JPH01293938A - 鋳造用ゲート装置 - Google Patents

鋳造用ゲート装置

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JPH01293938A
JPH01293938A JP12187588A JP12187588A JPH01293938A JP H01293938 A JPH01293938 A JP H01293938A JP 12187588 A JP12187588 A JP 12187588A JP 12187588 A JP12187588 A JP 12187588A JP H01293938 A JPH01293938 A JP H01293938A
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cavity
conduit
mold
strainer
skin
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J Jineretto Michele
ミケル ジェー ジネレット
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は重力注入式鋳造用鋳型、特に鋳型のゲート装
置に関する。
(従来の技術) 一般的鋳造技術において、重力注入式鋳型内での金属の
流れは1つまたはそれ以上の鋳物を作るようにゲート装
置(gatlng system)によって制御されて
いる。−旦鋳型が一杯になるとゲート装置は、適切に設
計されていれば、鋳型によって1またはそれ以上の鋳物
の良好な凝固方向性を増進させる。そのような鋳型は、
例えば、砂、黒鉛あるいは金属をベースとした物質で作
られる。鋳型は、また、注入される金属が鋳型用物質の
耐火度に適合するか鋳型に使われる他の物質の耐火度に
適合する限り、他の物質又はそれらの組合せに依っても
よい。
鋳型のゲート装置にはスキンストレーナ(skin 5
trainer)が使われることが知られている。
そのようなスキンストレーナの一般的なもの及びいくつ
かの特殊な例がU S P  4,154,289号に
開示されているが、そこに開示されているものをここに
引用する。
第1図は鋳型の1つの鋳型空洞(1) −16= (mold casting cavity)から成る
注入部と、鋳型空洞の頂部(3)に沿ったある位置、好
ましくは通例の揚り(riser)または押湯(fee
der)を必要とするような個所に配置されたスキンス
トレーナ(2)の実施例とを示している。スキンストレ
ーナ(2)の上部には、実施例に示されているように、
鋳型の頂部表面(4)まで延びる注入押湯としての導管
または湯道(5)が設けられている。
注入押湯(5)はスキンストレーナ(2)の開孔(6)
を通して(6)を通して鋳型空洞(1)に連通していて
、開孔(6)は全体としてスキンストレーナの断面領域
における全通路を形成している。
スキンストレーナ(2)か鋳型空洞の底部又は側部に設
けられ得るということに従って他の鋳造技術が使われる
かもしれないか、最も自然で進んだ位置は、鋳型が注入
部内にある場合は、鋳型空洞(1)の表面が群を抜いて
いる。スキンストレーナ(2)は鋳型の上方部位(8)
内に埋められた保持部材(7)によってしっかりと位置
決めされ固定されている。第1図に示されているケース
では、鋳型の上方部位(8)は結合砂によって作られ、
スキンストレーナ(2)はセラミック、保持部材は金属
によって作られている。他の物質でもその耐火度が注入
される金属の温度に適合すればその物質が使用されるで
あろう。
鋳型空洞(1)を−杯にするために溶融金属が注入押湯
(5) (sprue feeder)に直接性がれ、
まず最初に注入押湯の大部分を素早く一杯にしそれによ
って注入押湯を塞ぎ、そして次にゆっくりと鋳型空洞(
1)が開孔(6)を通して一杯になるまで注入押場内の
金属の水準を実質的に一定に保つのに十分なだけ注がれ
る。(図に)示したように、開孔(6)は、便利なよう
に、テーパをつけた側壁を有している。(開孔(6)の
側壁は(渦流れに)便利なようにテーパがつけられてい
る)。
鋳型は他の通常のゲート装置に比べて低価格で高品質の
鋳物の製造が普通に出来るように1又は、それ以上のス
キンストレーナ(2)から成るゲート装置を有している
しかしながら、開孔(6)の大きさとスキンストレ〜す
の断面領域における全通路とは衝突を生ずる。
一方において、開孔は、注入中に注入押湯を塞ぎやすく
するとともに、鋳型空洞への開孔(6)を通しての溶融
物の通過を避ける為に十分に小さくなければならない。
他方において、通過領域は空間を良好に一杯にするため
ばかりでなく、必要なら、凝固中における鋳物(溶湯)
の良好な供給をするために十分大きくなければならない
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、この発明の目的は、スキンストレーナを
使うことによる改良点を有しまた付加的改良点をも提供
できるにもかかわらず、スキンストレーナの設計におけ
る上述した衝突を除去することにある。
この発明の他の目的はストレーナ装置を有する鋳造用鋳
型の為のゲート装置を提供することと共に、以下のよう
な付加的改良点を供給することである。
1、重力注入式鋳造用鋳型のどのようなものでも鋳型空
洞に溶融金属の流れを所望の状況に制御し、空間の良好
な充填の為の流れの緩急を作りだすこと。
2、鋳型空洞中へ有害な溶融介在物が入るのを避けるこ
と。
3、鋳物の凝固方向が所定通りになるように、必要な場
合、鋳込みの供給を確実にすること。
4、−鋳込み分以上の鋳型の注入が出来るように最小容
量のゲート装置を提供すること。
5、ゲート装置の型製作を出来るだけ最小となるように
減らすこと。
6、必要な鋳込前作業の量を最小にし、がっ、鋳物の鋳
込んだままの状態がきちんとしているように、打ち落し
くfett I ing)操作を最小にすること。
7、より小型でより安価な鋳型の使用が可能となり、ま
た、一定の鋳込み面積により多くの鋳型が設けられるよ
うなより小型のゲート装置を提供することにより鋳造コ
ストを下げること。
8、鋳物とゲート装置との間を最小にすることにより鋳
造における凝固と冷却に起因する内部応力と変型を少く
すること。
9、加熱エネルギーを節約できる低温度溶融での注入を
可能にし、金属中の溶融ガスを回避し、金属収縮という
重要なことを減少させ、そして、他の改良点を提供する
ために鋳型空洞の非常に早い充填が出来ること。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この出願は3つの一般的な抑制装置を開示していて、そ
の抑制装置は鋳型の外表面と鋳物空間との間の少くとも
1つの点における全断面通路領域(total cro
ss −5ectional passage are
a)を通しての金属の流れを抑制することにより導管(
5)を塞ぐように作用するためのものである。典型的に
は、常にそうとは限らないが、抑制は一時的なものであ
りまた注入中における導管の閉塞を増進させる。全ての
場合においていくつかの構造的装置が鋳込みの適正な供
給を確実にするために用いられる。
抑制装置はカバー、浮動片(Noating piec
e)および非浮動片(non −floating p
iece)の−船釣形状を呈している。抑制装置の夫々
の一般的型はそれ単独で使イつれるであろうし、また、
1つ以上の抑制浮動片と抑制非浮動片とか同じスキンス
トレーナにおいて共同で使われる。
カバーは少くとも本体部とハンドルとから成っていて、
本体部は導管内に挿入できるようになっており、また、
導管(5)から空洞(1)内へ溶融金属が通過するため
の全流通領域を遮蔽(少くとも一部分を)できる形状の
底面を有している。
せばめられた流通領域とカバーの体積との相乗効果は導
管(5)の閉塞を促進する。導管(5)が十分充填され
るとカバーを導管(5)から除くためにハンドルが使わ
れ、それによって溶融金属が広げられた流通領域を通っ
て鋳型空洞へ流れるようになる。そのような時、鋳型空
洞が一杯になる瞬間迄注入される金属の流量の増大によ
り導管は塞がれたままとなる。
(作用) 抑制浮動片か、同様に、導管から空洞への利用できる流
通領域を一時的に制限するために使われることもある。
抑制浮動片はカバーの替りか、またはカバーと一緒に使
われることもある。
一つまたはそれ以上の抑制浮動片が導管と空洞の間の開
孔部内に最初に設置される。はとんどの実施例において
抑制浮動片は与えられたどの開孔の流通領域をも完全に
寒くものではない。鋳型空洞が一杯になったとき、抑制
浮動片は浮き上り、それによって浮動片が設置されてい
た開孔の開放領域か初期の状態に復帰し、その結果完全
な初期の領域が鋳込みの適当な供給のために利用できる
一つまたはそれ以上の抑制浮動片がカバーと同時に使わ
れる時、抑制浮動片は開孔内のカバーで覆われる位置か
またはカバーで覆われない位置に配置されるか、あるい
は抑制浮動片はそのような両方の位置に配置される。
ごくまれに、スキンストレーナを使用すると、鋳物の表
面(即ち、鋳型空洞の表面)は、スキンストレーナの使
用を支持するように、鋳込みにおける悪影響がないよう
に変形される。
同様の変形はこの発明に基づく抑制装置を使用するとき
にも成される。そのような変形の例は第2図と第3図に
示されている。
第2図は変形された鋳物空洞表面(9)に沿って配置さ
れたスキンストレーナ(2)を示し、この鋳物空洞表面
(9)鋳物空洞1の体積変形(10)を決定している。
第2図において、体積変形は上方へ広がっている。第3
図は同様の体積変形が横方向へ広がっている例を示して
いる。
少なくともある程度は、この発明による抑制装置を使う
ことによって達成される利点はスキンストレーナがない
場合に実感できる。スキンストレーナが使われる場合抑
制装置を使用することはスキンストレーナの利用を成さ
せ、鋳造用鋳型実務におけるそれの有利な立場をより普
遍的にする。
(実施例) 以下に示す定義は(この発明の)開示および特許請求の
範囲を通じて適用される。
「金属」とは純粋な金属又は合金を云う。
「溶融」とは溶けた金属の一団(batch)をいう。
「鋳物(鋳込み、鋳造) J (casting)とは
溶融金属を鋳型の中へ注入または射出(あるいはその両
方)することにより所望の形状にするための金属物の鋳
込みであって、機械的工程によって成形された金属物と
は別個のものである。
「重力鋳型」とは重力の影響のみによって溶融金属か充
填されるように設計された鋳造用鋳型をいう。ごく一般
的には、重力鋳型の異なった部品が一度作られたら、鋳
型が塞がれている個所(pos i t 1on)、即
ち、鋳型の異なった部品が組み合わされている個所は鋳
型の注入される個所と同じである。やはり、一般に知ら
れているように、重力鋳型は同様に1つの個所が塞がれ
そして異なった注入個所へと廻される。
「介在物」とは微量の不純物で、一般的には非金属であ
り溶融金属に溶解しないものである。
「注入口」とは第1の導管で、一般的には通例の重力鋳
型では垂直でそこを通って金属が鋳型に入る部分である
「揚り」又は「押湯」とは鋳物が凝固するときに起る収
縮を埋め合わせるため、溶融金属を凝固中の鋳物に供給
するように鋳物に連設された貯蔵所である。
「打ち落しくfettling)Jとは「鋳造仕上げ操
作」または単に「仕上げjとも呼ばれるが完全なゲート
装置を取り除き鋳型が注入され砂落しされた後鋳物から
さっと取り出す(flash)工程であり、また、鋳物
図面、見本、模型又は鋳物に関する顧客との合意の通り
に鋳物の寸法合せや成形をするために必要な工程である
「鋳型空洞」とは鋳型の中で作られるべき完全な鋳物に
相当する鋳型の空の部分であり、鋳物の形は見本、鋳物
図面、模型あるいは他の手順の通りに決められてる。時
々、鋳物の表面の修正および鋳物や相当する鋳型空洞の
必然的修正が他の理由により鋳造工程に採用される。そ
のような修正は鋳物の顧客に受け入れられるかあるいは
切り落し段階又は後の機械工程が省略されるであろう。
どのような場合でも、もしスキンストレーナが修正され
た鋳物の表面に沿って配置されているならば、修正され
た鋳物空洞はこの明細書の詳細な説明および特許請求の
範囲に「鋳物空洞」又は単に「空洞」として述べである
ものである。
「注入押湯」は注入口と押湯との両方の働きをする導管
である。以前は、注入押湯は高品質の鋳物を作るには不
適当だと考えられていた。しかしながら、ここに開示さ
れた注入押湯を使うと高品質の鋳物を作ることができる
「ゲート装置」とは伝統的な注入口、湯道、湯口、ガス
抜き、揚り端部(flow−orf)、押湯および注入
や良質の鋳物を作るために必要なものの完全な組合せで
ある。
「抑制装置」とは開口と協同じて開口を通過する流れを
抑制(即ち阻止又は制限)するもので、開口が作られて
いる物質とは異なった1つまたはそれ以上の部品から成
っている。
「スキンストレーナ」とはこの明細書に開示され、また
U、  S、  P、4,154,289号に示された
一般的および特別な形状のスキンストレーナを含むろ過
装置である。
「押湯効果」とは押湯によって作り出される効果である
「方向性凝固」とは供給される金属がまさに凝固してい
る鋳物の部分へ常に与えられるような鋳物空洞内での溶
融金属の凝固を表わしている。
「耐火度」とはたとえば溶融金属と接触したときの高温
にも耐えられるような物質の能力をいう。
別の鋳造用金属は幅広く可変な範囲を越える温度で溶け
るが、この鋳造技術においては物質の耐火度は相対的な
語であり、鋳物を作るために溶融され注入される金属に
依る。
低融点の金属が注入される場合他の高融点の金属が含ま
れていても幅広い物質が耐火度を示す。
注入される金属の融点が高くなると耐火度を呈する物質
の幅はせまくなり、最終的には十分な耐火性薄膜によっ
て適当に保護されるいくつかの金属のみとなるか、また
はこれらの物質の1つは「耐火性物質」あるいは単にセ
ラミックが対象となり粒状又は粉状で熱抵抗が高く熱伝
導度の低い金属物質でもなく有機物質でも全ての固体の
工業的物質が含まれる。
耐火性物質は機械的、物理的、化学的、焼結された、こ
れらの組合せ、または他の結合形態による結合によって
沢山の異なった形状を与えられるであろう。
飾りまたは部品が機械的強度と高い熱抵抗のために必要
な場合、当業者には耐火性物質を金属と一緒に使うこと
あるいは金属とセラミックとの結合技術を含むセラミッ
クを使うことを想起することが知られている。いくつか
の視点を通して、同一または対応する部品、特に第4図
におけるそれらには同様の番号が付しであるが、図面を
参照すると、スキンストレーナ(2)の一部が注入押湯
(5)と鋳型空洞との間に配置されていて、スキンスト
レーナ(2)はそれ自体複数の開孔を有しており、その
開孔の水平方向の断面積は全体としてスキンストレーナ
(2)の全通過面積を構成している。注入押湯(5)は
鋳型の頂部(8)から鋳型の表面(4)を通って上方へ
抜けている。
第4図には同様に本体(11)を含むスキンストレーナ
カバーが示されていて、本体(11)の底面はスキンス
トレーナの開孔(12)によって形成される全断面通過
面積の一部分を阻止するようにスキンストレーナの頂部
と接している。
第4図に示された実施例において、スキンストレーナカ
バーの本体(11)は耐火性物質によって好都合に作ら
れている。ハンドル装置は部分的に本体(11)に埋設
されていて、錨状部(13)連結棒(14)およびハン
ドル(15)とから構成されている。ハンドル装置は鍛
造、溶接または他の知られた適当な手順によって作られ
る。
必要なら、拡大部(16)が、注入押湯の低い部分の直
径を小さくすることによるよりも付加的容積を得るため
に形成される。
鋳型が鋳込み準備完了しスキンストレーナカバーが図に
示された位置に保持された時、ハンドル(15)によっ
て溶融金属が注入押湯(5)を十分塞ぐように素早く拡
大部(16)と注入押湯とに注がれる。最初の金属が開
孔(6)を通して空洞(1)に通過し始める。適当な量
の溶融金属か注入押湯(5)あるいは拡大部(16)(
もしあれば)に満たされた時、スキンストレーナカバー
は持ち上げられ注入押湯から取り除かれる。同時に、注
入押湯を塞いでおくために注入か増大される。注入は溶
融金属が揚り始め鋳型空洞か一杯になるきで続けられる
。もちろん、注入が完了したとき注入押湯(5)内の金
属の水準かかなり低くて鋳物の適正な注湯に不十分なら
ば異った必要な金属が追加される。
鋳型か注湯されているとき、空洞(1)のガス抜きは塞
がれた注入押湯を通して適正に行なうことは出来ない。
それ故、溶融金属が空洞に揚る間鋳型空洞(1)内のガ
スが外部へ押し出される様に公知のガス抜き法か施され
るべきである。
第5図はスキンストレーナの第2の実施例を示しており
、スキンストレーナカバー本体(11)とスキンストレ
ーナ(2)との間に改良されたつながりを提供する。ス
キンストレーナカバー本体(11)の底面はスキンスト
レーナカバーによって阻止されるスキンストレーナの開
孔(12)に適合するプラグ状挿通体(17)が形成さ
れている。スキンストレーナの開孔の形状は表面のつな
がり(なじみ)を促進するために変えることもできる。
たとえば開孔(12)の傾斜を変えるか開口(12)に
合せで他の適当な形状に定めることもできる。
第6図はスキンストレーナ(2)の上面がスキンストレ
ーナ本体(11)の底面と接していない第3の実施例を
示している。この実施例はスキンストレーナ(2)の上
面と本体(11)の底面との接触は、十分適合する挿通
体(17)があるので、もはや必要でないということを
示している。
この実施例ではスキンストレーナカバー(11)上でス
キンストレーナ(2)に向って働らく下向きの力はスキ
ンストレーナカバーが持ち上げられる時速溶融金属に起
因する上向きの力とバランスすることとなる。
第7図はこの発明に基づくスキンストレーナカバーの第
4の実施例を示しており、スキンストレ一ナカバーは標
準化された部品で形成されている。
スキンストレーナカバーは少なくとも底部標準部品(1
8)と、注入押湯の長さにより必要ならば1つまたはそ
れ以上の補助カバー延長部品(1つ)とで構成されてい
る。縦通路(20)は底部標準部品(18)の底部に形
成されていて底部標準部品(18)の底部に形成された
くぼみ(21)と連通している。
標準連結棒(22)の錨状部(13)はくぼみ(21)
内に配置されている。標準連結棒(22)は通路(20
)と使われている補助カバー標準延長部品(19)の対
応する通路(23)とに挿通されている。標準ハンドル
(24)は例えばねじ式固定具によって標準連結棒(2
2)に連結されている。ねし式固定具は標準連結棒(2
2)の上端部のねじ、ワッシャ(25)およびナツト(
26)で形成されていて、ねじ式固定具はさらにスキン
ストレーナカバーの全部を全体としてしっかり締め付け
ている。
錨状部(13)は断面が正方形か六角形で、くぼみ(2
1)は望ましくは、穴に対するスキンストレーナカバー
の締結を容易にするためにチューブレンチのくぼみ(2
1)内への導入を容易にする様十分に大きく形成されて
いる。次にスキンストレーナカバーの組立てとくぼみ(
21)が錨状部13に適合するよりも大きい場合、くぼ
み(21)はスキンストレーナカバーが注湯押湯内で上
方に持ち上げられる段階で溶融金属と錨状部(13)と
の接触を避けるように、耐火混合物(27〕によって充
填されるであろう。
底部標準部品(18)と補助延長標準部品(19)とは
適当な耐火物質をそのような物質で部品を作る公知の製
造手順を用いることによって作られる。金属の標準部品
は同様に公知の手順で作られる。
好ましくは、手動で注入される間スキンストレーナカバ
ーはスキンストレーナ(2)に対向する位置に保持され
ていて注入されている間右モーメトによって持ち上げら
れている。しかしながら、大きな鋳物のためには注入中
適正な初期位置の保持と引き続く持ち上げ操作とを確実
にするように、持ち上げるための他の装置を用意するこ
とが容易でありまた必要である。
スキンストレーナカバーは通常秒単位でのかなり短い時
間溶融金属と接触する。従って、スキンストレーナカバ
ーの本体が耐火性に十分勝れた物質で作られていれば、
カバーは典型的にはいくつかあるいはもっと多くの注入
のために再使用されるであろう。
第4図から第7図に示された実施例では、スキンストレ
ーナの全通路断面領域は注入中の空洞(1)の十分な充
填と、同じく継続する注入による鋳込みの十分な供給と
の両方にとって少なくとも必要最小限であるべきである
。しかしながら、この発明に基づく他の実施例を説明す
る。この実施例では1つまたはそれ以上の抑制浮動片か
あるいは1つまたはそれ以上の非浮動抑制片かあるいは
それらの両方が抑制装置として使われる。そのような抑
制装置はそれらが設置されると開孔を一部塞ぐので、ス
キンストレーナの組立てによって与えられる制限された
断面通路領域を創り出す。
従って、スキンストレーナ(2)それ自体の全通路断面
領域は、それのみで考えれば、空洞(1)を充填するた
めの必要最小限よりも大きくなるであろう。
第8図Aと第8図Bとはこの発明による抑制浮動片(2
8)の縦断面図および横断面である。抑制浮動片(28
)はスキンストレーナ(2)の開孔(6)内に配置され
下面(30)、上面(31)および外側面(32)とを
有している。抑制浮動片内に形成された通路(29)は
注入押湯(5)と鋳型空洞(1)とを連絡している。通
路(29)があるので抑制浮動片はスキンストレーナの
開孔(6)の一部分だけを阻止している。
説明の都合上、抑制浮動片は実際の注入位置よりも若干
上方に図示されているが、実際の注入時においては側面
(32)は開孔の側壁と接触する。
第8図Aおよび第8図Bの抑制浮動片がその注入位置に
ある時、面(30)はスキンストレーナ(2)の下面(
33)より低く、抑制浮動片の面一  36 − (31)はスキンストレーナ(2)の上面(34)より
高い。
くぼみ(35)は抑制浮動片の下方部の周囲に形成され
ていて、歯状突起(37)(今後歯と呼ぶ)によってさ
えぎられている。歯(37)の放射状外表面は抑制浮動
片の側面(32)と一致し、それ散開孔(6)の壁と接
触する。好ましくは、3つのそのような歯が備えられる
くぼみ(35)の上面(36)は、抑制浮動片が注入位
置にある時、スキンストレーナ(2)の下面(33)よ
り上方で、スキンストレーナ(2)の上面(34)より
も下方に配置されている。
他の形状が使われるかもしれないが図示した実施例では
開孔(6)は円形で、抑制浮動片は一般的な環状で、ス
キンストレーナの下面(33)は平坦である。
注入押湯(5)中へ金属を注入している間、抑制浮動片
は開孔(6)の領域を限定するように作用し、現実に利
用できる断面領域を制限して通路(29)によって創り
出している。鋳型空洞(1)か−杯になると抑制浮動片
(28)は浮動するので鋳造の注入に現実に利用できる
有効な断面領域が増大する。
抑制浮動片(28)の浮動しようとする能力は抑制浮動
片の重量などの沢山のファクターに依存し、溶融金属の
重量に起因する抑制浮動片に働らく浮力は、それ故パス
カルの原理、および面(32)の部分が壁(6)と接触
しているという事実及びそれ故に空洞(1)が充填され
た後空洞(1)内の溶融金属によって上方へ向けられる
ためには初期的には役立たないという事実のちとに置き
変えられる。
抑制浮動片(28)に作用する力のバランスは正味の上
方への浮力を生ずるということを確実にするために浮動
片の重量に加えて沢山のファクターが考慮されるべきで
ある。特に、浮力を増加させるためには、面(36)の
水準は面(34)に可能な限り近く、歯(37)の数は
出来るだけ少なく、開孔(6)の壁の斜面は出来るだけ
垂直に近く、面(30)の水準は必要な限りまた鋳型空
洞(1)により許される限り低く、そして面(31)の
水準は必要な限り高く作られるべきである。当然、抑制
浮動片の重量はその構成の関数である。
第9図A並びに第9図Bはそれぞれ本発明による抑制浮
動片の第2実施例の垂直及び水平断面を示す。通路(2
9)に代わり、抑制浮動片が開孔(6)に挿入されたと
き、−群の通路(38)を構成するように、そして通路
か抑制浮動片の側面(32)の高さ方向に沿うように、
また通路が注入押湯(5)と鋳型空洞(1)との間を連
絡するように、抑制浮動片が配置されている。又、抑制
浮動片は図解のため幾分その注入位置を高く示しである
。抑制浮動片の下面(30)はスキンストレーナ(2)
の下面(33)より低く配置されている。抑制浮動片の
上面(3]−)はスキンストレーナ(2)の上面(34
)よりも上に配置して示しであるか、上面(31)と上
面(34)とは、もしカバーがある特定の抑制浮動片を
覆うために使われるならば、そのカバーの妨害程度によ
るが、一致することが望ましい。
第10図A並びに第10図Bはそれぞれ本発明による抑
制浮動片の第3実施例の垂直及び水平断面を示す。また
、スキンストレーナの第2実施例を示す。開口(6)の
抑制された通路の横断面部分は、スキンストレーナの厚
さを通してスキンストレーナの開口の側壁に設けられた
溝(3つ)によるものである。従って、抑制浮動片その
ものに通路を設ける必要はない。
再び、抑制浮動片は説明のため幾分注入位置を高く示し
である。注入場所では、抑制浮動片の下面(30)はス
キンストレーナ(2)の下面(33)より低く位置し、
そして上面(31)は上面(34)よりも低く配置され
ている。
変形例は説明した諸実施例を組み合わせで作ることがで
きる。
第11図は2つの抑制浮動片と1つのスキンストレーナ
を組み合わせたものである。しかし、抑制浮動片は幾つ
でもよく、同時に1つ以上の実施例を使うことかできる
。加えて、抑制浮動片はスキンストレーすのカバーを用
いなくとも使える。
説明のため、抑制浮動片(40)はスキンストレーナの
カバー本体(11)によって覆われた開口(12)に配
置され、抑制浮動片(28)はスキンストレーナのカバ
ー本体(11)によって覆われていないスキンストレー
ナ(2)の開口(6)に配置されている。浮動片(28
)と(40)は第8図Aと第8図Bの実施例の変形とし
て示しである。浮動片(28)はスキンストレーナの下
面(33)の上にその下面(30)を上げて配置したも
のである。それに対し、浮動片(40)は上面(31)
がスキンストレーナ(2)の上面(34)の下にくるよ
うにしである。注入押湯(5)と空洞(1)を連絡する
浮動片(28)の通路(29)は注入開始と同時に稼動
する。一方、浮動片(40)の通路(29)はスキンス
トレーナのカバーが持ち上げられない限り連絡可能では
ない点注意せねばならない。
スキンストレーナによって覆われている開口(12)に
配置されている1つ又は1つ以上の抑制汗動片の上面(
31)は、スキンストレーナ上面(34)のレベル、又
はスキンストレーナのカバー本体(11)が孔(29)
を効果的に覆う限り、スキンストレーナの上面(34)
より更に上に配置することができる。例えば、スキンス
トレーナのカバー本体(11)の底が図にあるように平
坦である場合、開口(12)に配置された抑制浮動片の
上面(31)はカバー本体(11)の底面と共通平面に
位置することができる。
第12図は、注入押湯(5)の利用できる容量が、スキ
ンストレーナのカバー本体(11)のサイズを、カバー
本体(11)により覆われている開口の数を減らすこと
なく小さくすることにより、増やす方法を示す。特に抑
制浮動片(40)はそれらの上面(31)が上面(34
)と同じ面に位置し、カバー本体(11)のサイズが通
路(2つ)を阻止するに丁度よくしである。第11図に
は、下面(30)がスキンストレーナ(2)の下面(3
3)の上に配置されている抑制浮動片の変形が示されて
いる。
第13図はスキンプラグの形をしたカバー本体(11)
の第5実施例、スキンストレーナ(2)の第3実施例、
そして抑制浮動片の第5実施例を示す。
スキンストレーナ(2)は抑制浮動片(40)を受入れ
る1つの開口(12)を有する。
前述の実施例のように、くぼみ(recess) (3
5)は歯状物(teeth)  (37)によって遮ら
れるが、くぼみ(recess)の上面(36)は抑制
浮動片の大きさと浮揚性を幾分増すために傾けられてい
る。
先に浮動片はその注入場所より幾分高く位置しであると
説明した。注入場所で側面(32)は開口(12)の壁
と接している。抑制浮動片(40)の上部は、側面の延
伸部(41)に下面(42)を設け、それがスキンスト
レーナ(2)の上面(34)の上に位置するように配置
されている。
側面(41)は、注入押湯(5)の中での溶融金属の金
属性圧力が作用するようにした付加面を設けることによ
り、抑制浮動片(40)の浮揚性を高める。
抑制浮動片(40)は通路(29)を擁し、その部分は
半径(R)の球状となっている。
通路(29)の残りの部分は(44)に示すように、円
錐形が有利である。
スキンストレーナのカバーは、下面(45)が球状で、
その半径(r)は面(43)と(45)の良好な適合性
を得るために出来るだけ半径(R)に近くしたスキンス
トレーナのカバー本体(11)から構成されている。半
径(R)と(r)の湾曲(C)の中心は抑制浮動片の上
面(31)の上に位置するのが好ましい。湾曲の中心を
高くすることの利点は、面(43)と(45)との間の
接触に悪影響を与えずに、即ち、通路(29)の抑制に
悪影響を与えずに、球状適合面がスキンストレーナのカ
バーの幾分の傾きを調整できることにある。
又、第13図に示すように、必要なら鋳型を更に補って
任意の注入押湯延伸部(46)を鋳型の上面(4)の上
に注入押湯の高さを増すために設けられる。加えて、更
に鋳型を補って第13図は、必要なら注入押湯の溶融金
属の容量を増すための任意の注入押湯膨張部(47)を
示す。これらの変形も可能である。例えば、注入押湯延
伸部(46)と注入押湯膨張部(47)は−緒にして1
つにできるし、又注入押湯膨張部(47)は、注入押湯
延伸部(46)の設置が望ましくないときには鋳型の上
面(4)に直接つけることができる。従来技術が、溶融
金属の漏洩を防止するために、鋳型、延伸部(46)、
膨脂部(47)の様々な接触面を適当に封じるのに使え
る。
抑制浮動片(40)の変形もまた可能である。
例えば、下面(42)はスキンストレーナ(2)の開口
(12)の表面と抑制浮動片(40)の側面(32)と
の間の楔効果を避けるため必要ならば上面(34)にま
で下げることができる。この応用例は、寸法を適切に調
整することによって抑制浮動片(40)の浮揚性を失う
ことな〈実施できる。
第13図の実施例において、スキンストレーナのカバー
本体(11)は完全に通路(29)を塞いでいる。従っ
て、スキンストレーナのカバーが持ち上げられる前に溶
融金属が鋳型空洞(1)に流れ込むことはない。この実
施例は、未熟練工をして注入押湯(5)の流れを止める
のを大変容易にする。それは又スキンストレーナのカバ
ーを持ち上げる前であっても鋳型空洞(1)の充填に十
分な金属の量を充填した十分な大きさの容器、隔日或い
は従来の押湯といったようなゲート装置の他の部分、並
びに空洞を満たし対応する鋳物を導くための金属の必要
な量を備えた注入押湯(5)そのものを備えている。量
に対応したレベルを指示するマークが注入押湯膨脹部(
47)に注がれる前に付けられる。
注入が完了し、スキンストレーナのカバーが取り除かれ
、空洞(1)が充填された後、溶融金属の金属性圧力が
下面(30)、側面(32)の−部、並びに抑制浮動片
(40)を浮上せしめる力の純上向きの均衡を持たせる
ためくぼみ(35)の壁に作用する。浮動片とそれが浮
上したとき、ある程度まで注入押湯(5)の溶融金属の
上部の表面を自動的に保護する。加えて、先の実施例で
抑制浮動片を用いたように、抑制浮動片(40)の開口
(12)からの出口は、注入押湯(5)から鋳型空洞(
1)の適切な押湯のためにスキンストレーナの原形の全
通過断面領域に戻される。
第13図の実施例において、拡大部(16)を含んだ注
入押湯(5)が金属の全必要量を容していることから、
空洞(1)は追加の人手を煩わすことな(充填される。
これは正確な作業を行う上での重要な利点である。
前記のように、スキンストレーナのカバー本体(11)
の実施例は、まさしくスキンプラグと呼ばれ、それは鋳
物の表面の近くに置かれたプラグを形造っている。
抑制浮動装置の前述実施例を用いた場合と同様、第13
図の実施例は、通路(29)と注入押湯(5)とが、注
入押湯が容易に抑制出来るようになっていることを条件
に、スキンストレーナのカバーなしに使える。その様な
場合、抑制浮動片の球状の面(43)は不要で、円錐状
の面(44)を延長するとこにより望むなら代行するこ
とがきる。又、その場合、注入押湯膨脹部(47)も省
略できる。注入押湯延伸部(46)は鋳型空洞(1)の
正確な押湯のために、必要ならそのままにする。
第14図はスキンストレーナの第4の実施例及び抑制浮
動片の第5の実施例を示す。実施例は、抑制浮動片(4
0)の側壁が球形部(48)と円錐状部(49)を構成
すること、並びにスキンストレーナの開口(12)の壁
が対応して球形部(50)と円錐状部(51)から構成
されていると言う点を除いて、第13図の実施例に類似
している。
ここで開示された色々な実施例は、装置の応用を拡げる
色々な組み合わせで使用できる標準部品で作られている
と言うことに注目しなければならない。第13図と第1
4図の実施例のカバーは、標準部品で作ることができ、
第7図で説明されたカバーに類似して、スキンストレー
ナのカバー本体(1])がスキンストレーナのカバーの
底部槽準部品(18)になるように構成される。説明を
簡単にするために、図にはくぼみ(21)並びに第7図
に示すエレメント(20)、  (13)。
(22)及び(27)に対応するエレメントは示されて
いない。第14図は第1〜3図で示されたとの必要なス
キンストレーナ保持部材(7)も示さないことにより、
更に簡素化されている。
第14図の実施例は、標準部品を用いたスキンプラグ(
18)と抑制浮動片(40)間、並びに抑制浮動片(4
0)とスキンストレーナ(2)間両者の組合わせの球面
の性質から生じるその他の応用を示す。抑制浮動片(4
0)は単体で使われるのみでなく、第14図に示したス
キンプラグとの組み合わせでも使イっれる。しかし、ス
キンストレーナ(2)は抑制浮動片(40)の介在なし
にスキンプラグ(18)と組み合わせで使用できる。
その場合、大きめのスキンプラグ(18)が、スキンス
トレーナ(2)上で面(45)か球状の面(50)と正
しく組み合わさるよう曲率(r)の大きな半径をもたし
て使われるであろう。
第15図はカバーの第6実施例、抑制浮動片の第6実施
例、更に鋳型の上方部位(8)が砂型骨材のような材料
で出来ている場合可能となる本発明による総合的実施例
を示す。スキンストレーナは示されていないが、ストレ
ーナ手段は、注入押湯の限定された通路(53)、注入
押湯カラー(52)が上方部位(8)の一部として構成
されていると定めた注入押湯カラー(52)の形で備え
られてる。
使用される材料のため、抑制された通路(53)によっ
て作られる開口はスキンストレーナにて使われる開口よ
りも大きいであろう。従って、抑制浮動片は対応してよ
り大きくなければならないが、依然として球形部(48
)と円錐状部(49)をもつ側面を備えている。
注入押湯カラー(52)は実質的にスキンストレーナ(
2)より厚く、球形部(54)と円錐状部(55)を備
えている。注入押湯(5)の側面寸法はこれまたより大
きい。それは注入押湯(5)の側壁に、鋭利な角を避け
るため半径(57)で接続されている傾斜表面(56)
で終わる。
カラー(52)は、そのサイズ並びに注入される金属に
もよるが、代表的なものとしてセラミック、金属又はこ
の2つの組み合わせでできた前もって作られたスキンス
トレーナ(2)より、遭遇する力に対しより小さな抵抗
力をもつ材料で構成される。従って、第15図の実施例
においてカラー(52)は十分に耐えられるように作ら
れねばならず、それ故スキンストレーナよりも厚く、傾
斜(56)と半径(57)を備えている。しかし、厚い
注入押湯カラー(52)は、ひとたび鋳型が鋳込まれた
り金属が未だ液状である鋳物を適確に供給するのには利
点に乏しい。それらを補填するため、開口(53)は第
14図のような実施例にみられるものより典型的に大き
くなっている。注入押湯(5)のサイズは開口(53)
の中の金属が、注入押湯(5)によって供給される鋳物
の部分より遅く凝固させるためにこれまた大きくされて
いる。より大きな開口(53)並びにより大きな注入押
湯(5)ということはより多くの溶融金属が使用され、
より多くの打ち落しくf’ett l ing)作業が
なされなければならないと言う点注意しなければならな
い。
第15図の実施例においては、容易ではないが、鋳造技
術として公知の方法によって作られる適当な金属補強制
を用いることよにって、カラー(52)の耐久力を増大
できる。
第14図の実施例に於けると同様、抑制浮動片はスキン
プラグなしに使用でき、或いはより大きいスキンプラグ
が抑制浮動片なしに使用できる。
また第15図では、スキンプラグの下部(45)の上に
1つ又はそれ以上の任意のチャンネル(45’)を示し
ている。この実施例は第14図でも使用できる。面(4
5)が面(43)に接したとき、又は第14図の面(5
0)或いは面(54)が接したとき、その溝或いは幾つ
かのチャンネル(45’)は幾らかの溶融金属を注入押
湯(5)から空洞(1)に、注入開始からカバーが持ち
上げられる前に流すことができる。その溝又は幾つかの
チャンネル(45’)は注入押湯の適当な閉鎖を妨げる
ような大きなものではない。
チャンネル(45’)の応用もまた可能である。
例えば、スキンプラグの表面(45)に作られるのに代
わって、第14図と第15図の面(43)。
(50)又は(54)に設けられる。
抑制浮動片は適度の耐火性と注入される溶融金属より低
い密度の材料で作られるべきである。これにより抑制浮
動片は溶融金属、腐蝕、温度、スキンストレーナを使っ
た時にはそのカバーの重さ、並びにこの類のもの、そし
て鋳型空洞が満たされて浮動片が浮上する場合以上の衝
撃に耐えることができる。代表的なものとして抑制浮動
片は焼結耐火材で作られる。
注入押湯延伸部(46)と注入押湯膨脂部(47)はこ
の様な応用に対応できる耐火性と抵抗性を持った材料で
用いて作られる。代表的なものとして、注入押湯延伸部
(46)は結合砂でつくられる。そして、鋳型に注入さ
れた後も金属と接して残る延伸部の材料としては発熱材
との組み合わせでの使用が好ましい。注入押湯延伸部(
47)は焼結耐火祠でつくられるのがよい。溶融金属と
接してる時間量は一般に大変短いから、膨張部は何回も
使うことかできる。
上記から抑制浮動片の特性は、抑制機能を終えたときに
位置する開口から自由に浮上することか分かる。これに
より鋳物押湯の実質面積か拡かる。
浮上しないで開口の中に残るか押湯を増すものでない浮
動片の追加の実施例についても述べる。この様な浮動片
は非浮動抑制片と呼ばれる。もし第8図Aと第8図Bで
説明された浮動片(28)が、例えば、浮上しないよう
な十分に密度の高い材料で作られるとしたら、浮動片は
非浮動抑止片となる。後述するが、浮上阻止を更に助け
るために、第8図Aと第8図Bに示した実施例に対し追
加の応用かできる。
非浮動抑制片か鋳型空洞(1)が充填された時の位置に
残されたまま、くぼみ(35)は溶融金属を充填し、熱
貯蔵器又は通路(29)付近の熱源を構成する。貯蔵器
(35)は、通路(29)と熱的に接している。これに
より、非浮動抑制片の構造は貯蔵器(35)の中の熱い
金属が通路(29)で金属を熱く保つのに有効であるよ
うになっている。かくてくぼみ(35)の熱源は、通路
(2つ)中の溶融金属をより長時間液状に保つという望
ましい効果を達成できる。同時に鋳物を供給する通路(
29)の能力が高められる。これにより、通路(29)
は実質的に大きな通路を持ったのと、そして開口(6)
により近くするのと同じ効果を持ったことになる。にも
かがイつらず、通路(29)は依然として、注入中注入
押湯閉鎖を容易にする、そして更に容易な打ち落しがで
きるという、その他の利点を持ち続ける。(例えば、金
属の種類や鋳物の形は注入押湯にとって容易に手早く仕
上げることを可能とする)。
第8図Aと第8図Bにて示された構造に対して浮上刃を
減少させるため、或いは他の方法で非浮動抑制片の動作
を改善するため、その他の応用ができる。それらは通路
(29)に向かって内部でくぼみ(35)を拡張する(
これはまた熱源を増大させる)、浮動片(28)の全体
高を通路(29)を縮めるように寸法どりする、開口(
6)並びに面(32)の壁の傾斜を調整する、歯状部(
37)(これも熱源を増大させる)を省略する、そして
、新鮮な耐火物質の流れを面(32)並びに面(32)
と開口(6)の壁の間スキンストレーナの開口(6)の
壁に、面(32)と壁を固着させるために与える、とい
ったおうようがある。
本発明による様々な実施例が標準化でき、これにより使
用し易さ、確度、信頼度が大きく高められる。標準化に
より、鋳造業では様々な大きさの前もって組み立てられ
た、互換性並びに相関性のあるスキンストレーナ、抑制
浮動片、非浮動抑制片並びにカバーが利用でき、これに
より適当に相互に適合する関連エレメントが利用できる
。事前組立並びに標準化は、既に述べられた、又はその
他の抑制装置の応用を容易にするために必要又は役立つ
補助手段又は補助エレメントにも応用できる。
この標準化には、例えば、次のようなものがある。第一
に、独自の鋳型、もしくはこの中で、又は別途開示され
るものに類似している抑制エレメメント間の適合型の幾
つかの鋳型、第二に、独自の鋳型もしくはスキンストレ
ーナと抑制片用の空間の形状を持つ幾つかの鋳型、第三
に、注入割合、即ち、空間の適当な変形を可能とするエ
レメント、第四に、例えば、スキンストレーナ、抑制片
並びにカバーの異なったサイズの適当な組合わせ。大部
分のこの様な鋳型はとの種の金属を注入するのにも適し
ていようが、幾つかについては、例えば鉄や鋼を注入す
るには特定化を要し、その他の幾つかは、特にアルミニ
ウム合金の注入に、一般の非鉄合金の注入に適応される
標準化はまた様々なエレメントの製造に当たり幾つかの
異なった材料の使用か考えられる。
上述のように、他の関連するエレメントもまた注入押湯
延伸部、注入押湯膨張部、スキンストレーナの延長とい
ったようなものと同様、標準化並びに事前組立ができる
標準化によりスキンストレーナの全てのサイズに対し、
それに適応する1つ又は1群の対応する抑制浮動片がで
き、また、同じことを行う1つ又は1群のスキンストレ
ーナのカバーが出来る。同様に、1つ又は幾つかのカバ
ーは全ての抑制片に連携できる。
標準化において考えられる全てのスキンストレーナのカ
バーは、その−群のどのスキンストレーナのカバーでも
対応するスキンストレーナ、又は対応する間に入る抑制
片と共に使えるよう構成できる。
勿論、エレメント間の全ての多数の可能な組み合わせと
変形から、傾向としてはむしろごく僅かの、標準事前組
立てのために更に多方面に使えるもののみが好まれる。
標準化は、他に対して幾つかの実施例の決まった相性が
あると指摘されている。例えば、第14図にて示された
実施例は、第15図に示されているものに対し相性が良
い。何故ならば標準の事前組立がよくされたスキンスト
レーナ(2)の比較簿が、注入押湯頚部(52)と比較
するとき、より良好な供給、より小さいカラーの連接(
例えばより小さい開口)、より小さい注入押湯サイズ、
ならびに抑制装置の良好な組み合わせを提供する。
とは言うものの、標準化は、第16図にあるように、依
然として第15図の好ましくない実施例の改良をするこ
ともできる。第16図に示されたものは標準化され、事
前組立されたセラミックでできたカラーエツジ(58)
である。カラーエツジ(58)は開口(53)を有し、
その側壁は球音(54)と推部(55)から構成されて
いる。
これは通常、第15図に示すカラー(52)の同一面に
続くか或いは対応する。又、カラーエツジ(58)は上
面及び下面からできており、それらの面を延長して面(
3)と(56)とが組み合わさる。カラーエツジ(58
)は外側に背面(59)を持ち、それはカラー(52)
の残りの部分にカラーエツジ(58)をしっかり繋ぎ、
支えている。
鋳型の上方部位(8)を作るときカラーエツジ(58)
は、例えば、通路(53)用のパターンの周辺、並びに
注入押湯(5)用のパターンの下に置くことができる。
鋳型の砂はその後、鋳物パターン、カラーエツジ(58
)、注入押湯(5)用のパターンに対してつき固められ
る。カラーエツジ(58)は面(54)と(55)を持
ち、それらは第15図で説明された対応する表面よりも
堅くそして滑らかであるので、使用に当たって、それは
例えばスキンプラグ、抑止浮動片、非浮動抑止といった
ようなどの抑止装置ともより正確な適合を保証する。
本明細書で述べられているゲート装置は、鋳型内の冶金
処理作業と都合よく両立する。
この様な処理は、柄杓を用いた処理の場合と同様、溶融
金属が鋳型空洞に近ずく直前に溶融金属と接する1つも
しくは幾つかの冶金処理製品を使う。この様な製品をど
こか従来のゲート装置の注入部、通常は鋳物空洞に向か
って流れるように溶融金属が自動的に処理されるような
方法で湯道、溝とインゲート(ingate)を集めて
構成される、に設置するというのは知られている。
第13図の実施例を通して考えると、この様な冶金処理
製品は、面(34) 、又は面(31)、又は注入押湯
延伸部(46)の上部表面上の注入押湯拡大部(16)
の中に、或いは鋳物段階で注入押湯(5)の特別に作ら
れた側室の中に、鋳型の上方部位(8)或いは注入押湯
延伸部(46)の中に、或いは幾つか又はすべてのこの
ような場所に、さらにはどの他の場所にも容易に設置で
きる。
上述のように、第13図で示した実施例の形態では、注
入押湯(5)と注入押湯拡大部(16)に鋳型に注入す
るのに必要ないっばいの溶融金属を注入することができ
る。そしてこの量の金属はカバーが持ち上げられる前に
加えることができる。
それゆえこの様な効率と経済面で重要な利点のある冶金
処理の完成のためにスキンプラグの持ち上げのタイミン
グを調整することが可能である。事実、スキンストレー
ナのカバーを丁度良く持ち上げることにより、柄杓処理
の場合に起こる処理効果の衰退を防止するのが可能とな
り、更に鋳型自処理として知られている溶融金属の処理
不足を避けることができる。
第17図では、空洞の端で注入押湯が空洞(1)を横切
るように、そして注入押湯(5)の断面の一部か、空洞
の後ろの鋳型に配置された注入押湯(5)の断面の残り
の部分である空間(53)を通して連絡するように、注
入押湯(5)が鋳型空洞の輪郭表面と重な−っている実
施例が示されている。数字(60)は空洞の正面にある
注入押湯側面のその一部で、(61)はその側面の残り
である。それにより湯道の側壁(61)に空間から延び
る湯道の部分底が作られている。空間にまさに隣接して
いる部分底のレベルは空洞表面の上方部位(3)のレベ
ルより低いことはない。
少なくとも底面か空間(53)に隣り合っている底面(
64)のレベルは、希望するたり小さくできるが、距離
(63)だけ鋳型空洞の上方部位(3)のレベルの上に
持ち上げられる。それゆえ距1v(63)は、一つの開
口を通じて注入押湯(5)と鋳型空洞(1)を連絡して
、開口(53)の垂直の長さ(又は前述の実施例に於け
る開口(12))に対応する。この様な場合、距離(6
3)と同じ高さをもった頚部が自然に形成される。
スキンストレーナも、空洞と注入押湯との接触を更に減
らすために距離(63)に対応する厚さを持たせで同様
に使用できる。
第17図の場合、図に示すカバー本体(11)のような
抑制装置、又は抑制浮動片、あるいは他のどの抑制装置
も少なくとも表面(64)と(60)に部分的に抑制装
置を置いて、そしてもし希望するならその一部を鋳型空
洞(])に突き出して使用することができる。
第17図の実施例は、いったん鋳型が充填されるなら、
空洞(1)と注入押湯(5)間の連絡が注入押湯の中心
にはないことから良好な押湯がいくらか損なわれるけれ
ども、距離(63)をがなり短く、或いはゼロにさえす
ることができるので、良好な押湯を可能とする。従って
、第18図の改良は注入押湯(5)の底にくぼみ(65
)が構成され、それによって壁(66)ができ、そして
更にカラー(52〕或いはその両方かでき、それに応じ
て使用される。壁(66)とカラー(52)は、くぼみ
(65)とカラー(52)に溶融金属があることから、
押湯作用が改善され、第17図の類似の鋳型の場合より
も、第18図の場合の方が熱くなる。
第19図では、注入押湯かスキンストレーナ(2)のと
ころで終わる。1つ又は複数の開口をもった(又は、変
形としてカラー(52)のところで、或いは全く抑制装
置を持たないまま)、そしてストレイン装置(2′)が
注入押湯の長さに沿って1ケ所または他の幾つかの場所
に配置された一般の場合の実施例を示す。1つのこのよ
うなその他の流れに逆らった可能性のある場所に第19
図の鋳型の頂部表面(4)がある。面(4)は、スキン
ストレーナ又はカラーとの考え方が適用でき、結果とし
て抑制装置とみることのできる鋳型空洞表面に類似して
いると考えられる。
第19図では、注入押湯は、面(4)にある第2のスト
レーナ(2′)、隣接空洞にある注入押湯部(5′)並
びにストレーナ(2′)上に配置された注入押湯部(5
′)により2つの部位(5′)と(5′)に分けられる
。ストレーナ(2′)は他の抑制浮動片(40)の実施
例とカバー本体(11)の組み合わせで示されている。
説明を明確にするため、抑制浮動片(40)は注入中の
位置より若干上げである。この抑制浮動片(40)の実
施例は、第13図のそれと比較した場合、いくつかの型
の変形を有している。注入の前には面(42)は抑制浮
動片(40)を支えるため、面(34)の上におかれる
しかし、面(32)は開口(12)の側面としっかり接
しないように内部に向かって曲げられている。それによ
り楔効果か抑制浮上片の浮上性を減少させるであろう抑
制浮動片(40)とストレーナ(2′)の間の楔効果の
可能性を避けている。抑制浮動片(40)の側面延伸部
(41)は抑制浮動片の上方へ向かっての任意をもう1
つの上方並びに内側へのテーパーを示す。
これらの実施例の変形はこれまた可能である。
例えば、カラー(52)はストレーナ(2)はストレー
ナ(2′)に代わって使える。また、ストレーナ(2′
)と同じ場所で、いかなる抑制浮上片の介在なしに、ス
トレーン装置とカバーを組み合わせで使用できるであろ
う。
もしスキンストレーナ(2)が適確に使われるとするな
らば、スキンストレーナ(2)の空間は、ひとたびカバ
ー本体(11)が注入中に持ち上げられたなら注入押湯
の下方部位(5′)が閉まるように、抑制浮動片(40
)の空間より小さくすべきで、それにより空洞(1)へ
の注入が行われている間、2次ストレイン効果である鋳
物の完全さの増大という利点を創出する。もう一つの方
法として、都合がつくならば、スキンストレーナ(2)
の空間は、ストレーナ(2′)を伴った抑制浮動片のよ
り小さい実効空間を結果として可能とする何らかの抑制
装置、例えば抑制浮動片を使うことにより、減らすこと
ができる。
第19図のスキンストレーナ(2)が1つ以上の開口か
ら構成されている場合、空間は少なくとも1つの盲抑制
浮動片を使うことによってこれ又縮められよう。
更にその他の実施例として、断面(5′)は断面(5′
)より幾分大きな断面を有する。そしてストレーナ(2
′)は、この増大した断面の範囲内で輪郭を呈しながら
鋳型の上方部位(8)の表面(4)に丁度位置する。こ
の様な場合、鋳物注入の終了まで、ストレーナ(2′)
を伴って抑制浮動片は浮上するのみならず、もし浮揚性
が既に定められている浮動片に対して使われたものと類
似して決められるならば、ストレーナ(2′)も同様に
浮上するであろう。
第19図について更に(5′)の断面領域が断面(5′
)よりも幾分大きい場合について考えると、抑制浮動片
と面(4)との間にいかなるストレーナをも介在するこ
となしに、この場合、より大きい側面をも抑制浮動片が
、直接面(4)の注入押湯端上に位置して面(42)を
持つことができるので、抑制浮動片(40)を使用する
ことが可能である。
更に、日常の鋳物工場作業では、又既に述べたように、
ストレイン効果を鋳型空洞表面で避けるような場合には
、空洞(1)で注入押湯(5)の全開を止めることによ
り、調整が可能である。この場合、ストレイン効果は第
19図のレベル4のような少なくとも一つの上流レベル
で処置することができよう。この様な作業は、その他の
中にあって、注入押湯部分(5′)が閉鎖されないため
、注入容量の効率を悪くするであろう。そしてその結果
、(5′)と(5′)との部分の断面を増やすことによ
って効率の損失を補っている通常のスキンストレーナ作
業の場合のように高温とはならないであろう。従って、
抑制装置は、鋳型空洞の独立した場所におかれた注入押
湯導管内にストレーン装置を共有できるであろう。
今日、ポリマーのような非金属鋳型材が開発され、或い
は開発されつつある。そしてそれらの研究は冶金工学の
課題に含まれつつある。鋳造技術はそれらの材料に応用
でき、そして鋳物と言う言葉は、それらについて言及す
るとき、拡げまたは似たものとして使われる。特にここ
に開示される発明は、このような非金属鋳物材に対して
も、材料が凝固収縮するかしないか、空洞注入のみ、或
いは空洞注入と対応する鋳物押湯双方を制御するのに応
用できる。
第20図は、本発明による抑制浮動片の他の実施例を示
す。抑制浮動片(67)は、その片が開孔内に配設され
ているとき、片または片が配設されている開孔(6)の
いずれもが、空洞(1)に注入押湯即ち導管(5)を連
通させる通路を形成しないいわゆる盲抑制浮動片である
。本実施例は、充填するのに一般的により有効でかつ充
填しやすい1つ以上の開孔を有するスキンストレーナで
ある。片(67)が浮動し少なくとも1つの追加の開孔
を介して空洞(1)を充填するまで、溶融金属は、導管
(5)から対応する開孔を介して空洞(1)へは貫流し
ない。第20図の実施例は通路(2つ)がないことを除
いて、第8図A及び第8図Bに示すものと同様である。
しかしながら第20図の実施例は1つの代表例に過ぎず
、例えば導管(5)から空洞(1)への各種形状の通路
を除くように抑制浮動片を変形することにより、盲抑制
浮動片を形成できる。
本発明による抑制装置を設計及び製造するための材料と
して、最近の多孔質セラミックスか考えられ、それは溶
融金属がかかる多孔質セラミックスに接触した時多孔質
材料を介して溶融金属を貫流せしめる特性があり、その
材料は金属浸透性材料と呼ばれる。かかる抑制装置は、
空洞への金属の流れを抑制するか、それを完全に阻止で
きない。
例えば、盲抑制浮動片が第20図に示すものまたはそれ
に類似する多孔質セラミックス材料で構成されるならば
、それはもはや盲でなくなる。代わりに溶融金属を空洞
に貫流させることができ、更に適当な形状であれば一旦
浮いて空洞は充填される。かかる片は唯一つの同高を有
するストレーナと組み合わせで使用される。溶融金属が
多孔質セラミックス片を充填し、そして空洞が充填され
てしまうと、多孔質セラミックス柱内の溶融金属は鋳造
に供給するに十分な期間、溶融状態を保ち、勿論この段
階では、この片の浮動性は最早重要なものではなくなる
本発明による抑制装置の更に他の変形は、耐火性材料の
有孔シーI・からなる。かかるシートは、金属網、ファ
イバーグラス網、カーボンファイバー網、例えば孔のあ
いた金属板、拡張網金属板又は等勤勉のような標準の市
販4A料、そしてたな状層をシート、ロールまたは等勤
勉にした全ての耐火性材料からなる。溶融金属と浸透性
かあり、耐火性材料からなる全ての薄い可とう性シート
は全て含まれるものであり、耐火度という意味は既に定
義をしたように相対的な言葉である。かかるシート(6
8)は、第21図及び第22図に示すように使用される
第21図において、シート(68)はスキンストレーナ
(2)の上面(34)に設置されているので、スキンス
トレーナとそれに組み合わされた保持部材(保持部材は
簡略化のため図示していない)とはシー1−(68)を
支持する。シート(68)は、スキンストレーすを覆い
導管(5)の両側に延在し、鋳型(8)の部材に対して
部分的に抑圧状態を保つ。スキンストレーナ(2)は1
つの開孔(6)を持っているように図示しであるか、複
数の開孔を持つことができる。開孔(6)は、鋳型空洞
(3)がスキンストレーナ(2)に付随するように中央
側面か通常のように変形されているとして、例えば第1
図における開孔(6)のテーパに比し逆テーパになって
いる。
シート(68)は、スキンストレーナ(2)の開放面を
抑止し、湯道(5)の封止を容易にし、シート(68)
の金属の浸透性のために空洞への充填そして、シー1−
 (68)の材料が溶融金属の温度に急速に達するので
、必要ならば押湯を容易にし、それに応し、た鋳造も可
能になる。従ってシート(68)の材料は、急速に凝固
をさせず、その結果鋳造空洞に対する押湯を阻止しない
。かかる追加の抑制装置は、一般に抑制シートと呼ばれ
ている。
第22図は抑制シート(68)かスキンストレーナ(2
)の表面(34)上に、そして導管(5)の外郭の範囲
内に自由に配置されていることを除き第21図と同一で
ある。
シー1−(68)が鋳込み操作中その位置に実質的にと
とめるために、例えば開孔(6)の寸法に応じて、抑制
シート(68)及びその等勤勉に可とう性があることは
、第21図又は第22図の配置いずれにとっても好まし
い。シート(68)の可とう性は増加しがちであり、開
孔(6)の寸法も増加しがちであり、またその両方とで
第21図の配置は、第22図のものより好ましいもので
ある。
第22図において、シート(68)が溶融金属より軽い
場合、空洞(1)が充満されたとき、せいぜい浮き上が
るぐらいである。第22図において、抑制シート(68
)が第21図のものに比し、十分重いか、対応配置のい
ずれかにより、浮き上がらなければ、抑制シー) (6
8)は同じ位置を保ち、−旦金属が凝固したら、シート
(68)は鋳物および導管と軽く接触し、そのためそれ
を打ち落とすことにより簡単に分離できることになる。
抑制シート(68)は多少可とう性をもたしうるので、
例えばあまり可とう性のないシートを直接スキンストレ
ーナに設置し、そしてより抑制性能を持つより可とう性
あるシートをその上に設置した2重層という、1層より
以上の層の同時使用を考慮できると言う利点がある。
[発明の効果] 本発明によれば、多種の抑制シートを選択できる。
例えばスキンストレーナ、カラーまたは等動物のような
ストレーナの効果を強化する抑制装置は多孔質セラミッ
クス、耐火性又は等動物の薄い可とう性の有孔シートで
あろうと無かろうと溶融金属に浸透性のある材料を使用
することによって具体化できる。
鋳物表面(スキン)レベルにおけるストレーナ装置を主
として定義づけた米国特許第 4.154,289号に記載されたゲート装置、及び主
として抑制装置と呼ばれる他の装置を定義づけている本
発明に開示されたゲート装置は、第1に閉塞がより容易
な導管(5)を介して、純粋な金属を鋳型の空洞へ注入
出きること、第2に鋳型の空洞へ完全かつ良好な充填が
でき、補足として音のない鋳造が必要なときにそれがで
き、第3に鋳型への押湯を確実にすることができるとい
うことが分る。
一般的にいって、それは必ずしも必須のこととは言えな
いが、押湯作業では閉塞作業と、充填作業とが共に必要
である。例えば鋳造作業では、周知のように鋳物が薄け
れば凝固は速くなり、押湯は鋳型の他の部分から伝統的
な揚りを介して確実になり、押湯作業は冷却工程及び同
様な工程を必要としない。
所で鋳造工程においては、通常、何等かのゲート装置の
ゲートポイント(金属が空洞に入るポイント)が、まれ
ではなく特別に押湯する必要がある対応する鋳物に″ホ
ットポイント”を形成しがちである。
鋳型への鋳込及び凝固時間に沿うそれらの3つの要望の
いずれかを満足させることは、閉塞、充填、押湯工程に
おけるゲート装置のつくる開放面一  75 − 積に依存する。鋳物の特性(重量、寸法、形状、金属等
)に応じて、3つの要求は容易に同じ開放面積(これは
前述の米国特許の実施例である例えば第1図、2図、3
図に示した辞令、また第21図の場合存在するが、抑制
非浮動片が同等カバーなしで使用される事例)によって
充足され、または、例えば第4〜10図及び第17図の
事例のような異なる2つの開放面積によって、更に又は
第11〜15図及びまた第18図の事例のような3つの
異なる開放面積により充足される。第19図に示す型の
実施例では、3つより以上の連続した開放面積の使用が
可能になっている。
第20図の場合、本明細書で既に説明したように、1つ
は閉塞かつ充填用に、他は押湯用の2つの異なる開放面
積があるシステムに対応して、少なくとも2つの開孔を
もつストレーナを使用している。また3つの異なる開放
面積をもつシステムにも、カバーをストレーナ開放面積
に盲抑制浮動片で塞じないように組み合わせることによ
って達成できる。ここで3つの開放面積について述べる
と、その1つの面積は閉塞用(それは結局は0にできる
が)で、より大きいものは充填用で、そして最大のもの
は押湯用である。
一般的に鋳造工程においては、押湯のために必要とする
開放面積は充填の為に必要な面積より大きく、そして充
填の為に必要な開放面積は閉塞の為に必要な面積よりも
より大きいと言える。本発明のゲート装置は一方では全
く容易かつ効果的にも拘らず、また他方では連続した開
放面積の各種変形を採用することにより、非常にコンパ
クトになる。
例えば鋳型が薄く延在した壁を有しているとき、充填の
為に必要な開放面積は、押湯が必要ならば、押湯のため
に必要な開放面積より以上に大きい。
かかる場合明らかに、1つは閉塞(これは通常は0であ
る)用、そして他は充填用でこれは押湯が必要なとき自
動的にカバーされる、2つの開放面積を持つ装置に縮小
される。
本発明の明細書並びに図面に示したように、2または3
つの(又はそれ以上)連続した開放面積に組み合わせで
できる他の異なるシステムにおいても容易に実施できる
本発明は、上記の技術思想に基づいて各種変型して実施
できる。本発明は、特許請求の範囲を変更しないかぎり
、変型態様で実施できるものである。
本明細書及び従来の技術の思想(米国特許箱4.154
,289号)のまとめとして言えば、従来のちは主とし
てストレーす装置について述べ、本発明では抑制装置に
ついてであり、かかるストレーナ装置の使用により既に
可能になった利点を、本発明では一層改善したものであ
る。
【図面の簡単な説明】
この発明のより完全な評価(appreciation
)と付随する沢山の利点は添付した図面と共に検討する
時以下の詳細説明を参照することによってよりよく理解
されることと相まって容易に得られるであろう。 第1図は鋳物空洞と注入押湯との間に設けられたスキン
ストレーナの第1の実施例を示す縦断面図である。 第2図は第1図と同様な縦li+i面図で、上方へ広が
った体積変形を有している鋳物空洞を示している。 第3図は第1図と同様な縦断面図で、体積変形が横方向
へ広かったものを有している鋳物空洞を示している。 第4図はこの発明に基づくカバーの第1の実施例を示す
切欠縦断面図で、カバーはスキストレーナと協働しスキ
ンストレーナのカバーてありまた注入押湯内に設けられ
ていて、注入押湯は注入押湯拡大部を有している。 第5図は第4図の一部を示す縦断面図で、この発明のカ
バーの第2の実施例を形成するスキンストレーナカバー
の底部の変形例を示す。 第6図は第4図の一部を示す縦断面図で、この発明のカ
バーの第3の実施例を形成するスキンストレーナカバー
の底部の変形例を示す。 第7図はこの発明のカバーの第4の実施例を示す縦断面
図である。 第8図Aはこの発明の抑制浮動片の第1の実施例を示す
縦断面図で、浮動片はスキンストレーナの開孔内に配置
されていて、説明の都合上注入中における通常の位置よ
り若干上方に図示されている。 第8図Bは第8図Aの■B−■B線に沿った横断面図で
ある。 第9図Aはこの発明の抑制浮動片の第2の実施例を示す
縦断面図で、浮動片はスキンストレーすの開孔内に配置
されていて、説明の都合上注入中における通常の位置に
より若干上方に図示されている。 第9図Bは第9図AのIXB−IXB線に沿った横断面
図である。 第10図Aはこの発明の抑制浮動片の第3の実施例を示
す縦断面図で1、浮動片はスキンストレーナの開孔内に
配置されていて、説明の都合上注入中における通常の位
置より若干上方に図示されている。 第10図Bは第10図AのXB−XB線に沿った横断面
図である。 第11図はスキンストレーナの夫々の開孔内に配置され
た2つの抑制浮動片を示す縦断面図で、一方の抑制浮動
片はスキンストレーナカバーによって覆われているが他
方の抑制浮動片は覆われていない。 第12図はスキンストレーナの開孔に配置された抑制浮
動片(複数)がスキンストレーナカバーによって覆われ
ている時に使われる第11図に示されたものよりも小型
サイズのスキンストレーナカバーを示す縦断面図である
。 第13図は、単一の開孔を有するスキンストレーナの第
3の実施例、抑制浮動片の第4の実施例およびカバーの
第5の実施例を示す縦断面図であり、カバーはスキンプ
ラグのような形状をしており、浮動片とカバーは、第1
4.15.19および20図と同様、説明の都合上注入
中における通常の位置より若干上方に図示されている。 第14図はスキンストレーナの第4の実施例と抑制浮動
片の第5の実施例を示す縦断面図である。 第15図はカバーの第6の実施例、抑制浮動片の第6の
実施例およびスキンストレーナの代りに鋳型のつばを使
用したものを示している縦断面図である。 第16図は第15図と同様な部分で、つばに加えてつば
端部挿入部を使用したものを示している部分的な縦断面
図である。 第17図は空洞の端部で鋳物空洞と交叉する注入押湯を
示す縦断面図で、注入押湯の断面の一部分は開孔を通し
て空洞と連通しており、注入押湯の断面の他の部分は鋳
型内で空洞より越えて(beyond)設けられていて
、開孔はこの発明のカバーによって塞がれる。 第18図は第17図と同様の図であるが、開孔につばを
有しており、開孔内に設けられスキンプラグによって覆
われている抑制浮動片の第7の実施例を示す縦断面図で
ある。 第19図は2つのスキンストレーナの使用例と、一方の
スキンストレーナの開孔内に配置されスキンプラグによ
って覆われているこの発明の抑制浮動片の第8の実施例
を示す縦断面図である。 第20図はこの発明の抑制浮動片の第9の実施例で、浮
動片はブラインドな抑制浮動片を示しである縦断面図で
ある。 第21図は耐火性物質で作られた小孔のあるシート上に
形成された抑制装置の縦断面図を示していて、シートは
スキンストレーナと鋳型の頂部との間に保持されている
。そして、 第22図は耐火性物質で作られた小孔のあるシート状に
形成された抑制装置の縦断面図を示していて、シートは
スキンストレーナ上に載置されていて横方向の寸法は注
入押湯のそれよりも大きくない。 1・・・鋳型空洞、2・・・スキンストレーナ、3・・
・鋳型空洞の頂部、5・・・注入押湯、6・・・開孔、
11・・・(スキンストレーナカバーの)本体、12・
・・開孔、13・・・錨状部、14・・・連結棒、15
・・/%ンドル、17・・・プラグ状挿通体、18・・
底部標準部品、1つ・・・カバー延長部品、20・・・
縦通路、21・・くぼみ、22・・・標準連結棒、28
.40・・・抑制浮動−83= 片、29・・・通路、50・・・開口、52・・・カラ
ー、68・・・シート。

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゲート装置および少なくとも1つの完全な鋳型空
    洞を有する重力注入式鋳造用鋳型において、前記鋳型空
    洞は前記ゲート装置とは別個のものであり、前記鋳型に
    より製造される全鋳物に対応し、 前記ゲート装置は前記鋳型の形成部材でありその内に配
    置され、前記ゲート装置は前記鋳型の開放外側および前
    記空洞間に必要な流通路を形成し、前記ゲート装置は前
    記流通路の1つを形成する少なくとも1つの導管を備え
    、前記導管はその両端は開放しておりそして前記鋳型の
    外表面から直接に前記空洞の表面に延在し、前記導管は
    溶融金属を受けそして前記溶融金属を前記空洞に対して
    直接案内するための装置を備えているので、注入中全て
    の溶融金属が前記導管を介して前記空洞に対して直接に
    貫流し、 前記ゲート装置は更に前記導管と前記空洞間に介在する
    スキンストレーナを備え、前記スキンストレーナはその
    全断面通路面積を形成し、そして前記導管から前記スキ
    ンストレーナを介して前記空洞に延びる開孔装置を有し
    、 前記鋳型は注入中前記スキンストレーナの開孔装置を介
    して流れる溶融金属を少くとも部分的に阻止するために
    前記鋳型及び前記スキンストレーナとは別個の抑制装置
    を備え、前記抑制装置は第1に注入中前記導管を閉塞さ
    せそして適切な状態にし、第2に、前記空洞を充填し、
    第3に、必要ならば前記空洞が充填された後、前記開孔
    装置を介して前記空洞に形成される鋳物にまた押湯する
    装置からなることを特徴とする重力注入式鋳造用鋳型。
  2. (2)前記導管は注入押湯からなり、前記鋳型は注入押
    湯延伸部を有し、前記導管は注入押湯延伸部を貫通しそ
    して前記スキンストレーナにおいて前記導管の断面面積
    と実質的に同じ断面面積をその中に有してなる特許請求
    の範囲第1項記載の装置。
  3. (3)前記鋳型はさらに注入押湯延伸部を備え、前記導
    管は前記注入押湯部を貫通しそして前記スキンストレー
    ナにおいて前記導管の断面面積より実質的に大きい断面
    面積を有する特許請求の範囲第2項記載の装置。
  4. (4)前記導管は注入押湯を備え、前記鋳型は更に注入
    押湯延伸部を有し、前記導管は前記注入押湯延伸部を有
    しそして前記スキンストレーナにおいて前記導管の断面
    面積より実質的に大きい断面面積を有する特許請求の範
    囲第1項記載の装置。
  5. (5)前記抑制装置は前記空洞が充満した時浮くような
    構成並びに形状の少くとも一つの抑制浮動片を備え、前
    記抑制浮動片は、前記スキンストレーナの開孔に配置さ
    れそして前記開孔を完全ではなく部分的に閉塞し、それ
    により前記抑制浮動片及び前記スキンストレーナの組合
    せで出来る限定された断面通路を形成し、前記抑制浮動
    片は前記空洞が充満した時自由に浮くように支持されて
    いるので前記抑制浮動片が配置されている開孔を介して
    鋳物に押湯が出来る有効断面面積を増加させ、前記抑制
    浮動片は溶融金属の注入から生ずる温度、衝撃、圧力、
    浸食に耐え得る特許請求の範囲第1項記載の装置。
  6. (6)前記抑制装置は一次的に前記導管内に配置された
    カバー装置をさらに備えそして前記スキンストレーナと
    前記抑制浮動片の組合せで出来る前記限定された断面通
    路面積の少くとも一部分を閉塞してなる特許請求の範囲
    第5項記載の装置。
  7. (7)前記カバー装置は前記スキンストレーナと接触す
    るように配置されそしてその複数の開孔を閉塞する特許
    請求の範囲第6項記載の装置。
  8. (8)前記カバー装置は前記抑制浮動片と接触するよう
    に配置された特許請求の範囲第6項に記載された装置。
  9. (9)前記抑制浮動片はその中に前記導管と前記空洞を
    連通する通路を有しそして前記スキンストレーナと前記
    抑制浮動片との組合せの前記制限された断面通路面積の
    少くとも一部分を形成し、前記カバー装置は前記抑制浮
    動片内の前記通路を少くとも部分的に閉塞する装置から
    なる特許請求の範囲第8項に記載された装置。
  10. (10)前記スキントレーナの前記開孔装置は一つの開
    孔を備え、前記カバー装置は前記抑制浮動片の前記通路
    内に受け入れられることを特徴とする特許請求の範囲第
    9項に記載された装置。
  11. (11)前記カバー装置は前記抑制浮動片の前記通路内
    に受け入れられるので、前記導管と前記空洞間を連通す
    る少くとも一つのチャンネルが形成される特許請求の範
    囲第10項に記載された装置。
  12. (12)前記抑制装置は前記空洞装置が充満された時浮
    き上がらないような構成並びに形状をもつ少くとも一つ
    の非浮動片からなり、前記非浮動片は前記スキンストレ
    ーナの開孔内に配置され前記開孔を完全ではなく部分的
    に閉塞するので、前記非浮動片と前記スキンストレーナ
    との組合せで出来る限定された断面通路面積を形成し、
    前記非浮動片は溶融金属が充填されるように配置された
    くぼみからなり、前記くぼみは前記限定された断面通路
    面積の押湯容量を増すため、前記組合せの限定された断
    面通路面積内の金属に伝熱する溶融金属の熱源を作る装
    置からなる特許請求の範囲第1項に記載された装置。
  13. (13)前記抑制装置は前記導管内に一次的に配置され
    たカバー装置をさらに備え、前記スキンストレーナと前
    記非浮動片の組合せで出来る前記限定された断面通路面
    積の少くとも一部分を閉塞する特許請求の範囲第12項
    に記載された装置。
  14. (14)前記カバー装置は、前記スキンストレーナと接
    触して配置されその複数の開孔を閉塞する特許請求の範
    囲第13項に記載された装置。
  15. (15)前記カバー装置は前記非浮動片と接触して配置
    された特許請求の範囲第13項に記載された装置。
  16. (16)前記非浮動片は前記導管と前記空洞を連通する
    ように形成された通路を有し、そして前記組合せの限定
    された断面通路面積の少くとも一部分を形成し、前記カ
    バー装置は前記非浮き部品内の前記通路を少くとも部分
    的に閉塞する装置を備えた特許請求の範囲第15項に記
    載された装置。
  17. (17)前記スキンストレーナの前記開孔装置は単一の
    開孔を有し、前記カバー装置は前記非浮動片の前記通路
    内に受け入れられる特許請求の範囲第16項に記載され
    た装置。
  18. (18)前記カバー装置は前記非浮動片の前記通路内に
    受け入れられるので少くとも一つのチャンネルが前記導
    管と前記空洞とを連通するように形成される特許請求の
    範囲第17項に記載された装置。
  19. (19)前記抑制装置は前記スキンストレーナの前記全
    断面通路面積の少くとも一部分を一次的に閉塞するため
    前記スキンストレーナと接して配置されるカバー装置を
    備える特許請求の範囲第1項に記載された装置。
  20. (20)前記カバー装置は充填時、前記カバー装置を所
    定位置に保つため、前記スキンストレーナの前記開孔装
    置の側壁と合体する少くとも一つの位置決めされた表面
    を持つ特許請求の範囲第19項に記載された装置。
  21. (21)前記カバー装置は、 耐火材料からなる標準のあらかじめ作られた本体を備え
    、前記少くとも一つの位置決めされた表面がその上に形
    成され、前記本体の下側にくぼみがあり前記本体の長手
    方向に添いそして前記くぼみと連通する孔があり、 その一端に頭がありそして他端に条片がある標準のあら
    かじめ作られた補助金属棒を備え、前記棒は前記頭が前
    記くぼみに配置されるように前記孔内に配置され、 前記棒を前記本体に付着する標準のあらかじめ作られた
    締着装置を備え、前記棒は吊り揚げ装置から成り、 前記くぼみ内の残余の空間を充填し、必要なとき前記棒
    の前記頭を覆いそして前記本体の外隔面に合致する耐火
    補助ミックスを備えて成る 特許請求の範囲第20項記載の装置。
  22. (22)前記カバー装置は、耐火材料から成りそして長
    手方向に沿って延在する延長孔を有する少くとも一つの
    標準のあらかじめ作られた補助カバー延伸部を備え、前
    記金属棒は前記延長孔を貫通して成る特許請求の範囲第
    21項記載の装置。
  23. (23)前記スキンストレーナの前記開孔は、単一の開
    孔を備え、前記カバー装置の前記位置決めされた表面は
    その内に配置される特許請求の範囲第20項記載の装置
  24. (24)前記位置決めされた表面は前記開孔の壁と合致
    しているので少くとも一つのチャンネルが前記導管と前
    記空洞とを連通するよう形成される特許請求の範囲第2
    3項記載の装置。
  25. (25)前記抑制装置は前記空洞が充満されたとき浮く
    ような構成並びに形状の少くとも一つの盲浮動片と前記
    スキンストレーナの開孔を完全に閉塞するように前記盲
    浮動片を支持する装置とを備え、前記盲浮動片は前記導
    管へ溶融金属を最初に注入するとき実質的に動かずしか
    し前記空洞が充填されたとき自由に浮動するように支持
    されているので、前記盲浮動片により閉塞された開孔を
    介して鋳物に押湯を可能にし、前記盲浮動片は溶融金属
    の注入の結果生ずる温度、衝撃、圧力、浸食に耐えうる
    特許請求の範囲第5項、第12項又は第19項のいずれ
    かに記載の装置。
  26. (26)前記導管内に配置された冶金処理製品を備え、
    前記製品は前記導管内の溶融金属を処理するための装置
    から成る特許請求の範囲第1項記載の装置。
  27. (27)ゲート装置および少くとも一つの完全な鋳型空
    洞を有する重力注入式鋳造用鋳型において、前記鋳型空
    洞は前記ゲート装置とは別個のものであり、前記鋳型に
    より製造される全鋳物に対応し、 前記ゲート装置は前記鋳型の開放外側および前記空洞間
    に必要な流通路を形成し、前記ゲート装置は前記流通路
    の一つを形成する少くとも一つの導管を備え、前記導管
    はその両端は開放しておりそして前記鋳型の外表面から
    直接に前記空洞の表面に延在し、前記導管は溶融金属を
    受けそして前記溶融金属を前記空洞に対して直接案内す
    るための装置を備えているので、注入中全ての溶融金属
    が前記導管を介して前記空洞に対して直接に貫流し、 前記ゲート装置は前記鋳型の材料と一体に形成されそし
    て前記導管と前記空洞間に介在されたカラーを備えるの
    で前記カラーの表面は前記空洞の表面となり、前記カラ
    ー部分における前記導管と前記空洞とを連通する開孔を
    有し、 注入中前記開孔を介して溶融金属の流れを少なくとも部
    分的に阻止するため前記鋳型とは別個の抑制装置を備え
    、前記抑制装置は第1に注入中前記導管の閉塞を容易に
    しそして適切な状態を保持し、第2に前記空洞を充填し
    そして、第3に必要ならば前記空洞が充填された後前記
    開孔を介して前記空洞に形成された鋳物にまた押湯する
    装置とから成ることを特徴とする重力注入式鋳造用鋳型
  28. (28)前記鋳型及び前記抑制装置とは別個のカラーエ
    ッジ挿入体を備え、前記カラーは前記カラーエッジ挿入
    体を支持し、前記開孔は前記カラーエッジ挿入体を貫通
    する特許請求の範囲第27項に記載の装置。
  29. (29)前記導管は注入押湯から成り、前記鋳型は注入
    押湯延伸部を有し、前記導管は前記注入押湯延伸部を貫
    通しそして前記カラー部分における前記導管の断面面積
    と実質的に同様な断面面積を有す特許請求の範囲第27
    項に記載の装置。
  30. (30)前記鋳型は更に注入押湯膨張部を有し、前記導
    管は前記注入押湯膨張部を貫通しそして前記カラー部分
    における前記導管の断面面積より実質的に大きな断面面
    積を有する特許請求の範囲第29項記載の装置。
  31. (31)前記導管は注入押湯から成り、前記鋳型は更に
    注入押湯膨張部を有し、前記導管は前記注入押湯膨張部
    を貫通しそしてその内に前記カラー部分における前記導
    管の断面面積より実質的に大きい断面面積を有する特許
    請求の範囲第27項に記載の装置。
  32. (32)前記導管の内に配置された冶金処理製品を更に
    備え、前記製品は前記導管内に溶融金属を処理するため
    の装置を備えて成る特許請求の範囲第27項記載の装置
  33. (33)ゲート装置および少くとも一つの完全な鋳型空
    洞を有する重力注入式鋳造用鋳型において、前記鋳型空
    洞は前記ゲート装置とは別個のものであり、前記鋳型に
    より製造される全鋳物に対応し、 前記ゲート装置は前記鋳型の開放外側および前記空洞間
    に必要な流通路を形成し、前記ゲート装置は前記流通路
    の一つを形成する少くとも一つの導管を備え、前記導管
    はその両端は開放しておりそして前記鋳型の外表面から
    直接に前記空洞の表面に延在し、前記導管は溶融金属を
    受けそして前記溶融金属を前記空洞に対して直接案内す
    るための装置を備えているので、注入中全ての溶融金属
    が前記導管を介して前記空洞に対して直接に貫流し、 前記ゲート装置は前記導管の長手方向に沿ってある程度
    延びる少なくとも1つのストレーナ装置を備え、前記ス
    トレーナ装置はその内に形成された開孔を有し、前記開
    孔は前記夫々のストレーナ装置の全断面通路面積を夫々
    備え、 前記鋳型は注入中前記ストレーナ装置の少くとも1つの
    前記開孔装置を介して流れる溶融金属を少くとも部分的
    に阻止するための前記鋳型と前記ストレーナ装置とは別
    個の抑制装置を備え、前記抑制装置は第1に、注入中前
    記導管を上流にて閉塞するようにしそしてまた適切な状
    態にし、第2に、前記空洞を充填し、第3に、必要なら
    ば前記空洞が充填された後前記開孔を介して前記空洞に
    形成された鋳物にまた押湯する装置から成ることを特徴
    とする重力注入式鋳造用鋳型。
  34. (34)前記ストレーナ装置の一つは前記導管と前記鋳
    型空洞間に介在される特許請求の範囲第33項記載の装
    置。
  35. (35)ゲート装置および少くとも一つの完全な鋳型空
    洞を有する重力注入式鋳造用鋳型において、前記鋳型空
    洞は前記ゲート装置とは別個のものであり、前記鋳型に
    より製造される全鋳物に対応し、 前記ゲート装置は前記鋳型の開放外側および前記空洞間
    に必要な流通路を形成し、前記ゲート装置は前記流通路
    の1つを形成する少くとも一つの導管を備え、前記導管
    はその両端は開放しておりそして前記鋳型の外表面から
    直接に前記空洞の表面に延在し、前記導管は溶融金属を
    受けそして前記溶融金属を前記空洞に対して直接案内す
    るための装置を備えているので、注入中全ての溶融金属
    が前記導管を介して前記空洞に対して直接に貫流し、 前記導管は前記空洞の端で前記空洞と交差しているので
    前記導管の断面の1部分が前記開孔を介して前記空洞と
    連通しそして前記導管の断面の残りが前記空洞を越えて
    前記導管内に配置されているので前記導管の底の1部分
    が形成されそして前記開孔から前記導管の側壁へ延び、
    前記底の1部分の位置は前記空洞表面の位置より低くな
    い前記開孔に直接接しており、 前記鋳型は注入中前記開孔を介して流れる溶融金属を少
    くとも部分的に阻止するための前記鋳型とは別個の抑制
    装置を備え、前記抑制装置は第1に、注入中前記導管を
    閉塞するようにしそしてまた適切な状態にし、第2に、
    前記空洞を充填し、第3に、必要ならば前記空洞が充填
    された後前記開孔を介して前記空洞に形成された鋳物に
    また押湯する装置から成ることを特徴とする重力注入式
    鋳造用鋳型。
  36. (36)前記抑制装置は耐火材料から成る有孔シートと
    を備える特許請求の範囲第1項、27項、33項又は3
    5項のいづれか1つに記載する装置。
  37. (37)前記抑制装置は有孔耐火材料から成る特許請求
    の範囲第1項、27項、33項又は35項のいづれか1
    つに記載の装置。
  38. (38)前記抑制装置は溶融金属の注入から生ずる温度
    、衝撃、圧力そして浸食の影響に耐え得る材料から成る
    特許請求の範囲第1項、27項、33項又は35項のい
    づれか1つに記載の装置。
  39. (39)前記抑制装置は標準的にあらかじめ作られた素
    子から成る特許請求の範囲第1項、27項、33項又は
    35項のいづれか1つに記載の装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04113139U (ja) * 1991-03-19 1992-10-02 日本無機株式会社 湯口兼用押湯方案系砂型鋳型

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6264463A (ja) * 1985-09-17 1987-03-23 Komatsu Ltd 鋳造における注湯速度制御方法とその装置

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