JPH01316622A - 温度測定方法 - Google Patents
温度測定方法Info
- Publication number
- JPH01316622A JPH01316622A JP15054888A JP15054888A JPH01316622A JP H01316622 A JPH01316622 A JP H01316622A JP 15054888 A JP15054888 A JP 15054888A JP 15054888 A JP15054888 A JP 15054888A JP H01316622 A JPH01316622 A JP H01316622A
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- Pending
Links
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明はフェロ磁性(ferromagnetism)
の温度依存性を利用して温度を測定する温度測定方法に
関する。
の温度依存性を利用して温度を測定する温度測定方法に
関する。
[従来の技術]
従来の温度測定方法は、温度変化による物質の膨張差を
利用するもの、赤外線スペクトルによるもの、熱電対等
のように起電力差を利用したちの並びにダイオード及び
サーミスター等の半導体を利用したものがある。
利用するもの、赤外線スペクトルによるもの、熱電対等
のように起電力差を利用したちの並びにダイオード及び
サーミスター等の半導体を利用したものがある。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述した従来の温度測定方法においては
、物質の膨張によるもの及び熱電対又は半導体を利用す
るものは、被測定物に温度測定用センサーを直接接触さ
せる必要がある。また、赤外線を利用した方法は、被測
定物と温度測定用センサーとの間には、利用する赤外線
の波長に対して透明なものしか介在することができない
という難点がある。このように、従来の温度測定方法は
、被測定物、測定環境又は測定手段に制約が多く、汎用
性が低いという問題点がある。
、物質の膨張によるもの及び熱電対又は半導体を利用す
るものは、被測定物に温度測定用センサーを直接接触さ
せる必要がある。また、赤外線を利用した方法は、被測
定物と温度測定用センサーとの間には、利用する赤外線
の波長に対して透明なものしか介在することができない
という難点がある。このように、従来の温度測定方法は
、被測定物、測定環境又は測定手段に制約が多く、汎用
性が低いという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
フェロ磁性体の飽和磁化の温度依存性を利用することに
より、被測定物にセンサーを接触させることなく、また
測定環境等による制約を受けることなく被測定物の温度
を有効に測定することができる温度測定方法を提供する
ことを目的とする。
フェロ磁性体の飽和磁化の温度依存性を利用することに
より、被測定物にセンサーを接触させることなく、また
測定環境等による制約を受けることなく被測定物の温度
を有効に測定することができる温度測定方法を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る温度測定方法は、フェロ磁性体のサンプル
を所定の温度にて飽和磁化させる工程と、前記サンプル
を被測定環境においてその飽和磁化を測定する工程と、
温度と飽和磁化との間の所定の関係に基いて前記飽和磁
化の測定結果から前記被測定環境の温度を求める工程と
を有することを特徴とする。
を所定の温度にて飽和磁化させる工程と、前記サンプル
を被測定環境においてその飽和磁化を測定する工程と、
温度と飽和磁化との間の所定の関係に基いて前記飽和磁
化の測定結果から前記被測定環境の温度を求める工程と
を有することを特徴とする。
[作用]
本発明においては、先ず、所定の温度においてフェロ磁
性体のサンプルを飽和磁化させ、次いで、このサンプル
を被測定環境におき、その飽和磁化を測定する。フェロ
磁性体の飽和磁化は温度によって変化するため、この飽
和磁化と温度との関係を予め求めておけば、前述の如く
被測定環境の飽和磁化を測定することにより、前記関係
を使用して被測定環境の温度を求めることができる。
性体のサンプルを飽和磁化させ、次いで、このサンプル
を被測定環境におき、その飽和磁化を測定する。フェロ
磁性体の飽和磁化は温度によって変化するため、この飽
和磁化と温度との関係を予め求めておけば、前述の如く
被測定環境の飽和磁化を測定することにより、前記関係
を使用して被測定環境の温度を求めることができる。
[実施例]
以下、本発明の実施例について添付の図面を参照して説
明する。
明する。
先ず、第1図に示すように、フェロ磁性体のコイル状の
サンプル2を基準温度(TR)にて磁場Bの磁界中にお
き、サンプル2を飽和磁化させる。
サンプル2を基準温度(TR)にて磁場Bの磁界中にお
き、サンプル2を飽和磁化させる。
次いで、このサンプル2が飽和磁化IRに到達している
か否かを、ガウスメータ1によりチエツクする。
か否かを、ガウスメータ1によりチエツクする。
その後、第2図に示すように、飽和磁化されたサンプル
2を温度測定しようとする測定環境におき、サンプル2
の磁化の強さIsをガウスメータ1により測定する。こ
のガウスメータ1の測定結果を演算器3に入力し、演算
器3はこのサンプル2の被測定温度Tsにおける飽和磁
(ヒIsの測定結果に基いて、この被測定温度’rsを
求める。
2を温度測定しようとする測定環境におき、サンプル2
の磁化の強さIsをガウスメータ1により測定する。こ
のガウスメータ1の測定結果を演算器3に入力し、演算
器3はこのサンプル2の被測定温度Tsにおける飽和磁
(ヒIsの測定結果に基いて、この被測定温度’rsを
求める。
演算器3には第3図に示すような飽和磁化の温度依存性
が設定されており、演算器3はこれに基いて被測定温度
を求める。第3図は横軸に温度Tとキューリー点θとの
比T/θをとり、縦軸に温度Tにおける飽和磁化Iと温
度0°Kにおける飽和磁化IOとの比I/Ioをとって
、飽和磁化■と温度Tとの関係を実測値に基いて示すグ
ラフ図である。図中、○はNiの飽和磁化、×はFeの
飽和磁化の測定値を示す。この第3図から明らかなよう
に、飽和磁化Iと温度Tとの間には一定の関係が存在す
る。而して、演算器3には、予めこの飽和磁化■と温度
Tとの間の関係が実測等により求められてテーブル化さ
れ、格納されている。
が設定されており、演算器3はこれに基いて被測定温度
を求める。第3図は横軸に温度Tとキューリー点θとの
比T/θをとり、縦軸に温度Tにおける飽和磁化Iと温
度0°Kにおける飽和磁化IOとの比I/Ioをとって
、飽和磁化■と温度Tとの関係を実測値に基いて示すグ
ラフ図である。図中、○はNiの飽和磁化、×はFeの
飽和磁化の測定値を示す。この第3図から明らかなよう
に、飽和磁化Iと温度Tとの間には一定の関係が存在す
る。而して、演算器3には、予めこの飽和磁化■と温度
Tとの間の関係が実測等により求められてテーブル化さ
れ、格納されている。
そして、演算器3は被測定環境におかれたサンプル2が
その被測定環境の温度にて測定された飽和磁化Isを基
に、前記テーブルを参照してその被測定環境の温度を求
める。そして、演算器3はこの求められた被測定温度を
適宜の表示装置に表示させる。
その被測定環境の温度にて測定された飽和磁化Isを基
に、前記テーブルを参照してその被測定環境の温度を求
める。そして、演算器3はこの求められた被測定温度を
適宜の表示装置に表示させる。
このように、本実施例においては、コイル状のサンプル
2を飽和磁化させた後、被測定環境にサンプル2をおき
、その飽和磁化を測定するだけで、その被測定環境の温
度を求めることができる。このため、被測定物に対し非
接触でその温度を測定することができ、また、測定装置
自体極めて簡素な構造であって測定上の制約が少ない。
2を飽和磁化させた後、被測定環境にサンプル2をおき
、その飽和磁化を測定するだけで、その被測定環境の温
度を求めることができる。このため、被測定物に対し非
接触でその温度を測定することができ、また、測定装置
自体極めて簡素な構造であって測定上の制約が少ない。
[発明の効果コ
本発明によれば、フェロ磁性体のサンプルの飽和磁化が
温度依存性を有することを利用して被測定環境の温度を
測定するから、被測定物に対して非接触で温度を測定す
ることができ、且つ測定上の制約が少なく、また簡素な
構造の測定装置で温度を測定することができる。
温度依存性を有することを利用して被測定環境の温度を
測定するから、被測定物に対して非接触で温度を測定す
ることができ、且つ測定上の制約が少なく、また簡素な
構造の測定装置で温度を測定することができる。
第1図及び第2図は本発明の実施例方法を工程順に示す
模式図、第3図は飽和磁化の温度依存性を示すグラフ図
である。 1;ガウスメータ、2;コイル状サンプル、3;演算器
模式図、第3図は飽和磁化の温度依存性を示すグラフ図
である。 1;ガウスメータ、2;コイル状サンプル、3;演算器
Claims (1)
- (1)フェロ磁性体のサンプルを所定の温度にて飽和磁
化させる工程と、前記サンプルを被測定環境においてそ
の飽和磁化を測定する工程と、温度と飽和磁化との間の
所定の関係に基いて前記飽和磁化の測定結果から前記被
測定環境の温度を求める工程とを有することを特徴とす
る温度測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15054888A JPH01316622A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 温度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15054888A JPH01316622A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 温度測定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01316622A true JPH01316622A (ja) | 1989-12-21 |
Family
ID=15499284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15054888A Pending JPH01316622A (ja) | 1988-06-17 | 1988-06-17 | 温度測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01316622A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104132736A (zh) * | 2014-07-31 | 2014-11-05 | 华中科技大学 | 一种直流激励磁场下的非侵入式快速温度变化的测量方法 |
CN113932939A (zh) * | 2021-09-26 | 2022-01-14 | 郑州轻工业大学 | 基于扫场法的铁磁共振测温方法 |
-
1988
- 1988-06-17 JP JP15054888A patent/JPH01316622A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104132736A (zh) * | 2014-07-31 | 2014-11-05 | 华中科技大学 | 一种直流激励磁场下的非侵入式快速温度变化的测量方法 |
CN113932939A (zh) * | 2021-09-26 | 2022-01-14 | 郑州轻工业大学 | 基于扫场法的铁磁共振测温方法 |
CN113932939B (zh) * | 2021-09-26 | 2023-07-21 | 郑州轻工业大学 | 基于扫场法的铁磁共振测温方法 |
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