JPH01295179A - コロナ放電の検出方法 - Google Patents
コロナ放電の検出方法Info
- Publication number
- JPH01295179A JPH01295179A JP12536188A JP12536188A JPH01295179A JP H01295179 A JPH01295179 A JP H01295179A JP 12536188 A JP12536188 A JP 12536188A JP 12536188 A JP12536188 A JP 12536188A JP H01295179 A JPH01295179 A JP H01295179A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corona discharge
- inspected
- sample
- magnetic field
- core coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 23
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 5
- 230000004907 flux Effects 0.000 abstract description 10
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 abstract description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005674 electromagnetic induction Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は例えは電力用変圧器内部に発生する部分放電
等のコロナ放電を検出するコロナ放電の検出方法に関す
るものである。
等のコロナ放電を検出するコロナ放電の検出方法に関す
るものである。
[従来の技術]
柱上用変圧器等の高電圧電力用機器は長期の使用により
特に巻線部分にコロナ放電のような部分放電か生じ易く
なり、この部分放電により絶縁破壊事故を引き起こずこ
とがある。この絶縁破壊事故を未然に防ぐために高電圧
電力用機器の部分放電を定期的に検出する必要かある。
特に巻線部分にコロナ放電のような部分放電か生じ易く
なり、この部分放電により絶縁破壊事故を引き起こずこ
とがある。この絶縁破壊事故を未然に防ぐために高電圧
電力用機器の部分放電を定期的に検出する必要かある。
従来、高電圧電力用機器の部分放電を検出するものとし
て第3図に示すコロナ放電検出回路がある。この検出回
路は被検査試料である柱上用変圧器101の高圧巻線側
には抵抗または振動回路等からなるインピータンス10
2とフィルタ103を介して高電圧電源104が接続さ
れ、インピータンス102には増幅器105が並列に接
続されその出力端にCRTまたは電圧計等からなる観測
装置106が接続されている。107は高周波電流を通
すための結合コンデンサである。
て第3図に示すコロナ放電検出回路がある。この検出回
路は被検査試料である柱上用変圧器101の高圧巻線側
には抵抗または振動回路等からなるインピータンス10
2とフィルタ103を介して高電圧電源104が接続さ
れ、インピータンス102には増幅器105が並列に接
続されその出力端にCRTまたは電圧計等からなる観測
装置106が接続されている。107は高周波電流を通
すための結合コンデンサである。
柱上用変圧器101の巻線部分に部分放電(以後コロナ
放電と呼ぶ)か生じていると、この放電に起因する電流
パルスか発生する。この電流パルスはインピータンス1
02で電圧に変換され増幅器105を介して観測装置1
06に与えられ、このときの電圧変化を観測装置106
で観察することによりコロナ放電を検出することができ
る。
放電と呼ぶ)か生じていると、この放電に起因する電流
パルスか発生する。この電流パルスはインピータンス1
02で電圧に変換され増幅器105を介して観測装置1
06に与えられ、このときの電圧変化を観測装置106
で観察することによりコロナ放電を検出することができ
る。
「′発明が解決しよう夏する課題]
従来の技術で述べたコロナ放電検出回路で実稼動中の被
検査試料のコロナ放電を検出する場合には、高電圧電源
104である高圧配電線路に゛接続された被検査変圧器
にコロナ検出用のインピーダンス102等を直接接続し
なければならないため、かかる接続作業が極めて困難で
あり、かつ危険が伴い実用的ではなかった。
検査試料のコロナ放電を検出する場合には、高電圧電源
104である高圧配電線路に゛接続された被検査変圧器
にコロナ検出用のインピーダンス102等を直接接続し
なければならないため、かかる接続作業が極めて困難で
あり、かつ危険が伴い実用的ではなかった。
そこで、高圧配電線路とは別に高電圧電源104を用意
し被検査試料を取り外して検査できるようにすることか
考えられるが、被検査変圧器の取り外し並びに取付は作
業が煩雑になるために、検査の能率か著しく低下する問
題がある。
し被検査試料を取り外して検査できるようにすることか
考えられるが、被検査変圧器の取り外し並びに取付は作
業が煩雑になるために、検査の能率か著しく低下する問
題がある。
本発明は上記の問題点に着目してなされたもので、実稼
動中の被検査試料を取り外すことなくコロナ放電を簡単
に検出することができるとともに、検出作業を安全に行
うことができるコロナ放電の検出方法を提供することを
目的とする。
動中の被検査試料を取り外すことなくコロナ放電を簡単
に検出することができるとともに、検出作業を安全に行
うことができるコロナ放電の検出方法を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明はコロナ放電に起因する電流による磁界変化を磁
気検出手段で検出することを特徴とする。
気検出手段で検出することを特徴とする。
[作用]
高電圧電力用機器等の被検査試料内部でコロナ放電が生
じると、被検査試料に接続されたリード線等に数十KH
7〜数MHz成分の電流パルスが流れる。このとき、ア
ンペアの右ネジの法則によりリード線の周囲には磁界か
生し、この磁界に例えばカレントトランス又は空心コイ
ルの磁気検出手段を鎖交させることにより電流パルスに
起因する磁束変化を検出することができる。
じると、被検査試料に接続されたリード線等に数十KH
7〜数MHz成分の電流パルスが流れる。このとき、ア
ンペアの右ネジの法則によりリード線の周囲には磁界か
生し、この磁界に例えばカレントトランス又は空心コイ
ルの磁気検出手段を鎖交させることにより電流パルスに
起因する磁束変化を検出することができる。
[実施例コ
以下、本発明の一実施例を図面に従い説明する。第1図
において1は高圧配電線路等の高電圧電源2に接続され
た被検査試料で、被検査試料1として柱上用変圧器等の
高電圧電力用機器がある。この被検査試料1に高周波電
流を通すための結合コンデンサ3が並列に接続されてい
る。
において1は高圧配電線路等の高電圧電源2に接続され
た被検査試料で、被検査試料1として柱上用変圧器等の
高電圧電力用機器がある。この被検査試料1に高周波電
流を通すための結合コンデンサ3が並列に接続されてい
る。
4は被検査試料1のコロナ放電に起因する磁束変化を検
出する空心コイルである。この空心コイル4は被検査試
料1に接続された導線a又は結合コンデンサに接続され
た導線すの周囲に発生する磁界と鎖交すやように配置さ
れ、その出方端子には空心コイル4の検出信号に基いて
コロナ数*が発生しているがどうかを判別するコロナ放
電判別手段として増幅器5と処理器6が接続されている
。
出する空心コイルである。この空心コイル4は被検査試
料1に接続された導線a又は結合コンデンサに接続され
た導線すの周囲に発生する磁界と鎖交すやように配置さ
れ、その出方端子には空心コイル4の検出信号に基いて
コロナ数*が発生しているがどうかを判別するコロナ放
電判別手段として増幅器5と処理器6が接続されている
。
ここに用いられる空心コイル4はラジオノイズによる影
響が少なく、かつ感度が良好になるように空心コイル4
の断面積S1巻数n、導線に沿わせる距離Jを工夫する
必要がある。例えは第2図に示すようにコイルを矩形状
に巻回し、図中斜線で示す面積S=50cm 、巻数
n−15回。
響が少なく、かつ感度が良好になるように空心コイル4
の断面積S1巻数n、導線に沿わせる距離Jを工夫する
必要がある。例えは第2図に示すようにコイルを矩形状
に巻回し、図中斜線で示す面積S=50cm 、巻数
n−15回。
距i1t!f=10cmに設定することにより実用上問
題の無い良好な空心コイル4を得ることができる。
題の無い良好な空心コイル4を得ることができる。
いま、実稼動中の被検査試料1例えば柱上用変圧機器に
部分放電が生じていると、この部分放電により導線a、
bに数十KHz〜数MHz成分の電流パルスが流れ、導
線a、bの周囲には電流パルスに起因する高周波成分の
磁束変化が生ずる。この磁束変化により空心コイル4に
電流が流れ、この電磁誘導作用によって生ずる起電力は
鎖交磁束の減少する割合に比例する。このとき空心コイ
ル4に流れる電流変化と磁束変化は比例することから発
生する起電力Vは dφ di V=L□又□ dt dt dφ di V=N−=L−□ dt dt の関係を満たずことになる。
部分放電が生じていると、この部分放電により導線a、
bに数十KHz〜数MHz成分の電流パルスが流れ、導
線a、bの周囲には電流パルスに起因する高周波成分の
磁束変化が生ずる。この磁束変化により空心コイル4に
電流が流れ、この電磁誘導作用によって生ずる起電力は
鎖交磁束の減少する割合に比例する。このとき空心コイ
ル4に流れる電流変化と磁束変化は比例することから発
生する起電力Vは dφ di V=L□又□ dt dt dφ di V=N−=L−□ dt dt の関係を満たずことになる。
空心コイル4に発生した起電力は検出信号として増幅器
5を介して処理器6に与えられ、ここで検出信号を適宜
処理し例えは検出信号レベルが所定値を越えた場合にコ
ロナ放電が発生していると判断することができる。
5を介して処理器6に与えられ、ここで検出信号を適宜
処理し例えは検出信号レベルが所定値を越えた場合にコ
ロナ放電が発生していると判断することができる。
このように導線a、bの周囲に発生する電流パルスに起
因する高周波成分の磁束変化を空心コイル4により検出
することにより、空心コイル4を導線a、bに沿わせる
だけで実稼動中の被検査試料1のコロナ放電を簡単に検
出することかできるために、検査能力を著しく向上し得
るとともに、絶縁状態でコロナ放電を検出することかで
きるために、かかる検出作業を安全に行うことができる
。また、磁束検出手段として空心コイル4を用いること
により、電磁誘導作用によって発生する起電力■は上式
の関係が成立することから、高周波成分に対して50H
z、60Hz成分の感度が非常に小さく抑えられるため
、高周波成分のコロナ放電を高感度で検出することがで
き検出精度を向上し得る。しかも、コロナ放電に起因す
る電流変化を空心コイル4で捕らえることにより、高圧
配電Il路から侵入するラジオノイズ等の雑音による影
響を受は難くいために、直接法に比べてコロナ放電の検
出を正確に行うことができる。
因する高周波成分の磁束変化を空心コイル4により検出
することにより、空心コイル4を導線a、bに沿わせる
だけで実稼動中の被検査試料1のコロナ放電を簡単に検
出することかできるために、検査能力を著しく向上し得
るとともに、絶縁状態でコロナ放電を検出することかで
きるために、かかる検出作業を安全に行うことができる
。また、磁束検出手段として空心コイル4を用いること
により、電磁誘導作用によって発生する起電力■は上式
の関係が成立することから、高周波成分に対して50H
z、60Hz成分の感度が非常に小さく抑えられるため
、高周波成分のコロナ放電を高感度で検出することがで
き検出精度を向上し得る。しかも、コロナ放電に起因す
る電流変化を空心コイル4で捕らえることにより、高圧
配電Il路から侵入するラジオノイズ等の雑音による影
響を受は難くいために、直接法に比べてコロナ放電の検
出を正確に行うことができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、要旨を変更しない範囲において種々変形して実施する
ことができる。
、要旨を変更しない範囲において種々変形して実施する
ことができる。
例えば、上記実施例では磁束検出手段に空心コイルを用
いたが、磁性体にN回の巻線を施した1:Nのトランス
として作動するクリップオンタイプのカレントトランス
を用いることもできる。
いたが、磁性体にN回の巻線を施した1:Nのトランス
として作動するクリップオンタイプのカレントトランス
を用いることもできる。
このカレントトランスは磁気飽和しない限りこ非常に良
いコロナ検出センサーとなる。ところで、このカレント
1〜ランスを用いる場合、例えば柱上トランスでは数百
アンペアの電流か流れるために、磁気飽和を充分に考慮
する必要かある。
いコロナ検出センサーとなる。ところで、このカレント
1〜ランスを用いる場合、例えば柱上トランスでは数百
アンペアの電流か流れるために、磁気飽和を充分に考慮
する必要かある。
[発明の効果]
この発明によれば、実稼動中の被検査試料を取り外すこ
となくコロナ放電を簡単に検出することができるととも
に、検出作業を安全に行うことができるコロナ放電の検
出方法を提供することができる。
となくコロナ放電を簡単に検出することができるととも
に、検出作業を安全に行うことができるコロナ放電の検
出方法を提供することができる。
第1図は本発明を適用したコロナ放電検出装置の一実施
例を示す概略的構成図、第2図は同実繕例に用いられる
空心コイルを説明するための説明図、第3図は従来のコ
ロナ放電検出装置を示す概略的構成図である。 1・・・被検査試料 2・・・高圧電源3・・・
結合コンデンサ 4・・・空心コイル5・・・増幅器
6・・・処理器出願人 エヌエフ電子株
式会社
例を示す概略的構成図、第2図は同実繕例に用いられる
空心コイルを説明するための説明図、第3図は従来のコ
ロナ放電検出装置を示す概略的構成図である。 1・・・被検査試料 2・・・高圧電源3・・・
結合コンデンサ 4・・・空心コイル5・・・増幅器
6・・・処理器出願人 エヌエフ電子株
式会社
Claims (3)
- (1)コロナ放電に起因する電流による磁界変化を磁界
検出手段で検出することを特徴とするコロナ放電の検出
方法。 - (2)上記磁界検出手段にカレントトランスを用いたこ
とを特徴とする請求項1記載のコロナ放電の検出方法。 - (3)上記磁界検出手段に空芯コイルを用いたことを特
徴とする請求項1記載のコロナ放電の検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12536188A JPH01295179A (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | コロナ放電の検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12536188A JPH01295179A (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | コロナ放電の検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01295179A true JPH01295179A (ja) | 1989-11-28 |
Family
ID=14908234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12536188A Pending JPH01295179A (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | コロナ放電の検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01295179A (ja) |
-
1988
- 1988-05-23 JP JP12536188A patent/JPH01295179A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1102998B1 (en) | Closely-coupled multiple-winding magnetic induction-type sensor | |
KR920000566B1 (ko) | 절연상태의 검지방법 및 장치 | |
KR0172603B1 (ko) | 전기설비의 절연열화 감시장치 | |
EP0543316A1 (en) | High frequency surge tester methods and apparatus | |
US10502778B2 (en) | Method and apparatus for electric arc detection | |
Zhu et al. | Primary differential pulse method for partial-discharge detection of oil-immersed inverted current transformers | |
EP1018028B1 (en) | A device for monitoring partial discharges in an electric high-voltage apparatus or high-voltage equipment | |
CN112505388A (zh) | 电流测量设备和电流测量系统 | |
JP4248627B2 (ja) | 地絡検査装置 | |
JPH08122387A (ja) | 変流器の極性試験方法および装置 | |
JPH01295179A (ja) | コロナ放電の検出方法 | |
JPH087250B2 (ja) | 電気設備の絶縁劣化監視装置 | |
ES2119873T3 (es) | Dispositivo detector de defectos sobre una red aerea de distribucion de energia electrica. | |
JP2579479B2 (ja) | 誘電体損の測定方法 | |
Naseri et al. | Incipient fault monitoring of medium voltage UD-EPR power cable using Rogowski coil | |
JP2684620B2 (ja) | 変圧器の異常検出装置 | |
JPH0254183A (ja) | コロナ放電の判別方法 | |
JP2004271256A (ja) | 原子力発電設備用中性子測定装置 | |
JP2006098170A (ja) | 部分放電測定システム | |
RU2079849C1 (ru) | Устройство для измерения тока | |
JPH0252829B2 (ja) | ||
JPS6245477Y2 (ja) | ||
JP2869067B2 (ja) | 絶縁状態の検知装置 | |
RU44394U1 (ru) | Устройство для контроля витковой изоляции статорных обмоток крупных электрических машин | |
JPH02287169A (ja) | コロナ放電検出方法 |