JPH0132437Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、電話器に係り、特に本体を動物や人
形の形状に成形した電話器に関するものである。

［従来の技術］ 従来、電話器は大体形状が決まつており、立体
的に変化のあるものは見当らない。

［考案が解決しようとする課題］ 本考案の課題は従来全く存しない人形や動物の
形状に成形した新しい形態の電話器を提供するこ
とにある。

［課題を解決するための手段］ 本考案の手段は電話器本体を人形或いは動物等
のキヤラクター形状に成形し、その頂点部に送受
話器の収納口を形成し、送受話器は電話器本体よ
り導出した電線を接続し、更に送受話器は受話器
と送話器をばねつき蝶番により２つ折り可能に形
成し、受話器側又は送話器側に番号キーを列設し
たことである。

［実施例］ 図中１は本体で、ペンギンが頭部に山高帽をか
ぶつた形状にし、頂点部に山高帽となる送受話器
２の嵌合口４を形成し、本体より導出し、送受話
器に接続した螺旋状癖付け電線３を嵌合口４から
本体１内に収納できるようにしてある。送受話器
２は中間をばねつきの蝶番５により開閉可能にし
て送話器２ａと受話器２ｂに分け、送話器２ａに
番号キー６を列設し、送話器２ａと受話器２ｂと
を合せて山高帽型送受話器２となるようにする。
尚、図中９は送受話器２に接続したヘツドホン８
のジヤツクを示す。

［作用］ 送受話器を嵌合口から取外すとばねにより第１
図にように開き、そのまま受話器として用い、使
用済みになればばねに抗して送受話器を折りたた
み嵌合口に嵌める。

［効果］ 本考案によれば電話器としての在来の観念は全
く一掃され、送受話器は折りたたんで本体の頂点
部に設けた嵌合口に嵌込めば山高帽の形態となり
装飾効果を奏し斬新な電話器となる。

特に本考案においては本体をキヤラクターとし
て表出してあるため、これとの兼合いにより電話
器としての価値は一層向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案に係る電話器の一実施例を示す
斜視図、第２図は要部の正面図、第３図は一部の
平面図である。 １……本体、２……送受話器、２ａ……送話
器、２ｂ……受話器、３……電線、４……開口
部、５……蝶番、６……番号キー。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 下記の(a)，(b)，(c)３要素の結合から成り立つ電
   話器。 (a) 電話器本体を人形或いは動物等のキヤラクタ
   ー形状に成形し、その頂点部に送受話器の嵌合
   口を形成したこと、 (b) 前記送受話器は電話器本体より導出した電線
   を接続したこと、 (c) 送受話器は、受話器と送話器をばねつき蝶番
   により２つ折り可能に形成し、受話器側又は送
   話器側に番号キーを列設したこと。