JPH01318463A - 画像情報符号化装置 - Google Patents

画像情報符号化装置

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JPH01318463A
JPH01318463A JP63151564A JP15156488A JPH01318463A JP H01318463 A JPH01318463 A JP H01318463A JP 63151564 A JP63151564 A JP 63151564A JP 15156488 A JP15156488 A JP 15156488A JP H01318463 A JPH01318463 A JP H01318463A
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JP
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JP63151564A
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Inventor
Yuji Onozawa
雄二 小野澤
Yutaka Koshi
裕 越
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、二次元符号化等により画像情報の圧縮を行う
画像情報符号化装置に係り、特に、変化点アドレスの生
成、変化点アドレスの更新、モードの判定を高速に行え
るようにした画像情報符号化復号化装置に関するもので
ある。
[従来の技術] ファクシミリ等の画像情報を取り扱う装置においては、
画像情報を効率よく圧縮するために、二次元符号化が広
く採用されている。二次元符号化方式は種々知られてい
るが、特にCCITTによる勧告では、勧告T4でMR
符号化方式が、勧告T6ではMMR符号化方式が規定さ
れている。
さて、MR符号化およびMMR符号化においては、現在
処理中の走査線(以下、符号化ラインと称す。)に関す
る2値画像情報と、参照ライン(既に符号化済みの隣接
ライン)に関する2値画像情報との各変化点(白画素ま
たは黒画素から黒画素または白画素に変化した点の画素
)を検出比較して、これらの変化点の位置関係が、垂直
モード、水平モード、パスモードのいずれの動作モード
が適用される関係にあるかで符号化が行われる。
そこで、従来の画像情報符号化装置の構成を説明する前
に、上記3つの動作モードを第11図を参照して説明す
る。なお、第11図において符号化は図の左から右へ行
われるものとする。
符号化ラインにおける起点となる変化点をaO1変化点
aOより右の最初の変化点をal、alより右の最初の
変化点をa2、参照ライン上にあってaOより右でaO
と反対の色情報を持つ最初の変化点をbl、blの右の
最初の変化点をb2と定義するとき、第11図aに示さ
れるように、変化点b2が変化点a1の左側に存在する
ときはパスモードPとする。この場合は参照ラインの情
報は圧縮に使用できないので、垂直モードあるいは水平
モードで符号化を行えるように、第11図aのダッシュ
を付した記号のように変化点のアドレスを変更して次の
符号化を行う。この際、新たなaOのアドレスは変更す
る前のb2のアドレスになされる。
第11図すに示すように変化点a1と変化点b1の距離
が3画素以下のきき、即ち1albll≦3のときには
垂直モードVとし、al、eblとの相対距離と、al
がblの右側にあるか左側にあるかの判定により、al
がblの真下にある場合(Ialbll =O)はV 
(0)、a 1がblの右側にあり、l albl l
=1ならばVR(1)、1albll=2、 l al
bl l=3の場合は、それぞれVR(2)、VR(3
)という符号語を生成する。alがblの左側にあり、
 1alb11=1.1alb11=2.1a1bll
=3の場合は、同様にそれぞれVL(1)、VL (2
)、VL (3)という符号語を生成する。つまり、 
1albl l≦3のときには垂直相関があるものとし
て参照ラインとの境界のずれを符号化するのである。
1albll>3の場合は、水平モードHとし、aOと
al、およびalとa2の相対距離を基にして一次元符
号化方式により符号語を生成する。
即ち、Ialbll>3の場合には、垂直相関がないも
のと見なし、二次元符号化は行わずに一次元符号化を行
い、先頭に水平モードであることを示すrHJの符号を
付して二つのランレングスを出力する。
また、上記勧告による仕様では、垂直モードはalとb
lのずれが±3画素しか認められないので、ある変化点
についての符号化が終了し、次の変化点の符号化を行お
うとする場合に、blが前の位置より左側に移動する、
いわゆる参照点の逆行が生じることがある。例えば、い
ま、変化点の位置が第11図Cの状態で符号化が行われ
たとすると、次の符号化時の各変化点の位置は、定義に
より図のダッシュを付した位置になり、blの位置が前
の符号化時より左側に位置するようになる。
これが参照点の逆行である。
なお、以上の説明において、 lab+は3点のアドレ
スとb点のアドレスの差分の絶対値を意味する。以下、
同様である。
ところで、上述した二次元符号化を行う符号化装置とし
ては特開昭59−122282号公報が知られており、
その構成は第12図のようである。
変化点アドレス生成回路156は参照ラインのランレン
グスおよび符号化ラインのランレングスを入力して、変
化点aO1a1、a2、blおよびb2を生成し、レジ
スタに格納する。モード検出回路157は、変化点アド
レス生成回路156のレジスタに格納されている変化点
のアドレスを読み出して、現在どのモードにあるのかを
検出して、出力する。モード検出回路157から出力さ
れたモードデータは、後続の符号化部に取り込まれて符
号語となされる。
また、特開昭59−190779号公報にも、ランレン
グスデータバッファメモリに格納された参照走査線のラ
ンレングス情報を参照しながら二次元符号化を行う旨の
記載がある。
[発明が解決しようとする課題] 第12図に示す符号化装置においては、各変化点のアド
レスデータが確立されていれば1ステツプでモード検出
を行うことができるが、変化点アドレスデータを得るた
めに時間が掛かるという問題がある。つまり、aOl 
al、a2、bl、b2の各変化点としてどの変化点を
とるかというのは、動作モードによって決まるので、モ
ード検出が終了してから変化点のアドレスを決定すると
いうシーケンシャルな処理を行わざるを得ないのである
。具体的には次のようである。
前の符号化のモードが垂直モードVであった場合には、
先ずalを新たなaOとし、次にa2を新たなalとし
、次に前のa2と新たに入力された符号化ラインのラン
レングスデータとを加算し、その結果を新たなa2とす
る、という手順を踏まねばならない。また、前の符号化
のモードがパスモードPであった場合には、b2を新た
なaOとする。bl及びb2はaOが更新された後、変
化点b1の定義に従って更新される。
このように、第12図に示されるものにおいては、変化
点アドレスの生成に時間を要するものであり、高速処理
は望むべくもないものであった。
また、特開昭59−190779号公報には、ランレン
グスデータバッファメモリに格納された参照走査線上の
ランレングス情報を参照しながら二次元符号化を行う旨
の記載はあるものの、具体的な構成は何等明らかにされ
ていない。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、変化点
アドレスの生成処理とモード検出処理とを分離し、並列
に独立同時動作させることにより高速処理を行うことの
できる画像情報符号化装置を提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の画像情報符号化
装置は、ランレングスデータを順番に取り込むことによ
り符号化ラインおよび参照ラインの変化点アドレスを生
成する変化点アドレス生成回路と、上記変化点アドレス
生成回路で生成された変化点アドレスを生成された順に
取り込んでモード検出を行うモード検出回路とを備える
ことを特徴とする。
[作用コ 本発明は、第12図に示すような、モードが検出された
後当該モード検出出力をフィードバックして変化点アド
レスを決定するという従来の構成とは異なって、変化点
アドレス生成手段とモード検出手段とをバッファメモリ
で分離したので、それぞれの手段を互いに独立に、かつ
同時に動作させることができ、以て高速処理を行うこと
ができるものである。また、ラインメモリとしてFIF
Oを使用したので制御が容易になると共に処理を高速に
行うことができる。
[実施例コ 以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る画像情報符号化装置の1実施例の
構成を示す図であり、図中、1はランレングス生成回路
、2.3はラインメモリ、4は分配器、5.6はゲート
論理回路、7.8はバッファメモリ、9はモード検出回
路、10はバッファメモリ、11は符号割当回路、12
は制御シーケンサを示す。
第1図において、図示しない画像読み取り装置等の適当
な装置で得られた画像データはランレングス生成回路1
に入力されてランレングスデータが生成され、ラインメ
モリ2または3に格納される。ラインメモリ2.3はそ
れぞれ1ライン分の容量を有し、一方のラインメモリに
は符号化ラインのランレングスデータが、もう一方のラ
インメモリには参照ラインのランレングスデータが格納
される。即ち、現在ラインメモリ2に符号化ラインのラ
ンレングスデータが格納されており、ラインメモリ3に
は参照ラインのランレングスデータが格納されていると
すると、次のラインを符号化するときには現在の符号化
ラインが参照ラインとなるから、ラインメモリ2に現在
格納されている符号化ラインのランレングスデータは、
・次には参照ラインのランレングスデータとして用いら
れるのである。ラインメモリ2.3から読み出されたラ
ンレングスデータは分配器4を介してゲート論理回路5
.6に入力される。ゲート論理回路5は符号化ラインの
ランレングスデータを累積加算して符号化ラインの変化
点アドレスを生成する回路であり、ゲート論理回路6は
参照ラインのランレングスデータを累積加算して参照ラ
インの変化点アドレスを生成する回路である。従って、
いま、ラインメモリ2に符号化ラインのランレングスデ
ータが格納されているとすると、ラインメモリ2の出力
はゲート論理回路5に入力され、ラインメモリ3に格納
されている参照ラインのランレングスデータはゲート論
理回路6に入力される。ゲート論理回路5.6の出力で
ある符号化ラインの変化点アドレスおよび参照ラインの
変化点アドレスは、それぞれバッファメモリ7.8を介
してモード検出回路9に入力され、モード検出に用いら
れる。モード検出回路9の出力であるモードデータはバ
ッファメモリ10を介して符号割当回路11において符
号語が割り当てられ、符号データとして出力される。な
お、以−ヒの動作は制御シーケンサ12の制御の基に行
われるものである。
第1図の構成の1具体例を第2図に示す。第1図と第2
図の対応は次の通りである。第2図のFI F O(F
irst In First 0ut) 14.15は
それぞれ第1図のラインメモリ2.3に対応している。
また、第2図の加算器17.18はそれぞれ第1図のゲ
ート論理回路5.6に対応し、第2図のレジスタ22.
23はそれぞれ第1図のバッファメモリ7.8に対応し
ている。
以下、MMR符号化を採用した場合を例に採って第2図
の回路動作を第3図のフローチャートを参照しつつ説明
する。なお、以下の説明においては、第2図においてA
の付されたものは符号化ラインの変化点アドレス生成回
路とし、Bの付されたものは参照ラインの変化点アドレ
ス生成回路とする。この前提が一般性を失わないもので
あることは明かである。また、第2図においてAの付さ
れた符号化ラインの処理回路とBの付された参照ライン
の処理回路は同じ動作を行うので、符号化ラインの処理
回路について説明し、参照ラインの処理回路の動作説明
は省略する。
MMR符号化方式では、最初の1ライン目の符帰化ため
に、第1ラインの前に仮想的に全白のラインを設けてい
るので、処理が開始されるとランレングス生成回路1は
先ず全白のランを生成して出力し、PIFOA14には
マルチプレクサA12を介して当該全白のランが書き込
まれる。FIFOA14に全白のランが格納されると、
FIFO制御マイクロシーケンサ30の制御により、ラ
ンレングス生成回路1の出力するランレングスデータが
入力されるFIFOがFIFOA14からFIFOB1
5に切り換わり、実際の画像の1ライン目のランレング
スデータがマルチプレクサB13を介してPIFOB1
5に格納される。この時点でPIFOA14に格納され
たランレングスデータは参照ラインのランレングスデー
タとなるので、PIFOA14の出力は分配器4を介し
て加算器B18に入力され、参照ラインの変化点のアド
レスを生成すると共に、マルチプレクサA12を介して
ランレングス生成回路1が生成した次のラインのランレ
ングスデータが格納されていく。
また、PIFOB15の出力は分配器4を介して加算器
A17に入力され符号化ラインの変化点アドレスが生成
される。このときP I FOB 15の出力はフィー
ドバックされて再度PIFOB15に書き込まれ、次の
ラインの参照ラインとして使用される。そして、ランレ
ングス生成回路1、変化点アドレス生成回路31が共に
1ライン分の処理が終了した時点で分配器4が切り換わ
り、PIFOA14のランレングスデータは加算器A1
7へ、FIFOB15のランレングスデータは加算器1
8へそれぞれ入力されるようになされる。マルチプレク
サ12.13、FIFO14,15および分配器4は以
上の動作を、FIFO制御マイクロシーケンサ30の制
御の基に繰り返し行う。
さて、第3図のフローチャートにおいて、処理が開始さ
れると、プロセス41でF I FOA 14にランレ
ングスデータが格納されるまで待機し、ランレングスデ
ータが入力されて空の状態でなくなると次ぎにプロセス
42でフラグオフになるまで待機する。第2図の構成で
は、一つのランレングスデータが終了する度にフラグ生
成回路24でフラグをオンにしてレジスタA22に格納
されている変化点アドレスデータをモード検出回路9に
入力するようになされているので、フラグがオンの場合
にはレジスタAには書き込みは行えない。
これに対して、ランレングスデータを累積加算して変化
点アドレスを生成する過程においては、レジスタA22
が書き込み可能状態になければならないので、プロセス
42でフラグAがオフ、つまりレジスタA22が書き込
み可能になるまで待機するのである。レジスタA22が
書き込み可能になるとプロセス43で加算器A17をク
リアし、続いてプロセス44で加算器A17の出力(こ
の場合0)をレジスタA22にラッチし、更にフラグA
をオンにして書き込み不可能状態とし、最初の変化点ア
ドレスrOJをモード検出回路9に出力する。これは、
MMR符号化方式では最初の変化点アドレスを仮想的に
O番地に置くように定められているので杼う処理である
。また、レジスタA22の出力は累積加算するために被
加算データとして加算器A17にフィードバックされる
。これらの制御はAマイクロシーケンサ28が行う。
次にプロセス45でFIFOA14が空でなければ、プ
ロセス46で次のランレングスデータをFIFOA14
から加算器A17に読み込むと共に加算器A17にキャ
リーを入力する。この処理は、2番目以降の変化点アド
レスは、 (ランの累計子1)で表されるために、初め
に1をセットしておく必要があるために設けられている
ものである。
プロセス46が終了すると、プロセス47でレジスタA
22が書き込み可能になるまで待機し、書き込み可能で
あれば、プロセス48において、加算器A17の出力が
比較器A26でBIT数設定回路19に格納されている
1ラインの画素数と比較されて1ラインの処理が終了し
たか否か判断される。■ラインの処理が終了したならば
プロセス57で加算器A17の出力をオフにすると共に
バッファA20をイネーブルとし、プロセス58でBI
T設定回路19の内容をレジスタA22にラッチし、フ
ラグをオンにしてレジスタA22の内容をモード検出回
路9に出力する。プロセス58が終了するとプロセス5
9で加算器A17の出力をオンにしてバッファA20を
不動作にし、プロセス41にもどる。これで1ラインの
処理は終了である。つまり、第3図すの処理は、1ライ
ンの処理が終了したので次のラインのランレングスデー
タが蓄えられるまで待機する処理である。
プロセス48で1ラインの処理が終了していないと判断
されると、プロセス49で入力されたデータがターミネ
イティングか否か判断される。ランレングスデータは、
メークアップが続いた後にターミネイティングが来てそ
れで一つのランレングスが終了となるので、ターミネイ
ティングであると判断されるとプロセス50で加算器A
17の出力をレジスタA22にラッチしてモード検出回
路9に変化点アドレスとして出力し、更にプロセス51
で加算器A17に対するキャリーをオフにする。プロセ
ス49でターミネイティングでないと判断されると、プ
ロセス60で加算器A17の出力をレジスタA22にラ
ッチして更にプロセス61で加算器A17に対するキャ
リーをオフにし、プロセス52の処理を行う。ここまで
は第1番目のランレングスデータに対して定義上行わざ
るを得ない特別な処理である。プロセス52以降の処理
は、二つ目以降のランレングスに対する、いわば通常の
処理である。プロセス52でFIFOA14が空でなけ
ればプロセス53でFIFOAI4からデータを読み出
す。そして、プロセス54でレジスタA22が書き込み
可能になるまで待機し、プロセス55で1ラインの処理
が終了したか否か判断される。1ラインの処理が終了し
たなら第3図すの処理に分岐して次のラインの処理が開
始され、1ラインの処理がまだ終了していなければプロ
セス56でターミネイティングかどうか判断される。タ
ーミネイティングであれば一つのランレングスは終了で
あるから、プロセス63で加算器A17の出力をレジス
タA22にラッチしてモード検出回路9に変化点アドレ
スとして出力し、ターミネイティングでなければ加算器
A17による加算結果をレジスタA22にラッチして、
ターミネイティングが検出されるまでプロセス52以下
の処理を繰り返す(第3図d)。
以上の処理を参照ライン側と同期を取りながら最終ライ
ンまでの変化点アドレスを生成すれば1頁の処理が終了
する。
以上、1実施例の構成について説明したが、もう一つの
実施例の構成を第4図に、そのフローチャートを第5図
に示す。第2図と第4図の相違は、第1図のバッファメ
モリ7.8として第2図においてはレジスタ22.23
を兼用しているのに対して、第4図に示すものにおいて
はFIFO70171を設けている点である。第4図に
示すようにバッファメモリとしてFIFOを使用するこ
とによって、緩衝能力をより向上させることができるも
のである。第5図に示すフローチャートは、F■FO7
0,71に関する処理が加わっただけで基本的には第3
図に示すフローチャートと同様であるから説明は省略す
る。
以上、変化点アドレスを生成する処理について述べてき
たが、次にモード検出回路9(第1図)について説明す
る。当該モード検出回路9としては、次々に入力される
変化点アドレスを順番に読み込んでモード検出を行える
ものであれば構成は問わないが、その1例を第6図に示
す。
第6図において、a2レジスタ111には、符号化ライ
ンの変化点のアドレスが入力される。a2レジスタ11
1、alレジスタ112、aOレジスタ113の3つの
レジスタはパイプライン接続となされているので、各レ
ジスタに格納されている変化点アドレスデータは、制御
回路118がら信号線119に出力されるクロックによ
り1ステツプで同時に更新される。b2レジスタ114
には参照ラインの変化点アドレスが入力される。
b2レジスタ114、blレジスタ115、b。
レジスタ116の3つのレジスタはパイプライン接続と
なされており、各レジスタに格納されている変化点アド
レスデータは、制御回路118がら信号線120に出力
されるクロックにより1ステツプで同時に更新される。
bOレジスタ116は、本符号化装置の特徴の一つであ
って、パスモードの次の符号化を行う場合、および参照
変化点の逆行が生じた場合の処理を容易に行えるように
するために設けられているものである。詳細については
後述する。論理回路117は、a2レジスタ111、a
lレジスタ112、aOレジスタ113、b2レジスタ
114、blレジスタ115およびbOレジスタ116
に格納されている変化点アドレスの相関関係を検出する
ものである。制御回路118はN  a2レジスタ11
Lalレジスタ112、aOレジスタ113、b2レジ
スタ114、blレジスタ115、bOレジスタ116
および論理回路117を制御すると共に、論理回路11
8の出力に基づいて、動作モードおよび水平モードHの
場合のランレングスデータを出力する。制御回路118
の出力は、図示しない符号化部で符号語に変換され、符
号データとして記録されたり、伝送されたりする。
以下、フローチャートを参照しつつ動作を説明する。第
7図は全体的な処理の流れを示す図である。第6図の各
レジスタにそれぞれの変化点アドレスが格納されると第
7図の処理が開始される。
プロセス122では変化点aOのアドレスが1ラインの
画素数WLに等しいか否かが判断される。
この処理は、制御回路118の制御の基に論理回路11
7てaOレジスタ113に格納されている内容と、予め
設定されているWLの値とを比較することによって行う
ことができる。この条件が成立していれば1ラインの符
号化が終了したことになるから処理は終了であるが、そ
うでなければプロセス123の処理が行われる。プロセ
ス123の処理は、当該符号化時のモードがパスモード
Pか否かを判断する処理で、論理回路117でalレジ
スタ112の内容とb2レジスタ114の内容を比較し
た結果を制御回路118が判断することによって行うこ
とができる。プロセス123でパスモードと判断される
とプロセス124のパスモード処理が開始されるが、パ
スモードでなければプロセス125が実行される。プロ
セス125は当該符号化のモードが垂直モードか水平モ
ードかを判断する処理であり、alレジスタ112とb
lレジスタ115の内容を論理回路117で比較した結
果を制御回路118で判断することによって行うことが
できる。プロセス125で垂直モードと判断されるとプ
ロセス126で垂直モード処理が開始され、水平モード
と判断されるとプロセス127で水平モード処理が開始
される。プロセス124のパスモード処理、プロセス1
26の垂直モード処理あるいはプロセス127の水平モ
ード処理が終了すると再びプロセス122の処理に戻り
、同じプロセスが繰り返される。
以上が全体的な処理の流れであるが、第6図の構成から
明らかなように6つのレジスタの内容は並列的に論理回
路117に取り込めるようになされているので、プロセ
ス122.123、および125の判断処理は論理回路
117に複数の比較回路を備えることによって1ステツ
プで行うことができ、処理速度を向上させることができ
るものである。なお、以上説明した通常の符号化に先立
って、第1ラインの符号化処理、ラインの始端の符号化
処理およびラインの終端の符号化処理の特別な符号化処
理を行わなければならないが、当該−23= 処理については、特開昭59−122282号公報ある
いは上記のCCITT勧告に示されている周知の手段に
より行うことができるので詳細な説明は省略する。
第8図は、第7図のプロセス124のパスモード処理の
フローチャートを示す図であり、先ずプロセス128で
制御回路118がモード状態またはランレングスを図示
しない符号化部に出力できる状態にあるか否かが判断さ
れ、次にプロセス129でb2レジスタ114に参照ラ
インの次の変化点アドレスを入力できる状態にあるかど
うかが判断される。これらの処理は同期をとるために必
要な処理であり、制御回路118により判断される。プ
ロセス128で制御回路118がモード状態またはラン
レングスを出力可能であり、かつプロセス129でb2
レジスタ114に参照ラインの次の変化点アドレスが入
力可能であると判断されると、制御回路118はプロセ
ス130でパスモードPを出力し、更に信号線120に
クロックを1個出力して参照ラインの変化点アドレスを
更−24= 新する。次に制御回路118は、プロセス131でb2
レジスタ114に次の参照点のアドレスが入力可能かど
うか判断し、入力可能ならプロセス132で信号線12
0にクロックを1個出力して再度変化点アドレスを更新
する。第11図aの場合を例にとると、上述したように
、新たな変化点b1のアドレス(第11図aのb1′)
は、前の符号化時の変化点b2のすぐ右側の変化点のア
ドレスとしなければならないので、第8図のプロセス1
30および132の処理により信号線120に都合2個
のクロックを出力することによって、bOレジスタ11
6には第11図aのb2のアドレスを、bルジスタ11
5には第11図aのb1′のアドレスを、b2レジスタ
4には第11図aのb2’のアドレスを格納するように
する。これに対して、信号線119にはクロックは出力
されないので、a2レジスタ111、atレジスタ11
2、aoレジスタ113に格納されている内容に変更は
ない。プロセス132の処理が終了するとパスモード処
理は終了し、再び第7図のプロセス122の処理に戻る
以上のように、パスモード時に必要な参照ライン上の変
化点アドレスの更新を2ステツプで完了させることがで
きるので、処理時間を短縮することができるものである
次に第9図のフローチャートを参照しつつ、第7図のプ
ロセス126の垂直モード処理を説明する。
第7図においてプロセス122.123および125が
全てNoの場合には第9図の垂直モード処理が行われる
。垂直モード処理が開始されると、第8図で述べたと同
様にプロセス133および134で同期がとられ、プロ
セス135の処理力実行される。プロセス135では、
先ず、制御回路118は、論理回路117で検出したa
ルジスタ112とbルジスタ115の内容の大小関係に
より垂直モードの出力を図示しない符号化部に送り、次
に信号線120にクロックを1個出力して変化点アドレ
スを一つ更新する。符号化部に出力される垂直モードは
、例えば第11図すの場合はVL (2)である。プロ
セス135が終了すると制御回路118はプロセス13
6で参照ラインの次の変化点アドレスが入力可能になる
まで待機する。この処理は、プロセス135で変化点ア
ドレスを一つ更新したことによってプロセス134で準
備されていたデータを使用してしまったので、次の処理
で使用する新たな変化点アドレスデータが生成されるま
で待つ必要があるために設けられている処理である。プ
ロセス136で参照ラインの新たな変化点アドレスが入
力可能になると、制御回路118は信号線120にクロ
ックを1個出して変化点アドレスを一つ更新する。これ
がプロセス137の処理である。次いで制御回路118
は、プロセス138で符号化ライン上の新たな変化点ア
ドレスが準備されるまで待機し、更にプロセス139で
参照ラインの新たな変化点アドレスが準備されるまで待
機する。符号化ラインおよび参照ラインの新たな変化点
アドレスが準備されると、制御回路118はプロセス1
40を実行する。
プロセ不140においては制御回路118は、信帰線1
19および−120にそれぞれクロックを1個出力し、
各レジスタの内容を更新し、垂直モード処理を終了する
なお、第9図の垂直モード処理においては、レジスタの
内容の更新は符号化ラインの変化点アドレスについては
1回、参照ラインの変化点アドレスについては3回行っ
ているが、それぞれ1回の更新を行うだけでもよいもの
である。要するに、次の処理のために変化点アドレスを
適宜更新すればよいのである。
第7図のプロセス125で水平モードであることが判断
されると第10図の水平モード処理が開始される。制御
回路118は、プロセス141でモードおよびランレン
グスが出力可能になるまで待機し、出力可能になるとプ
ロセス142で水平モードHを符号化部に出力する。前
述したように水平モード時には、水平モードであること
を示すHと二つのランレングスを出力しなければならな
いので、先ずプロセス142でHを出力するのである。
制御回路118はHを出力すると、プロセス143で次
のデータ、即ちランレングスデータが出力可能になるま
で待機し、更にプロセス144および145で符号化ラ
イン、参照ラインそれぞれの新たな変化点アドレスが生
成されるまで待機する。これらの条件が整うとプロセス
146が実行される。プロセス146では、制御回路1
18は、論理回路117で検出したIaOallを1個
目のランレングスデータとして符号化部に出力し、更に
、もう一つのランレングスデータの生成のために信号線
119および120にクロックを1個出力して各レジス
タの内容の更新を行う。
次いで制御回路118は待機吠態に入り、プロセス14
7.148および149の条件が整うとプロセス150
で2個目のランレングスデータを符号化部に出力し、更
に、信号線119および120にクロックを1個出力し
て各レジスタの内容の更新を行う。プロセス150の処
理が終了すると、制御回路118はプロセス151以下
の処理を行う。プロセス151以下の処理を行う理由は
次の通りである。変化点アドレスの更新はプロセスJ4
6および150で都合2回行われているのであるが、そ
れにもかかわらずaO≧b1である場合、即ちaOがb
lより右側に位置する場合には定義に反しているので参
照変化点を右側に移動させなければならない。プロセス
151以下の処理はそのために行われるものである。プ
ロセス151において、制御回路118は、論理回路1
17で検出したaOレジスタ113とbルジスタ115
の内容の大小関係から定義が満たされているか否かを判
断し、定義が満足されていれば水平モード処理は終了す
るが、満足されていなければプロセス152以下の処理
が実行される。プロセス152からプロセス155を経
てプロセス151に戻るループは、プロセス153およ
び155で参照ラインの変化点アドレスを2回更新させ
る処理であり、当該処理はaOレジスタ113に格納さ
れているアドレスがbルジスタ115に格納されている
内容より小さくなるまで繰り返し行われる。
このような処理により、符号化ラインの変化点aOと参
照ラインの変化点b1の位置関係が定義を満足する状態
になされると水平モード処理は終了する。
以上が水平モード処理であるが、ランレングスデータを
得る場合に用いる変化点aOのアドレスデータをどのレ
ジスタから取り込むかについては注意しなければならな
い。通常はaOレジスタ113に格納されているアドレ
スデータを使用してよいのであるが、−旦パスモード処
理を経てから水平モード処理を行う場合にはaOレジス
タ113の内容は使用できない。第11図aに関して述
べたように、パスモードの場合には変化点は、前の符号
化処理の変化点b2の位置(第11図aのaO−の位置
)に変更されるからである。ところで上述したように参
照ラインの変化点のアドレスは2回更新されるので、前
の符号化処理でb2として使用されたアドレスはboレ
ジスタ116に格納されている。従って、パスモード処
理を経てきた後にランレングスデータを生成する場合に
は、aOのアドレスはbOレジスタ116に格納されて
いるデータを使用するようにする。制御回路118は水
平モード処理に入る前にパスモードを経ているか否かを
識別しているので、当該レジスタの選択は容易に行える
ものである。
以上、通常の処理について述べてきたが、次に特別な処
理として参照変化点が逆行する場合について説明する。
参照変化点の逆行は垂直モードの場合に問題となる。垂
直モードにおいては、プロセス135で垂直モードを出
力する訳であるが、その際に変化点b1のアドレスはb
oレジスタ116に格納されているアドレスデータを使
用する。つまり、第11図Cからも分かるように、逆行
する場合の新たな変化点b1の位置は、前の符号化処理
のときのboの位置になるからである。なお、参照点が
逆行しているか否かは変化点aOと変化点boの位置関
係を検出し、aO’<bOであれば逆行していることに
なる。従って、第9図の適当な箇所で上記判断処理を行
えばよいものである。
[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ファ
クシミリ等の画像情報符号化装置において、変化点アド
レス生成回路とモード検出回路を並列に同時に動作させ
ることができ、しかも変化点アドレスはランレングスデ
ータを順番に入力するだけで生成することができると共
に、当該変化点アドレスをそのままの順番でモード検出
回路に入力するだけでモードの検出を行うことができる
ので符号化処理を高速に行うことができるものである。
また、ラインメモリとしてFIFOを使用したので出力
データの切り換えを含め制御が容易になると共に、符号
化ライン、参照ラインのランレングスデータを互いに独
立に、同時に処理できるので処理を高速に行うことがで
きるものである。つまり、もし、ラインメモリとして通
常のRAMを使用するとすると、ランレングスデータを
一時格納するためのメモリと、符号化ライン用のメモリ
および参照ライン用のメモリの3個のメモリが必要であ
り、しかも符号化ライン用メモリと参照ライン用メモリ
の切り換え処理が複雑になるのに対して、FIFOを用
いることによって互いに独立かつ同時に動作させること
ができるので簡単な制御で高速処理を行うことができる
ものである。
更に、第4図に示すようにバッファメモリとしてFIF
Oを使用すると、FIFOのバッファ効果により、変化
点アドレス生成手段とモード検出手段の処理速度の差を
より一層吸収することができ、全体の処理速度を更に高
速にすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る符号化装置の基本的構成の1実施
例を示す図、第2図はラインメモリと変化点アドレス生
成回路の1具体例を示す図、第3図は第2図に示す回路
のフローチャートを示す図、第4図は変化点アドレス生
成回路の他の構成例を示す図、第5図は第4図に示す回
路のフローチャートを示す図、第6図はモード検出回路
の1具体例を示す図、第7図はモード検出回路の全体的
なフローチャートを示す図、第8図はパスモード処理の
フローチャートを示す図、第9図は垂直モード処理のフ
ローチャートを示す図、第10図は水平モード処理のフ
ローチャートを示す図、第11図はモードを説明するた
めの図、第12図は従来の符号化装置の1構成例を示す
図である。 1・・・ランレングス生成回路、2.3・・・ラインメ
モ1ハ 4・・・分配器、5.6・・・ゲート論理回路
、7.8・・・バッファメモ1ハ 9・・・モード検出
回路、10・・・バッファメモリ、11・・・符号割当
回路。 出 願 人   富士ゼロックス株式会社代理人 弁理
士 菅 井 英 雄(外4名)第: (a) TART ES 2N0 AOFF   N。 4       YES 九寡器A CLEAR REGALATCH FLAGAON ES FIFOA  READ 力111!A CARRY AOFF  NO 3図 (b) (c) 402月ご。 49     N。 oB ES REG A LATCH (d) (a) START ES 1N0 YES 2NO 力ぽ1よ4A  CLEAR FIFOCWRITE REGALATCH ES 5N0 FIFOA  READ 加算器A CARRY YE5 7NO ・々71 第5図 (b) (C) (e)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)変化点アドレス生成手段とモード検出手段との間
    にバッファメモリを設けることにより、上記変化点生成
    手段と上記モード検出手段を独立かつ同時に動作可能と
    したことを特徴とする画像情報符号化装置。
  2. (2)上記変化点アドレス生成手段はランレングスデー
    タを順番に取り込むことにより符号化ラインおよび参照
    ラインの変化点アドレスを生成するものであり、上記モ
    ード検出手段は上記変化点アドレス生成回路で生成され
    た変化点アドレスを生成された順に取り込んでモード検
    出を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の
    画像情報符号化装置。(3)上記バッファメモリはそれ
    ぞれがマルチプレクサを介してデータ入力可能とされた
    二つのFIFOを備え、当該FIFOの出力は後続する
    回路に供給されると共に対応するマルチプレクサにも入
    力されることを特徴とする請求項1または2に記載の画
    像情報符号化装置。
JP63151564A 1988-06-20 1988-06-20 画像情報符号化装置 Pending JPH01318463A (ja)

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