JPH01295814A - 成形装置 - Google Patents

成形装置

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JPH01295814A
JPH01295814A JP63182792A JP18279288A JPH01295814A JP H01295814 A JPH01295814 A JP H01295814A JP 63182792 A JP63182792 A JP 63182792A JP 18279288 A JP18279288 A JP 18279288A JP H01295814 A JPH01295814 A JP H01295814A
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cylinder
heating cylinder
resin
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cylinder element
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Hidetoshi Yokoi
秀俊 横井
Yoshiya Taniguchi
吉哉 谷口
Seiichi Tsuchiya
土屋 征一
Shinji Murakami
真二 村上
Susumu Hayazaki
早崎 進
Naohiko Tsuzuki
尚彦 都築
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Toyo Machinery and Metal Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/46Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
    • B29C45/58Details
    • B29C45/62Barrels or cylinders

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばインラインスクリュタイプなどの射出
成形装置あるいは押出成形装置の如き成形装置に係り、
特に加熱シリンダの内部状態が観察できる成形装置に関
するものである。
[従来の技術] インラインスクリュタイプの射出成形装置では、加熱シ
リンダ内に回転自在に配置されているスクリュの回転と
後退とにより、樹脂の混線・可塑化と計量を行い、その
後スクリュが前進することにより、溶融樹脂を金型装置
のキャビティ内に充填するという成形プロセスをとって
いる。
すなわち、この種インラインタイプ等のスクリュ式の射
出成形装置においては、公知のように、ホッパーから加
熱シリンダ内へ供給された樹脂材料は、加熱シリンダ内
部のスクリュの回転によって混練されながらスクリュ溝
に沿って加熱シリンダの先端部に送られる。そして、樹
脂材料はバンドヒータ等で加熱された加熱シリンダから
伝達される熱と、スクリュの混練作用による樹脂材料間
並びに閘脂材料−金属表面間の摩擦発熱とによって昇温
し、可塑化溶融されるようになっている。
従って、高品質の成形品をうるには樹脂材料の均一で良
好な可塑化溶融を達成・管理することが必要で、このた
め、樹脂の混線・可塑化メカニズムに大きく寄与するス
クリュデザインの最適設計は重要なポイントの1つとな
る。
ところで、上述したような外部加熱とスクリュ回転によ
る樹脂の可塑化メカニズムの厳密な解析は甚だ困難であ
ったため、従来は、種々の射出成形装置を構築する際、
上記したスクリュデザインを含めた装置設計は、ケース
スタデイしたものからの幾何学的な相似性や経験値に基
づきなされるのが通例であった。
[発明が解決しようとする課題] しかし近年のプラスチック産業は、プラスチック材料の
種類が多岐にわたり、材料の配合が高度化し、さらには
成形条件の多様化が進み、成形品の品質や精度への要求
がより一層高まっている。
こうような状況下において、より高品質でハイサイクル
の射出成形装置を設計しようとするとき、従来のような
経験値や試行錯誤の手法では、到底対応することができ
なくなっている。
本発明はこのような現状に鑑みなされたもので。
加熱シリンダ内における例えば溶融樹脂の流動挙動など
を理論的に解析することができる成形装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するため、本発明は、加熱シリンダ
を用い、その加熱シリンダ内にスクリュが回転可能に配
置された成形装置において、前記加熱シリンダの周壁に
加熱シリンダの軸方向に延びた内部観察用のスリット状
の観察部が設けられていることを特徴とするものである
[作用コ このように加熱シリンダの周壁にそれの軸方向に延びた
スリット状の観察部を設けることにより、例えばスクリ
ュの回転にともなう樹脂の流動挙動、樹脂どうしの混練
状態、射出時におけるチエツクリングの挙動、あるいは
加熱シリンダ内の温度分布などを直接831察・測定す
ることができ、このようなりfl察並びに計測データに
よって、新たなスクリュの設計が容易になるばかりでな
く、各種の不良現象の解明なども可能となる。
[実施例] 以下本発明を図面に示した実施例によって説明する。第
1図〜第6図は本発明の1実施例に係り。
第1図は射出成形装置の側面図、第2図は射出成形装置
に用いられる加熱シリンダ、スクリュなどを示す一部切
断した側面図、第3図は加熱シリンダを軸方向と直交す
る方向で切断した断面図、第4図はガラス体等の配列状
態を示す一部を断面にした加熱シリンダの側面図、第5
図はガラス体、スペーサ並びにクサビを示す分解斜視図
、第6図は画像処理装置のブロック図である。
まず、第1図を用いて射出成形装置の概略構成について
説明する。
図中の1は基台、2はこの基台1上に搭載された射出部
で、加熱シリンダ3、スクリュ4.ノズル5並びにカバ
ー6などを有している。7は上記射出部2に連結された
ホッパー、8は射出部2の後方に設けられた駆動部で、
図示しない歯車群を有していると共に、スクリュ回転用
モータ9並びに射出用モータlOが設けられている。
前記ホッパー7から投入されたペレット状の成形材料は
、加熱シリンダ3内においてスクリュ4の回転によって
混線・可塑化され、スクリュ4の後退によって自動的に
計量がなされる。その後、射出用モータlOの駆動によ
りスクリュ4が所定ストローク前進して、溶融状態の樹
脂がノズル5からキャビティ(図示せず)内に射出充填
される仕組になっている。
次に加熱シリンダ3付近の構造を、第2図〜第5図を用
いて詳細に説明する。
第3図に示すように該実施例においては、加熱シリンダ
3は、その軸方向に沿って縦に2分割され、円孤状の上
側分割周壁体3aと下側分割周壁体3bとで構成されて
1両分割周壁体3a、3bを組合せることによりスクリ
ュ4を収納する中空部が形成される。また1両分割周壁
体3a、3bの側端面のほぼ中央位置には、外周側が一
段と高くなった受部11a、llbが互いに対向して設
けられている。この受部11a、llbは、分割周壁体
3a、3bのほぼ全長にわたって連続して形成されてい
る。
上記受部11a、llbの間には、四角柱状、またはシ
リンダ内側に向く面をシリンダ内面に沿って円孤状の凹
面とした柱状の高純度石英ガラスからなる複数の透明な
耐熱・高強度透明ガラスのガラス体13a、13b、1
3cが、それぞれ金属製のスペーサ14を介して列設さ
れている。また、ガラス体13列の一方端側には、金属
製の一対のクサビ15a、15bが第4図並びに第5図
に示すように配置されている。
また同図に示すように各ガラス体13、スペーサ14並
びにクサビ15のそれぞれの上面、両側面並びに下面に
かけて、未焼結のポリテトラフルオロエチレンテープか
らなるシールテープ16が巻装されている。なお、シー
ル材はこれに限定されるものではなく1例えば石綿など
を混入した耐熱性ゴムなどの他のシール材料を使用する
こともできる。
第3図に示すように各ガラス体13、スペーサ14並び
にクサビ15などは前記受部11a、11bに当接して
一列に並べられる。この際にガラス体13、スペーサ1
4並びにクサビ15の各内面は、加熱シリンダ3の内周
面より突出しないように設計されている。そして、加熱
シリンダ3の軸方向に所定の間隔をおいて配置されたボ
ルト12により、所定面圧になるようにトルクを調整し
ながら上下方向の締め付けがなされる。このように締め
付けられて、加熱シリンダ3の軸方向に沿ってそのほぼ
全長にスリット状の観察窓17が形成される。
一方、第4図に示すように、加熱シリンダ3の一端側(
射出側と反対側)におけるクサビ15bの広い面積の上
面と対向する側には押えネジ18が螺装されている。ま
た、加熱シリンダの他方端側(射出側)で先端のスペー
サ14と対向する位置には、スペーサ受部19が設けら
れている。従って、上記押えネジ18をクサビ15bに
対して押し込むことにより、クサビ15a、15bの作
用で各ガラス体13並びにスペーサ14は、上記スペー
サ受部19側に強圧される。そして、前述のボルト12
による締め付けと、押えネジ18による抑圧、並びにメ
タル0リング32とによって、分割周壁体3a、3b、
ガラス体13などの周囲のシールが確実に保持され、加
熱シリンダ3からの樹脂漏れが有効に防止できる。
第2図において、21は例えばロードセルなどからなる
樹脂圧センサ、22は例えば赤外線放射温度計なとどか
らなる樹脂温度センサで、同図に示すように、加熱シリ
ンダ3の供給ゾーン(ホシパー7に近いゾーン)、圧縮
ゾーン(中間位置のゾーン)、並びに計量ゾーン(ノズ
ル5に近いゾーン)の各樹脂圧並びに樹脂温度が、所定
のサンプル周期をもって検出されるようになっている。
また、23はバンドヒータで、このバンドヒータ23は
前記i察窓17を覆わないように、観察窓17部分を除
いて加熱シリンダ3の外周に巻装される。なお、バンド
ヒータ23は前記ノズル5にも巻装されている。
第6図は、前記観察窓17から加熱シリンダ3内の各ゾ
ーン(供給ゾーン、圧縮ゾーン、計量ゾーン)における
樹脂の挙動を撮影して、記録もしくは解析するための画
像処理装置のブロック図である。図中、24は前記観察
窓17に対向して設置されたカメラ撮像部、25はビデ
オカメラ本体。
26はストロボコントローラ、27は観察窓17に向け
られたストロボ発光部で、これらから撮影部が構成され
ている。28はビデオデツキ、29はモニタで、これら
から記録部が構成されており、カメラ本体25からスト
ロボコントローラ26並びにビデオデツキ28に対して
同期信号が出力されている。30はマイクロコンピュー
タからなる制御部、31はプリンタで、これらから画像
処理部が構成されている。
前記ホッパー7から投入された樹脂材料(樹脂ペレット
)は、加熱シリンダ3からの伝熱と、スクリュの混練作
用による樹脂材料間及び樹脂材料−金属表面間の摩擦発
熱によって昇温され、加熱シリンダ3の内面に接した部
分から樹脂材料の溶融が開始される。この溶融した樹脂
は加熱シリンダ3の内面と、その内側に形成されている
未溶融ペレット層(ソリッドベツド)との間に薄い溶融
状態の層を形成する。この層の厚さがフライトクリアラ
ンス以上に発達すると、スクリュ4のフライトによって
かき取られ、スクリュ溝の後方に集められ溶融体プール
となる。この溶融体はプール内で循環されると共に、前
の溶融体と混練され。
上述のソリッドベツドが順次減少し、やがてはスクリュ
溝全体が溶融体で満される。
このような加熱シリンダ3内の樹脂の挙動を前述のビデ
オカメラによって撮影し、その映像信号をビデオデツキ
に入力して、制御部30によって所望の画像処理がなさ
れ、前記した各樹脂圧センサ21並びに樹脂温度センサ
22からのデータを付加して樹脂挙動が多数の静止画像
として得られる。
第7図〜第13図は本発明の他の実施例に係り、第7図
は加熱シリンダ及びその周辺部位を示す一部切断した側
面図、第8図はシリンダ素子体の側面図、第9図は第8
図のA−A線断面図、第10図はシリンダ素子体の断側
面図、第11図はガラス体の取付は構造を示すためシリ
ンダ素子体をその軸方向と直交する方向で切断した要部
断面図、第12図はガラス体の取付は構造を示すためシ
リンダ素子体をその軸方向に沿う方向で切断した要部断
面図、第13図は第12図と対応する箇所の要部側面図
である。なお、第7図において前記実施例と対応する部
材には同一符号を付し、その説明は重複を避けるため省
略する。
第7図において、33は加熱シリンダで、この実施例に
おいては、5つのシリンダ素子体33a〜33eを軸方
向に連結することによって加熱シリンダを構成している
。すなわち、各シリンダ素子体33a〜33eは後述す
るようにその端面に形成した凹凸部同志を位置合わせし
て・嵌合することによって連結されていると共に、根元
側(射出側と反対側)のシリンダ素子体33eがヘッド
ストック34 (前記第1図において前記ホッパー7を
取付けた部材)に固着・保持されている。
なお、この根元側のシリンダ素子体33eには図示せぬ
ホッパーから供給される樹脂材料を受入れるため、ヘッ
ドストック34の開口35と連通した開口36が設けら
れている。
37は上記シリンダ素子体33eをヘッドストック34
に固着するための取付は板で、ヘッドストック34にネ
ジ38で螺着・固定されている。
39はその一端を取付は板37に螺着されたタイロッド
、40は前記射出側のシリンダ素子体33aの端面に当
接した取付は板で、タイロッド39の他端を取付は板4
0にナツト41で締結することによって、前記各シリン
ダ素子体33a〜33eを一体に結合・保持するように
なっている。なお、該実施例においては、タイロッド3
9は等間隔に4本設置されている。
この実施例においては、各シリンダ素子体33a〜33
eのうち、根元側のシリンダ素子体33eを除く4つの
シリンダ素子体33a〜33dに、その軸方向に沿った
内部観察用のスリット状の観察窓42がそれぞれ形成さ
れており、各観察窓42内には柱状の高純度石英ガラス
からなる透明な耐熱・高強度ガラスのガラス体43がそ
れぞれ配設されている。なお、何れのシリンダ素子体に
観察窓42を設けるかは、加熱シリンダ33内のどの部
位での樹脂挙動のwi察を必要とするかで決定される任
意事項であり、また、加熱シリンダ33を何つのシリン
ダ素子体に分割するかあるいは各シリンダ素子体の長さ
をどの程度にするかも任意であるが、シリンダ素子体長
さは後述する穴加工の作業性等を勘案して決定されるべ
きである。
該実施例においては、上記&ll察窓42を形成した4
つのシリンダ素子体33a〜33dのうち、前記ノズル
5の螺合部をもつシリンダ素子体33aを除くシリンダ
素子体33b〜33dはほぼ同一形状とされていて、こ
のシリンダ素子体33b〜33dの構造を、第8図〜第
10図に示したシリンダ素子体33bを代表として次に
説明する。
同各図において、44は、シリンダ素子体33bの中央
部を軸方向に貫通した円形の中心穴で、該中心穴44内
に前記スクリュ4が位置付けられる。
45は、中心穴44と連通した断面略四角形のガラス収
納穴で、シリンダ素子体33bの軸方向に貫通しており
、このガラス収納穴45内へ前記ガラス体43が後述す
る如く取付けられる。なお、このガラス収納穴45はワ
イヤ放電加工によって形成され、その表面はきわめて滑
らかな平坦面として仕上げられている。42は前記した
lβ窓で。
シリンダ素子体33bの外周面から上記ガラス収納穴4
5まで到達するように軸方向に沿ってスリット状に形成
されている。この観察窓42はシリンダ素子体33bの
全長よりも短かく設定されており、例えばエンドミル加
工によって形成される。
46はシリンダ素子体33bの一方端に設けた凸部、4
7はシリンダ素子体33bの他方端に設けた凹部で、こ
の凸部46並びに凹部47にはそれぞれ小穴48が形成
されている。そして、この小穴48に図示せぬピンを嵌
入して、シリンダ素子体33bの凹部47を前記シリン
ダ素子体33aの図示せぬ凸部に嵌合すると共に、上記
したピンをシリンダ素子体33aの凸部の小穴に嵌入し
て、両シリンダ素子体33a、33bを位置合わせして
軸方向に連結するようになされる。また、シリンダ素子
体33bの凸部46を前記シリンダ素子体33cの図示
せぬ凹部に嵌合すると共に、前記したピンをシリンダ素
子体33cの凹部の小穴に嵌入して、両シリンダ素子体
33b、33cを位置合わせして軸方向に連結するよう
になされる。
斯様なピンによる位置合わせと凹凸部同志の嵌合によっ
て、前記した各シリンダ素子体33a〜33eの総べて
が軸方向に連結されるようにようになっており、前記し
たタイロッド39による締結力と相俟って、分割加熱シ
リンダ構造をとるも、樹脂漏れのない極めてシール効果
の高い構成となっている。
なお、第8図〜第10において、49は、シリンダ素子
体33bの外周面から前記ガラス収納穴45に到達する
ように垂下・穿設された複数本のネジ穴、50は、観察
窓42の延長線上に位置する上記ネジ穴49と直交する
方向に穿設された貫通穴、51は前記した樹脂圧センサ
21を収納するためのネジ切りされたセンサ収納穴、5
2は同じく前記した樹脂温度センサ22を収納するため
のネジ切りされたセンサ収納穴である。(なお、第7図
においては図示の都合上、シリンダ素子体33dにのみ
にネジ穴49を描いであるが、wt察g42をもつ他の
シリンダ素子体33a〜33cにも同様にネジ穴49が
形成されている。)次に、各シリンダ素子体33a〜3
3dへの前記ガラス体43の取付は構造を第11図〜第
13によって説明する。この場合も各シリンダ素子体3
3a〜33dへの各ガラス体43の取付は構造はほぼ同
等であるので、シリンダ素子体33bを代表して説明す
る。
前記した柱状のガラス体43は、シリンダ素子体33b
の長さよりも短かいものとなっていて。
前記ガラス収納穴45内に挿入される。勿論ガラス体4
3は、前記中心穴44に突出しない形状とされているこ
とは言うまでもない。53は、ガラス体43よりも若干
長い押付板で、第11図に示すようにガラス体43の上
面に載置されている。
そして、前記ネジ穴49に螺合されたネジ54によって
上記押付板53を介してガラス体43を図示下方へ押圧
することによって、ガラス体43は上下方向に確実に位
置決めされる。なお、このように押付板53を介してガ
ラス体43を押付けているので、ガラス体43には均一
な押下げ力が作用し、無理なせん断力が働かずガラス体
43の破損は可及的に防止されるようになっている。
また、ガラス体43の長手方向の一方端側には、第12
図に示すようにクサビ55とクサビ5Gとが配設され、
前記貫通穴50から挿入されたネジ57が上記一方のク
サビ56に螺合されている。
従って、ネジ57でクサビ56を第12図において下方
に移動させることによって、ガラス体43には同図で右
向きの押付は力が作用し、前記した各シリンダ素子体3
3a〜33eの組立て状態では、ガラス体43の他方端
は隣接したシリンダ素子体の端面に当接して位置決めさ
れるようになっている。
このように該実施例においては、各シリンダ素子体33
a〜33dに内蔵される各ガラス体43への長手方向の
押付は力が独立して調整できることと、前述した実施例
に比してガラス体43の長さが短かいこととが相俟って
、成形装置の運転前と運転中の大きな温度差による前記
加熱シリンダ33とガラス体43との伸びの差に起因す
るガラス体43の破損が防止できるようになっている。
第14図は本発明の更に他の実施例に係る加熱シリンダ
を示している。
同図において、符号60で総括して示す加熱シリンダは
、例えば6つのシリンダ素子体60a〜60fを軸方向
に連結したものよりなっており、このうちの1つのシリ
ンダ素子体60eにのみ前記した実施例の観察窓42に
対応するi横窓61が設けられている。このシリンダ素
子体60eは。
前記した第7図〜第13図に示した実施例におけるシリ
ンダ素子体33b、33c、33dとほぼ同一の構造を
もち、図示していないが前記実施例と同様の保持構造で
ガラス体を内蔵している。また、各シリンダ素子体60
a〜60fは前記実施例と同様にその端面の凹凸部同志
で嵌合され、ピンによって位置合わせされるようになっ
ている。
そしてこの実施例においては、射出側のシリンダ素子体
60aとヘッドストックに取付けられる根元側のシリン
ダ素子体60fを除き、他の4つのシリンダ素子体60
b〜60eの配置位置を可変できるようにされていて、
第14図(a)の状態ではシリンダ素子体60eは図示
最とも右寄りの位置にあり、同図(b)〜(e)ではシ
リンダ素子体60eが順次左側寄りに位置付けられてい
ることを模式的に示している。
斯様な構成をとる該実施例においては、ガラス体を内蔵
した観察窓付きのシリンダ素子体を唯1つのみ用意する
だけで、樹脂挙動などの観察を必要とする加熱シリンダ
6oの任意の部位に、シリンダ素子体60eを選択的に
位置付ければよいので、製作コスト上有利である。
なお、上述してきた各実施例においては、本発明を射出
成形装置に適用した場合を示したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、例えば押出成形装置にも適用す
ることができる。
[発明の効果] 加熱シリンダ内における樹脂の挙動を観察する方法とし
て。
■、加熱シリンダに相当する筒体全体をアクリル樹脂や
強化ガラスなどの透明体で作成し、樹脂材料の代りに、
水あめとPvCビーズの混合物あるいは発泡ビーズなど
の異種材料を用い、この筒体を通して内部状態をWt察
する方法と、■、加熱シリンダの周壁に複数のスポット
状の透孔を形成して、この透孔を通してスポット的に内
部状態を観察する方法とがある。
前者の■の方法では、樹脂流動の全プロセスがwt祭可
能であるが、異種材料を使用せざるを得ないことや、実
際の加熱シリンダとアクリル樹脂。
強化ガラスなどの透明筒体との材料の違いにより。
面粗度や耐圧性など詣種の特性が異なることから、画像
データなどが得られても実際の射出成形装置に対して真
実性に欠ける。
後者の■の方法では、加熱シリンダ内での観察範囲が限
られてしまうので、樹脂の挙動状態を正確に把握するこ
とができない。
これに対して本発明は前述のような構成になっているた
め、加熱シリンダ内での樹脂の挙動などが全プロセスを
通して連続的に観察できる。また、実際の成形装置とほ
ぼ同じ条件であるから、真実性のある理論解析が可能で
、スクリュデザインなど成形装置の設計に有効に役立つ
などの利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図の1実施例に係り、第1図は射出成形装
置の側面図、第2図は射出成形装置に用いられる加熱シ
リンダ、スクリュなどを示す一部切断した側面図、第3
図は加熱シリンダを軸方向と直交する方向で切断した断
面図、第4図はガラス体等の配列状態を示す一部を断面
にした加熱シリンダの側面図、第5図はガラス体、スペ
ーサ並びにクサビを示す分解斜視図、第6図は画像処理
装置のブロック図、第7図〜第13図は本発明の他の実
施例に係り、第7図は加熱シリンダ及びその周辺部位を
示す一部切断した側面図、第8図はシリンダ素子体の側
面図、第9図は第8図の八−A線断面図、第1O図はシ
リンダ素子体の断側面図、第11図はガラス体の取付は
構造を示すためシリンダ素子体をその軸方向と直交する
方向で切断した要部断面図、第12図はガラス体の取付
は構造を示すためシリンダ素子体をその軸方向に沿う方
向で切断した要部断面図、第13図は第12図と対応す
る箇所の要部側面図、第14図は本発明の更に他の実施
例に係る加熱シリンダを示す説明図である。 3・・・・・・加熱シリンダ、3a・・・・・・上側分
割周壁体、3b・・・・・・下側分割周壁体、4・・・
・・・スクリュ、5・・・・・・ノズル、7・・・・・
・ホッパー、lla、llb・・・・・・ガラス体のた
めの受部512・・・・・・ボルト、13(13a〜1
3c)・・・・・・ガラス体、14・・・・・・スペー
サ、15  (15a、15b)−−クサビ、16・・
・・・・シールテープ、17・・・・・・観察窓、18
・・・・・・押えネジ、21・・・・・・樹脂圧センサ
、22・・・・・・樹脂温度センサ、23・・・・・・
バンドヒータ、33・・・・・・加熱シリンダ、33a
〜33e・・・・・・シリンダ素子体、34・・・・・
・ヘッドストック、37,40・・・・・・取付は板、
39・・・・・・タイロッド、42・・・・・・R横窓
、43・・・・・・ガラス体、44・・・・・・中心穴
、45・・・・・・ガラス収納穴、46・・・・・・凸
部、47・・・・・・凹部、48・・・・・・小穴、5
3・・・・・・押付板、54・・・・・・ネジ、55,
56・・・・・・クサビ、57・・・・・・ネジ、60
・・・・・・加熱シリンダ、60a〜60f・・・・・
・シリンダ素子体、61・・・・・・観察窓。 第3図 第8図 第11図 第12図 第13図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱シリンダを用い、その加熱シリンダ内にスク
    リュが回転可能に配置された成形装置において、前記加
    熱シリンダの周壁に加熱シリンダの軸方向に延びた内部
    観察用のスリット状の観察部が設けられていることを特
    徴とする成形装置。
  2. (2)請求項(1)記載において、前記観察部が長方形
    の透明体を具備したことを特徴とする成形装置。
  3. (3)請求項(2)記載において、前記加熱シリンダが
    その軸方向に沿つて縦に2分割されており、前記透明体
    を構成する強化ガラス体が加熱シリンダの分割周壁体に
    よつて挟持されていることを特徴とする成形装置。
  4. (4)請求項(1)記載において、複数個の短尺のシリ
    ンダ素子体を軸方向に結合することによつて前記加熱シ
    リンダを構成し、このシリンダ素子体の少くとも1つに
    軸方向に延びた内部観察用のスリット状の観察部を設け
    たことを特徴とする成形装置。
  5. (5)請求項(4)記載において、前記シリンダ素子体
    の複数個に、前記観察部が設けられたことを特徴とする
    成形装置。
  6. (6)請求項(4)記載において、前記シリンダ素子体
    のうちの特定の1つのみに前記観察部が設けられ、該観
    察部をもつシリンダ素子体の配置位置が可変自在とされ
    たことを特徴とする成形装置。
  7. (7)請求項(4)記載において、前記観察部には柱状
    の強化ガラス体が配設され、該ガラス体はその長手方向
    に沿う押付板を介して一方向に押付けられていることを
    特徴とする射出成形機の射出装置。
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