JPH01314222A - コンタクトレンズ及びその製造方法 - Google Patents

コンタクトレンズ及びその製造方法

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JPH01314222A
JPH01314222A JP11369088A JP11369088A JPH01314222A JP H01314222 A JPH01314222 A JP H01314222A JP 11369088 A JP11369088 A JP 11369088A JP 11369088 A JP11369088 A JP 11369088A JP H01314222 A JPH01314222 A JP H01314222A
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lens
solution
contact lens
hydrophilic
support portion
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JP11369088A
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Schultz Igee
イジー シュルツ
Curchober Susanna
ズザナ クルチョバー
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Czech Academy of Sciences CAS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンタクトレンズの新しいデザイン及びそれ
らの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
最近使用されているコンタクトレンズは、2種のタイプ
、すなわちハードレンズ及びソフトレンズから実質的に
成る。ハードレンズは、ガラス、ポリ (メチルメタク
リレート)、メチルメタクリレートとアリルメタクリレ
ートとの架橋コポリマー、ポリスチレン、ポリカーボネ
ート及び同様のものから製造される。ソフトコンタクト
レンズは、はとんどヒドロゲルから製造されるが、しか
しそれらはまた、疏水性ポリシロキサン又はブチルアク
リレート及びメタクリレートのポリマー及びコポリマー
からも製造され得る。疏水性レンズは、1%以下のエチ
レンジメタクリレート又は3−オキシペンタメチレンジ
メタクリレート(すなわち、エチレングリコール及びジ
エチレングリコールジメタクリレート)により架橋され
た2−ヒドロキシエチルメタクリレートのポリマーから
、しばしば製造されるが、しかし、それらはまた、少量
のヒドロキシプロパンジオールジメタクリレート又は1
.2.3−プロパントリオールメタクリレート(グリセ
ロールジ−又はトリメタクリレート)により架橋された
2、3−ジヒドロキシプロピルメタクリレート(グリセ
ロールメタクリレート)から又はアクリル酸又はメタク
リル酸の低級エステルとN−ビニルピロリドンとのコポ
リマーからもしくは他の透明なポリマー及びコポリマー
からも製造され得る。
これらのすべての既知材料は、それら自体利点及び欠点
を有する。たとえばポリ(メチルメタクリレート)から
製造されたハードレンズは、目の形状に適合せず、とこ
ろがソフトレンズは適合するが、但し涙の循環を可能に
しない、ハードレンズは、酸素を透過せず、ソフトレン
ズは一部酸素を透過し、そして低分子量代謝物に対して
良好な透過性を有する。ポリシロキサンゴムからのレン
ズは、気体酸素を良く透過するが、しかし涙に溶解され
ている代謝物又は殺菌性リゾチームを透過しない、レン
ズを通しての酸素の直接の透過が所望されるが、但しこ
の酸素は、角膜の適切な栄養物のためには実際に十分で
ないことがのちに判明した。高い膨潤性ヒドロゲルを通
してのこの酸素の透過性は、純粋な水の酸素透過性に近
く、そして十分な量の酸素が涙の液体により角膜に供給
されるが、但しこの涙の出入は、ヒドロゲルソフトレン
ズが角膜の表面に密接して適合するので、それにより妨
げられる。この他にも、レンズが水により膨潤されるほ
ど、その屈折率は低(なり、そして従って、レンズはよ
り厚くなる。これは再び、より高い酸素透過性の好まし
い効果を一部無効にする一拡散路が拡張される。涙及び
リゾチームの制限された出入は、有害な微生物の高い増
殖にあるひじょうに重大な欠点を引き起こす、これは、
ひじょうに柔らか(かつ十分に物理的に耐性のコンタク
トレンズの製造のための主な理由である、コンタクトレ
ンズの製造のための主な理由である、コンタクトレンズ
の長期着用が、医学的理由(角膜上の潰瘍の危険性及び
視力の損失)のために望ましくなく且つ危険だからであ
る。
合成ヒドロゲル、特にわずかに架橋された2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートからのコンタクトレンズは、最
少の欠点を有するが、しかしそれらは完全に膨潤される
場合は、せいぜい水40%を含む、従って、製造者は最
近、できるだけ高い水含有率(約70χ)に近づくため
に、水の含有率を高めることを目指している。しかしな
がら、これは、レンズの正確な形状を維持するために十
分に強靭であり、そして同時に十分な構造的な強さ(欠
損された縁からの裂けに対する耐性)を有する強い膨潤
性ゲルを必要とする。そのような性質は、使用される材
料において相互に除外される。
他にも、水の高められた含有率は、上記すべての無水晶
体レンズにおいて、屈折率の低下及び必然的に厚さの上
昇をもたらす、リゾチームは、・それらの高い分子量の
ために強く膨潤されたゲルを通してさえ透過することが
できない、そのようなゲルは、柔らかくなるほど眼の表
面により付着する、 ので、角膜への涙の出入をより困
難にする。
コンタクトレンズの種々の部分はそれらの正しい機能、
のために種々の条件を必要とし、その結果すべての必要
条件を十分に満たすことができる1つの理想材料は、は
とんど存在しないことが上記事実から理解できる。従っ
て、長期の着用を可能にするコンタクトレンズのための
すべての種類の要求最適溶液は、少なくとも・2種の異
なった材料の適用にある。初めのハードコンタクトレン
ズは、ガラス又は有機ガラスから製造され、そして従っ
て、ガラスレンズの薄い縁による眼の創傷を排除し、そ
して刺激を減じるために、たとえば再生セルロース、ゴ
ム及び同様のものから、より柔らかな縁又は連続ベース
を有するガラス又は他のハードレンズを供給する案は、
コンタクトレンズ開発の初期で存在したことは驚くべき
でない〔ドイツ(FRG)特許第921.416号を参
照のこと)、シかしながらこの案は、両材料が違い過ぎ
、そして永久的に結合され得ないので、及び主にレンズ
のデザインが不完全で−あるために現実化されなかった
:すなわち、レンズは、角膜の表面上に堅く固定され、
そして従って、眼の表面上での涙の拡散及び自由な流れ
による酸素の出入を妨げられ、そして膨潤された再生セ
ルロースの薄層が効果的なシール□として作用するため
に、リゾチームの出入が妨げられた。さらに、膨潤状態
での再生セルロースは、角膜の表面よりもより柔らかく
なく、そして眼を機械的に刺激する:この事実は、既知
特許の著者によってさえ言及されている。
上記欠点を排除するためのもう1つの試みは、まばたき
が、レンズ(特にソフトレンズ)を押したり、そして眼
の表面から引き離したり交互にすることにより涙の液体
の強制的な循環を引き起こすように、コンタクトレンズ
の縁に又はその中心にも供給された一連の開口部であっ
た。しかしながら、期待される効果は、十分な程度で存
在しなかった。なぜならば、薄いレンズが、眼に容易に
付着し、そして次にレンズと角膜との空間に涙を押し上
げることができないからである。
これらの欠点は本発明のコンタクトレンズにより排除さ
れ、ここで該レンズは、キャリヤー光学部分及び眼の表
面とコンタクトレンズとを媒介する親水性支持部分から
成り、ところがこれらの両部分は異なった材料から製造
され、ここで前記支持部分はレンズの凹側上に突出し、
そして自由にされているレンズ中央部に向かってレンズ
周囲から導かれる少なくとも2種の独立した断片に分け
られ、そのためにギャプが該支持部分の個々の断片の間
に存在し、そしてここで前記支持部分が、生理的食塩水
により十分に膨潤する状態において、40〜95%の膨
潤能力を有する水膨潤性合成架橋ヒドロゲルから製造さ
れ、そして前記キャリヤー光学部分が、前記支持部分の
弾性率より少なくとも2倍高い弾性率を有する透明な材
料、たとえばポリ (HEMA)又はポリ (メチルメ
タクリレート)から製造され、そしてここで前記支持部
分は、眼の表面とレンズの非被覆キャリヤ一部分との間
に少なくとも0.01a+a+のギャブを形成する。
本発明のコンタクトレンズは、支持部分の個々の断片の
縦軸が、レンズの半径から同時に偏向され、又は支持部
分の個々の部分が湾曲形状を有し、そして偏向の角度は
、レンズ中央に向けられている部分においてよりもレン
ズ周囲でより大きいようにデザインされている。
本発明のコンタクトレンズを製造するための方法は、親
水性モノマー又はポリマーの架橋性溶液(これは次に溶
媒、たとえばメタノール又はエタノールの蒸発の後、架
橋され、そしてそのレンズは生理的食塩水中に貯蔵され
、そして殺菌される)の適用によるレンズの凹側上への
支持部分の突出断片の形成にある。レンズは、少なくと
も100°Cに加熱され又は酸化エチレンのような化学
物質により殺菌される。
架橋性モノマー又はポリマーの溶液が、ペイント又は噴
霧により、たとえば型板又はステンシルにより、レンズ
の凹側に適用される。
もう1つの方法は、レンズの低側面上へのセリグラフィ
ーによる架橋性ポリマー溶液の適用である。
親水性架橋性ポリマーとして、グリコールモノメタクリ
レートとグリコールジメタクリレート(ここでグリコー
ルはモノ−、ジ−又はトリ−エチレングリコールである
)とのメタノール又はエタノール可溶性コポリマーを使
用する。
架橋は、溶媒の蒸発及び40〜110℃での架橋剤との
反応により行なわれる。
適切な架橋性ポリマーは、たとえば二重結合により短い
側鎖を形成する、エチレングリコールジメタクリレート
と2−ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)と
の可溶性コポリマーである。
そのようなコポリマーの製造法はアメリカ特許第3.6
07,848号(Chro麟cekなど)に記載されて
いる。
両部分の永久連結は、種々の方法により、たとえばレン
ズ表面に適用する前、前記ポリマーの溶液中に、開始剤
、たとえば2.2′−アゾ−ビス−イソブチロニトリル
と共にモノマーHEMAを混合することによって達成さ
れ得、ここで該モノマーはまた架橋剤としても作用する
。それはまた照射により重合され得る。
HEMA及びエチレングリコールジメタクリレートの両
者は、2,2′−オキシジェタノール(ジエチレングリ
コール)又は3.6−シオキサオクタンー1.8−ジオ
ール(トリエチレングリコール)の類似する誘導体によ
り一部又は完全に交換され得る。高級グリコールは、そ
れらのメタクリレート又はアクリレートから製造された
ヒドロゲルの過剰の膨潤及び軟度のために適切でない。
もちろん、上記例は唯一の意見ではない。
その生理的無害性に関して適切である、いずれかの合成
ヒドロゲル、たとえば適切な架橋剤、たとえばN、 N
’−メチレンビスメタクリルアミドにより軽く架橋され
たアクリルアミド又はメタクリルアミドのポリマーが本
発明の目的のために使用され得、ところが前記アミドは
、l又は2個のヒドロキシル基を含む置換基により窒素
原子上で置換され得る。
上記のグリコールモノメタクリレートの他に、適切な架
橋剤はまた、溶解されたポリマーと縮合により反応する
多官能価化合物、たとえばジカルボン酸の無水物(たと
えば無水琥珀酸)又は適切なアルデヒド(たとえばホル
ムアルデヒド又はジアルデヒド)である。架橋は、縮合
触媒と共に、たとえば4−トルエンスルホン酸、また硫
酸水素カリウム及び他のものと共に、又は多価金属ハロ
ゲン化物、たとえば二塩化亜鉛の酸性縮合触媒と共に加
熱することによっても生じる。
類似する効果が、レンズの凹側上に個々の断片の形で、
適切な親水性上ツマ−と架橋剤及び重合開始剤との混合
物を適用することにより得られる。
レンズのキャリヤー光学部分はまた、軽く架橋された合
成ヒドロゲルからも製造され得る。この場合、レンズの
キャリヤー光学部分は、架橋された親水性ゲルから製造
され、そして架橋性親水性モノマー又はポリマーの溶液
が前記キャリヤ一部分の低側部上に適用され、この後、
少なくとも一部乾燥せしめられ、そして次に前記モノマ
ーがあらかじめ添加された開始剤、たとえば2゜2′−
アゾ−ビス−イソブチロニトリルにより、又は光線、た
とえば短い波長の光線による追加の照射により重合され
る。従って、初めに平面状態で、すなわち平面、たとえ
ばガラスにプレスした後、レンズのキャリヤー光学部分
を乾燥せしめることが適切である。
レンズの突出する支持部分は、40〜95%に有機材料
の膨潤を局部的に高める化学物質の作用により、有機材
料から製造されたレンズの低側部上に形成され得る。キ
ャリヤー光学部分の有機材料の膨潤を局部的に高めるそ
の物質は、アルカリ水酸化物の少なくとも5%溶液、水
酸化アンモニウムの少なくとも10%溶液、少なくとも
1.5のpuを有する二塩化亜鉛の少なくとも50%溶
液中、塩化水素の溶液、少なくとも50%の硝酸又はこ
れらの群の相互的に相溶性の物質の混合物を含んで成る
群から選択される。考えられる物質として、グリセロー
ルも含むことができる。
眼の表面及びヒドロゲルの弾性率の差異は、これまで正
確に測定され得なかったが、しかし眼の表面の弾性率よ
りも低い弾性率のヒドロゲルの存在は、膨潤され、そし
て湿潤されたヒドロゲルがレンズの移動の間、眼の表面
を刺激しない事実から容易に認識される。正確に決定さ
れ得るもう1つの基準は、表面の完全な湿潤及び平滑性
で支持部分を常に40%以上に保ち、そして従って眼の
上でレンズの滑りを可能にすべきである、生理的食塩水
中におけるヒドロゲルの膨潤能力である。
それらの異なった膨潤により減じられる両部分の結合力
を減じないために、類似する材料からの1又はそれより
も多くの中間層が、両者の主要結合部分の間に付与され
得る(アメリカ特許第3.625゜741号)。
添付図面は、底面図において、キャリヤー光学部分上及
び支持部分−?−から成るレンズの形状を第1及び第2
図に図示する。第1図は、支持部分lの個々の断片がレ
ンズの半径から同じ程度で離されているレンズを示す。
第2図のレンズは、湾曲の形状を有する支持部分−?工
の個々の断片を有し、そしてその半径からの偏向の角度
は、レンズの周囲で最大であり、そしてレンズの中心に
向かって小さくなる。
、本発明のレンズは、それが眼の全表面にそって涙の液
体の動きを可能にし、そして助けるように作用する。液
体は、支持部分の個々の断片の間のギャブを通して流れ
、そしてこれらの断片は、その完全なレンズがまぶたの
動きによりその軸の回りをある角度回転するので、眼上
でそれらの位置を連続して変化せしめる。これは、眠っ
ている間でされ続けられ、その結果、眼の表面の部分は
、リゾチームの出入を永久的に維持し、そして微生物の
ための安全な隠れ場所を形成しない。本発明のポンプ効
果が、眼上に直接固定されているレンズよりも実質的に
高い一眼の表面とレンズのキャリヤー光学部分とのギャ
ブが、まぶたによるその−時的な圧縮の後、レンズの長
い付着を妨げる。
眼は、角膜と接触する支持部分の表面が角膜の表面より
も柔らかく、そして十分に大きいので、刺激されない。
ひじょうに柔らかな膨潤ゲルは眼の表面上で良く動き、
そしてその摩擦係数は、ひじょうに薄い表面層の支持部
分が、既知の方法により、たとえば濃縮された水酸化物
溶液の短い作用及び中和、続く洗浄又はグリセロールに
よる湿潤により、及び気体の三酸化硫黄による短い接触
、続いて、たとえば、気体アンモニアによる中和及び洗
浄に、より、超親水性ゲル中に移される場合、さらに減
じられ得る。これらの両方法は、強く水和化される表面
層に結合性アニオンを形成する。
類似する効果がまた、適切な親水性モノマー、たとえば
HEMAとアクリル酸又はメタクリル酸との共重合によ
り、同時に又はその後、中和することにより、支持層を
形成することにより達成され得る。
鼾 6%エチレンジメタクリレートにより架橋されたポリ(
2−ヒドロキシエチルメタクリレート)からのコンタク
トレンズを、ガラスプレートのその凸側にプレスし、そ
してこの平らな位置で4時間空気乾燥せしめた0次に、
エチレンジメタクリレート2.4モル%と2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートとのコポリマーのメタノール性
溶液10重量%への無水琥珀酸0.1重量%の添加によ
り得られた溶液(アメリカ特許第3,607,848号
に従って調製された)を、第1図に示された形状を有す
る型板上のコンタクトレンズの内部表面に適用した。
メタノールの蒸発により乾燥せしめた後、レンズをガラ
スから取り出し、105°Cで30分間加熱し、そして
水に膨潤せしめた。次に、それを、蒸留水中、塩化ナト
リウム0.8%溶液中に貯蔵し、そして煮沸することに
より殺菌した。そのレンズは、眼の刺激、くもり及び数
日間、感染の危険性を伴わないで着用され得る。次に、
それは再び殺菌され、そして使用され得る。
肛 0°Cで無水物上ツマ−の2−ヒドロキシエチルメタク
リレート2重量%及びイソプロピルペルオキシカーボネ
ート0.1重量%と共に混合された、例1のコポリマー
240%エタノール性溶液を、レンズ凹側中に挿入され
た凸型板上のポリ(メチルメタクリレート)からのハー
ドレンズ上に適用した。レンズを有する全体のアセンブ
リイを、純粋窒素により満たされた容器中に置いた。4
0分後、そのレンズを50℃で空気中で後乾燥せしめ、
生理的食塩水中に貯蔵し、そして煮沸することにより殺
菌した。
貫ユ 無水二塩化亜鉛1重量%及び5−ヒドロキシ−3−オキ
サペンチルメタクリレート(ジエチレングリコールモノ
メタクリレート)と3−オキサペンタメチレンジメタク
リレート(ジエチレングリコールジメタクリレート)1
.2モル%との非架橋性コポリマー10重量%を無水メ
タノール中に溶解することにより調製された溶液を、レ
ンズ上に適用した。メタノールの蒸発後、レンズを65
“Cで30分間加熱し、そしてさらに前の例におけるよ
うにして加工した。
氾 支持部分の4個の断片を、メタクリルアミド6部、メタ
クリル酸2部、N、 N’メチレン−ビス−アクリルア
ミド0.08部及び2.2′ −アゾ−ビス−イソブチ
ロニトリル0.02部を含む10%メタノール性溶液と
の軽く架橋されたポリ(HEMA)からの乾燥された平
らなコンタクトレンズ上にセリオグラフィーにさリプリ
ントした。大部分のエタノールが蒸発された後、レンズ
を65°Cに60分間、不活性気体で加熱し、次に初め
にエタノール及び次に炭酸水素ナトリウム及び水の希釈
溶液により十分に洗浄し、そして最終的に生理的食塩水
により殺菌した。
第1図のパターンを、濃硫酸中、グリセロールの20%
溶液との軽(架橋されたポリ(HEMA)からの乾燥さ
れたレンズ上にセリオグラフィーにさり適用した(13
0°Cで60秒間作用せしめた)。次に、そのレンズを
、炭酸水素ナトリウムの希釈溶液により中和し、そして
十分に洗浄した。この方法により形成された支持部分は
、ひじょうになめらかな表面を有する、0.1mm厚さ
の層の強い膨潤性ゲルから成った。
■ 例5の方法をくり返した。但し、レンズの支持部分を水
酸化ナトリウムの40%溶液の適用により形成し、30
分後、カルボキシル基を中和するために、レンズを希釈
された酢酸及び次に炭酸水素ナトリウムの希釈溶液によ
り中和した0次に、それを水により洗浄し、そして殺菌
された生理的食塩水中に貯蔵した。
同時の又は追加の架橋により重合され得る、多くの親水
性モノマーが存在し、そして同業者は適切な組合せを選
択すべきである。たとえば、ビス−ヒドロキシエチルメ
タクリルアミド、メタクリル酸とトリエタノールアミン
との塩、アクリルアミド及びそのN−置換及びN−二置
換の親水性成4体、N−ビニルピロリドン及び他のN−
ビニルラクタム、等を使用することができる。同様に、
ジオレフィン及び縮合タイプの多くの架橋剤が知られて
いる。軽く架橋されたヒドロゲルを形成するそのような
すべての混合物は、本発明のコンタクトレンズの形成に
使用され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、支持部分の個々の断片がレンズの半径から同
じ程度で離されているレンズを示し;そして 第2図は、湾曲の形状を有する支持部分の個々の断片が
レンズの半径から偏向し、その角度がレンズの周囲で最
大であり、そしてレンズの中心に向かって小さくなるレ
ンズを示す。 l:キャリヤー光学部分、 2:支持部分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コンタクトレンズであって、キャリヤー光学部分及
    び眼の表面とコンタクトレンズとを媒介する親水性支持
    部分から成り、ところがこれらの両部分は異なった材料
    から製造され、ここで前記支持部分(2)はレンズの凹
    側上に突出し、そして自由にされているレンズ中央部に
    向かってレンズ周囲から導かれる少なくとも2種の独立
    した断片に分けられ、そのためにギャプが該支持部分(
    2)の個々の断片の間に存在し、そしてここで前記支持
    部分(2)が、生理的食塩水により十分に膨潤する状態
    において、40〜95%の膨潤能力を有する水膨潤性合
    成架橋ヒドロゲルから製造され、そして前記キャリヤー
    光学部分(1)が、前記支持部分(2)の弾性率より少
    なくとも2倍高い弾性率を有する透明な材料、たとえば
    ポリ(2−ヒドロキシエチルメタクリレート)(HEM
    A)又はポリ(メチルメタクリレート)から製造され、
    そしてここで前記支持部分(2)は、眼の表面とレンズ
    の非被覆キャリヤー部分(1)との間に少なくとも0.
    01mmのギャプを形成することを特徴とするコンタク
    トレンズ。 2、前記支持部分(2)の個々の断片の縦軸がレンズの
    半径から同時に偏向されている請求項1記載のコンタク
    トレンズ。 3、前記支持部分(2)の個々の断片が湾曲形状を有し
    、そして前記偏向の角度がレンズ中央に向けられた部分
    においてよりもレンズの周囲でより大きい請求項2記載
    のコンタクトレンズ。 4、請求項1記載のコンタクトレンズの製造方法であっ
    て、支持部分(2)の突出する断片が、親水性モノマー
    又はポリマーの架橋性溶液の適用によりレンズの凹側上
    に形成され、ここで該溶液は溶媒、たとえばメタノール
    又はエタノールの蒸発の後、架橋され、生理的食塩水中
    に貯蔵され、そして殺菌されることを特徴とする方法。 5、前記架橋性親水性モノマー又はポリマーの溶液を、
    ペイント又は噴霧することにより、たとえば型板の手段
    によりレンズの凹側上に適用する請求項4記載の方法。 6、前記架橋性ポリマーの溶液を、セリグラフィーによ
    りレンズの低面上に適用する請求項4記載の方法。 7、メタノール又はエタノールに溶解する、グリコール
    ジメタクリレートとグリコールメタクリレートとのコポ
    リマーを、親水性架橋性ポリマーとして使用し、ここで
    グリコールはモノ−、ジ−及びトリ−エチレングリコー
    ルとして認識されている請求項4記載の方法。 8、前記架橋を、溶媒の蒸発及び40〜110℃で架橋
    剤との反応により行なう請求項4記載の方法。 9、前記架橋剤が、遊離基を生成する開始剤、2,2′
    −アゾ−ビス−イソブチロニトリルを含むグリコールモ
    ノメタクリレートである請求項8記載の方法。 10、ジカルボン酸の無水物が架橋剤として使用される
    請求項8記載の方法。 11、多価金属ハロゲン化物、たとえば二塩化亜鉛のタ
    イプの酸性縮合触媒が架橋剤として使用される請求項8
    記載の方法。 12、前記レンズのキャリヤー光学部分(1)が、親水
    性架橋ゲルから製造され、前記架橋性親水性モノマー又
    はポリマーの溶液が、前記キャリヤー部分(1)の低面
    上に適用され、その後、それは少なくとも一部乾燥せし
    められ、そして前記モノマーがあらかじめ添加された開
    始剤、たとえば2,2′−アゾ−ビス−イソブチロニト
    リルにより、又は光線、たとえば短波の光線による追加
    の照射により重合される請求項4記載の方法。 13、前記レンズの突出する支持部分(2)の断片が、
    元の材料の膨潤能力を40〜95%に局部的に高める化
    学試薬の作用によりレンズの低面上に形成される請求項
    4記載の方法。 14、アルカリ水酸化物の少なくとも5%溶液、水酸化
    アンモニウムの少なくとも10%溶液、1.5までのp
    Hを有する二塩化亜鉛の少なくとも50%溶液中、塩化
    水素の溶液、少なくとも70%の硫酸、少なくとも96
    %リン酸、及びこれらの群からの相互的に相溶性の物質
    の混合物を含んで成る群から選択された物質が、キャリ
    ヤー光学部分(1)の有機材料の膨潤能力を局部的に高
    める試薬として使用される請求項13記載の方法。 15、前記適切な試薬がグセロールを含む請求項14記
    載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005500554A (ja) * 2000-07-28 2005-01-06 オキュラー サイエンシス インコーポレイテッド マイクロチャネルを設けたコンタクトレンズ
JP2014178685A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 Johnson & Johnson Vision Care Inc 酸素の透過性及び涙の流動性を改善させるための隆起部分を有するヒドロゲルレンズ
JPWO2013024799A1 (ja) * 2011-08-17 2015-03-05 東レ株式会社 医療デバイス、コーティング溶液の組合せおよび医療デバイスの製造方法

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