JPH01318612A - 沖合海洋構造物の保護のための保護障壁及びその設置方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の１ 本発明は、海洋構造物の保護のための保護障壁に関する
ものであり、−層詳細には、大きな寸法の海洋構造物の
保護の問題に関するものである。

本発明は、また、保護障壁を設置する方法にも関するも
のである。

従】ノ月支蒼− 保護手段が、現在、例えば、防水囲いのような海岸の上
、又は、筒底の中の構造物のために使用されているが、
この保護手段は、シート・パイル、又は、コンクリート
の構造要素から成り立ち、恐らく、潮流及び（又は）波
から保護された区域を与えるように、水の漏れ止めをさ
れて組立られている。

これらの現存する手段は、海底／筒底に固定された構造
物の要素の修繕、又は、建設に使用される、比較的小さ
な面積を包囲するような一時的な性格の物であるか、又
は、さもなければ、固体の堤防により支持された壁の形
状を取っている突堤保護構造物のような永久的な性格の
物か、のいずれかである。このような現存する手段は、
一般的に、はぼ３０１１１以下の水深において使用され
るだけである。

この水深を越え、大陸棚の水深（２００ｍのオーダー）
に対応する水深に対しては、「沖合」構造物の技術に近
い技術を採用することが、必要である。この後者の場合
においては、保護の手段は、主要構造物の部分を形成し
ており、保護されるべき工作要素（例えば、デツキを支
持することを意図されているパイル打ちされた構造物、
又は、重力構造物）と同時に構成される。このような保
護の手段は、例えば、フランス特許第２．２フ７．９４
０号に記載されており、また、スラブと一体であり且つ
水面の上部に接続している穴あけされた円形の壁の形状
を取っており、中空の中心タンクを、水及び（又は）浮
遊物体による衝撃から、保護するようにしている。デツ
キが、中心タンクの上及び穴あけされた壁の頂部の上に
、それが支持する設備が、最高の波の到達を越えるよう
な高さに設けられた柱の上に、置かれるようになってい
る。

沖合プラットホームの支持構造物は、通常、波、風、潮
流による外部荷重、船による衝撃、氷の力のような外部
荷重に、ある一定の使用期間の間、抵抗するように寸法
を決められている。この使用期間の間に、環境条件が変
化することがあるが、この変化としては、例えば、使用
期間の変更における荷重条件の増加、構造物が横たわっ
ている海底の沈下による水深の増加、又は、構造物の他
の現場における再使用などである。これらの変化は、現
在、大きな変更工事を必要とし、これは、生産／設備及
び作業の長期間の停止をも含んでいる。

日が　゛しようと　る０ 本発明は、元来のプラットホーム／設備の作業を妨害す
ること無しに、変形工事を許すように、外部環境荷重に
抵抗することの機能を、生産設備を作動させる機能から
分離することを、その課題とするものである。

課題を解決　るための この課題を解決するために、本発明による保護障壁は、
海底から、海面以上に、ある選択された高さまで延びて
いる、保護されるべき構造物を包囲している囲いから成
り立っており、また、垂直側部に沿って組立られること
ができる少なくとも２個の部分から成り立っており、こ
れらの部分のそれぞれは、底部を積まれることが出来る
セル状（細胞状）の浮遊槽遺物の形状に構成されたこと
を特徴とするものである。

夾−ＪＬＪＬ 以下、本発明をその実施例を示す添付図面に基づいて、
詳細に説明をする。

第１及び２図に示される実施例により分かるように、保
護障壁１は、「沖合」プラットホーム（又は、構造物）
２を、それを浮遊物体、潮流、波などの影響に対して保
護するために、包囲するように意図されているものであ
る。図示されるように、保護障壁１は、海底から、平均
水面以上ある高さまで延びているが、この高さは、保護
が要求される外部荷重の形式に依存する。

第１図に示されるように、保護障壁１は、プラットホー
ム、−層詳細には、デツキを、嵐の条件の下における最
高の波の影響に耐えることが必要である。

これらの状態は、プラットホームが、より深い現場にお
いて再使用される時、あるいは、現在７元の現場の海底
の沈下の場合に、出会うことがあり得るものである。

図から分かるように、保護障壁１は、２個の半円の円筒
形状の要素３．４から成り立っており、これらは、２個
の向き合っている母線に沿って連結されている。

個々の要素３．４は、あらかじめ応力を加えられた鉄筋
コンクリート構造物から成り立っており、これらは、凸
形の外部壁１６及び凹形の内部壁１７を有しており、ま
た、それらは、保護障壁１を、垂直軸を有している個々
のセル５に細分割しており、また、これらのセル５は、
それらの下端部において、海底の上に横たわるようにさ
れた環状のセグメントの形状の基部スラブ６により、閉
鎖されている。添付図面によると、セル５の外部壁は、
水圧に対して、より大きな抵抗を現すように葉状の形状
のものとなっている。

基部スラブ６は、随意には、下側８の上において突出し
ているリブを有しており、これらのリブは、保護障壁１
を横滑りに対する安定性を確保するなめに、海底に突入
する。セル５の基部スラブ６の近くの下方部分９は、随
意には、基部スラブ６と一体である垂直な仕切り１０に
より、分割されているが、これは、基部スラブ６に、力
の垂直壁への良好な伝達を確保するために、剛性を与え
ることを意図されているものである。あるいは、保護障
壁１は、等しい寸法、又は、異なった寸法のものである
２個よりも、より多い個数の要素から、成り立つことも
できる。

組立の後、要素は、図示されている実施例のように、全
部がプラットホーム（ｆｌｌ造物）を包囲しても良く、
あるいは、それを部分的に包囲するだけであっても良い
。

要素の外部壁及び（又は）内部壁の輪郭は、好適には、
正多角形内に内接され、また、限定された場合には、円
内に内接されることが望ましい。しかしながら、例えば
、だ円形のような他の形状も、保護されるべき構造物の
形状に依存して、考慮されることもできるＯ 添付図面は、沖合プラットホームに関係され、その正方
形状のデツキ１２及びその設備は、最高の波から保護さ
れることを要求されており、それ故、前記プラットホー
ムを十分な高さまで包囲することができる保護障壁を与
えることが、必要である。

それ故、保護障壁は、円筒形状であり、また、その位置
が、プラットホームの突出している部分に十分に近いよ
うな直径のものでなければならないが、プラットホーム
に機械的に連結され、又は、支持されることは無く、一
方では、保護障壁１が受ける外部荷重に関して、保護障
壁１の構成に含まれる材料の量を最善とし、また、他方
響は、保護されるべきプラットホームの作業に干渉しな
いようにしなければならない。

保護障壁１を形成している要素３及び４は、後に詳細に
説明をするように、現場において位置決めをされた後、
それらの垂直側部に沿って連結されなければならない。

個々の要素の建設の間、それらの垂直な側部に、連結手
段１３を装着しなければならないが、この連結手段１３
は、第３〜６図に示されるように、個々の要素３．４の
外部壁１６及び内部壁１７の両方に形成された歯１４．
１５から成り立つことができるが、これらの歯１４．１
５は、継ぎ目１９を残すように、かみ合うことが出来る
ようになっている。歯１４．１５は、同軸の円筒形状の
７！１ｉ２０により垂直に貫通されているが、この円筒
形状の渭２０は、それらの直径よりも、より小さな直径
の鎖錠ピンから成り立っている鎖錠ピン２１を受は入れ
るようになっている。

歯１４．１５の係合及び鎖錠ピン２１の差し込みの後に
おける要素３．４の構造的連続性は、円筒形状の溝２０
及び鎖錠ピン２１の継ぎ目１９の中へのセメントスラリ
ーの注入により達成される。

連結手段１３を介する構造的連結は、垂直力を伝達する
ために歯１４．１５を組み合わせること及び水平力を伝
達し、垂直軸の回りの曲げモーメントを吸収するために
、鎖錠ピン２１の組み合わせにより形成される。

個々の要素３．４の建設方法は、現存するコンクリート
重力ブラットホームのそれと同様である。基部スラブ６
及び垂直壁の部分は、乾ドックの中において建設され、
また、構造物がその浮遊を許すのに十分に進行した時に
、構造物は、浮かばされ（第７図）、その建設が、適当
な係船ドックの中において、必要とされる高さにまで完
成される。

個々の要素の相互の引き続く連結を容易とさせるために
、それらの最終的な相対的位置において、両立し得る継
ぎ目を得るように、それらを同時に建設することが、有
利である。継ぎ目の形状は、直立するシャッターの挿入
により形成されるが、これらのシャッターは、要素が分
離される時には、引き上げられる。

要素３．４は、建設現場から、最終的な現場まで、別個
に、又は、−緒に、綱により引かれる。その時には、位
置決め及び設置方法が使用されるが、この方法は、第８
及び９図に略図により示されており、また、この方法は
、保護されるべき現存する構造物から、ある定められた
距離に設けられている結合パイル２２．２３まで、各要
素３．４を持って行くことと、前記要素３．４を意図さ
れている保護障壁を形成するように回転することとから
成り立っている。

要素３．４の現存する沖合プラットホームに相対的に位
置決めすることは、結合機構により達成されるが、その
少なくとも一部分は、各要素３．４により支持されてい
る。

前に述べたように、位置決めは、プラットホームから、
ある定められた距離において海底に打ち込まれる２個の
結合パイル２２及び２３から成り立っている結合機構に
より行われ、これにより、要素３．４が、保護されるべ
きプラットホームに相対的な必要とされる位置へ持って
来られることがで出来るようにする。この目的のために
、個々の要素３．４のそれぞれは、要素の内部の長手側
部２６の上に設けられている案内２５の中に滑るように
された結合スリーブ２４を支持している。前記結合スリ
ーブ２４は、その下端部に、結合パイル２２及び２３の
ヘッド２７に係合するように設けられたハウジング２４
＾を備えられている、結合スリーブ２４の他端部は、例
えば、要素の頂部側の上に設けられたウィンチから作動
可能であるケーブルにより、垂直運動を許すための手段
を備えられている。

あるいは、要素４は、第一要素３に相対的に、第一要素
３の垂直側２９の上のはしごげた２８の上に固定された
結合ヘッド２７及び前記ヘッド２７と協同するようにさ
れた結合スリーブ２４により位置決めされる。

本発明による保護障壁の位置決め及び設置方法を、第１
２〜１９図について、以下に説明をする。

保護障壁の第一要素３が、現場へ綱で引かれる。

前もって、星状に配置された少なくとも３個の係留パイ
ル３０．３１．３１が、海底の中に打ち込まれており、
それらに、図示されるように、ある長さの鎖から成り立
っている係留線が取り付けられており、その端部には、
要素３により支持された係留ケーブルが、ウィンチを媒
介として取り付けられる。

少なくとも１個の結合板２２が、同様に、保護されるべ
きプラットホームの近くに備えられる。

要素３は、係留線の端部に係留され、また、係留ケーブ
ルの上のウィンチの作用により（第１２図）、要素３の
端部２６により支持された結合スリーブの部分２４が、
結合パイル２２の上部に持って来られる。要素に底部を
積み、同時に、結合スリーブ２４を降下させることによ
り一結合機構の２個の部分は、相互に係合される。係留
線３３が、要素３と、保護されるべきプラットホームと
の間に設置される（第１３図）。プラットホームの上の
上に設けられた線３３のウィンチを作動させ、少なくと
も１個の引き船を操作することにより、要素３は、結合
パイル２２の回りに回転され、このようにして、要素３
は、プラットホームに相対的に最終的位置に持って来ら
れる（第１４及び１５図）。

要素３を浮遊状態に維持させて、同様な手順が、第二要
素４を、結合パイル２３に係合するように長手方向に滑
るようにされた結合スリーブから成り立っている結合手
段か、又は、既に、所定の位置にある要素３の側の上に
備えられた結合ヘッド２７かの回りの位置に持って来る
ように、引き続いて行われる。

両方の要素３．４が、それらの最終的位置にある時には
、それらの接続が、鎖錠ピンを連結手段に通すことによ
り行われ、また、２個の要素３．４は、それから、それ
らを海底の上に横たえるように、底部を積まれる。それ
らの要素３．４は、随意には、それらに、重力構造物の
特性を与えるように、固体の底部１１により、底部を積
まれる。

第一要素の位置決めの後に、第二要素の現場への到着を
待ちながら、又は、若しも、適当な気象条件が、保護障
壁の設置の完成を許すように支配するならば、第一要素
を海底の上に横たわらせるために、底部を積まれること
が出来ることの可能であることを、注目されたい。

係留線の位置決め及び位置決めを要求される保護障壁の
個々の要素、又は、両方の要素の位置も、また、実質的
に、支配している風、波及び潮流などにより決定される
局地的条件に依存するものであり、また、それぞれの場
合に適合されなければならない。

発明の効果 本発明は、上記のような構成及び作用を有しているので
、元来のプラットホーム／設備の作業を許すように、生
産設備を作動させる機能と、外部環境負荷に抵抗する機
能とを分解した保護障壁及びその設置方法を提供すると
いう効果を発揮するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による保護障壁の一部切断正面図、第
２図は、第１図の部分切断平面図、第３図は、本発明に
よる保護障壁の２個の要素の接続手段を示す第２図のＴ
ＩＥの部分の拡大図、第４図は、保護障壁の要素の垂直
側部の接続手段の断面図、第５及び６図は、それぞれ、
第４図のＶの部分及び第５図のＶｌ−Ｖｌ線による断面
図、第７図は、保護障壁の建設の位相を示す略図、第８
図は、保護障壁を現存する構造物の回りに位置決めする
状態を示す略図、第９．１０及び１１図は、保護障壁の
個々の要素の相対的な位置決め方法を示す詳細図、第１
２〜１９図は、保護障壁を現存するプラットホーム／構
造物の回りに位置決めする種々の位相を示す図である。 １・・・保護障壁、３．４・・・要素、５・・・セル、
６・・・基部スラブ、１３・・・連結手段、１４．１５
・・・接合歯、１６．１７・・・内外壁、２０・・・円
筒形状の溝、２１・・・鎖錠ピン、２２・・・結合パイ
ル、２６−２９・・・垂直側部、２フ・・・結合ヘッド
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、海洋構造物、特に、沖合海洋構造物の保護ための保
   護障壁において 前記沖合海洋構造物が設置されるべき水面の高さよりも
   より大きな高さの、保護されるべき前記海洋構造物を少
   なくとも部分的に包囲する、底荷を積むことが可能であ
   る少なくとも２個の要素（３、４）から成り立っており
   、前記要素（３、４）は、組立の後に要素（３、４）の
   構造的な連続性を許す連結手段（１３）から成り立って
   いる垂直側部（２６、２９）を有しており、前記要素（
   ３、４）は、保護されるべき構造物とは独立しているこ
   とを特徴とする保護障壁。 ２、前記要素（３、４）が、垂直軸を有している隣接す
   セル（５）に分割された凸形及び凹形の外部壁（１７）
   及び内部壁（１７）を、それぞれ、現しているコンクリ
   ート構造物から成り立っており、それらの内部及び外部
   壁（１６、１７）は、少なくとも、それらの下部におい
   て、環状のセグメントの形状の底部スラブ（６）により
   閉鎖されている請求項１記載の保護障壁。 ３、連結手段（１３）が、組立られるべき要素（３、４
   ）の対応する垂直側の外部壁（１６）及び内部壁（１７
   ）の中に形成された接合する歯（１４、１５）と、歯（
   １４、１５）を垂直に貫通していると共に鎖錠ピン（２
   １）を受けるようにされている同軸の円筒形状の溝（２
   ０）とから成り立っており、セメントスラリーが、歯（
   １４、１５）の接合部及び円筒形状の溝（２０）の中に
   注入され、保護障壁の構造的な連続性を作るようにする
   請求項１記載の保護障壁。 ４、垂直側部の少なくとも一つ（２６）が、長手方向に
   滑るようにされた結合スリーブから成り立っている結合
   手段の少なくとも一部分（２４）を支持しており、前記
   結合スリーブは、前記結合手段の他の部分の結合ヘッド
   （２７）と係合するようにされている請求項１記載の保
   護障壁。 ５、前記結合手段の他の部分の結合ヘッド（２７）が、
   海底の中へ打ち込まれる結合パイル（２２）によって支
   持されるようになっている請求項４記載の保護障壁。 ６、前記結合ヘッド（２７）が、一つの要素（３）の他
   の垂直側部（２９）により支持されている請求項４又は
   ５記載の保護障壁。 ７、保護障壁を設置するための方法においてａ）保護障
   壁の一つの要素が、現場へ引いて行かれることと ｂ）少なくとも３個の係船パイルが、海底に打ち込まれ
   、この要素に取り付けられた係船ケーブルにウインチの
   介在の下に連結されるべき係船線を設けられることと ｃ）少なくとも１個の結合パイルが、保護されるべき構
   造物からある一定の距離において打ち込まれることと ｄ）ケーブルを操作することにより、保護障壁の第一要
   素が、結合ヘッドの上部に持って来られ、この要素に底
   荷を積むこと及びこの要素により支持されている結合ス
   リーブのその部分の垂直運動により、この要素により支
   持されている結合スリーブと、結合ヘッドとを係合させ
   るようにすることと ｅ）係船線が、保護されるべき海洋構造物と、要素との
   間に通され、要素を結合パイルの回りの回転により、こ
   の要素を所定の位置となるようにすることと ｆ）この要素が、係船線を牽引することにより所定の位
   置に持って来られることと ｇ）ａ）〜ｆ）と同一の作業が、引き続く第二の要素を
   所定の位置に持って来るために遂行されることと ｈ）連結手段が、鎖錠ピンにより鎖錠されること ｉ）これらの作業が、要素の個数だけ繰り返されること
   と ｊ）要素が連結された時に、要素を海底上に静止させる
   ように、要素が底荷を積まれることと ｋ）セメントスラリーが、歯の間、ピンと円筒形状の溝
   及び連結手段の鎖錠ピンの内側との間の空間の中に注入
   されることと ｌ）要素が、固体のバラストにより、底荷を積まれるこ
   とと から成り立つていることを特徴とする保護障壁の設置方
   法。