JPH0131954Y2 - - Google Patents

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JPH0131954Y2
JPH0131954Y2 JP1978070848U JP7084878U JPH0131954Y2 JP H0131954 Y2 JPH0131954 Y2 JP H0131954Y2 JP 1978070848 U JP1978070848 U JP 1978070848U JP 7084878 U JP7084878 U JP 7084878U JP H0131954 Y2 JPH0131954 Y2 JP H0131954Y2
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light
slit
chopping
desk
pulse
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、光散乱式粒子計数装置における校
正装置の改良に係り、特にチヨツピングデスクを
使用する校正装置において、自動的に短時間間隔
で感度補正を行い、電源投入直後から安定した測
定状態となしうるもので、長時間に亘る測定につ
いて高い信頼性を実現するものである。
光散乱式粒子計数装置において、その光源およ
び散乱光を電気信号に変換するための光検出素子
は、ある程度の経時変化や温度による変化を避け
ることができない。従つて、それらの変化を校正
する手段として従来チヨツピングデスクを用いた
校正装置が採用されている。これは、ある所定の
測定時間毎、例えばサンプル空気を1リツトル吸
引した時間毎、あるいはマニユアルで一定時間測
定する毎に、粒子数に対応するパルス数をカウン
トするカウンタへの信号を止めてチヨツピングデ
スクを回転し、チヨツピングされた光を光検出素
子で受け、そのピーク電圧値と基準電圧との比較
に基いて測定用の光検出素子、プリアンプ等の利
得調整を行つたのちチヨツピングデスクを停止し
て次の測定に入るものであつた。
光散乱式粒子計数装置は通常第1図に示すよう
な構成である。即ち光源3からの光は、レンズ2
を通過して、その焦点照射領域Pに集光される。
測定対象物である粒子は、前記照射領域Pを通過
する時に散乱光を発生する。この散乱光はレンズ
8を介して光検出素子7に集められ、散乱光に対
応する電気信号パルスを発生する。
ところで従来にあつては光源3や光検出素子7
の輝度変化や感度変化を見る為に、粒子が焦点照
射領域Pを通過するのを一旦停止せしめ、光源3
からの光をトラツプ4に設けられた光学フアイバ
5を介して、適宜のスリツトを設けたチヨツピン
グデスク1に導きチヨツピングする。6はチヨツ
ピングデスク1を回転するモータである。このチ
ヨツピングされたパルス状の光をレンズ8を介し
て光検出素子7で受ける。ここで受けたパルス電
圧と基準電圧とを比較し、両者が相違する場合に
は光検出素子7からのパルス状の出力電圧が一定
になるように光検出素子7の感度を調整すること
により、光源3、光検出素子7の感度変化等を総
合的に校正していた。尚、従来用いられていたチ
ヨツピングデスク1の形状は、第2図に示すごと
く円板状を呈し、その一部にスリツトAが形成さ
れている。従つてモータ6によつて回転するチヨ
ツピングデスク1は、光学フアイバ5とスリツト
Aとが対応した時のみ光学フアイバ5からの光を
通過せしめることとなり、即ち光をチヨツピング
することとなる。しかしながら、この様な従来技
術にあつては、測定中において、チヨツピングに
よつて形成されたパルス状の光が存在すれば、粒
子による散乱光以外の光が存在することとなる
為、測定誤差の原因となる。従つて、測定を一時
中断して校正をしなければならないわずらわしさ
があり、逆に長時間の連続測定をする必要のある
場合には、その間、校正ができないという不都合
も存在していた。更にこのような方法によるため
長時間測定(マニユアルおよび長時間モード)の
場合、校正に要する時間間隔が長いことから測定
中の感度変化によるデータの信頼度の低下が避け
られなかつた。
この考案は、以上の様な従来技術の欠点を除去
しようとして成されたものであり、測定を一時中
断することなく測定中に於ても適宜校正でき、し
かも自動的に校正できるような校正装置を提供す
ることを目的とする。
この目的を達成するため、この考案によれば、
照射領域を照射する光源と、前記照射領域を通過
する粒子の発生する散乱光を受光する光検出素子
と、前記光検出素子からの電気信号パルスをプリ
アンプを経てカウントする計数回路を有する粒子
計数装置に、前記光源から出射される光が通過す
る第1スリツトを形成し、しかも前記第1スリツ
トを通過した光を前記光検出素子に断続入射させ
るべく回転駆動されるチヨツピングデスクと、前
記第1スリツトを介して断続入射される光により
前記光検出素子で得られる電気信号パルスを基準
電圧と比較して光検出素子の感度あるいは前記プ
リアンプの利得を調整、校正するチヨツピングパ
ルス比較回路とを付設した光散乱式粒子計数装置
用校正装置において、 前記チヨツピングデスク上に前記第1スリツト
と半径位置を異ならしめて第2スリツトを形成
し、この第2スリツトに対応して対向配置した一
対の、発光素子と受光素子とを備え、前記電気信
号パルス発生時に前記受光素子の出力信号で前記
計数回路の計数動作を止め、且つ前記チヨツピン
グパルス比較回路を動作せしめる。
以下、図面に従つてこの考案の実施例を説明す
る。第3図に於いて、11はチヨツピングデスク
であり、半径位置の異なる2つのスリツトすなわ
ち第1スリツトB、第2スリツトCを設けてい
る。前記第2スリツトCに対応して一対の、発光
素子と受光素子とが対向配置されている。この発
光素子からは常時光が出ており、この光を受光素
子でうけており、この光を受けると前記受光素子
から信号がでるものであり、例えばフオトインタ
ラプタ12を用いることもできる。尚13は光学
フアイバであり、14はチヨツピングデスク11
を回転するモータであり、回転軸14Aは、チヨ
ツピングデスク11の中心点に固定されている。
このチヨツピングデスク11の回転により、光学
フアイバ13から出る光はスリツトBによつてパ
ルス状の光となる。これは従来のチヨツピングデ
スクに於けるスリツトAと同様である。さてこの
パルス状の光が出るとき、即ち光学フアイバ13
とスリツトBの位置が一致したときには、他のス
リツトCはフオトインタラプタ12の間に位置す
る如くフオトインタラプタ12は配置されてお
り、そこでフオトインタラプタ12の光源からの
光がフオトダイオードに到達することとなる。こ
のときフオトインタラプタ12から信号が出て、
第4図に示すごとく計数回路15に入り、光検出
素子7で受けたパルス信号を計数しなくなる。即
ちこのときのパルス信号は測定対象である粒子の
パルス信号の他にチヨツピングデスクによるパル
ス信号も混在しているので計数せずに誤差の発生
を防ぐものである。またフオトインタラプタ12
からの信号は同時にチヨツピングパルス比較回路
16にも入力され、この回路16を動作せしめ
る。この比較回路16に於いて基準電圧と、光検
出素子7に接続されたプリアンプ17からのチヨ
ツピングパルスの電圧とを比較し、両者が異なる
場合には、この比較回路16からの信号によつ
て、両者が一致するように、例えばチヨツピング
パルスが基準の波高値になるようにプリアンプ1
7の利得を調整する。尚18は表示回路である。
19は波高弁別回路であり、粒径を電圧によつて
決定するものである。というのは粒径の大小とパ
ルスの高低(電圧)が比例関係にあるからであ
る。
ところでスリツトBからのパルス光と粒子から
の散乱光とが重畳することも考えられるが、スリ
ツトBの幅を非常に小さく形成しておけば、かよ
うなことは確率的に小さくなり問題はない。更に
正確を期すのであれば、複数個のパルス光を電気
的に平均化するか、又はパルスの波高値が大きい
ものと小さいものがあつた場合に小さい方のパル
ス光をもつて自動調整すれば良い。
またチヨツピングデスク11に於けるスリツト
BとスリツトCの半径位置を異ならせている理由
は、スリツトCが光学フアイバ13からの光を通
したり、逆にスリツトBがフオトインタラプタ1
2を機能せしることがないようにする為である。
尚、スリツトBとスリツトCは必ずしも同一直径
線上に存在する必要もない。要は、光学フアイバ
13とスリツトBが一致した時を、スリツトCで
検出できれば足りるのである。
以上述べたごとく本考案では下記の如き効果が
得られる。
即ちチヨツピングデスク11にスリツトBとは
別途にスリツトCを設けることにより、スリツト
Bからパルス光が発生する時には(校正時では)、
スリツトCの存在により自動的に計数を止めるこ
とができ測定誤差を招かなくて済む。しかも測定
を一時中断する必要がなくて校正ができ、従つて
長時間の連続測定に最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光散乱式粒子計数装置用校正装
置に係る光学系概要図。第2図は従来のチヨツピ
ングデスクを示す斜視図。第3図は本考案に係る
チヨツピングデスクを示す斜視図。第4図は本考
案の主として計数系を示すブロツク図。 3:光源、7:光検出素子、11:チヨツピン
グデスク、15:計数回路、16:チヨツピング
パルス比較回路、B:第1スリツト、C:第2ス
リツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 照射領域Pを照射する光源3と、前記照射領域
    Pを通過する粒子の発生する散乱光を受光する光
    検出素子7と、前記光検出素子7からの電気信号
    パルスをプリアンプを経てカウントする計数回路
    15を有する粒子計数装置に、 前記光源3から出射される光が通過する第1ス
    リツトBを形成し、しかも前記第1スリツトBを
    通過した光を前記光検出素子7に断続入射させる
    べく回転駆動されるチヨツピングデスク11と、 前記第1スリツトBを介して断続入射される光
    により前記光検出素子7で得られる電気信号パル
    スを基準電圧と比較して光検出素子7の感度ある
    いは前記プリアンプの利得を調整、校正するチヨ
    ツピングパルス比較回路16とを付設した光散乱
    式粒子計数装置用校正装置において、 前記チヨツピングデスク11上に前記第1スリ
    ツトBと半径位置を異ならしめて第2スリツトC
    を形成し、この第2スリツトCに対応して対向配
    置した一対の、発光素子と受光素子とを備え、 前記電気信号パルス発生時に前記受光素子の出
    力信号で前記計数回路15の計数動作を止め、且
    つ前記チヨツピングパルス比較回路16を動作せ
    しめることを特徴とする光散乱式粒子計数装置用
    校正装置。
JP1978070848U 1978-05-25 1978-05-25 Expired JPH0131954Y2 (ja)

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JP1978070848U JPH0131954Y2 (ja) 1978-05-25 1978-05-25

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JPS54172775U JPS54172775U (ja) 1979-12-06
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