JPH01304363A - 光零相変流器 - Google Patents

光零相変流器

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Publication number
JPH01304363A
JPH01304363A JP63134208A JP13420888A JPH01304363A JP H01304363 A JPH01304363 A JP H01304363A JP 63134208 A JP63134208 A JP 63134208A JP 13420888 A JP13420888 A JP 13420888A JP H01304363 A JPH01304363 A JP H01304363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
zero
phase current
current transformer
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP63134208A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Tago
誠 田子
Yoichi Azuma
洋一 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は光電相変流器に関する。
[従来の技術] 零相変流器は三相交流回路の地絡事故を検出するために
、平衡状態では現れず地絡の際にのみ大地に流れる零相
電流を取り出すものである。送配電線に地絡事故が発生
した場合に、零相変流器によって大地に向かって流れる
零相電流を検出して回路を鴻断じ、事故の拡大を防止す
る。例えば、第9図に示す変電所外の電力会社の6.6
 (KV)配電系統において、#1フィーダから#3フ
ィーダのうち例えば#3フィーダのT相に地絡事故が発
生した場合に、変電所内の零相変流器ZCTが地絡事故
時に流れる数A程度の零相電流Inを検出して地絡方向
継電器DGを作動させ、回路を遮断する。なお、符号G
PTは接地変圧器である。
電力会社の架空線配電系統の場合には、各ツイータの長
さは約10KInあるため地絡事故点の速やかな探知が
、迅速な事故復旧のために不可欠であり、このl〔め各
電力会社や電力機器メーカーは配電系統運用上各フィー
ダの途中に零相変流器ZCTを設置することを基本どし
ている。通常、零相変流器ZCTとしては、第10図に
基本構造を示すレースミルラック形磁心1を右するレー
ス1〜ラツク形零相変流器を使用し、これを開閉器中に
組み込んでいる。配電系統の3相導体R,S、Tは、磁
心1の内部の所定位置に貫通して組み込まれている。
なお、工場等の高圧需要家も第9図と略同様の機能を有
する配電系統を有しているが、この場合にも第9図の変
電所を変電設備に、また変電所外を工場にそれぞれ置ぎ
換えれば全く同様に考えることができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来のレース1−ラック形零相変流器Z
CTは、検出可能な零相電流が200 (mA)程度で
あって、検出感度が悪いという問題点がある。レースト
ラック形零相変流器は、第10図に示すように、磁心1
に巻線2が略均−に巻き回されており3相導体R,S、
Tを流れる電流によって磁心1に磁束を発生させ、この
磁束によって巻線2に磁束密度の時間微分に比例した誘
起起電力を発生させる。この誘起起電ノjは巻線2全周
では3相導(JkR,S、Tの3組成分が互いに打ち消
し合い、そのため出力端子の誘起起電力は零となる。し
かし、実際には、零相変流器ZCTの磁心1の透磁率μ
のばらつき及び/または3相導体R,S、Tの組み込み
位置のばらつきに起因して第11図に示すように磁心1
中に発生する磁束密度に不均一が生じ、また第12図に
示すJ:うに巻線2の巻回密度が磁心1の各部において
不均一であることから、3相導体R,S、Tを流れる各
電流が完全な対称3相交流電流であっても零相変流器Z
CTの出力端子電圧は通常は零にならない。
このため、従来のレース1〜ラツク形零相変流器ZCT
は零相電流の検出感度を上げることができないのである
本発明の目的は、零相電流の検出感度を大幅に向上にさ
せることができる光電相変流器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の光電相変流器は、ギ
ャップ部を有する磁心の周囲が高透磁率の磁性月別より
なる磁気シールド部材でシールドされ、前記磁心の前記
ギャップ部に光磁界センサが配置されて成ることを特徴
とする。
[作 用1 このように磁心を高透磁率の磁性月別よりなる磁気シー
ルド部材でシールドすると、3相正相電流によって磁心
中に誘起される磁束に基づく該磁心のギャップ部にお(
ブる零相磁界の変動を排除し、また無誘導の光磁界セン
サにより零相磁界即ち零相電流を検出することにより、
検出感度を大幅に向上させる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図乃至第4図は本発明の第1実施例を示したもので
ある。本実施例の光電相変流器は、ループの途中にギャ
ップ部3が設けられた磁心1を有し、該磁心1の外周は
高透磁率の磁性材料よりなる磁気シールド部材4でシー
ルドされている。ギャップ部3には光磁界センサ5が配
置されている。
光磁界センサ5は、第4図に示すように偏光子6と、フ
ァラデー素子7と、検光子8とが一列に整列配置され、
且つ偏光子6に光信号を入射させるロッドレンズ9と検
光子8から光信号を受光Jるロッドレンズ10とが各素
子6〜8の整列方向とは直交する方向に配置され、各ロ
ッドレンズ9゜10には光コネクタ11.12が接続さ
れた構造になっていいる。各光コネクタ11.12には
それぞれ光ファイバ13.14が接続され、該光磁界セ
ン95から離れIC位置にある発光素子15と受光素子
16に光学的に結合されるようになっている。
このように光電相変流器は、例えば磁気シールド部材4
として15mmの無方向性ケイ素鋼板を使用すると、そ
のシールド効果にはに=300である。
従って、相電流が30OAの時、磁気シールド部材4内
に発生する磁界は、該磁気シールド部材4がない時のI
A(7)電流が作る磁界にほぼ相当する。
従って、この時、零相電流が数Δ以上であれば光磁界レ
ンザ5でその計測が可能である。磁気シールド部vJ4
がな(プれば、例え数へ以上の零相電流でも300Aの
相電流でマスクされてしまって計測できない。
また、第2図のような構成では、磁気シールド部材4が
あっても、零相電流が1A以下だと、相電流の作る漏れ
磁界に埋もれてしまって、例え磁心1のギヤツブ部3中
に光磁界センサ5を配置しても計測できない。
第5図は零相電流の検出感度を高めた本発明の第2実施
例を示したものである。本実施例の光電相変流器におい
ては、磁気シールド部材4が多層構造になっている点で
第1実施例と相違している。
本実施例の磁気シールド部材4は、第1相4Aが無方向
性ケイ素鋼板(平均の透磁率μ= 3,000、K=1
8)、第2層4Bが方向性ケイ素鋼板(平均の透磁率μ
m30.000、K=180)、第3層がパーマロイ(
平均の透磁率μ−io、ooo、K=60>からなる3
層構造に積層されて構成されている。
このような構成にしたときのシールド効果について次に
説明する。
発明者の解析ににれば、磁気シールドにおいて、厚さ1
(mm)のシールド板のシールド効果には近似的にに=
 0.006μで現される。厚さ15(mm)のシール
ド板のシールド効果にはに= 0.075μとなる。
通常の光電相変流器が置かれる外部磁界300A/m程
度の磁場内に、磁気シールド部材4の第1層4Aを構成
する無方向性ケイ素鋼板が配置されていると、その透磁
率μは第6図のH−μ特性から2.000〜8,000
程度となる。該透磁率μの中間を4.000とすると、
厚さ15(+++n+)の無方向性ケイ素鋼板を使用し
た場合、そのシールド効果には前述した如< K = 
0.075x 4000= 300となる。従って、厚
さ15(mm)の無方向性ケイ素鋼板を使用しても磁界
は300(A/m) ÷に=1 (A/m)程度にしか
減衰しない。磁気シールド部材4の第1層4Aで減衰さ
れた後、第2層4Bに到達する残留磁界は、30118
=16.7(A/m)となる。この残@lJl界16.
7 < A /m )は、第7図に示す第2層4Bの方
向性ケイ素鋼板のH−μ特性かられかるように、最大の
透磁率μを得るのに適切な磁界である。次に第2層4B
で減衰された後、第3層4Cに到達する残留磁界は、1
67÷180= 92.6 (mA/m>となる。この
残留磁界は、ケイ素鋼板で磁気シールドするには小さ過
ぎるので、さらに高透磁率のパーマロイを第3層4Cに
使用する。パーマロイはその1」−μ特性から92.6
(mA/m>の磁化力に対して透磁率μm105程度は
確保できる。従って、第3層4Cの内側の残留磁界は、
92.6 (mA/rrl ) −,60= 1.6 
(m△/m)となる。
この残留磁界は、零相電流による磁界10(mA/m)
程度を検出するには十分に減衰されている。
なお、磁気シールド用の磁性材料は前述のものに限られ
ず、また3層に限られず他の層数のものも構成できる。
このように磁気シールド部材4を多層構造にすると、例
え相電流が30OAであったとしてもシールド内のもれ
磁界をシールドが無い時に約数mA程度に引き下げるこ
とが可能となり、l0=1A以下の計測は十分に可能と
なる。
地絡事故時に流れる零相電流は、第8図に示す地絡点抵
抗R(]によって決ってしまうために、零相電流の検出
感度を向上すれば、これまで検知できなかった地絡点抵
抗R(]の高い事故点が検出可能となる。
[発明の効果コ 以上説明したように本発明に係る光電相変流器は、磁心
を高透磁率の磁性材料よりなる磁気シールド部材でシー
ルドしたので、3相正相電流によって磁心中に誘起され
る磁束に基づく該磁心のギャップ部にお(プる零相磁界
の変動を排除することができる。また、本発明によれば
、無誘導の光磁界センサにより零相磁界即ち零相電流の
検出を行うので、検出感度を大幅に向上することができ
る。
更に、本発明によれば、磁心に巻線を施すことが不要に
なり、構造が簡略化されて、製造が容易になり、コスト
を低減できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光電相変流器の第1実施例の内部構成
を示す平面図、第2図は第1図のA−A′線断面図、第
3図は第1実施例の光電相変流器の平面図及び側面図、
第4図は本実施例の光電相変流器で用いている光磁界セ
ンサの内部構成の一例を示す説明図、第5図は本発明の
光電相変流器の第2実施例におりる光磁界センサ部の横
断面図、第6図は無方向性ケイ素鋼板の14−μ特性図
、第7図は方向性ケイ素鋼板のH−μ特性図、第8図は
地絡事故時の地絡点抵抗を説明する説明図、第9図は従
来の高圧配電系統を示す電気回路図、第10図はレース
トラック形零相変流器の基本構成を示す平面図、第11
図は第10図の零相変流器の発生磁束の不均一状態を示
す説明図、第12図は零相変流器のコイル巻回の不均一
状態を示す平面図である。 1・・・磁心、3・・・ギャップ部、4・・・磁気シー
ルド部材、5・・・光磁界センサ。 □□□□□□□] \ 、  区 区 148 ↓ 区  曙淋ユE 、9

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ギャップ部を有する磁心の周囲が高透磁率の磁性材料よ
    りなる磁気シールド部材でシールドされ、前記磁心の前
    記ギャップ部に光磁界センサが配置されて成ることを特
    徴とする光零相変流器。
JP63134208A 1988-05-31 1988-05-31 光零相変流器 Pending JPH01304363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63134208A JPH01304363A (ja) 1988-05-31 1988-05-31 光零相変流器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63134208A JPH01304363A (ja) 1988-05-31 1988-05-31 光零相変流器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01304363A true JPH01304363A (ja) 1989-12-07

Family

ID=15122948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63134208A Pending JPH01304363A (ja) 1988-05-31 1988-05-31 光零相変流器

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JP (1) JPH01304363A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004228176A (ja) * 2003-01-21 2004-08-12 Fuji Electric Holdings Co Ltd 零相変流器
JP2010230456A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Panasonic Electric Works Co Ltd 漏電検出装置

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