JPH01318904A - 球面写像による3次元計測方法 - Google Patents

球面写像による3次元計測方法

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JPH01318904A
JPH01318904A JP63151162A JP15116288A JPH01318904A JP H01318904 A JPH01318904 A JP H01318904A JP 63151162 A JP63151162 A JP 63151162A JP 15116288 A JP15116288 A JP 15116288A JP H01318904 A JPH01318904 A JP H01318904A
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裕介 安川
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稲本 康
Toshihiko Morita
俊彦 森田
Satoshi Ishii
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 立体を構成する線分の3次元空間における位置等の計測
を行う球面写像による3次元計測方法に関し。
線分の距離演算等の立体計測演算を、大容量のROMを
用いずに装置の小型化を図りつつ高速に行うことを目的
とし。
撮像点を移動させつつ線分を球面投影し更に球面写像し
て複数の線分写像点を抽出し、これら複数の線分写像点
をさらに球面写像して方向写像点を抽出し、これら線分
写像点、方向写像点および撮像点移動方向情報に基づき
、線分の位置計測を行う3次元計測方法において、方向
写像点を球面の北極点に移動させる座標変換を行う過程
を含み。
この座標変換後に線分の位置計測演算を行うように構成
される。
(産業上の利用分野〕 本発明は立体を構成する線分の3次元空間における位置
等の計測を行う球面写像による3次元計測方法に関する
例えば原子炉などのように人間が立ち入ることが危険な
場所でロボットに作業を行わせる場合には、その作業の
対象物をロボットのマニピユレータで操作するために、
対象物までの距離や対象物の姿勢等を計測することが必
要となる。かかる計測は高速に、しかも小型の装置で行
えることが必要である。
〔従来の技術〕
かかる立体計測を行うものとしては、ロボット側に設け
られたカメラで対象物の球面投影を行い。
投影像を写像処理して種々の3次元情報1例えば線分の
有無、線分の方向、線分までの距離等を抽出する技術が
知られており1例えば特開昭60−218183号公報
、あるいは特願昭61−258141等に提案されたも
のがある。
球面写像を用いて3次元空間の線分の位置を計測する方
法が第11図〜第18図を参照しつつ以下に説明される
。まず第11図に示されるように。
線分りを球面上に球面投影して円弧L′を得、この円弧
L′上の各点を球面写像する。すなわち円弧L′上の各
点を中心として大円(各点を北極とした場合の赤道に相
当)を球面上に描く。この結果、複数の大円が交差する
線分写像点S(以下。
8点と称する)が得られる。この8点の抽出は。
直線の線分りが存在していることを表している。
次に、第12図に示されるように、カメラの位置を任意
の直線方向Vに一定間隔ΔCずつ移動させ、各移動点で
線分を撮影して上述の8点を抽出する。これにより得ら
れた複数の8点を更に球面写像して各8点に対応した大
円を描(と、これら大円の交点として方向写像点SS(
以下、SS点と称する)が求まる。このSS点は1球の
中心OとSS点を結ぶベクトルの方向が線分りの方向を
表すことになる。
このようにしてカメラを移動させつつ線分りを撮影して
8点とSS点を抽出してそれらをそれぞれメモリに格納
し、その格納データを後工程で読み出してそのデータに
基づき線分りまでの距離を計算する。
すなわち、第13図はかかる距離計算を行う距離計測ユ
ニット1を示すブロック図である0図示の如く、距離計
測ユニット1は外積プロセッサ11とマンピングブロセ
うす12を含み構成されており、外積プロセッサ11に
は8点、SS点、カメラ移動方向点V等の各データがそ
れぞれ極座標値で入力される。外積プロセッサ11はこ
れらのデータに基づき、後述のB点を抽出し、これをマ
ツピングプロセッサ12に与える。マツピングプロセッ
サ12はこのB点に基づき後述のQ点を抽出する。線分
りまでの距離はこのQ点に基づき計算される。
ます外積プロセッサ11に入力される入力情報として以
下のものがある。
■ 5sn(φss、 θss)  :線分の方向を表
す球面上の点の集合、ここでn=l〜−axssであり
拳5axssはSS点の全点数である。
■ 5Ls(φS、θs):線分を表すフレーム毎(各
撮影点毎)の点の集合、ここでf = 1−+*axs
frage、 m −1〜maxs(f)であり、 m
axframeは撮影を行うフレーム数、■axs(f
lはフレーム(f)における8点の全数である。
■ V(φシ、θv):カメラの移動方向を表す球面上
の点。
■ ΔC:カメラの移動ピッチ。
■ ηニスケールファクタ。
外積プロセッサ11における処理手順は以下の通りであ
る。
(1)まず、あるフレー、ムrについて測定対象の方向
SSnを取り出し、この方向SSnを持つ線分Lf、−
を抽出する。この線分Lf、論はSf、m点により代表
されるので、方向SSnを向く線分Lf、−を抽出する
には、方向を表すSSn点に直交するSf、−点を選択
すればよい、これを図式的に一括して処理するには、第
14図に示されるように、SS点を中心に大円L2を描
き、この大円上の8点のみを抽出する操作を行うことに
よる。
(2)次に第15図に示されるように、上述のようにし
て求めた線分LL−へ球の原点0から垂線を降ろし、そ
の足の交点Pf、−の球面上への射影点SHf、m(φ
S、θ3)を求める。この垂線の足Pの球面投影点を求
めるにはSS点と当該線分対応の3点を外積することに
よる。SS点と3点は直交しているので、 Sl(点は
この両者に垂直な球面上の点になる。
(3)入力されたカメラ移動方向V、移動ピッチΔC,
スケールファクタηおよびSSn点に基づきカメラの球
面上における位置τf(φt、θt)を算出する。すな
わち、第16図に示されるように。
カメラの初期位置coを原点0とSS点を結ぶ線上の原
点OからηΔCの距離の点に設定し、そこからV方向に
ΔCずつ増分してカメラ位置C1+02−・−を定める
。SS点とV点および原点Oを含む平面を考え、85点
ベクトルと垂直なベクトルの交点を71点とする。こう
すると71点はV点を、SS点で球に接する平面に投影
した点となる。
カメラの位置CO+ C1+ C2’−’のV′方向成
分co ’ + c、’ +  C2”−’−を球面上
に投影した点τ。、τ1.τ2−が球面上におけるカメ
ラ位置である。
(4)次に、射影点SHf、mと位置τfの2点を通る
大円を求め、その大円の極B f + vh (φb、
θb)を求める。これには、第17図に示されるように
SH点とτ点を外積し、結果を球面上に射影する。
(5)次に、上記処理(4)で求められた極Bをマフピ
ングプロセッサ12に入力し、マツピングプロセッサ1
2により極Bf、諺を極とする大円を描く、この(1)
〜(5)の操作を全フレームについて繰り返すと、第1
8図に示されるように。
B点を極とする複数の大円の交点Qが求まる。このQ点
と位置10間の距離が線分LQまでの距離に対応するこ
とになり、よってこの交点Qを求めることによって線分
りまでの距離を計算することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、線分までの距離を計算するには、SS
点に直交する3点を抽出する操作、 SS点と3点を外
積してS)1点の座標を求める操作。
カメラ位置を示すτ点を求める操作等が必要となる。
SS点に直交する3点を抽出するにはSS点を極として
大円を描く演算が必要となるが、この演算を逐次行うと
非常に時間がかかり、処理速度の高速化を図れない、そ
こで処理の高速化のためにROMを搭載することも考え
られるが、この場合。
球面上の全ての座標点に対応させて大円の座標をROM
に格納することが必要となり、大容量のROMが必要と
なる。しかしながら単に線分を抽出するためだけの目的
に大容量のROMを搭載することは効率的でない。
またSS点と3点を外積する演算も9乗算を含む演算で
あるため処理が複雑であり、処理時間が長い、これらを
ROMで行う場合には上述同様。
大容量のROMが必要となる。
したがって本発明の目的は、線分の距離演算等の立体計
測演算を、大容量のROMを用いずに装置の小型化を図
りつつ高速に行うことができる3次元計測方法を提供す
ることにある。
〔課題を解決する手段〕
第1図は本発明に係る原理説明図である0本発明に係る
球面写像による3次元計測方法は、撮像点を移動させつ
つ線分を球面投影し、更に球面写像して複数の線分写像
点Sを抽出し、これら複数の線分写像点Sをさらに球面
写像して方向写像点SSを抽出し、これら線分写像点S
、方向写像点SSおよび撮像点移動方向V情報に基づき
、線分の位置計測を行う3次元計測方法において、方向
写像点SSを球面の北極点Nに移動させる座標変換を行
う過程を含み、座標変換後に線分の位置計測演算を行う
ように構成されたことを特徴とする。
座標変換する過程は撮像点移動方向■が経度0の経線上
を向くように座標変換する過程を更に含むこともできる
〔作用〕
方向写像点SSが北極に、撮影移動方向Vが経度Oの経
線上にくる座標変換を線分距離演算の前処理上して置く
、この前処理を置くと、前処理時間が増加することにな
るが、以後の距離演算が簡単となって実行時間がそれ以
上に短縮されるので。
全体として演算処理時間が短縮されることになる。
すなわち、方向写像点SS方向を向く線分の抽出は赤道
上にある線分写像点Sのみを抽出することにより行える
ので、処理が簡単である。
また距離演算に必要な射影点SH(SS点と8点に垂直
な点)の演算は、赤道上にある線分写像点Sの経度をπ
/2だけ加減算する処理でよく。
従来のような乗算処理(外積を求める処理)が不要とな
るから高速処理が可能となる。
〔実施例〕
以下9図面を参照しつつ本発明に係る一実施例としての
3次元計測方法を説明する。この3次元計測の手順は以
下の通りである。
(1) まず距離を測定する線分りの方向SSnを選択
する。
(2) 次に、あるフレームfについて、抽出された線
分の方向を表すSSn点を北極(0,O。
l)に、またカメラの移動方向Vが経度0の経線上にく
るように、各線分のSf、−点を座標変換する。以下、
この座標変換の手順について説明する。
線分距離計測ユニットlにおける球面上の座標表現法は
緯度−経度座標を用いる。この座標系では、極を中心と
した回転は経度の加減算で実現可能であり、処理が容易
である0本発明ではこの特性を活かして、SS点を極に
、τ点を経度0に移動させる座標変換を簡単なプロセス
で行う。
ここで、 (緯度、経度)=(π/2.0)の位置がデ
カルト座標で(1,O,O)に、(π/2゜π/2)の
位置がデカルト座標で(0,1,0)に、さらに(0,
0)の位置がデカルト座標で(0、0,1)に対応する
座標系をX−Y−Z座標系と称することにする。
i)まず、第2図に示されるように9球面上のSS点が
経度0の経線上に(るように回転移動させる。ここで球
の北極N方向はカメラの光軸方向となっている。この操
作に伴う各S点、V点の座標変換は、8点、7点の経度
からSS点の経度を差し引くことによる。すなわち。
S(φsi+  esi)  −”S (φsi、  
θ31−θss)■(φV、θv)−=V (+lv、
θシーθss)とする。
ii)次に、X−Y−Z座標系からY −Z −X座標
系に変換する。すなわち。
SS(φSS+  0) →S S’ (Φss、θr
a)S ($si、  θ5i−ass) −=3’ 
(OsL esi)■(φV、θV−θss)→V’ 
 (Φv、ev)とする。
ii)次に、第3図に示されるように、SS点が元の経
度0の経線を辿って北極位置に(るように。
Y −Z −X座標系において回転移動を行う、これは
ii)で座標変換した各S点、V点の経度からSS点の
経度を差し引くことによって実現される。
すなわち。
s’  <  Φsi、  esi) −=S’  (
Φsi、  θsi−θ5s)v’ < ΦV、θい→
V’ (ΦV、θV−θss)とする。
iv)さらに、Y−Z−X座標系からX −Y −Z座
標系に戻す変換を行う、すなわち。
S’ (Φsi、θsi−θss) −=S (φsi
、  esi)v’ <φV、θV−θss) →V 
(φV、θν)とする。
V)最後に、第4図に示されるように、7点が経度0の
経線上にくるように回転移動を行う。これは各8点の経
度から7点の経度を差し引くことによって実現される。
すなわち。
S(φsi、θsi) −=S (φsi、θsi−θ
V)とする。
以上の座標変換の際の各点s、ss、vの動きを重ねて
示すと、第5図の如くになる。この座標変換の結果、第
1図に示される如く、座標変換後はSS点が北極に、7
点が経度0の経線上になる。
また以上の座標変換の処理の流れが第6図に示されてい
る。
以上に説明した。方向SSを北極に、7点を経度Oの経
線上に配置する座標変換は2回のROMアクセス(すな
わちX −Y −Z座標系とY −Z −X座標系間の
変換)と3回の加減算(すなわち回転移動)を実行すれ
ばよいものであるから、その処理時間は短くてすみ、ま
たROM容量も小容量で足りる。
(3) このようにして座標変換を行った後。
方向SSnを向く線分すなわちSf、−点の抽出を行う
、方向SSの線分の8点を抽出することは。
方向を表すSS点に直交する8点のみを選択することで
ある。座標変換後はSS点は北極に位置するものである
から、直交する8点を求めるには赤道上に位置する8点
のみを選択すればよい、この処理は8点の緯度データの
みを参照して選択すればよいのであるから、演算が非常
に簡単であり。
高速な処理が可能となる。
(4)移動方向V、移動ピンチΔC,スケールフ1クタ
ηから球面上におけるカメラ位置τfを算出する。τ点
の算出は、カメラの初期位置を(0,0,τ)にとり、
そこからV方向に八Cずつ増分してカメラ位置Cを求め
る。移動方向VはX−2平面上にあるので、カメラ位置
もX−2平面上になる。カメラ位置CのZ座標成分をη
で置き換えた点を球面上に投影した点がτ点である。な
おこのτ点を算出する操作は座標変換後はτ点が経度0
の経線上にあるため、処理が容易となる。
(5)線分Lf、mへ降ろした垂線の足Pf、−の球面
上への射影点SHf、s+を求める。垂線の足Pの射影
点SHはSS点と8点に垂直な点であるから、座標変換
後、赤道上において8点とπ/2離れた点をとるという
簡単な演算で求めることができる。この処理はROMを
使用して1回のアクセスで実現することができ、処理を
高速化できる。
(6)演算された写像点SHf、mとで1点とを通る大
円を求め、その極をBf、m(φS、θS)とする、大
円の極Bの演算は38点とτ点を外積し。
結果を球面上に射影して求める。
本処理(6)もROMを使用することによって。
1回のROMアクセスで実行可能である。搭載するRO
Mの容量を検針する。入力は8点とτ点であり、出力は
B点である。8点は赤道上に位置するので緯度は既知で
あり、変数は経度だけである。
またτ点はx−2平面上に乗っているので経度は既知で
あり、変数は緯度だけである。したがって入力としては
8点の経度とτ点の緯度の2データのみでよいことにな
る。出力はB点の緯度、経度の2次元である。立体計測
サブユニットと分解能を統一すると、8点の経度、τ点
の緯度ともに例えばlOビット程度必要であり、出力も
同様にlθビットずつ必要である。よってROMは3M
バイト程度の容量となり、この容量は現在の技術で十分
実現可謝なものである。
(7)大円の極B f + mを極とする大円を描(。
(8)全フレームについて(2)〜(7)の処理を繰り
返す。
(9)この結果描かれた大円群から大円の収束する点Q
を抽出する。
(10)SSnとQnとの球面上の距離を計測し、これ
を線分までの距離に換算する。
なお1以上に述べた外積処理がブロック図の形式で第7
図に、流れ図の形式で第8図に示される。
上述の本発明の方法を行うための外積プロセッサの構成
例が第9図に示される。この外積プロセッサは二つの主
要部分から構成される。すなわち動作指令をホスト計算
器から受信し、データ処理の流れを制御する実行制御部
と、実際にデータを加工するデータ演算部である。
実行制御部はCPUボード21.メモリボード22、R
OMボード23.コマンド受信ボード24.3Wインタ
フェースポード25.マルチパス31等を含み構成され
ている。この実行制御部はマイクロプロセッサを利用し
ていて汎用性があり。
自由度が高い処理装置となっている。主なデータ処理は
速度が遅いながらも実行制御部で実行可能なため、デー
タ演算部が故障した場合の補助処理装置としても使用す
ることができる。マイクロプロセッサは16ビツトのも
のを使用しており、緯度のみの演算、あるいは、経度の
み、輝度のみの演算を実行する処理も担当する。
データ演算部は、演算処理を実行するレジスタ演算部2
6.ROMを実装している2次元ROMボード27.デ
ータウェイとのデータ転送を行うデータウェイインタフ
ェースボード2B、29゜実行制御部との通信を担当し
ているマルチパスインタフェースボード30.3Wバス
等を含み構成されている。このデータ演算部は48ビツ
トバス32を用いて3組の16ビツトデータ(緯度、経
度、輝度)を同時に演算可能な構成となっている。
このデータ演算部では、データ処理を高速に反復して実
行するために以下のような高速演算実行方式を採用して
いる。すなわち、実行制御部のマイクロプロセッサがイ
ンタフェースボード25゜30を介してデータ演算部に
アドレスを指定してリード指令を発すると、データ演算
部のアドレス指定されたボードが3Wバス32に自己の
保持する48ビツトデータを送出する。このとき同時に
他のボードがバス32上のデータを取り込み、このデー
タに対してそれぞれのボードに割り当てられた特有の処
理を実行する0例えば、2次元ROMボード27はバス
上のデータをROMに与えて変換を行い、結果をレジス
タにラッチする。この方式では次のリード指令が発され
るサイクルでは既にROMのアクセスが終了しており、
結果がレジスタに用意されていることになる。こうして
次のサイクルのリード指令によって即時に結果を出力す
ることができる。このようにデータ演算部では、リード
指令により全ボードが一斉に単位処理を実行するので、
リード指令を連続して発行することで高速な演算処理が
可能となる。
この外積プロセッサは例えば第10図に示されるような
手順に従って演算処理を実行し、それにより前述の本発
明の方法を行うものである。
各ボードの機能は以下の通りである。
CPUボード21は外積プロセッサ全体の制御と16ビ
ツトのスカラー演算を行う、演算の高速化のためCPU
としてマイクロプロセッサと演算用コプロセッサを搭載
している。ホスト計算機から送信された動作指令を受信
、解釈し、指令に合った動作シーケンスを発生する。シ
ーケンスに従って演算処理を行ったり、他のボードに指
令を送って動作を起こさせるなどの制御機部を有する。
このボード上にはまたファームウェアを格納しておくR
OMが搭載されている。
メモリボード22は8Mバイトの容量のリードライトメ
モリを搭載したマルチパスボードである。
CPUボード21とは3゛22ビツト高速データ転送バ
スによって接続され、CPUボード上のマイクロプロセ
ッサから高速なデータアクセスが可能である。
ROMボード23は1Mバイトの容量のリードオンリメ
モリを搭載したマルチパスポードである。
CPUボード21とは32ビツト幅の高速データ転送バ
スによって接続され、高速なデータアクセスが可能とな
っている。このボードには三角関数あるいはカメラ位置
換算表などの1次元の表が格納されており、必要に応じ
てCPUボード上のマイクロプロセッサがアクセスを行
う。
コマンド受信ボード24は8ビツトパラレル入出力の機
能を有するマルチパスポードである。ホスト計算機とコ
マンド線で接続されており、動作指令を受信し、また動
作終了時にはステータスを送信する。
3Wインタフエースポード25は3Wバス部とデータ転
送を行うマルチパスポードである。マルチパス部分との
ハンドシェイクと、マルチパス部と3Wバス部の接続ケ
ーブル33のドライブを行う。
マルチパスインタフェースポード30は実行制御部との
データ転送を制御する3Wボードである。
実行制御部からの動作制御コマンドをデータ演算部の各
ボードに伝える機能を有する。また実行制御部の16ビ
ツト単位のデータを3ワード受信し。
データ演算部の48ビツトデータに変換する。48ビツ
トのデータを16ビツト単位で書き替えることも可能で
ある。またデータ演算部の48ビツトデータを16ビツ
ト単位で読み出して実行vi御部に転送する機能を備え
ている。
2次元ROMボード27は3Mバイトのリードオンリメ
モリを搭載した3Wメモリである。デー夕の変換用のテ
ーブルが格納されている。48ビフトデータのうち、緯
度を表すデータの下10ビットと経度を表すデータの下
10ビットの合計20ビツトを入力とし、変換結果を緯
度、経度それぞれ16ビツトデータとして出力するよう
になっている。
レジスタ演算ボード26は48ビツトベクトルデータの
一時記憶と高速演算を行う3Wボードである。32にワ
ードの容量のRAMと高速演算器を備える。演算器は1
6ビツト処理用のALUを3個搭載しており、16ビツ
ト単位で演算を実行する。この演算器により、加減算、
ビット処理。
シフト、定数のセット等の処理が可能である。演算回路
はバーバードアーキテクチャを採用しているため、lサ
イクル毎に処理を実行することが可能である。RAMは
ランダムアクセスの他、ポインタレジスタによるシーケ
ンシャルアクセスが可能な構成となっている。このポイ
ンタレジスタを自動インクリメントさせる機能を使用し
てFIFO的に使用形態も可能である。このため、同じ
命令列を反復実行させて多数のデータを順次に高速処理
することが可能となっている。
データウェイインタフェースボード29.30はホスト
計算機や他の装置とのデータの交信を行う3Wボードで
ある。このボードはCPUの制御下で1ワードずつの転
送を行う他に、データウェイ上に送られてくる一連のデ
ータ列を自動的にハンドシェイクしながら連続して内部
バッファに取り込んだり、内部バッファに格納しである
全データを送信するバースト転送機能を有する。この機
能を使用することによってハードウェアによる処理演算
で高速に転送することが可能である。またこの期間中は
マイクロプロセッサは他の仕事をすることも可能である
本発明の実施にあたっては種々の変形形態が可能である
。たとえば外積プロセッサの構成は上述の実施例のもの
に限られるものではなく、従来使用されて゛いる種々の
構成の演算回路が使用可部である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、l1分の距離演算等の立体計測を、大
容量のROMを用いない小型な装置で、高速に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る原理説明図。 第2図は実施例におけるSS点の経度方向の回転を説明
する図。 第3図は実施例におけるSS点の緯度方向の回転を説明
する図。 第4図は実施例におけるV点の経度方向の回転を説明す
る図。 第5図は実施例における座標変換の経路を説明する図。 第6図は座標変換の処理の流れをブロック図的に説明す
る図。 第7図は外積プロセッサの処理の流れをブロック図的に
説明する図。 第8図は外積処理の手順を示す流れ図。 第9図は外積プロセッサの1構成例を示すブロック図。 第1O図は第9図の外積プロセッサによる処理手順を示
す流れ図。 第11図は従来の8点を抽出方法を説明する図。 第12図は従来のSS点の抽出方法を説明する図。 第13図は距離計測ユニットの構成例を示すブロック図
。 第14図は方向SSに向く線分の抽出方法を説明する図
。 第15図は射影点SHの決定方法を説明する図。 第16図はカメラ移動点での決定方法を説明する図。 第17図は大円の極Bの演算方法を説明する図。 および。 第18図は球面写像による線分までの距離の計測方法を
説明する図である。 図において。 S−線分写像点 SS−・−・方向写像点 ■−・カメラ移動方法 SH−・−・射影点 τ−・−球面上のカメラ移動点 L−・線分 1・−距離計測ユニット 11−・−外積プロセッサ 12−マツピングプロセッサ 特許出願人 工業技術院長 飯 塚 幸 三き弁30目
1てf爪ろ3々理シ2β月T口第1図 第7図 9+不更処y里の慮わ凹 第8図 A1貢70已・/プ0羽昨吹伜」 第9図 第11図 SS、ぐ、のmヨ出iメム 第!2図 距両住さt?aJユニットの不jへイ列第13図 射影用、SHの沃定哀う 第15図 〃メラ孝を螢ワ会7の〃c粗で)ム 第16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、撮像点を移動させつつ線分を球面投影し、更に球面
    写像して複数の線分写像点(S)を抽出し、 これら複数の線分写像点(S)をさらに球面写像して方
    向写像点(SS)を抽出し、 これら線分写像点(S)、方向写像点(SS)および撮
    像点移動方向(V)情報に基づき、線分の位置計測を行
    う3次元計測方法において、該方向写像点(SS)を球
    面の北極点に移動させる座標変換を行う過程を含み、 該座標変換後に線分の位置計測演算を行うように構成さ
    れたことを特徴とする球面写像による3次元計測方法。 2、該座標変換する過程は該撮像点移動方向(V)が経
    度0の経線上に配置されるように座標変換する過程を更
    に含む請求項1記載の球面写像による3次元計測方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5446798A (en) * 1989-06-20 1995-08-29 Fujitsu Limited Method and apparatus for measuring position and orientation of an object based on a sequence of projected points
EP1195575A1 (fr) * 2000-10-04 2002-04-10 Laurent Senee Dispositif et procédé de détermination de coordonnées surfacique et leurs utilisations et procédé de positionnement d'un ensemble emetteur laser-récepteur

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US5446798A (en) * 1989-06-20 1995-08-29 Fujitsu Limited Method and apparatus for measuring position and orientation of an object based on a sequence of projected points
EP1195575A1 (fr) * 2000-10-04 2002-04-10 Laurent Senee Dispositif et procédé de détermination de coordonnées surfacique et leurs utilisations et procédé de positionnement d'un ensemble emetteur laser-récepteur

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