JPH01308355A - 紙葉類振り分け機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙幣等の紙葉類取扱い装置に係シ、折れぐせや
曲がりぐせを持つ紙葉の根υ分けに好適な非接触型紙葉
類振り分け機構に関する０〔従来の技術〕 従来の装置は、特開昭６０−５２４５６号、特開昭６０
−５２４５５号等の公報に記載のように、コントロール
ポートと紙葉類搬送流路とで構成され、コントロールポ
ートから紙葉搬送流路へ噴流を流出させる、あるいは逆
に吸い込むことにより、紙葉類を振り分けることになり
ていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では、紙葉が前端部に折れぐせ、曲りぐせ
を有する時、紙葉類搬送流路壁やコントロールポートの
穴、分岐のくさび形の部分の工噌ジや壁等に紙葉端が衝
突し、紙葉搬送流路壁に傷が付いたり、紙葉がひっかか
ることにより搬送づまりや紙葉の耳折れや斜行搬送が発
生することや紙葉搬送流路内の流れが変わることにより
振り分けが安定しなくなるなどという問題点があった。

本発明の目的は紙葉の前端の曲が９ぐせや、折れぐせに
よる影響を受けることなく紙葉類を振フ分けることにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、紙葉類の振り分け部入口の紙葉搬送路両側
に主噴流ノズルをある角度を持って追加設置することに
より、達成される。

〔作用〕

振夛分け搬送路の主噴流ノズルから流出する噴流を突入
して来る紙葉の前端にプーリーが紙幣を挾持しているう
ちに吹きつけることによりへ折れぐせや曲がシぐせを矯
正する。それによって紙葉前端が流路突入後折れたり曲
がったりするのを防ぐ効果があり、紙葉前端が分岐のく
さび形の部分に干渉したり、折れぐせや曲がりぐせによ
シ流路内流れが乱れることを防ぐことができる。また必
ず紙葉と流路壁の間に空気の層を作ることができるので
、紙葉類の端部が流路壁と接触して流路壁に傷が付くこ
とを防ぐことができる。

〔実施例〕

以下、紙幣取扱い装置に本発明を実施した場合の例を第
１図により説明する。

本機構の構成は第１図に示すように、上流の繰シ出し機
構から１枚ずつ紙幣２を搬送してくる搬送ローラ４α、
　４ｂと、Ｙ字型の流路を持つ紙幣流路７と、選折的に
振９分けられた紙幣を下流のスターカーや、金種ポヴク
ス等の集積部へ搬送する搬送ローラ５α、　５Ａ、　６
α、６１Ｊと、搬送ローラ４α、　ａｈの上流に位置す
る紙幣搬送路とある角度を持って対向する２つの主噴流
ノズル１α、ｈと、流路途中両側に紙幣搬送面と垂直に
設置したコントロールポート３α、ｈと、更に下流に設
置する工ヴヂ９を持つ紙幣流路７から成る。これら主噴
流ノズル１α。

１ｂ、コントロール・ボート５α、ｂは圧縮機等の圧縮
空気源忙接続し、このうちコントロールボート３α、ｈ
はソレノイド弁等の切換素子を介して接続するものとす
る。

続いて同図を用いて本機構の動作原理を説明する。紙幣
２が紙幣流路７に突入してない状態では、主噴流１０α
、ｈを同時に主噴流ノズル１α、ｈから紙幣流路７へ流
入する時、主噴流ノズル１α、ｂが紙幣搬送面とある角
度を持つので主噴流１０ａ、ｈは互いに衝突し１つの噴
流となる。その後、分岐の工ヴヂ９と衝突し矢印１２方
向の振動を起こし、主噴流は矢印１５（Ｅ、　ｂの方向
へ交互に流出し始める。この時にコントロールポート３
α、ｂのどちらか一方、例えばフントロールボート５ｂ
からコントロール噴流ｔｔ、６を流出させると、主噴流
１ｏα、ｂは矢印１２の左方向に加圧され、矢印１５ａ
の方向に偏向し、このコントロール噴流１１ｈの流出を
中止しても分岐下流左側の紙幣流路内に発生する低圧部
により偏向したままの状態を保存する。この時もう一方
の矢印１ｓｂの方向には流出しない。この状態にて、反
対側のコントロールポート３αからコントロール噴流１
１ｃＬを流出させると、反対側の矢印１５ｂの方向へ主
噴流１０α、ｂを切替え、その状態を保持することがで
きる。以上のようにコントロールポート３α、ｂの噴流
の流出を切換えることにより、紙幣流路内の主噴流１０
ａ、ｂの方向をコントロールできる。

さらに続いて同図を用いて本機構の動作を説明する。紙
幣２は紙幣案内ガイド８により主噴流ノズル１ａ、　ｂ
に当たらぬようガイドされつつ、搬送ローラ４α、ｂに
挾持されて、紙幣流路７に突入してくる。この時、前述
の動作原理で示したように、主噴流１０α、ｂとどちら
か一方のコントロール噴流１１α、ｂｌ例えば、コント
ロール噴流１１Ａを流出しておけば、紙幣流路７に突入
してくる紙幣２の前端は、コントロール噴流１１ｂが流
入し続けているならその圧力で押され、あるいはコント
ロール噴流１１ｂを停止していても流路内に発生する低
圧部に引き寄せられ、矢印１２の左方向に曲が多偏向し
ている主噴流の流れに挾まれて出口にある搬送ローラ５
α、ｂに到達する。この時、搬送ローラ５α、ｈに紙幣
前端に到達する時も、搬送ローラ４α。

ｂに紙幣を挾持しているよう忙する。このようＫすると
紙幣２の後端が自由に動くことを避けることができ、か
つ紙幣流路７と紙幣２の間に空気の層を作ることＫより
両者の接触を避けることができる。逆方向の出口に搬送
する時は、反対側のコントロール噴流１１αを流出させ
れば良い。

次に、第２．第３図を用いて折れぐせ、曲がυぐせを有
する紙幣を振り分ける場合の効果を説明する。折れぐせ
２１、曲がりぐせ２２は紙幣２の前端が搬送ローラ４α
、ｈの挾持からはずれた頃より鎖線図のように張り出し
て来る。この時、前述のコントロール噴流の圧力だけで
切り換えると上方向から噴流が当たった場合、折れぐせ
２１、曲が勺ぐせ２２が紙幣流路７に接触するので紙幣
の耳折れやひっかかりが発生し易い。本発明の主噴流１
０α、ｂは紙幣両面を上流より吹きつけるので、実線で
示した紙幣２のように折れぐせ２１や曲がりぐせ２２を
矯正しておいて搬送することができる。

またこの主噴流ノズル１α、ｂ、コントロール噴流ノズ
ル１１α、ｂは第４図に示すように、紙幣の搬送面全域
に及ぶ噴流が流出するよう断面積一定の形状を持つ流出
ノズルを用いると効果が太きい。

また第２の実施例を第５数を用いて説明する。

これは第１実施例からコントロールボール及びコントロ
ール噴流を除いたもので、コントロール噴流の流入によ
る切換えの代わりに主噴流１０α、ｈに圧力差を設けて
も同じ効果が得られることを利用したものである。すな
わち紙幣２を分岐より左側の矢印１３α方向に振り分け
る時は主噴流１０ｈを１０αよシ高い圧力で流出させ主
噴流１０α、ｈを同方向に切り換え、矢印１５ｈ方向に
振り分ける時は１０αを１０Ａよシ高い圧力で流出させ
主噴流１０α、ｂを同方向に切換えることによシ達成さ
れる。

以上本実施例によれば、紙幣の前端にある折れぐせや曲
がりぐせの影響を受けず、紙幣を流路と接触せずに振り
分ける効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によると、紙葉が曲がりぐせや、折れぐせを持っ
ていても、振夛分け部での動作を確実にすることができ
るので本機構を持つ装置の信頼度を高める効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の継断面図、第２図。 第３図は本発明の効果を示す継断面図、第４図は本発明
の一実施例の斜視図、第５図は第２実施例の継断面図で
ある。 １α、ｈ・・・主噴流ノズル、２・・・紙幣、２１・・
・紙幣の折れ、２２・・・紙幣の曲がシ、５α、ｂ・・
・コントロールボート、ａａ、　ｈ、　５ａ、　ｈ、　
６ａ、　ｈ　、、、搬送ローラ、７・・・紙幣流路、８
・・・紙幣案内ガイド、９・・・エダヂ、１０α、ｈ・
・・主噴流の方向、１１α、ｈ・・・コントロール噴流
、１２・・・矢印、１５α、ｂ・・・矢印・躬　３０ Ｉｂ　　　４ｂ 躬　４圀

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、紙葉類を一枚ずつ繰り出す手段と紙葉類を鑑別する
   手段と紙葉類を一枚ずつ取り込んで集積する複数の手段
   とこれら手段の間を紙幣を搬送する手段と、鑑別手段と
   複数の集積手段との間に設置し、複数の集積手段に紙葉
   類を振り分ける手段から成る装置の振り分け手段におい
   て、ある角度を持って紙葉搬送流路をはさむように設置
   した２つの主噴流と主噴流をはさみ込むよう紙葉搬送面
   に垂直に取り付けたコントロール噴流と紙葉類搬送流路
   を設け、コントロール噴流の流出切換えにより紙葉類を
   振り分けることを特徴とする紙葉類振り分け機構。