JPH01311185A - 熱媒体油組成物 - Google Patents

熱媒体油組成物

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Publication number
JPH01311185A
JPH01311185A JP63142035A JP14203588A JPH01311185A JP H01311185 A JPH01311185 A JP H01311185A JP 63142035 A JP63142035 A JP 63142035A JP 14203588 A JP14203588 A JP 14203588A JP H01311185 A JPH01311185 A JP H01311185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
tetralin
formula
parts
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63142035A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsunori Minemoto
峯元 満徳
Junichi Kubo
純一 久保
Toshio Yoshida
俊男 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Oil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Oil Corp filed Critical Nippon Oil Corp
Priority to JP63142035A priority Critical patent/JPH01311185A/ja
Publication of JPH01311185A publication Critical patent/JPH01311185A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、熱媒体油組成物に関し、詳しくは、高温にお
いて生成する変質物を著しく抑制し、長期に亙って安定
な熱媒体油組成物に関する。
[従来の技術] 熱媒体油は、間接加熱方式の熱媒体として最も一般的に
使用されている。この熱媒体油の要求性能としては、(
1)熱安定性がよく、高温での長時間使用に耐えること
、(2)比重、粘度、熱伝導度、蒸気圧などの物性値に
問題のないこと、(3)毒性のないこと、(4) m食
性のないことなどがある。 現在、1−ツユニル−1−
キシリルエタン、ジフェニル、ジフェニルエーテル、ア
ルキルベンゼン、アルキルナフタレンなどが合成熱媒体
油として広く使用されており、これらは高温において熱
分解、変質が少なく、大型装置の運転に欠くことのでき
ないものになっている。しかし、これらの油は、300
°C以上の高温で使用すると少量ではあるが多環芳香環
化合物などの変質物を生成することが明らかになった。
この変質物は高温においては熱媒体油基油に十分な溶解
性を有するが、低温になると析出し、濁り、目詰まりな
どの原因になる可能性が高かった。
本発明者らは、この変質物の生成が著しく少ない熱媒体
油を開発すべく研究を重ねた結果、特定の構造を有する
基油およびテトラリン(1,2゜3.4−テトラヒドロ
ナフタレン)を特定量含有する熱媒体油が変性物の生成
が著しく少ないことを見い出し本発明を完成するに至っ
た。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、高温使用時における変質物の生成を抑制し、
さらに長寿命の熱媒体油組成物を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本発明は、 (1)−最大 〔式中、Rt 1R2は同一でも異なっていてもよく、
それぞれ炭素数1〜5のアルキル基を示し、R3は水素
または炭素数1〜5のアルキル基を示し、albは同一
でも異なっていてもよく、それぞれ0〜5の整数を示す
〕 にて表わされる化合物より成る基油10Omm部に対し
て必須成分として (II) テトラリン0.2〜2Offi量部を添加し
て成る熱媒体油組成物を提供するものである。
以下、本発明の内容をより詳しく説明する。
本発明における(1)基油とは、−最大にて示される化
合物である。上式において、R1、R2は同一でも異な
っていてもよく、それぞれ炭素数l〜5、好ましくは炭
素数1〜2のアルキル基である。R3は水素または炭素
数I〜5のアルキル基であり、好ましくは水素またはメ
チル基である。a% bは同一でも異なっていてもよく
、それぞれ0または1〜5の整数である。好ましくはa
はosbは1〜2の整数である。上記−最大で示される
基油としての化合物は、スチレンあるいはα−メチルス
チレンなどを主成分とする芳香族ビニル化合物と、トル
エン、キシレンなどを主成分とするアルキル芳香族化合
物とのアルキル化反応により製造することができ、これ
らの製造法の詳細については、例えば特開昭47−29
351号、同53−135959号公報などに開示され
ている。
本発明の(目)テトラリンとは、式 にて表わされる1、2.3.4−テトラヒドロナフタレ
ンである。このテトラリンはナフタレンを核水素添加す
ることにより得られる。また、重版のものをそのまま使
用してもよい。この(11)テトラリンの配合量は(1
)の基油100重量部に対して0.2〜20重量部、好
ましくは1〜10重量部、さらに好ましくは2〜7重量
部である。(目)テトラリンの配合量が0.2重■部に
達しない場合は変質物生成の抑制効果が十分でな(、一
方、(++)テトラリンの配合量が20重量部を超える
場合には、熱媒体油としての性能が劣るためそれぞれ好
ましくない。
本発明の(1)の基油に(11)テトラリンを特定量配
合した熱媒体油組成物は、通常の熱媒体油に要求される
各種性能と共に、変質物の生成を抑制する効果に特に優
れているが、その性能をさらに高める目的で必要に応じ
て公知の添加剤を配合してもよい。この添加剤としては
、具体的には例えば、酸化防止剤、清浄分散剤、粘度指
数向上剤、流動点降下剤、腐食防止剤、金属不活性化剤
、さび止め剤、消泡剤、着色剤などが挙げられる。これ
ら各種添加剤の詳細は、例えば”潤滑油学会誌、第15
巻、第6号パまたは”桜井俊男編著、「石油製品添加剤
」 (幸書房)パ等に記載されている。
これら各種添加剤の合計添加量は、(1)基油100重
量部に対して10重量部以下、好ましくは5重量部以下
、さらに好ましくは3重n部以下である。
また、本発明の熱媒体油組成物は、その熱媒体油として
の各種性能や優れた変性物生成抑制効果を損ねない範囲
において、必要に応じて鉱油や公知の合成油、例えばポ
リブテン、α−オレフィンオリゴマー、アルキルベンゼ
ン、ジエステル、ポリオールエステル、ポリグリコール
、ポリフェニルエーテル、トリクレジルホスフェート、
シリコーン油、パーフルオロアルキルエーテル等の合成
油を(1)基油100重量部に対して50重量部以下、
好ましくは30重量部以下、さらに好ましくは20m全
部以下混合することができる。
[実施例コ 以下、本発明を実施例および比較例によりさらに詳しく
説明する。
(以下余白) にて表わされる1−フェニル−1−キシリルエタン10
0重量部に対してテトラリン5重量部を加えたものを内
容積+00+nlのオートクレーブを用い360℃、窒
素雰囲気下で撹拌しながら30時間放置した(実施例1
)。またテトラリンを添加しない1−フェニル−1−キ
シリルエタンについても実施例1と同様の操作を行い(
比較例1)、変質物の量を表1に示した。
表  1 (1位二重1部/l−フェニルー1−キシリルエタン 
)表1の結果から明らかなように、基油にテトラリンを
添加したものは、変質物生成量が大幅に抑制されている
。それに対してテトラリンを添加しないものは添加した
ものに比べて変質物生成量が約7倍になっている。
[発明の効果コ 以上のように、本発明の熱媒体油は変質物生成を抑える
効果に優れた熱媒体油である。
特許出願人   日本石油株式会社 、゛−11丁゛ 代 理 人   秋 元 輝 雄、 1・1・、  1
 ニノ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1、R_2は同一でも異なっていてもよく
    、それぞれ炭素数1〜5のアルキル基を示し、R_3は
    水素または炭素数1〜5のアルキル基を示し、a、bは
    同一でも異なっていてもよく、それぞれ0〜5の整数を
    示す〕 にて表わされる化合物より成る基油100重量部に対し
    て必須成分として (ii)テトラリン0.2〜20重量部 を添加して成る熱媒体油組成物。
JP63142035A 1988-06-09 1988-06-09 熱媒体油組成物 Pending JPH01311185A (ja)

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JP63142035A JPH01311185A (ja) 1988-06-09 1988-06-09 熱媒体油組成物

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63142035A JPH01311185A (ja) 1988-06-09 1988-06-09 熱媒体油組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01311185A true JPH01311185A (ja) 1989-12-15

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ID=15305856

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JP63142035A Pending JPH01311185A (ja) 1988-06-09 1988-06-09 熱媒体油組成物

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JP (1) JPH01311185A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102268237A (zh) * 2011-06-07 2011-12-07 北京燕通石油化工有限公司 气相导热油及其制备工艺

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