JPH01310923A - 窓ガラス等用の枠付ガラス体とその成型方法 - Google Patents
窓ガラス等用の枠付ガラス体とその成型方法Info
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- JPH01310923A JPH01310923A JP14129788A JP14129788A JPH01310923A JP H01310923 A JPH01310923 A JP H01310923A JP 14129788 A JP14129788 A JP 14129788A JP 14129788 A JP14129788 A JP 14129788A JP H01310923 A JPH01310923 A JP H01310923A
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C70/68—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts by incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or layers, e.g. foam blocks
- B29C70/74—Moulding material on a relatively small portion of the preformed part, e.g. outsert moulding
- B29C70/76—Moulding on edges or extremities of the preformed part
- B29C70/763—Moulding on edges or extremities of the preformed part the edges being disposed in a substantial flat plane
-
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(M東上の利用分野)
本発明は窓ガラス等用の枠付ガラス体とその成型方法、
さらに詳しくは、主として自動車や建造物の窓ガラス等
に適用される周縁部にウレタン等の合成謝脂からなる枠
体が一体成型された窓ガラス等用の枠付ガラス体とその
成型方法に関する。
さらに詳しくは、主として自動車や建造物の窓ガラス等
に適用される周縁部にウレタン等の合成謝脂からなる枠
体が一体成型された窓ガラス等用の枠付ガラス体とその
成型方法に関する。
(従来の技術)
一般に、自動車等の窓ガラスに適用されるガラス体は、
シール性や自動車等の窓枠への取付けの便宜等を考慮し
て、ガラス体本体の周縁部に合成街脂の枠体が一体成型
される。
シール性や自動車等の窓枠への取付けの便宜等を考慮し
て、ガラス体本体の周縁部に合成街脂の枠体が一体成型
される。
而して、従来この種窓ガラス等用の枠付ガラス体の成型
方法としては、例えば第4図に示すものが存在する。
方法としては、例えば第4図に示すものが存在する。
すなわち、この従来の成型方法は、金型が形成するキャ
ビティS内に注入される合成樹脂の流出を防止すべく、
被成型物たるガラス板4aの撞着側にゴム類のパツキン
8,8が夫々取着された上型1と下型2とから構成され
る装置 先ず成型物の金型への粘着を防止するために、前記上型
1及び下型2の内周面にけい素謝脂等の離型剤7を塗布
し、次に、該下型2と上型1との間にガラス板4aの縁
部を挿着した後、上型1を閉鎖して前記パッキン8.8
を該ガラス板4aに締着せしめて固定し、成型機本体よ
り射出口9を経て前記キャビティ5内に合成IM脂を注
入して枠体6が成型されていた。
ビティS内に注入される合成樹脂の流出を防止すべく、
被成型物たるガラス板4aの撞着側にゴム類のパツキン
8,8が夫々取着された上型1と下型2とから構成され
る装置 先ず成型物の金型への粘着を防止するために、前記上型
1及び下型2の内周面にけい素謝脂等の離型剤7を塗布
し、次に、該下型2と上型1との間にガラス板4aの縁
部を挿着した後、上型1を閉鎖して前記パッキン8.8
を該ガラス板4aに締着せしめて固定し、成型機本体よ
り射出口9を経て前記キャビティ5内に合成IM脂を注
入して枠体6が成型されていた。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記従来の成型方法は以下のような問題
点を有していたのである。
点を有していたのである。
(イ)すなわち、成型物の金型への粘着を防止すべく、
上型1及び下型2の内周面に離型剤7を塗布してなるた
めに、その塗布作業に手間を要し、作業性に欠けるとい
う欠点があった。
上型1及び下型2の内周面に離型剤7を塗布してなるた
めに、その塗布作業に手間を要し、作業性に欠けるとい
う欠点があった。
(0)シかも、これにより成型された枠体6の表面、さ
らにはガラス板4aの表面にも前記離型剤7が付着して
残るために、成型後に該離型剤7の脱脂作業が必要とな
り、この脱脂作業が極めて煩雑であった0 (ハ)さらに、前記離型剤7が上型1及び下型2の内周
面に均一に塗布されていない場合には、該離型剤7によ
り枠体6の表面に模様が形成されるという問題点を有し
ていたのである。
らにはガラス板4aの表面にも前記離型剤7が付着して
残るために、成型後に該離型剤7の脱脂作業が必要とな
り、この脱脂作業が極めて煩雑であった0 (ハ)さらに、前記離型剤7が上型1及び下型2の内周
面に均一に塗布されていない場合には、該離型剤7によ
り枠体6の表面に模様が形成されるという問題点を有し
ていたのである。
(0)また、一般にガラス板4aの表面は凹凸状に形成
されてなるが、合成樹脂の流出防止手段として従来の如
くパッキン8,8を使用した場合には、該パツキン8,
8の締着によって、前記凹凸状のガラス板4aの表面に
不均一な締付は力がかかり、該ガラス板4aが破損する
恐れがあった。
されてなるが、合成樹脂の流出防止手段として従来の如
くパッキン8,8を使用した場合には、該パツキン8,
8の締着によって、前記凹凸状のガラス板4aの表面に
不均一な締付は力がかかり、該ガラス板4aが破損する
恐れがあった。
(ハ)さらに、枠体6のガラス板4aとの接合部6aは
段差なく平坦に形成されることが望ましいのであるが、
上記従来の成型方法による枠体6のガラス板4aとの接
合部6aは、前記パツキン8に沿って成型されるために
、第5図に示すように該接合部6aに段差部6bが形成
されることになり、該段差部6bが作業中に汚れる恐れ
等の不都合があり、製品価値を低下せしめるという問題
点を有していたのである。
段差なく平坦に形成されることが望ましいのであるが、
上記従来の成型方法による枠体6のガラス板4aとの接
合部6aは、前記パツキン8に沿って成型されるために
、第5図に示すように該接合部6aに段差部6bが形成
されることになり、該段差部6bが作業中に汚れる恐れ
等の不都合があり、製品価値を低下せしめるという問題
点を有していたのである。
それ故、本発明は上記の如き問題点を解決するために発
明されたものであり、その目的とするところは、枠体の
後処理作業等が不要な作業性に擾れた成型手段によって
、枠体のガラス体本体との接合部を段差なく平坦に形成
された窓ガラス等用の枠付ガラス体を提供する点にある
。
明されたものであり、その目的とするところは、枠体の
後処理作業等が不要な作業性に擾れた成型手段によって
、枠体のガラス体本体との接合部を段差なく平坦に形成
された窓ガラス等用の枠付ガラス体を提供する点にある
。
(問題点を解決するための手段)
そして本発明はこのような目的を達成するために、窓ガ
ラス用等の枠付ガラス体とその成型方法としてなされた
ものであり、窓ガラス用等の枠付ガラス体としての特徴
は、ガラス体本体4と、該ガラス体本体4の周縁部に設
けられた合成樹脂製の枠体6とからなるガラス体に於い
て、前記枠体6と前記ガラス体本体4との間にフィルム
3を介在せしめて枠体6を成型することにより、該枠体
6と前記ガラス体本体4との接合部6aが段差なく平坦
に形成されてなる点にある。
ラス用等の枠付ガラス体とその成型方法としてなされた
ものであり、窓ガラス用等の枠付ガラス体としての特徴
は、ガラス体本体4と、該ガラス体本体4の周縁部に設
けられた合成樹脂製の枠体6とからなるガラス体に於い
て、前記枠体6と前記ガラス体本体4との間にフィルム
3を介在せしめて枠体6を成型することにより、該枠体
6と前記ガラス体本体4との接合部6aが段差なく平坦
に形成されてなる点にある。
また、前記枠付ガラス体の成型方法の特徴は、ガラス体
本体4の縁部に合成樹脂製の枠体6を射出成型する成型
方法に於いて、少なくとも下型2上にフィルム3を添着
せしめ、この状態で該下型2と上型1間にガラス体本体
4の縁部を挿着した後、該上型1と下型2とを前記フィ
ルム3を介して閉鎖し、その後合成樹脂を射出成型する
ことによりガラス体本体4の縁部に枠体6を成型する点
にある。
本体4の縁部に合成樹脂製の枠体6を射出成型する成型
方法に於いて、少なくとも下型2上にフィルム3を添着
せしめ、この状態で該下型2と上型1間にガラス体本体
4の縁部を挿着した後、該上型1と下型2とを前記フィ
ルム3を介して閉鎖し、その後合成樹脂を射出成型する
ことによりガラス体本体4の縁部に枠体6を成型する点
にある。
(作用)
従って、このような構成からなる窓ガラス用等の枠付ガ
ラス体は、枠体6のガラス体本体4との接合部6aには
段差なく平坦に形成されてなるために、従来の如く前記
接合部6aに段差部6bが形成されて、該段差部6aが
作業中に汚れてしまう等の不都合が生じない。
ラス体は、枠体6のガラス体本体4との接合部6aには
段差なく平坦に形成されてなるために、従来の如く前記
接合部6aに段差部6bが形成されて、該段差部6aが
作業中に汚れてしまう等の不都合が生じない。
また、上記枠付ガラス体の成型方法に於いては、下型2
上にフィルム3を添着せしめてなるために、枠体6が下
型2に粘着することがなく、従って下型2の内周面に離
型剤を塗布する必要がなくなる。
上にフィルム3を添着せしめてなるために、枠体6が下
型2に粘着することがなく、従って下型2の内周面に離
型剤を塗布する必要がなくなる。
これにより、枠体6の表面を脱脂するような煩雑な後処
理作業が省略でき、一連の成型作業が簡易且つ迅速に行
えることとなる。
理作業が省略でき、一連の成型作業が簡易且つ迅速に行
えることとなる。
しかも、上型1と下型2間にガラス体本体4の縁部を挿
着した場合に於いて、前記フィルム3がシール効果を有
するために、金型間に注入される合成(耐相の流出を適
切に防止でき、しかも該フィルム3が緩衝作用を有する
ために、これによりガラス体本体4の表面の凹凸部を吸
収した状態で上型1と下型2が閉鎖されるので、ガラス
体本体4の破損も好適に防止しうるのである。
着した場合に於いて、前記フィルム3がシール効果を有
するために、金型間に注入される合成(耐相の流出を適
切に防止でき、しかも該フィルム3が緩衝作用を有する
ために、これによりガラス体本体4の表面の凹凸部を吸
収した状態で上型1と下型2が閉鎖されるので、ガラス
体本体4の破損も好適に防止しうるのである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例について、先ず窓ガラス用等の
枠付ガラス体の成型方法の一例を図面に従って説明する
。
枠付ガラス体の成型方法の一例を図面に従って説明する
。
先ず、第1図(イ)に示すように上型1及び下型2上に
ポリプロピレン類のフィルム3を添着した後、該フィル
ム3に負圧をかけて該フィルム3を前記上型1及び下型
2上に夫々吸着する。
ポリプロピレン類のフィルム3を添着した後、該フィル
ム3に負圧をかけて該フィルム3を前記上型1及び下型
2上に夫々吸着する。
次に、第1図(0)にように略矩形状のガラス板4aの
縁部を前記上型1と下型2との間に挿入して該下型2上
に載!した後、前記上型1を下型2側に移動させて第1
図(ハ)の如く両型を閉鎖する。
縁部を前記上型1と下型2との間に挿入して該下型2上
に載!した後、前記上型1を下型2側に移動させて第1
図(ハ)の如く両型を閉鎖する。
この場合、前記フィルム3がガラス板4aの両面に密着
状態で挟持されて、該フィルム3がシール効果を有する
ために、キャビティ5内に注入される合成樹脂の流出が
適切に防止できることとなる。
状態で挟持されて、該フィルム3がシール効果を有する
ために、キャビティ5内に注入される合成樹脂の流出が
適切に防止できることとなる。
しかも、フィルム3は緩衝作用を有するために、該フィ
ルム3が前記ガラス板4aの表面の凹凸部を吸収した状
態に固定されるので、上型1と下型2との閉鎖時に於い
て、ガラス板4aの破損も好適に防止しうろこととなる
。
ルム3が前記ガラス板4aの表面の凹凸部を吸収した状
態に固定されるので、上型1と下型2との閉鎖時に於い
て、ガラス板4aの破損も好適に防止しうろこととなる
。
その後、成型機本体より射出口9を経てキャビティ5内
へウレタンを注入する。
へウレタンを注入する。
次に、第1図(ニ)のように前記上型1を逆移動させて
前記下型2から開放し、枠体6が縁部に一体成型された
ガラス板4aを取外した後に、前記ウレタンに重合接着
された前記フィルム3を剥がす。
前記下型2から開放し、枠体6が縁部に一体成型された
ガラス板4aを取外した後に、前記ウレタンに重合接着
された前記フィルム3を剥がす。
この場合に於いて、上述の如くフィルム3を介在して前
記キャビティS内でウレタンがガラス板4aに成型され
るために、該ウレタンが金型の内周面に粘着することが
ない。従って、予め離型剤7を金型の内周面に塗布する
必要がなくなるのである。この結果、枠体6の表面にも
離型剤7が付着することかないために、その脱脂作業に
要する手間も不要となり、一連の成型作業が簡易且つ迅
速に行えることとなる。
記キャビティS内でウレタンがガラス板4aに成型され
るために、該ウレタンが金型の内周面に粘着することが
ない。従って、予め離型剤7を金型の内周面に塗布する
必要がなくなるのである。この結果、枠体6の表面にも
離型剤7が付着することかないために、その脱脂作業に
要する手間も不要となり、一連の成型作業が簡易且つ迅
速に行えることとなる。
さらに、他のガラス板4aの縁部にもウレタンを同様に
して成型する。これにより、縁部にウレタンからなる枠
体6が一体成型された窓ガラス等用の枠付ガラス体の成
型が完了する。そして、この枠付ガラス体に所定の窓枠
を外嵌して窓ガラスが製作されるのである。
して成型する。これにより、縁部にウレタンからなる枠
体6が一体成型された窓ガラス等用の枠付ガラス体の成
型が完了する。そして、この枠付ガラス体に所定の窓枠
を外嵌して窓ガラスが製作されるのである。
次に、窓ガラス等用の枠付ガラス体の一実施例について
図面に従って説明する。
図面に従って説明する。
第2図に於いて、4aはガラス板を示す。6は前記ガラ
ス板4aの周縁部に一体成型されたウレタンからなる枠
体であり、該枠体6の前記ガラス板4aとの接合部6a
は第3図に示すように、段差なく平坦に形成されている
。
ス板4aの周縁部に一体成型されたウレタンからなる枠
体であり、該枠体6の前記ガラス板4aとの接合部6a
は第3図に示すように、段差なく平坦に形成されている
。
従って、以上の構成からなる窓ガラス等用の枠付ガラス
体に於いては、枠体6のガラス板4aとの接合部6aは
段差なく平坦に形成されてなるために、従来の如く該接
合部6aに段差部6bが形成されて、該段差部6bが作
業中に汚れ、製品価値を低下させる等の不都合がなくな
るのである。
体に於いては、枠体6のガラス板4aとの接合部6aは
段差なく平坦に形成されてなるために、従来の如く該接
合部6aに段差部6bが形成されて、該段差部6bが作
業中に汚れ、製品価値を低下させる等の不都合がなくな
るのである。
尚、上記実施例に於いては、上型1と下型2の双方にフ
ィルム3を添着したために、上述のような好ましい利点
が得られたが、フィルム3は少なくとも下型2上に添着
すればよく、この場合には上型1にパツキン8を取着し
て成型することになる。これにより成型される枠体6の
一面側のガラス板4aとの接合部には段差部が形成され
ることとなるが、この場合には該−面側を窓ガラスの外
側に使用すればよい。
ィルム3を添着したために、上述のような好ましい利点
が得られたが、フィルム3は少なくとも下型2上に添着
すればよく、この場合には上型1にパツキン8を取着し
て成型することになる。これにより成型される枠体6の
一面側のガラス板4aとの接合部には段差部が形成され
ることとなるが、この場合には該−面側を窓ガラスの外
側に使用すればよい。
また、該実施例に於いては、フィルム3に負圧をかけて
該フィルム3を金型上に吸着したが、この具体的な吸着
手段は問うものではない。
該フィルム3を金型上に吸着したが、この具体的な吸着
手段は問うものではない。
さらに、上記実施例に於いては、フィルム3としてポリ
プロピレン類のものを使用したが、該フィルム3の材質
は決してこれに限定されず、例えば塩化ビニルやポリエ
チレン類等のフィルムを使用してもよい。要は、熱可塑
性謝脂からなるフィルムであればよい。この際、厚みの
あるフィルムを使用すれば、上記シール効果が一層向上
することになる。
プロピレン類のものを使用したが、該フィルム3の材質
は決してこれに限定されず、例えば塩化ビニルやポリエ
チレン類等のフィルムを使用してもよい。要は、熱可塑
性謝脂からなるフィルムであればよい。この際、厚みの
あるフィルムを使用すれば、上記シール効果が一層向上
することになる。
また、枠体6の表面に所定の模様を形成したい場合には
、フィルム3として転写フィルムを使用すればよく、さ
らに該フィルムに塗料を塗布して枠体6の表面に彩色す
ることも可能である。
、フィルム3として転写フィルムを使用すればよく、さ
らに該フィルムに塗料を塗布して枠体6の表面に彩色す
ることも可能である。
また、ガラスに成型する合成樹脂の種類は、上記実施例
の如くウレタンに限定されず、その他熱可塑性謝脂にも
適用できる。
の如くウレタンに限定されず、その他熱可塑性謝脂にも
適用できる。
さらに、該実施例に於いては、略矩形状のガラス板4a
に枠体6を成型したが、被成型物たるガラス体本体4の
具体的な形状も問うものではない。
に枠体6を成型したが、被成型物たるガラス体本体4の
具体的な形状も問うものではない。
その他、本発明に係る枠付ガラス体の用途は、窓ガラス
に限定されるものではなく、具体的な使用用途は問わな
い。
に限定されるものではなく、具体的な使用用途は問わな
い。
(発明の効果)
(イ)叙上の様に、本発明の窓ガラス用等の枠付ガラス
体は、枠体のガラス体本体との接合部は段差なく平坦に
形成されてなるために、従来の如く該接合部に段差部が
形成されて、該段差部が作業中に汚れ、製品価値を低下
させてしまう等の不都合がなくなるのである。
体は、枠体のガラス体本体との接合部は段差なく平坦に
形成されてなるために、従来の如く該接合部に段差部が
形成されて、該段差部が作業中に汚れ、製品価値を低下
させてしまう等の不都合がなくなるのである。
(ロ)また、本発明はガラス体本体の縁部に合成樹脂製
の枠体を射出成型するガラス体の成型方法に於いて、少
なくとも下型上にフィルムを添着せしめてなるために、
該フィルムを介在してキャビティ内で合成樹脂が成型さ
れることになる。
の枠体を射出成型するガラス体の成型方法に於いて、少
なくとも下型上にフィルムを添着せしめてなるために、
該フィルムを介在してキャビティ内で合成樹脂が成型さ
れることになる。
従って、成型後に枠体が下型に粘着することがなく、よ
って従来のように下型の内周面に離型剤を塗布する必要
がなくなる。その結果、枠体の表面を脱脂するような煩
雑な後処理作業の必要がなくなり、一連の成型作業を迅
速且つ簡易に行えることとなる。
って従来のように下型の内周面に離型剤を塗布する必要
がなくなる。その結果、枠体の表面を脱脂するような煩
雑な後処理作業の必要がなくなり、一連の成型作業を迅
速且つ簡易に行えることとなる。
(ハ)しかも、上型と下型間にガラス体本体の周縁部を
挿着した場合に於いて、前記フィルムがガラス体本体の
下面に密着状態で挾持されて、該フィルムがシール効果
を有するために、キャビティ内に注入される合成樹脂の
流出が適切に防止でき、従来の如く上型及び下型にパツ
キンを取着する必要がなくなる。
挿着した場合に於いて、前記フィルムがガラス体本体の
下面に密着状態で挾持されて、該フィルムがシール効果
を有するために、キャビティ内に注入される合成樹脂の
流出が適切に防止でき、従来の如く上型及び下型にパツ
キンを取着する必要がなくなる。
(ニ)さらに、上型と下型との閉鎖時に於いて、前記フ
ィルムが緩衝作用を有するために、該フィルムがガラス
体本体の表面の凹凸部を吸収して固定されるので、ガラ
ス体本体の破損も好適に防止しうろこととなる。
ィルムが緩衝作用を有するために、該フィルムがガラス
体本体の表面の凹凸部を吸収して固定されるので、ガラ
ス体本体の破損も好適に防止しうろこととなる。
第1図乃至第3図は本発明の窓ガラス等用の枠付ガラス
体の成型方法に一実施例を示し、第1図(イ)は金型上
にフィルムを添着した状態を示す一部正面断面図、同図
(0)はガラス体本体の金型への挿着工程を示す一部正
面断面図、同図(ハ)は金型にてガラス体本体を固定し
た状態を示す一部正面断面図、同図(ニ)は縁部に合成
樹脂が成型されたガラス体の一部正面断面図、第2図は
窓ガラス等用の枠付ガラス体の一実施例を示す概略斜視
図、第3図は第2図のA−A線断面図。 第4図及び第5図は従来例を示し、第4図は成型方法の
概略正面断面図、第5図はガラス体の概略断面図。 1・・・上型 2・・・下型3・・・フィル
ム 4・・・ガラス体本体6・・・枠体
6a・・・接合部出願人 遠来 浩之
体の成型方法に一実施例を示し、第1図(イ)は金型上
にフィルムを添着した状態を示す一部正面断面図、同図
(0)はガラス体本体の金型への挿着工程を示す一部正
面断面図、同図(ハ)は金型にてガラス体本体を固定し
た状態を示す一部正面断面図、同図(ニ)は縁部に合成
樹脂が成型されたガラス体の一部正面断面図、第2図は
窓ガラス等用の枠付ガラス体の一実施例を示す概略斜視
図、第3図は第2図のA−A線断面図。 第4図及び第5図は従来例を示し、第4図は成型方法の
概略正面断面図、第5図はガラス体の概略断面図。 1・・・上型 2・・・下型3・・・フィル
ム 4・・・ガラス体本体6・・・枠体
6a・・・接合部出願人 遠来 浩之
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ガラス体本体4と、該ガラス体本体4の周縁部に設
けられた合成樹脂製の枠体6とからなるガラス体に於い
て、前記枠体6と前記ガラス体本体4との間にフィルム
3を介在せしめて枠体6を成型することにより、該枠体
6と前記ガラス体本体4との接合部6aが段差なく平坦
に形成されてなることを特徴とする窓ガラス等用の枠付
ガラス体。 2、ガラス体本体4の縁部に合成樹脂製の枠体6を射出
成型する成型方法に於いて、少なくとも下型2上にフィ
ルム3を添着せしめ、この状態で該下型2と上型1間に
ガラス体本体4の縁部を挿着した後、該上型1と下型2
とを前記フィルム3を介して閉鎖し、その後合成樹脂を
射出成型することによりガラス体本体4の縁部に枠体6
を成型することを特徴とする窓ガラス等用の枠付ガラス
体の成型方法。 3、前記フィルム3が転写フィルムである特許請求の範
囲第2項記載の窓ガラス等用の枠付ガラス体の成型方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14129788A JPH01310923A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 窓ガラス等用の枠付ガラス体とその成型方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14129788A JPH01310923A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 窓ガラス等用の枠付ガラス体とその成型方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01310923A true JPH01310923A (ja) | 1989-12-15 |
Family
ID=15288608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14129788A Pending JPH01310923A (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | 窓ガラス等用の枠付ガラス体とその成型方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01310923A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110256327A1 (en) * | 2010-04-20 | 2011-10-20 | Kevin Mundt | System and Method for Manufacture of Information Handling System Laminated Housings |
CN106626228A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-05-10 | 泰德兴精密电子(昆山)有限公司 | 玻璃塑胶的成型工艺 |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP14129788A patent/JPH01310923A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110256327A1 (en) * | 2010-04-20 | 2011-10-20 | Kevin Mundt | System and Method for Manufacture of Information Handling System Laminated Housings |
US8353996B2 (en) * | 2010-04-20 | 2013-01-15 | Dell Products L.P. | System and method for manufacture of information handling system laminated housings |
CN106626228A (zh) * | 2016-12-07 | 2017-05-10 | 泰德兴精密电子(昆山)有限公司 | 玻璃塑胶的成型工艺 |
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