JP3053142U - 防寒用耳カバー - Google Patents

防寒用耳カバー

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JP3053142U
JP3053142U JP1997009171U JP917197U JP3053142U JP 3053142 U JP3053142 U JP 3053142U JP 1997009171 U JP1997009171 U JP 1997009171U JP 917197 U JP917197 U JP 917197U JP 3053142 U JP3053142 U JP 3053142U
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JP
Japan
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ear
cover
annular body
ear cover
mounting portion
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JP1997009171U
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English (en)
Inventor
光喜 山本
Original Assignee
山本産業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防寒用耳カバーのみを単独で耳に装着す
ることができるように形成するとともに、携帯に便利
で、且つ安価に製造可能な防寒用耳カバーを提供する。 【解決手段】 耳への掛止機能を設けた装着部1と、耳
の表面を被覆し、且つ通音孔10を設けたカバー部2と
を連結して、その連結部に縁枠3を形成するとともに、
その全体を袋状に形成した耳カバーであって、前記装着
部1を、ほぼ楕円形状に開口された耳挿入口4と、弾性
板9を内設した環状体5とにより形成し、該弾性板9の
働きを利用して環状体5を陥入または復帰自在に形成
し、この環状体5の陥入時に耳に掛止するように構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、冬季に耳を被覆して保温するようにした防寒用耳カバーに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来から提供されている防寒用耳カバーとしては、円盤状に形成された1組の 耳カバーに毛皮状の植毛を施すとともに、両耳カバー間の連結部材にバネ性を付 与し、該連結部材および耳カバーを頭部および耳部に挾装するように形成したイ ヤホーンタイプの耳カバーがあった。また帽子の両側面を下方に延長して耳カバ ーを形成した帽子付設型耳カバーも販売されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したようなイヤホーンタイプの耳カバーや帽子付設型耳カバーなどは、そ れぞれ連結部材や帽子などの他の構成材と一体状に形成されているので、製品価 格が高額となっており、また耳カバーのみをポケットなどに入れて、簡易に携帯 することができないという欠点があった。さらにイヤホーンタイプの耳カバーな どは、必要に応じて片方の耳のみに単独で装着することができないという不便さ があった。
【0004】 本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、耳カバーのみを単独 で耳に装着することができるように形成するとともに、携帯に便利で、且つ安価 に製造可能な防寒用耳カバーを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、耳への掛止機能を設けた装着部1と、耳の表面を被覆し、且つ通音 孔10を設けたカバー部2とを連結して、その連結部に縁枠3を形成するととも に、その全体を袋状に形成した耳カバーであって、前記装着部1を、ほぼ楕円形 状に開口された耳挿入口4と、弾性板9を内設した環状体5とにより形成し、該 弾性板9の働きを利用して環状体5を陥入または復帰自在に形成し、この環状体 5の陥入時に耳に掛止するように構成したものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案の耳カバーは、装着部1における環状体5の掛止部5Aが、環状体5の 他の部分に比較して広い面積を有し、且つ耳への掛止が容易となるように前方に 突出して形成されたものである。そしてこのような耳カバーを1組ずつ用意し、 左耳用または右耳用に選択した耳カバーをそれぞれ該当する耳に装着するように したものである。また本考案の耳カバーを耳に掛止する場合には、耳挿入口4か ら耳を挿入するとともに、耳の裏側に掛止部5Aが配置されるように設定し、続 いて縁枠3を押圧すると、掛止部5Aの突設状の緩衝材8に押圧力が加り、その 結果掛止部5Aが圧着されて内方へ陥入するとともに、環状体5の他の部分も掛 止部5Aに連動して内方へ陥入する。このようにして耳は環状体5とカバー部2 の間に挾まれた状態となり、耳カバーを耳に掛止することができるのである。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1,図2に示すように、本考 案の耳カバーは、楕円形の浅い椀型に形成されたカバー部2と、該カバー部2よ りさらに浅い椀型に形成され、且つ耳挿入口4を開口した装着部1とを連結して 全体を袋状に形成したものである。またこの耳カバーの正面形状は左右対称状の 楕円形状ではなく、一方の側辺が他方の側辺よりもやや外方に膨出した形状で、 例えば人間の耳に類似したような形状となっている。なお本例で図示する耳カバ ーは右耳装着用のものであるが、使用時には同一の構造の1組を左右対称状に設 定して使用するようにすればよい。
【0008】 上記装着部1の後述する環状体5およびカバー部2は、合成皮革(主としてビ ニールレザー)により形成された裏側カバー材7と、布地によって形成された表 側カバー材6とを二重に貼り合わせて設けられており、またこれらのカバー材の 端部を重合して連結する部分には、その外周面を裏側カバー材7と同一の合成皮 革によって縁取りされた縁枠3が設けられている。なおこの縁枠3は耳カバー本 体よりも外方に突出した状態で周設されているが、環状体5を耳カバー内に陥入 させたり、または復帰させる場合の支点となるものである。
【0009】 また装着部1はほぼ楕円形状に開口された耳挿入口4と、その外周に設けられ た環状体5とにより構成されているが、本例で図示されている右耳装着用の耳カ バーにおいては、右側辺が外方に膨出した形状となっているので、前記耳挿入口 4は右側辺の膨出分だけやや左寄りに位置した状態で設けられている。さらに環 状体5においても、右側部分が左側部分より面積がやや広くなっているので、こ の右側部分を掛止部5Aとして耳に掛止するようにするとともに、左側部分が耳 のつけ根部分に当接されるようになっている。
【0010】 次に図3に基づいて装着部1の内部の構造について説明する。耳挿入口4の周 囲に設けられた環状体5は、表側カバー材6および裏側カバー材7の間に弾性板 9と緩衝材8が内設されて構成されたものである。すなわち裏側カバー材7の上 面に、弾力性のある合成樹脂板などを用いて環状体5とほぼ同形状に形成された 弾性板9を載設し、さらに弾性板9の上面に緩衝材8を突設状に載設し、その上 面を表側カバー材6で被着して形成されたものである。なお緩衝材8の材質は適 宜なものを選択すればよく、例えば表側カバー材6を重ねて用いたり、スポンジ や綿などを挿入するようにしてもよい。
【0011】 環状体5は以上のように形成されているので、弾性板9の働きにより耳カバー の内方に向かって陥入したり、または元の状態に復帰したりすることを自在に行 うことができるようになっている。またこのような環状体5の陥入または復帰の 動作は縁枠3を支点として行われるとともに、掛止部5Aのみが作動可能になっ ているので、環状体5のその他の部分は掛止部5Aに連動して陥入または復帰す るものである。さらに突状に設けられた緩衝材8は、本考案の耳カバーを耳に装 着する際に、耳およびその周辺への感触を柔らかくするとともに、掛止部5Aと 側頭部間の隙間を埋めて掛止部5Aに押圧力を伝達する役目を担っている。
【0012】 以上のような構造の耳カバーにおいて、カバー部2に通音孔10を設けるよう にすると、外部の音が遮断されるようなことがなく好適である。なお本考案では カバー部2のほぼ中央部に2個の通音孔10を設けたが、この通音孔10を設け る位置やその数などは任意に決定すればよい。また図示しないが耳挿入口4の周 囲に紐などを挿通して、この紐を絞ることにより耳カバーの脱落を防止するよう にしてもよい。なおまた左右の耳カバーを紐などによって連結するようにすれば 、耳カバーが脱落したり、紛失したりすることを防止することができ、さらに耳 カバーの不使用時には肩から吊り下げて他の作業をすることができるので便利で ある。またカバー部2の外側にイラストやキャラクターなどを描くようにすれば 、耳カバーを使用する年齢層の人々が受け入れ易く、さらに企業の広告用贈呈品 などとしても活用することができる。
【0013】 本考案の防寒用耳カバーを使用する場合は、装着部1の耳挿入口4から耳を挿 入するとともに、耳の裏側に掛止部5Aが配置されるように設定した後、縁枠3 に押圧力を加えると環状体5が内方へ陥没するので、耳は環状体5とカバー部2 の間に挾まれた状態となり、耳カバーを耳に掛止することができるのである。
【0014】
【考案の効果】
本考案の防寒用耳カバーは、他の構成材と一体状に製造することなく、しかも 耳に簡易に掛止することができるように構成されているので、片方ずつ単独で装 着することができるという大きな効果があり、さらにポケットなどに入れて簡易 に携帯することができるという長所がある。またカバー部の外側にイラストやキ ャラクターなどを描くようにすれば若者などにアピールし易く、さらに構造が簡 単なために安価に大量生産することができるので、企業のイメージキャラクター などを描いた本考案品を、宣伝用の贈呈品として活用することができるという利 点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の防寒用耳カバーの斜視図である。
【図2】本考案の防寒用耳カバーの側面図である。
【図3】本考案の防寒用耳カバーの一部断面拡大底面図
である。
【図4】本考案の使用状態を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1・・・装着部 2・・・カバー部 3・・・縁枠 4・・・耳挿入口 5・・・環状体 5A・・掛止部 6・・・表側カバー材 7・・・裏側カバー材 8・・・緩衝材 9・・・弾性板 10・・・通音孔 11・・・耳

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳への掛止機能を設けた装着部と、耳の
    表面を被覆するためのカバー部とを連結して、その全体
    が袋状に形成された耳カバーにおいて、前記装着部に耳
    挿入口を開口するとともに、該耳挿入口の周囲に設けら
    れた環状体に弾性板を内設し、該環状体を陥入または復
    帰自在に設けることにより、耳に掛止可能に構成したこ
    とを特徴とする防寒用耳カバー。
  2. 【請求項2】 上記カバー部に通音孔を設けたことを特
    徴とする請求項1に記載の防寒用耳カバー。
JP1997009171U 1997-09-08 1997-09-08 防寒用耳カバー Expired - Lifetime JP3053142U (ja)

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