JPH0132388B2 - - Google Patents

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JPH0132388B2
JPH0132388B2 JP16547381A JP16547381A JPH0132388B2 JP H0132388 B2 JPH0132388 B2 JP H0132388B2 JP 16547381 A JP16547381 A JP 16547381A JP 16547381 A JP16547381 A JP 16547381A JP H0132388 B2 JPH0132388 B2 JP H0132388B2
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JP
Japan
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diaphragm
plate
signal
chamber
switch
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JP16547381A
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JPS5868575A (ja
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Tatsuhide Shiga
Yoshikuni Toki
Sachihiro Tsuruoka
Masatoshi Fujiwara
Mikio Tanaka
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Publication of JPS5868575A publication Critical patent/JPS5868575A/ja
Publication of JPH0132388B2 publication Critical patent/JPH0132388B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/126Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid the fluid acting on a diaphragm, bellows, or the like

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バランスユニツトを備えた空気式調
節計の切換スイツチに関する。
〔従来の技術〕
空気圧回路を利用して各種機器を制御する制御
系内には、この制御回路を手動から自動へ切換え
るときに発生する調節ユニツトのバンプをなくす
ためにバランスユニツトが設けられることが多
い。第1図はこの種バランスユニツトを備えた制
御系の一例を示す空気圧回路図であつて、これを
同図に基いて説明すると、制御系内には配管など
による空気圧回路で接続された調節ユニツト1と
手動ユニツト2およびバランスユニツト3が配設
されており、このうちの調節ユニツト1には、測
定値PVが入力される受圧部であるベローズ4と、
設定値SPが入力される受圧部であるベローズ5
とを一端に備えたビーム6が設けられている。ま
た、手動ユニツト2内には、手動つまみ7を備え
たスイツチ8と手動弁9とが設けられており、さ
らにバランスユニツト3には、前記ビーム6のノ
ズル10との間を空気圧回路16,11で接続さ
れた受圧部としてのベローズ12と、手動ユニツ
ト2のスイツチ8との間を空気圧回路13で接続
された他方の受圧部としてのベローズ14とを備
えたビーム15が設けられている。また、調節ユ
ニツト1におけるビーム6の他端には、ノズル1
0の背圧側との間を空気圧回路16等で接続され
たフイードバツクベローズ17およびリセツトベ
ローズ18が設けられており、空気圧回路16に
は微分ユニツト19と積分ユニツト20とが配設
されている。さらに、バランスユニツト3のビー
ム15に設けたノズル21の背圧側と調節ユニツ
ト1内のフイードバツクベローズ17とは、空気
圧回路22で接続されており、この空気圧回路2
2内には、後述する切換スイツチ23が設けられ
ている。なお、本回路内には、内部ベローズと固
定容量および可変絞りとからなる一種の遅れ要素
としての微分ユニツト19が設けられている。ま
た、手動弁9の操作に対し調節ユニツト1および
バランスユニツト3が安定しないうちに切換えら
れてバンプが発生する虞れがあるので、その回路
に設けたバイパス回路24内にも切換スイツチ2
5が設けられている。26は急激なスイツチ動作
に伴うシヨツクが信号変動となつて表われるのを
防止するために切換スイツチ25の動作を緩慢に
する絞りである。また、27は手動ユニツト2を
保守などの都合上取り外したときに切換スイツチ
23,25の自動位置を保持するために供給され
る圧力FAS3を、その給圧が通常の切換え動作に
支障をきたさないようにする絞りである。
以上のように構成された空気圧回路において、
図は手動状態を示しており、各スイツチ8;2
3,25の各ポートは、図示のように開閉されて
いる。この状態で測定圧PVと設定圧SPとがベロ
ーズ4,5に入力されると、その偏差に対応する
ビーム6の変位がノズル10で検出され、検出さ
れた信号圧力は、空気圧回路16を経て微分ユニ
ツト16と積分ユニツト20とにフイードバツク
されるとともに、バランスユニツト3内の一方の
ベローズ12に与えられる。
一方、バランスユニツト3の他方のベローズ1
4には、手動弁9による手動操作圧(FAS4)が
与えられているので、両ベローズ12,14の圧
力差がノズル21によつて検出され、調節ユニツ
ト1のリセツトベローズ18に与えられる。この
圧力によつてビーム6が変位し、これがまたノズ
ル10に検出されるので、回路には閉ループが形
成される。そして、このループは、たとえば手動
圧力がノズル10で検出される圧力より高い場合
は、バランスユニツト3の出力を低くしようとす
る負のフイードバツクループであり、この結果バ
ランスユニツト3の両ベローズ12,14の内圧
が等圧となるような関係が形成される。
そこで、手動つまみ7を操作しスイツチ8を切
換えると、供給圧FAS4が切換スイツチ23のア
クチユエータ28に導かれて遠隔操作され、空気
圧回路が手動から自動へと切換えられて調節され
た空気圧信号は増幅器29を経て出力Poutされ
る。このような自動への切換時には、前述したよ
うに手動時におけるベローズ12,14の内圧が
等圧であることからして切換スイツチ23の接点
30と31には手動圧力に等しい圧力が待機して
いるので、自動に切換えても圧力変動が伴わず、
バンプの発生しない切換が可能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このような箇所に用いられる切換ス
イツチ23や切換スイツチ25は、従来第2図に
示すように構成されていた。すなわち、切換スイ
ツチ23等はいわゆるスプール弁であつて、ボデ
イ32の一端には伸縮自在なベローフラムで形成
されたアクチユエータ28によつて圧力室33が
隔成されており、アクチユエータ28には、ボデ
イ32の中心部に摺動自在に軸支された複数の環
状溝を有するスプール34と一体のピストン35
が装置固定されている。また、スプール34の周
囲には、複数個の金属リング36が嵌装されてお
り、これら各金属リング36とボデイ32との間
ならびにスプール34との間には、それぞれの隙
間をシールするためのOリング37,38が装填
されている。こうすることにより、前述したよう
に圧力室33へ操作空気圧が導かれてアクチユエ
ータ28が伸長すると、スプール34が摺動し空
気の径路が自動側へ切換えられる。
しかしながら、このような従来構造による切換
スイツチ23や切換スイツチ25によれば、スプ
ール34の他に、複数の金属リング36と多数の
Oリング37などというように多くの部品を必要
とし構造が複雑であつてこれを小型でコンパクト
に構成することができないばかりでなく、多くの
部品を気密が保持されるように加工することが困
難であり、またその組付作業が容易でなく長時間
を要するという欠点があつた。さらに、気密が保
持された状態でスプール34を進退させなければ
ならないので、大きな操作圧が必要であつた。
このため、上述したようなスプール弁式に代わ
る小型でしかもコンパクトな切換スイツチの開発
が要請されているが、その開発にあたつては、特
に構造が簡単であつて、しかも堅牢で高精度であ
るとともに、コスト的に安価に提供できるような
構成とすることが望まれている。また、上充した
切換スイツチには、小型化に伴なつて狭い場所で
の組付け等が必要となるため、その開発にあたつ
ては、各部の気密性を保持しながら容易に組付け
できることが望まれ、これらの点を考慮し、前述
した問題点を一掃し得る何らかの対策を講じるこ
とが求められている。
〔課題を解決するための手段〕
このような要請に応えるために、本発明に係る
空気式調節計の切換スイツチは、対向する面にそ
れぞれ対をなす複数の凹孔状の信号室および凹孔
状の制御室を形成してなる二枚の板状体で平板状
ダイヤフラムをサンドイツチ状に挾持し、複数個
のスイツチを形成するとともに、各信号室への圧
力供給により対応する制御室底部に開口する外部
との連通孔をダイヤフラムで開閉制御し、該連通
孔に接続される空気圧回路を操作するようにし、
かつ上述したスイツチのうちの一つを反転スイツ
チとして用い、その制御室の連通孔を他のスイツ
チの少なくとも一つの信号室に接続することによ
りこれを逆動作スイツチとして用いることができ
るように構成したものである。また、上述した板
状体の一部に溝状の空気圧回路等を形成したり、
これら板状体を合成樹脂材で形成しその外側に挾
み込み部材として金属体を積層して締結すること
でユニツト化したり、ダイヤフラムと両板状体と
をねじ等の仮固定部品で仮固定して他の部品との
組付けを容易に行なえるように構成したものであ
る。
〔作用〕
本発明によれば、凹孔状の信号室や制御室を有
する二枚の板状体でダイヤフラムを挾持するとと
もに、各信号室への圧力送給で制御室側の連通孔
をダイヤフラムにより開閉し空気圧回路を操作可
能とすることにより複数個のスイツチをユニツト
化して構成することが可能で、またスイツチのう
ちの一つを反転スイツチとして用い、他のスイツ
チの少なくとも一つを逆動作スイツチとして用い
ることで切換スイツチとしての多様化が図れる。
さらに、各板状体を合成樹脂成形品とし、溝状の
空気圧回路等を形成するとともに、その外側に挾
み込み部材としての金属体を積層して締結するこ
とにより、堅牢でしかも小型かつコンパクト化を
図つてなる切換スイツチを得ることが可能とな
る。また、ダイヤフラムと両板状体とをねじ等で
仮固定するとともに他の部品に組付けるように構
成することにより、組込み部品等の散逸すること
がなく、組付け性が容易となる切換スイツチを構
成することが可能となる。
〔実施例〕
第3図ないし第6図は本発明に係る切換スイツ
チの実施例を示し、第3図はその基本構成を示す
断面図、第4図は手動時の動作説明図、第5図は
自動時の動作説明図、第6図は実施例を示す分解
斜視図である。なお、空気式調節計における空気
圧回路全体の構成については第1図で説明したの
でその詳細な説明を省略するとともに、このあと
必要あるときは同図を用いて説明する。
これらの図において、切換スイツチ41は、第
1図に符号23と25とで示す2個の切換スイツ
チをその付属回路の一部とともにユニツトとして
一体化したものであつて、ダイヤフラム42と、
その表面と裏面とにそれぞれ積層して重ね合わさ
れた板状体としてのカバー43およびベース44
と、カバー43の外側にバツキン45を介して積
層された挾み込み部材となる金属体としての容量
板46と、ベース44の外側にバツキン47を介
して積層された挾み込み部材となる金属体として
の基板48、およびこれら全体の部材を一体的に
締結する四本のボルト49とで、スイツチ本体を
構成している。
このうちのダイヤフラム42は、軟質性ゴム材
製の薄板材により四角形などの平板状に形成され
ていて、その四隅と中央部とにはボルト孔50,
51が穿設されており、また一側部へ片寄つた箇
所には空気孔52が穿設されている。次にカバー
43は硬質合成樹脂材性の成形品により四角形な
どの平板状に形成されており、その中央部にはボ
ルト孔53が穿設されている。また、カバー43
のダイヤフラム42との対向面には、円形凹孔状
に形成された四個の信号室54,55,56,5
7が互に中心位置がほゞ正方形をなすように配設
されており、このうち三個の信号室54,55,
56は、カバー43に形成される圧力送給通路と
しての連結路58,59で連結された上、連結路
58に開口した圧力送給口60,61によつて外
部と連通されるとともに、連結路58内には、第
1図と同一符号を付した狭小部としての絞り2
6,27が設けられている。なお、信号室54,
55,57には、第1図に合わせてそれぞれ符号
B,C,Aを付し、信号室56は後述する反転用
スイツチの信号室であつて符号Rを付す。次に、
ベース44は硬質合成樹脂材製の成形品により四
角形などの平板状に形成されており、その中央部
にはねじ孔62が穿設されている。また、ベース
44のダイヤフラム42との対向面には、円形凹
孔状に形成された四個の制御室63,64,6
5,66が、前記カバー43側の信号室54,5
5,56,57にそれぞれ対向して配設されてお
り、これにも信号室に対応して符号B,C,R,
Aが付されている。各制御室63,64,65,
66の底面中心部には、円形ボス状のノズル67
がそれぞれ突設されており、その中心部には、ベ
ース44に形成されかつ外部と連通する連通孔6
8,69,70,71がそれぞれ開口されてい
る。そして、制御室63Bの連通孔68は、第1
図におけるバランスユニツト3のノズル21の背
圧側に接続され、制御室64Cと66Aとの連通
孔69,71は、第1図における調節ユニツト1
のノズル10の背圧側に接続される。また、制御
室65Rの連通孔70は絞り79を径て大気へ開
放される。さらに、制御室63B,64Cの連通
孔68,69には、絞り効果を得るための狭小部
72,73が設けられている。また、各制御室6
3B,64C,65R,66Aの偏心部には、同
じくベース44に形成されかつ外部と連通する別
の連通孔74,75,76,77が開口されてい
て、このうち制御室63Bの連通孔74は調節ユ
ニツト1のリセツトベローズ18に接続されてお
り、この連通孔74内には絞り効果を得る狭小部
78が設けられている。なお、この狭小部は第1
図にも絞り78として示されている。また、制御
室64Cの連通孔75は、同じく調節ユニツト1
のフイードバツクベローズ17に接続される。さ
らに、制御室65Rの連通孔76は、第1図に示
されていない別の送気路に接続されており、また
制御室66Aの連通孔77はバランスユニツト3
のベローズ14に接続されている。そして、第6
図に示される分解斜視図から明らかなように、各
連通孔を相互に接続したり大気へ開放したりする
ための空気圧回路および狭小部78,79(第3
図参照)は、ベース44を成形するとき同時に成
形によつて形成されている。さらに、制御室65
の連通孔70の途中からは前記ダイヤフラム42
の空気孔52を貫通する接続孔80が分岐されて
おり、この接続孔80の他端は信号室57Aに開
口されている。また、信号室56R内には、ダイ
ヤフラム42を常時連通孔70の閉塞方向に付勢
する圧縮コイルばね81がばね座82とともに装
填されている。
そして、以上のような構成により、スイツチA
83、スイツチB84、スイツチC85、および
反転スイツチR84がユニツト化して形成されて
いる。ここで、ダイヤフラム42とカバー43お
よびベース44は、反転スイツチR86内に圧縮
コイルばね81とばね座82とが装填された状態
でねじ孔53,51に、仮止め部品としての皿ビ
ス87が挿通されねじ孔62に螺入されることで
一体化してユニツトとして構成され、組付け性を
向上させ得るようになつている。
次に、パツキン45は軟質性ゴム材または軟質
性合成樹脂材によつて四角形などの枠状に形成さ
れており、その両面には細かい網目状の突条が成
形時に一体形成され、前記カバー43と容量板4
6との間の接合部において、高度な気密性を保持
し、切換スイツチとしての性能を確保し得るよう
に構成されている。また、容量板46は、金属製
により四角形状などに形成されており、かつ外方
へ膨出させて内部空間を拡げるように構成するこ
とで、スイツチCの制御室55と反転スイツチ8
6Rの制御室56との間の絞り26と連通する容
量室46aを形成するようになつている。なお、
第3図の基本構成図では、回路を簡素に示すため
に連結路58および圧力送給口60,61がカバ
ー43と容量板46に設けられているように図示
しているが、実際には第6図に示すように連結路
58はカバー48、ダイヤフラム42およびベー
ス44に設けられた縦孔88,89,90を経て
ベース44の裏面に設けた空気圧回路91と連通
されて手動ユニツト2および圧力送給路に接続さ
れる。
一方、パツキン47は、軟質性ゴム材または軟
質性合成樹脂材により四角形板状などに形成され
ており、その両面には細かい網目状に形成された
突条が、前述したパツキン45と同様に、ベース
44と基板48との間の接合部を高度な気密性を
保持するために設けられるとともに、前記ベース
44の連通孔68〜71,74〜77や空気圧回
路91の端末等に対応する空気孔92が穿設され
ている。また、空気式調節計本体側の基板48に
もこの空気孔92に対応する空気孔93が設けら
れている。
このように構成された容量板46と、パツキン
45と、カバー43、ダイヤフラム42、ベース
44による組立体と、パツキン47および基板4
8は、この順に順次積層して重ねられ気密を保持
されて強固に締結されている。
以上のように構成された切換スイツチ41の動
作を説明する。まず、手動時を示す第4図におい
て、スイツチ84Bとスイツチ85Cとには、圧
力送給口60から空気圧FAS3が導かれているが、
この空気圧は圧力送給口61から絞り26と第1
図に示すスイツチ8などを径て大気EXHへ排出
されている。したがつて、ダイヤフラム42には
圧力がかからず、スイツチ84B、スイツチ85
Cのノズル67の開口部が開放されるので、制御
室63,64側に臨んだ各回路が開放されてい
る。一方、反転スイツチ86Rには、連通路76
から別の供給圧FAS5が供給されており、圧縮コ
イルばね81の弾撥力に抗してダイヤフラム42
を押圧しているので、供給圧FAS5は接続孔80
を径てスイツチ87Aの信号室57に送られ、ダ
イヤフラム42を押圧してノズル67の開口部を
閉じる。したがつて、スイツチ87Aの制御室6
6に臨む回路が閉じられることになる。
次に、前述したように手動ユニツト2の手動つ
まみ7を操作することにより第5図に示すように
自動に切換えると、スイツチ84Bとスイツチ8
5Cとにはカツトオフ信号Pcoとして空気圧
FAS4が与えられるので、ダイヤフラム42が押
圧されてノズル67の開口部が閉じ制御室63,
64に臨む回路が閉じる。一方、反転スイツチ8
6Rにおいてダイヤフラム42を挾む信号室56
と制御室65とには等圧が導かれているが、信号
室56側にはこれに圧縮コイルバネ81の弾撥力
が加わるので、ボス67の開口部が閉じられ、空
気圧FAS5がスイツチ87Aに至らず、そのノズ
ル67の開口部は開放されている。このように反
転スイツチ86Rを介したスイツチ84Aと、介
さないスイツチ84B、85Cとは常に逆動作す
ることが理解でき、第1図の切換スイツチ23の
ように互に逆動作するスイツチを得たいときの目
的が達成される。その他の動作は第1図において
説明したので、説明を省略する。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように本発明に係る
空気式調節計の切換スイツチによれば、平板状の
ダイヤフラムを二枚の板状体でサンドイツチ状に
挾持し両板状体の対向する面に形成した凹孔状の
信号室と制御室とによつて複数個のスイツチをユ
ニツト化して構成し、かつ各信号室への圧力送給
により制御室へ開口する外部接続用の連通孔をダ
イヤフラムで開閉させて連通孔に臨む空気圧回路
を操作させるようにし、これらのスイツチのうち
の一つを反転スイツチとするとともに他のスイツ
チの一つを逆動作スイツチとして用いることがで
きるようにしたので、従来の切換スイツチと比較
して部品点数が減少し、構造が著しく簡素化され
て組付け等が容易に行なえるとともに、全体をき
わめて小型でコンパクトに構成することができる
等の種々優れた効果がある。また、板状体の面上
などに各信号室や制御室間等の連結路などといつ
た空気圧回路を集中して形成し、さらにこの空気
圧回路の一部を狭小にして絞り効果も得られるよ
うに構成することにより、板状体として合成樹脂
成形品を用いる場合に成型時にこれを同時に形成
することができることから、構造がさらに簡単で
コンパクトに構成することができるとともに、空
気圧回路の仕上精度が向上し、また仕上加工を要
しないので加工費が節減され、さらに各重ね合わ
せ部にパツキン等を介挿することで、必要とする
気密性も簡単に得ることができる。
また、両方の板状体を合成樹脂成形品で形成し
その外側に挾み込み部材として金属体を重ねて締
結することにより、曲ることなく堅牢な構造が得
られるとともに機械加工を要することなくきわめ
て高精度な表面が得られるので性能が向上し、こ
れを安価に提供することができる。さらに、一方
の金属体を膨出させて空気容量室としたりするよ
うにすれば、圧力変動を緩和することも可能で、
切換スイツチ機能を向上させることが可能とな
る。
また、ダイヤフラムと両板状体とをねじ等の仮
固定部品で仮固定してユニツトとしたのち、基板
等の金属体側に組付け固定するように構成するこ
とにより、上述したように小型かつコンパクト化
が可能となつた本スイツチを狭い場所で組付ける
際にもユニツト単位で取扱えるので、部品が散逸
することがなく、スプリング等が装填されていて
も、きわめて容易に気密を保持しながら組立てる
ことができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はバランスユニツトを備えた空気式調節
計における制御系の一例を示す空気圧回路図、第
2図は従来の切換スイツチの断面図、第3図ない
し第6図は本発明に係る空気式調節計の切換スイ
ツチの一実施例を示し、第3図はその基本構成を
示す断面図、第4図は手動時の動作説明図、第5
図は自動時の動作説明図、第6図は実施例構造を
示す分解斜視図である。 23,25;41……切換スイツチ、26,2
7;78,79……絞り、42……ダイヤフラ
ム、43……カバー(板状体)、44……ベース
(板状体)、45,47……パツキン、46……容
量板(金属体)、46a……容量室、48……基
板(金属体)、49……ボルト、54,55,5
6,57……凹孔状信号室、60,61……圧力
送給口、63,64,65,66……凹孔状制御
室、67……ノズル、68,69,70,71…
…連通孔、81……圧縮コイルばね、83……ス
イツチA、84……スイツチB、85……スイツ
チC、86……反転スイツチR、91……空気圧
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平板状のダイヤフラムと、このダイヤフラム
    に対向して形成されかつ少なくとも二個が圧力送
    給通路に連通される複数個の凹孔状信号室を有し
    前記ダイヤフラムの表面に積層される第1の板状
    体と、前記ダイヤフラムを介して前記信号室と対
    向するように形成されかつその底面中心部に前記
    ダイヤフラムの弾性変形により開閉される外部と
    の連通孔が開口している複数個の凹孔状制御室を
    有し前記ダイヤフラムの裏面に積層される第2の
    板状体と、前記ダイヤフラムと両板状体とを積層
    して気密に締結固定する締結部材とを備えてな
    り、前記各信号室への圧力送給により制御室側の
    連通孔に接続される空気圧回路を開閉制御可能に
    構成するとともに、前記圧力送給通路と連通され
    た信号室のうちの一室内にダイヤフラムを前記連
    通孔閉塞方向に付勢するばね部材を設けその対向
    する制御室側の連通孔を前記圧力送給通路と連通
    していない信号室に接続することにより、この信
    号室とこれに対向する制御室からなるスイツチを
    他のスイツチと逆動作させるように構成したこと
    を特徴とする空気式調節計の切換スイツチ。 2 平板状のダイヤフラムと、このダイヤフラム
    に対向して形成されかつ少なくとも二個が圧力送
    給通路に連通される複数個の凹孔状信号室を有し
    前記ダイヤフラムの表面に積層される第1の板状
    体と、前記ダイヤフラムを介して前記信号室と対
    向するように形成されかつその底面中心部に前記
    ダイヤフラムの弾性変形により開閉される外部と
    の連通孔が開口している複数個の凹孔状制御室を
    有し前記ダイヤフラムの裏面に積層される第2の
    板状体と、前記ダイヤフラムと両板状体とを積層
    して気密に締結固定する締結部材とを備えてな
    り、前記各信号室への圧力送給により制御室側の
    連通孔に接続される空気圧回路を開閉制御可能に
    構成するとともに、前記圧力送給通路と連通され
    た信号室のうちの一室内にダイヤフラムを前記連
    通孔閉塞方向に付勢するばね部材を設けその対向
    する制御室側の連通孔を前記圧力送給通路と連通
    していない信号室に接続することにより、この信
    号室とこれに対向する制御室とからなるスイツチ
    を他のスイツチと逆動作させるように構成し、か
    つ前記板状体の少なくとも一方の平面に、信号室
    または制御室間、あるいはこれらと外部とを接続
    する溝状の空気圧回路を設け、その外側に挾み込
    み部材を積層して付設したことを特徴とする空気
    式調節計の切換スイツチ。 3 ダイヤフラム表、裏面に積層される板状体の
    うちの少なくとも一方の平面に設けられる溝状の
    空気圧回路は、絞り効果を有する狭小部を有して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
    の空気式調節計の切換スイツチ。 4 ダイヤフラム表、裏面に積層される板状体を
    合成樹脂成形品で形成するとともに、これら板状
    体外側に積層される挾み込み部材を金属体で形成
    し、これらを締結部材により一体的に締結して固
    定したことを特徴とする特許請求の範囲第2項ま
    たは第3項記載の空気式調節計の切換スイツチ。 5 平板状のダイヤフラムと、このダイヤフラム
    に対向して形成されかつ少なくとも二個が圧力送
    給通路に連通される複数個の凹孔状信号室を有し
    前記ダイヤフラムの表面に積層される第1の板状
    体と、前記ダイヤフラムを介して前記信号室と対
    向するように形成されかつその底面中心部に前記
    ダイヤフラムの弾性変形により開閉される外部と
    の連通孔が開口している複数個の凹孔状制御室を
    有し前記ダイヤフラムの裏面に積層される第2の
    板状体と、前記ダイヤフラムと両板状体とを積層
    するとともに板状体の外側を二枚の挾み込み部材
    で挾持した状態でこれらを気密に締結固定する締
    結部材を備え、前記各信号室への圧力送給により
    制御室側の連通孔に接続される空気圧回路を開閉
    制御可能に構成するとともに、前記圧力送給通路
    と連通された信号室のうちの一室内に前記ダイヤ
    フラムを前記連通孔閉塞方向に付勢するばね部材
    を設けその対向する制御室側の連通孔を前記圧力
    送給通路と連通していない信号室に接続すること
    により、この信号室とこれに対向する制御室とか
    らなるスイツチを他のスイツチと逆動作させるよ
    うに構成され、かつ前記ダイヤフラムと両板状体
    とを、これらを貫通する仮固定用の締結部材によ
    りサブユニツトとして締結したことを特徴とする
    空気式調節計の切換スイツチ。
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