JPH01293316A - 液晶表示用スペーサーおよびその製法 - Google Patents

液晶表示用スペーサーおよびその製法

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JPH01293316A
JPH01293316A JP12468788A JP12468788A JPH01293316A JP H01293316 A JPH01293316 A JP H01293316A JP 12468788 A JP12468788 A JP 12468788A JP 12468788 A JP12468788 A JP 12468788A JP H01293316 A JPH01293316 A JP H01293316A
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aromatic polymer
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JP12468788A
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English (en)
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Masao Umezawa
正夫 梅澤
Toshihiro Fukunaga
福永 年宏
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Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液晶表示用スペーサーおよびその製法に関する
。さらに詳しくは、耐熱性、耐薬品性に優れた高安定性
の液晶表示用スペーサー、およびその製法に関する。
〔従来の技術〕
液晶テレビ等、液晶表示方式の拡大に伴い、液晶を安定
に固定する技術が求められ始めた。特に大形の液晶表示
方式の拡大に伴い、液晶封入部の間隔を一定に制御する
物が要求されはじめた。
かかる材料としては、ガラス繊維、各種のセラミック粒
子、また架橋ポリスチレン、架橋エポキシ等の高分子微
粒子等が使われている。
しかしながらガラス繊維、各種のセラミック粒子等は硬
度が高いので、導電膜や偏光膜を破損するという欠点が
あった。
またポリスチレン等の高分子微粒子は整った粒度にする
のが困難で、液晶表示素子が低品質と成りやす(、また
耐熱性が低いので、製造時に変形して、液晶表示素子の
品質を低下させていた。
即ち、未だ良好なものが作られていないのが現状である
〔発明が解決し未うとする課題〕
即ち9本発明が解決する課題とは以下の事項である。
スペーサーに接触する機能膜を傷つけることなく、かつ
径が整い、また、耐熱性と耐薬品性に優れたスペーサー
を供給することにより、液晶表示素子の品質を向上せし
め、しかも低コストで作るための液晶表示用スペーサー
を提供すること。
〔課題を解決するための手段〕
係る現状にかんがみ9本発明者は従来の研究概念に囚わ
れることな(、鋭意検討を重ねた結果。
本9発明に到達した0本発明は係る課題を解決するため
、以下の構成を有する。
(1)  液晶表示用セルの液晶の厚さを一定に保つた
めのスペーサーであって、ttiスペーサーは熱変形温
度が110℃以上の芳香族ポリマ繊維からなることを特
徴とする液晶表示用スペーサ−0(2)熱変形温度が1
10℃以上の芳香族ポリマが下記の少な(とも1種であ
る請求項1記載の液晶表示用スペーサー。
液晶ポリエステル、液晶ポリエステルアミド。
ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンスルホン、
ポリフェニレンスルフィドケトン、ポリフェニレンスル
ホンケトン、ポリフェニレンスルフィドスルホン。
(3)芳香族ポリマの表面の少なくとも一部に咳芳香族
ポリマより低軟化点のポリマが付着している請求項1〜
2記載の液晶表示用スペーサー。
(4)  芳香族ポリマが液晶ポリエステル、および/
または液晶ポリエステルアミドであって、酸物を窒素で
シールしたディファレンシャル・スキャニング・カロリ
メーター中で測定した時に、融解に基づく、吸熱ピーク
が無いポリマである請求項1〜3記載の液晶表示用スペ
ーサー。
(5)芳香族ポリマおよび/または該芳香族ポリマの上
に付着している低軟化点のポリマが着色している請求項
1〜4記載の液晶表示用スペーサー。
(6)直径が30μ以下、かつアスペクト比が1.5以
上である請求項1〜4記載の液晶表示用スペーサー。
(7)熱変形温度が110℃以上の芳香族ポリマを溶融
紡糸し、しかる後、延伸し、または、延伸せずに、直径
が30μ以下の繊維と乙、シかるのち。
切断してアスペクト比が1.5以上の繊維状物とするこ
とを特徴とする液晶表示用スペーサーの製法。
(8)熱変形温度が110℃以上の芳香族ポリマと該芳
香族ポリマよりも低軟化点のポリマを複合紡糸し5 し
かる後に、延伸し、または、延伸せずに。
該芳香族ポリマの繊維の直径が30μ以下1強度2g/
d以上8弾性率40g/d以上の繊維とし。
しかるのち、切断してアスペクト比が1.5以上の繊維
状物とすることを特徴とする液晶表示用スペーサーの製
法。
(9)  熱変形温度が110℃以上の芳香族ポリマと
第3のポリマを複合紡糸し、しかる後に、延伸し。
または、延伸せずに、該芳香族ポリマの繊維の直径が3
0μ以下1強度2g/d以上2弾性率40g/d以上の
繊維とし、しかるのち、切断してアスペクト比が1.5
以上の繊維状物とし、しかる後に、該第3のポリマを除
去することを特徴とする液晶スペーサーの製法。
QOI  熱変形温度が110℃以上の芳香族ポリマと
該芳香族ポリマよりも低軟化点の第2のポリマと。
他の第3のポリマを、少なくとも該芳香族ポリマと該低
軟化点の第2のポリマが接する状態で3者を複合紡糸し
1次に該繊維を切断し、さらに、第3のポリマを除去す
ることにより、直径が30μ以下、アスペクト比が1.
5以上の繊維状物とすることを特徴とする液晶表示用ス
ペーサーの製法。
(11)芳香族ポリマが液晶ポリエステルおよび/また
は液晶ポリエステルアミドである請求項7〜10記載の
液晶表示用スペーサーの製法。
(12)第3のポリマが下記の少なくとも1種である9
〜10記載の液晶表示用スペーサーの製法。
ポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレ
ート、脂肪族ナイロン、熱可塑性のポリアクリル酸エス
テル、およびこれらの共重合物。
(13)芳香族ポリマからなる繊維状物を、250℃以
上の空気中で処理し1着色する1に求項7〜12記載の
着色液晶表示用スペーサーの製法。
(14)液晶ポリエステルおよび/または液晶ポリエス
テルアミドの繊維状物を200℃以上の不活性ガス流下
、ないし200℃以上の真空下で固相重合し9次に該ポ
リマの融点以上に処理して不融化させる請求項7〜13
記載の不融化液晶表示用スペーサーの製法。
以下8本発明を更に詳細に述べる。
本発明の液晶スペーサーの主構成素材は、芳香族ポリマ
よりなるものである0本発明の芳香族ポリマとは芳香族
を主体にしたポリマであり、従来公知の芳香族ポリマが
広く使える。そして、その中でも、特に耐熱性が高いも
のが好ましい。
液晶スペーサーの製造過程では100〜200℃程度の
熱がかかるので、より耐熱性が高いことが好ましい、し
たがって、熱変形温度としては。
110℃以上、好ましくは130℃以上、特に好ましい
のは150℃以上である。
かかる耐熱性のポリマを用いることにより、安定した高
品質の液晶表示スペーサーが作れる。
なお0本発明でいう熱変形温度とは、単位あたリ0.1
g/(デニール)の引張荷重、ないし、圧縮荷重をかけ
、10時間クリープテストをした時。
該クリーブによる変形が50%以下であるものを。
その温度で熱変形温度有りとする。
かかる特性を有する高熱変形性の芳香族ポリマとしては
、各種のものが挙げられる。そして、特に好ましいもの
としては、各種の液晶ポリエステル、液晶ポリエステル
アミド等を初め、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェ
ニレンスルホン、ポリフェニレンスルフィドケトン、ポ
リフェニレンスルホンケトン、ポリフェニレンエーテル
スルホン、下記に代表される各種のポリエーテルケトン
等は特に好ましいものである。
かかる物は高耐熱性に富み、また、耐薬品性に富み、特
に好ましいものである。
また、特に、液晶ポリマでかつ、不融化した液晶ポリエ
ステル、および/または液晶ポリエステルアミドは特に
好ましいものである。かかる物の。
熱変形温度は150℃以上となる。かかるポリマが不融
化しているかどうかは9例えば、デファレンシャル・ス
キャニング・カロリメーター(以下DSCと称する)で
測定することにより容易に確認できる。また、高耐熱・
高耐薬品性からポリフェニレンスルホンも同様に非常に
好ましいものである。
また、かかる芳香族ポリマ中に微細な酸化鉄や活性炭等
を添加および/または付着せしめ、加熱することにより
得られる不融化した芳書族ポリマも特に好ましい、特に
ポリフェニレンスルフィド。
ポリエーテルケトン等をかかる処理により不融化したも
のは着色しているので特に好ましい0着色していると、
液晶表示素子の画面がクリアーになる特徴がある。なお
、液晶ポリマも同様に酸化鉄や活性炭等を入れ、加熱す
ることにより不融化できる。かかる物も着色できるので
、特に好ましい。
なお、液晶ポリマの不融化は液晶を固相重合し。
次に該ポリマの融点以上の処理によっても達成される。
かかる処理によっても着色できる。
また、芳香族ポリマよりなるスペーサーは分子構造が液
晶に近似しているので8液晶を液晶セル(液晶が入る物
)に挿入する時に入り易いし、また液晶がスペーサーと
の間に作るミクロな空間もなくできる等の大きな利点が
ある。かかる点からも特に好ましいのは、液晶ポリエス
テルおよび/またはン&晶ポリエステルアミドである。
かかる特徴を有する液晶樹脂としては、各種の物がある
。そして、特に好ましい物としては下記に示されるもの
が挙げられる。即ち、液晶ポリエステルからなるものと
しては下記の物等が代表的なものとして挙げられる。
ここで、Xは水素、ハロゲン、炭素数4以下のアルキル
基を表す。
ここで、Σnl= 100である。そして、特に好まし
いのは各構造式のniが4以上のことである。
また、各式において、ハロゲン等をはじめ、各種の置換
基が付加されていても良い、これらに示されるものは本
発明の変性ポリエステルと良好に溶融成形しやすいので
特に好ましい、また、高強度・高弾性率の複合繊維とし
やすい。
同様に液晶ポリエステルアミドも従来公知のものが通用
できなんら制限されるものではない、そして特に好まし
いものとして下記の構造式に示されるものが挙げられる
。即ち ここで、Xは水素、ハロゲン、炭素数4以下のアルキル
基をあられす。
Q ここで、Xは水素、ハロゲン、炭素数4以下のアルキル
基をあられ、す。
ここで、各式においてΣni= 100である。
そして、各構造式においてはnlは15以上であること
が好ましい、また、各構造式においてその一部の水素が
ハノゲン等を初め、各種の置換基が付加されていても好
い。
かかる液晶ポリマは耐熱性、耐薬品性1強度が高いので
特に好ましい。
また、液晶表示用スペーサーは抗変形性が必要である。
特に耐圧縮性が必要である。かかる点からは硬いポリマ
であること必要であり、かかる点からも特に好ましいの
は液晶ポリマよりなるスペーサーである。
本発明の液晶表示用スペーサーの主構成ポリマはかかる
ポリマよりなるものである。
次にその形態について述べる。
本発明のスペーサーの太さは直径が30μ以下とする。
そしてより好ましいのは20μ以下、特に好ましいのは
10μ以上である。この理由は液晶スペーサーの大きさ
が液晶表示素子のセルギャップを決めるからである。
強誘電性液晶(SMC)を用いた表示素子の場合の基盤
間隔は2μであることが好ましい、またその他、薄膜ト
ランジスタータイプ等の表示素子の場合には2〜20μ
であることが多い。
次にアスペクト比は1.5以上であることが好ましい、
より好ましいのは3以上のアスペクト比を有することで
ある。しかし、余りに長い液晶スペーサーは画面を醜く
させるので、アスペクト比にかかわらず、絶対長さは1
00μ以下であることが好ましい。かかるアスペクト比
であると、液晶セルの中でのスペーサーの安定性が向上
するので。
より安定した液晶表示素子が出来る。また液晶セルの強
度も高くなり、好ましい。
また、液晶スペーサーの断面形状は特に問わない、O型
でも良いし、Δ型でも、矩形でも好い。
そして2本発明の特に好ましいスペーサーの形態として
挙げられる物に芳香族ポリマよりなるかかるスペーサー
の少なくとも一部に該芳香族ポリマより低融点のポリマ
や、接着機能を有するポリマが付着していることである
。付着の形態は特に限定されるものではないが、特に好
ましいのは。
芳香族ポリマよりなる部分を、低融点のポリマや。
接着機能を有するポリマが全体を均一に覆っていること
である。かかる特徴を有すると液晶スペーサーと液晶セ
ルとの接着を強固に出来る。なお。
従来においては、液晶スペーサーとは別に液晶ケルを固
定する接着剤が使われていたが1本発明の構成をとるこ
とにより、かかる液晶セル接着剤は不要となるので、よ
り見易い液晶表示素子となる。
また特に液晶繊維よりなるスペーサーは硬く、かつ高耐
熱性なので、その表面に他のポリマが被覆されていても
、熱プレス等でセルを作る時の変形が液晶繊維からなる
スペーサーにより固定される利点がある。 他の弱い繊
維よりなるスペーサーの場合には、芯−鞘繊維としても
芯も熱プレス等で変形してしまう欠点があった。
芳香族ポリマよりも低軟化点のポリマとしては。
各種の従来公知のポリマがあり、特に限定されるもので
はない、特に好ましいものとしてはスルホン酸基等の可
染性基を有するものが挙げられる。
また接着性のポリマとしてはエポキシ系の接着剤が特に
好ましい、エポキシ系の場合、接着した時にミクロなボ
イドが生じについので特に好ましい0次に本発明の液晶
スペーサーは着色していることが好ましい0着色の程度
は高い方が好ましい。
着色は液晶スペーサー全体であることが、より好ましい
が、芳香族ポリマよりなる部分の着色、また、咳芳香族
ポリマに付着している他のポリマのみの着色であっても
なんらかまわない。
次に本発明の液晶スペーサーの製法について述べる。熱
変形温度が110℃以上の芳香族ポリマを溶融製糸する
。溶融製糸の方法は特に限定されるものではなぐ、従来
公知の方法が広く通用出来る。なお、1デニール(以下
dと称する)以下の特に細い繊維や、芳香族ポリマの上
に他のポリマ等が被覆していたり、バイメタル的に付着
している繊維においては、各種の高分子配列法、(ミク
ロ)分割法等を初めとする複合紡糸法は特に有効である
。なお、かかる複合製糸の場合には、液晶スペーサーと
して使われる物は複合繊維の全成分では無いこともある
。即ち、特に極細繊維とする時にはl成分以上が除かれ
ることが多い、かかる第3の被除去ポリマとしては、製
糸性に富み、かつ、芳香族ポリマを傷めないで、除去さ
れることが好ましい0本ポリマも特に限定されるもので
はないが、工程の安定性、低コスト等からはポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、脂肪
族ナイロン、熱可塑性のポリアクリル酸エステル、およ
びこれらの共重合物等が挙げられる。 なお、ここで特
に溶融製糸に限定したのは、溶融製糸により得られる繊
維の形状が他の方法より均一に出来ること、また、コス
トも特に安価に出来るからである。
溶融製糸された繊維はそのままでも、液晶スペーサーと
して、ある種の物は使える。即ち、製糸の方法が高速製
糸であったり、またポリマが液晶ポリマである場合には
延伸は不要となることが多い、またさらに延伸しても好
い、かかる操作により芳香族ポリマからなる繊維の強度
は2g/d。
弾性率は40 g/d以上とすることが好ましい。
より好ましくは2強度は2 g / d 、弾性率は5
0 g / d以上とすることである。なお1弾性率は
特に高いことが好ましい場合もある。即ち、150g/
d以上であることも多く、かかる場合には液晶ポリマよ
り繊維とすることが好ましい。
また1本発明の液晶表示用スペーサーの特に好ましいこ
とは高耐熱性を有することである。かかる特性を付与す
る方法は種々あり、特に限定されるものではな(、従来
公知の方法が広く通用できる。そして、特に高融点化、
また不融化する手段として好ましいのは、芳香族ポリマ
に酸化鉄、活性炭等を入れ製糸して、または、製糸後に
かかる物を付着せしめ1次に含酸素気体中で熱処理する
こと等が挙げられる。かかる方法によると芳香族ポリマ
よりなる繊維は不融化することが多い、なお、これは総
ての芳香族ポリマに共通することではないので、事前に
ポリマを選択することが重要である。また、かかる処理
によりポリマはより黒色に変色するので、特に好ましい
また、特に液晶ポリマに関して言えば、固相重合処理に
より融点が向上するので、かかる処理により、高耐熱性
とすることも好ましい、また、固相重合した繊維を該繊
維の融点以上に加熱すると不融化することもあるので9
本処理も特に好ましいことである。かかるものを高温の
空気中にさらすと繊維は黒色化するのでスペーサーとし
ては特に好ましいものとなる。かかる温度としては25
0℃以上が好ましく、また、含酸素した気体中で実施す
ることが有効である。
本発明の液晶表示用スペーサーとするにはかかる特性を
存する繊維がアスペクト比が1.5以上に切断されるこ
とが必須となる。
切断の時期は特に限定されるものではない、しかし、特
に細いスペーサーとすべく、複合製糸し。
しかる後に少なくともl成分を除去することよる場合に
は、他の成分を除去する前に、@望のアスペクト比とな
るように切断することが好ましい。
即ち、切断後に他の成分を除去する。特に細い繊維のみ
であると容易に切断出来ないことが多い。
そして、特に好ましいのは、複合繊維を束ねて切断する
ことが好ましい、また、切断時の温度は芳香族ポリマの
ガラス転位温度以下であることが特に好ましい、より均
一に切断出来る。切断の方法は特に限定されるものでは
なく、従来公知の方法が広く通用出来る。ミクロトーム
、旋盤等に代表される刃を用いた切断法、凍結粉砕法に
代表される粉砕による切断法等が広く適用できる。ここ
で。
特に好ましいことは、かかる時の治具としてはセラミッ
クを用いることである。かかる物を用いると安定したス
ペーサー用繊維が作れる。
また1本発明の特に好ましい方法の一つにスペーサーが
着色していることを挙げた0着色の方法は繊維の中に顔
料を添加すること、また染色すること、また、前記した
ように特殊のポリマの場合には、特殊な熱処理等が挙げ
られる。かかる方法は芳香族ポリマ、また芳香族ポリマ
と他のポリマの複合スペーサーの場合等により大幅に変
わるも4であり、適宜1選択することが好ましい。
本発明の液晶表示用スペーサーは前記の強誘電性液晶薄
膜トランジスタータイプ等を初め、 TN液晶、ゲスト
−ホスト方式の液晶等を用いたいかなる液晶表示素子に
も有効である。また、ポケットテレビ、壁掛はテレビ、
ワープロ、液晶シャッター、自動車等の乗物用デイスプ
レー等に広く通用でき、その用途9種類は問わない。
以下、実施例により更に本発明を詳細に述べるが9本発
明が実施例により同等制限されるものではない。
〔実施例〕
実施例 1 次の条件で高分子配列体繊維を作った。
■海成分−アクリル酸エステル共重合ポリスチレン(軟
化点−約60℃) ■島成分−東し・フィリップスペトローリアム側製のボ
IJ + p−フェニレンスルフィド■島/海(M量比
率)−50150 ■島の数−36 ■紡糸温度−305℃ ■紡糸速度−100(10)、/分 ■延伸倍率−2,8 ■延伸温度−90℃、なお、この後、200℃で1分定
長熱処理した。
■得られた高分子配列耐繊維の単繊維デニール−3,5
d 次にこの繊維を引き揃えトウ状にして、型枠に入れ、1
60℃でプレスして、約5n角のガツト状物とした0次
に該ガツト状物を、ミクロトームを用いて、15μに切
断した。切断後、トリクレンで共重合ポリスチレンを溶
解・除去して、スペーサーを取り出した。得られたスペ
ーサーは良好に切断されており、繊維直径も整ったもの
であり。
理想的なものであった0本繊維状品の直径は2.2μで
あり、長さは17μであり、アスペクト比は7.5であ
った。
また、該スペーサーの物性は次の値であった。
即ち1強度−3,8g/d、弾性率−51g/d。
なお1本値は下記の方法により測定した。即ち。
該プレスしたガツト状品を切断せずに、海成分のみを除
去した極細繊維よりなる繊維を、引張テストシ1強度2
弾性率を求めた。
また2本繊維の熱変形温度は200℃以上であった。
次に、液晶セルの中にフレオンを用いて分散溶液と共に
撒布した。スペーサーの数はINあたり10個であった
0次に180℃で1時間加熱プレスしセルを作った。得
られたセルは約5μのもので、均一性の高いものであっ
た。このセル空間に液晶を封入し、液晶表示用スペーサ
ーとした。得られたものは良好なものであった。
実施例 2 次の条件で高分子配列体繊維を作った。
■海成分−アクリル酸エステル共重合ポリスチレン(軟
化点=約60℃) ■島成分−米国、セラニーズ社製のベクトラ■島/海(
WL量比率)−70/30 ■島の数=70 ■紡糸温度−305℃ ■紡糸速度−200(10)、/分 ■延伸倍率−なし。
■得られた高分子配列耐繊維の単繊維デニール=10 
d 次にこの繊維を引き揃えトウ状にして、型枠に入れ、1
60℃でプレスして、約5tm角のガツト状物とした0
次に該ガツト状物を、ミクロトームを用いて、15μに
切断した。切断後、トリクレンで共重合ポリスチレンを
溶解・除去して、スペーサーを取り出した。得られたス
ペーサーは良好に切断されており、la維直径も整った
ものであり。
理想的なものであった。本繊維状品の直径は3.2μで
あり、また長さは15μでアスペクト比は約5であった
また、該スペーサーの物性は次の値であつた。
Wち1強度−8,8g/d、弾性率−450g/d。
なお2本値は下記の方法により測定した。即ち。
該プレスしたガツト状品を切断せずに、海成分のみを除
去した極細繊維よりなる繊維を、引張テストシ9強度1
弾性率を求めた。
また1本繊維の熱変形温度は200℃以上であった。
次に、液晶セルの中にフレオンを用いて分散溶液と共に
撒布した。スペーサーの数は1鶴あたり10個であった
0次に200℃で0.5時間加熱プレスしセルを作った
。得られたセルは約5μのもので、均一性の高いもので
あった。このセル空間に液晶を封入し、液晶表示素子と
した。得られたものは良好なものであった。
実施例 3 実施例2の直径は3.2μであり、また長さは15μで
、アスペクト比約5の極細の短繊維を、窒素気流下で2
50℃で一段処理、270℃で2段処理して、固相重合
した。得られた繊維の重合度は未処理の物より約3倍上
昇していた。該繊維の融点は窒素シール中でデファレン
シャル・スキャニング・カロリメーターで測定すると3
28℃であった争 本繊維の強度は25g/d、、弾性率−800g/dで
あった。なお1本測定は切断していない繊維の値である
次に、咳高融点化した繊維を400℃に加熱さされた筒
の上から、落下させ、下で回収した。繊維間の融着は殆
どなかった0次に該繊維を400℃の空気中で20分処
理して繊維の着色化を実施した。&11+維は黒褐色に
着色されていた0本繊維の強度は18g/d、弾性率は
560g/dであった。なお1本品を窒素シールしたデ
ファレンシャル・スキャニング・カロリメーターで測定
すると融点に基づくピークは見いだされなかった。
以下、実施例1と同様に処理して液晶表示用スペーサー
とした。特に、白点等が見にくい、高コントラストの高
い液晶表示素子となった。
比較例 エ 下記の方法でポリプロピレンからなる液晶素子を試作し
た。
■海成分−実施例工と同一 ■島成分−ポリプロピレン(三菱油化製)■島/海(重
量比率)−50150 ■島の数−36 ■紡糸温度−300℃ ■紡糸速度−100(10)、/分 ■延伸倍率−無し。
■得られた高分子配列耐繊維の単繊維デニール−10d 次にこの繊維を引き揃えトウ状にして、型枠に入れ、1
60℃でプレスして、約511角のガツト状物とした0
次に該ガツト状物を、ミクロトームを用いて、15μに
切断した。切断後、トリクレンで共重合ポリスチレンを
溶解・除去して、スペーサーを取り出した。得られたス
ペーサーは良好に切断されており、繊維直径も整ったも
のであり。
理想的なものであった0本繊維状品のアスペクト比は約
4であった。
また、該スペーサーの物性は次の値であった。
即ち1強度−0,8g / d 、弾性率−70g/d
なお1本値は下記の方法により測定した。即ち。
該プレスしたガツト状品を切断せずに、海成分のみを除
去した極細繊維よりなる繊維を、引張テストし1強度9
弾性率を求めた。
また1本繊維の熱変形温度は70℃と110℃未満であ
った。
次に、液晶セルの中にフレオンを用いて分散溶液と共に
撒布した。スペーサーの数は1flあたり10個であっ
た0次に180℃で1時間加熱プレスしセルを作った。
しかし、加熱プレス中にセルが変形してしまい、セルと
出来なかった。
実施例 4 次の条件で高分子配列体繊維を作った。
■海成分(第3成分)一実施例1と同一■島−1成分−
米国、セラニーズ社製のベクトラ ■島−1を取り囲む島−2成分(第2成分)−高重合の
5−ソジウムスルホイソフタル酸共重合ポリエチレンテ
レフタレート ■島−1/島−2/海(重量比率)−60/20/20 ■島の数−10 ■紡糸温度=305℃ ■紡糸速度−200(10)、/分 ■延伸倍率=なし。
■得られた高分子配列耐繊維のa&a維デニール10d 次にこの繊維を引き揃えトウ状にして、型枠に入れ、1
60℃でプレスして、約5fl角のガツト状物とした0
次に該ガツト状物を、ミクロトームを用いて、15μに
切断した。切断後、トリクレンで共重合ポリスチレンを
溶解・除去して、スペーサーを取り出した。得られたス
ペーサーは良好に切断されており、繊維直径も整ったも
のであり。
理想的なものであった0本繊維状品の直径は8.9μ、
長さは15μであり、アスペクト比は約2であった。
また、該スペーサーの物性は次の値であった。
即ち1強度−4,1g/d、弾性率−230g/d。
なお6本値は下記の方法により測定した。即ち。
該プレスしたガツト状品を切断せずに、海成分のみを除
去した極IIII繊維よりなる繊維を、引張テストし2
強度9弾性率を求めた。
また3本繊維の熱変形温度は200℃以上であ特殊紡糸
機で極細繊維であった0次に該繊維をカチオン染料で黒
色に着色した。
以下、実施例1と同様に処理して(熱プレス温度は21
0℃、20分)液晶表示素子とした。特に、白点等が見
にくい、高コントラストの高い液晶表示素子となった。
また2本液晶スペーサーの場合には、液晶のセルを固定
するバインダーの量は従来の約30%で済んだ、それは
、液晶樹脂の外側のポリマが熱融着したためと推定され
る。
〔発明の効果〕
本発明の構成をとることにより、下記の大きな効果をも
たらす。
(11品質の安定した液晶表示用スペーサーが提供でき
る。
(2)スペーサーが耐熱性であるので、高温で処理出来
るので製造コストが安い。
(3)スペーサーの硬度を高く出来き、アスペクト比も
任意にとれるので、外圧に対する抵抗力の高い液晶表示
用スペーサーが作れる。このため、特に大形の液晶表示
用スペーサーが作れるようになった。
(4)特に着色したスペーサーを用いると、コントラス
トの高い、見易い液晶表示用スペーサーが作れる。
(5)特に液晶ポリマよりなるスペーサーを用いると液
晶とスペーサーの親和性が高いので、ミクロボイド等の
ない、液晶表示用スペーサーが作れる。
(6)特に芳香族ポリマに他のポリマが付着したスペー
サーの場合には、該他のポリマが接着剤の役割を果たす
ので、セルの接着剤が低減でき1.良好な液晶表示用ス
ペーサーが作れる。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液晶表示用セルの液晶の厚さを一定に保つための
    スペーサーであって、該スペーサーは熱変形温度が11
    0℃以上の芳香族ポリマ繊維からなることを特徴とする
    液晶表示用スペーサー。
  2. (2)熱変形温度が110℃以上の芳香族ポリマが下記
    の少なくとも1種である請求項1記載の液晶表示用スペ
    ーサー。 液晶ポリエステル、液晶ポリエステルアミド、ポリフェ
    ニレンスルフィド、ポリフェニレンスルホン、ポリフェ
    ニレンスルフィドケトン、ポリフェニレンスルホンケト
    ン、ポリフェニレンスルフィドスルホン。
  3. (3)芳香族ポリマの表面の少なくとも一部に該芳香族
    ポリマより低軟化点のポリマが付着している請求項1〜
    2記載の液晶表示用スペーサー。
  4. (4)芳香族ポリマが液晶ポリエステル、および/また
    は液晶ポリエステルアミドであって、該物を窒素でシー
    ルしたディファレンシャル・スキャニング・カロリメー
    ター中で測定した時に、融解に基づく、吸熱ピークが無
    いポリマである請求項1〜3記載の液晶表示用スペーサ
    ー。
  5. (5)芳香族ポリマおよび/または該芳香族ポリマの上
    に付着している低軟化点のポリマが着色している請求項
    1〜4記載の液晶表示用スペーサー。
  6. (6)直径が30μ以下、かつアスペクト比が1.5以
    上である請求項1〜4記載の液晶表示用スペーサー。
  7. (7)熱変形温度が110℃以上の芳香族ポリマを溶融
    紡糸し、しかる後、延伸し、または、延伸せずに、直径
    が30μ以下の繊維とし、しかるのち、切断してアスペ
    クト比が1.5以上の繊維状物とすることを特徴とする
    液晶表示用スペーサーの製法。
  8. (8)熱変形温度が110℃以上の芳香族ポリマと該芳
    香族ポリマよりも低軟化点のポリマを複合紡糸し、しか
    る後に、延伸し、または、延伸せずに、該芳香族ポリマ
    の繊維の直径が30μ以下、強度2g/d以上、弾性率
    40g/d以上の繊維とし、しかるのち、切断してアス
    ペクト比が1.5以上の繊維状物とすることを特徴とす
    る液晶表示用スペーサーの製法。
  9. (9)熱変形温度が110℃以上の芳香族ポリマと第3
    のポリマを複合紡糸し、しかる後に、延伸し、または、
    延伸せずに、該芳香族ポリマの繊維の直径が30μ以下
    、強度2g/d以上、弾性率40g/d以上の繊維とし
    、しかるのち、切断してアスペクト比が1.5以上の繊
    維状物とし、しかる後に、該第3のポリマを除去するこ
    とを特徴とする液晶スペーサーの製法。
  10. (10)、熱変形温度が110℃以上の芳香族ポリマと
    、該芳香族ポリマよりも低軟化点の第2のポリマと、他
    の第3のポリマを、少なくとも該芳香族ポリマと該低軟
    化点の第2のポリマが接する状態で3者を複合紡糸し、
    次に該繊維を切断し、さらに、第3のポリマを除去する
    ことにより、直径が30μ以下、アスペクト比が1.5
    以上の繊維状物とすることを特徴とする液晶表示用スペ
    ーサーの製法。
  11. (11)芳香族ポリマが液晶ポリエステルおよび/また
    は液晶ポリエステルアミドである請求項7〜10記載の
    液晶表示用スペーサーの製法。
  12. (12)第3のポリマが下記の少なくとも1種である9
    〜10記載の液晶表示用スペーサーの製法。 ポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレ
    ート、脂肪族ナイロン、熱可塑性のポリアクリル酸エス
    テル、およびこれらの共重合物。
  13. (13)芳香族ポリマからなる繊維状物を、250℃以
    上の空気中で処理し、着色する請求項7〜12記載の着
    色液晶表示用スペーサーの製法。
  14. (14)液晶ポリエステルおよび/または液晶ポリエス
    テルアミドの繊維状物を200℃以上の不活性ガス流下
    、ないし200℃以上の真空下で固相重合し、次に該ポ
    リマの融点以上に処理して不融化させる請求項7〜13
    記載の不融化液晶表示用スペーサーの製法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5486941A (en) * 1990-09-29 1996-01-23 Sekisui Fine Chemical Co., Ltd. Fine sphere, a spherical spacer for a liquid crystal display element and a liquid display element using the same
JP2017534083A (ja) * 2014-11-17 2017-11-16 アルファミクロン・インコーポレイテッドAlphaMicron,Inc. 軟質電気光学セルを生成する方法

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