JPH0130954Y2 - - Google Patents

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JPH0130954Y2
JPH0130954Y2 JP13374184U JP13374184U JPH0130954Y2 JP H0130954 Y2 JPH0130954 Y2 JP H0130954Y2 JP 13374184 U JP13374184 U JP 13374184U JP 13374184 U JP13374184 U JP 13374184U JP H0130954 Y2 JPH0130954 Y2 JP H0130954Y2
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bathtub
side wall
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lid support
lid
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JP13374184U
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は浴槽の構造に関するものであり、さら
に詳しくは、フタを置く部分に改良を加えた浴槽
に関するものである。
「従来の技術」 お湯を効率よく沸すために浴槽にフタをするこ
とは当然のことである。このため従来は、フタを
載せやすいように浴槽の側壁の厚みを大きくとる
ことによりこの問題に対処していた。従つて、浴
槽の外形寸法の大きさに比較して、浴槽内のスペ
ースは小さなものとなつていた。第2図は従来の
浴槽を示す斜視図であり、浴槽側壁2の厚みt2
50mmもあるため外形寸法L3×L4が900mm×700mm
であるのに対し浴槽内寸法L3′×L4′は800mm×600
mmとなつてしまう。
「考案が解決しようとする問題点」 従来の浴槽では浴槽側壁の厚みを大きくとつて
いるため、その分だけ浴槽内のスペースが小さく
なるという問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 浴槽側壁の厚みの全部を薄くした。そして、フ
タを載せる部分は、浴槽側壁の上端に別途に取付
けることとした。
「作用」 浴槽側壁の厚みの全部を薄くすることにより、
浴槽の外形寸法が同じであつても浴槽側壁の厚み
が小さくなつた分だけ浴槽内のスペースを広くす
ることができる。そして、これにより予想される
浴槽のフタを確実に載せることに対する困難さを
解決するため、浴槽側壁上端に浴槽フタ支持部材
を取付けることとした。
「実施例」 以下に本考案をその実施例に基づいて説明す
る。第1図は本考案浴槽を示す斜視図であり、第
3図は第1図におけるA−A′部を示す一部断面
図である。第1図において本考案に係る浴槽1
は、厚みの薄い浴槽側壁2を有し、対向する2つ
の浴槽側壁2の内側上端に該浴槽側壁2と上面を
同一平面上にして、該浴槽側壁2と垂直に取付け
られた浴槽フタ支持部材3よりなる。浴槽側壁2
の厚みt1は20mmであり、浴槽外形寸法L1×L2
900mm×700mmであるのに対し浴槽内寸法L1′×
L2′は860mm×660mmとなる。浴槽フタ支持部材3
は浴槽側壁内側と接する側の長さが600mm、それ
に対向する側の長さが500mm、幅が50mmの台形状
をした、厚みが20mmの板状体であり、浴槽側壁2
の中央に取付けられている。浴槽フタ支持部材3
は、第3図に示すように浴槽側壁内側上端2bに
夫々の上面2aと3aとが同一平面になるように
接し、耐熱性でかつ耐水性を有する接着剤で固定
してある。なお、浴槽1及び浴槽フタ支持部材3
共に材質はFRPを用いた。
浴槽1、浴槽フタ支持部材3の材質としては、
FRPに限られることはなく、ステンレス等の金
属あるいは木材等を用いることに何の支障もな
い。
浴槽側壁2の厚みとしては小さい方が好ましい
が、構造的な問題等から制約を受けるため、10mm
以上は必要であろう。
浴槽フタ支持部材3の大きさ、形状について
は、特に限定されないが、入浴時に邪魔にならな
い程度であり、フタを載せるのに支障のない大き
さ、形状であればよい。また、浴槽フタ支持部材
3の取付け位置は浴槽側壁2の上端であり、浴槽
フタ支持部材3の上面と浴槽側壁2の上面とが同
一平面になるようにする必要がある。ただし、浴
槽側壁2全体にわたり浴槽フタ支持部材3を取付
ける場合は、浴槽側壁2の上に取付けることも可
能である。
浴槽1への浴槽フタ支持部材3の固定方法は、
耐熱性、耐水性を有する接着剤による方法の他
に、ビス等による機械的固定法、あるいは、接着
剤とビスとの併用等も考えられる。
「考案の効果」 このように本考案に係る浴槽1は、外形寸法は
従来のものと同じでも、浴槽側壁2の厚みが小さ
くなる分だけ浴槽内寸法は大きくなる。これを具
体的数値で表すと、浴槽外形寸法が900mm×700mm
の場合、本考案の実施例であげた浴槽は浴槽内寸
法が860mm×660mmであり、従来例であげた浴槽で
は800mm×600mmである。浴槽の深さを同じである
として、浴槽内容積を比較すると本考案に係る浴
槽は従来の浴槽の約1.18倍であり、20%近くの内
容積が増加することになる。また、外形寸法が
600mm×600mmの場合、浴槽側壁の厚みが従来の50
mmから20mmに変わることにより、浴槽内容積は約
25%増加することになる。
このように本考案に係る浴槽では、外形寸法が
同じであつても浴槽内のスペースは、20%前後の
増加を示すため、小さなスペースの浴室であつて
も、ゆつたりと入浴できる浴槽を設置できるよう
になる。また、浴槽フタ支持部材を設けることに
より、浴槽フタを確実に浴槽に密着させることが
可能となり、お湯を効率よく沸すことには何の支
障も生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図。第2図
は従来の浴槽を示す斜視図。第3図は第1図にお
けるA−A部を示す一部断面図。 1……浴槽、2……浴槽側壁、3……浴槽フタ
支持部材、4……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽の側壁のうち相対向する一対の2側壁にの
    み浴槽フタ支持部材を設けた浴槽であつて、該支
    持部材は、該側壁の上部から水平に浴槽内方に突
    設されており、かつ該支持部材は、該側壁の長手
    方向中央部分にのみ設けられていることを特徴と
    する浴槽。
JP13374184U 1984-09-03 1984-09-03 浴槽 Granted JPS6147885U (ja)

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JP13374184U JPS6147885U (ja) 1984-09-03 1984-09-03 浴槽

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JP13374184U JPS6147885U (ja) 1984-09-03 1984-09-03 浴槽

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Publication Number Publication Date
JPS6147885U JPS6147885U (ja) 1986-03-31
JPH0130954Y2 true JPH0130954Y2 (ja) 1989-09-21

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ID=30692274

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JPS6147885U (ja) 1986-03-31

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