JPH0133920B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133920B2 JPH0133920B2 JP55144629A JP14462980A JPH0133920B2 JP H0133920 B2 JPH0133920 B2 JP H0133920B2 JP 55144629 A JP55144629 A JP 55144629A JP 14462980 A JP14462980 A JP 14462980A JP H0133920 B2 JPH0133920 B2 JP H0133920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coupler
- electric field
- inlet
- field distribution
- acceleration tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005684 electric field Effects 0.000 claims description 11
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、線型加速器の構造に関する。
線型加速器は、荷電粒子を直線状に加速するも
のであり、荷電粒子を電磁波によつて加速する加
速管を有し、加速管の両端には、外部から電磁波
を加速管に供給する入口結合器と不要の電磁波を
外部へ導出するための出口結合器とが設けられ
る。
のであり、荷電粒子を電磁波によつて加速する加
速管を有し、加速管の両端には、外部から電磁波
を加速管に供給する入口結合器と不要の電磁波を
外部へ導出するための出口結合器とが設けられ
る。
加速管は出口結合器及び入口結合器を介して外
部回路に整合されるが、従来特別の調整機構もな
かつたため、製作組立時において外部回路との整
合作業に多大の時間を要する、或いは、結合器自
体の位相、電界分布等の特性の調整が困難などの
欠点があつた。
部回路に整合されるが、従来特別の調整機構もな
かつたため、製作組立時において外部回路との整
合作業に多大の時間を要する、或いは、結合器自
体の位相、電界分布等の特性の調整が困難などの
欠点があつた。
本発明は、前記した事例に鑑みなされたもの
で、外部回路との整合が容易で、更に位相等の調
整が容易な結合器を有する線型加速器を提供する
ことを目的とする。
で、外部回路との整合が容易で、更に位相等の調
整が容易な結合器を有する線型加速器を提供する
ことを目的とする。
以下、本発明を実施例に基づいて説明する。第
1図において、円筒状の加速管本体1の中には複
数の孔明き円板2が等しい軸方向間隔をおいて配
設されており、その両端の開口(一方のみ図示)
3は入口結合器5に覆われている。
1図において、円筒状の加速管本体1の中には複
数の孔明き円板2が等しい軸方向間隔をおいて配
設されており、その両端の開口(一方のみ図示)
3は入口結合器5に覆われている。
本体2の図示しない他の開口は、同様に出口結
合器に覆われているが、出口結合器は、入口結合
器5と同様の構造なので説明を省略する。
合器に覆われているが、出口結合器は、入口結合
器5と同様の構造なので説明を省略する。
入口結合器5は、円板2と同様に内方に突出し
たフランジ部7を有し、その中心に電磁波が通る
穴9を有する。
たフランジ部7を有し、その中心に電磁波が通る
穴9を有する。
開口3は、穴9の部分を除いてフランジ部7に
よつて塞がれ、穴9に向いあつて、位相調整部材
すなわちアダプタ11が挿着されている。
よつて塞がれ、穴9に向いあつて、位相調整部材
すなわちアダプタ11が挿着されている。
アダプタ11は、入口結合器5の壁13の外面
に衝合しボルト15によつて固着されるフランジ
17と壁13を貫ぬいて内部に突出した筒状部1
9よりなる。壁13の外面に形成されたキヤビテ
イ21の中に挿入されるシム23の厚さによつて
筒状部19の内方突出量aが調整される。
に衝合しボルト15によつて固着されるフランジ
17と壁13を貫ぬいて内部に突出した筒状部1
9よりなる。壁13の外面に形成されたキヤビテ
イ21の中に挿入されるシム23の厚さによつて
筒状部19の内方突出量aが調整される。
入口結合器5の半径方向外端には、結合口すな
わち電磁波の入口25が形成され、入口25に対
向して電界分布調整部材30が設けられている。
調整部材30は、結合器5に螺合したステム31
とこの内端に連結すると共に外縁が結合器5の溝
に嵌合した薄板33とよりなり、ステム31の回
動により薄板33は2点鎖線33′に示すように
突出したり、或いは2点鎖線33″に示すように
凹んだりする。
わち電磁波の入口25が形成され、入口25に対
向して電界分布調整部材30が設けられている。
調整部材30は、結合器5に螺合したステム31
とこの内端に連結すると共に外縁が結合器5の溝
に嵌合した薄板33とよりなり、ステム31の回
動により薄板33は2点鎖線33′に示すように
突出したり、或いは2点鎖線33″に示すように
凹んだりする。
入口結合器5及び図示しない出口結合器は、図
示しない外部回路構成部材に結合され、電磁波
は、入口25から結合器5の中に入り、加速管本
体1の中の円板2の孔を貫通し出口結合器より取
り出され、荷電粒子は加速管本体1の中で所要の
速度迄加速される。
示しない外部回路構成部材に結合され、電磁波
は、入口25から結合器5の中に入り、加速管本
体1の中の円板2の孔を貫通し出口結合器より取
り出され、荷電粒子は加速管本体1の中で所要の
速度迄加速される。
なお、前述の荷電粒子の加速は通常のもので当
業者には自明であるので詳細説明は省略する。
業者には自明であるので詳細説明は省略する。
結合器5の中の電界の分布は、穴9の中心軸に
関し軸対称となるように設定されているが、入口
結合器5の製作誤差により、アイリス40の大き
さが変わり、これにより内部に形成される電界の
分布の軸が前記中心軸よりずれる。
関し軸対称となるように設定されているが、入口
結合器5の製作誤差により、アイリス40の大き
さが変わり、これにより内部に形成される電界の
分布の軸が前記中心軸よりずれる。
この場合、ステム31を回動し、薄板33を突
出又は凹ませて軸を合わせる。
出又は凹ませて軸を合わせる。
例えばアイリス40が大きい場合には、電界分
布の軸はアイリス40の方向に偏位するが、ステ
ム31を引き抜き方向に回転し薄板33を凹ませ
ることにより、それらの軸を一致させることがで
きる、勿論調整部材30の調整は、電界分布を測
定しながら行われる。
布の軸はアイリス40の方向に偏位するが、ステ
ム31を引き抜き方向に回転し薄板33を凹ませ
ることにより、それらの軸を一致させることがで
きる、勿論調整部材30の調整は、電界分布を測
定しながら行われる。
又、アダプタ11の筒状部19の突出量aによ
つて、結合器5の中の電界の強さが変わる(突出
量aが大きくなると強さは大きくなる。)。
つて、結合器5の中の電界の強さが変わる(突出
量aが大きくなると強さは大きくなる。)。
電界の強さは、コンデンサで請うキヤパシタン
スCに相当し、結合器5の共振周波数fは、次式
で表わされる。
スCに相当し、結合器5の共振周波数fは、次式
で表わされる。
f1/2π√
但しLは、主としてその体積で定まる。
従つて、挿入されるシム23の厚さを適宜選択
して突出量aを調整し、共振周波数すなわち位相
を好適値に調整する。
して突出量aを調整し、共振周波数すなわち位相
を好適値に調整する。
結合器5と外部回路との整合も、アダプタ11
の突出量aを調整して行なわれる。
の突出量aを調整して行なわれる。
以上説明したように、本実施例によれば、アダ
プタ11の突出量aの調整は厚さの異なる複数の
シム23を用意しておき挿入するシム23の厚さ
を適宜選択すればよいから、外部回路との結合器
5の整合は極めて簡単に行なうことができると共
に、結合器5の位相調整も簡単に行なうことがで
きる。
プタ11の突出量aの調整は厚さの異なる複数の
シム23を用意しておき挿入するシム23の厚さ
を適宜選択すればよいから、外部回路との結合器
5の整合は極めて簡単に行なうことができると共
に、結合器5の位相調整も簡単に行なうことがで
きる。
更に、結合器5の中の電界分布の調整も前記位
相調整とは別個にステム31の回動により簡単に
行なうことができ、ひいては製作時における結合
器5の特性の調整を簡単、正確に行ない加速器の
性能を十分発揮させることができる。
相調整とは別個にステム31の回動により簡単に
行なうことができ、ひいては製作時における結合
器5の特性の調整を簡単、正確に行ない加速器の
性能を十分発揮させることができる。
第1図は本発明の実施例を示す部分断面図、第
2図は第1図を軸方向からみた部分断面図であ
る。 1……本体、2……円板、3……開口、5……
結合器、7……フランジ部、9……穴、11……
アダプタ、13……壁、15……ボルト、17…
…フランジ、19……筒状部、21……キヤビテ
イ、23……シム、25……入口、30……調整
部材、31……ステム、33……薄板、40……
アイリス、a……突出量、C……キヤパシタン
ス、f……共振周辺数。
2図は第1図を軸方向からみた部分断面図であ
る。 1……本体、2……円板、3……開口、5……
結合器、7……フランジ部、9……穴、11……
アダプタ、13……壁、15……ボルト、17…
…フランジ、19……筒状部、21……キヤビテ
イ、23……シム、25……入口、30……調整
部材、31……ステム、33……薄板、40……
アイリス、a……突出量、C……キヤパシタン
ス、f……共振周辺数。
Claims (1)
- 1 円筒状加速管本体と同本体両端開口を夫々覆
つて取着されると共に半径方向外端に形成された
結合口を具備した結合器とを有するものにおい
て、位相調整部材を前記開口に対向して出没自在
に前記結合器の壁に装着すると共に電界分布調整
部材を前記結合口に対向して前記結合器に設けた
ことを特徴とする線型加速器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14462980A JPS5769700A (en) | 1980-10-16 | 1980-10-16 | Linear accelerator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14462980A JPS5769700A (en) | 1980-10-16 | 1980-10-16 | Linear accelerator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5769700A JPS5769700A (en) | 1982-04-28 |
JPH0133920B2 true JPH0133920B2 (ja) | 1989-07-17 |
Family
ID=15366481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14462980A Granted JPS5769700A (en) | 1980-10-16 | 1980-10-16 | Linear accelerator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5769700A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526998B2 (ja) * | 1973-03-08 | 1977-02-26 | ||
JPS5410196B2 (ja) * | 1975-08-14 | 1979-05-02 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526998U (ja) * | 1975-07-02 | 1977-01-18 | ||
JPS5410196U (ja) * | 1977-06-23 | 1979-01-23 |
-
1980
- 1980-10-16 JP JP14462980A patent/JPS5769700A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526998B2 (ja) * | 1973-03-08 | 1977-02-26 | ||
JPS5410196B2 (ja) * | 1975-08-14 | 1979-05-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5769700A (en) | 1982-04-28 |
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