JPH01308547A - 管腔内レーザ手術装置 - Google Patents
管腔内レーザ手術装置Info
- Publication number
- JPH01308547A JPH01308547A JP63138763A JP13876388A JPH01308547A JP H01308547 A JPH01308547 A JP H01308547A JP 63138763 A JP63138763 A JP 63138763A JP 13876388 A JP13876388 A JP 13876388A JP H01308547 A JPH01308547 A JP H01308547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- laser
- catheter
- lumen
- laser beam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 26
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 25
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 20
- 230000003902 lesion Effects 0.000 claims abstract description 19
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims abstract description 9
- 238000001839 endoscopy Methods 0.000 claims description 8
- 238000002430 laser surgery Methods 0.000 claims description 8
- 238000005286 illumination Methods 0.000 abstract description 9
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 abstract description 8
- 239000008280 blood Substances 0.000 abstract description 6
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 abstract description 6
- 238000002189 fluorescence spectrum Methods 0.000 abstract description 4
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 abstract description 4
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 230000023597 hemostasis Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 4
- 230000000740 bleeding effect Effects 0.000 description 4
- 230000010339 dilation Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 3
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 3
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 description 2
- 206010002091 Anaesthesia Diseases 0.000 description 1
- 206010003210 Arteriosclerosis Diseases 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000037005 anaesthesia Effects 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 208000011775 arteriosclerosis disease Diseases 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 1
- 210000004351 coronary vessel Anatomy 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 150000004820 halides Chemical class 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 230000002439 hemostatic effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000002504 physiological saline solution Substances 0.000 description 1
- 230000002980 postoperative effect Effects 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 238000004611 spectroscopical analysis Methods 0.000 description 1
- 238000010183 spectrum analysis Methods 0.000 description 1
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 1
- 238000001356 surgical procedure Methods 0.000 description 1
- 230000003685 thermal hair damage Effects 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 210000003708 urethra Anatomy 0.000 description 1
- 229940088594 vitamin Drugs 0.000 description 1
- 229930003231 vitamin Natural products 0.000 description 1
- 235000013343 vitamin Nutrition 0.000 description 1
- 239000011782 vitamin Substances 0.000 description 1
- 150000003722 vitamin derivatives Chemical class 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、管腔内レーザ手術装置に関し、より詳しく
は、レーザ光を用いて血管や尿道等の生体管腔内の病変
部を除去する管腔内レーザ手術装置に関する。
は、レーザ光を用いて血管や尿道等の生体管腔内の病変
部を除去する管腔内レーザ手術装置に関する。
〈従来の技術と発明が解決しようとする課題〉従来より
、例えば動脈硬化による血管の狭窄若しくは閉塞、又は
血栓の形成等を除去する治療方法が種々開発されている
。
、例えば動脈硬化による血管の狭窄若しくは閉塞、又は
血栓の形成等を除去する治療方法が種々開発されている
。
その治療方法の一つとして、YAGレーザ、アルゴンレ
ーザ、エキシマレーザ等のレーザ光を直接病変部に照射
して病変部を蒸散させる治療技術が知られている。
ーザ、エキシマレーザ等のレーザ光を直接病変部に照射
して病変部を蒸散させる治療技術が知られている。
この治療技術においては、ガイド用カテーテルを病変部
まで挿入して、診断および治療に必要なファイバ、チュ
ーブ類を交互に挿入していた。さらに詳述すると、例え
ば、血管中の病変部を治療するには、まず、内視用光フ
ァイバおよび照明用光ファイバを挿入し、カテーテル先
端部に設けた止血・固定用バルーンを膨張させて止血し
4使用レーザ光の波長域で損失の少ない液体(フラッシ
ュ液)を送り込み、血液と置換して視界を透明にした状
態で血管内の状態を画面に写し出し、病変部に出会うと
、内祝を中止し、レーザ光照射用ファイバと入替え、こ
の状態でレーザ光を照射し病変部を除去している。
まで挿入して、診断および治療に必要なファイバ、チュ
ーブ類を交互に挿入していた。さらに詳述すると、例え
ば、血管中の病変部を治療するには、まず、内視用光フ
ァイバおよび照明用光ファイバを挿入し、カテーテル先
端部に設けた止血・固定用バルーンを膨張させて止血し
4使用レーザ光の波長域で損失の少ない液体(フラッシ
ュ液)を送り込み、血液と置換して視界を透明にした状
態で血管内の状態を画面に写し出し、病変部に出会うと
、内祝を中止し、レーザ光照射用ファイバと入替え、こ
の状態でレーザ光を照射し病変部を除去している。
ところが、この様な方法では、レーザ照射に際して、病
変部を観察することが不可能であるため、正確に照射で
きたかどうかを確認することはできなかった。
変部を観察することが不可能であるため、正確に照射で
きたかどうかを確認することはできなかった。
そこで、内祝用光ファイバ、照明用光ファイバ、レーザ
光照射用ファイバ、フラッシュ液供給用チューブ等を内
装したカテーテルを用い、病変部をモニタしなからレー
ザ光を照射することができる管腔内レーザ手術装置が考
えられている。
光照射用ファイバ、フラッシュ液供給用チューブ等を内
装したカテーテルを用い、病変部をモニタしなからレー
ザ光を照射することができる管腔内レーザ手術装置が考
えられている。
しかし、この装置によると、カテーテルの外径が太くな
ることから、細い管腔には使用することができないとい
う問題があった。
ることから、細い管腔には使用することができないとい
う問題があった。
この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、カ
テーテルの細径化を図ることができる管腔内レーザ手術
装置を提供することを目的とする。
テーテルの細径化を図ることができる管腔内レーザ手術
装置を提供することを目的とする。
く課題を鋳状するための手段〉
上記目的を達成するためのこの発明の管腔内レーザ手術
装置としては、レーザ光で発光する発光性物質を上記フ
ラッシュ液導通孔を通して管腔内に放射する発光性物質
放射手段を具備するものである。
装置としては、レーザ光で発光する発光性物質を上記フ
ラッシュ液導通孔を通して管腔内に放射する発光性物質
放射手段を具備するものである。
く作用〉
上記の構成の管腔内レーザ手術装置によれば、発光性物
質放射手段によって、フラッシュ液導通孔を通して管腔
内に発光性物質を放射し、レーザ光によってこれを発光
させて、管腔内を照明することができる。
質放射手段によって、フラッシュ液導通孔を通して管腔
内に発光性物質を放射し、レーザ光によってこれを発光
させて、管腔内を照明することができる。
〈実施例〉
次いで、この発明の実施例について図を参照しながら以
下に説明する。
下に説明する。
本実施例の血管内レーザ手術装置は、第1図に示すよう
に、レーザ装置(1)と、内祝用ファイバとその先端対
物光学系、フラッシュ液導通孔、バルーン拡張液厚通孔
、レーザ光照射用ファイバ、および先端部コントロール
ワイヤを備えた手術用カテーテル(2)と、内規画像の
形態表示および蛍光スペクトル分析表示、画像データの
記録等を行う画像・スペクトル診断装置(3)と、イン
ターフェイス部(4)、レーザ装置(1)等の駆動を制
御する駆動制御部(5)とを有するものである。なお、
(6)はカテーテル(2の先端部に設けられた止血・固
定用のバルーン、(7)は生体の所定部に貼付された電
極に生じた電位信号の異常を監視している監視装置であ
る。
に、レーザ装置(1)と、内祝用ファイバとその先端対
物光学系、フラッシュ液導通孔、バルーン拡張液厚通孔
、レーザ光照射用ファイバ、および先端部コントロール
ワイヤを備えた手術用カテーテル(2)と、内規画像の
形態表示および蛍光スペクトル分析表示、画像データの
記録等を行う画像・スペクトル診断装置(3)と、イン
ターフェイス部(4)、レーザ装置(1)等の駆動を制
御する駆動制御部(5)とを有するものである。なお、
(6)はカテーテル(2の先端部に設けられた止血・固
定用のバルーン、(7)は生体の所定部に貼付された電
極に生じた電位信号の異常を監視している監視装置であ
る。
第2図は、カテーテル(2)の断面図であり、内視用フ
ァイバ(21)およびレーザ光照射用ファイバ(24)
を束ねて、結束用媒体(26)中に固着させ、フラッシ
ュ液導通孔(22)、バルーン拡張液厚通孔(23)、
先端部コントロールワイヤ(25)をそれぞれ形成し、
表面を薄膜で被覆したものである。
ァイバ(21)およびレーザ光照射用ファイバ(24)
を束ねて、結束用媒体(26)中に固着させ、フラッシ
ュ液導通孔(22)、バルーン拡張液厚通孔(23)、
先端部コントロールワイヤ(25)をそれぞれ形成し、
表面を薄膜で被覆したものである。
なお、上記内視用ファイバ(21)・およびレーザ光照
射用ファイバ(24)は、必ずしも結束用媒体(2B)
中に固着されたものでなくともよく、当該媒体く2B)
の中に適当な挿通孔を設けて、これらのファイバ(21
) (24)を挿通自在な構造としてもよい。
射用ファイバ(24)は、必ずしも結束用媒体(2B)
中に固着されたものでなくともよく、当該媒体く2B)
の中に適当な挿通孔を設けて、これらのファイバ(21
) (24)を挿通自在な構造としてもよい。
内視用ファイバ(21)は、特に、高画質化を達成する
ため、分散の少ない材料が用いられているとともに両端
光学系の高精度化が達成されている。
ため、分散の少ない材料が用いられているとともに両端
光学系の高精度化が達成されている。
レーザ光照射用ファイバ(24)は紫外光を高エネルギ
ー密度、低損失で伝送できるものであり、石英等の透過
性に優れた材料を用いるとともに、端面での発熱を押さ
えるために端面の高精度化処理を行っている。先端部コ
ントロールワイヤ(25)は、カテーテル■の先端部を
病変部に対向させるべく後述のカテーテルコントローラ
(43)により病変部へ誘導されるものである。
ー密度、低損失で伝送できるものであり、石英等の透過
性に優れた材料を用いるとともに、端面での発熱を押さ
えるために端面の高精度化処理を行っている。先端部コ
ントロールワイヤ(25)は、カテーテル■の先端部を
病変部に対向させるべく後述のカテーテルコントローラ
(43)により病変部へ誘導されるものである。
第3図は、上記レーザ装置(1)、インターフェイス部
(4)、駆動制御部(5)、画像装置(3)、および監
視装置(7)の詳細を図示したものである。レーザ装置
(1)は、レーザ出力制御部(11)とレーザ発振部(
12)とからなり、レーザ出力制御部(11)はレーザ
発振部(12)から出射されるレーザ光のパワーおよび
パルス間隔を調節する。レーザ発振部(12)は、Xe
Cl 、 K r F r A r F 等の希ガスハ
ライドのパルス発振エキシマレーザからなる。なお、(
13)は出射したレーザ光を導光ファイバ(24)に結
合させるための結合部を示し、損失の少ない微小光学系
よりなるものである。
(4)、駆動制御部(5)、画像装置(3)、および監
視装置(7)の詳細を図示したものである。レーザ装置
(1)は、レーザ出力制御部(11)とレーザ発振部(
12)とからなり、レーザ出力制御部(11)はレーザ
発振部(12)から出射されるレーザ光のパワーおよび
パルス間隔を調節する。レーザ発振部(12)は、Xe
Cl 、 K r F r A r F 等の希ガスハ
ライドのパルス発振エキシマレーザからなる。なお、(
13)は出射したレーザ光を導光ファイバ(24)に結
合させるための結合部を示し、損失の少ない微小光学系
よりなるものである。
インターフェイス部(4)は、上記フラッシュ液導通孔
(22)に螢光液(例えばHp D、ビタミンBz)等
のレーザ照射で発光可能な発光性物質を供給する発光性
物質供給手段(41)、バルーン拡張液(421)
(例えば生理食塩水)とフラッシュ液(422) (
使用レーザの波長域で損失の少ない液体)とを、それぞ
れバルーン拡張液厚通孔(23)、フラッシュ液導通孔
(22)に送り込む血液排除機構(42)、およびコン
トロールワイヤ(25)を操作する操作機構を有するカ
テーテルコントローラ(43)からなり、それぞれ駆動
制御部(5)により制御される。すなわち、駆動制御部
(5)は、上記カテーテルコントローラ(43)を駆動
してカテーテル■を所望の部位に到達させ、発光性物質
供給手段(41)および血液排除機構(42)の0N1
0FFおよび調整を行なう。これとともに、駆動制御部
(5)は、レーザ出力制御部(11)に対して制御信号
を送り、レーザ出力の0N10FFおよびパワー制御を
も行う。なお、駆動制御部(5)自体の操作は、画像装
置(3)をモニタしている人間が行うようにしてもよく
、あるいはマイクロコンピュータ等を内蔵して、画像装
置(3)から供給される所定の信号に基づき所定の命令
信号を生成し自動的に行うようにしても工い。人間が行
う場合、遠隔制御装置(51)によって例えば手術台か
らコントロールするようにしてもよい。
(22)に螢光液(例えばHp D、ビタミンBz)等
のレーザ照射で発光可能な発光性物質を供給する発光性
物質供給手段(41)、バルーン拡張液(421)
(例えば生理食塩水)とフラッシュ液(422) (
使用レーザの波長域で損失の少ない液体)とを、それぞ
れバルーン拡張液厚通孔(23)、フラッシュ液導通孔
(22)に送り込む血液排除機構(42)、およびコン
トロールワイヤ(25)を操作する操作機構を有するカ
テーテルコントローラ(43)からなり、それぞれ駆動
制御部(5)により制御される。すなわち、駆動制御部
(5)は、上記カテーテルコントローラ(43)を駆動
してカテーテル■を所望の部位に到達させ、発光性物質
供給手段(41)および血液排除機構(42)の0N1
0FFおよび調整を行なう。これとともに、駆動制御部
(5)は、レーザ出力制御部(11)に対して制御信号
を送り、レーザ出力の0N10FFおよびパワー制御を
も行う。なお、駆動制御部(5)自体の操作は、画像装
置(3)をモニタしている人間が行うようにしてもよく
、あるいはマイクロコンピュータ等を内蔵して、画像装
置(3)から供給される所定の信号に基づき所定の命令
信号を生成し自動的に行うようにしても工い。人間が行
う場合、遠隔制御装置(51)によって例えば手術台か
らコントロールするようにしてもよい。
画像装置(3)は、内視用ファイバ(21)から出力さ
れた画像光を分割する分割光学系(31)、分割された
一方の光をCODスキャナで受像する受像部(32)、
分割された他方の光の蛍光スペクトル成分を取得するス
ペクトル分光分析部(33)、ならびに、受像部(32
)およびスペクトル分光分析部(33)の出力を補正処
理する画像処理装置(34)、処理された画像信号をテ
レビ画面に写し出すモニタテレビ(35)および画像を
記録するV T R(3B)からなる。
れた画像光を分割する分割光学系(31)、分割された
一方の光をCODスキャナで受像する受像部(32)、
分割された他方の光の蛍光スペクトル成分を取得するス
ペクトル分光分析部(33)、ならびに、受像部(32
)およびスペクトル分光分析部(33)の出力を補正処
理する画像処理装置(34)、処理された画像信号をテ
レビ画面に写し出すモニタテレビ(35)および画像を
記録するV T R(3B)からなる。
監視装置(7)は、生体所定部に貼付された電極からの
電圧信号を読み取る心電計(71)と、心電計(71)
の出力信号に基づき、出力信号の異常(例えばTなみの
変化、周期の不整等)を判定し、異常時には、駆動制御
部(5)に対してバルーン拡張液を吸引させる命令信号
を供給する判定装置(72)とから構成される。なお、
判定装置(72)は駆動制御部(5)に内蔵されていて
もよく、駆動制御部(5)がマイクロコンピュータを有
するものであればさらに好適である。
電圧信号を読み取る心電計(71)と、心電計(71)
の出力信号に基づき、出力信号の異常(例えばTなみの
変化、周期の不整等)を判定し、異常時には、駆動制御
部(5)に対してバルーン拡張液を吸引させる命令信号
を供給する判定装置(72)とから構成される。なお、
判定装置(72)は駆動制御部(5)に内蔵されていて
もよく、駆動制御部(5)がマイクロコンピュータを有
するものであればさらに好適である。
次に、上記管腔内レーザ手術装置の操作手順の一例を説
明する。まず、カテーテル挿入部位の消毒、麻酔、投薬
等の術前処理を行なった後、駆動制御部(5)を通して
カテーテルコントローラ(43)を駆動し、カテーテル
(2を所定の血管(例えば冠状動脈)内へ誘導する。そ
して、バルーン拡張液(421)をバルーン拡張液厚通
孔(23)に送り込んで、バルーン(6)を膨らませて
止血し、かつバルーン(6)によりカテーテル(2)の
先端部を血管内に固定するとともに、発光性物質供給手
段(41)によって、発光性物質(411)を管腔内に
放射する。その後進やかにフラッシュ液導通孔(22)
にフラッシュ液(422)を送り込み、止血した部位よ
り下流側の血液を置換して透明にする。次いで、レーザ
装置(1)を駆動して組織の蒸散が起こらない程度のパ
ワーでもってレーザ光を照射する。これによって、上記
発光性物質を発光させて管腔内を照明することができる
。そして、モニタテレビ(35)で観察し、内視用ファ
イバ(21)を通して得られる螢光スペクトルをスペク
トル分光分析器(33)を通してスペクトル観測するこ
とにより病変部を診断し、病変部がなければバルーン(
6)を収縮させて血流を回復し、カテーテルロを他の部
位に進める。病変部があれば、レーザ装置(1)を駆動
して組織を蒸散させ得るパワーでもってレーザ光を照射
し、病変部を破壊する。レーザ光は、生体組織の吸収が
大きい紫外を使用し、しかもピークパワーの大きいパル
ス光を用いるので、光が一度に生体組織深部まで浸透せ
ず、また、照射部周辺へ熱損傷が及ぶ範囲を限局できる
ため、きめ細かな、かつ精度のよい治療が行える。この
際、レーザ光を照射した直後において直ちに内祝用ファ
イバズ21)を用いてモニタテレビ(35)を見たり、
スペクトル診断を行なったりすることができるので、破
壊が完全に行われたかそうでないかを速やかに判断する
ことができる。
明する。まず、カテーテル挿入部位の消毒、麻酔、投薬
等の術前処理を行なった後、駆動制御部(5)を通して
カテーテルコントローラ(43)を駆動し、カテーテル
(2を所定の血管(例えば冠状動脈)内へ誘導する。そ
して、バルーン拡張液(421)をバルーン拡張液厚通
孔(23)に送り込んで、バルーン(6)を膨らませて
止血し、かつバルーン(6)によりカテーテル(2)の
先端部を血管内に固定するとともに、発光性物質供給手
段(41)によって、発光性物質(411)を管腔内に
放射する。その後進やかにフラッシュ液導通孔(22)
にフラッシュ液(422)を送り込み、止血した部位よ
り下流側の血液を置換して透明にする。次いで、レーザ
装置(1)を駆動して組織の蒸散が起こらない程度のパ
ワーでもってレーザ光を照射する。これによって、上記
発光性物質を発光させて管腔内を照明することができる
。そして、モニタテレビ(35)で観察し、内視用ファ
イバ(21)を通して得られる螢光スペクトルをスペク
トル分光分析器(33)を通してスペクトル観測するこ
とにより病変部を診断し、病変部がなければバルーン(
6)を収縮させて血流を回復し、カテーテルロを他の部
位に進める。病変部があれば、レーザ装置(1)を駆動
して組織を蒸散させ得るパワーでもってレーザ光を照射
し、病変部を破壊する。レーザ光は、生体組織の吸収が
大きい紫外を使用し、しかもピークパワーの大きいパル
ス光を用いるので、光が一度に生体組織深部まで浸透せ
ず、また、照射部周辺へ熱損傷が及ぶ範囲を限局できる
ため、きめ細かな、かつ精度のよい治療が行える。この
際、レーザ光を照射した直後において直ちに内祝用ファ
イバズ21)を用いてモニタテレビ(35)を見たり、
スペクトル診断を行なったりすることができるので、破
壊が完全に行われたかそうでないかを速やかに判断する
ことができる。
そして、治療が完全でなければ、再度レーザ光を照射す
る。この時、時間が経過しているようであれば、いった
んバルーン(6)を収縮させて止血を解除しく止血の解
除は、止血時間が長時間にわたることは好ましくないた
め、行われる。)その後再度止血して血液をフラッシュ
液(422)と置換してレーザ光を照射する。
る。この時、時間が経過しているようであれば、いった
んバルーン(6)を収縮させて止血を解除しく止血の解
除は、止血時間が長時間にわたることは好ましくないた
め、行われる。)その後再度止血して血液をフラッシュ
液(422)と置換してレーザ光を照射する。
もし、時間の経過に気付かず、心電計(71)の検出電
圧に異常が現れたときは、判定装置(72)により直ち
に判定できるので、駆動制御部(5)に対してバルーン
拡張液を吸引させる命令信号を発することができる。こ
の結果、バルーン拡張液は吸引され、バルーン(6)が
収縮され、止血状態が解除される。
圧に異常が現れたときは、判定装置(72)により直ち
に判定できるので、駆動制御部(5)に対してバルーン
拡張液を吸引させる命令信号を発することができる。こ
の結果、バルーン拡張液は吸引され、バルーン(6)が
収縮され、止血状態が解除される。
以上の手順は、病変部が完全に破壊されるまで繰り返さ
れる。完全に破壊されると、バルーン(6)を収縮させ
て止血を解除し、その後カテーテル■を抜き取る。その
後必要な術後処理を行い、手術を終える。
れる。完全に破壊されると、バルーン(6)を収縮させ
て止血を解除し、その後カテーテル■を抜き取る。その
後必要な術後処理を行い、手術を終える。
このよ4に、上記装置によれば、ファイバの入替えをす
ることなく、病変部を確認しながら治療を進めていくこ
とができる。また、心電計の出力信号を監視して、止血
による生体への悪影響を未然に防止することができる。
ることなく、病変部を確認しながら治療を進めていくこ
とができる。また、心電計の出力信号を監視して、止血
による生体への悪影響を未然に防止することができる。
しかも、管腔内に放射された発光性物質をレーザ光によ
って発光させて照明光を得るので、照明用光ファイバが
不要となり、その分カテーテル(2)を細くすることが
できる。但し、上記照明用光ファイバとしては、これを
細径化したものを構成しておいてもよい。
って発光させて照明光を得るので、照明用光ファイバが
不要となり、その分カテーテル(2)を細くすることが
できる。但し、上記照明用光ファイバとしては、これを
細径化したものを構成しておいてもよい。
なお、画像・スペクトル診断装置(3)での処理結果を
マイクロコンピュータ等に判断させ、レニザ照射を含む
すべての操作を自動的機械的に行わせることも可能であ
る。
マイクロコンピュータ等に判断させ、レニザ照射を含む
すべての操作を自動的機械的に行わせることも可能であ
る。
〈発明の効果〉
以上のように、この発明の管腔内レーザ手術装置によれ
ば、発光性物質放射手段によって管腔内に放射された発
光性物質を、レーザ光によって発光させて照明光を得る
ものであるので、照明用光ファイバを不要もしくは細径
とすることができ、その分カテーテルを細径にすること
ができるという特有の効果を奏する。
ば、発光性物質放射手段によって管腔内に放射された発
光性物質を、レーザ光によって発光させて照明光を得る
ものであるので、照明用光ファイバを不要もしくは細径
とすることができ、その分カテーテルを細径にすること
ができるという特有の効果を奏する。
第1図は管腔内レーザ手術装置の一実施例を示す概略図
、 第2図はカテーテルの断面図、 第3図はレーザ装置、駆動制御部、画像装置等を示すブ
ロック図である。 (1)・・・レーザ装置、(2)・・・カテーテル、(
21)・・・内視用ファイバ、 (22)・・・フラッシュ液導通孔、 (24)・・・レーザ光照射用ファイノく、(41)・
・・発光性物質供給手段。 特許出願人 住友電気工業株式会社 (ほか1名) 第3図
、 第2図はカテーテルの断面図、 第3図はレーザ装置、駆動制御部、画像装置等を示すブ
ロック図である。 (1)・・・レーザ装置、(2)・・・カテーテル、(
21)・・・内視用ファイバ、 (22)・・・フラッシュ液導通孔、 (24)・・・レーザ光照射用ファイノく、(41)・
・・発光性物質供給手段。 特許出願人 住友電気工業株式会社 (ほか1名) 第3図
Claims (1)
- 1、内視用光ファイバ、レーザ光照射用ファイバ、及び
フラッシュ液導通孔を備えたカテーテルを通して、管腔
内の病変部にレーザ光を照射する管腔内レーザ手術装置
であって、レーザ光で発光する発光性物質を上記フラッ
シュ液導通孔を通して管腔内に放射する発光性物質放射
手段を具備することを特徴とする管腔内レーザ手術装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63138763A JPH01308547A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 管腔内レーザ手術装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63138763A JPH01308547A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 管腔内レーザ手術装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01308547A true JPH01308547A (ja) | 1989-12-13 |
Family
ID=15229618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63138763A Pending JPH01308547A (ja) | 1988-06-06 | 1988-06-06 | 管腔内レーザ手術装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01308547A (ja) |
-
1988
- 1988-06-06 JP JP63138763A patent/JPH01308547A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5178616A (en) | Method and apparatus for intravascular laser surgery | |
US5158560A (en) | Laser operating device for intracavitary surgery | |
US5540677A (en) | Endoscopic systems for photoreactive suturing of biological materials | |
US5725522A (en) | Laser suturing of biological materials | |
US4800876A (en) | Method of and apparatus for laser treatment of body lumens | |
JP4496344B2 (ja) | 高強度パルス光を利用した血管内診断または治療用装置 | |
EP0225913A1 (en) | Laser angioplasty | |
JPS63500987A (ja) | 身体管腔のレ−ザ治療装置および方法 | |
CA2656385A1 (en) | Device for irradiating an internal body surface | |
JP2018516705A (ja) | 励起放射線に対する光ルミネセント応答を評価することによる体内物質検出 | |
JP2000189527A (ja) | レ―ザ診断・治療方法及び装置 | |
CN1049781A (zh) | 用于血管外科的激光手术器械 | |
JP2008043383A (ja) | 蛍光観察内視鏡装置 | |
CA1324639C (en) | Laser operating device for intravascular surgery | |
CN1025148C (zh) | 用于血管外科的激光手术器械 | |
JPH01308547A (ja) | 管腔内レーザ手術装置 | |
JPH01305940A (ja) | 血管内レーザー手術装置 | |
JPH01308550A (ja) | 血管内レーザ手術装置 | |
JPH01308522A (ja) | 診断治療用カテーテル | |
JP2636775B2 (ja) | 医用レーザ装置 | |
JPH01308545A (ja) | 血管内レーザー手術装置 | |
JP3072840B1 (ja) | 胆石破砕装置 | |
CN1024251C (zh) | 腔内外科激光手术器械 | |
JPH01308546A (ja) | 血管内レーザ手術装置 | |
JPH119707A (ja) | 光線力学的治療装置 |