JPH0129082Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0129082Y2 JPH0129082Y2 JP1981019112U JP1911281U JPH0129082Y2 JP H0129082 Y2 JPH0129082 Y2 JP H0129082Y2 JP 1981019112 U JP1981019112 U JP 1981019112U JP 1911281 U JP1911281 U JP 1911281U JP H0129082 Y2 JPH0129082 Y2 JP H0129082Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- blade
- axial direction
- gap
- source roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000010893 paper waste Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は印刷機のインキ供給装置に関するもの
である。
である。
従来の代表的なインキ供給装置は第1図及び第
2図に示されるように構成されている。即ち、ド
クタブレードaは1枚板より構成されており、こ
れを複数個の調整ねじbで撓ますことによつてイ
ンキ元ローラcとドクタブレードaとの隙間δを
調節し、この隙間から出て行くインキ量を調整す
るようになつている。
2図に示されるように構成されている。即ち、ド
クタブレードaは1枚板より構成されており、こ
れを複数個の調整ねじbで撓ますことによつてイ
ンキ元ローラcとドクタブレードaとの隙間δを
調節し、この隙間から出て行くインキ量を調整す
るようになつている。
この装置ではドクタブレードaが1枚板である
ため、例えば第1図においてS4の部分のインキ消
費量が多い(隙間が大きい)ため、隙間δ4を小さ
くしたくても、隣のS3,S5の部分の隙間δ3,δ5の
ために或る程度以上小さくできない。またS2の部
分の隙間δ2を0にしたくても、S1,S3の部分での
インキ消費量が多く同部での隙間δ1,δ3が大きけ
れば隙間δ2を0にすることができない。このよう
に任意の調整ねじbの設置個所Siの隙間δ1を任意
の値に調整することが困難である。
ため、例えば第1図においてS4の部分のインキ消
費量が多い(隙間が大きい)ため、隙間δ4を小さ
くしたくても、隣のS3,S5の部分の隙間δ3,δ5の
ために或る程度以上小さくできない。またS2の部
分の隙間δ2を0にしたくても、S1,S3の部分での
インキ消費量が多く同部での隙間δ1,δ3が大きけ
れば隙間δ2を0にすることができない。このよう
に任意の調整ねじbの設置個所Siの隙間δ1を任意
の値に調整することが困難である。
前記欠点を解消するものとして、前記ドクタブ
レードのインキ元ローラへの接当部分で、調整ね
じの中間位置に中途までスリツトを入れて独立し
て調節可能としたものが提案されているが、ドク
タブレードが薄板で構成されているためインキ溜
内のインキ重量及びインキ元ローラとドクタブレ
ードの間の隙間を流れるインキの動的な力などに
よつてドクタブレードが撓み、隙間が動的に変化
し、隙間の微調整が困難である。即ち、最近印刷
物の絵柄に応じてインキの消費量をプリセツト
し、刷り出し時の損紙を減少させる方法が種々考
えられているが、このインキプリセツトのために
はドクタブレードが巾方向に独立して調整できる
ことはもちろんそれに加えて操作部分の動きに応
じた正確なインキ出し量のコントロールが必要で
ある。このインキ出し量を支配する要因のうち最
大なものはインキ元ローラとブレード間の隙間で
あり、前記従来の装置では隙間の微少調節は不可
能である。
レードのインキ元ローラへの接当部分で、調整ね
じの中間位置に中途までスリツトを入れて独立し
て調節可能としたものが提案されているが、ドク
タブレードが薄板で構成されているためインキ溜
内のインキ重量及びインキ元ローラとドクタブレ
ードの間の隙間を流れるインキの動的な力などに
よつてドクタブレードが撓み、隙間が動的に変化
し、隙間の微調整が困難である。即ち、最近印刷
物の絵柄に応じてインキの消費量をプリセツト
し、刷り出し時の損紙を減少させる方法が種々考
えられているが、このインキプリセツトのために
はドクタブレードが巾方向に独立して調整できる
ことはもちろんそれに加えて操作部分の動きに応
じた正確なインキ出し量のコントロールが必要で
ある。このインキ出し量を支配する要因のうち最
大なものはインキ元ローラとブレード間の隙間で
あり、前記従来の装置では隙間の微少調節は不可
能である。
本考案はインキ元ローラと一端側が枢支され自
由端がインキ元ローラに接するドクタブレードか
らなり、軸方向に複数個配置された調節機構によ
りドクタブレードの自由端を変位させてインキ元
ローラとドクタナイフの隙間を軸方向で変化させ
て軸方向のインキ供給量を調節するインキ供給装
置において、前記ドクタブレードを前記調節機構
の数だけ軸方向に分割するとともに同各分割ブレ
ードの剛性を高めたことを特徴とし、その目的と
する処は前記従来の欠点を解消し、インキ元ロー
ラとドクタブレードとの隙間を軸方向で自由にか
つ正確に調節して、軸方向のインキ供給量を確実
に調整することができるインキ供給装置を提供し
ようとするものである。
由端がインキ元ローラに接するドクタブレードか
らなり、軸方向に複数個配置された調節機構によ
りドクタブレードの自由端を変位させてインキ元
ローラとドクタナイフの隙間を軸方向で変化させ
て軸方向のインキ供給量を調節するインキ供給装
置において、前記ドクタブレードを前記調節機構
の数だけ軸方向に分割するとともに同各分割ブレ
ードの剛性を高めたことを特徴とし、その目的と
する処は前記従来の欠点を解消し、インキ元ロー
ラとドクタブレードとの隙間を軸方向で自由にか
つ正確に調節して、軸方向のインキ供給量を確実
に調整することができるインキ供給装置を提供し
ようとするものである。
本考案は前記のように構成されており、前記各
分割ブレードは前記軸方向に複数個配置された調
節機構により、それぞれ隣接する部分に影響され
ることなく、前記インキ元ローラに対して自由に
所定の隙間を形成することができ、かつ分割ブレ
ードの剛性が高いためインキ溜内のインキ重量及
び隙間を通るインキの動的な力などで隙間が変化
しにくく、従つて軸方向のインキ供給量を確実に
調整することができる。
分割ブレードは前記軸方向に複数個配置された調
節機構により、それぞれ隣接する部分に影響され
ることなく、前記インキ元ローラに対して自由に
所定の隙間を形成することができ、かつ分割ブレ
ードの剛性が高いためインキ溜内のインキ重量及
び隙間を通るインキの動的な力などで隙間が変化
しにくく、従つて軸方向のインキ供給量を確実に
調整することができる。
以下、本考案を第3図及び第4図に示す最も好
ましい図示実施例により詳細に説明する。図にお
いて、1はインキ元ローラで両端が図示されない
フレームに回動自在に支持されている。2は両端
が前記フレームに支持された支え台である。3は
分割ブレードで、同分割ブレード3は厚さが厚
く、一端部にピン4を支持し、下面に棒6を螺着
している。分割ブレード3はピン4が支え台2と
同支え台に固着された押え板5とで抱持され、支
え台2にピン4を中心に揺動自在に枢支されてい
る。また棒6は支え台2に設けられた穴に挿入さ
れ、棒6の先端に取付けられたナツトと支え台2
の間にばね7を介装し、同ばね7により棒6を介
して分割ブレード3を常時下方即ち、支え台2の
方向に押し付けている。同様な構造で支え台2に
取付けられた分割ブレード3が軸方向に多数配設
され、これらでドクタブレードを構成している。
同ドクタブレードとインキ元ローラ1とでインキ
溜めが形成されている。前記各分割ブレード3の
先端下方にそれぞれ梃状の押上げ部材8が上下に
傾動自在に枢支され、同押上げ部材8とそれぞれ
1対1に対応してねじ9がフレームに螺着されて
いる。
ましい図示実施例により詳細に説明する。図にお
いて、1はインキ元ローラで両端が図示されない
フレームに回動自在に支持されている。2は両端
が前記フレームに支持された支え台である。3は
分割ブレードで、同分割ブレード3は厚さが厚
く、一端部にピン4を支持し、下面に棒6を螺着
している。分割ブレード3はピン4が支え台2と
同支え台に固着された押え板5とで抱持され、支
え台2にピン4を中心に揺動自在に枢支されてい
る。また棒6は支え台2に設けられた穴に挿入さ
れ、棒6の先端に取付けられたナツトと支え台2
の間にばね7を介装し、同ばね7により棒6を介
して分割ブレード3を常時下方即ち、支え台2の
方向に押し付けている。同様な構造で支え台2に
取付けられた分割ブレード3が軸方向に多数配設
され、これらでドクタブレードを構成している。
同ドクタブレードとインキ元ローラ1とでインキ
溜めが形成されている。前記各分割ブレード3の
先端下方にそれぞれ梃状の押上げ部材8が上下に
傾動自在に枢支され、同押上げ部材8とそれぞれ
1対1に対応してねじ9がフレームに螺着されて
いる。
本実施例は前記のように構成されており、各ね
じ9をそれぞれ適宜回動し、押上げ部材8を傾動
させ各分割ブレード3をピン4を中心に揺動させ
て、インキ元ローラ1と分割ブレード3の先端と
の隙間δを軸方向に適宜調節してインキ供給量を
調整する。インキ元ローラ1の回転により前記隙
間δに応じた量だけインキが供給される。
じ9をそれぞれ適宜回動し、押上げ部材8を傾動
させ各分割ブレード3をピン4を中心に揺動させ
て、インキ元ローラ1と分割ブレード3の先端と
の隙間δを軸方向に適宜調節してインキ供給量を
調整する。インキ元ローラ1の回転により前記隙
間δに応じた量だけインキが供給される。
なお、本実施例では分割ブレード3を梃状の押
上げ部材8の傾動でピン4を中心に揺動させてい
るが押し上げ部材8は梃状に限定されるものでは
なく、第5図イに示すねじ方式、第5図ロに偏心
リング方式あるいは第5図ハに示すカムレバ方式
がある。
上げ部材8の傾動でピン4を中心に揺動させてい
るが押し上げ部材8は梃状に限定されるものでは
なく、第5図イに示すねじ方式、第5図ロに偏心
リング方式あるいは第5図ハに示すカムレバ方式
がある。
このように本実施例によるとドクタブレードを
軸方向に分割された分割ブレードで構成し、各分
割ブレードをそれぞれ押上げ部材でインキ元ロー
ラとの隙間を調節するので、それぞれ隣接する分
割ブレードに影響されることなく、インキ元ロー
ラに対して自由に所定の隙間を形成することがで
きる。又、分割ブレードの厚みを厚くしたので、
分割ブレードの剛性が高まり設定した分割ブレー
ドとインキ元ローラの隙間がインキ溜内のインキ
重量、隙間を通るインキの動的な力により変化し
にくく、軸方向のインキ供給量を確実に制御する
ことができる。
軸方向に分割された分割ブレードで構成し、各分
割ブレードをそれぞれ押上げ部材でインキ元ロー
ラとの隙間を調節するので、それぞれ隣接する分
割ブレードに影響されることなく、インキ元ロー
ラに対して自由に所定の隙間を形成することがで
きる。又、分割ブレードの厚みを厚くしたので、
分割ブレードの剛性が高まり設定した分割ブレー
ドとインキ元ローラの隙間がインキ溜内のインキ
重量、隙間を通るインキの動的な力により変化し
にくく、軸方向のインキ供給量を確実に制御する
ことができる。
第1図は従来のインキ供給装置の正面図、第2
図は第1図のX−X断面図、第3図及び第4図は
本考案の一実施例のインキ供給装置を示し、第3
図は一部を破断して示す部分斜視図、第4図は第
3図のA視図、第5図イ,ロ,ハはそれぞれ調節
機構の他の実施態様を示す説明図である。 1……インキ元ローラ、3……分割ブレード、
8……押上げ部材。
図は第1図のX−X断面図、第3図及び第4図は
本考案の一実施例のインキ供給装置を示し、第3
図は一部を破断して示す部分斜視図、第4図は第
3図のA視図、第5図イ,ロ,ハはそれぞれ調節
機構の他の実施態様を示す説明図である。 1……インキ元ローラ、3……分割ブレード、
8……押上げ部材。
Claims (1)
- インキ元ローラと一端側が枢支され自由端がイ
ンキ元ローラに接するドクタブレードからなり、
軸方向に複数個配置された調節機構によりドクタ
ブレードの自由端を変位させてインキ元ローラと
ドクタナイフの隙間を軸方向で変化させて軸方向
のインキ供給量を調節するインキ供給装置におい
て、前記ドクタブレードを前記調節機構の数だけ
軸方向に分割するとともに同各分割ブレードの剛
性を高めたことを特徴とするインキ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981019112U JPH0129082Y2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981019112U JPH0129082Y2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57132537U JPS57132537U (ja) | 1982-08-18 |
JPH0129082Y2 true JPH0129082Y2 (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=29817057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981019112U Expired JPH0129082Y2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0129082Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS505602A (ja) * | 1973-04-14 | 1975-01-21 | ||
JPS5251211A (en) * | 1975-10-16 | 1977-04-25 | Perretta Frank | Ink supply source knife assembly |
-
1981
- 1981-02-13 JP JP1981019112U patent/JPH0129082Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS505602A (ja) * | 1973-04-14 | 1975-01-21 | ||
JPS5251211A (en) * | 1975-10-16 | 1977-04-25 | Perretta Frank | Ink supply source knife assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57132537U (ja) | 1982-08-18 |
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