JPH012903A

JPH012903A - 自動生ゴミパツク装置

Info

Publication number: JPH012903A
Application number: JP62-154370A
Authority: JP
Inventors: 昇松村
Original assignee: 三菱重工業株式会社
Filing date: 1987-06-23
Publication date: 1989-01-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、手を汚さないで自動的に生ゴミを密封パック
することができる清潔で衛生的な一般Ｗ、庭用でも食堂
やレストラン等の業務用に４使える自動生ゴミパック装
置に関する。

〔従来の技術〕

現在、一般家庭では、台所の流し台には、生ゴミ入れの
籠を設け、この中に、食物カス等の生ゴミを一時的に溜
め、これを手でビニール袋など罠入れ、数日間ゴミ箱に
入れてお゛ぎ、２〜３回／・Ｊ毎の公共のゴミ回収日に
ゴミ集積場所にもっていき、ゴミ回収車が回収している
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

家庭で生ゴミを毎日ビニール袋に入れるのは、生ゴミを
手で扱うため不快であり、不潔感があシゴミ箱に入れて
おくのはきたなく水分が多いため洩れ出て腐敗臭があり
不快である。又時間をおけば腐敗し、臭気を発し、非衛
生的である。

本発明はか＼る現状に鑑みなされたもので、手で生ゴミ
を袋に入れるという不快な作業を省き、自動的、連続的
に生ゴミを密封パックすることができる清潔で衛生的な
自動生ゴミノぜツク装置を提供することを目的としたも
のである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は生ゴミを連続的に圧縮、破砕、脱水する生ゴミ
圧砕脱水手段と、該生ゴミ圧砕脱水手段に後続して配役
され該生ゴミ圧砕脱水手段で圧縮、破砕脱水された生ゴ
ミを膜状体で包む生ゴミ包被手段と、核生ゴミ包被手段
で生ゴミを包被した膜状体の生ゴミの周辺を封じる膜状
体封着手段とを備えたことをｆＦ徴とする自動生ゴミバ
ック装置を提案するものである。

〔作用〕

投入された生ゴミを生ゴミ圧砕脱水手段で連続的に圧縮
し破砕し減容し、脱水する。このようにして圧砕脱水さ
れ減容された生ゴミは生ゴミ圧砕脱水手段に後続する生
ゴミ包被手段に導かれ、連続的に膜状体で表面が包まれ
る。次いで生ゴミ包被手段で膜状体によって包まれた生
ゴミＶｉ膜状体封着手段によって包んでいる膜状体が生
ゴミの周辺で封着され、内蔵されている生ゴミは嗅状体
内に密封される。

〔実施例〕

第１図〜第５図により本発明の一実施例にっいて詳細に
説明する。

第１図は本発明の一実捲例の装置の縦断面図である。

第１図において１は装ｊ４内に投入された生ゴミ、２は
側壁１７、後壁１８、前帯１９、蓋２０と穴の開いたゴ
ミ受は板６とで形成さ′ｒした箱体のゴミ室であり、そ
の下部には脱水された排水を系外に排出する排出孔が連
通している。

３．４はゴミ室２内に軸芯を平行にして上下に対向して
内股された１対の圧縮ローラで、モータ１５と、圧縮ロ
ーラ４と後述する生ゴミ包被手段の送υローラ１２とモ
ータ１５とに張架されたベルト１６により駆動する生ゴ
ミ圧砕脱水手段の１つである。

５は前壁１９とゴミ受は板６との間隙で形成された吐出
孔である。

８は生ゴミ圧砕脱水手段に後続して設けられた生ゴミ包
被手段の生ゴミを包み込む、膜状体で、案内ローラ４０
を介して上側ラップ膜ロール９と送りローラ１２との間
に張装された上側ラップ膜、１０は上側ラップ膜８と上
下に対向し、両者間に間隙を設けて走行し、案内ローラ
４１を介して下側ラップ膜ロール１１淘送りローラ１２
との間に張装された下側ラップ膜である。

１２は上側ラップ喚８と下側ラップ膜１ｏを送る送シロ
ーラで、モータ１５と、圧縮ローラ４と送りローラ１２
とモータ１５とに張架されたベルト１６により駆動され
生ゴミ圧砕脱水手段の１つである圧縮ローラ４に連動し
ている。

このような構成すなわち、上側ラップ膜８．上側ラップ
、膜ロール９．下側ラップ膜１ｏ、下側ラップ膜ロール
１１案内ロール４０，４１及び送シローラ１２によシ形
成され次１つの生ゴミ包被手段において吐出孔５から押
し出された生ゴミ１′は上側ラップ膜８と下側ラップＩ
ＩＩＩＩＯの間に送シ込まれ、両者に挟まれる。

１３は膜状体封着手段で上側ラップ膜８の上方に設けら
れ、図示しない電源からの通電にょつて加熱され、前記
の生ゴミ包被手段に組合わされ念図示しないカムによっ
て上下動し生ゴミを挟んだ上側ラップ膜８と下側ラップ
膜１０とを押え、封着させる長方形の枠型の加熱枠であ
る。

なお上述の各手段としては本実施例に限られず、同等の
機能を有するものであれば任意の部材、機構、形状、材
質からなる手段を用いることができる。

つぎに第１図によりその作用を説明する。

（１）　　第１図において生ゴミ１をゴミ室２に投入す
る。圧縮ローラ３及び４を回転させ、生ゴミ１を圧縮、
破砕し１′とし吐出孔５から押し出す。

（２）生ゴミ圧縮の際絞り出された水分はゴミ受は板６
の穴から落ち排出孔７から排出する。

（３）上側ラップ膜８を上側ラップ膜ロール９から、同
時に、下側ラップ＠１０を下側ラップ膜ロール１１から
引き出し、送シローラ１２に架ける。

（４）送シローラ１２を圧縮ローラ３，４と同調させ、
回転させて上側ラップ膜８と下側ラップ、）ＪＡＩＯと
を引き出しながら圧縮ローラ３゜４の間から押し出され
念生ゴミ１′を下側ラップｉｌｌ！１０の上に載せて矢
印の方向に引き出す。

（５）押し出された生ゴミ１′が囚の位置にきた時点で
、電熱式の加熱棒１３で上側ラップ膜８と下側ラップ膜
１０とを上から押え例者を融着させる。

なおラップ膜の封着について第２図によシ説明する。

第２図（ａ）は、加熱枠１３が上にあり押し出され念生
ゴミ１′は上側ラップ膜８と下側ラップ膜１０との間に
挟まれている。

カム１４によシ加熱枠１３が下に引き下げられ、同時に
加熱枠１３に外部電源から通電され、加熱枠１３は加熱
して上側ラップ膜８と下側ラップ膜１０とを押しつけて
封着させる。

なお、カム１４はラップ膜の送り機構と組合わされてお
り、ラップ膜の送り速度は極めて遅くしておシ、且つ封
着は瞬時に行なわれるので封着時にラップ膜の送りを停
止させなくてもよい。

なお、第２図（ｂ）に示すように加熱枠１３は生ゴミ１
′の周囲を完全に囲む形とする。

（６）第１図において、さらに送りローラ１２を回転さ
せパックした生ゴミ１“を下へおろすと同時に新しい上
側ラップ膜８および下側ラップ膜１０を引き出す。

（７）圧縮ローラ３，４及び送りローラ１２をモータ１
５及びベルト１６で駆動する。

以上によシ連続して生ゴミ１をパックされた生ゴミ１′
の形にすることが出来る。すなわち、生ゴミを手を汚さ
ず自動的に、かつ連続的に、破砕、脱水、減容し密封し
て保管することが出来、清潔で不快臭がない。

なお、上記の実施例の装置は第１図に示すように、生ゴ
ミ１をゴミ室２に投入し圧縮ローラ３．４を回転して生
ゴミ１を圧縮して吐出孔５から押し出す構造になってい
る。ゴミ室２の下部のゴミ受は板６には排水穴が６シ水
分はここから落下して排出孔７から外部へ流出する。

ゴミ室２け側壁１７．後壁１８．ゴミ受は板６、前壁１
９．蓋２０で囲まれた箱体であるが吐出孔５が外部に開
口して匹るために生ゴミ１の臭気が吐出孔５からもれる
。又、ゴミ室２に多量に生ゴミを入れれば吐出孔５から
水が流出する場合もあり、又ゴミ室２の中を洗滌しよう
と水を流すと吐出孔５から外部へ流出する。

従って吐出孔５を閉止する装置を設ける必要がある。

第３図（ａ）に本発明の他の実施例のゴミ室の吐出孔を
閉止する機構を示す。第３図（ａ）において（１）側壁
１７を貫通し前壁１９に接し、吐出孔５をふさぐ断面を
半月状に切りかいた円筒弁２１を設ける円筒弁２１は両
側の側壁１７を貫通し外部から操作棒２３で回転できる
ようにしている。

（２）第３図６）に示すように半月部２２０半円周部は
吐出孔５の端部に接する。

（３）半月部２２Ｖｉ、閉弁時は吐出孔５の上下端に接
し、開弁時は約９０°回転し点線の状態すなわち半月部
２２が吐出孔５の上端にのみ接し円筒弁２１の切シ欠き
が下に位置するので吐出孔５は開孔する。

（４）円筒弁２１は圧縮ローラ３，４が回転する時つま
シ本実施例の装置が作動中のみ開の状態とし停止中は常
に閉の状態とするよう弁の開閉機構を調整する。

（５）　　この弁によシ停止中には円筒弁２１が閉のた
めゴミ室２は下方の水もシの穴を除いて密閉状態となシ
、上部からどんどん生ゴミ１を投入しても水が吐出孔５
からあふれ出ることがなく、又、臭気も出ない。

さらにゴミ室２を空にして内部を水洗いする場合も吐出
孔から水があふれ出ることはない。

また第１図に示した本実施例の装置において、圧縮され
た生ゴミ１′は圧縮ローラ３，４００回転つれ連続的に
押し出されてくるので、加熱枠１３で上側ラップ膜８と
下側ラップ膜１０とを押えつけて接着させるとき両者の
間に押し出され念生ゴミ１′を挟むことになる。その際
加熱枠１３から押し出された生ゴミ１′がはみ出さない
ようにするには押し出された生ゴミ１′を加熱枠６の間
に入る長さに切って入れればよい。

第４図に本発明の更に他の実施例の生ゴミを一定の長さ
に切って押し出す機構を示す。第４図（ａ）は圧砕脱水
手段である圧縮ローラの部分の斜視図、第４図（ｂ）は
圧縮ローラの部分の要部拡大図、第４図（ｅ）は（ｂ）
のＩＶ−ＩＶ線に沿う矢視図である。

圧縮ローラ３，４０両端にそれぞれ互にかみ合う歯車２
４．２５．２６．２７を設は各圧縮ローラの円周の一部
に２４と２５．２６と２７を結合する長い歯車部２８．
２９を設ける。圧縮ローラ３，４は歯車２４と２６．２
５と２７がかみ合い２８と２９が互にかみ合うよう組立
てる。圧縮ローラ３，４は歯車部をのぞく円筒部３０．
３１が適当な空隙を有して向い合う。

圧縮ローラ４の回転により歯車２４　、２５　。

２６．２７．２８．２９でこれとかみ合う圧縮ローラ３
は回転し生ゴミ１を円筒部３０　、３１の間で圧縮して
水分をしぼり出し、押し出された生ゴミ１′とする。

押し出され念生ゴミ１′は圧縮ローラ３，４０１回転の
間は連続して押し出され歯車部２８゜２９０かみ合いが
起きるとそこで押し出された生ゴミ１′はかみ切られる
。

つまシ、押し出された生ゴミ１′は歯車部２８゜２９０
かみ合いから次のかみ合いまでの圧縮ローラの１回転分
に切られて押し出される。

又、歯車２４，２５，２６，２７Ｆｉ常時かみ合ってい
るので、押し出され念生ゴミ１′は、横方向へのけみ出
し分は歯車２４，２５，２６゜２７で常にかみ切られて
いるのでこれを越えて押し出されることはなく歯車２４
と歯車２５゜及び歯車２６とｍ恵２７０間の幅以上には
ならない。

つまシ、押し出された生ゴミ１′は幅、長さともに一定
の大きさ以下であるため上側ラップ膜８と、下側ラップ
膜１０とで押し出された生ゴミを挟さみこれを加熱枠１
３で全周にわたってはみ出すことなく押えて接着するこ
とが出来る。

さら【また生ゴミを流し台の中に流せば、あとは生ゴミ
を自動的罠圧縮、減容、脱水し密封バックしてしまうの
で、生ゴミには一切直接手をふれることなく捨てること
が出きるので、清潔快適な台所とすることができる。

第５図に、第１図に示した本実施例の自動生ゴミバック
装置を一体に組み込んだ一般家庭向は台所の流し台の例
を示す。第５図（ａ）は第１図に示した本実施例の自動
生ゴミパック装置を組み込んだ流し台の平面図、第５図
中）は第５図（ａ）のＶｂ　−Ｖｂ線に沿う矢視図、第
５図（Ｃ）は第５図体）のＶ、　−Ｖｅ＠に沿う矢視図
である。

なお自動生ゴミパック装置の構造は第１図に示した実施
例の装置の構造と同一である。

流し台３２の流しＷＩ３３の落し口３４に直結して自動
生ゴミパック装置３５を設ける。自動生ゴミパック装置
３５の排出孔７は汚水排水管３６に直結する。

生コミパック用のラップフィルムの上（１１１１ラツプ
膜ロール９及び下側ラップ模ロール１１のつめかえ、及
びバックされた生ゴミ３７のとり出しは扉３８．３９を
開けて行なう。

流し槽３３での水洗い作業時又は内部の水洗丘い時には閥筒弁２１を閉じておく。

このように自動生ゴミパック装置を一役家庭の台所の流
し台に組込めば台所で発生する水分を含む生ゴミは流し
台に捨てさえすればあとは自動的に、生ゴミに一切直接
手をふれることなくパックしてしまうことができ清潔、
かつ衛生的で快適である。

〔発明の効果〕

本発明の装置によれば、つぎの効果を奏する。

（１）手で生ゴミを袋に入れる不快な作業を行なわずに
自動的連続的に生ゴミを密封バックすることができる。

（２）生ゴミは密封されているので洩れず、悪臭を放た
ず清潔でかつ衛生的である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の装置の縦断面図、第２図は
上記実施例のラップ膜の封着の説明図、第３図は他の実
施例のゴミ室吐出孔閉止機構の説明図、第４図は更に他
の実施例の生ゴミの切断機構の説明図、第５図は第１図
に示した実施例の装置を一般家庭の流し台に組込んだ例
示図である。２・・・ゴミ室、３，４・・・圧縮ローラ、５・・・吐
出孔、６・・・ゴミ受は板、８・・・上側ラップ膜、９
・・・上側ラップ膜ロール、１ｏ・・・下側ラップ膜、
１１・・・下側ラップ膜ロール、１２・・・送シロール
、１３・・・加熱枠、１４・・・カム、２１・・・円筒
弁、２４　、２５　、２６　、、２７・・・歯車、２８
．２９・・・歯車部、３２・・・流し台、３３・・・流
し槽、３５・・・自動生ゴミバック装ｆｌ、３６・・・
排水管。

Claims

【特許請求の範囲】

生ゴミを連続的に圧縮、破砕、脱水する生ゴミ圧砕脱水
手段と、該生ゴミ圧砕脱水手段に後続して配設され該生
ゴミ圧砕脱水手段で圧縮、破砕脱水された生ゴミを膜状
体で包む生ゴミ包被手段と、該生ゴミ包被手段で生ゴミ
を包被した膜状体の生ゴミの周辺を封じる膜状体封着手
段とを備えたことを特徴とする自動生ゴミパック装置。