JPH0129570Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0129570Y2 JPH0129570Y2 JP1982133867U JP13386782U JPH0129570Y2 JP H0129570 Y2 JPH0129570 Y2 JP H0129570Y2 JP 1982133867 U JP1982133867 U JP 1982133867U JP 13386782 U JP13386782 U JP 13386782U JP H0129570 Y2 JPH0129570 Y2 JP H0129570Y2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 8
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 6
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- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は金属や非金属等固体の非破壊検査の
一手段である超音波探傷に供される装置の改良に
関するものである。
一手段である超音波探傷に供される装置の改良に
関するものである。
超音波を利用した非破壊検査装置として、従来
より最も多く採用されてきたと考えられる超音波
探傷装置の探傷図形表示手段としてはブラウン管
(以下CRT)にAスコープビデオ表示を行つてい
たと云つても過言ではあるまい。CRTではヒー
タを含む電子銃の部分から発射された電子ビーム
を電子レンズ部分で集束させ縦方向と横方向の偏
向部分を通過させた後、加速電極に印加されたプ
ラスの高電圧で加速させてCRT前面の螢光面に
衝突させることによつて、上記螢光面を発光さ
せ、上記偏向部の偏向板に印加された電気信号の
時間に対する変化をCRT前面より観測すること
が出来る。超音波探傷装置はCRTの上記性質を
利用して超音波を被検材の中へ入射させて、上記
被検材中からの反射波や透過波をとらえ、電気信
号に変換させて上記CRTの偏向板に印加させる
ことにより、上記反射波や透過波強さの時間に対
する変化を観測し、上記被検材中の内部状態たと
えば欠陥の有無を予測することが可能である。第
1図はCRT画面に表示されたAスコープビデオ
表示の例である。図においてTは送信パルスを示
し、Fは被検材内部の欠陥等からの反射波、Bは
被検材の超音波入射面と対向する面からの反射波
を示している。さて、以上説明したようにCRT
は電子ビームを偏向させたり加速させたりする為
に一定以上の電子ビーム通過経路長さが必要であ
り、したがつてCRT全体の長さを短くすること
には限界があり、一例として3・5吋角形観測用
CRTは全長約270mmである。CRT画面を大きく
すると当然のことながら、CRTの全長は更に大
きくする必要がある。
より最も多く採用されてきたと考えられる超音波
探傷装置の探傷図形表示手段としてはブラウン管
(以下CRT)にAスコープビデオ表示を行つてい
たと云つても過言ではあるまい。CRTではヒー
タを含む電子銃の部分から発射された電子ビーム
を電子レンズ部分で集束させ縦方向と横方向の偏
向部分を通過させた後、加速電極に印加されたプ
ラスの高電圧で加速させてCRT前面の螢光面に
衝突させることによつて、上記螢光面を発光さ
せ、上記偏向部の偏向板に印加された電気信号の
時間に対する変化をCRT前面より観測すること
が出来る。超音波探傷装置はCRTの上記性質を
利用して超音波を被検材の中へ入射させて、上記
被検材中からの反射波や透過波をとらえ、電気信
号に変換させて上記CRTの偏向板に印加させる
ことにより、上記反射波や透過波強さの時間に対
する変化を観測し、上記被検材中の内部状態たと
えば欠陥の有無を予測することが可能である。第
1図はCRT画面に表示されたAスコープビデオ
表示の例である。図においてTは送信パルスを示
し、Fは被検材内部の欠陥等からの反射波、Bは
被検材の超音波入射面と対向する面からの反射波
を示している。さて、以上説明したようにCRT
は電子ビームを偏向させたり加速させたりする為
に一定以上の電子ビーム通過経路長さが必要であ
り、したがつてCRT全体の長さを短くすること
には限界があり、一例として3・5吋角形観測用
CRTは全長約270mmである。CRT画面を大きく
すると当然のことながら、CRTの全長は更に大
きくする必要がある。
CRTを使用した超音波探傷装置は装置全体の
奥行寸法が、CRTの長さで支配される実態であ
る為、上記装置の小形化には、自ずと限界があつ
た。なお、超音波探傷装置を用いる現場は一般に
狭い場所や足場の悪い場所であり、取扱い者の安
全を考えると、使用する装置には可能な限り小形
軽量であることが要求されている。
奥行寸法が、CRTの長さで支配される実態であ
る為、上記装置の小形化には、自ずと限界があつ
た。なお、超音波探傷装置を用いる現場は一般に
狭い場所や足場の悪い場所であり、取扱い者の安
全を考えると、使用する装置には可能な限り小形
軽量であることが要求されている。
この考案は上記の欠点即ちCRTを使用する為
に決定される超音波探傷装置の小形化の限界を打
破する為に成されたもので、その手段はドツトマ
トリクスで構成されたフラツト形表示パネルを用
いたところにある。第2図はこの考案による装置
の一実施例を示す図、第3図は第2図の各部波形
は示す図であり、1は同期部、2は送信部、3は
探触子、4は受信部、5はサンプルホールド回
路、6はサンプルパルス発生器、7はAD変換
器、8はメモリ、9はカウンタ、10は表示コン
トローラ、11はXドライバ、12はYドライ
バ、13はドツトマトリクス表示器である。同期
部1の出力CLSの繰返し周波数に同期して送信部
2を駆動し、電気パルスeTを発生させて探触子3
へ印加させる。探触子3では上記電気パルスeTを
圧電逆効果によつて超音波に変換させ被検材Sへ
入射させ、上記被検材S内の欠陥Fや底面Bから
の反射波を再度探触子3で受信し、圧電効果によ
つて電気パルスに変換させて受信部4へ送る。受
信部4では上記電気パルスを電圧増幅して信号eR
としサンプルホールド回路5へ送る。尚第3図の
信号eRはAC波形を検波した後の波形で示してあ
る。一方サンプルパルス発生器6は同期部1の出
力CLSの繰返し周期に同期してサンプリングパル
スeSを発生させ、上記サンプルホールド回路5へ
サンプリングタイミング信号として接続させる。
サンプリングパルスeSは第3図に示すように、繰
返し周期が図で右へ移動すると共に同期信号CLS
の立上がり時刻からの遅延時間tdがtd1,td2,…
tdo(td1<td2…<tdo)、(のように順次遅れて発生
するようにしてある。サンプルホールド回路5で
は上記信号eRとeSを入力として動作し、サンプリ
ングパルスeSの幅だけ信号eRの電圧をホールド
し、AD変換器7へ接続されて、上記AD変換器
7にてデイジタル化され信号DYとなる。上記信
号DYは、カウンタ9の出力即ち遅延時間tdoのn
値つまり信号eRに示したX方向の位置信号DXと
共に、メモリ8にて記憶される。以上のようにし
て記憶されたデータDY,DXは表示コントロー
ラ10で適宜読出してXドライバ11とYドライ
バ12へ導入し、ドツトマトリクスで構成された
表示器13へ表示される。第4図は第2図で説明
したこの考案による構成例の表示器13への表示
図形の一例である。図中T,F,Bは第1図で説
明した波形例に対応させて表示してある。
に決定される超音波探傷装置の小形化の限界を打
破する為に成されたもので、その手段はドツトマ
トリクスで構成されたフラツト形表示パネルを用
いたところにある。第2図はこの考案による装置
の一実施例を示す図、第3図は第2図の各部波形
は示す図であり、1は同期部、2は送信部、3は
探触子、4は受信部、5はサンプルホールド回
路、6はサンプルパルス発生器、7はAD変換
器、8はメモリ、9はカウンタ、10は表示コン
トローラ、11はXドライバ、12はYドライ
バ、13はドツトマトリクス表示器である。同期
部1の出力CLSの繰返し周波数に同期して送信部
2を駆動し、電気パルスeTを発生させて探触子3
へ印加させる。探触子3では上記電気パルスeTを
圧電逆効果によつて超音波に変換させ被検材Sへ
入射させ、上記被検材S内の欠陥Fや底面Bから
の反射波を再度探触子3で受信し、圧電効果によ
つて電気パルスに変換させて受信部4へ送る。受
信部4では上記電気パルスを電圧増幅して信号eR
としサンプルホールド回路5へ送る。尚第3図の
信号eRはAC波形を検波した後の波形で示してあ
る。一方サンプルパルス発生器6は同期部1の出
力CLSの繰返し周期に同期してサンプリングパル
スeSを発生させ、上記サンプルホールド回路5へ
サンプリングタイミング信号として接続させる。
サンプリングパルスeSは第3図に示すように、繰
返し周期が図で右へ移動すると共に同期信号CLS
の立上がり時刻からの遅延時間tdがtd1,td2,…
tdo(td1<td2…<tdo)、(のように順次遅れて発生
するようにしてある。サンプルホールド回路5で
は上記信号eRとeSを入力として動作し、サンプリ
ングパルスeSの幅だけ信号eRの電圧をホールド
し、AD変換器7へ接続されて、上記AD変換器
7にてデイジタル化され信号DYとなる。上記信
号DYは、カウンタ9の出力即ち遅延時間tdoのn
値つまり信号eRに示したX方向の位置信号DXと
共に、メモリ8にて記憶される。以上のようにし
て記憶されたデータDY,DXは表示コントロー
ラ10で適宜読出してXドライバ11とYドライ
バ12へ導入し、ドツトマトリクスで構成された
表示器13へ表示される。第4図は第2図で説明
したこの考案による構成例の表示器13への表示
図形の一例である。図中T,F,Bは第1図で説
明した波形例に対応させて表示してある。
以上説明したようにこの考案によれば、Aスコ
ープビデオ表示を利用した超音波探傷装置で、そ
の奥行の最大寸法を事実上決定するCRTを用い
ずドツトマトリクスで構成されたフラツト形表示
器を採用したので同じ表示画面寸法であれば確実
にCRTを採用した場合より装置全体の奥行寸法
を小形に出来る特徴がある。
ープビデオ表示を利用した超音波探傷装置で、そ
の奥行の最大寸法を事実上決定するCRTを用い
ずドツトマトリクスで構成されたフラツト形表示
器を採用したので同じ表示画面寸法であれば確実
にCRTを採用した場合より装置全体の奥行寸法
を小形に出来る特徴がある。
またこの考案は送信部の周期が時間とともに移
動するごとに同期部の出力の立上がり時刻からの
遅延時間tdがtd1,td2…tdo(td1<td2…tdo)のよ
うに順次遅れたサンプリングパルスを用いてAD
変換するようになつているので安価なAD変換器
で良く、従つて装置が安価に構成できるという効
果を有する。
動するごとに同期部の出力の立上がり時刻からの
遅延時間tdがtd1,td2…tdo(td1<td2…tdo)のよ
うに順次遅れたサンプリングパルスを用いてAD
変換するようになつているので安価なAD変換器
で良く、従つて装置が安価に構成できるという効
果を有する。
第1図はCRT画面に表示されたAスコープビ
デオ表示の図、第2図はこの考案による超音波探
傷装置の一実施例を示す図、第3図は第2図の各
部波形を示す図、第4図はこの考案の超音波探傷
装置における表示器への表示図形である。図中1
は同期部、2は送信部、3は探触子、4は受信
部、5はサンプルホールド回路、6はサンプリン
グパルス発生器、7はAD変換器、8はメモリ、
9はカウンタ、10は表示コントローラ、11は
Xドライバ、12はYドライバ、13はドツトマ
トリクス表示器である。 なお、図中同一あるいは相当部分には同一符号
を付して示してある。
デオ表示の図、第2図はこの考案による超音波探
傷装置の一実施例を示す図、第3図は第2図の各
部波形を示す図、第4図はこの考案の超音波探傷
装置における表示器への表示図形である。図中1
は同期部、2は送信部、3は探触子、4は受信
部、5はサンプルホールド回路、6はサンプリン
グパルス発生器、7はAD変換器、8はメモリ、
9はカウンタ、10は表示コントローラ、11は
Xドライバ、12はYドライバ、13はドツトマ
トリクス表示器である。 なお、図中同一あるいは相当部分には同一符号
を付して示してある。
Claims (1)
- 同期部と、この同期部の出力で駆動される送信
部と、送信部の出力である電気パルスを超音波に
変換すると共に被検材中の反射超音波信号を再度
電気パルスに変換する探触子と、上記探触子から
の出力を増幅する受信部と、上記送信部の出力の
繰返し周期が時間とともに移動するごとに上記周
期部の出力の立上がり時刻からの遅延時間tdが
td1,td2…tdo(td1<td2…<tdo)のように順次遅
れたサンプリングパルスを発生するサンプリング
パルス発生器と、上記受信部の出力と上記サンプ
リングパルス発生器の出力とを入力として作動す
るサンプルホールド回路と、上記サンプルホール
ド回路の出力をアナログ−デジタル変換するAD
変換器と、上記AD変換器の出力を記憶するメモ
リと、上記メモリの記憶内容を表示するドツトマ
トリクスで構成されたフラツト形表示器と、上記
表示器を制御する表示コントロール部とから成
り、Aスコープビデオ表時図形をドツトマトリク
ス上に表示することを特徴とした超音波探傷装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13386782U JPS5937561U (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 超音波探傷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13386782U JPS5937561U (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 超音波探傷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5937561U JPS5937561U (ja) | 1984-03-09 |
JPH0129570Y2 true JPH0129570Y2 (ja) | 1989-09-08 |
Family
ID=30301820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13386782U Granted JPS5937561U (ja) | 1982-09-03 | 1982-09-03 | 超音波探傷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5937561U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5228368A (en) * | 1975-08-28 | 1977-03-03 | Ichiro Tsunoda | Oscilloscope apparatus using electro-optic display panel |
JPS5428697A (en) * | 1977-08-05 | 1979-03-03 | Laurel Bank Machine Co | Device of changing over feed and dispensing in paper pieces feed and dispensing machine |
-
1982
- 1982-09-03 JP JP13386782U patent/JPS5937561U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5228368A (en) * | 1975-08-28 | 1977-03-03 | Ichiro Tsunoda | Oscilloscope apparatus using electro-optic display panel |
JPS5428697A (en) * | 1977-08-05 | 1979-03-03 | Laurel Bank Machine Co | Device of changing over feed and dispensing in paper pieces feed and dispensing machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5937561U (ja) | 1984-03-09 |
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