JPH01290623A - 乾性眼症候郡の治療のための点眼液 - Google Patents

乾性眼症候郡の治療のための点眼液

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JPH01290623A
JPH01290623A JP11904988A JP11904988A JPH01290623A JP H01290623 A JPH01290623 A JP H01290623A JP 11904988 A JP11904988 A JP 11904988A JP 11904988 A JP11904988 A JP 11904988A JP H01290623 A JPH01290623 A JP H01290623A
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acetate
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J Holly Frank
フランク、ジェイ、ホリー
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TRANSFITE SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発皿生分立 本発明はフィルム形成性化合物および特に点眼液に関す
る。さらに詳しくは、本発明は版表面障害および涙フィ
ルム異常の治療に関する。十分に低い張力を持ちながら
疎水性固体の上に高度に水湿潤性の吸着された表面を形
成する溶液をどのようにして得るかを教える本発明の部
分は、コンタクトレンズの湿潤液の製造や、殺虫剤、除
草剤およびある種の保護コーティングのような界面活性
化合物の効率を改良するために応用することができる。
本m肥東 古典的なそしてひどい眼の乾燥状態は、歴史的には眼球
乾燥症および角膜軟化症である。これらの重篤状態は食
餌欠乏、特にタンパクおよびビタミンA欠乏によって生
じ、必ず失明へ導(。幸いにもこれらの重篤な疾病は米
国を含む先進国ではまれであるが、第3世界国において
はかなり普通である。
不幸にも先進国の人口は眼の乾燥が全くないわけではな
い。継続する刺激、灼熱感、結膜血管拡張、炎症反応、
時折の過剰涙分泌およびしゆう明に関する眼の訴えの多
数は通常の眼の乾燥状態によって引き起こされることが
最近の千年間だけで認められている。涙フィルム生理学
における最近の発展は、角膜表面上の涙フィルムの病理
学的不安定性をもたらすある種の涙フィルム異常へ由来
を求めることができるそのような非特異性のそしてしば
しば周縁乾燥性成状態の根元的原因を解明することを可
能にした。そのような涙フィルム不安定性は下にある上
皮に病理学的変化を通常生じさせる0発生した上皮異常
はフィルム安定性をさらに減じ、これが上皮表面を一層
劣化させる。−次的眼表面障害はまた、表面障害の重篤
度を増強する涙フィルム不安定性を引き起こし得る。
古代からの乾性眼状態の治療の大黒柱は、潤滑および湿
潤点眼液、代用涙液または人工涙液の局所点眼であった
。しかしながら涙液分泌量はある種の乾性眼状態に罹患
している患者の比較的小割合だけに病理学的に減少する
ことを実感することが重要である。しばしば安定な涙液
の通量にもかかわらず眼球表面の上に形成できない。従
って人工涙液は、不足している液を補充するばかりでな
く、眼球表面に安定な液体フィルムを形成することによ
って族フィルム安定性を増すことができなければならな
い。これらの処方物は現存する表面上皮症にも有益な効
果を持たなければならない。
けだしそのような病理は液フィルム安定性に悪影響する
からである。
先丘肢血皇投ユ 不足している涙液の代用品として、そして乾眼症候群の
治療のためにこれまで開発された人工涙液は、晶質、通
常電解質または低分子量炭水化物と、そしである種の変
成天然ガムまたは合成ポリマーの等張または高張溶液か
らなっていた。処方物はまた静菌性または殺菌性を有す
る防腐剤を含有する。ポリマーの役割は慣例的に粘度そ
してそれにより滞留時間を増すことであった。従って粘
度はもしその値が十分に高ければ滞留時間を改良するだ
けであることが示された。涙フィルムはまばたきの開動
いているまぶたのための潤滑剤としても役立つので、そ
して増加した粘度は潤滑を妨げるので、それ以上粘度を
上げることができない、従って滞留時間を延ばすことが
できない上限がある。ごく最近、ポリマー成分は涙フィ
ルムに対し安定効果があると主張され、そのような主張
はインビトロ実験データによってしばしば裏付けされた
。今までこの水性フィルム安定性に対する人工涙液の全
体の効果および涙フィルムの外表面脂質層に対する効果
は処方者によって考慮されたことはなかった。その結果
市販の人工涙液のどれも角膜上皮のような疎水性表面に
安定な液体フィルムを形成することができず、あるもの
は涙フィルムの外表面脂質層に悪影響を有する。
すべてRankinの米国特許No、3.856.91
9およびNo、3゜947,573は、分子中の多数の
エーテル性酸素結合のため全く親水性であり、そして溶
液へ粘度と粘液性を与える高および場合により低分子量
ポリ (エチレンオキシド)を含有する眼科溶液を記載
する。後の特許はこの処方は眼科薬担持ビヒクルとして
有益な性質を持っている主張している。
Rankinの米国特許No、3.767.789は、
水溶液中の少なくとも100.000ダルトンの分子量
を持つポリ(エチレンオキシド)は合成粘液として行動
し、それによって前眼涙フィルムのための天然の湿潤お
よびフィルム安定剤として認められる角膜粘液を補完す
ることができると主張している。
両方ともRankinの米国特許No、3.907.9
85およびNo、3.987,163は、主成分が中な
いし高分子量のポリ (スチレンスルホネート)であり
、場合により低分子量のポリエチレングリコールまたは
ポリプロピレングリコールを含有する眼科処方物を記載
する。粘液状性質も簡単に述べられているが、そのよう
な性質は裏付けされていない。反対にポリ(スチレンス
ルホネート)の主要な役目は粘度形成のように見える。
ラスキンの米国特許No、3,920.810は、主成
分がポリアクリルアミドであり、場合によりポリエチレ
ングリコールを含有する他の眼科処方物を記載する。こ
の溶液は潤滑性およびクツション性を有し、そして眼科
薬の水性ビヒクルとして役立つと主張されている。
Hech tおよび5bivelyの米国特許No、4
,039,662は、カチオン性表面活性剤および防腐
剤である塩化ベンズアルコニウムと組み合わせる時相乗
効果を発揮し、そして摘出したウサギの眼の角膜表面上
に比較的安定なフィルムを形成することができると主張
されている単純な多糖類、好ましくはポリ (N−グリ
コース)を含有する眼科処方物を記載する。
Ho1lyの米国特許No、4,271.144は、等
張レベルにおいて電解質と、そしてそのコロイド浸透圧
が角膜支質の膨潤圧力と等しいか大きい濃度において親
水性高分子を含有する眼科処方物を記載する。
この溶液は親水性角膜浮腫のため、そして眼圧グラフま
たは眼圧計プロセスの間角膜上皮保護シールドとして主
に処方される。
5hivelyの米国特許No、4.409,205は
、異常な涙フィルムを再構成しそして水性涙液からタン
パク様物質の沈澱を防止すると思われるポリビニルアル
コールおよび/またはポリエチレングリコールのような
非イオン性合成ポリマーに加え、主として非イオン性緊
張性調節剤と、低レベルの電解質とを含む水性処方物を
記載する。
5hahおよび5ibleyの米国特許No、4.13
1,651は、ポリビニルアルコールおよびヒドロキシ
エチルセルロースのようなヒドロキシアルキルセルロー
スの相乗的混合物よりなる新規組成物を記載する。
波らは、プラスチックへ付着した溶液のフィルム厚、乾
燥時間、表面粘度、および表面張力のような、アクリル
ガラス上の種々の比率で二つのポリマーを含有する製剤
の種々のフィルム形成および保持性質を測定した。セル
ロースエーテルとポリビニルアルコールの4=1の重量
比において、族フィルム安定性に適当と思われる性質が
最適化され、そしてこの相乗的割合が代用涙液の処方に
採用された。
市販の代用涙液の適切な表面化学的性質のいくつかの詳
細な研究が発表されている。族フィルム安定性を支配す
る基本的要因と、そしてフィルム安定性を達成する上で
の高分子製成分の役目の増強された理解にもかかわらず
、代用涙液の高分子成分は粘度形成剤以外何物でもない
と結論されている。有益な表面化学的性質は、それらの
低分子量のためそれらは脂質層に、そのため涙フィルム
の安定性に有害効果を持っているけれど、処方物へ表面
活性防腐剤を配合することによって得られる0例えば、
現在市販されている代用涙液は、粘液のない上皮に性質
が似ている疎水性固体表面上に安定な薄いフィルムを形
成することができない。
さらに、いくつかの処方物は上に横たわっている脂質フ
ィルムを急速に分散させる。
本発五勿設皿 本発明は、二つのタイプのポリビニルアルコールの相乗
的混合物を含んでいる水溶液からなる。
ポリビニルアルコールは、酢酸エステル基カアルコール
基によって置換されるポリ酢酸ビニルの制御された加水
分解によって製造される。もし酢酸エステル基の少なく
とも70%が加水分解されれば、ポリマーは水溶性であ
る。このように種々のタイプのポリビニルアルコールが
加水分解の程度および炭化水素ポリマー鏡上の残りの酢
酸エステ・ル基の濃度に応じて存在する。高い酢酸エス
テル含量(しかし27%以下)を有するポリビニルアル
コールは全く界面活性であり、そして水の表面張力を7
2から42mN/mを低下させることができる(簡潔の
ためこタイプのポリビニルアルコールをしばしば“ポリ
酢酸ビニル”と呼ぶであろう)。他方、完全に加水分解
したポリビニルアルコール(ここではポリビニルアルコ
ール)は、水−空気界面において界面活性を殆ど示さな
い。−般に、表面張力が低ければ低いほど、それは与え
られた固体表面を一層濡らすであろう。この傾向は、濡
らすべき固体表面上に置かれた溶液滴の前進接触角の大
きさによって定量化される。
しかしながら、疎水性表面上の薄い水性層の安定性は、
溶液の表面張力のみに依存しない。他の要因は固体表面
へ吸着された溶質層の濡れ性と、そしてその水−固体界
面張力に対する効果である。
興味あることに、吸着されたポリビニルアルコール層の
濡れ性はポリマーの酢酸エステル含量に反比例し、水−
空気界面における表面活性は酢酸エステル含量の増加に
つれて増加する。このため無視し得る酢酸エステル含量
を有するポリビニルアルコールは、ゼロ後退接触角によ
って証明されるように、完全に濡れることができるが、
他方酢酸エステル基を含有するポリビニルアルコール(
ポリ酢酸ビニル)はその低い表面張力にもかかわらず、
溶液によって不完全に濡れることができる吸着された層
を形成する。
一つは無視し得るそして一つはかなりの酢酸エステル含
量を有するこれらの二つのタイプのポリビニルアルコー
ルを混合することにより、溶液の表面張力を低下させる
一方、疎水性固体の上に完全に濡れることができる吸着
された層を形成することが可能であることが発見された
。実際にはある重量比において、これら二つの性質はゼ
ロ後退接触角と一致する表面張力値の最小に証明される
ように最適化される。界面活性へ関連した効果は低いバ
ルク濃度において発揮されるので、かなり低いポリマー
濃度において所望の相乗効果を得ることが可能であり、
それにより水性涙液の潤滑役目を妨害する増大した粘度
を避けることができる。
ポリマーの吸着された層の濡れ性は液体フィルム安定性
を促進するのに重要であるが、濡らすべき固体表面への
ポリマーの吸着性も重要である。
本発明に従って適切に処方する時、ポリマーはそれが疎
水性固体表面から容易に洗い流されないようにかなり強
く吸着する。しかしながら、疎水性脂質で汚染される時
、それはまぶたのせん所作用によって容易に除去される
涙フィルム異常に対して二次的な上皮症は、通常上皮層
の悪影響された障壁性によって証明される。!!傷され
た上皮は水ぶくれしく小のう浮IIり、そしてその一体
性と下にある支質への接着性を失う。高濃度の親水性ポ
リマーの存在による上昇した膠質浸透圧は、損傷された
上皮に対し、および不快の程度に対し軽減効果を有する
。ある種のそのようなポリマーは栄養または薬理学的に
活性な剤に対して複合化性質を示す。このため適切な処
方により、眼表面上のそのような剤の滞留時間を増し、
眼表面を保護しながら薬物の低いレベルにおいて同じ治
療レスポンスを得ることが可能である。
このため、ポリビニルアルコールの相乗的混合物に加え
、本発明の処方物は、溶液の粘度を不当に上昇すること
なく少なくとも40mHgの膠質浸透圧を得るのに十分
に高い濃度において親水性ポリマーを含有する。ポリ(
N−グルコース)またはデキストランのような単純な多
糖類が、過剰に高い溶液とそして同時の溶液粘度の上昇
ないに所望の膠質浸透圧が得られるような分子量である
時に好ましい。処方物が栄養または薬物担体として作用
すべき時は、第3のポリマー成分は低い粘度を有するこ
とのほかに複合化性質を持たなければならない、そのよ
うな第3のポリマー成分としてボIJ(N−ビニルピロ
リドン)(PVP)が好ましい。
処方物はまた、角膜上皮の健康に貢献することが既知の
無機電解質を含まなければならない。特に、生理的レベ
ルにおけるナトリウム、カリウムまたは他の一価金属の
ようなアルカリ金属と、そしてカルシウムおよびマグネ
シウムのような二価アルカリ土類金属の低レベルの適切
な比が必要なように見える。主な対応する陰イオンは塩
化物と、使用する緩衝液によって提供される炭酸陰イオ
ンである。眼科処方に普通に使用される緩衝液のうち、
それらがポリマー成分と共存し得る限り、十分な不活性
と安定性を有するものを選ぶことができる。典型的には
、共存し得る緩衝液は、リン酸またはリン酸とクエン酸
陰イオンと、そして適当なナトリウム−カリウムイオン
比を維持するように選ばれた対応するアルカリ金属より
なり、そしてアルカリ土類金属イオンの沈澱を防止する
のに適当な希釈度のものである。
以下の実施例は本発明の種々の性質をさらに例i正する
実施例1 ある分子量範囲とそしてよく区切られていない化学組成
を有するいくつかの親水性ポリマーは、広く異なる表面
化学的性質を持ち得ることが知られている。そのため、
種々のグレードおよび酢酸エステル含量を有するポリビ
ニルアルコールのサンプルを種々の製造者から取得し、
それらの水の表面張力に対する効果、それらの光輝性ポ
リエチレンのような非極性固体の濡れに対する効果(前
進接触角)、そして非極性表面へ吸着されたそれらの単
分子層の濡れ性(後退接触角)について試験した。結果
を表1に示す。
(以下余白) 表   1 エルパノール90−50     < 1    62
.6  78.8  0エルパノール51−05  1
1.0−13.5  41.0  68.3 15.0
エルパノール52−22  11.0−13.5  4
8.3  69.0 12.0ゲルバトール20/90
        47.2  70.0 9.0ピノー
ル523      11 −13   46.1  
66.6 10.1ピノール205      11−
13   41.4   61.8 7.3これらの結
果から、以下の要求: a)その比較的高い表面張力にもかかわらずポリエチレ
ン上でゼロ後退接触角を示す1種、b)それはポリエチ
レン上で有限の後退接触角を示すが水溶液中において低
い表面張力を持っている他の1種、および C)ポリエチレン上に吸着されたポリマー層の洗い流し
の容易性も評価しそして考慮に入れることを充足するポ
リビニルアルコールの最も通切な二つのグレードを選ん
だ。
エバノール90−50およびエバノール51−05を選
び、両方のポリビニルアルコール、界面活性物(PVA
C”)と高度に湿潤性な物(PVA)の水溶液を調製し
た。与えられた実験シリーズについては両方のポリビニ
ルアルコールの濃度は同じにした。二つのポリマー溶液
の混合物をPVAC対P’/Aの比を1;9から9:1
まで変えて調製した0表面張力およびポリエチレン上の
固有溶液液滴の前進および後退角を各混合物について測
定した。表■はコンスタントな合計ポリマー濃度1、0
重量%についての結果を含んでいる。
(以下余白) 表   ■ 10:0 62.6 78.8 0 9: 1 46.0  ?1.015.68: 2 4
4.8 71.32.8 7: 3 44.4 67.86.8 5: 4 45.9 64.37.3 5: 5 45.1 68.39.8 4: 6 44.3 68.34.6 3: 7 43.1 61.612.62: 8 44
.3 65.89.5 1: 9 42.4 56.56.4 onto  41.0 68.315.0この測定シリ
ーズを基にして、殆どゼロのポリエレン上の後退接触角
および可能な限り最低の表面張力を有する最も有望なP
VAおよびPVACの比を選んだ、結果から見られるよ
うに、最も有利な相乗的比は、最低の後退接触角と相当
に低い表面張力を有するためPVAC対PVAの比1:
4に近くなければならない。
これらの測定は粘度を下げるため種々のPVACおらび
PVA比について低い総ポリマー濃度においてくり返さ
れた。低いポリマー濃度においても、総ポリマー濃度が
0.1%以上である限り実質上同じ相乗的挙動が見られ
た。
実施例2 デキストランT−40のような30,000ダルトン以
上の分子量を持ち、無視し得る界面活性と低い粘度の追
加の親水性ポリマーを、製剤の膠質浸透圧を40mHg
以上の値へ増加するために相乗的ポリビニルアルコール
混合物へ添加した。そのような高い膠質浸透圧は損傷し
た上皮に対し有益な効果を有することが発見された。さ
らに全体の晶質浸透圧およびナトリウム−カリウムイオ
ン比を正常な水性涙液の生理的範囲内に維持するように
注意しながら、適当な緩衝剤および防腐剤を添加した。
得られた溶液においてポリビニルアルコールの総含量を
ポリマーおよび電解質システムに共存性が得られ、合理
的に低い粘度の透明で安定な溶液を与える最大限可能な
値まで減らした。次にPVAとPVACの比を他の成分
の存在下で相乗効果が最も著しい最適値を見出すために
変えた0表面はそのような実験シリーズのデータを示す
(以下余白) 表   ■ PVA  O,5330,5250,5000,480
0,4500,400PVACO,0670,0750
,1000,1200,1500,200PVAC/P
VA 1:81ニア 1:51:41:31:2NaC
1O,6250,6250,6250,6250,62
50,625KCiO,0660,0660,0660
,0660,0660,066CaCj!2* 0.0
060.0060.0060.0060.0060.0
06MgCe2* 0.0120.0120.0120
.0120.0120.012EDTA−Naz   
 O,1100,1100,1100,1100,11
00,11ONaHPO4* 0.4660.4660
.4660.4660.4660.466クエン酸  
0.025 0.025 0.025 0.025 0
.025 0.025*重量%値は結晶水を含む、この
ため三水塩、大水塩等をそれぞれの化合物に加えなけれ
ばならない。
表■は、これらの処方で得られた表面張力、後退接触角
値および洗浄の容易性に基いて評価した吸着性を含んで
いる。
表■ tea     44.3   1.8   無視し得
るlニア     46.3   2.9   非常に
低いits   43.9 1.8  低い1:4  
   42.7   6.4    かなりtea  
  42.3    0    かなりt:z   4
3,0 10.5  低い実施例3 ポリビニルピロリドン(PVP)のような30.000
ダルトン以上の分子量を持ち、低界面活性、低粘度、お
よび薬物複合性の他の追加の親水性ポリマーを、製剤の
膠質浸透圧を40鶴Hg以上へ増加し、そして好ましい
薬物複合性を得るため、相乗的ポリビニルアルコール混
合物へ添加した。再び全体の晶質浸透圧およびナトリウ
ム−カリウムイオン比を正常な水性涙液の生理的範囲内
に維持するように注意しながら、適当な緩衝剤および防
腐剤を添加した。
得られた溶液においてポリビニルアルコールの総含量を
合計0.4%に保った。このレベルは十分な界面活性と
合理的に低い粘度をもたらした0次にPVAとPVAC
0比を他の成分の存在下で相乗効果が最も著しい最適値
を見出すために変えた。
表■はそのような実験シリーズのデータのい(つかを含
む。
(以下余白) 表   V 工L  ・ PVA  6.06.06.06.06.06.0PV
AC/PVA O:10112:83ニア 4:6 i
o:。
NaCe  O,710,710,710,710,7
10,71KCj!  0.0150.0150.01
50.0150.0150.015CaCf!2* 0
.0060.0060.0060.0060.0060
.006MgC1z * 0.0120.0120.0
120.0120.0120.012EDTA−Naz
*0.100.100.100.100.100.1O
NaHPOa *0.00930.00930.009
30.00930.00930.0093NaHCO3
0,2180,2180,2180,2180,218
0,218本重量%値は結晶水を含んでいる。
表■はこれらの処方で得られた表面張力、接触角値およ
び洗浄の容易性に基いて評価した吸着性を含んでいる。
(以下余白) 表   ■ 0:10    62.5  82  3   中程度
1:  9    49.1  71  2   中程
度2:  8     43.5   54  4  
 かなり3:  7    45.0   56  0
   かなり4: 6  47.5 54 0  低い
to: 0  47.9 72 7  低いこれらの結
果を基にして、疎水性固体上および角膜上皮上に安定な
薄いフィルムを形成することができ、そして眼科ビヒク
ルとしても役立つ高度に生理的な人工涙液が処方された
最終処方物の脂質共存性も以下のシステムにおいて研究
された。
小さいきれいな槽を食塩水でみたし、他の一つを市販の
代用涙液でみたし、第3のものをわれわれの人工涙液で
みたした。これらの溶液の上に約100ナノメートル厚
みの脂質フィルムを形成し、そのフィルム圧力を測定し
た。脂質フィルムは干渉色のためみることができる。フ
ィルム圧力が測定され、そして脂質層の外観を15〜2
0分にわたってモニターした。脂質層のフィルム圧力は
食塩水上では12mN/mであり、われわれの人工涙液
上では34rnN/mであった0両方の場合観察の時間
間隔にわたってこれら脂質フィルムに外観上の変化はな
かった。しかしながら市販の代用涙液上の脂質層は微小
レンズに分裂し、そして最後には完全に溶解して消滅し
た。この実験はわれわれの処方物の外表面脂質層との両
立性およびその有益な効果を確認した。人工涙液上の脂
質層の増加したフィルム圧力は生体において涙フィルム
の安定性へ有意義に貢献するであろう。
最終処方物はウサギおよびヒトにもテストされた。両方
の種において、処方物は天然波フィルムに匹敵する改良
された安定性を示す安定な角膜前渡フィルムを容易に形
成した。 Hechtおよび5hively  (米国
特許No、4,039,662)によって報告されたよ
うな、添加した2価アルカリ土類金属塩の負の安定効果
は、多分大幅に改善された表面化学およびフィルム安定
化性質を示す二つの異なるポリビニルアルコールの独特
の相乗的混合物のタメ、経験されなかった。
上記実施例は本発明の適用方法のすべであること、また
は特許請求の範囲の限定であることを意図しない。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)その酢酸エステル基の少なくとも73%しかし9
    0%以下がアルコールへ加水分解された部分的に加水分
    解されたポリ酢酸ビニルと、その酢酸エステル基の99
    %以上がアルコールへ加水分解された完全に加水分解さ
    れたポリビニルアルコールとを1:2ないし1:5の範
    囲内の重量比で含んでいることを特徴とする光輝性ポリ
    エチレンのような疎水性表面の上に完全に水で濡れる吸
    着された層を形成するが水性涙液に似た40ないし45
    mN/mの表面張力を発揮する水溶液。
  2. (2)ポリ酢酸ビニルとポリビニルアルコールの合計濃
    度が0.05ないし3重量%である第1項の溶液。
  3. (3)前記ポリ酢酸ビニルおよびポリビニルアルコール
    は20,000ないし100,000ダルトンの分子量
    を持っている第2項の溶液。
  4. (4)角膜上皮と共存でき、そしてアルカリ金属または
    アルカリ土類金属イオンのハロゲン化物から選ばれた無
    機電解質を含んでいる第3項の溶液。
  5. (5)溶液の膠質浸透圧を40mmHgないし200m
    mHgの間の値へ上昇するのに十分に高い濃度において
    30,000ダルトン以上の分子量を有する親水性ポリ
    マーを含んでいる第3項の溶液。
  6. (6)前記親水性ポリマーはデキストランであり、そし
    て溶液粘度は30センチポイズをこえない第5項の溶液
  7. (7)角膜上皮に対し無害な非界面活性防腐剤を含んで
    いる第5項の溶液。
  8. (8)防腐剤はソルビン酸カリウムとエデト酸ナトリウ
    ムの組合せである第7項の溶液。
  9. (9)5.0ないし8.0の間のpH値を有する希釈緩
    衝液を含んでいる第5項の溶液。
  10. (10)150ないし350mOsm/kgの間の晶質
    浸透圧を有するように処方された第5項の溶液。
  11. (11)前記無機電解質は塩化ナトリウムおよび塩化カ
    リウムから選ばれる第4項の溶液。
  12. (12)前記無機電解質は塩化マグネシウムおよび塩化
    カルシウムから選ばれる第4項の溶液。
  13. (13)前記緩衝液はpH5.0ないし8.0の値にあ
    るリン酸ジナトリウムおよびクエン酸よりなる第9項の
    溶液。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014515383A (ja) * 2011-05-27 2014-06-30 レイショファーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング PGF2α類似体を含む眼科用製剤

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