JPH01316357A - 癌耐性克服剤及び新規1,4‐ジヒドロピリジン誘導体 - Google Patents

癌耐性克服剤及び新規1,4‐ジヒドロピリジン誘導体

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JPH01316357A
JPH01316357A JP4067189A JP4067189A JPH01316357A JP H01316357 A JPH01316357 A JP H01316357A JP 4067189 A JP4067189 A JP 4067189A JP 4067189 A JP4067189 A JP 4067189A JP H01316357 A JPH01316357 A JP H01316357A
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carbon atoms
alkyl
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substituent
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JP4067189A
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Koji Osumi
幸治 大角
Kozo Toyoda
豊田 耕三
Hisashi Shinkai
久 新海
Hirosumi Etou
江藤 弘純
Arahiko Eguchi
江口 新比古
Akira Kamimura
晃 上村
Takashi Tsuruo
隆 鶴尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Japanese Foundation for Cancer Research
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Japanese Foundation for Cancer Research
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童栗上q科朋分立 本発明は、癌化学療法の問題となっている多剤耐性株に
おける制癌剤の細胞外への排出を抑制することにより、
多剤耐性を獲得した癌細胞を治療する新規多剤耐性克服
薬及び、多剤耐性克服剤として有用な新規1,4−ジヒ
ドロピリジン誘導体に関する。
l來■技専 現在の癌化学療法においては、治療中に制癌剤が効かな
くなるという「獲得耐性」、中でも一種のみならず、複
数の制癌剤に対しても同時に耐性を示す「多剤耐性」が
大きな問題になっている。
この多剤耐性を獲得した細胞においては、投与した制癌
剤の排出機能が亢進していることが証明されている(鶴
尾 隆、リバーサル オブ マルチドラッグ レジスタ
ンス バイ カルシウム チャンネル ブロソカーズ 
アンド アザ−エージェンツ「モレキュラー アンド 
セルラー バイオロジー オブ マルチドラッグ レジ
スタンス イン チューマー セルズ」アイ・ビー・ロ
ビンソン!(198B)) 8尾  隆、ファルマシア
レビュー隘23. 115−125 (1987)参照
)。
ところでこの排出機能先進による癌細胞内の制癌剤量減
少を防ぐために制癌剤を大量投与したのでは、副作用が
大きくなり、有用な治療法とはなり得ない。これを克服
する方法として制癌剤と一部のカルシウム拮抗剤の併用
投与が有用であることが動物実験で確認されている(前
述引用文献参照)。しかしながらこの方法で効力を発現
するカルシウム拮抗剤の用量では、降圧作用も大きく、
毒性が強いという欠点があった。
−Hが”パシよ゛と る看 。
従来のカルシウム拮抗剤を多剤耐性克服剤として用いた
場合は、治療効果に比し、副作用が強いという欠点があ
った。従ってより治療効果が高く、より毒性が低い、多
剤耐性克服剤の開発が望まれている。
課題を解決するための手段 本発明者らは、種々の1.4−ジヒドロピリジン誘導体
を合成し、癌の多剤耐性を克服する化合物を鋭意探索し
た結果、一般式(1)で示される化合物が顕著な癌耐性
克服作用を有することを見出し、この発見に基づき本発
明を完成するに至った。
上記中、R1は、置換基を有してもよい炭素数6〜14
のアリール基を表わす。アリール基としては例えばフェ
ニル基やナフチル基が挙げられる。
R2及びR3は、同一もしくは、異なっていて、それぞ
れアルキル基(例えば、メチル、エチル、イソプロピル
等の炭素数1〜5の低級アルキル基)、アルキル(例え
ば、メチル、エチル、イソプロピル、ter t、ブチ
ル等の炭素数1〜5の低級アルキル基)オキシカルボニ
ル基、アリール(例えば、フェニル、ナフチル等炭素数
6〜14のアリールジカルボニル基、置換(例えばメチ
ル、ジメチル、ジベンジル等の炭素数3〜14の有a基
)又は無置換のアミノカルボニル基、ヒドロキシカルボ
ニル基、ホルミル基又はシアノ基を表わす。これらは炭
素数1〜5の低級アルキル基、炭素数1〜5の低級アシ
ル基、ヒドロキシル基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン
(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)等の置換基を有してい
てもよい。
R4及びR5は、同一もしくは、異なっていてもよく、
それぞれ水素原子、メチル基、エチル基等の炭素数1〜
5の低級アルキル基、ヒドロキシメチル基1.ハロゲン
原子(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、シアノ基、置換
(例えばメチル、ジメチル、ジベンジル等の炭素数3〜
14の有機基)又は無置換のアミノ基、ホルミル基を表
わす。
R6は、アルキル基(例えば炭素数1〜10のアルキル
基、アラルキル基(例えばアルキル部分の炭素数が1〜
10のフェニルアルキル基)、アルキル(例えば炭素数
1〜5の低級アルキル基)オキシカルボニル基又はアラ
ルキル(例えばアルキル部分の炭素数が1〜5のフェニ
ルアルキル)オキシカルボニル基を表わす。これらは炭
素数1〜5の低級アルキル基、炭素数1〜5の低級アシ
ル基、ヒドロキシル基、アミノ酸、シアノ基、ハロゲン
(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)等の置換基を有してい
てもよい。上記有機基のアルキル部分は二重結合、三重
結合、ヘテロ原子(例えば酸素原子、硫黄原子、窒素原
子)を含んでいてもよい。
R1を表わすアリール基は、例えばフェニル基、ナフチ
ル基等であるが、置換基を有する場合の置換基は例えば
、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピルの炭素数1〜5の
低級アルキル基、水酸基、メトキシ、エトキシ等の炭素
数1〜6の低級アルキルオキシ基、ベンジルオキシ基、
炭素数1〜3のアルキレンジオキシ基、ニトロ基、置換
(例えばメチル、ジメチル、ジベンジル等の炭素数1〜
14の有機基)又は無置換のアミノ基、ニトリル基、ト
リフルオロメチル基よりなる群より選ばれる有機基であ
る。R2又はR3は、メチル基、ヒドロキシメチル基、
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、イソプ
ロピルオキシカルボニル基、ter t−ブトキシカル
ボニル基、メトキシエチルオキシカルボニル基、フェノ
キシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、アミ
ノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基、ベンジル
アミノカルボニル基、ヒドロキシカルボニル基、ホルミ
ル基又はシアノ基を表わし、R6がアラルキル基の場合
は、メチレン部分の末端に、置換基を有してもよいフェ
ニル基又はフェノキシ基を有し、さらにメチル、エチル
、イソプロピル等炭素数1〜5の低級アルキル基、ニト
リル基、オキソ基よりなる群より選ばれる置換基を有し
ていてもよい。メチレン部分は、例えば炭素数3〜9の
アルキレンの外、炭素数3〜9のアルケニレン、炭素数
3〜9のアルキニレンを表わしてもよい。そのフェニル
基に置換基を有する場合の置換基は、例えば、フッ素、
塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子、メチル、エチル
、プロピル、イソプロピル等炭素数1〜5の低級アルキ
ル基、水酸基、メトキシ、エトキシ等炭素数1〜5の低
級アルキルオキシ基、炭素数1〜3のアルキレンジオキ
シ基、ベンジルオキシ基、ニトロ基、置換(例えばメチ
ル、エチル等のアルキル基、ベンジル基等の炭素数1〜
14の有機基)又は無置換のアミノ基、ニトリル基、ト
リフルオロメチル基よりなる群より選ばれる有機基であ
り、あるいはRhがメチル、エチル基、エトキシカルボ
ニル基又はベンジルオキシカルボニル基を表わす。
尚、前記化合物に関係する先行文献として特開昭62−
192359号公報が見出されているが、本件用途を示
唆する記載は何ら見当らない。
又、前記化合物(1)のうち−船式(II)で表わされ
る1、4−ジヒドロピリジン誘導体は新規化合物であり
、高い活性を有し、新しい生理活性も期待される有用な
物質である。
■ (C1h)、、(n ) I4 R2,R3,R4及びRSは前記と同じ意味を有する。
R’、R11,R9,R”及びR1は、同一もしくは異
なっていて、それぞれ、水素原子または、例えばフッ素
、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル等炭素数1〜5の低級アル
キル基、水酸基、炭素数1〜7のメトキシ、エトキシの
低級アルキルオキシ基、ベンジルオキシ基、ニトロ基、
置換(例えばメチル、ジメチル、ジベンジル等の炭素数
1〜14の有機基)又は無置換のアミノ酸、ニトリル基
、トリフルオロメチル基、又は隣接する2つの置換基が
炭素数1〜3のアルキレンジオキシ基よりなる群より選
ばれる有機基を表わす。
nは2〜9の整数を表わす。
Xはメチレン、酸素原子、N Hl又は、カルボニルを
表わし、メチレンはメチル、エチル、イソプロピル等炭
素数1〜5の低級アルキル基、ニトリル基およびオキソ
基よりなる群より選ばれる置換基を有してもよい。
Rlit、  R13,R14,R7%及びR16は、
同一もしくは異なっていて、それぞれ水素原子、または
、例えばフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子
、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル等炭素数1
〜5の低級アルキル基、水酸基、メトキシ、エトキシ等
炭素数1〜5の低級アルキルオキシ基、炭素数1〜3の
アルキレンジオキシ基、ベンジルオキシ基、ニトロ基、
アミノ基、ニトリル基、トリフルオロメチル基よりなる
群より選ばれる有機基を表わす。
本発明の新規物質は、塩の形態であってもよい。
本発明の化合物は、ハンシュ型の1.4−ジヒドロピリ
ジン環形成反応(A、5ausins、 G、Dubu
rsHHeterocycles+  2ユ、  26
9  (198B)参照)に従って製造することができ
るが、例えば一般式(In)で示される化合物とアセト
酢酸メチル(IV)をベンゼン、トルエン、メタノール
、エタノール、プロパツール、イソプロパツール、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシドあ
るいはジメチルホルムアシド等の有機溶媒の存在下また
は不存在下に加熱または加熱還流して得られる化合物(
V)に、次いで3−アミノ−クロトン酸メチルエステル
(Vl)を同様の条件下に反応させることで1,4−ジ
ヒドロピリジン誘導体〔■〕を製造する。更に化合物〔
■〕をジオキサン、テトラヒドロラン、ジメチルスルホ
キシド、ジメチルホルムアミド等の反応に不活性な有機
溶媒中で、水素化ナトリウムの存在下に一般式〔■〕で
示される化合物と反応させることにより製造することが
できる。
(III)      (IV) (V) 〔■〕 また、上記の方法により生成した反応生成物、即ち、一
般式(1)で表わされる化合物は常法の単離精製手段、
例えば溶媒による抽出、クロマトグラフィー、結晶化等
によって反応混合物から容易に分離し、且つ精製するこ
とができる。
本発明において、前記1,4−ジヒドロピリジン誘導体
を癌耐性克服剤として使用する場合は、制癌剤と同時に
または別々に経口投与若しくは非経口投与(筋肉内、皮
下、静脈内、坐剤等)により投与される。投与量は、症
状により異なるが、通常成人当り1〜1000■の用量
範囲で一般に数回に分けて1日当り1〜3000■であ
る。
組み合わせて用いられる制癌剤としては、例えばビンク
リスチン、ビンブラスチン、ダウノマイシン、アドリア
マイシン、アクチノマイシンDドアクラジノマイシンA
1エトポシド、ブレオマイシン、ペプロマイシン、シス
プラチン、メソトレキセート、5−フルオロウラシル及
びその誘導体等の通常の癌治療に用いられる化学療法剤
を挙げることができる。さらに、本発明の1.4−ジヒ
ドロピリジン誘導体は耐性出現前においても前記の制癌
剤と組み合わせて同様に用いることにより制(癌耐性克
服剤華独または制癌剤との混合物)に賦形剤、さらに必
要に応じて結合剤、崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味矯臭
剤などを加えた後、常法により錠剤、被覆錠剤、顆粒剤
、散剤、カプセル剤などとする。
賦形剤としては、例えば乳糖、コーンスターチ、白糖、
ブドウ糖、ソルビット、結晶セルロースなどが、結合剤
としては例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルエ
ーテル、エチルセルロース、メチルセルロース、アラビ
アゴム、トラガント、ゼラチン、シェラツク、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルスターチ、
ポリビニぞ本発明に使用する上記化合物を製剤化するた
めには1通常の方法で錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤
、注射剤、坐剤等の剤型とする。
ルビロリドン等が、崩壊剤としては例えば、デンプン、
寒天、ゼラチン末、結晶セルロース、炭酸カルシウム、
炭酸水素ナトリウム、クエン酸カルシウム、デキストリ
ン、ペクチン等が、滑沢剤としては例えば、ステアリン
酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコール、シ
リカ、硬化植物油等が、着色剤としては医薬品に添加す
ることが許可されているものが、矯味矯臭剤としては、
ココア末、ハツカ脳、芳香酸、ハツカ油、電脳、桂皮末
等が用いられる。これらの錠剤、顆粒剤には糖衣、ゼラ
チン衣、その他必要により適宜コーティングすることは
もちろんさしつかえない。
注射剤を調整する場合には、主薬(癌耐性克服剤単独ま
たは制癌剤との混合物)に必要によりpH調整剤、緩衝
剤、安定化剤、保存剤などを添加し、常法により皮下、
筋肉内、静脈内用注射剤とする。
実施例 以下、実施例により、本発明の詳細な説明する。
実施例1 1.4−ジヒドロ−4−(3,4−ジメトキシフェニル
 −6−シメチルー1−3−フエニルゾ3.4−ジメト
キシベンズアルデヒド54.8g(0,33mo 1 
)と、アセト酢酸メチル34.8 g (0,3mo1
)のベンゼン(21ml)?容液にピペリジン1.02
g (12mmol) 、続いて酢酸3.66 g (
61nuao & )を滴下し、ディーン・シュターフ
の装置を用いて加熱・脱水を水の留出がなくなるまで続
けた。溶媒を留去することにより得た油状物は5日間静
置することにより一部結晶化した。吸引濾過により、2
−(3,4−ジメトキシベンリデン)アセト酢酸メチル
を黄色結晶として得た。収141.1g、収率52%、
融点93−95℃ 2− (3,4−ジメトキシベンジリデン)アセト酢酸
メチル5.0 g (18,9mmojりと3−アミノ
クロトン酸メチル2.18 g (18,9mmof)
のトルエン(100mjり?容液を、ディーン・シュタ
ーフの装置を用いて加熱・脱水した。溶媒を留去し、カ
ラムクロマトグラフィー(Sing/ ClICl s
)で分離・精製することにより、表題化合物を黄白色固
体として得た。
収量4.30g、収率63%、融点153.5−155
℃アルゴン雰囲気下で60%水素下ナトリウム0、26
 gを数1117!の乾燥ヘキサンを用いて洗浄後、ジ
メチルホルムアミド10mj?を加えた。これに、よく
攪拌しながら、1.4−ジヒドロ−4−(3,4−ジメ
トキシフェニル)−2,6−シメチルー3,5−ピリジ
ンジカルボン酸3.5−ジメチルエステル2g (5,
5ms+o l e)のジメチルホルムアミド溶液20
+++βを滴下した。90℃で1時間加熱後、3−フェ
ニルプロピルブロマイドのジメチルホルムアミド溶液2
0mffを滴下し、さらに1時間、90℃で加熱した。
室温に戻し、200mj!のエーテルを加えて水洗後、
溶媒を減圧留去して得た粗精製物をカラムクロマトグラ
フィー(stot/ n−1lexane−^cOEt
2 : 1 )で精製して、目的物0.8g(収率30
%)を得た。融点97〜98℃実施例2〜46 上記実施例1と同様の方法により、下記化合物をそれぞ
れ製造した。
実施例47 1.4−ジヒドロピリジン−4−(3,4−ジメトキシ
フェニル)−2,6−シメチルー1−(3−フェニルプ
ロピル)−3,5−ピリジンカルボン酸−3,5ジメチ
ルエステル3.31 g (6,9mmolをメタノー
ル15m1に溶かし、IN水酸化ナトリウム水10m1
を加えた。80℃で8時間反応させた後、室温に戻し水
を投入した。IN塩酸水でpHをIに調整し塩化メチレ
ンで抽出した後、カラムクロマトグラフィーで精製し油
状の目的物0.75g (2,1mmol)を得た。収
率30%実施例48 チルエステルの合成 実施例47と同様の方法で油状の目的物を得た。
収率38% 実施例49 1.4−ジヒドロ−4−(3,4−ジメトキシフェニル
)−2,6−シメチルー1−(3−フェニルプロピル)
−3−シアノ−5−ピリジンカルボン酸5−メチルエス
テル1.48 g (3,32mmol)をテトラヒド
ロフラン42m1に溶かし、室温でIN水素化アルミニ
ウムリチウム/ジエチルエーテル溶液1.8 mj2 
(1,8mmo#)を滴下した。
20分後、反応液を氷に注ぎ、塩化メチレンを加え不溶
物を決別した。生成物を塩化メチレンで抽出し、乾燥、
濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
、油状の目的物1.08 g(2,58mmoJ)を得
た。収率78%実施例50 1.4−ジヒドロ−4−(3,4−ジメトキシフェニル
5 1.4−ジヒドロ−4−(3,4−ジメトキシフェニル
)−2,6−シメチルー1−(3−フェニルプロピル)
3−シアノ−5−ヒドロキシメチルピリジン13 mg
 (0,026mmo 1 )を塩化メチレン0.45
ml1に溶かし、活性二酸化マンガン5■(40%of
sm)を加え80℃に加熱した。1時間後、室温に戻し
、濾過後濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製し、油状の目的物7、4 mg (0,
015mmo l )を得た。収率58%実施例51 アセチレンカルボン酸メチルエステル4.3g(51m
moJ) 、ベラトアルデヒド4.2g(26mmo1
)、酢酸4.5ml、酢酸アンモニウム4.5g (5
8mmo5)を混合し、60℃で20分間反応させた。
次いで水中に投入し、生成物を塩化メチレンで抽出後、
乾燥、濃縮し、メタノールより結晶化して目的物2.8
 g (8,4mmol)を得た。
このものを実施例1と同様にしてフェニルプロピルブロ
マイドと反応させ、最終生成物2.5g(5,5mmo
f)を得た。収率67%、融点107〜113℃ 実施例52〜79 下記化合物をそれぞれ製造した。
方 180   焦面       ”100 X 1
0 ’cells/ ml /wellの濃度のビンク
リスチン(V CR)耐性癌細胞AD+oをI ml/
wellで細胞播種し、−日培養後、(’H)VCR(
10X 10 ’dpm/ assay)入り、RPM
11640−5%FBS−KM −10mM Hepe
s80.5 mlと交換し、薬物をDMSOに溶かし、
その後PBSで希釈し、最終濃度が0.1μg/ll1
1及び1μg/mlになるように5μlを培養液に加え
た。
CO□培養器で2時間培養し、氷冷したVCR入りPB
31.5111Jで5回洗浄し、0.2NNaO■0.
5II11を加え、細胞をバイアルに移し、56℃で3
0〜60分温浴で細胞を溶解させた。Ac1d−Aqu
asal  24 mlを加え、液体シンチレーション
カウンターで、細胞内に取り込まれていた〔3H〕■C
Rtを計測した。薬物を入れない時の細胞内取り込み量
をコントロールとし、そのコントロールに対するMH)
VCR取り込み量を%で表示し、癌而性克服作用評価を
した。
結果は次表に示した。
81E′リイ  (降圧作 1・f)パ供試動物として
、充分順化飼育し高血圧が確認されている層性SHR(
自然発症高血圧ラット、体重400〜440 g)を6
匹使用した。
試料(10■/に+r)の2.5%ニコール、2.5%
エタノールを含む生理食塩水溶液ll111を1回静脈
内投与した。悲観血的血圧測定法にて血圧を測定した。
結果は次表に示した。
以上の結果から、本発明の1.4−ジヒドロピリジン誘
導体は、癌而性克服作用を有し、かつ、降圧作用を示さ
ないことが示された。故に、副作用の少ない優れた癌耐
性克服剤の提供が期待できる。
従って、本発明は、特に医薬産業上極めて有用である。
手続補正W口幻 平F7FC+年5月318 2、発明の名称   癌耐性克服剤及び新規1.4−ジ
ヒドロピリジン誘導体 3、補正をする者 事件との閏;系  特許出願人

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 で示される1,4−ジヒドロピリジン誘導体を含有する
    癌耐性克服剤。 ただし式中、R^1は置換基を有してもよいアリール基
    を表わす。 R^2及びR^3は、同一もしくは異なっていて、置換
    基を有してもよく、それぞれ、アルキル基、アルキルオ
    キシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アラ
    ルキルオキシカルボニル基、アミノカルボニル基、ヒド
    ロキシカルボニル基、ホルミル基、ヒドロキシメチル基
    、及びシアノ基よりなる群より選ばれる有機基を表わす
    。 R^4は、水素原子またはメチル基、エチル基、ヒドロ
    キシメチル基、ハロゲン原子、シアノ基、アミノ基及び
    ホルミル基よりなる群より選ばれる有機基を表わす。 R^5は水素原子またはメチル基、エチル基、ヒドロキ
    シメチル基、ハロゲン原子、シアノ基及びホルミル基よ
    りなる群より選ばれる有機基を表わす。 R^6は、置換基を有してもよく、アルキル基、アラル
    キル基、アルコキシカルボニル基及びアラルキルオキシ
    カルボニル基よりなる群より選ばれる有機基を表わし、
    各々の有機基のアルキル部分は二重結合、三重結合、ヘ
    テロ原子を含んでいてもよい。
  2. (2)ジヒドロピリジン誘導体が医薬的に許容し得る塩
    の形態にある請求項1記載の癌耐性克服剤。
  3. (3)R^1のアリール基がフェニル基またはナフチル
    基であり、R^2及びR^3において、アルキル基は炭
    素数1〜5の低級アルキル基であり、アルキルオキシカ
    ルボニル基のアルキルが炭素数1〜5の低級アルキルで
    あり、アリールオキシカルボニル基のアリールがフェニ
    ルであり、アラルキルオキシカルボニル基のアラルキル
    がフェニルアルキルであり(そのアルキル部分は炭素数
    1〜5の低級アルキルである。)、R^6において、ア
    ルキル基は、炭素数1〜10のアルキル基であり、アラ
    ルキル基はフェニルアルキル基であり(そのアルキル部
    分の炭素数は1〜10である。)、アルコキシカルボニ
    ル基のアルキル部分は炭素数1〜5の低級アルキルであ
    り、アラルキルオキシカルボニル基のアラルキルはフェ
    ニルアルキルであり、アルキル部分は炭素数1〜5の低
    級アルキルである請求項1記載の癌耐性克服剤。
  4. (4)R^2またはR^3が、メチル基、ヒドロキシメ
    チル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基
    、イソプロピルオキシカルボニル基、メトキシエチルオ
    キシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、ベンジル
    オキシカルボニル基、アミノカルボニル基、メチルアミ
    ノカルボニル基、又は、ベンジルアミノカルボニル基で
    ある請求項1記載の癌耐性克服剤。
  5. (5)R^6が、アラルキル基でありアルキレン部分の
    末端に、置換基を有してもよいフェニル基又はフェノキ
    シ基を有し、アルキレン部分は炭素数1〜10の低級ア
    ルキル基であり、ニトリル基及びオキソ基よりなる群よ
    り選ばれる置換基を有していてもよく、又はアルキレン
    部分が炭素−炭素二重結合もしくは三重結合を含んでい
    てもよい請求項1記載の癌耐性克服剤。
  6. (6)R^1が、置換基を有するアリール基であり、又
    は、R^6が、置換基を有するアリール部分を含有する
    とき、該置換基が、ハロゲン原子、炭素数1〜5の低級
    アルキル基、水酸基、炭素数1〜5の低級アルキルオキ
    シ基、炭素数1〜3のアルキレンジオキシ基、ニトロ基
    、アミノ基、ニトリル基、及びトリフルオロメチル基よ
    りなる群より選ばれる有機基である請求項1記載の癌耐
    性克服剤。
  7. (7)一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 で示される1,4−ジヒドロピリジン誘導体。 R^7、R^8、R^9、R^1^0及びR^1^1は
    、同一もしくは異なっていて、それぞれ、水素原子、ハ
    ロゲン原子、炭素数1〜5の低級アルキル基、水酸基、
    炭素数1〜5の低級アルキルオキシ基、ベンジルオキシ
    基、ニトロ基、アミノ基、ニトリル基、トリフルオロメ
    チル基を表わし、またはベンゼン環上隣接する二つの置
    換基が一緒になって炭素数1〜3のアルキレンジオキシ
    基を表わしてもよい。 R^2及びR^3は、同一もしくは、異なっていて、そ
    れぞれ、メチル基、ヒドロキシメチル基、メトキシカル
    ボニル基、エトキシカルボニル基、イソプロピルオキシ
    カルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、メト
    キシエチルオキシカルボニル基、フェノキシカルボニル
    基、ベンジルオキシカルボニル基、アミノカルボニル基
    、メチルアミノカルボニル基、ベンジルアミノカルボニ
    ル基、ヒドロキシカルボニル基、ホルミル基又はシアノ
    基を表わす。 R^4及びR^5は、同一もしくは異なっていて、それ
    ぞれ水素原子、メチル基又はエチル基を表わす。 nは2〜9の整数を表わす。 Xはメチレン、酸素原子、NH、又は、カルボニルを表
    わす。メチレンは炭素数1〜5の低級アルキル基、ニト
    リル基を有していてもよく、また−NHは炭素数1〜5
    の低級アルキル基を有していてもよい。 R^1^2、R^1^3、R^1^4、R^1^5及び
    R^1^6は、同一もしくは異なっていて、それぞれ水
    素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜5の低級アルキル基
    、水酸基、炭素数1〜5の低級アルキルオキシ基、ベン
    ジルオキシ基、ニトロ基、アミノ基、ニトリル基又はト
    リフルオロメチル基を表わし、またベンゼン環上隣接す
    る二つの置換基が一緒になって炭素数1〜3のアルキレ
    ンジオキシ基を表わしてもよい。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998023607A1 (fr) * 1996-11-25 1998-06-04 Nikken Chemicals Co., Ltd. Derives de 1,4-dihydropyridine
JP2014533717A (ja) * 2011-11-24 2014-12-15 リピダート クタトー フェイレサト エス タナチャド カーエフテー. Hsp調節活性を有する1,4−ジヒドピリジン誘導体

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WO1998023607A1 (fr) * 1996-11-25 1998-06-04 Nikken Chemicals Co., Ltd. Derives de 1,4-dihydropyridine
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