JPH01296199A - 屋外タンク漏洩拡大防止構造 - Google Patents

屋外タンク漏洩拡大防止構造

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Publication number
JPH01296199A
JPH01296199A JP12574788A JP12574788A JPH01296199A JP H01296199 A JPH01296199 A JP H01296199A JP 12574788 A JP12574788 A JP 12574788A JP 12574788 A JP12574788 A JP 12574788A JP H01296199 A JPH01296199 A JP H01296199A
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
shielding wall
leakage
water
stop valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP12574788A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuka Hirako
静 平子
Toyoichi Kodama
児玉 豊一
Ryozo Tsuruoka
鶴岡 良造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Engineering Co Ltd
Priority to JP12574788A priority Critical patent/JPH01296199A/ja
Publication of JPH01296199A publication Critical patent/JPH01296199A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原子力発電設備に設置する屋外放射性液体貯蔵
タンクに係り、特に、放射性液体の拡大防止及び漏洩水
の処理に関する。
〔従来の技術〕
従来の原子力発電設備の漏洩拡大防止構造の建屋内への
適用は、特開昭60−260895号公報に記載されて
いるように、放射性液体貯蔵タンクをコンパートメント
中に設置することにより、漏洩の拡大を防ぐ方式として
いる。
放射性液体漏洩拡大防止の第一の目的は漏洩した液体が
他のエリアに拡大し、一般排水路等を介して系外に直接
流出することを防ぐことであるが合せて、漏洩した液体
を処理する手段をも講じておく必要があるが、」二記公
知例では、特に、論じられていない。
又、廃液の処理は特開昭55−69100号公報に示さ
れるように、建屋の基礎版内に勾配を設けた配管を設置
し、建屋内に流出した液体を重力流で廃棄物処理系へ移
送する手段をとっている。
従来の技術は建屋内に関するものであるが、屋外の放射
性液体貯蔵タンクは公知のように、第5図に示されるよ
うに、タンク1の廻りにタンク基礎版6と一体となった
遮蔽壁2を設置し、タンクと建屋内を結ぶ移送配管10
は配管からの漏洩拡大を防ぐことを目的としてトレンチ
9内に設置されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、屋外に設置する放射性液体の漏洩拡大
防止、及び、漏洩した液体の処理方法について、プラン
ト経済性、及び、万一の漏洩事故時の処理対策が施され
ておらず、単に漏洩水を建屋内に導いて系外に流出する
ことを防ぐことにとどまっていた。
以下、第5図及び第6図を用いて従来の問題点を説明す
る。
放射性液体の放射線防護対策としての一例を第6図に示
す。放射線防護の有効な手段は、距離によって放射線レ
ベルを減衰させる方法と物理的な障壁(遮蔽壁)によっ
て放射線レベルを減衰させる方法とがある。第6図に示
すタンク1の配置例は前者による方法であるが、この方
法では広大な発電所敷地をもち、建屋とタンクとの連絡
配管量が厖大となり、経済性の面から劣ることになる。
この観点から近年のプラントでは、第5図に示すように
、屋外タンクを建屋に隣接させた配置方式を採用してい
る。
このため、屋外タンク1の廻りには、タンク廻りへの人
員の接近を考慮し、地上高2m、厚さ301程度の遮蔽
壁2を設置している。この遮蔽壁2はタンク1下部のタ
ンク基礎6と一体構造とし、構造的にも機能が維持され
ている。
又、タンク1と建屋8の間にはタンク1内の貯蔵水を移
送するための配管10、及び、この配管を収納するため
のコンクリートトレンチ9が設置されている。
放射線液体貯蔵タンクについては漏洩事故に起因した技
術基準の改定以降[タンク1とタンク接続配管10の接
続部近傍に漏洩開口を想定しこの間口より漏洩した液体
が直接系外へ流出しない]ように規定されている。
従来、タンク1の配管接続部近傍に漏洩開口を考慮した
場合、漏洩水はタンク室内から遮蔽壁2の開口部を通じ
て屋外の1〜レンチ9を経由し、最終的に管理区域をも
つ建屋(例えばタービン建屋等)の最地下階に滞留させ
る方法をとっている。
従って、万一の漏洩事故が発生した場合には、直接系外
へは流出しないものの、管理区域をもつ建屋内に漏洩水
が拡大し、建屋内の漏洩水の処理量が大量となり、塗装
範囲が拡大し、経済性の低下要因となっている。
又、建屋内に漏洩水を導くことによって、特ニ、建屋最
地下階に設置されている機器が浸水し、漏洩水処理以後
の機器機能の健全性を阻害する要因となっている。
更に、従来技術では、漏洩発生後の漏洩水処理方法とし
て、漏洩発生後、建屋内に仮設ポンプで漏洩水を廃棄物
処理系へ移送後に処理することになっているが、前述の
ように、漏洩水を建屋内に貯留して系外に流出させない
ことが第一となっており、具体的な漏洩水の移送、及び
、処理方法については規定されていないのが現状である
本発明の目的は、屋外に設置する放射性液体貯蔵タンク
の漏洩事故時に、漏洩の拡大範囲を最小限に留めること
により、塗装範囲の低減、建屋内機器機能の健全性阻害
要因を廃棄すると共に、漏洩水処理において、予め、処
理のための手段を講じておくことにより、好適な漏洩拡
大防止構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、タンク廻りの遮蔽壁内の漏洩水が達する高
さまで、耐水性のコーティングを施すと共に、遮蔽壁を
貫通する配管の貫通部を水密構造とし、更には、遮蔽壁
によって囲まれhタンク室内とタンク室外に、途中に止
め弁を設けた連絡管を設置することによって達成される
〔作用〕
以下、第4図を用いて本発明の技術手段による作用につ
いて説明する。
タンク1とタンクに接続する移送配管10の接続部近傍
に漏洩が発生した場合、遮蔽壁の配管貫通部は水密構造
となっているため、漏洩水を系外へ流出させることなく
、遮i11!2壁内に封じ込めることができる。又、漏
洩水を封じ込めるための要件は、構造躯体が漏洩し難い
構造となっている必要があるが、遮蔽壁の内側に耐水性
のコーティング3を施すことにより、漏洩し難い構造と
することができる。
又、遮蔽壁内に封じ込めた漏洩水は、遮蔽壁内のタンク
室とタンク室外を連絡する配管4によって排出すること
ができる。この連絡配管4の途中には通常時閉の止め弁
が設けられているため、漏洩水がタンク室外に流出する
ことはない。
漏洩水の排出時には、連絡管4の途中に設置する止め弁
を開閉することにより、漏洩水を可搬式の容器に導いた
後、数回に亘って廃棄物処理系へ移送するか、または、
漏洩水をトレンチ9中の排水ピット11に排出した後、
仮設か、又は1本設のポンプによって容易に廃棄物処理
系へ移送することができる。
〔実施例〕
以下1本発明の実施例を第1図、第2図及び第3図を用
いて説明する。
第1図は本発明において仮設ポンプを使用した実施例で
ある。漏洩した放射性液体は遮蔽壁内の床ドレンファン
ネル12内に流出する。この床ドレンファネル内には遮
蔽壁内漏洩検出器15を設置し、この検出器により漏洩
の早期発見が可能である。又、漏洩水流出流量が大なる
場合でも、遮蔽壁内にタンクの漏洩水量全量を貯蔵可能
であるため、漏洩水の系外への流出は防げる。
遮蔽壁内に封じ込めた漏洩水は遮蔽壁床ドレンファネル
とタンク間とを連絡する連絡管4の途中に設けた止め弁
5を開閉することにより、適度な量をトレンチ9内の排
水ピット11中に排出する。
一方、トレンチ9中には本設の漏洩水移送配管16を設
置しておく。この漏洩水移送配管のトレンチ9側はフラ
ンジで閉止しておき、接続先は廃棄物処理タンク18と
しておく。
漏洩水移送時にはトレンチ内排水ビット11中に仮設の
漏洩水移送ポンプ17を設定し、且つ、ポンプ吐出管を
漏洩水移送配管16に接続した後、ポンプにより、漏洩
水を廃棄物処理タンク18に移送した後に処理する。こ
れらの継続的、あるいは、断続的な作業により、遮蔽壁
内の漏洩水7を容易に廃棄物処理系へ制御された状態で
移送することができ、移送先の廃棄物処理系タンクのオ
ーバーフローによる漏洩の拡大をも防ぐことができる。
第2図に本発明の第二の実施例を示す。
漏洩水封じ込めまでは実施例と同一であるが、連絡管4
を直接廃棄物処理タンク18に接続して重力流で漏洩水
7を廃棄物処理タンク18に移送できる。又、第2図の
場合も、連絡管4中の止め弁5の開閉によって制御され
た漏洩水7の移送が可能であるため、廃棄物処理タンク
のオーバーフローは防ぐことができる。
第3図に本発明の第三の実施例を示す。
第2図では、タンク1のレベルより低い位置に廃棄物処
理系タンクが配置されているため、重力流による移送が
可能であるが、屋外タンクのレベル設定時の制約、ある
いは、建屋内配置の制約によっては、重力流による移送
が不可能となる場合もあり得る。
第3図は第2図の問題点を解決するため、保守・点検の
容易な建屋内に、本設のポンプ19を設置することによ
り、廃液の移送を可能としている。
なお、この実施例で、万一、トレンチ9側の配管に漏洩
が発生した場合には、トレンチ9中の排水ピット内漏洩
検出器14で早期検知が可能であリ、且つ、タンク1と
建屋8とを連絡する移送配管途中の遮蔽壁2の近傍には
従来からタンク及び移送配管の保守・点検のために設置
している通常開の隔離弁13を閉じることにより、タン
ク内保有水の大量の漏洩を防ぐことができる。
本発明の使用方法は、タンク遮蔽壁内に貯留した漏洩水
をタンク室とタンク室外との間に止め弁を設けた連絡管
によってFIr1棄物処理系へ移送する際、止め弁の開
閉によって漏洩水流出量を制御しながら漏洩水を移送す
ることによって達成される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、屋外貯蔵タンクからの漏洩の拡大範囲
を最少限に留めることができ、塗装範囲の大巾な低減が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の系統図、第2図は本発明の
第二の実施例の系統図、第3図は本発明の第三の実施例
の系統図、第4図は本発明の主要構成の系統図、第5図
、第6図は従来の屋外タンク廻りの系統図である。 l・・・放射性液体貯蔵タンク52・・・遮蔽、3・・
・コーティング、4・・・連絡管、5・・・止め弁、6
・・・貯蔵タンク基礎、7・・・漏洩水、8・・・管理
区域をもつ建屋。 第1図 / 第2図 第3r:A H(f 第4図 グ 第5図 第6図 /

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内側表面に耐水性コーティングを施した遮蔽壁と、
    前記遮蔽壁内のタンク室と前記タンク室外との間に、止
    め弁を設けた連絡管を設置することを特徴とする屋外タ
    ンク漏洩拡大防止構造。 2、内側表面に耐水性コーティングを施したタンク廻り
    の遮蔽壁によつて、タンク室と前記タンク室外を仕切り
    、遮蔽壁に源と同等の効果をもたせたことを特徴とする
    屋外タンク漏洩拡大防止構造。 3、内側表面に耐水性のコーティングを施した遮蔽壁と
    、タンク室と廃棄物処理系タンク間に、止め弁を設けた
    連絡管を設置することを特徴とする屋外タンク漏洩拡大
    防止構造。 4、内側表面に耐水性のコーティングを施した遮蔽壁と
    、タンク室と廃棄物処理タンク間に、止め弁を設置し、
    建屋内に移送ポンプを設けた連絡管を設置することを特
    徴とする屋外タンク漏洩拡大防止構造。 5、内面に耐水性のコーティングを施したコンクリート
    からなるしやへい材用パネル版。 6、タンク遮蔽壁内に貯留した漏洩水をタンク室内と前
    記タンク室外との間に止め弁を設けた連絡管によつて廃
    棄物処理系へ移送する際に、前記止め弁の開閉によつて
    漏洩水の流出量を制御しながら移送する漏洩水処理方法
JP12574788A 1988-05-25 1988-05-25 屋外タンク漏洩拡大防止構造 Pending JPH01296199A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101950589A (zh) * 2010-07-16 2011-01-19 中国原子能科学研究院 地漏监测装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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