JPH0133604Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133604Y2 JPH0133604Y2 JP1984103784U JP10378484U JPH0133604Y2 JP H0133604 Y2 JPH0133604 Y2 JP H0133604Y2 JP 1984103784 U JP1984103784 U JP 1984103784U JP 10378484 U JP10378484 U JP 10378484U JP H0133604 Y2 JPH0133604 Y2 JP H0133604Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plates
- belt
- human body
- clamp
- safety
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims description 5
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 claims description 3
- 239000011152 fibreglass Substances 0.000 claims description 3
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 4
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 3
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 3
- 208000034656 Contusions Diseases 0.000 description 2
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- 206010017076 Fracture Diseases 0.000 description 1
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Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、地下ケーブルの埋設工事、地下配管
工事、炭坑内での石炭採掘などの危険な作業ある
いはオーバイ等の運転において、人体胴部を、土
砂崩れや落盤、あるいは交通事故などの不慮の事
故から防護するための安全胴衣に関するものであ
る。
工事、炭坑内での石炭採掘などの危険な作業ある
いはオーバイ等の運転において、人体胴部を、土
砂崩れや落盤、あるいは交通事故などの不慮の事
故から防護するための安全胴衣に関するものであ
る。
従来、いわゆる安全用具としてヘルメツト、手
袋、安全靴など主に人体頭部や四肢を防護するた
めのものについては種々開発されているが、上記
したような工事において胸部打撲や脊ずい骨折、
あるいは圧死などの事故から人体を防護するため
の効果的な安全胴衣については見当たらないのが
現状である。
袋、安全靴など主に人体頭部や四肢を防護するた
めのものについては種々開発されているが、上記
したような工事において胸部打撲や脊ずい骨折、
あるいは圧死などの事故から人体を防護するため
の効果的な安全胴衣については見当たらないのが
現状である。
本考案は、このような現状を考え、人体に対す
る着脱が簡便でしかも人体を上記事故から的確に
防護できる安全胴衣を安価に提供することを目的
とするものである。
る着脱が簡便でしかも人体を上記事故から的確に
防護できる安全胴衣を安価に提供することを目的
とするものである。
本考案は、それぞれ人体のくび部から下腹部に
至る範囲の胴部の正面側、背面側を包囲ないし被
覆しうる2枚の保護板1,2よりなり、これらの
保護板1,2は、金属材料の骨格11,21を備
え、ガラス繊維強化プラスチツク材料又は金属材
料で成形加工した芯板1′,2′にその人体対面側
に緩衝部材23,24を備えているもので、該保護
板1,2の一側端部が蝶番3で互いに連設され、
かつ他端部は互いにクランプ4で係脱可能に構成
され、さらに両肩部において互いに係止ベルト5
を設け、また人体胴部を締めるためのベルト6を
前記保護板2の両脇部内面に備えていることを特
徴とする安全胴衣である。
至る範囲の胴部の正面側、背面側を包囲ないし被
覆しうる2枚の保護板1,2よりなり、これらの
保護板1,2は、金属材料の骨格11,21を備
え、ガラス繊維強化プラスチツク材料又は金属材
料で成形加工した芯板1′,2′にその人体対面側
に緩衝部材23,24を備えているもので、該保護
板1,2の一側端部が蝶番3で互いに連設され、
かつ他端部は互いにクランプ4で係脱可能に構成
され、さらに両肩部において互いに係止ベルト5
を設け、また人体胴部を締めるためのベルト6を
前記保護板2の両脇部内面に備えていることを特
徴とする安全胴衣である。
本考案の一実施例を第1図〜第5図に基づいて
説明すると、この安全胴衣は2枚の保護板1,2
により構成され、それぞれの横方向一端部が蝶番
3により連接され、他端部は従来公知の係止部材
例えばクランプ4により係脱可能となつている。
これらの保護板1,2はいずれも、第2図に示す
ように帯状(もしくは管状)の金属材料を人体胴
部の形体に合わせて折曲加工したものを骨格11,
21として備え、ガラス繊維強化プラスチツク材
料を成形加工して芯板1′,2′(図示せず)とな
し、この芯板の内面側すなわち人体と対面する側
にゴム、スポンジ等の緩衝部材及び皮革、ビニル
レザー等の被覆材をこの順に覆設して構成された
ものである。
説明すると、この安全胴衣は2枚の保護板1,2
により構成され、それぞれの横方向一端部が蝶番
3により連接され、他端部は従来公知の係止部材
例えばクランプ4により係脱可能となつている。
これらの保護板1,2はいずれも、第2図に示す
ように帯状(もしくは管状)の金属材料を人体胴
部の形体に合わせて折曲加工したものを骨格11,
21として備え、ガラス繊維強化プラスチツク材
料を成形加工して芯板1′,2′(図示せず)とな
し、この芯板の内面側すなわち人体と対面する側
にゴム、スポンジ等の緩衝部材及び皮革、ビニル
レザー等の被覆材をこの順に覆設して構成された
ものである。
すなわち、第4図は人体胴部の背面側を被覆す
るための保護板2の断面構造を示しているが、こ
の図において22は上記強化プラスチツク材料を
23はスポンジを、24はビニルレザーをそれぞれ
示している。なお、保護板1の断面構造は保護板
2と面対称的で、内面側の外皮はビニルレザーと
なつている。
るための保護板2の断面構造を示しているが、こ
の図において22は上記強化プラスチツク材料を
23はスポンジを、24はビニルレザーをそれぞれ
示している。なお、保護板1の断面構造は保護板
2と面対称的で、内面側の外皮はビニルレザーと
なつている。
しかして、前記保護板2の両肩部には係止ベル
ト5と、肩当てを兼ねた伸縮性の肩掛けベルト8
が、両脇部にはベルト6がそれぞれ配備されてい
る。前記係止ベルト5は、伸縮性のあるベルトで
その固定端は保護板2の外面側上端部近傍位置に
あり、その自由端は保護板1の外面側上端部近傍
位置に係脱できるようになつている。前記肩掛け
ベルト8のうち肩との当接部は伸縮性及び緩衝性
に富んだ材料たとえばスポンジを内装したものと
なつており、その固定端は保護板2の内面側上方
部位置にあり、その自由端は保護板2の内面側下
方部位置に設けた係止部8′に係脱可能である。
この場合、一対の肩掛けベルト8,8は後身から
前身側にそれぞれ平行して延ばして人体の肩部に
沿つて引掛けて胴側部と通して下方にある係止部
8′,8′に係止するもので、いわゆる背負い状態
でベルト掛けし、保護板1,2を人体に安全に定
着させるもので場合によつては肩掛けベルト8は
たすき掛けした状態でも、そのまま直下に下ろし
た状態でも係止部8′により係止可能であるが、
肩掛けベルト8に肩当て片(図示せず)を別個に
設けてもよい。なお、ベルト6は、一般にズボン
等に使用されているベルトと同様の形体を有して
いるものである。
ト5と、肩当てを兼ねた伸縮性の肩掛けベルト8
が、両脇部にはベルト6がそれぞれ配備されてい
る。前記係止ベルト5は、伸縮性のあるベルトで
その固定端は保護板2の外面側上端部近傍位置に
あり、その自由端は保護板1の外面側上端部近傍
位置に係脱できるようになつている。前記肩掛け
ベルト8のうち肩との当接部は伸縮性及び緩衝性
に富んだ材料たとえばスポンジを内装したものと
なつており、その固定端は保護板2の内面側上方
部位置にあり、その自由端は保護板2の内面側下
方部位置に設けた係止部8′に係脱可能である。
この場合、一対の肩掛けベルト8,8は後身から
前身側にそれぞれ平行して延ばして人体の肩部に
沿つて引掛けて胴側部と通して下方にある係止部
8′,8′に係止するもので、いわゆる背負い状態
でベルト掛けし、保護板1,2を人体に安全に定
着させるもので場合によつては肩掛けベルト8は
たすき掛けした状態でも、そのまま直下に下ろし
た状態でも係止部8′により係止可能であるが、
肩掛けベルト8に肩当て片(図示せず)を別個に
設けてもよい。なお、ベルト6は、一般にズボン
等に使用されているベルトと同様の形体を有して
いるものである。
さらに、前記保護板1の上端中央部にはU字状
の切欠部10、保護板2の上端中央部には人体く
び部後方上部に合わせた形状の突起部9がそれぞ
れ形成され、これらの保護板1,2をクランプ4
を介して互いに係止したときに人体両脇を突出さ
せるための(両肩部は被覆され)開口部12と、
人体くび部を通すための開口部11が形成される
形体のものとなつている。
の切欠部10、保護板2の上端中央部には人体く
び部後方上部に合わせた形状の突起部9がそれぞ
れ形成され、これらの保護板1,2をクランプ4
を介して互いに係止したときに人体両脇を突出さ
せるための(両肩部は被覆され)開口部12と、
人体くび部を通すための開口部11が形成される
形体のものとなつている。
上記安全胴衣の使用に当たつては予めクランプ
4、係止ベルト5、ベルト6及び肩掛けベルト8
を解放した状態にして人体胴部を保護板1,2包
み込みベルト6、肩掛けベルト8、クランプ4、
係止ベルト5の順に係止すればよい。この場合、
きき腕に応じて蝶番3とクランプ4の配備位置を
交換してもよいことは勿論である。
4、係止ベルト5、ベルト6及び肩掛けベルト8
を解放した状態にして人体胴部を保護板1,2包
み込みベルト6、肩掛けベルト8、クランプ4、
係止ベルト5の順に係止すればよい。この場合、
きき腕に応じて蝶番3とクランプ4の配備位置を
交換してもよいことは勿論である。
しかして、この安全胴衣を人体胴部に装着した
状態を図示すると第5図のとおりであり、人体く
び部から下腹部に至る範囲を防護できるものとな
つている。
状態を図示すると第5図のとおりであり、人体く
び部から下腹部に至る範囲を防護できるものとな
つている。
このように構成した安全胴衣は、土砂や重量物
が保護板1,2に衝突したり、あるいは作業員が
横転した場合において土砂等が保護板上に重積し
ても保護板が圧縮変形することはなく、したがつ
て人体胴部を骨折等の事故から的確に防護するこ
とができるものである。
が保護板1,2に衝突したり、あるいは作業員が
横転した場合において土砂等が保護板上に重積し
ても保護板が圧縮変形することはなく、したがつ
て人体胴部を骨折等の事故から的確に防護するこ
とができるものである。
次に第6図及び第7図に示すものは、金属材料
による骨格を備えた薄肉金属板から芯板1′,
2′を形成し、これに柔軟な材質のシートを外装
して、保護板1,2をそれぞれ半楕円形のものに
構成すると共に、保護板2の内面側に人体肩部に
背負掛け又はたすき掛けしうる肩掛けベルト8を
設けてその自由端を保護板1又は2の内面側に係
止できるようにしたものである。
による骨格を備えた薄肉金属板から芯板1′,
2′を形成し、これに柔軟な材質のシートを外装
して、保護板1,2をそれぞれ半楕円形のものに
構成すると共に、保護板2の内面側に人体肩部に
背負掛け又はたすき掛けしうる肩掛けベルト8を
設けてその自由端を保護板1又は2の内面側に係
止できるようにしたものである。
以上述べたように、本考案の安全胴衣によれば
人体を胸部打撲や脊ずい骨折等の重大事故から確
実に保護することができ、しかも軽くて丈夫であ
り、弾性もあつて人体着用時になじみやすく動作
に支障が生ずることがなく人体への着脱も簡便で
装着時に各種作業も円滑に実施でき、構成簡単で
安価に製作しうるなど実益に富んだ安全具となる
ものである。
人体を胸部打撲や脊ずい骨折等の重大事故から確
実に保護することができ、しかも軽くて丈夫であ
り、弾性もあつて人体着用時になじみやすく動作
に支障が生ずることがなく人体への着脱も簡便で
装着時に各種作業も円滑に実施でき、構成簡単で
安価に製作しうるなど実益に富んだ安全具となる
ものである。
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、
第1図は安全胴衣の斜視図、第2図は保護板1,
2の骨格の斜視図、第3図は保護板2の正面図、
第4図は第3図−線断面図、第5図は安全胴
衣の使用状態を示す側面図であり、第6図及び第
7図は他の実施例を示し、第6図は安全胴衣の斜
視図、第7図は芯板1′,2′の斜視図である。 1,2……保護板、11,21……骨格、1′,
2′……芯板、3……蝶番、4……クランプ、5
……係止ベルト、6……ベルト、8……肩掛けベ
ルト、8′……係止部、9……突起部、10……
切欠部、11,12……開口部。
第1図は安全胴衣の斜視図、第2図は保護板1,
2の骨格の斜視図、第3図は保護板2の正面図、
第4図は第3図−線断面図、第5図は安全胴
衣の使用状態を示す側面図であり、第6図及び第
7図は他の実施例を示し、第6図は安全胴衣の斜
視図、第7図は芯板1′,2′の斜視図である。 1,2……保護板、11,21……骨格、1′,
2′……芯板、3……蝶番、4……クランプ、5
……係止ベルト、6……ベルト、8……肩掛けベ
ルト、8′……係止部、9……突起部、10……
切欠部、11,12……開口部。
Claims (1)
- それぞれ人体のくび部から下腹部に至る範囲の
胴部の正面側、背面側を包囲ないし被覆しうる2
枚の保護板1,2よりなり、これらの保護板1,
2は、金属材料の骨格11,21を備え、ガラス繊
維強化プラスチツク材料又は金属材料で成形加工
した芯板1′,2′にその人体対面側に緩衝部材2
3,24を備えているもので、該保護板1,2の一
側端部が蝶番3で互いに連設され、かつ他端部は
互いにクランプ4で係脱可能に構成され、さらに
両肩部において互いに係止ベルト5を設け、また
人体胴部を締めるためのベルト6を前記保護板2
の両脇部内面に備えていることを特徴とする安全
胴衣。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378484U JPS6120513U (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 安全胴衣 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378484U JPS6120513U (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 安全胴衣 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6120513U JPS6120513U (ja) | 1986-02-06 |
JPH0133604Y2 true JPH0133604Y2 (ja) | 1989-10-12 |
Family
ID=30663156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10378484U Granted JPS6120513U (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 安全胴衣 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6120513U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN202489227U (zh) * | 2012-02-23 | 2012-10-17 | 李伟民 | 运动护甲衣 |
JP6324342B2 (ja) * | 2015-03-31 | 2018-05-16 | グローブライド株式会社 | ツールベスト |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3777309A (en) * | 1972-03-15 | 1973-12-11 | W Yeager | Safety garment structure |
JPS5246700A (en) * | 1975-10-09 | 1977-04-13 | Ube Nitto Kasei Kk | Protection vest |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52137909U (ja) * | 1976-04-09 | 1977-10-19 | ||
JPS5969910U (ja) * | 1982-10-27 | 1984-05-12 | 株式会社ダツチエス | 胴衣 |
-
1984
- 1984-07-11 JP JP10378484U patent/JPS6120513U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3777309A (en) * | 1972-03-15 | 1973-12-11 | W Yeager | Safety garment structure |
JPS5246700A (en) * | 1975-10-09 | 1977-04-13 | Ube Nitto Kasei Kk | Protection vest |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6120513U (ja) | 1986-02-06 |
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