発明の変形においてそれぞれの加入者接続回
路内の心線に関する電圧タツプとして、一方にお
いてそれぞれの心線内にそう入された給電抵抗の
電源から離れた方の端子が使われ、また他方にお
いてこれら端子の間に高抵抗並列分路を形成する
同じ抵抗値の2つの抵抗の接続点が使われる。こ
の電圧タツプは、非対称評価に対する電圧タツプ
をなしている。
実施例 本発明の実施例を以下図面によつて説明する。
図は、本発明を理解するため必要なユニツトと
加入者接続線における電位状態を評価するため使
われるユニツトだけを示している。
電子スイツチ網Kを含む交換装置のため加入者
個々の装置としていわゆる加入者回路TSが設け
られており、この加入者回路によつてとりわけそ
れぞれ所属の加入者Tlnの給電が行なわれる。従
つてこの加入者接続回路の部品は2つの給電抵抗
R1およびR2である。抵抗R1は、アース電位
に接続された心線、すなわち加入者接続線のb心
線にそう入され、また抵抗R2は、給電電位に接
続された心線、すなわち加入者接続線のa心線に
そう入されている。給電電位は、中央の電池−
UBから交換装置のすべての加入者に対してそれ
ぞれの加入者接続回路を介して供給される。コン
デンサCOによつて給電源から離れた方の両方の
抵抗の端子のところで両方の心線が橋絡される。
両方の心線のそれぞれにそれぞれ1つの別の抵抗
R3またはR4がそう入されており、この抵抗
は、接点1pまたは2pを介して短絡にすること
ができる。それにより所定の動作状態において低
抵抗または高抵抗になるように心線内に抵抗がそ
う入される。従つて不動作状態において高い方の
抵抗値を選択し、かつ低抵抗給電が必要な時点に
初めて接点を操作することが考えられる。このこ
とは、例えば加入者に対して送受器のオフフツク
を識別した時に行なうことができる。通話状態に
おける低抵抗給電が行なわれている場合、例えば
所定の期間を越えて地気ボタン操作が行なわれた
ことを検出した時常に、高抵抗切換を行なうこと
ができる。それにより確実に給電回路内にある回
路素子が過負荷にならないようにすることができ
る。
加入者に通じる加入者接続線は、それぞれの心
線内にそう入されたハイブリツドコイルU¨の巻線
w1またはw2を介して給電装置に接続されてい
る。とりわけ発呼および被呼加入者の直流路を減
結合するハイブリツドコイルの4線側を形成する
巻線は図示されていない。中央制御装置ZSTか
ら設定可能な電子スイツチ網Kを介して加入者
は、この時例えば出接続の後続の構成のため基準
となる中央装置、すなわち交換装置の群の形成に
応じてレジスタまたはトランクにすることができ
る中央装置に接続することができる。同じこと
は、スイツチ網を使用して行なうべき入り接続の
接続時にもあてはまる。この場合まず加入者接続
線を介して呼出し信号の供給が行なわれる。変成
器URによつて、呼出し音周波数を有する交流電
圧を供給する中央呼出し信号発生器は、接点rを
閉じた際に加入者接続線に結合される。この変成
器の2次巻線は、一方において給電直流電源の電
位−UBにまた他方においてメーク接点rによつ
て抵抗R11を介してa心線に接続されている。
従つて交流電圧を重畳した直流電圧から成る呼出
し信号を供給した時点から、接点1pまたは2p
は開くようにする。それにより流れる呼出し電流
は、給電抵抗を介して供給される給電電流によつ
てさ程害されることもなく、またコンデンサCO
を介して流れることもない。なぜなら接点1pま
たは2pは開いており、抵抗R3またはR4は高
抵抗にするようにするからである。
接点rおよび1pまたは2pを制御するため、
これら両方の接点が付属するリレーPおよびR用
の適当なリレー制御部が設けられている。図示さ
れていない適当な論理結合部を介してそれぞれの
加入者回路TSに付属のリレーPおよびRを制御
する信号はユニツトSから供給され、このユニツ
トは、他方において中央制御装置ZSTから情報
を受取る。このユニツトSは、1群の加入者回路
のための中央制御装置に対するインターフエース
をなしている。リレーPおよびRは中央制御装置
ZSTによつてインターフエースSを介して制御
され、詳しくは、中央制御装置によつて伝送され
るシグナリング結果に依存して制御される。つま
り例えば動作状態「休止」から(この状態におい
てリレー接点1pおよび2pは開いており)、起
動、即ちループの閉じたことが中央制御装置に伝
送されると、中央制御装置はインターフエースS
を介して制御信号をリレーPに供給し、その結果
接点1pおよび2pが閉じ、これに伴い給電に関
して後続の動作状態「選択」に相応する接続状態
が設定される。
加入者ループを開いた際加入者接続線の心線
に、給電電圧−UBの大きさおよび加入者接続線
の漏れ抵抗によつて決まる電位が生じる。この漏
れのため線路の不動作状態においてすでに所定の
漏れ電流が流れている。加入者ループが閉じる
と、心線a−b間の電位差は、ループ抵抗に依存
した所定の値に低下するが、一方両心線の電位は
給電電圧のほぼ半分になつている。監視のためお
よび所定の制御処置の開始のため、加入者接続線
の個々の動作状態を識別することが必要である。
加入者接続線の心線aおよびbにおいて個々の動
作状態に種々の電位状態が対応するので、そのた
めこれらそれぞれの電位状態の評価を行なうこと
ができる。この時適当な評価回路を介して、それ
ぞれ加入者における送受器のオフフツク、すなわ
ちループ閉成、加入者における地気ボタンの操
作、および呼出しを中止することになる呼出し状
態におけるループ閉成が識別できる。さらに加入
者によつて行なわれる選択信号の送出が評価され
る。
個々の動作状態の評価な動作状態に関係なく行
なうようにする。それ故に依存する妨害成分によ
る評価誤りを確実に防止するような処置が必要で
ある。
前述のように本発明の回路装置の課題は、通話
路へ接続されている加入者局のスイツチングによ
り作動される、この通話路の接続状態を検出する
ことである。この場合この接続状態は、送受器の
オフフツク、地気ボタンの操作、ダイヤル数字ま
たはプツシユボタン数字の操作にもとづく呼出信
号送出によるループ接続により形成される。これ
らの個々の接続状態に対応する各電位状態は、セ
レクタM1およびM2により質問される。この場
合にれらの電位状態を評価するため基準点とし
て、一方において心線の間に高抵抗並列分路を形
成する2つの抵抗R5およびR6の接続点が使わ
れ、かつ他方において給電電源の一方の極(アー
ス電位)に直接接続されていないb心線内の給電
抵抗の接続点が使われる。並列抵抗R5,R6の
抵抗値は、回路全体に障害を与える影響が回避さ
れるような大きさに選定される。両抵抗の接続点
に、給電電圧−UBの半分の値に相応する直流電
圧が生ずる。
並列抵抗R5,R6による障害の影響の回避
は、それら抵抗値を高い値にすることにより回避
される。しかしこの抵抗値選定の場合、この並列
抵抗の接続点に給電電源の電圧の半分の値の電圧
が生ずることと、前記の障害の影響の回避とは関
係がない。例えば電力線によつて生じる妨害成分
が入力された際、これら妨害成分は、値、位相お
よび周波数に関して前記の基準点においては一致
する。これら基準点に生じる電位状態は、それぞ
れ1群の加入者接続のためセレクタM1またはM
2によつて問合される。結合点として、直接いわ
ゆる線路に関する回路点が使われるのでなく、そ
れぞれ分圧回路の分圧点が使われ、この分圧回路
は、前記の回路点から出てアース電位に接続され
ている。これは、抵抗R7とR8またはR9とR
10から成る分圧回路であり、この分圧回路によ
つて基準点に生じる電圧値は、集積ブロツクによ
つて評価できる電圧値にされる。
セレクタM1,M2およびセレクタM3,4に
より質問された電位状態は差動増幅器K1,K2
を介して一致素子Gへ導かれる。一致素子Gの出
力信号がインターフエースSを介して中央制御装
置ZSへ導かれる。そのためこの中央制御装置は
これらの入力信号を相応に評価して以後の制御動
作を実施する。
セレクタM1とM2は、通常市販の集積ユニツ
トいわゆるマルチプレクサにすることができ、こ
のユニツトにより相応する数の入力端子を介して
例えば16の加入者回路の群を問合せることができ
る。そのためそれぞれのセレクタの個々の入力端
子は、それぞれ前記の分圧点の1つに、従つて例
えば加入者接続回路TSに関してセレクタM1に
対しては分圧点Sbに、またセレクタM2に対し
ては分圧点Smに接続されている。それからそれ
ぞれのセレクタのその他の入力端子は、同様にこ
の群に属するその他の加入者接続回路の当該の分
圧点に接続されている。この時それぞれの入力線
に生じる情報は出力端子に接続され、従つてセレ
クタM1に対してはとりわけ抵抗R12を含みか
つセレクタM2に対しては抵抗R14とR15を
含む後続の分圧回路を介しかつ抵抗R13とR1
6を介してそれぞれ差動増幅器K1の一方の入力
端子に接続される。この差動増幅器は、集積演算
増幅器にすると有利である。同時にそれぞれの加
入者接続線の分圧点(電圧タツプ)Smに生じる
電位状態は、セレクタM2を介して同時に構成さ
れた別の差動増幅器K2に供給され、この差動増
幅器の他方の入力端子には、抵抗R31を介して
抵抗R29とR30とから成る分圧回路から取出
された電圧が供給される。論理電位0または1に
相当するそれぞれの差動増幅器K1またはK2の
出力電位は、それぞれ後続のシフトレジスタSR
1またはSR2の通過時間だけ遅れて、インター
フエースをなすユニツトSを介して中央制御装置
ZSTに転送される。シフトレジスタSR2の出力
信号の転送は、常に入力に対する一致条件が成立
した場合に初めて、一致素子Gを介して行なわれ
る。すなわち論理電位1に相当する出力信号は、
両方の入力端子に同様な入力情報が加わつた場
合、常に有効なものとして一致素子Gによつて転
送される。別の両方の入力端子のうち一方は、シ
フトレジスタSR1の出力端子に接続されており、
また他方の入力端子は、給電回路が低抵抗に切換
えられた時常に、中央制御装置からユニツトSを
介して論理電位0に相当する情報を受取る。すで
に述べたようにこれは、常に相応して制御される
リレーPのため接点1pおよび2pが閉じた場合
である。それぞれのシフトレジスタの出力情報は
分離増幅器T1またはT2を介して機能について
後に説明するそれぞれ1つの分圧回路を制御し、
この分圧回路は、他方において電圧重畳により差
動増幅器の入力端子に供給される入力電圧を制御
する。
従つてそれぞれの加入者接続回路の電圧タツプ
SbおよびSmは、それぞれの群の全体でn個の加
入者回路について、それぞれセレクタM1の一方
の入力端子E1ないしEnおよびセレクタM2の
一方の入力端子E1ないしEnに接続されている。
それぞれの入力端子に加わるこれらの情報は、出
力端子に供給されるので、比較器K1またはK2
に作用する。それぞれの接続は、アドレス入力端
子A1またはA2に加わる情報によつて制御され
る。所望の入力端子は、例えばそれぞれのアドレ
ス入力端子に2進符号化された相応するアドレス
を加えることによつて選ばれる。このことは、任
意の順序で行なうこともでき、また適当な連続ア
ドレス制御によつて個々の入力端子を連続して選
択するように行なうこともできる。中央制御装置
ZSTによつて起動され、それぞれ問合すべき群
の加入者接続線に対するこのアドレス制御は、こ
の群に付属のインターフエースSを介して行なわ
れる。それぞれのセレクタの入力端子Enを選択
しn番目の加入者回路を問合せることと同様に、
中央制御装置によつて決められた順序でそれぞれ
別の群の問合せが続くので、それぞれ所定の周期
時間の経過後に、同一群の加入者接続回路または
同一加入者接続回路の問合せが改めて行なわれ
る。その際それぞれ1つの群に対する問合せ過程
のひん度は、加入者接続線のスイツチ状態の最短
の変化が所望の精度で検出できるように選定され
ている。
表示器として使われる作動増幅器K1を介して
行なわれる不動作状態と動作状態の区別は、漏れ
のため線路の不動作状態においてすでに所定の漏
れ電流が流れる場合困難である。その際この状態
を記録する表示器は、妨害電流と漏れ電流が重な
つても線の動作状態を記録しないように構成しな
ければならない。さらに動作状態において妨害電
流によつて最小動作電流が減少した際にも、確実
に加入者接続線を不動作状態としないようにしな
ければならない。接続された加入者接続線の種々
の長さおよび種々の漏れのため、動作状態に対応
すべき所定の範囲が与えられる。生じ得る最大の
線路抵抗を有する加入者接続線は、表示器によつ
てなお動作状態または不動作状態に関して確実に
検出可能にしなければならない。この表示器に対
して閾値が決められ、この閾値は、不動作状態に
相当する範囲と動作状態に相当する範囲を区別す
る。閾値を決める際、まだ許容できる最大漏れ抵
抗によつて動作状態に相当する記録を行なわない
ように注意する。
加入者接続線における回路構成によつてあらか
じめ与えられた動作状態に依存して、これらすべ
ての動作状態において作用する表示器に対してあ
らかじめ種々の閾値が与えられている。これら閾
値は、ここで基準となる表示器のためこのような
可能な3つの動作状態に対して、すなわち給電回
路の低抵抗状態および高抵抗状態および接点rを
介してその都度有効になる呼出し状態に対して、
分圧器によつてセレクタM4を介して、中央制御
装置ZSTの制御によりあらかじめ与えられる。
これら分圧器は、それぞれ抵抗R17とR18,
R19とR20またはR21とR22から形成さ
れている。初めの2つの分圧器は、給電電源の負
極−UBとアース電位の間に接続されており、一
方最後の分圧器は、負の基準電流として呼出し電
圧を重畳した給電電圧を受取る。このような電圧
は、例えばすべての加入者接続回路に共通の変成
器URの2次巻線から取出すことができる。
この時それぞれの分圧器の分圧点に生じる電圧
は、抵抗R23ないしR25の1つを介して、比
較器として接続された差動増幅器K1の一方の入
力端子に抵抗R13を介して加えられる電圧に重
畳することができる。この本来の入力電圧は、セ
レクタM1を介してその都度有効な加入者接続回
路の電圧タツプSbから取出される。他方の入力
端子には、セレクタM2を介して電圧タツプSm
から取出された電圧が加えられ、この電圧は、セ
レクタ出力端子に接続されかつ抵抗R14とR1
5から成る分圧器によつて同様に比較器入力端子
によつて処理すべき電圧値にされる。電圧タツプ
Sbから取出される電圧と抵抗R17ないしR2
2によつて形成された前記分圧回路のそれぞれの
分圧点に生じる電圧値とを前記のように重畳する
ことによつて、種々の閾値が決められる。分圧器
の設計のため、例えば次のような等式が成り立
つ。
R8=R10、R7=(R5R6)+R9、R12=R14、
R15=R23+(R21R22)=R24+(R19R20)=
R25+(R17R18)。
なおここで「」は当該抵抗の並列接続を指し
ており、例えば(R5R6)は抵抗R5とR6との
並列接続を意味する。
前記の設計によりあらかじめ決定可能な閾値に
ついて基準となる選択は、セレクタM4によつて
行なわれる。適当に制御可能な電子スイツチによ
つて代用することもできるこのセレクタM4は、
中央制御装置ZSTに記憶された3つの可能な動
作状態のうちの現在の加入者接続回路の動作状態
に依存して、インターフエースSを介した適当な
アドレス制御によつて設定される。それによりそ
の都度存在するこの動作状態に対応する分圧回路
の分圧点における電圧は、差動増幅器K1に加わ
る初めの入力電圧に重畳される。差動増幅器K1
の非反転入力端子に加わる電圧は、並列分路を形
成する両方の抵抗R5およびR6の接続点におい
て分圧回路によつて相応して低下した電圧に相当
する。この電圧の値は、給電圧−UBの半分に比
例する。相応する分圧器を介して接続点Sbから
取出されたb心線の電圧は、線路ループが開いた
際と閉じた際では異なつた電位を生じるので、線
路状態に関する説明を与える。この時なおこれら
電位は、例えばとりわけ抵抗R1ないしR4から
形成された給電回路が高抵抗になつているかまた
は低抵抗になつているかに依存する。第1の場
合、すでに述べたように接点1pと2pは開いて
いる。b心線、従つて電圧タツプSbの電位は、
加入者装置の直流抵抗が小さいので、加入者の送
受器のオフフツクによつて生じるループの閉成に
よつて負になる。その際例えば両心線間の10KΩ
の仮想抵抗に対応させることができる所定の閾値
が得られる。しかし種々の動作状態に対して種々
の閾値が設けられている。高抵抗給電状態におい
てこの閾値を低抵抗給電状態に対して高いレベル
にすることによつて、僅かな絶縁欠陥のため表示
器が誤つてループ閉成を表示することが防止でき
る。それぞれ重畳すべき電圧を得る分圧回路の抵
抗は、固定した閾値に相当する加入者接続線の心
線間の仮想抵抗閾値に達すると共に差動増幅器K
1の入力端子の電位差が値0になるように選定さ
れている。
この場合この0の値は、加入者接続線路の閉状
態から開状態への場合も開状態から閉状態への場
合も、設定されるようにする。K1の入力端子間
の電圧差が0の値に形成される場合の抵抗値は、
給電電圧の−UB変化および発呼電圧の変化には
無関係にされる。このことは次のようにして達成
される、即ち当該の加入者回路−これにより、各
被呼加入者に必要とされる閾値がセレクタM4を
介して加えられる−が給電電圧−UBにより、な
いし発呼電圧とこの給電電圧との重畳から形成さ
れる電圧により給電されるようにして、達成され
る。この重畳による電圧は例えば、給電電圧のマ
イナス極とは直接接続されていない、変成器UR
の2次巻線の端子から取り出すことができる。比
較器として接続されている差動増幅器K1の入力
電圧を定める切り換え素子の値は、閾値に対応す
る線路抵抗の場合に入力電圧の差が0になるよう
に、選定される。そのため差動増幅器K1の出力
信号中に変化が得られるようになる。加入者線路
ループが開かれている時にこの出力信号が論理電
位0に相応する値を有するようにする場合は、加
入者線路ループが閉じられている時には論理電位
1に相応する出力値が生ずるようにされる。
従つてそれぞれ差動増幅器K1の種々の応答閾
値が割当てられたそれぞれの加入者接続回路の
個々の動作状態のうち、次に存在する呼出し状態
について決められた閾値決定について説明する。
呼出し状態において問合された加入者接続回路の
電圧タツプSbに生じる交流電圧の振幅は、この
加入者接続回路の電圧タツプSmにおけるものよ
り小さい。両方の問合せ点の電圧値は、相応する
分圧回路を介して差動増幅器K1の両方の入力端
子に供給されるので、規定によりこれら入力電圧
の差を0による閾値の場合、交流電圧成分のこの
相違を補償しなければならない。そのため抵抗R
23および相応して制御部から設定されたセレク
タM4を介して、相応して同調された呼出し交流
成分が、電圧タツプSbから取出された値に重畳
される。それにより差動増幅器K1の同相範囲に
おいて問合せの際呼出し状態において存在する交
流電圧の一部は除去できる。
加入者接続回路の個々の動作状態に対する前記
の閾値は、この時固定的に与えられた値に限定さ
れているのではなく、そのため動的な変化範囲が
設けられている。それより許容された枠内におい
て加入者接続線の所属の閾値抵抗のわずかな変化
を生じる作用量によつて問合せ結果に誤りを生じ
ることはなくなる。そのため差動増幅器K1の出
力情報を受取るシフトレジスタSR1と共働して、
前記分圧回路を介してあらかじめ与えられたそれ
ぞれの閾値のシフトが行なわれる。その都度試験
された加入者接続線内にほぼ所定の閾値電圧に対
応すべき閾値抵抗に相当する漏れ抵抗によつて生
じる漏れ電流は、この時例えば周期的に行なわれ
る表示の際振動表示を示じないように作用させる
ことができる。
シフトレジスタは、分散制御ユニツトから受取
つた情報によつて制御され、n個の加入者回路の
群内のそれぞれの加入者回路に問合せた後に相応
したクロツクパルスを介してシフトされる。従つ
て加入者回路の問合せ結果は、周期時間だけ遅れ
て送出され、かつそれぞれの情報をここに供給さ
れるその他の情報と同様に適当な論理電位0と1
に変換するインターフエースSを介して中央制御
装置に伝達される。さらにシフトレジスタのそれ
ぞれの出力信号は、反転分離増幅器T1を介し、
かつシフトレジスタSR1に関してそれぞれ1つ
の抵抗R26ないしR28を介して1つの設定抵
抗R22,R20またはR18のタツプに供給さ
れる。シフトレジスタSR1およびSR2の目的
は、差動増幅器K1およびK2から送出された検
出信号を1循環サイクル遅延させることにある。
遅延信号は一方では論理結合素子Gを介してイン
ターフエースSに供給され、そこから中央制御装
置ZSTに供給され、他方では分離増幅器T1お
よびT2を介して抵抗R18〜R22ないしR3
0より成る分圧器に供給される。分離増幅器の作
用によつて、シフトレジスタSR1およびSR2の
遅延出力信号が、前記分圧器から発生されるバイ
アス電圧に作用するようになつて、これらのバイ
アス電圧が、差動増幅器K1の反転入力側ないし
差動増幅器K2の非反転入力側の各々加わる電圧
を高めるかまたは低下させるようにする。高める
か低下させるかの決定は、1サイクル時間前にこ
の電圧値により差動増幅器K1およびK2で、ど
ちらの方向の出力電位変化が生じたのかによる。
つまり例えば、電圧タツプないし分圧点Sbから
取出された電圧が閾値を上回つたため差動増幅器
K1の出力側の電位を0から1に変化させたと
き、(もつて線路状態変化が指示され当該変化は
云う迄もなく1サイクル遅れてはじめて中央制御
装置に伝送通報される)1サイクル遅れで閾値が
下げられる。その結果、それ自体は、電圧タツプ
Sbの電圧がこのサイクル周期内で再び低下させ
られたとしても閾値を上回り、差動増幅器K1の
出力側が2進1のときは同じ値のままである。こ
のようにして、種々の線路状態を互いに区分する
値の領域における短時間の電圧変動が、指示結果
に作用しないようにすることができる。実際の回
路構成において設定抵抗R22,R20またはR
18は、それぞれ2つの分離した部分抵抗に分割
されており、その際接続点が図示されたタツプに
相当する。抵抗R19とR20から成る分圧器
が、セレクタM4の適当な設定を介して差動増幅
器K1の連通接続に対する応答閾値を決めるもの
とすれば、サイクル内において同一加入者回路の
前回の問合せの際差動増幅器の出力信号として論
理電位1に相当する出力信号が存在した場合、こ
の出力信号は、例えば正の電位として分離増幅器
T2の出力端子に現われる。それより抵抗R19
およびR20の分圧点に接続された抵抗R24を
介してセレクタM4に対する入力電位は、いくら
か正の方向へシフトされる。この時このシフト
は、出力端子を介して同様に差動増幅器K1の反
転入力端子に作用する。それにより電圧タツプ
Sbを介してb心線から取出された電圧値は、初
めから応答するような方向へいくらかシフトされ
る。従つて応答値に関していわゆるヒステリシス
範囲が与えられる。それにより一義的な表示が可
能である。入力端子に差電圧として生じる電圧が
前記の電圧シフト量だけ上昇する程度に再び線路
抵抗が増加すると、増幅器K1の出力信号は、論
理電位1に相当する出力電位に変化する。それに
より例えば不動作状態が定義される。前記の制御
のため前の問合せの際に検出された状態を利用す
るシフトレジスタは、いずれにせよ系の動作の基
になる時間関係に合わせるため必要である。この
整合は、例えば関与する部品またはユニツトの過
渡状態に相当する情報をもつばら評価することに
よつて行なわれる。
表示器K1を介してループ閉成状態、および呼
出し停止を行なう呼出し状態中のループ閉成が識
別されることはすでに説明した。地気ボタンを押
したことを識別するため、表示器K2と後続のシ
フトレジスタSR2を含む評価分路が使われ、こ
の評価分路は、付加的にそれぞれの電圧タツプ
Smを問合せるセレクタM2の出力線に連結され
ている。押しボタンETの操作によつて加入者
Tlnにおいて加入者接続線の両心線は接地され
る。比較器として使われる差動増幅器K2に対し
て、差動増幅器K1に対するものと同様にあらか
じめ応答閾値が与えられている。この応答閾値
は、分圧回路を形成する抵抗R29とR30の接
続点から抵抗R31を介して取出される。動的な
ヒステリシス特性を生じるため、同様に必要な時
点にここでは非反転分離増幅器を介して部分抵抗
の一方すなわち部分抵抗R30に出力電圧が戻さ
れる。その際動作は、比較器K1および後続のシ
フトレジスタSR1についてすでに説明したもの
と同じである。シフトレジスタSR1と同じにシ
フトレジスタSR2も、所定のnから成る加入者
接続の群内の加入者接続回路のそれぞれを問合せ
た後に、シフトクロツクパルスを受取る。
抵抗R29とR30から成る分圧器は次のよう
に構成されている。すなわち両方の抵抗の接続点
に生じる負の電圧は、ループを閉じた際に電圧タ
ツプSmに生じる負の電圧の絶対値よりもいくら
か小さな電圧値を持つようにする。地気ボタンを
操作するとa心線の電位は、負から正の電位に変
化するので、この時電圧タツプSmは、同様に正
の電位を有する。それによりセレクタM2を介し
て当該の接続点を問合せた際、差動増幅器K2の
閾値を越える。従つて地気ボタンを押したこと
は、このような場合出力側に生じる論理電位、例
えば論理電位1によつて表わされる。例えば4m
secのサイクル時間の後に改めて行なわれる同一
接続点の次の問合せによつて、ゲートGを開く判
定基準が存在するものとして、この表示は、イン
ターフエースSを介して中央制御装置ZSTに転
送される。この装置は、それからこれに関する制
御過程、例えばコールバツクを開始し、または当
該加入者が優先権を有する構内装置であると識別
し、かつそれから必要な処理を開始する。ゲート
Gの通過条件は、別の入力端子の1つにおけるシ
フトレジスタSR2の相応した出力信号の他に、
それぞれの加入者接続線の低抵抗給電状態を表わ
す信号が加わつた時に満たされる。別の入力端子
を介して、それぞれの加入者線のループ閉成を知
らせるシフトレジスタSR1の出力信号が加わら
なければならない。
入力結合された妨害成分または重畳された有効
信号、例えば重畳された呼出し電圧であることが
ある交流電圧成分が評価過程に作用を及ぼし、そ
れにより実際の状態とは相違した表示を生じない
ようにすることを、それぞれの評価に対して確実
にしなければならない。それぞれの加入者接続線
の呼出し状態および高抵抗給電状態において、こ
のことは特に危険である。これらそれぞれの動作
状態についてそれぞれの測定値は、電圧タツプか
ら平衡して取出され、かつ差動増幅器K1の入力
端子に供給される。入力された長手方向電圧は、
給電回路の対地対称性が良好な場合には両心線に
同様に表われるので、差動増幅器K1の入力端子
にはほとんど生じない。このような良好な対地対
称性は、低抵抗給電の場合には前提としてもよ
い。それ故にこの場合にはろ波のため別の処置は
講じられていない。評価回路は、この場合予期す
べき最大長手方向電圧値において差動増幅器の同
相範囲を下回らないように構成できる。給電回路
が高抵抗になつている場合、すなわち実際に両心
線内にさらに付加的に抵抗R3またはR4がそう
入されている場合、この前提は与えられない。な
ぜなら、給電回路が高抵抗になつている場合およ
び呼出し状態の場合は、対地対称性が保たれない
ので、投入接続された長手方向電圧が障害電圧と
して作用することがあるからである。それ故この
場合におよび休止状態において、この状態をシグ
ナリングとして評価する差動増幅器K1の両入力
端子と並列に、低域通過特性を有する濾波素子が
接続される。実施例においてこの濾波素子は、各
加入者回路に対する個々のコンデンサであり、こ
のコンデンサは相応の抵抗R13およびR16と
共に濾波回路を構成している。コンデンサC1〜
Cnを用いたフイルタは次の作用を行なう。即ち
この濾波回路のコンデンサが比較器K1の両入力
端子に並列に接続されているため、この入力端は
高周波振動を短絡し、そのため比較器K1は高周
波振動の影響を受けなくなる。
各コンデンサC1〜CnのセレクタM3を介し
て行なわれる。セレクタM3はセレクタM1およ
びM2と同様に連続的なアドレス制御により隣り
の切り換え位置へ移行させる。そのため前述の作
動形式の場合に各加入者回路に対して個々に設け
られているコンデンサが、各サイクル時間後にそ
の都度新たに作用するようになる。
スイツチScが図示の切り換え位置におかれて
いる場合、コンデンサC1〜Cnの各1つがセレ
クタM3によりかつスイツチScを介して、比較
器K1の反転入力端子と接続される。この場合、
非反転入力端子はコンデンサの他方の端子と固定
的に接続されている。スイツチScを図示の位置
から他方の位置へ切り換えると、コンデンサC1
〜Cnは比較器K2の両入力端子間に前記と同様
に接続される。ろ波すべき交流電圧成分の周波数
が標本化周波数よりも低いものとすれば、1つの
コンデンサを連続して接続した場合に比べて、そ
れぞれのコンデンサの容量値は1/nに小さくす
ることができる。それによりそれぞれ1つの小さ
なコンデンサによつて十分なろ波作用を得ること
ができる。つまりコンデンサC1〜Cnを所定の周
期内で時間的に直接連続して接続した際、容量が
小さいにもかかわらず、n倍の大きさの容量値を
有する1つのコンデンサを連続して持続した際に
得られるろ波作用に相当する仮想の時定数が得ら
れる。換言すれば、RC素子のフイルタ作用にと
つて、その時定数が規定的な意味をもつている。
そこでそのようなRC−フイルタ素子を永続的に
持続するのでなく、短時間だけ周期的に繰り返し
持続すれば、そのコンデンサは充電される時間が
遅くなるので、フイルタ素子は、実際よりも容量
が大きいコンデンサを用いたRC素子の時定数と
同じ値の実効的(仮想の)時定数を有するものと
して作用する。それぞれのコンデンサが加入者接
続線のそれぞれの問合せのために使用される期間
の一部においてだけ実際に接続される場合、それ
ぞれのコンデンサの容量値はさらに減少できる。
それにより適当な技術を選択した際コンデンサを
集積回路の一部として集積回路中に含めることが
可能である。
節約の理由から接点1pと抵抗R3を省略した
場合、接点2pが開かれていると、非対称の高抵
抗の給電状態が形成される。この非対称性のた
め、加入者接続線路の心線に隣り合う線路の電流
にもとづく例えばエネルギ供給線路の電流にもと
づく長手方向の誘導作用により生ずる電流がもは
や互いに相殺し合うことがなくなり、そのためこ
の電流は障害として即ちノイズとして作用する。
このノイズ障害はフイルタの作用によつてのみ抑
圧できる。
抵抗R13,R16およびコンデンサC1〜
Cnにより形成されるフイルタ作用は簡単な方法
で強化できる。そのため、接点1pおよび抵抗R
3を設けない場合に、それにより形成される非対
称の高抵抗の給電状態において、比較器1が指示
を誤らない位に長手方向電圧を十分に濾波するこ
とができる。その点においてこの解決策は非常に
有利である。なぜなら使用される集積差動増幅器
が固定的特性を有するため、ろ波素子に含まれる
抵抗の抵抗値を、相応して大きく選定することは
できないからである。
セレクタM3を介してそれぞれ作用接続される
コンデンサC1〜Cnは、差動増幅器K2へ導か
れる入力量の濾波のために付加的に用いられる。
この差動増幅器は、前述のように、地気ボタン操
作の識別のための表示器として用いられる。問い
合わせの際に有効信号のほかに、非対称に行なわ
れる取り出しのために、心線に現れる長手方向電
圧から障害電圧が生ずる。個々のコンデンサはセ
レクタM3を介して、加入者接続線路の呼び出し
状態に相応する即ち高抵抗の給電状態に相応する
作動状態においてだけ、差動増幅器K1の入力側
に対して作用する。給電回路の低オーム状態にお
いては直接切り換えスイツチScを介して、各加
入者接続回路を定めるコンデンサCの差動増幅器
K2の入力側への接続が行なわれる。この接続を
行なう切り換えスイツチScは中央の制御装置か
らインターフエースを介して相応に制御される。
コンデンサのその都度の作用接続のために付加的
な制御論理装置は必要とされない、何故ならばこ
の制御は、別の両方のセレクタと同様に制御され
るセレクタM3を介して、行なわれる。給電回路
の状態は、スイツチング素子Pの所要の制御の結
果、その都度に中央の制御装置において記憶され
ている。そのため同じ費用で、コンデンサの多重
の利用により3つの異なる表示を選択的に取り出
すことができる。呼び出し電圧の給電に対して影
響を受けなくなるほかに、同時に地気ボタン操作
を検出する表示回路に対して、および、R3の短
絡により非対称にも形成されることのある給電ブ
リツジの高オームの切り換え状態において、長手
方向電圧から影響を受けないようになる。
発明の効果 本発明の構成により、電子選択スイツチ素子の
入力端子の総数に相当する数の加入者接続回路を
1つのユニツトにまとめることができる。さらに
このユニツトごとに、評価すべき加入者接続回路
の動作状態を単に2つの群に分けることによつ
て、2つの比較器だけを用いるだけですむ。低抵
抗ないし高抵抗直流給電および呼出し状態のシグ
ナリングのための第1の群に対応する比較器に対
して、設定された動作状態が何であるかに応じて
異なるバイアス電圧(閾値)を設定することによ
つて、1つの比較器だけで確実な評価を行なうこ
とができる。従つて、簡単で安価な構成にもかか
わらず評価の確実性を高めることができる。フイ
ルタコンデンサを両比較器入力側に接続すること
により、両心線の電圧タツプに生ずることのある
長手方向電圧の妨害作用を取除くことができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の実施例を説明するための回路図
である。 K1,K2……比較器、M1,M2……選択ス
イツチ素子、Sb,Sm……電圧タツプ、ZST……
中央制御装置、S……インターフエース、SR1,
SR2……シフトレジスタ、Tln……加入者、U¨…
…ハイブリツドコイル、K……スイツチ網。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 心線がそれぞれ1つの給電抵抗を介して電源
    の両極のうち一方に接続された通信装置の加入者
    接続線のスイツチ状態を検出する回路装置であつ
    て、それぞれの加入者接続線の局側終端をなす加
    入者接続線回路中の心線a,bの電位に依存する
    電位を有する固定の電圧タツプSb,Smにおける
    電位状態を評価することにより前記加入者接続線
    のスイツチ状態の検出が行なわれ、且つ加入者接
    続線の動作状態に依存して生じる該加入者接続線
    のスイツチ状態に関してシグナリングを行なうこ
    とができる回路装置において、評価すべきシグナ
    リングの種類が、全体として2つの評価群に分割
    されており、このとき第1の評価群には、低抵抗
    ないし高抵抗直流給電および呼出し状態が所属し
    ており、また第2の評価群には地気ボタン操作表
    示が所属しており、かつそれぞれの群について、
    これら群に対応するシグナリングの場合、その評
    価群に専用に付属した比較器K1またはK2の出
    力信号によつて当該シグナリングを監視識別可能
    であり、前記比較器K1,K2の入力側に2つの
    電子選択スイツチ素子M1,M2が設けられてお
    り、該電子選択スイツチ素子は各々が多数の加入
    者接続線のうちの複数に対して共通でありかつ周
    期的な順序で制御され、第1の電子選択スイツチ
    素子M1を用いて各比較器の入力端子の少なくと
    も1つを第1の分圧回路R12,R13;R7,
    R8を介して前記一方の電圧タツプSbに接続可
    能であり、該電圧タツプSbの電位は、それぞれ
    加入者接続線の心線a,b内にそう入された給電
    抵抗R1,R2またはR1とR3およびR2とR
    4の電源−UBから離れた方の端子から導かれて
    おり、第2の電子選択スイツチM2を用いて各比
    較器の入力端子の少なくとも1つを、第2の分圧
    回路R14,R15;R9,R10を介して前記
    他方の電圧タツプSmに接続可能であり、該電圧
    タツプSmの電位は、給電抵抗の前記端子の間に
    高抵抗並列分路を形成する同じ抵抗値の2つの抵
    抗R5,R6の接続点から導かれており、また中
    央制御装置ZSTによつて、第1の評価群に対応
    する比較器K1に、設定されたそれぞれの加入者
    接続回路の動作状態に応じて、比較器の切り換え
    状態に付加的に影響を与える異なるバイアス電圧
    を、セレクタを介して前もつて印加できるように
    し、さらに比較器の入力側に、選択切り換え素子
    の各切り換え位置において、濾波用の各個別のコ
    ンデンサC1〜Cnを接続可能にし、さらに第2
    評価群用の比較器K2を用いて行なわれるシグナ
    リング信号の送出を、比較器K1も所定のシグナ
    リング信号を即ち低抵抗給電状態のループ状態信
    号を送出するか否かに、依存させるようにしたこ
    とを特徴とする通信装置における加入者接続線の
    スイツチ状態を検出する回路装置。 2 第1の評価群(高抵抗または低抵抗給電回路
    におけるループ表示、呼出し状態)に関して、所
    属の比較器K1の両方の入力端子が、それぞれ一
    方の心線に関する電圧タツプに接続され、かつ第
    2の評価群(地気ボタン操作表示)に関して、所
    属の比較器K2の一方の入力端子だけが一方の電
    圧タツプSmに接続され、かつ他方の入力端子に、
    バイアス電圧が供給される、特許請求の範囲第1
    項記載の回路装置。
JP13309380A 1979-09-26 1980-09-26 Circuit device for detecting switching state of subscriber*s connecting line in communication system Granted JPS5654190A (en)

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