JPH01316725A - 偏光制御方法 - Google Patents

偏光制御方法

Info

Publication number
JPH01316725A
JPH01316725A JP14970788A JP14970788A JPH01316725A JP H01316725 A JPH01316725 A JP H01316725A JP 14970788 A JP14970788 A JP 14970788A JP 14970788 A JP14970788 A JP 14970788A JP H01316725 A JPH01316725 A JP H01316725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radians
polarized light
polarization
phase difference
polarization control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14970788A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhito Shimizu
清水 春仁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP14970788A priority Critical patent/JPH01316725A/ja
Publication of JPH01316725A publication Critical patent/JPH01316725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光通信システムや光フアイバセンサ等に利用
される偏光制御方法に関するものである。
(従来の技術) 光ヘテロダイン通信システムや光フアイバジャイロなど
の光センサ等では、任意の偏光状態の光をある一定の偏
光状態の光に変換する偏光制御装置が必要とされる。特
に単一モードファイバを用いた光へテロダイン受信系で
は、温度変化などの外乱により単一モードファイバ伝搬
後の信号光の偏光状態すなわち偏光角等が同一方向に回
転し続けるなどの変動が考えられ、これを一定の偏光状
態の光に変換することが重要である。そこでこのような
偏光変動にも対応できる偏光制御動作範囲に制限のない
無限追尾可能な偏光制御装置が求められる。
従来、無限追尾可能な偏光制御方法として、女鹿田らに
より電子通信学会技術研究報告、1986年、第86巻
、第218号、第63〜70頁に発表されたものがある
。この偏光制御方法は3個の光位相変調器をC軸がそれ
ぞれ45°で交わるように接続した偏光制御装置を用い
て行う。この方法では、偏光状態が第1、第2の2つの
光位相変調器の動作範囲内にあるときは、この2つの光
位相変調器により制御し、限界になった時に第3の先光
位相変調器の動作させ偏光状態が変動しないようにリセ
ット操作を行う。しかし、この方法では、リセット期間
中偏光制御が中断され、連続的な偏光制御ができないと
いう問題があった。
これを解決する方法としては、アール・ノエ(R。
No6)によりヨーロピアンコンファレンスオンオプテ
ィカルコミュニケーションテクニカルダイジェス  ト
(European Conference on 0
ptical Communi−cation Tec
hnical Digest)、第1巻1987年、3
71ページから374ページにおいて発表されたものが
ある。これは、複屈折の生じる方向を互い違いに45°
傾けて直列に接続した第1、第2、第3、第4の光位相
変調器から構成された偏光制御装置を用い、有限の動作
範囲を持つ各光位相変調器を動作させ、電圧が限界に達
した場合にはこれをリセットすることにより無限追尾偏
光制御を行う。この偏光制御装置では、リセット期間中
も偏光制御を行うので、中断のない連続的な偏光制御が
得られる。この偏光制御方法の概要を以下に述べる。
第4の光位相変調器側から入射させた任意の偏光を水平
または垂直直線偏光に変換して第1の光位相変調器側か
ら出射させる。通常は第1および第4の光位相変調器に
より伝搬光に与える位相差Φ1.Φ4を固定しておき、
第2および第3の光位相変調器により伝搬光に与える位
相差Φ2.Φ3をそれぞれ調整して偏光制御を行う。こ
こで、Φ2およびΦ3がそれぞれの動作限界に達した場
合、Φ1およびΦ2をそれぞれ調整して偏光制御を行い
ながら、Φ2およびΦ3のリセットを行う。このうち、
Φ3のリセットにおいて、これを行う前にΦ4を調整し
て第3の光位相変調器への入射偏光を第3の光位相変調
器の固有モードに一致するように変換する。これは、第
3の光位相変調器からの出射光の偏光状態がΦ3のリセ
ットによって変動しないように、したがって偏光制御装
置からの出射光の偏光状態が変動しないようにするため
である。
(発明が解決しようとする課題) ところが、Φ3のリセット期間中に偏光制御装置への入
射偏光が変動すれば、第3の光位相変調器への入射偏光
は、第3の光位相変調器の固有モードからずれ、Φ3の
リセットによって第3の光位相変調器からの出射光の偏
光状態が変動する。したがって、Φ3のリセットを行う
前に第3の光位相変調器への入射偏光を第3の光位相変
調器の固有モードに一致させる動作は偏光制御装置への
入射偏光が変動するような実際の偏光制御では実効的な
効果がない。アール・ノエ(R,No、)による偏光制
御方法では、Φ3のリセットを行う前に第3の光位相変
調器への入射偏光を第3の光位相変調器の固有モードに
一致させるという実効的な効果のない動作をさせるため
に、第4の光位相変調器が余計に必要となり、制御方法
も複数となり問題である。
本発明の目的は、3つの位相変調器により、中断のない
偏光制御を行う方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明による偏光制御方法では、光の伝搬方向に垂直な
面内の任意の方向の基準に対して、実効的な複屈折の主
軸の方向がそれぞれ45°,0°,45°の角度をなし
て直列に接続された3個の各光位相変調器における第1
、第2、第3の実効的な複屈折の大きさを変化させて、
任意の入射偏光を一定の偏光に変換、または一定の入射
偏光を任意の偏光に変換する偏光制御方法であって、第
1、第2、第3の実効的な複屈折により伝搬光において
複屈折の主軸の方向およ゛びそれに直交する方向の偏光
間に与える位相差Φ1.Φ2.φ3の動作範囲がそれぞ
れknラジアンから(k+1)nラジアン(kは整数)
、(m−1)nラジアンから(m+1)nラジアン(m
は整数)、θ1ラジアンから(θ1+02 + 2n)
ラジアン(θ1.θ2は実数で02は0以上)であり、
位相差Φ1を(k + 1/2)Πラジアンに固定し、
位相差Φ2.Φ3を変化させて行う偏光制御動作におい
て、(イ)位相差Φ2が((m()n−θ3}ラジアン
または((k+1/2)Π+04)ラジアン(θ3.θ
4はOくθ3.θ4<n12なる実数)になった場合、
位相差Φ1.Φ2を変化させて偏光制御を行ないながら
、位相差Φ3をその動作範囲を越えないという条件のも
とでnラジアンだけ減少または増加させ、次に位相差φ
2.Φ3を変化させて偏光制御を行いながら、位相差Φ
、を(k+−))nラジアンに変換し、以後位相差Φ2
.Φ3を変化させて偏光制御を行なう状態に復帰し、 (ロ)位相差φ3が01ラジアンまたは(θ1+02 
+ 2m)ラジアンになった場合、位相差Φ1.Φ2を
変化させて偏光制御を行ないながら、位相差Φ3をその
動作範囲を越えないという条件のもとて2noラジアン
(nは自然数)だけ減少または増加させ、次に位相差Φ
2.Φ3を変化させて偏光制御を行いながら、位相差φ
、を(k+1/2)Πラジアンに変換し、以後位相差Φ
2.Φ3を変化させて偏光制御を行なう状態に復帰する
ことにより前述の問題点を解決した。
(作用) 本発明では、第1、第2、第3の光位相変調器から成る
偏光制御装置において、第3の光位相変調器から入射し
た任意の偏光を第3の光位相変調器で偏光角45°の楕
円偏光に変換し、続いてこの楕円偏光を第2の光位相変
調器で円偏光に変換し、さらにこの円偏光を第1の光位
相変調器で水平または垂直直線偏光に変換する。通常、
第2および第3の光位相変調器により伝搬光に与える位
相差Φ2.Φ3をそれぞれ調整することにより偏光制御
を行う。ここでΦ2.Φ3がその動作限界に達した場合
、第1の光位相変調器も動作させて、偏光制御を行ない
ながらΦ2.Φ3をリセットし、また通常動作に復帰す
る。したがって、3個の光位相変調器により、任意にか
つ連続的に変動する偏光を中断なく連続的に水平または
垂直直線偏光に変換することができる。
(実施例) 以下に本発明において図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明の方法を実施するのに好適な偏光制御装
置のブロック図である。
光の伝搬方向に垂直な面内に存在する水平線を基準とし
た実効的な複屈折の主軸の方向が、それぞれ45°、O
’、45°の角度をなして直列に第1、第2、第3の光
位相変調器100a、100b、100cが接続されて
いる。第1、第2、第3の光位相変調器100a、 1
00b。
100cには、これらを動作させるための電圧を供給す
る駆動回路101が接続されており、この電圧によって
各光位相変調器に複屈折が生じ、伝搬光において複屈折
の主軸の方向とそれに直行する方向の偏光間に位相差Φ
1.Φ2.Φ3が生じる。Φ1.φ2.Φ3は第1、第
2、第3の光位相変調器100a、100b、100c
にそれぞれ供給される電圧によって一義的に決まる。
各光位相変調器による偏光変換作用を第2図に示したポ
アンカレ球を用いて簡単に説明する。第1および第3の
光位相変調器による偏光変換作用は、球の中・0泊と赤
道上の45°の直線偏光を表す点Aを通る軸のまわりの
回転で表される。一方、第2の光位相変調器の場合は、
球の中−C,可と赤道上の水平直線偏光を表す点Hを通
る軸のまわりの回転で表される。
このときの回転角は、Φ□、Φ2.Φ3の大きさに比例
する。図で点Vは垂直直線偏光を表す。なお、ポアンカ
レ球については、たとえば、W、A、シャークリフ、[
偏光とその応用]、共立出版、1965年、14ページ
から18ページに詳しい。制御回路102は本発明によ
る偏光制御方法によって動作し、駆動回路101からの
出力すなわちΦ1.φ2.Φ3を制御して偏光制御を行
う。
第3図に第1図に示した偏光制御装置の一実施例を示す
。第1、第2、第3のファイバスクイーザ200a。
200b、200cはそれぞれ第1、第2、第3の光位
相変調器100a、100b、100cに対応するもの
であり、電磁石により単一モードファイバ201に側圧
を印加して複屈折を生じさせる。ここで側圧の方向は水
平方向に対して、順に45°、0°、45°となってい
る。以上の偏光制御装置における本発明の偏光制御方法
の一実施例を次に述べる。第4図は本実施例のフローチ
ャートである。Φ1.φ2.φ3の動作範囲はそれぞれ
2nから3nラジアン、■から3■ラジアン、2■から
4nラジアンである。一般にφ1,Φ2.Φ3の増加ま
たは減少に対して、2■ラジアンの周期で同一の偏光変
換が得られる。
そこで簡単のためにΦ1.φ2.φ3の動作範囲をそれ
ぞれ0からnラジアン、−■からnラジアン、0から2
nラジアンとして以下本偏光制御装置の動作を説明する
。第3の光位相変調器100c側から入射した任意の偏
光を水平直線偏光に変換して、第1の光位相変調器10
0a側から出射させるものとする。
初めにΦ、をn/2ラジアンにする。
次に、第1の光位相変調器100aからの出射光が水平
直線偏光となるように、Φ2およびΦ3をそれぞれ最適
な値に調整する。すなわち、第3の光位相変調器100
cに入射した任意の偏光が偏光角45°の楕円偏光とな
るようにΦ3を調整し、次にこの楕円偏光が円偏光とな
るようにΦ2を調整する。Φ1はあらかじめn/2ラジ
アンとなっているので、この円偏光は水平直線偏光に変
換される。任意の偏光が水平直線偏光に変換される過程
を示したポアンカレ球を第5図に示す。図で点Iは偏光
制御装置への入射光の偏光状態を表わす。ここでφ2お
よびφ3を最適な値に調整するための方法として、各光
位相変調器からの出射偏光をモニタする方法のほかに、
第1の光位相変調器100aからの出射光における水平
直線偏光成分をモニタし、これが最大となるようにΦ2
およびφ3の調整を繰り返してそれぞれの最適値に漸近
させる方法がある。この方法については、たとえば、ア
ール、シー、アルファネス、″エレクトロオブティック
ガイテッドーウエーブデバイスフォージェネラルポーラ
リゼイショントランスフォーメーションズ”アイ・イー
・イー・イージャーナルオブザカンタムエレクトロン(
RoC,Alferness。
“Electrooptic guided−wave
 device for Generalpolari
zation transformations”、 
IEEE J、 QuantumElectron、)
、1981. Vol、QE−17,p965−969
に詳しい。
Φ2およびΦ3を最適化の結果Φ2が3/4nまたは一
3/4nラジアンに、また、φ3が2nまたはOラジア
ンに達した場合には、後述するような方法でΦ2および
φ3のリセット、すなわち一定の動作範囲内への変換を
行なう。このようなΦ2およびΦ3のリセットを含めて
Φ2およびΦ3の最適化を繰り返して行う。ここで、φ
2およびφ3のリセットを行う期間中も常に偏光制御が
行われるので、本発明の偏光制御方法によれば、中断の
ない連続的な偏光制御が得られる。
φ2およびφ3のリセット方法について以下に述べる。
第6図(a)および(b)は、それぞれΦ2およびΦ3
のリセット方法のフローチャートである。まず、Φ2の
リセット方法について説明する。Φ2が3/4nラジア
ンとなった場合の偏光制御状態を考えると、第3の光位
相変調器100cへの入射偏光は、Φ3により水平に対
する垂直直線偏光方向の位相差が−rr/4ラジアンで
、偏光角が45°の楕円偏光に変換される。さらに、こ
の楕円偏光はΦ2により円偏光に変換される。このとき
の偏光の変換の過程を示したポアンカレ球を第7図(a
)に示す。図で実線が同過程を示す。このような入射偏
光から円偏光への変換は、φ3を(Φ3+■)または(
Φ3−■)ラジアンとし、かつ、Φ2をn/4ラジアン
とすることによっても実現される。このとき入射偏光は
、Φ3により位相差n/4ラジアン、偏光角45°の楕
円偏光に変換され、さらにΦ2により円偏光に変換され
る。このときの偏光の変換の過程を第7図(a)に示す
。図で点線が同過程を示す。
以上のようにΦ2およびΦ3の値を変換してφ2のリセ
ットを行う。以下にリセット方法の具体的な手順につい
て述べる。Φ2が3/4nラジアンとなったときΦ3が
nラジアン以上であればΦ3を(Φ3−n)ラジアンに
減少させる。一方、Φ3がnラジアンよりも小さければ
φ3を(Φ3+n)ラジアンに増加させる。このφ3の
変換でφ3がその動作範囲を越えることはない。Φ3を
増加または減少させると、第2の光位相変調器100b
からの出射偏光は円偏光からずれた状態となる。
したがって、第1の光位相変調器100aからの出射光
は水平直線偏光からずれる。そこでΦ3を増加または減
少させると同時に、第1の光位相変調器100aからの
出射光が水平直線偏光となるように、Φ1およびΦ2の
値をそれぞれ最適化する。Φ3の変換の過程で第3の光
位相変調器100cからの出射光は不特定な楕円偏光と
なっているので、この楕円偏光を位相差n/2ラジアン
の楕円偏光となるようにΦ2を調整し、さらにこの楕円
偏光が水平直線偏光となるようにφ1を調整する。φ、
およびΦ2の最適化による偏光制御は、Φ3の変換に伴
う第3の光位相変調器100cからの出射偏光の変化を
補償するだけでなく、第3の光位相変調器100cへの
入射偏光の変動も補償することができる。このようなΦ
1およびΦ2の最適化による偏光制御を行っても、それ
ぞれの動作範囲を越えることはない。Φ3の変換中に光
位相変調器100cへの入射偏光が変動しなければ、Φ
3の変換が終了した時点でΦ□およびΦ2はn/2およ
びn/4ラジアンとなるが、入射偏光が変動するとΦ、
およびφ2は上述の値からずれる。
そこで、Φ2およびΦ3の最適化による偏光制御動作に
戻る前に、Φ1をΦ2のリセットを行う前の値n12ラ
ジアンに戻すために、Φ3の変換終了後、Φ2およびΦ
3の最適化による偏光制御を行いながら、Φ1をn/2
ラジアンに変換する。この場合の偏光制御は、Φ1の変
換を補償すると共に、第3の光位相変調器100cへの
入射偏光の変動も補償する。Φ1をn12ラジアンに変
換した時点でΦ2が3740ラジアンとなった場合のφ
2のリセットが完了する。Φ2のリセットによりその値
は3/4rlからn/4ラジアンに変換され、この変換
中も常に偏光制御が行われる。
Φ2が一3/4mラジアンとなったときも3/4rIラ
ジアンとなった場合と同じく、Φ□およびΦ2の最適化
による偏光制御を行いながらΦ3を(Φ3±n)ラジア
ンに変換させた後、Φ2およびΦ3の最適化による偏光
制御を行いながらΦ1をn/2ラジアンに変換する。こ
れによりΦ2は一3740ラジアンから−n/4ラジア
ンに変換され、この変換中も常に偏光制御が行われる。
次にΦ3のリセット方法について説明する。Φ3がその
動作限界である2■またはOラジアンとなった場合を考
える。このときの偏光の変換の過程を示したポアンカレ
球を第7図(b)に示す。Φ3が2nラジアンのとき、
第3の光位相変調器100cの出射光の偏光状態は入射
偏光のそれに一致する。したがって、Φ3が2nとOラ
ジアンのとき同一の偏光変換が得られる。そこでΦ3を
2nラジアンだけ増加または減少させてリセットを行う
。以下にリセット方法の具体的な手順について述べる。
Φ3が2nまたは0ラジアンとなった場合、Φ3をそれ
ぞれ0ラジアンおよび2■ラジアンに変換する。このΦ
3の変換は、Φ2のリセットの場合のΦ3の変換と比較
すると、Φ3の変換量が異なるだけで定性的には同じで
ある。そこでΦ3の変換に伴う制御動作などはΦ2のリ
セットの場合と同様に行う。すなわち、φ3を増加また
は減少させると同時にΦ1およびΦ2の最適化による偏
光制御を行なう。Φ3の変換終了後、Φ2およびΦ3の
最適化による偏光制御を行ないながら、Φ1をn/2ラ
ジアンに変換する。
以上、Φ2およびΦ3のリセット方法について述べたが
、リセットによりφ2およびΦ3は一定の動作限界から
動作範囲内に変換される。このリセット時においても常
に偏光制御が行われる。したがって、本発明の偏光制御
方法によれば、中断のない連続的な偏光制御が得られる
以上に述べた偏光制御方法において、φ1の動作範囲は
0からnラジアンに限定されず、knがら(k+1)n
ラジアン(kは整数)であればよい。この場合、偏光制
御動作の初めにおいてΦ1を(k+1/2)Πラジアン
とし、Φ2およびΦ3のリセットにおいて、それらの変
換が終了した後にΦ1を同じ<(k+1/2)Πラジア
ンにする。Φ2の動作範囲は−■からnラジアンに限定
されず、(m−1)nから(m+1)nラジアン(mは
整数)であればよい。この場合、Φ2が((m−+)n
−θ3}または((m++)n+04)ラジアン(θ3
.θ4は0くθ3.θ4<r1/2なる実数)となった
ときφ2のリセットを行う。このときのΦ3の変換は、
その動作範囲を越えないという条件のもとでnラジアン
だけ減少または増加させる。Φ3の動作範囲はOから2
rIラジアンに限定されず、θ1から(θ1+02 +
2n)ラジアン(θ1.θ2は実数で02は0以上)で
あればよい。この場合、Φ2が01または(θ、+02
+2r1)ラジアンとなったときΦ3のリセットを行う
。Φ3はその動作範囲を越えないという条件のもので2
nnラジアン(nは自然数)だけ減少または増加させる
第3の光位相変調器100cから入射させた任意の偏光
を水平直線偏光のみならず、垂直直線偏光にも変換する
ことができる。この場合は第1の光位相変調器100a
への入射円偏光が、先に述べた場合と回転方向が左右逆
となるようにΦ2およびΦ3を調整すればよい。
第3の光位相変調器100cから入射させた任意の偏光
を水平または垂直直線偏光に変換するのみならず、逆に
第1の光位相変調器100a側から入射した水平または
垂直直線偏光を任意の偏光に変換することができる。こ
の場合の制御方法は先に述べたものと同じでよい。
本発明の方法を実施するのに好適な偏光制御装置の一実
施例として、電磁石を用いたファイバスクイーザにより
構成されたものを述べたが、電磁石の代わりにピエゾ素
子を用いたものでもよい。
またファイバスクイーザの代わりに電気光学効果を用い
たバルク型または導波路型の光位相変調器を用いてもよ
い。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、3個の光位相変調器を用
いて、任意にかつ連続的に変動する偏光を中断なく連続
的に水平または垂直直線偏光に変換することのできる偏
光制御方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するのに好適な偏光制御装
置のブロック図、第2図は光位相変調器による偏光変換
作用を示すポアンカレ球、第3図は本発明による偏光制
御装置の一実施例を示す図、第4図は本発明の偏光制御
方法の一実施例のフローチャート、第5図は本発明の偏
光制御方法による偏光変換の過程を示すポアンカレ球、
第6図(a)および(b)は、それぞれΦ2およびφ3
のリセット方法のフローチャート、第7図(a)および
(b)は、それぞれΦ2およびΦ3のリセットを説明す
るポアンカレ球である。 図において、 100a、100b、100cm・・光位相変調器、1
01・・・駆動回路、102・・・制御回路、200a
、200b、200cm・・ファイバスクイーザ、20
1・・・単一モードファイバ、Φ1.Φ2.Φ3・・・
光位相変調器に生じる実効的な複屈折により、伝搬光に
おいて複屈折の主軸の方向およびそれに直交する方向の
偏光間に与える位相差、H,V、A、I・・・ポアンカ
レ球上において、それぞれ水平直線偏光、垂直直線偏光
、偏光角45°の直線偏光、偏光制御装置への入射偏光
を表す点、石・・・ポアンカレ球の中心。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  光の伝搬方向に垂直な面内の任意の方向の基準に対し
    て、実効的な複屈折の主軸の方向がそれぞれ45°,0
    °,45°の角度をなして直列に接続された3個の各光
    位相変調器における第1、第2、第3の実効的な複屈折
    の大きさを変化させて、任意の入射偏光を一定の偏光に
    変換、または一定の入射偏光を任意の偏光に変換する偏
    光制御方法であって、第1、第2、第3の実効的な複屈
    折により伝搬光において複屈折の主軸の方向およびそれ
    に直交する方向の偏光間に与える位相差Φ_1,Φ_2
    ,Φ_3の動作範囲がそれぞれkΠラジアンから(k+
    1)Πラジアン(kは整数)、(m−1)Πラジアンか
    ら(m+1)Πラジアン(mは整数)、θ_1ラジアン
    から(θ_1+θ_2+2Π)ラジアン(θ_1,θ_
    2は実数でθ_2は0以上)であり、位相差Φ_1を(
    k+1/2)Πラジアンに固定し、位相差Φ_2,Φ_
    3を変化させて行う偏光制御動作において、 (イ)位相差Φ_2が{(m−1/2)Π−θ_3}ラ
    ジアンまたは{(m+1/2)Π+θ_4}ラジアン(
    θ_3,θ_4は0<θ_3,θ_4<Π/2なる実数
    )になった場合、位相差Φ_1,Φ_2を変化させて偏
    光制御を行ないながら、位相差Φ_3をその動作範囲を
    越えないという条件のもとでΠラジアンだけ減少または
    増加させ、次に位相差Φ_2,Φ_3を変化させて偏光
    制御を行いながら、位相差Φ_1を(k+1/2)Πラ
    ジアンに変換し、以後位相差Φ_2,Φ_3を変化させ
    て偏光制御を行なう状態に復帰し、 (ロ)位相差Φ_3がθ_1ラジアンまたは(θ_1+
    θ_2+2Π)ラジアンになった場合、位相差Φ_1,
    Φ_2を変化させて偏光制御を行ないながら、位相差Φ
    _3をその動作範囲を越えないという条件のもとで2n
    Πラジアン(nは自然数)だけ減少または増加させ、次
    に位相差Φ_2,Φ_3を変化させて偏光制御を行いな
    がら、位相差Φ_1を(k+1/2)Πラジアンに変換
    し、以後位相差Φ_2,Φ_3を変化させて偏光制御を
    行なう状態に復帰する偏光制御方法。
JP14970788A 1988-06-17 1988-06-17 偏光制御方法 Pending JPH01316725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14970788A JPH01316725A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 偏光制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14970788A JPH01316725A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 偏光制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01316725A true JPH01316725A (ja) 1989-12-21

Family

ID=15481059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14970788A Pending JPH01316725A (ja) 1988-06-17 1988-06-17 偏光制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01316725A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5719830A (en) * 1995-07-06 1998-02-17 Samsung Electronics Co., Ltd. High-density magneto-optical disk apparatus
JP2009188432A (ja) * 1994-10-21 2009-08-20 Aisin Seiki Co Ltd 受動型モードロックファイバーレーザー、ファイバーレーザーの製法及び動作法、及びファイバーレーザー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009188432A (ja) * 1994-10-21 2009-08-20 Aisin Seiki Co Ltd 受動型モードロックファイバーレーザー、ファイバーレーザーの製法及び動作法、及びファイバーレーザー
US5719830A (en) * 1995-07-06 1998-02-17 Samsung Electronics Co., Ltd. High-density magneto-optical disk apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02238421A (ja) 偏光制御方法
CA2008377C (en) Integrated-optic endless polarization transformer
US5327511A (en) Apparatus and method employing fast polarization modulation to reduce effects of polarization hole burning and polarization dependent loss
US6445485B1 (en) Micro-machine polarization-state controller
CA1301899C (en) Optical signal control method and apparatus
US7027135B2 (en) Optical circuits for tunable second order PMD compensation and tunable dispersion compensation
US7085052B2 (en) Over-parameterized polarization controller
JP4113877B2 (ja) 無限追従型の偏波制御器及びこれを用いた偏波モード分散補償器並びに無限追従偏波制御方法
JPS6387032A (ja) 光信号ビーム検出装置
EP0287359B1 (en) Optical signal control apparatus
Korotky Three-space representation of phase-mismatch switching in coupled two-state optical systems
US6404537B1 (en) Polarization transformer
WO2002103440A2 (en) Multi-stage polarization transformer
CN100388058C (zh) 偏振转换器和偏振模式色散补偿器
WO2017191122A1 (en) Phase modulation device, receiver, transmitter and a phase modulating method
JPH01316725A (ja) 偏光制御方法
EP0843198B1 (en) Wavelength conversion device employing Bessel beams with parallel polarization
US8305504B2 (en) Polarization control systems and methods with endless polarization tracking using a dithering algorithm
CA2293029C (en) Method and device for controlling the polarization of a beam of light
US6344919B1 (en) Methods and systems for producing linear polarization states of light at the end of a length of optical fiber
Huang et al. Non-mechanical self-alignment system for free-space optical communications based on a cascaded liquid crystal optical antenna
Ke et al. Beam Polarization Control Technology
Xi et al. Optimizing the Operation of $\hbox {LiNbO} _ {3} $-Based Multistage Polarization Controllers Through an Adaptive Algorithm
WO2006016187A1 (en) Reducing depolarisation mode dispersion and depolarisation
JPH01186910A (ja) 偏光制御方法